JPH01238749A - 自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御装置

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JPH01238749A
JPH01238749A JP6203688A JP6203688A JPH01238749A JP H01238749 A JPH01238749 A JP H01238749A JP 6203688 A JP6203688 A JP 6203688A JP 6203688 A JP6203688 A JP 6203688A JP H01238749 A JPH01238749 A JP H01238749A
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Yasushi Narita
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動変速機の変速制御装置、特に自動変速機の
動力源をパワーオフ状態へ移行したことにともなうアッ
プシフト変速をスムーズに行わせるための変速制御装置
に関するものである。
(従来の技術) 自動変速機は変速歯車機構の各種摩擦要素(フランチや
ブレーキ等)を選択的に作動させて所定変速段を選択し
、作動する摩擦要素を変更することにより他の変速段へ
の変速を行う。
ところで自動変速機の動力源をパワーオフ状態に切換え
た時、例えば第12図に実線で示すような変速パターン
(便宜上アップシフト線のみを示す)上のX点からエン
ジンスロットル開度(T)I)を全閉して(アクセルペ
ダルから足を離して)Y点に至るような切換え時、自動
変速機は第1速から第2速へのアップシフトを判定し、
対応する1→2アツプシフト変速を行う。このような足
離しアップシフト変速は変速歯車機構の出力回転(車速
)に対し入力回転が変速機のギヤ比を考慮した値に一致
するシンクロ時に実行されないと、変速機出力トルクが
零であることもあってディファレンシャルギヤ等のバッ
クラッシュに起因した歯車打音やガクガク振動を発生す
る。
そこで本願出願人は先に特願昭61−282252号に
より、変速歯車機構の入出力回転数間の比で表わされる
ギヤ比が設定値に達した時に、対応するアップシフト変
速を行うようにした変速制御装置を提案済である。
この装置は第13図の足離し1→2アツプシフト変速に
ついて述べると、以下の如くに機能する。
瞬時t、のスロントル全閑にともなう1→2アップシフ
ト判定以後、エンジン回転数Nえ、トルクコンバータの
タービン回転数(変速機入力回転数)NT及び変速機出
力回転数N、  (図面では第2速変速後のギヤ比1.
169を考慮した値N。Xl、169を示した)が夫々
実線の如くに変化したとすると、変速歯車機構の見掛は
上のギヤ比g−Nt/Noは実線の如くに低下する。こ
のギヤ比gが設定値g。
迄低下した瞬時L2よりシフトソレノイドAのOFFに
より2速選択圧P2を実線の如く上昇させて1→2アツ
プシフト変速を行い、NT=NOXl、169、g =
1.169となして当該変速を終了する。よってこの変
速は常時確実に、入力回転数N、が出力回転数N。に対
し変速後のギヤ比1.169を考慮した値N。Xl、1
69にほぼ一致した時に実行されることとなり、この時
変速機出力トルクが実線図示の如<零であってもディフ
ァレンシャルギヤ等のバックラッシュに起因した歯車打
音やガクガク振動の発生を防止できる。
(発明が解決しようとする課題) しかしかかる構成では、動力源(エンジン)及びトルク
コンバータのバラツキや経時変化、或いはエンジンの暖
機運転等に原因して、エンジン回転数N、及びタービン
回転数N1が第13図中点線で示す如く所定の低下を示
さない場合、ギヤ比gが点線で示す如く設定(!g+迄
低下し得す、点線の如くシフトソレノイドAのON→O
FF切換えがなされないため、上記のアンプシフト変速
