JPH01236002A - スキー靴の脚部と、脚との間の密閉を改善する為の装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 本発明は、スキー靴又は内側靴の脚部と、靴及び脚を包
囲しており且つベルト方式で閉止出来るスキー靴又は内
側靴に固定されているベルトによる脚との間の密閉を改
善する為の装置に関するものである。

〔従来の技術〕

比較的硬い外殻を有するスキー靴は、少くとも軟いクツ
ションを備えた内側靴を有しており、この種の内側靴の
クツション強度により、内側靴内での足のある程度の運
動性が得られる。比較的剛性な外殻部分と連結されてい
るスキー靴の脚部は、前傾姿勢位置へ脚を傾転させる為
に、多くの場合、外殻へ自在に連結されており、外殻に
対し相対的な脚部の傾転性は、適切な緩衝機能を有する
止め手段により限定される。内側靴のクツション付き構
造を考慮すること、及びそれにより得られる内側靴内で
の脚の運動性を考慮することにより、内側靴での脚の密
閉性が問題なく保証されるのではなく、特に脚が前傾姿
勢方向へ傾転する場合、クツションは一方側が圧縮され
る。脚部の前傾姿勢位置への最大傾転度は、既述の如く
外殻上の止め手段により限定されており、既知の外殻型
スキー靴の場合に通例の如く、外殻に対し相対的な脚部
の最大傾転角度を後方に向けて限定している。傾転運動
のこの種の限定において、脚部の材料特性は、付加的に
緩衝効果を備えている。理由は、傾転角度の支持又は限
定は、脚部の上側密閉手段に基づいているのではなく、
むしろ、外殻への脚部の連結に基づいているからである
。

〔発明が解決しようとする課題〕

本発明の目的は、足に対し内側靴の密閉をすべての傾転
位置において保証しており、内側靴に対し脚の密閉が失
われることなく、脚部の材料の緩衝特性を付加的に脚部
の傾転度を緩衝状態で限定する為に選択により用いるこ
とが出来る前述の装置を提供することにある。

〔課題を解決する為の手段〕

この課題を解決する為の本発明のポイントは、ベルトが
、スキー靴の脚部又は内側靴上での選択による固定の為
に少くとも１つの連結部材を有しており、その場合、ベ
ルトは、その都度、靴の脚部又は内側靴上でしかるべき
連結部材により解除可能に連結できることにある。旧式
の内側靴の場合、内側靴に相対した脚の密閉を、足の中
側をひもで締めることにより保証することが知られてい
る一方、本発明の場合、内側靴の上縁を包囲しているベ
ルトが内側靴のクツションの圧縮とは無関係に内側靴の
上縁付近の閉止を保証しようとするものである。この場
合、靴の上縁の包囲しているベルトの正確な位置設定を
保証する為に、内側靴上の連結部材は、ベルトのしかる
べき連結部材と連動状態下に置かれており、それにより
、内側靴の傾転位置とは無関係に脚に対する内側靴の密
閉が保証されている。本発明に基づき計画されている様
に、連結部材が選択により内側靴上ばかりでなく、場合
によっては脚部上にも取付けられている場合、この様に
して再度内側靴を帯状に包囲しているベルトは、内側靴
ばかりでなく、脚部の後部分も包囲しており、この場合
、脚部材料の緩衝特性は、脚部が前傾姿勢位置への傾転
を限定する際に有効である。従って、脚部又は内側靴上
の連結部材を選択により固定することによりベルトの連
結箇所を交換することで、脚に対する密閉が保証される
ばかりでなく、連結箇所の適切な選択により脚部の傾転
限界の緩衝度を変えることが出来る。

本発明に基づく好都合な構造の場合、連結部材は、押し
ボタン、クライム錠、孔及び差込み手段で形成されてお
り、連結部材は、種々の固定位置の為に相互に異った構
造を呈していることが望ましい。脚部上でベルトを確実
に固定する為の、特に脚部の外側上でベルトを確実に固
定する為の単純な構造の場合、脚部の外側上で固定する
為の連結部材は、脚部へ連結可能な差込み手段構造を呈
しており、該差込み手段は、ベルトの孔中へ噛込んでお
り、その場合、これに関連した内側靴上で固定する為の
連結部材の他の構造は、靴の内側での圧痛箇所を回避す
る為に特に重要である。内側靴上でのベルトの固定は、
特に単純な構造の場合、クライム錠構造を呈しており、
その場合、連結部材は、各々相互に連動するクライム錠
部分から形成されており、それにより、平坦な構造であ
り且つ広い範囲に渡る内側靴とベルトとの連結が得られ
る。靴の外側へ固定する場合、この種のクライム錠とは
異った連結部材を用いることで、特に、良好な差込み手
段を用いることで、非常に確実で且つ大きな力を収容出
来る脚部上での固定が得られる。外側には、当然、連結
部材として押しボタンも使用されている。選択により脚
部又は内側靴上での任意の連結箇所において、ベルト用
の閉止部材の正確な位置設定を保証する為に好都合な構
造の場合、脚部又は内側靴上に固定されている連結部材
は、その都度、靴のほぼ縦中心上の脚部の後端又は内側
靴の外側の後端に配置されている。

連結部材を破損に対し保護する為に好都合な構造の場合
、脚部の差込み手段は、脚部上で解除可能に固定可能な
弓形金具で覆われている。良好な構造にふされしい非常
に単純な構造の場合、差込み手段は、弓形金具と一体化
された構造を呈している。脚部上での弓形金具の被覆又
は固定は、例えば、すき間へかみ込んでいる山形部材に
よって得られるが、その場合、弓形金具は、柔軟に変形
された状態ですき間中へ挿入される。

