JPH0123753Y2 - - Google Patents

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JPH0123753Y2
JPH0123753Y2 JP2418780U JP2418780U JPH0123753Y2 JP H0123753 Y2 JPH0123753 Y2 JP H0123753Y2 JP 2418780 U JP2418780 U JP 2418780U JP 2418780 U JP2418780 U JP 2418780U JP H0123753 Y2 JPH0123753 Y2 JP H0123753Y2
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cam
vacuum suction
suction head
station
support plate
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【考案の詳細な説明】 本考案はロータリーインデツクステーブルに真
空吸着ヘツドを組合わせた物品移送装置に関し、
製作容易であると共に、多様な作業を行わせるこ
とのできる構成とすることを目的とする。
以下本考案の一実施例を図に基いて説明する。
物品移送装置1は、第2図に見られる如くベー
ス2を有する。ベース2は、平行して立上がる軸
受部3と塔部4を有する。軸受部3は、ロータリ
ーインデツクステーブル5を固定した軸6を軸支
している。また塔部4は、テーブル5の上に張出
すカム支持板7を上面に固定すると共に、側面に
減速装置付電動機8を固定している。電動機8
は、塔部4を縦に貫通する回転軸9にベルト10
で回転を伝え、回転軸9は、カム支持板7の上面
に水平に軸支されたカム軸11にベベル歯車1
2,12′を介して回転を伝える。また回転軸9
は、軸6を回動させるべくベース2の中に設けら
れた割出し装置13に連結してこれを駆動する。
割出し装置13は周知型式のものであり、回転軸
9との連結機構もベルト、歯車等通常考えられる
型式のものである。
さてロータリーインデツクステーブル5は割出
し装置13の働きにより90゜づつ歩進回動するも
のであり、周囲に4個所の作業ステーシヨン,
,,を有し、作業ステーシヨンと同数の作
業アーム14を外側に突出させている。作業アー
ム14の根元はテーブル5の下面に固定された枠
15に軸16で枢支されており、作業アーム14
はこの軸16を支点として垂直面内で回動できる
ようになつている。作業アーム14と枠5の間に
は第2図に見られる如く第一の調整ばね17が張
り渡される。このばね17は作業アーム14の先
端を上昇させる方向に作用する。また枠15の前
方に固定された支板18と作業アーム14の間に
は作業アーム14の先端を下げるよう作用する第
二の調整ばね19が張り渡されている。調整ばね
19の作用力は調整ばね17の作用力に優り、従
つて作業アーム14には先端を下降させようとす
る傾向が生じる。20はテーブル5を貫通する昇
降ロツドで、その下端には作業アーム14を下か
ら支える腕木21が固定されている。腕木21は
支板18から垂下した一対の案内棒22,22に
沿つて昇降する。ロツド20は上端に大径頭部を
有し、該頭部とテーブル5の間に挿入された圧縮
コイルばね23により上方に附勢され、腕木21
を介して作業アーム14を第2図左方に見られる
如く持上げている。
ロツド20を上から押せば、同図右方に見られ
る如くロツド20及び作業アーム14は下降す
る。後述する如く、作業アーム14の下降動作は
ステーシヨン,,において行なわれるもの
である。
各作業アーム14の先端には真空吸着ヘツド2
4が装着される。テーブル5の上には真空吸着ヘ
ツド24と同数の切替バルブ25が設置されてお
り、各真空吸着ヘツド24は対応する切替バルブ
25に吸着管26で接続されている。また切替バ
ルブ25はテーブル5の中央に設けた集中吸気ヘ
ツド27に吸気管28で接続され、集中吸気ヘツ
ド27は、ロータリージヨイント29とそこから
導出する吸気管30を通じて図示しない真空源に
接続されている。切替バルブ25の上面にはバル
ブの開閉操作ピン31が突出している。操作ピン
31はばね32により常時上方に附勢されてお
り、上昇位置にある時はバルブ25を開とし、後
述する如くステーシヨンにおいて下方に押込ま
れた時にはバルブ25を閉とするものである。
操作ピン31の下降状態をステーシヨンから
ステーシヨンに至る間維持するため、切替バル
ブ25の側面にキヤツチヤー33を設ける。キヤ
ツチヤー33は下端を中心として回動する鉤状の
板であつて、操作ピン25から突出した横軸34
の方へばね35で引寄せられており、操作ピン3
1の上昇時には鉤状部の先端を横軸34に押当て
るのみであるが、操作ピン31が押されて横軸3
4が下降すると第2図左方に見られる如く、鉤状