が実行されない。
この問題解決のためには、第14図の如く足離しアップ
シフト判定瞬時t1からの経過時間Tが設定時間T、に
なる瞬時t3にシフトソレノイドAを強制的にON→O
FF切換えして点線の如くにライン圧P、迄上昇する2
速選択圧P2により対応する1→2変速を強制的に実行
させることが考えられる。
しかしこの強制変速を行わせると、ギヤ比gが変速後ギ
ヤ比(第14図では1.169)から大きく離れている
時の変速であるため、当該変速時作動されることとなっ
た摩擦要素を滑らせながら通常よりゆっくり締結する必
要があるにもかかわらず、当該摩擦要素の作動油圧が通
常通りでは摩擦要素の締結が急に過ぎ大きな変速ショッ
クを生ずる。つまりこの様子を第14図により説明する
と、瞬時む。
より変速機入力回転数Nアが点線で示す如く象、速にN
。Xl、169へ向は低下し、それにともない変速機出
力トルクも点線で示す如くにピークトルクを持ったもの
となり、これが大きな変速ショックの原因となる。
(課題を解決するための手段) づ− 本発明は、上記の通り強制変速させるのみでなく、この
時の変速をショックなしに行わせようとするもので、第
1図に概念を示す如く、変速歯車機構の各種摩擦要素を
選択的に作動させて所定変速段を決定し、作動する摩擦
要素の変更により他の変速段への変速を行い、変速歯車
機構の動力源がパワーオフ状態へ移行したことによるア
ンプシフト判定後、変速歯車機構の入出力回転数間の比
で表わされるギヤ比が設定値に達した時に、対応するア
ップシフト変速を行うようにした自動変速機において、
前記アップシフト判定後の経過時間を計測する計時手段
と、この経過時間が設定時間となる時前記アップシフト
変速を強制的に開始させる強制変速手段と、この変速中
、作動されることとなった摩擦要素の作動圧を低下させ
る作動圧低下手段とを設けたことを特徴とする。
(作 用) 変速歯車機構は各種摩擦要素を選択的に作動されて所定
変速段を選択し、この変速段で供給動力を増減速して出
力する。そして変速歯車機構は、作動される摩擦要素の
変更により他の変速段へ変速される。
そして、変速歯車機構の動力源がパワーオフ状態へ移行
したことによるアンプシフト判定後は、ギヤ比が設定値
に達した時に、対応するアップシフト変速を実行する。
従って、当該変速時出力トルクが零であると難も、ギヤ
のバックラッシュにともなう歯車打音やガクガク振動を
生ずることのない変速制御を得ることができる。
ところでこのアップシフト判定後ギヤ比が設定値迄低下
せず、上記の変速がなされない状態では、上記アップシ
フトシフト判定後の経過時間を計測している計時手段に
応答し強制変速手段が、アップシフト判定後設定時間の
経過時に対応するアップシフト変速を強制的に開始させ
る。よって、足離しアンプシフト変速が実行されないま
まになるのを防止することができる。
そしてこの変速中、作動圧低下手段が当該変速時作動さ
れることとなった摩擦要素の作動圧を低下する。このた
め、当該摩擦要素は滑りながら通常よりゆっくり締結さ
れることとなり、ギヤ比が変速後ギヤ比から大きく離れ
ている時の変速であると難も、変速機入力回転数を徐々
に変速機出力回転数に対応した値に持ち来たす(ギヤ比
を徐々に変速後ギヤ比に一致させる)ことができ、大き
な変速ショックの発生を防止することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第2図は本発明変速制御装置を内蔵した自動車のパワー
トレーン制御系を示し、lは電子制御燃料噴射エンジン
、2は自動変速機、3はディファレンシャルギヤ、4は
駆動車輪である。
エンジン1はエンジン制御用コンピュータ5を具え、こ
のコンピュータには、エンジン回転数N。
を検出するエンジン回転センサ6がらの信号、車速■を
検出する車速センサ7からの信号、エンジンスロットル
開度THを検出するスロントルセンサ8からの信号、及
びエンジン吸入空気量Qを検出する吸入空気量センサ9
がらの信号等を入力する。