２つの部分から成る靴のベルトを連結することにより、
更に容易にスキー靴の為の支持手段が形成される。

〔実施例〕

次に、本発明が図面中に図示の実施例に基つき詳細に説
明されている。これらの図面の内、第１図は、脚部の後
部上に本発明に基づく手段を有する脚部の側面図を示し
ており、第２図は、変形された手段を有する脚部の縦断
面図の拡大図であり、第３図は、テープの内側を示すテ
ープの部分図である。

図面中にはスキー靴（１）が図示されており、該スキー
靴は、外殻（２）と、２つの部分（３）及び（４）から
成る脚部とを有しており、後部領域に設けられている唐
部（３）は、図示の実施例の場合、後方へバタンと倒す
ことが可能である。

スキー靴（１）の内側に見られる内側靴（５）は、輪郭
で図示されている。両脚部（３）及び（４）は、くるぶ
し領域に配置されており　（１５）で示されている傾転
軸のまわりで、外殻（２）に対し相対的に傾転自在であ
る。第１図から明らかな如く、靴先に対向した脚部（４
）は、後部（３）よりも高さが低い。前傾姿勢において
後部領域の割れ目が生ずるのを阻止する為に、第１図に
基づ（図面の場合、脚部（３）の外側にはベルト（６）
が固定されており、該ベルトは、後部（３）及び内側靴
（５）をその上側領域で包囲している。単純な構造の場
合、ベルト（６）は、例えば、脚部（３）上のクライム
錠を用いて固定されている。

ベルトの長さを変化させる為に、ベルトは、例えば、ひ
も穴（７）を有しており、該ひも穴を用いてベルトが転
向されており、その場合、所望の長さにおける確実な固
定は、例えばクライム錠を設けることにより可能である
。スキー靴の固定手段として、第１図中には、締め金（
８）が脚部領域に図示されている。

第２図に基づく図面の場合、本発明に基づき設けられて
いるベルト（６）は、脚部（３）上に固定されている。

ベルト（６）の固定は、この実施例の場合、弓形金具（
９）を介して行われており、該弓形金具は、延長部（１
０）を通って、脚部（３）に設けられている開口部（１
１）中へ噛み合っており、その場合、ベルト（６）の位
置設定は、弓形金具（９）に設けられている差込み手段
（１２）を介して行われており、該差込み手段は、ベル
トに設けられているベルトの孔（１３）を通って貫通し
ている。

第３図には、ベルト（６）の部分領域が図示されている
が、該第３図は、ベルトの内側を示す図である。ベルト
（６）は、差込み手段（１２）を受容する為の孔（１３
）を有しており、線孔（１３）は、その内側がクライム
錠（１４）の部分で包囲されており、該クライム錠（１
４）は、該クライム錠のしかるべき補足部分を用いて内
側靴の外側上へ固定されている。

【図面の簡単な説明】

第１図は、脚部の後部上に本発明に基づく手段を有する
脚部の側面図。 第２図は、変形された手段を有する脚部の縦断面図の拡
大図。 第３図は、テープの内側を示すテープの部分図。

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. （１）スキー靴（１）又は、内側靴に固定されているベ
   ルト（６）を有しており、前記ベルトは、前記靴（１）
   及び脚を包囲しており且つベルトの様に締めることが可
   能なスキー靴（１）又は内側靴（５）の脚部と、脚との
   間の密閉を改善する為の装置にして、 前記ベルト（６）は、選択により前記スキー靴（１）の
   脚部又は内側靴（５）上へ固定する為に少くとも１つの
   連結部材（１３、１４）を有しており、前記の場合、前
   記ベルト（６）は、その都度、前記靴（１）の脚部（３
   ）又は内側靴上のしかるべき連結部材（１１、１４）へ
   解除可能に連結可能であることを特徴とする装置。
2. （２）前記連結部材（１１、１２、１３、１４）は、押
   しボタン、クライム錠、孔及び差込み手段又は、それら
   に類似したもので形成されていることを特徴とする請求
   項（１）に記載の装置。
3. （３）前記連結部材（１１、１２、１３、１４）は、種
   々の固定位置の為に相互に異なった構造を呈しているこ
   とを特徴とする請求項第（１）又は第（２）の何れか１
   つに記載の装置。
4. （４）前記脚部（３）又は、内側靴（５）に固定されて
   いる連結部材（１１、１４）は、その都度、前記靴のほ
   ぼ縦中心線上で前記脚部又は内側靴の外側の後端に配置
   されていることを特徴とする請求項第（１）、第（２）
   又は第（３）の何れか１つに記載の装置。
5. （５）前記脚部の外側に固定する為の連結部材は、前記
   脚部（３）へ連結可能な差込み手段（１２）により形成
   されており、前記差込み手段は、前記ベルトの孔（１３
   ）中へ噛み込んでいることを特徴とする請求項第（１）
   乃至第（４）の何れか１つに記載の装置。
6. （６）前記脚部（３）の差込み手段（１２）は、前記脚
   部上で解除可能に固定出来る弓形金具（９）により覆わ
   れていることを特徴とする請求項第（１）乃至第（５）
   の何れか１つに記載の装置。
7. （７）前記差込み手段（１２）は、前記弓形金具（９）
   と一体化された構造を呈していることを特徴とする請求
   項第（５）に記載の装置。