JPH01232050A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH01232050A
JPH01232050A JP63058749A JP5874988A JPH01232050A JP H01232050 A JPH01232050 A JP H01232050A JP 63058749 A JP63058749 A JP 63058749A JP 5874988 A JP5874988 A JP 5874988A JP H01232050 A JPH01232050 A JP H01232050A
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春生 山下
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多階調記録可能な画像プリンタの階調制御に
間するもので、コンピュータグラフィック分野、VTR
やステイルビデオカメラ等のビデオシステム分野のハー
ドコピー装置等に広く応用できるプリンタ装置に関する
ものである。
従来の技術 従来、多階調記録の可能な画像プリンタには、記録ドツ
ト数の多少で中間調を表現する面積階調方式と、記録エ
ネルギや時間により一画素内での濃度や面積を制御する
濃度階調方式と、両者を紺み合わせたもの(特閏昭62
m88476号公ffl)に分けられる。
面積階調方式は、一画素を複数のドツトで構成しドツト
の個数でディジタル的に階調を表現する方式で、−画素
内で階調を表現することが難しい熱溶融転写方式、イン
クジェット方式、電子写真方式等のプリンタで用いられ
ている。
濃度階調方式としては、近年、写真ライクな高画質ハー
ドコピーを実現する方法として注目されている染料イン
クを用いた熱昇華転写方式がある。
この方式は、発熱素子への印加エネルギを変調すること
により濃度階調による階調記録ができるものであり、ヘ
ッドに与える印加電力のパルス幅を段階的に変化させる
ことにより、印加電力を可変し記録濃度を制御している
(特開昭59−091772号公報)。
この熱昇華転写方式は、濃度階調方式により解像度と階
調性が両立し非常に高画質の画像が得られるが、記録に
要するエネルギが大きく画像の退色性が十分でないこと
などから、記録感度が良く画像の退色性が印刷並に良い
顔料インクが使用できる熱溶融転写方式でありながら、
ヘッド発熱体の形状の工夫で一画素内の記録面積を印加
エネルギによりアナログ的に変化させることにより階調
記録が可能な集中加熱転写方式(特開昭61−2411
63号公報)が提案されている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、記録感度が良く画像の退色性が印刷並に
良い熱溶融転写方式で、写真並の階調性を得るた、めに
は、以下の問題を有している。
従来の面積階調方式では、ラインヘッドのドツト面積を
小さくして一画素を構成するドツト数を多くしなければ
ならないため、単位長さ当りのドツト数を多くした高密
度のラインヘッドが必要で、製造コストおよび実装コス
トが非常に高くなっていた。また、副走査の記録ライン
数も増加するため記録時間が長くなるとともに、用紙送
りの精度もドツトと同様の精度が要求されるためメカ製
造の面からも難しくなっていた。ざらに、非常に小さな
ドツトを安定に記録再現させることは困難で、思うよう
に階調数を増加させることが出来ないという問題を有し
ていた。
一方、集中加熱転写方式では、画像の階調数を上げるた
めには、同一ドツトを階調数に応じた回数だけ印字出力
しなければならず、駆動回路やメモリの速度の制限から
記録時間が長くなる。1ドツト当りの印加エネルギの制
御を非常に細かく行なわなければならないため、画素毎
の記録特性のバラツキが非常に少ないサーマルヘッドが
必要になり、やはりコストが非常に高くなる。また、転
写紙の厚みによる熱の拡散や受像紙の表面の平滑度など
の影響で、特に通電パルス幅の短い低濃度部で非常に小
さなドツトを安定に記録することが難しいため、記録画
像に転写不良によるザラつきが生じ全濃度範囲で安定な
階調特性を得ることが困難になり思うように階調数を増
加させられないという問題を有していた。
また、ドツトの個数でディジタル的に階調を表現する面
積階調とlドツト内の面積を変調する集中加熱転写方式
を併用した場合、同じ階調数を得ようとすると、面積階
調のみで実現するのに比ベマトリクスサイズが小さくな
るためラインヘッドのドツト数は少なくて良いが、画素
毎の記録特性のバラツキの少ないラインヘッドが必要に
なる。
また、集中加熱転写方式のみで記録するのに比べると、
画素毎の記録特性のバラツキに関しては有利だがライン
ヘッドのドツト数は多くなる。現実に解像度と記録特性
のバラツキとの両立するラインヘッドはやはり高価であ