コンピュータ5はこれら入力情報を基に燃料噴射パルス
幅Tpを決定してこれをエンジン1に指令したり、図示
しないが点火時期制御信号をエンジン1に供給する。エ
ンジン1は燃料噴射パルス幅T、に応じた量の燃料を供
給され、この燃料をエンジンの回転に調時して燃焼させ
ることにより運転する。
自動変速機2は昭62年3月 日産自動車(株)発行r
 REdROIA型オートマチックトランスミッション
整備要領書J  (A261CO7)に記載されたもの
で、トルクコンバータ10及び変速歯車機構11をタン
デムに具え、トルクコンバータ10を経てエンジン動力
を入力軸12に入力する。軸12への変速機入力回転は
変速歯車機構11の選択変速段に応じ増減速されて出力
軸13に至り、この出力軸よりディファレンシャルギヤ
3を経て駆動車輪4に達して自動車を走行させることが
できる。
変速歯車機構11は入力軸12から出力軸13への伝動
経路(変速段)を決定するフランチやブレーキ等の各種
摩擦要素(図示せず)を内蔵し、これら作動されて所定
変速段を選択すると共に、作動される摩擦要素の変更に
より他の変速段への変速を行うものとする。
この変速制御のために変速制御用コンピュータ14およ
びコントロールバルブ15を設ける。コンピュータ14
はコントロールバルブ15内の変速制御用シフトソレノ
イドA、Bを選択的にONL、これらシフトソレノイド
のON、 OFFの次表に示す組合せにより対応した変
速段が選択されるよう各種摩擦要素へ選択的にライン圧
PLを供給して変速制御を司どる。
変速制御用コンピュータ14はその他にコントロールバ
ルブ15内のライン圧制御用デユーティソレノイド16
を駆動デユーティDによりデユーティ制御してコントロ
ールバルブ15内のライン圧PL(第10図の如くデユ
ーティDの増大につれライン圧上昇)を所定通りに制御
するものとする。上記変速制御及びライン圧制御のため
コンピュータ14には車速センサ7からの信号、スロン
トルセンサ8からの信号を夫々入力する他、軸12の回
転数Ntを検出する入力回転センサ17からの信号及び
軸13の回転数 Noを検出する出力回転センサ18か
らの信号、並びにエンジン1のアクセルペダル釈放時(
TH=0時)ONするアイドルスイッチ19からの信号
I、を入力する。
コンピュータ14は第3図乃至第6図の制御プログラム
を実行して本発明に係わる変速制御を行う。
先ず例えば10 m5ec毎の定時割込みにより繰返し
実行される第3図のメインルーチンを説明するに、ステ
ップ21.22において車速■、スロットル開度Tl+
、入力回転数N、及び出力回転数N。を読込み、ステッ
プ23で変速歯車機構11のギヤ比g−NT/Noを演
算する、ステップ24では、第12図に対応するテーブ
ルデータ(但し、2→1,3→2゜4→3ダウンシフト
線を省略した)を基に車速■及びスロットル開度THか
ら変速段を決定し、ステップ25でこの決定変速段が現
在の選択変速段と異なるか否かにより変速が必要か否か
を判別する。
変速が不要なら、ステップ26でシフトソレノイドA、
BのON、 OFF切換えをせず、現在の変速段を維持
する決定を行い、次のステップ27でこの決定に従って
ソレノイド駆動信号をシフトソレノイドA、Bに出力し
、ステップ28で後述する如くにライン圧ソレノイド1
6の駆動デユーティDを決定してソレノイド16に出力
する。
変速が必要なら、先ずステップ29で現在の選択変速段
から回速への変速かを識別し、次のステップ30で既に
変速中か否か、つまり変速判定後か否かをチエツクする
。変速判定前はステップ31で変速判定後の経過時間を
計測するタイマTをリセットし、変速判定後はステップ
32でタイマTをインクリメントすることにより変速判
定後の経過時間を計測する。
ステップ33ではタイマTの計測時間が設定時間15以
上を示しているか否かをチエツクし、T〈T、ならステ
ップ34.35.27により以下の如くに通常の変速制
御を行った後、ステップ28で後述する通常のライン圧
制御を行う。
