JPH01237925A - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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JPH01237925A
JPH01237925A JP6627388A JP6627388A JPH01237925A JP H01237925 A JPH01237925 A JP H01237925A JP 6627388 A JP6627388 A JP 6627388A JP 6627388 A JP6627388 A JP 6627388A JP H01237925 A JPH01237925 A JP H01237925A
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JP
Japan
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magnetic
layer
recording medium
magnetic recording
magnetic layer
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Pending
Application number
JP6627388A
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English (en)
Inventor
Masuo Asakawa
浅川 益雄
Hikari Ogawa
光 小川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録装置に用いられる磁気ディスク、磁気
テープ、磁気ドラムなどの磁気記録媒体に関する。
〔従来の技術〕
従来の磁気記録媒体の例として、磁気ディスク装置に用
いられている磁気記録媒体の部分断面図を第5図に示す
第5図は、r−Fe2O2などからなる磁性体微粒子と
高分子バインダーとを混合したものを、アルミニウム合
金などからなる非磁性基体上に塗布して作製した塗布型
磁気記録媒体であり、図中、(1)は非磁性基体、(6
)は塗布磁性層である。
しかしながら、近年磁気記録における高記録密度化が進
み、第5図に示すような塗布型磁気記録媒体では充分対
応できなくなってきている。磁気記録媒体を高記録密度
化するためには、lA磁性層自体薄膜化およびこれに伴
う出力囚下をおざなうための磁性層自体の高保磁力(H
a)化が重要でろち、高記録密度化に対応する丸め、非
磁性基体上にめっき法、蒸着法、スパッタリング法など
により磁性層を形成する金属薄膜型磁気記録媒体が使用
されはじめている。この例を第6図に示す。図中、(1
)はアルミニウム合金などからなる非磁性基体、(2)
はN1−Pめつき、アルマイト層などからなる下地硬化
層、(3)はOr 、 In 、Biなどからなる非磁
性金属下地層、(7)はCo 、 C!o−Ni合金な
どからなる磁性層、(5)はカーボン、 5i02 、
 Si3N4などからなる保護層である。前記塗布型磁
気記録媒体および金属薄膜型磁気記録媒体の媒体厚みお
よび保磁力(Hc)を第1表(磁性体ハンドブック、第
1199頁。
朝倉存店、 x9s2) K示す。
第1表 riT者の塗布型磁気記録媒体の磁性層は酸化物からな
るため耐食性に関して極めて安定で、ちるが、第1表か
られかるように厚く、保磁力も小さい。
また、後者の金属薄膜型磁気記録媒体は膜厚が薄く高保
磁力であるが、磁性層が金属からなるため磁性層の耐食
性が劣るという欠点を有している。
このような欠点を解消した磁気記録媒体として、特開昭
61−194626号公報および与開昭61−22’7
222号公報に磁性層としてCoにNi 、 Orなど
を添加した本のを用いて耐食性を向上させた金属薄膜型
磁気記録媒体が開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
磁気記録は前述のような磁気記録媒体とヘッドとの組合
わせで情報の読み書きを行なうが、前述のような磁気記
録媒体の高密度化の動きに対応し、ヘッドも従来のモノ
リシックタイプのヘッドとは異なる薄膜ヘッド、MIG
ヘッドなどが開発、実用化されてきている。これに伴い
、これらの高性能ヘッドに対応するため、さらにもう−
段階、高保磁力(Ha)化された磁気記録媒体が求めら
れている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の磁気記録媒体は、磁性層に元素および元素が適
量添加された0o−Ni系合金を用いることにより、耐
食性を損うことなく、高い保磁力(Ha)をえたもので
ある。
すなわち本発明は、非磁性基体上に磁性層、さらに磁性
層上に保護層が形成された磁気記録媒体であって、該磁
性層が10−40%(原子チ、以下同様) Ni 、 
4〜14% Or 、 1〜3j5% Taおよび残部