部で横軸34を抱込み、操作ピン31の上昇を阻
止するものである。キヤツチヤー33は鉤状部と
反対側にノツクローラ36を有し、ステーシヨン
に帰つた時このノツクローラ36を押され、ば
ね35の張力に抗し回動して、操作ピン31を釈
放する。
カム支持板7は、ステーシヨン,,に対
応する個所に昇降ロツド20を押すためのタペツ
ト37,38,39を貫通させている。またステ
ーシヨンの個所には切替バルブ25のノツクロ
ーラ36を押すタペツト40を貫通させ、ステー
シヨンの個所には切替バルブ25の操作ピン3
1を押すタペツト41を貫通させている。各タペ
ツト37,38,39,40,41は各々の頭部
とカム支持板7の間に挿入された圧縮コイルばね
42により上方に附勢され、各個に対応して設け
られたカムとカムフオロワの組合わせにより所定
の時期に押下げられる。まずタペツト38である
が、これにはカム軸11に固定されたフエースカ
ム43とカム支持板7に一端を枢支されたカムフ
オロワ44が対応する。カムフオロワ44はリン
クロツド45によりベルクランク46の一端に連
結し、ベルクランク46の他端でタペツト38を
押すものである。タペツト40にはフエースカム
47とベルクランク状のカムフオロワ48が対応
する。またタペツト37,39,41にはそれぞ
れ板カム49とカムフオロワ50,板カム51と
カムフオロワ52、板カム53とカムフオロワ5
4が、第4図に示す如き様式で組合わせられるも
のである。カムフオロワ50,52,54は同軸
に支持される。55はカムフオロワ52の動きを
阻むストツパである。
ストツパ55はカム支持板7に固定された軸受
箱56に軸方向摺動可能に支持されると共に、軸
受箱56の上面に固定されたソレノイド57に連
結されており、常時はばね58によりカムフオロ
ワ52の動きを邪魔しない位置に引かれている
が、ソレノイド57の励磁時にはカムフオロワ5
2の下に突出してカムフオロワ52がタペツト3
9を押さえるのを阻止する。他のカムフオロワは
いずれもカムにより押されてタペツトを押すので
あるが、カムフオロワ52のみはばね59に引か
れてカム51に接触し、タペツト39を押す構成
になつており、ストツパ55はばね59の引張力
を支えるのみで良く、機構の破損は生じない。6
0は各真空吸着ヘツド24に対応してテーブル5
に装着される感圧手段である。感圧手段60は第
5図に見られる如くシリンダの中にベローズ61
を封じ込んだものであり、ベローズ61の内部に
連通する受圧管62を真空吸着ヘツド24の吸引
路に連通接続している。ベローズ61には感圧手
段の上部に突出する棒状のアクチユエータ63が
附随する。
各感圧手段60は各々のアクチユエータ63が
同一の円軌跡を描く如く同一円周上に等間隔で配
置されている。64はステーシヨンに停止した
真空吸着ヘツド24に付属する感圧手段60のア
クチユエータ63を検出領域にとらえる如くカム
支持板7に固定されたセンサである。センサとし
てはフオトカプラを用いており、アクチユエータ
63の先端が光路を遮るか遮らないかにより真空
吸着ヘツド24が物品を吸着しているかしていな
いかを識別させる構成となつている。
次に本考案装置の作動を各ステーシヨンにおけ
る付帯設備の構成と共に説明する。ステーシヨン
にはX−Yテーブル65が配置される。X−Y
テーブル65はチツプ状電子部品66を整列収納
したトレイ67を載置しており、チツプ状電子部
品66が1個づつ順次真空吸着ヘツド24の降下
地点に到着するよう動かされる。このステーシヨ
ンではタペツト37が真空吸着ヘツド24を降下
させてチツプ状電子部品66に接近させ、タペツ
ト40がキヤツチヤー33によるロツクを解いて
切替バルブ25を開にし、真空吸着ヘツド24に
部品66を吸着させる。吸着に成功し、吸着ヘツ
ド24からの空気流入が遮断されると、感圧手段
60のベローズ61からも空気が引かれ、第5図
bに見られるようにベローズ61は縮小し、アク
チユエタ63は沈下する。タペツト37,40は
作動後上昇し、真空吸着ヘツド24も部品66を
吸着したまま上昇し、次のステーシヨンへ移る。
ステーシヨンではタペツト38が真空吸着ヘツ
ド24を降下させ、部品66を受台68に当て
る。次いで四方から矯正爪69が押寄せ、部品6
6の向きを正しく調える。その後タペツト38は
昇降ロツド20から離れ真空吸着ヘツド24は上
昇してステーシヨンに移る。ここでまずセンサ
64が感圧手段61のアクチユエータ63を探査
し、アクチユエータ63が沈降している、即ち部
品66が正しく吸着されていると識別した時には
そのままタペツト39により真空吸着ヘツド24
を降下させる。ここにはレール70の上を順送り
されるプリント基板71が待構えている。プリン
ト基板71の所定個所には銀ペーストが塗布され
ており、真空吸着ヘツド24はここに部品66を
押付ける。同時にタペツト41が操作ピン31を
押して切替バルブ25を閉にし、部品66を釈放