ステップ34は変速を開始する時の判定基準となるギヤ
比設定値を第4図のサブルーチンによりテーブルルック
アップするもので、先ずステップ41゜42において前
記変速の種類(ステップ29参照)から判るシフトソレ
ノイドA、Bの変速前状態及び変速後状態をセットする
。次でステップ43.44において、変速の種類毎のテ
ーブルデータ(第7図に1→2変連用のテーブルデータ
、第8図に第3速を経由する1→4変連用のテーブルデ
ータを例示する)を基にスロットル開度TH及びアイド
ル信号1.tからシフトソレノイドA用のギヤ比設定値
g++ gz及びシフトソレノイドB用のギヤ比設定値
g’+、 gaをテーブルルックアップする。
これらギヤ比設定値は変速に当すシフトソレノイドをO
N、 OFF切換えすべき(変速を開始すべき)と判断
するためのギヤ比の基準値に対応する。なお、シフトソ
レノイドA、Bに夫々2種のギヤ比設定値g++ g2
及びg3+ 84を定めたのは、第8図の如く飛越し変
速に当り一旦中間の変速段を経由させることから、シフ
トソレノイドを例えばON→OFF→ONのように切換
える必要があるためである。従って、飛越し変速でない
場合は例えば第7図に示す如く、ギヤ比設定値g++ 
gtを同じにし、g++ gnも同じにする。
第3図中ステップ35は上記のギヤ比設定値に対しギヤ
比g(ステップ23参照)がいかなるものかに応じ第5
図のサブルーチンにより、変速開始すべきか否かを(シ
フトソレノイドA、BのON。
OFF’ )を以下の如くに決定するものである。
先ずステップ51でアンプシフトかダウンシフトかを判
別し、アップシフトならステ・ンプ52.53でギヤ比
gが設定値 g++ gz以下になったか否かをチエツ
クする。g >g、の間はステップ54でシフトソレノ
イFAの変速前状態(ステップ41参照)をセントし、
g≦g1でもg>gzの間はステップ55でシフトソレ
ノイドAが変速前状態と逆になるようなON、 OFF
切換えをセットし、gzg2に至ってシフトソレノイド
Aの変速後状態(ステップ41参照)をセットする。
その後ステップ57〜61で、上記と同様ギヤ比gと設
定値g:++ gaとの比較によりシフトソレノイドB
の変速前状態又は反転状態、或いは変速後状態をセント
する。
又、ステップ51でダウンシフトと判別する場合も前記
したと同様にして、ステップ62〜71によりシフトソ
レノイドA、Bの変速前状態、又は反転状態、或いは変
速後状態をセットする。
かようにシフトソレノイドA、Bの状態を決定した後に
、第3図中ステップ27でセント状態を得るようシフト
ソレノイドA、Bにソレノイド駆動信号を出力する。
これにより自動変速機は第12図に示す変速パターンに
対応して第1速、第2速、第3速又は第4速を自動的に
選択したり、シフト線(第12図ではダウンシフト線を
省略した)を通過するような運転状態の変更時、対応す
る自動変速を行うことができる。そしてこの変速時、ギ
ヤ比gが設定値gI。
gz+ g:++ g4に達した時に変速を開始させる
ことから、変速機出力回転数(車速)に対し変速機入力
回転数が変速後のギヤ比を考慮した値となるシンクロ時
に変速が実行されることとなり、変速ショックを最低限
に抑え込むことができる。
第3図中ステップ33でT≦T3と判別する場合、つま
り変速判定後設定時間Tsが経過すると、ステップ36
でシフトソレノイドA、BのON、 OFFを変速後状
態にすることを決定して対応する強制変速を指令し、ス
テップ37で当該強制変速中本発明の目的を達成すべく
行うライン圧の変更を指令するフラグPLFLGを1に
セントする。その後のステップ27ではステップ36の
指令に対応するようシフトソレノイドA、BのON、 
OFFを実行して強制変速を行わせ、ステップ28でP
LFLG= 1に呼応して後述の如くライン圧の変更を
行う。
かかる強制変速によれば、例えば第13図中点線で示す
ように入力回転数NTかなかなか低下せず、ギヤ比gが
設定値(第13図ではg+)に達しないため、変速がな
