JPH01236175A

JPH01236175A - 巻取方法

Info

Publication number: JPH01236175A
Application number: JP63064198A
Authority: JP
Inventors: Shoichi Tone; 刀称　昭一; Masaharu Kiriaki; 正治切明
Original assignee: Murata Machinery Ltd
Current assignee: Murata Machinery Ltd
Priority date: 1988-03-17
Filing date: 1988-03-17
Publication date: 1989-09-21
Anticipated expiration: 2010-08-30
Also published as: IT8947745A0; DE3908487C2; CH677919A5; DE3908487A1; IT1231187B; US4953798A; JPH0780631B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は自動ワイングーのワインディングユニットに関
する。

〔従来の技術〕

一般に精紡機上りのｗＩ紡ボビンは、精紡機のスピンド
ルから一斉に取外されていったん集積された後、ワイン
グーに必要本数ずつ供給される。この供給過程において
、ボビンの糸層表面を傷付けることなく、しかも簡単な
手段で確実にボビン供給を行うための装置として、例え
ば特開昭５７−１４１３６２　号公報に開示されたもの
がある。即ち、円盤状のトレイに形成したペグにボビン
を挿着して直立させ、該トレイをコンベアで移送した後
、ワインディングユニットの回転する円板上に移載して
巻取位置へボビンとトレイを一体のま−運び、巻返し排
出するものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記ワインディングユニットにおいて、巻取位置に供給
されたボビンからは、糸がボビン軸方向に引き出され、
バルーンしつつ上方へ走行して所定の糸道を通ってパッ
ケージに巻取られるが、糸層が減少し、ボビン全体が軽
くなるにつれて糸の上方への引出しテンションがボビン
を上方へ移動させようとする力ヲ生じ、遂にはボビンが
トレイのペグから抜け出てしまうことがある。さらには
、糸の解じょに伴ってボビンとトレイのペグ間の隙間に
よってボビンが横振れを生じ、糸の高速走行に支障をき
たすこともある。

本発明は上記問題を解決することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、ペグ付トレイに挿立されたま＼巻取位置に供
給されるボビンの一部に当接してボビンのペグからの抜
けを阻止するボビン抜け防止装置を、上記各ワインディ
ングユニットの巻取り位置に設けたものである。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。

第５図は本発明を適用するのに適したワインディングユ
ニツ）　　（Ｕ）の−例を示すものである。

上記ユニット（Ｕ）はボビン供給コンベア（１）と空ボ
ビン帰還コンベア（２）間に設置され、上記コンベア（
１）（２）間には回転円板（１５）とガイド板（１３）
　（１４）　　によってトレイ通路（１２）が形成され
、供給コンベア（１）上のボビン（４）はトレイ　（５
）と−体のま＼上記通路（１２）内に取込まれて、巻取
位置（１１）に到る。上記巻取位置に到ったボビン（４
）からボビンの軸方向に引き出される糸はワインディン
グユニットの本体枠（４５）に取付けられるバルーンブ
レーカ（４０）、図示しないテンション装置、スラブキ
ャッチャ−１綾振ドラム（４６）を経てパッケージ（４
７）に巻取られる。また、上記供給コンベア（１）の各
ワインディングユニット位置にはガイド板（１８）が固
定され、通路（１２）に空席がある場合、コンベア上の
ボビンはトレイに挿立されたま一人口（４８）を経て通
路（１２）内へ自動的に取り込まれ、通路（１２）に所
定数のボビンがストックされると、後続のボビンは通路
（１２）の最後部のトレイに進入を阻止されて、該通路
（１２）へは取り込まれず、送出側（５１）を経て、下
流のワインディングユニットへ向かうようになっている
。

さらに、巻取位置（１１）で巻取りを完了したボビンあ
るいは糸継不能の残糸付ボビンはイジェクトレバー（２
６）等の排出手段によって適宜帰還コンベア（２）上へ
排出通路（１２ｂ）を経て払出される。

（３５）は巻取位置（１１）のボビン（４）下方に配置
される糸吹上用のノズルで、ボビン中心孔内にボビン上
端から垂下挿入されている糸端を吹上げるための圧空噴
射ノズルである。