させる。その後タペツト39,41は上昇し、真
空吸着ヘツド24は部品66をプリント基板71
に残して上昇する。次に移行するステーシヨン
は遊休ステーシヨンであつて、真空吸着ヘツド2
4は上昇位置に留つたままである。真空吸着ヘツ
ド24はそれからステーシヨンに帰り、最初か
ら動作を繰返す。
さて真空吸着ヘツド24に吸着ミスがあつた
時、例えばトレイ67の上に部品66が載つてい
なかつたり、運搬途中で部品66が脱落したよう
な場合には該ヘツドに付属する感圧手段60のア
クチユエータ63は沈下せず、センサ64の光路
を妨害する。センサ64はこれによつて吸着ミス
があつたことを認識し、信号を発する。信号に基
きソレノイド57が働いてストツパ55を押出
し、カムフオロワ52がタペツト39を押すのを
阻止する。これは真空吸着ヘツド24が部品66
を保持しないままプリント基板71に接近して銀
ペーストを吸込むのを防止するためである。これ
と同時に付帯設備も含めた装置全体が停止し、操
作者が正常状態に復帰させるのを待つ。
以上の如く本考案では、割出し装置を内蔵した
ベースに塔部を設け、この塔部から、前記割出し
装置によつて歩進回動せしめられるロータリーイ
ンデツクステーブルの上方にカム支持板を張出さ
せ、このカム支持板に、カム軸と、該カム軸の作
用で所定タイミング毎に圧下せしめられる複数の
タペツトを装着し、これらのタペツトにより、前
記テーブルに装着された真空吸着ヘツド及びその
吸着制御用バルブを所定の作業ステーシヨンで昇
降動あるいは開閉動させるようにしたものであ
る。
このように、重い割出し装置をベース内に収
め、軽いカム装置のみカム支持板にまとめて塔部
から張出さす構成を採用したため、ベース上に諸
機構を支持するための頑丈な支持構造を設ける必
要がなく、設計・組立が楽で、ロータリーインデ
ツクステーブルに対するタペツトの位置合わせも
容易である。また真空吸着ヘツドの昇降動及び吸
着作動をカム作動のタペツトにより遂次行なわせ
る構成であるから、どの作業ステーシヨンで真空
吸着ヘツドを降下させるか、この作業ステーシヨ
ンで真空吸着を開始あるいは終了させるかを選択
でき、遂行できる作業の幅が広い。しかも内容の
異なる作業をさせたい場合、カム支持板の部分を
組替えて異なる作業ステーシヨン、異なるタイミ
ングでの昇降動及び吸着作動を行なわせることが
でき、多様な作業に容易に適応させることができ
る。更に割出し装置とカム軸を単一の電動機で駆
動すれば、動作タイミングのずれを皆無にでき、
一方が動くのに他方が止まつていることに起因す
る破損事故の懸念もない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案装置の一実施例を示し、第1図はロ
ータリーインデツクステーブルとその付帯設備の
斜視図、第2図は部分的に破断した正面図、第3
図はカム支持板部の平面図、第4図はカム部の構
成説明図、第5図a,bは感圧手段の一部破断正
面図にして、それぞれ異なる状態を示すものであ
る。 2……ベース、4……塔部、13……割出し装
置、5……ロータリーインデツクステーブル、2
4……真空吸着ヘツド、25……切替バルブ、7
……カム支持板、11……カム軸、37,38,
39,40,41…タペツト、8……電動機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ベース上に、塔部と、該ベース内の割出し装
    置で歩進回動せしめられるロータリーインデツ
    クステーブルを設け、前記インデツクステーブ
    ルには、上下可能に支持される複数の真空吸着
    ヘツドと、各ヘツドに対応する複数の吸着制御
    用切替バルブとを装着し、前記塔部から前記テ
    ーブルの上方に張出すカム支持板には、カム軸
    と、該カム軸の作用で所定タイミング毎に圧下
    せしめられ、前記真空吸着ヘツドの昇降動及び
    前記切替バルブの開閉動を所定の作業ステーシ
    ヨンで行なわせる複数のタペツトとを装着して
    なる物品移送装置。 2 割出し装置とカム軸を単一電動機で駆動して
    なる実用新案登録請求の範囲第1項記載の物品
    移送装置。
JP2418780U 1980-02-25 1980-02-25 Expired JPH0123753Y2 (ja)

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JPS59195800U (ja) * 1983-06-13 1984-12-26 ティーディーケイ株式会社 チツプ状電子部品位置決め方向変換機構
JPS59224200A (ja) * 1983-06-03 1984-12-17 三洋電機株式会社 電子部品装着装置
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