る。また、受像紙の表面性や転写紙の厚み等の点から、
ドツトの面積を小さくすると一画素内での面積階調特性
が悪化するため、やはり思うように階調数を増加させら
れないという問題を有していた。
本発明は、これらの問題点に鑑みて、集中加熱転写方式
等で階調性や滑らかさを得ることが困難な低濃度領域や
飽和濃度に近い高濃度領域においては、ザラつきの少な
い滑らかな階調性を実現でき、他の濃度領域においては
、ラインヘッドのドツト数、副走査の記録ライン数、パ
ルス幅制御のステップ数を増加させることなく階調数を
従来の数倍以上に拡大できる記録方式を提供することを
目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するため、画像情報の記録を行
なうヘッドと、一画素あたり複数のビットで構成された
階調情報を記憶するメモリと、前記メモリの出力の上位
ビットをデコードし複数の階調領域に分割するデコーダ
と、デコーダの出力に応じて、メモリに格納されている
N調情報の上位klビットに対応する2に+ステップま
たは上位に2ビットに応じて2に2ステツプの通電パル
スを選択発生する通電パルス発生手段と、デコーダの出
力に応じて、ライン方向に21画素と送り方向に2″1
画素でブロックを構成しこのブロック内のライン方向m
1ビットと送り方向nlビットの位置情報と前記メモリ
に格納されている階調情報の下位m 1 + n 1ビ
ットにより所定の条件に従い通電パルス発生手段の出力
通電パルスを2に+段階の1ステツプ増加させるか、ま
たはライン方向に2m2画素と送り方向にt2n2画素
でブロックを構成しこのブロック内のライン方向m2ビ
ットと送り方向n2ビットの位置情報と前記メモリに格
納されている階調情報の下位m 2 + n 2ビット
により所定の条件に従い前記通電パルス発生手段の出力
通電パルスを2に2段階の1ステツプを増加させかを選
択できる通電制御手段とを備えている。
作用 本発明は、上記構成により、階調情報の上位ビットをデ
コードした階調領域選択信号によって、集中加熱転写方
式による階調性の良い濃度領域は階調情報の上位klビ
ットによる2k1階調を通電パルス幅制御による集中加
熱転写方式で一画素単位に実現し、さらに階調情報の下
位m 1 + n 1ビットにより縦横2”X2°1画
素のマトリクスを作り面積階調で階調数を拡大する。ま
た、集中加熱転写方式による階調性の悪い濃度領域はl
l!J調情報の上位に2ビット(k 2 < k 1 
)による2に2階調を通電パルス幅制御による集中加熱
転写方式で一画素単位に実現し、階調情報の下位m 2
 + n 2ビット(m2+n2>ml+nl)により
縦横2@2×2n2画素のマトリクスによる面積階調で
階調数を拡大するものである。
集中加熱転写方式による階調性の良い濃度領域では、一
画素単位の解像度で2 k l N調表現でき、ライン
方向は21画素、送り方向は2n1画素単位で見ると2
 kl+lIl+n1ra調が表現できることになる。
また、この場合、一画素あたりの通電パルス幅は、階調
情報の下位m 1 + n 1ビットとマトリクス内の
画素の位置によってはlステップの切上げが行なわれる
が、lステップは最大パルス幅の1/2に電であるため
、たとえ切上げられても2 k 1階調は確保できてい
るため、2k1階調の階調数を表現できる解像度は、従
来の集中加熱転写方式のみによる場合と変わらない。し
たがって、本発明によるマトリクスを導入したからとい
って2値の場合のデイザのような解像度の劣化を招くこ
とはない。
ざらに、解像度の高い小さな面積の領域では階調性に対
して鈍感であり、解像度の低い大きな領域では階調性に
対して敏感であるという人間の視覚の性質を利用すると
、klが4以上即ち166階調上あり、記録画素の解像
度がpドツト/mmのときにmlとnlがlog2p以
下の場合には、−画業単位で実質2kl+al″″″1
階調の記録を行なった場合と同等の画像が記録できる。
− 即ち、画素の大きさと人間の視覚における明視距離との
閃係から、画像中の空間周波数が高く解像度が要求され
る部分、即ち、画素毎に濃度が興なる部分では画素毎に
166階調上あれば十分であり、画像中の空間周波数が
低く同じ濃度の画素が集中している部分では644階調
上は必要である。これは、人間が大きな面積でなだらか
に濃度が変化する画像の階調の切り換わる所の偽輪郭に
よって階調性の良し悪しを判別しているからであり、一
画素単位では166階調上のあれば判別は雅しい。
したがって、ラインヘッドのドツト数を増加させる必要
がなく、副走査の記録ライン数も増加させる必要がない
ため記録時開も長くならない。またパルス幅制御のステ
ップ数を増加させないためラインメモリやヘッド駆動I
Cに対する速度が要求されず、ラインヘッドのバラツキ
も同等でよいため記録階調数を安定に増加させることが
できる。
また、集中加熱転写方式による階調性の悪い例ば低濃度