されない場合でも、この足離しアップシフト変速を第1
4図中実線で示す如く変速判定瞬時t、から設定時間T
Sの経過瞬時t3に確実に実行させることができる。
次に第3図中ステップ28で実行されるライン圧制御を
説明するに、これは第6図のサブルーチンにより行う。
即ち、先ずステップ81でライン圧変更フラグPLFL
Gが1が否かを、つまり前記した強制変速がなされて変
速ショックが問題になるためライン圧を変更(低下)す
べきか否かをチエツクする。
PLFLG = Oならその必要がないから、ステップ
82〜85により通常のライン圧制御を以下の如くに行
う。即ち、ステップ82で1→2変速か否かをチエツク
し、そうであればステップ83で信号1dよりアイドル
スイッチ19がON (エンジンパワオフ中)か否かを
チエツクする。そして、ステップ84(ニー1’?− ンジンパワーオフ中)又は85(エンジンパワーオン中
)で第9図に例示した対応するテーブルデータからライ
ン圧ソレノイド16の駆動デユーティDをテーブルルッ
クアップして出力する。なお、ステップ82で1→2変
速以外又は非変速中と判別する場合も夫々同様に対応す
るテーブルデータからライン圧ソレノイド駆動デユーテ
ィをテーブルルックアップして出力し、通常通りのライ
ン圧(P、)制御を行うことができる。
ステップ81でPLFLG = 1と判別する強制変速
時、ステップ86で1→2変速か否かを判別し、そうで
あればステップ87で信号1dよりアイドルスイッチ1
9がON (エンジンパワーオフ中)か否かをチエツク
する。そして、ステップ88(エンジンパワーオフ中)
又は89(エンジンパワーオン中)で第10図に例示し
た対応するテーブルデータからライン圧ソレノイド16
の駆動デユーティDをテーブルルックアップして出力す
る。なお、ステップ86で1→2以外の強制変速と判別
する場合も夫々同様に対応するテーブルデータからライ
ン圧ソレノイド駆動デユーティをテーブルルックアンプ
して出力し、強制変速用のライン圧(Pt)制御を行う
しかして、この強制変速が終了したところでステップ9
0は、ギヤ比gが変速後のギヤ比に一致することにより
、ステップ91を選択し、ここでPLFIG−〇にする
。よって、その後は通常のライン圧制御ループ82〜8
5に戻り、強制変速後のライン圧制御に支承をきたすこ
とはない。
ところで第9図及び第1O図を比較するに、アクセルペ
ダルを釈放した(TII=Oの)エンジンパワーオフ中
のデユーティD(ライン圧pt )は通常時(第9図)
より強制変速時(第10図)の方を低くする。このよう
に強制変速時ライン圧を通常より低くすることにより第
11図から明らかな如くアキュムレータ背圧(変速ショ
ック防止用に設けた図示せざるアキュムレータへの背圧
)  PAもその分低下し、第14図の足離し強制御→
2アップシフト変速につき述べると、2速選択圧pg 
(摩擦要素の作動圧)が瞬時t、から実線で示す如くゆ
るやかに上昇し、入力回転数N?及びギヤ比gの低下も
実線の如くゆるやかになって、同しく実線で示す変速機
出力トルク波形から明らかなように変速ションクを小さ
くすることができる。
なお、第9図及び第10図のエンジンパワーオン中(T
H<Oの)デユーティD(ライン圧pL) は同じスロ
ットル開度でも通常時(第9図)より強制変速時(第1
0図)の方を大きくする。その理由は、かかるエンジン
パワーオン中の強制変速がエンジン出力トルクの過大に
ともなう変速不可能状態を解消するためのものであるか
ら、大きなエンジン出力トルクにライン圧を対応させる
ためである。
(発明の効果) かくして本発明変速制御装置は上述の如く、パワーオフ
状態への移行にともなうアンプシフト変速に当り対応す
る変速が実行され得ない状態で設定時間後当該変速を強
制的に行わせる時、摩擦要素の作動圧を低下させる構成
としたから、この変速時摩擦要素を滑らせながら通常よ
りゆっくり締結することとなり、強制変速のためギヤ比
が変速後ギヤ比から大きく離れている状態での変速と麹