をCOとしたものである。
〔実施例〕
本発明の磁気記録媒体は、非磁性基体上に磁性層、さら
に磁性層上に保護層が形成された磁気記録媒体であり、
その形態としては、たとえば磁気ディスク、磁気テープ
、磁気ドラムなどがあげられる。
本発明の磁気記録媒体は、たとえば第1図(部分断面図
)に示すように非磁性基体(1)J7.に下地硬化mf
21.非磁性金居下地R(3) 、 Oo 、Ni 、
OrおよびTaからなる磁性層(4)、保1姐5)が順
次形成されて構成されたものである。
前記非磁性基体としては、とくに限定されず、従来から
磁気記録媒体に用いられているものがあげられ、その具
体例としては、たとえばAト4重f%M、などのアルミ
ニウム合金、ガラス、セランツク、ポリイミド樹脂など
からなるものがあげられる。磁気ディスクの基体として
は、kl−4重量−Mgは非磁性軽量2機械的強度、加
工性などの点で優れているのでとくに好ましい材料であ
る。
前記下地硬化層は、情報を読み書きするヘッドが高速で
摺動するのに耐えうるような耐変形強度、表面仕上げ性
などをもたせるために形成される層であり、厚さ10〜
30μmの硬質N1−Pめつき、アルマイト層、などか
らなるものが好ましく、無電解めっき法、陽極酸化法な
どによシ形成することができる。
前記非磁性金属下地層は磁性層の磁気特性、とくに保磁
力(Ha )向上のために形成される層であシ、厚さ1
00〜5000人のOr 、 In 、 Biなどから
なるものが好ましく、スパッタリング法、蒸着法、イオ
ンブレーティング法などによシ形成することができる。
なお、非磁性下地金属層の膜厚が厚くなるほど保磁力は
高くなるが、たとえばCo−Ni 磁性層とCr非磁性
金属下地層の組合わせでは約5000〜10000人で
飽和する。
前記磁性層は、10〜40%Ni 、 4〜14%Or
 、 1〜3.5%Taおよび残部OOからなるもので
アリ、好ましくは20〜30%Ni 、 6〜10 %
 Cr 、 1.5〜3%Taおよび残部COからなる
ものである。磁性層にこのようなOr元素およびTa元
素が添加されたCo−Ni系合金を用いることにより、
高い保磁力01c)を有する高記録密度化に対応可能な
磁気記録媒体がえられる。
磁性層中のN1の含有率がIc)4未満の場合や、40
チをこえると、保磁力が低下する。Crの含有率が4チ
未満の場合や14チをこえる場合、さらに、Taの含有
率が1−未満の場合や3.5チをこえる場合も保磁力が
低下したりする。
磁性層の厚さは100〜1200人、ざらに200〜9
00人が好ましく、その形成方法としては、スパッタリ
ング法、蒸着法、イオンブレーティング法などがあげら
れる。なかでもスパッタリング法は、連続して成膜する
ことが容易であるので好ましい。
前記保護層は、磁気記録装置の作動時のヘッドの耐摺動
性向上および耐食性向上のために形成される層であり、
厚さ100〜700人の力〜ボン、5io2 。
Si3N4などからなるものが好ましく、スパッタリン
グ法、蒸着法、イオンブレーティング法などにより形成
することができる。
以上説明したような磁気記録媒体の製造において、非磁
性金属下地層を形成したのちの磁性層を形成するまでの
インターバル侍間が短時間であるほど磁性特性が良好に
なるため、非磁性金属下地層および磁性層を連続して形
成するのが好ましい。
特にN1−Pめつきなどからなる下地硬化層が形成され
たアルミニウム合金、ガラスなどからなる基体上に、非
磁性金属下地層、磁性層および保護層を連続して同一装
置内でスパッタリング法により形成するのが好ましい。
さらに、磁性層および非磁性層には酸素原子を極力混入
させないようにするのが好ましく、酸素原子が含まれる
と磁性層のC0−Niの結晶配向性が区下し、磁気特性
が低下する。
もちろんスパッタリング雰囲気も02ガスを極力減らす
ことが好ましい。
本発明の磁気記録媒体は、第1図に示すような非磁性基
体上に下地硬化層、非磁性金属下地層。
磁性層および保護層が順次形成されて構成されているも
のに限定されず、本発明による磁性層が非磁性基体上に
直接形成されてなるもの、おるいは保護層に1さらに潤
滑層を形成されたものでもよい0 つぎに具体的実施例をあげて本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもので
はない。
(実施例7および比較例12) 第1図に示すような磁気記録媒体をつぎのようにして作
製した。
非磁性基体(1)として平均表面粗さ0.2μm以下に
仕1げた外径3.5φインチのディスク状アルミニウム
合金(AN−4重t%Mg )円板を用い、この基体上
に膜厚20μmのN1−P合金膜を無電解めっき法によ
り形成した後、平均表面粗さ0.06μm以下まで鏡面
研摩仕上げ加工して下地硬化層(2)を形成した。つき
゛に、この基体をスパッタリング装置内に装着し、所定
の真空度5 X 1O−7Torrまで真壁引きした後
、150°Cまで予備加熱を行ない、Crj1!を膜厚
が艶■入になるまでlommTorrアルゴンガスl:
E雰囲気中でスパッタリング成膜して非磁性金部下地f
m (3)を形成した。
つぎに磁性層(4)としてCo/Ni原子比がワ:3(
Oo−Ni合金はN1含有量が10〜40%で高い保磁
力(Hc)を示すので、7:3に設定した)、Orおよ
びTa含有量が第2表に示す量のCo 、 Ni 、 
OrおよびTaからなる磁性層を、非磁性金属下地層を
形成後、連続して同一スパッタリング装置内(雰囲気は
前記と同じ)で、 第2表 膜厚が500Aになるように形成した。さらに、続いて
同一スパッタリング装置内(雰囲気は前記と同じ)で膜
厚400人のカーボンitスパッタリング成膜し、保護
層を形成した。
このようKして作製した試料の保磁力(Hc)を測定し
た。結果を第2図および第3図に示す。なお、第2図お
よび第3図中、(0)、(Δ)および(ロ)Fi本発明
の実施例であり、(@L(ム)および(1)は比較例で
ある。
第2図から、Orを4〜14係添加することにより、保
磁力(Hc)が向上することがわかる。着た、第3図か
ら、“Paを1〜3.5チ添加することにより保磁力(
Ha)が向上することがわかる。
なお、作製した試料の残留磁求密朋(Br)は、いずれ
も5000〜9000 G(gauss ) 、角形(
Dr/Bs)は0.7〜0.9の範囲内でめった。
(実施例7および比較例12) 磁性層として27%N1−7%Or −2,24Ta残
部CO(実施例7)またはCo −30チNi(比較例
12)から々る膜厚500人の層を形成したほかは、実
施例1〜6と同様にして磁気ディスクを製雀した。
得られた磁気ディスクの耐食性を恒温恒湿暴露試験によ
って評価した。試験方法は、85°C1相対湿度90チ
雰囲気中、10日間、さらに20日間放置し、通常行な
われている円板テスターにより、エラー発生開数を測定
した。結果を第4図に示す。
第4図から、本発明の磁気記録媒体の磁性層は従来から
使用されているCO−30%N1合金からなる磁性層に
比べ耐食性にすぐれていることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の磁気記録媒体は、磁性層としてOrおよびTa
が適埼添加されたCo−Ni、系合金が用いられている
ので、耐食性に優れ、かつ高保磁力(Ha)の磁気記録
媒体である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による磁気記録媒体の部分断
面図、第2図は磁性層のCr陰有量を変化させたときの
保磁力(Ha)の変化を示す説明図、第3図は磁性層の
Ta含有量を変化させたときの保磁力(Ha)変化を示
す説明図、第4図は実施例7および比較例12の磁気記
録媒体の恒温恒湿暴露試験の結果を示す説明図、第5図
および第6図は従来の磁気記録媒体の部分断面図でおる
。 図において、(1)は非磁性基体、(4)は磁性層であ
る0 なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示す0

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性基体上に磁性層を形成し、この磁性層上に
    保護層が形成された磁気記録媒体において、上記磁性層
    が10〜40原子%Ni、4〜14原子%Cr、1〜3
    .5原子%Taおよび残部Coからなることを特徴とす
    る磁気記録媒体。
JP6627388A 1988-03-18 1988-03-18 磁気記録媒体 Pending JPH01237925A (ja)

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JP6627388A JPH01237925A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 磁気記録媒体

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JP (1) JPH01237925A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223511A (ja) * 1988-07-11 1990-01-25 Kubota Ltd 金属薄膜型磁気記録媒体
US5766756A (en) * 1995-02-21 1998-06-16 Hitachi, Ltd. Magnetic recording medium for longitudinal recording and method of manufacturing the same

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JPH0223511A (ja) * 1988-07-11 1990-01-25 Kubota Ltd 金属薄膜型磁気記録媒体
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