ボビン供給コンベア（１〕はボビン（４）を第２図に示
す状態で移送する。中空で円盤状のトレイ（５）は中心
に段部（６）を介してペグ（７）を植立してあり、ボビ
ン（４）はその木管（８）の下端を咳ペグ（７）に挿着
して段部（６）上に直立姿勢で載置され、ペグ（刃先端
部にはトレイ（５）内の中空部と木管（８）の中心孔（
９）とを連通ずる通孔（１０）が設けられ、ボビン（４
）はその糸端（Ｙ）が口出しされて上記中心孔（９）内
に垂下されている。

上記供給コンベア（１）と帰還コンベア（２）とは互い
に上下の段差を設けて配設され、ボビン供給排出装置（
３）はその間を斜めに連絡する形で設けられていて、ボ
ビン（４）は供給コンベア（１）より捲取位置（１１）
へ運ばれてパッケージに捲取られ、空ボビン（８）とな
って排出され帰還コンベア（２）で搬送される。

供給排出装置（３）の詳細は第３図および第４図に示さ
れる。両コンベア（１）（２）間には前記トレイ（５）
の曲折した通路（１２）を形成する第１および第２のガ
イドＩｆ　（１３）（１４）　がユニット機台に固定さ
れ、搬入側通路（１２＆）　　の下面はフリー回転する
円板（１５）とされ、搬出側通路（１２ｂ）　　の下面
は上記第１ガイド板（１３）が曲折された底板（１６）
とされている。供給コンベア（１）、円板（１５）、底
板（１６）および搬出コンベア（２）は互いに連続する
路間−の平面を形成し、円板（１５）の一部は供給コン
ベア（１）と接触して軸（１７）を中心とする矢印（ａ
）方向の回転力を付与されている。供給コンベア（１）
には更に第３のガイドＩｆ（１８）が設けられ、該供給
コンベア（１）により矢印（ｂ）方向に移送されて来る
トレイ（５）のうちのいくつかを上記搬入側通路（１２
ａ）　　内に案内すると共に余剰のトレイ　（５ｄ）を
通過させる。

第１のガイド板（１３）には先端にフリーローラ（１９
）を有するストッパ（２０）が軸（２１）で軸支され、
スプリング（２２）で矢印（Ｃ）方向に回転付勢される
と共にピン（２３）に当接して該回転を制止されている
。ス）　−／パ（２０）は上記ビン（２３）への当接状
態において、前記通路（１２）の第１の曲折部即ち、待
機位置（２４）の出口を前記トレイ（５）の段部（６）
の外径より狭くする凸部（２５）を有しており、供給コ
ンベア（１）より搬入側通路（１２ａ）　　内に案内さ
れたトレイ（５）を上記待機位置（２４）にて停止させ
、常に搬入側通路内に２個のトレイ（５ｂ）　（５ｃ）
　　を保管するようにしである。

第２のガイド板（１４）にはイジェクトレバ００００お
よびバルーンガイド（２７）が夫々軸（２８）　（２９
）　　で軸支されており、またイジェクトレバー（２６
）に設けたローラ軸（３０）が常にバルーンガイドレバ
ー（２７）の下面に形成したカム溝（４９）に当接して
いる。

上記イジェクトレバー（２６）は通路（１２）の曲折部
分即ち前記巻取位置（１１）において、第１図の如くト
レイ上のボビンの木管下端部（８ａ）を押圧保持する凹
部（３１）を有しており、ボビン抜け防止装置を兼用し
ている。即ち第３図の巻取状態ではボビンの木管（８ａ
）は第２図の如く、イジェクトレバー（２６）の凹部（
３１）とトレイのペグ（７）間に挟持され、またトレイ
　（５）はガイド板（１３）　（１４）により上方への
移動を規制されているため、ボビン（４）は強固に巻取
位置に保持され、ペグ（７）から上方へ抜けることがな
い。またペグに対して押付けられているので、ボビンが
漢方向にがたつくこともなく、ボビン軸心は定位置に位
置決めされ、巻取中の糸の解じょテンションによる上下
、横方向の動きが阻止される。

また第３図において、上記イジェクトレバー　（２６）
の他側は、上記軸（２８）を中心とする弧状のローラ支
承縁（３２）となっている。

先端部に偏平な曲板（３３）を有するバルーンガイド（
２７）は図示しないスプリングで矢印（ｄ）方向に回転
付勢されており、そのカム溝（４９）に当接する前記ロ
ーラ（３０）により該回転を制止されている。（５０）
はイジェクトレバー（２６）のストッパでアル。