も、大きな変速ショックが生ずるのを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明変速制御装置の概念図、第2図は本発明
装置の一実施例を示す車両用パワートレーンの制御シス
テム図、 第3図乃至第6図は夫々回倒における変速制御用コンピ
ュータの制御プログラムを示すフローチャート、 第7図(a) 、 (b)は夫々1→2変連用ギヤ比設
定値の特性図、 第8図(a) 、 (b)は夫々1→4変連用ギヤ比設
定値の特性図、 第9図及び第10図は夫々通常時と強制変速時のライン
圧ソレノイド駆動デユーティを例示する線図、 第11図は駆動デユーティに対するライン圧及びアキュ
ムレータ背圧変化特性図、 第12図は自動変速機の変速パターン聞、第13図は従
来装置による変速動作波形図、第14図は本発明装置に
よる変速動作波形図である。 1・・・電子側ja燃料噴射エンジン 2・・・自動変速機 3・・・ディファレンシャルギヤ 4・・・駆動車輪 5・・・エンジン制御用コンピュータ 6・・・エンジン回転センサ 7・・・車速センサ    8・・・スロントルセンサ
9・・・吸入空気量センサ 10・・・トルクコンバータ 11・・・変速歯車機構 14・・・変速制御用コンピュータ 15・・・コントロールバルブ A、B・・・変速制御用シフトソレノイド16・・・ラ
イン圧制御用デユーティソレノイド17・・・入力回転
センサ 18・・・出力回転センサ 19・・・アイドルスイッチ 第3図 5丁AR丁 (10msec) 車ヤtvzv’スロットル附1斐TH古奔tλtケ  
   21人力     Δ学 NO睦込〃22 第4図 第7図 第8図 第9図 第用図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、変速歯車機構の各種摩擦要素を選択的に作動させて
    所定変速段を決定し、作動する摩擦要素の変更により他
    の変速段への変速を行い、変速歯車機構の動力源がパワ
    ーオフ状態へ移行したことによるアップシフト判定後、
    変速歯車機構の入出力回転数間の比で表わされるギヤ比
    が設定値に達した時に、対応するアップシフト変速を行
    うようにした自動変速機において、 前記アップシフト判定後の経過時間を計測する計時手段
    と、 この経過時間が設定時間となる時前記アップシフト変速
    を強制的に開始させる強制変速手段と、この変速中、作
    動されることとなった摩擦要素の作動圧を低下させる作
    動圧低下手段とを設けたことを特徴とする自動変速機の
    変速制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0238746A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Mitsubishi Motors Corp 車両用自動変速機の油圧制御方法
US5233055A (en) * 1991-03-19 1993-08-03 Shell Oil Company Copolymerization of polyethercyclicpolyols with epoxy resins

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JPH0238746A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Mitsubishi Motors Corp 車両用自動変速機の油圧制御方法
US5233055A (en) * 1991-03-19 1993-08-03 Shell Oil Company Copolymerization of polyethercyclicpolyols with epoxy resins

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