捲取位置（１１）は円Ｗ　（１５）上にあり、トレイ（
５）がＩＪｍ取位置（１１）内に位置しているときその
ペグ（力中心に当る円ｔｌｉ２　（１５）の部分には軸
（１７）を中心とする弧状の通孔（３４）が複数個設け
てあり、該通孔（３４）の更に下位に当るペグ（７）中
心位置には圧縮エアーを該通孔（３４）に向けて噴出す
るノズル（３５）が設けである。また第１図のように該
ノズル（３５〉とエアーを送出するエアーホース（３６
）との間にはレバー（３７）により開閉制御されるバル
ブ（３８）が設けられ、上記ホース（３６）より送られ
たエアーは軸（３９）の回動によるレバー（３７）の旋
回によってバルブ（３８）内を通り、ノズル（３５）か
ら円板（１５）の通孔（３４）を介してトレイ（５）内
の中空おへ入り、更にペグ（７）の通孔（１０）を通っ
て木管（８）の中心孔（９）内に流入して該中心孔（９
）内に垂下している糸ｉ　（Ｙ）を上方へ吹き上げる。

吹上げられた糸端（Ｙ）は捲取ユニット（Ｕ）に固定の
糸ガイド（４０）内を通り、上方で待機しているサクシ
ョンパイプ（４１）で吸引把持されて図外のパッケージ
側糸端と結び合され捲取られる。

ボビン供給排出装置（３）の動作について第３図および
第４図で説明すると、まず通常の捲取状態を示す第３図
においてトレイ（５）は捲取位置（１１〉に１個（５ａ
）、搬入側通路（１２ａ）内には２個（５ｂ）　（５ｃ
）　　が夫々位置する。

このとき捲取位置（１１）内の１番目のトレイ　（５ａ
）はその木管の下端部（８ａ）をイジェクトレバー（２
６）の凹！　（３１）　　内で支持されて停止しており
、また待機位ｆｉｔ？　（２４）にある２番目のトレイ
　（５ｂ）はその段部（６）をストッパ（２０）の凸部
（２５）に当接させて円板（１５）による送りを阻止さ
れている。

また、バルーンガイド（２７）の曲板（３３）は上記１
番目のトレイ　（５ａ）と２番目のトレイ　（５ｂ）と
の間に介在して１番目のトレイ（５ａ）におけるボビン
（４）の糸解舒に伴う糸バルーンが２番目のトレイ　（
５ｂ）におけるボビン（４）に影響を与えないようにし
ている。

この状標から１番目のトレイ　（５ａ）におけるボビン
（４）の捲取りが完了すると、これを捲取ユニッ）　（
Ｕ）側で感知して図示しないソレノイドを作動させ軸（
２８）を反時計針方向に回動させる。

これにより、イジェクトレバー（２６）はその凹部（３
１）内に１番目のトレイ　（５ａ）を保持したまま第４
図の如（ストッパ（５０）に当接するまで回動し、該１
番目のトレイ　〈５ａ）を搬出側通路（１２ｂ）　　よ
り排出コンベア（２）上へと排出する。

イジェクトレバー（２６）の上記回動に伴い、レバー（
２６）上のローラ（３０）がバルーンガイド（２７）の
カム溝（４９）を押圧しつつ移動してバルーンガイド（
２７）を軸（２９）の回りに時計針方向に旋回させ、更
にトレイ　（５ａ）の段Ｂ（６）及びイジェクトレバー
（２６）のローラ支承１！（３２）がストッパ（２０）
のフリーローラ（１９）に当接してストッパ（２０）を
軸（２１）の回りに時計針方向に旋回させ、該ストッパ
（２０〉の凸１ｆｆｌ　（２５）を左方に退避させる。

従って２番目のトレイ　（５ｂ）は上記凸部（２５）よ
り解放されて円板（１５）で送られ、イジェクトレバー
（２６）のローラ支承縁（３２）に当接して停止させら
れる。

次に前記ソレノイドの励磁が解かれてイジェクトレバー
（２６）が元の位置へ復帰すると、バルーンガイド（２
７）およびストッパ（２０）も第３図に示す元の位置へ
復帰し、上記ローラ支承縁（３２）で停止されていた２
番目のトレイ　（５ｂ）はイジェクトレバ＝（２６）の
凹部（３１）内即ち捲取位置（１１）へと送り込まれる
。と同時に第１図に示す軸（３９）が図示しない駆動装
置により回動してバルブ（３８）を開放し、ノズル（３
５）から圧縮エアーを円板（１５）の通孔（３４）およ
びペグ（７）の通孔（１０）を通して噴出し、ボビン（
４）の糸端（Ｙ）を吹上げてサクションパイプ（４１）
に把持させ、糸継ぎ動作さらに捲取りを開始する。

このとき搬入側通路（１２ａ）　　にあった３番目のト
レイ　（５Ｃ）は上記２番目のトレイ　（５ｂ）ニ代わ
って待機位置（２４）に入りストッパ（２０）の凸部（
２５）で停止せられ、更に供給コンベア（１）上を次々
と移送されて来るトレイ（５）の１個が上記搬入側通路
（１２ａ）　へと案内導入される。

上記したボビン供給排出装置（３）において、トレイ（
５）の捲取位置（１１）は供給コンベア（１）によって
常に消極回転される円板（１５〉の上にあり、従って待
機位置（２４）から上記捲取位置（１１）へのトレイ（
５）の移送は迅速かつ確実に行われ、よってノズル（３
５）からのエアー噴出と上記トレイ移送とのタイミング
が狂わず、ボビン（４）の糸端（Ｙ）は上記エアーによ
り確実に吹上げられる。

また、該エアーは円板（１５）に設けられた通孔（３４
）を介してノズル（３５）かろペグ（７）の通孔（ｌＯ
）へと直線的に噴出されるので、上記糸端（Ｙ）の吹上
げは更に確実となる。

更に、１番目のトレイ　（５ａ）と２番目のトレイ　（
５ｂ）とは常に非接触に保たれ、２番目のトレイ　〈５
ｂ〉の捲取位置（１１）への供給は１番目のトレイ　（
５ａ）の排出完了と同時になされる。

つまり、１番目のトレイ　（５ａ）の排出の際に２番目
のトレイ　（５ｂ）は障害とならず、２番目のトレイ　
（５ｂ）の供給の際は１番目のトレイ　（５ａ）が邪魔
となることがない。

なお、上記実施例において、イジェクトレバー（２６）
に形成したボビンの位置決め用凹部（３Ｉ）は、第３．
４図のようにボビンの木管の一部と押圧する第１の当接
部分（３１ａ＞　　とボビン排出時に木管の一部を押圧
する第２の当接部分（３１ｂ）　　とを有しており、上
記当接部（３１ａ）　（３１ｂ）は第２図の如く木管（
８ａ）の下端面と糸層下端との間の木管部分に当接する
高さ位置にある。

なお、一方の第２の当接部分（３１ｂ）　　はボビン木
管の下端より下位のトレイの部分（６）を押圧して排出
するようにすることは可能であり、さらに、上記凹部（
３１）を木管とぼぼ同径の半円弧状とすること、さらに
は２枚の可動グリッパで巻取位置の木管下端部を把持す
るものも適用可能である。

さらに、イジェクトレバー（２６）の凹部〈３１）によ
るボビン押圧力は図示しないスプリング付勢力で行うが
、スプリング力はレバー　（２６）　　の元位置復帰に
必要な力で十分であり、糸の解じょテンンヨンによりボ
ビンがペグから抜け出るのを阻止する押圧力で十分であ
る。

〔発胡の効果〕

以上のように本発明ではボビンをトレイに挿立した状態
で巻取位置へ供給でき、巻取中はボビン押圧部材により
位置固定されるので、ボビンがトレイから離脱すること
が防止でき、安定した巻取りが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す側面図、第２図はボビン
の巻取位置の状態を示す断面正面図、第３図は第１図の
平面図、第４図は同作動説明図、第５図はワインディン
グユニットの一例を示す概略構成斜視図である。く４）　　ボビン、　　（５）　　トレイ、（７）　　
ペ　　グ、　　　（８）　　木　　管（１１）　　巻取
位置、（２６）　　イジェクトレバー、（３１）　　　凹　　部、（３１ａ）　　第１当接部、（３１ｂ）　　第２当接部、（Ｕ）　　　ワインディングユニット。第２図

Claims

【特許請求の範囲】ペグ付トレイに精紡ボビンを挿立したまゝ該ボビンをワインディングユニットの巻取位置へ供給し
て巻取るようにしたワインディングユニットにおいて、
上記巻取位置に、ボビンの一部に当接してボビンのペグ
からの抜けを阻止するボビン抜け防止装置を設けたこと
を特徴とするワインディングユニット。