領域等ではに2をに1より小さく設定することにより一
画素単位の階調数を減らし、転写不良を起こしやすい小
さなドツトを記録しないようにする。一画素単位の階調
数の低下した分はm2+n2をmt+ntより大きくす
ることによりマトリクスサイズを拡大して補うものであ
り、k1+ml+nlとに2+m2+n2を同一の値に
することにより、低階調では少し解像度が劣化する場合
はあるが、集中加熱転写方式を用いた熱溶融転写で熱昇
華転写に匹敵する階調性と解像度、滑らかさを有する高
画質な画像を得ることができる。
実施例 以下、本発明の実施例について図を用いて説明する。こ
こでは、lラインが256画素、kl=4即ちパルス幅
制御で16階調、mlとnlが各々lで2×2のマトリ
クスを形成し64階調の記録を行なう場合について述べ
る。このとき、k2=2即ちパルス幅制御で4階調、m
2とB2が各々2で4×4のマトリクスを形成し同じく
64階調を表現できる。
第1図は、本発明の一実施例のプリンタ装置のブロック
図である。
図中、lは256ドツトのラインヘッド、2はラインヘ
ッドlに対応する256個のドライブ回路、3はライン
ヘッド1に対応する256ビットのラッチ、4はライン
ヘッドlに対応する256ビットのシフトレジスタ、5
は一画素6ビットの階調データをlライン分記憶する2
56ワードのラインメモリ、6はラインメモリ5に8ビ
ットのアドレスを与えlライン分のデータをシリアルに
送出させるアドレスカウンタ、7はアドレスカウンタ6
とシフトレジスタ4に共通のクロックを与えるとともに
、lライン分のデータの転送後、ラッチ3へのロードパ
ルスを送出するクロック発生手段、8はlライン分のデ
ータを読み出した後カウントアツプする4ビットの階調
カウンタ、15.16.17.18.19.20はアン
ドゲート、14はラインメモリ5の出力の上位2ビット
(B5、B4)をデコードした4つの濃度領域から例ば
最も低濃度の領域のみ0とし他は1とする階調領域選択
信号eを出力するデコーダ、9は階調カウンタ8の出力
(BO,Bl、B2.B3)の下位2ビットのみアンド
ゲート15と16によりゲートしたもの(q)とライン
メモリ5の出力(B2、B3.B4.B5)の下位2ビ
ットのみアンドゲート17と18によりゲートしたもの
(p)とを比較しp>qのとき1を送出する出力fとp
≧qのときlを送出する出力gを有する第1のコンパレ
ータ、10はライン数のカウントをする2ビットのライ
ンカウンタ、11はアドレスカウンタの下位2ビット(
AO,AI)とラインカウンタの2ビット(CO,CI
)とデコーダ14の出力eをアドレスとし4ビットのデ
ータを出力するROM、12はROMIIの出力(q”
)とラインメモリ5のデータ(DO,DI、B2.B3
)の上位2ビットをアンドゲート19と20によりゲー
トしたもの(p)とを比較しp>qのときlを送出する
出力すを有する第2のコンパレータ、13はbがOのと
きfをbが1のときgを選択しシフトレジスタ4にシリ
アルデータ(C)を送出する選択手段、21はデコーダ
14の出力eを反転しアンドゲート19.20に与える
インバータである。
階調カウンタ8と第1のコンパレータ9と選択手段13
とアンドゲート15.16.17.18とで通電パルス
発生手段を構成しており、アドレスカウンタ6とライン
カウンタlOとROMI 1と第2のコンパレータ12
とアンドゲート19.20とインバータ21とで通電制
御手段を構成している。
次に本実施例の動作について説明する。
ラインメモリ5には6ビット64階調のデータが書き込
まれておりアドレスカウンタ6により与えられる8ビッ
トのアドレスにより256画素分連続で読み出される。
アドレスカウンタ6が一巡し、ラインメモリ5の内容が
全て読み出されると、階調カウンタ8の出力が1だけ増
加し、再度ラインメモリ5の内容を最初から読み出す。
つまり、eが1のときは、第2図のTにあたる周期を階
調カウンタ8の段数できまる16回繰返して記録を行な
う訳であり、その時ラインメモリ5からは短周期同じデ
ータが読み出されている。しかし、1周期毎に階調カウ
ンタ8の値が増加してゆくので、第1のコンパレータ9
の出力fはラインメモリ5の出力が階調カウンタ8の値
以下になったものからOになってゆき、出力gはライン
メモリ5の出力が階調カウンタ8の値より小さくなって
始めて0になる。したがってどちらの出力もラインメモ
リ5の対応するデiりの上位4ビットに対応して、最小
分解能Tで16段階にパルス幅をコントロールしており
、出力gの方が常にTだけパルス幅が長い。また、eが
0のときは最小分解能4Tで4段階にパルス幅が制御で
き、この場合も出力gの方が常に4Tだけパルス幅が長
い。
次に、この出力fとgは、第2のコンパレータ12の出
力すにより選択手段13で選択通過されシフトレジスタ
4に送られる。このシリアルデータCは、bがOのとき
はfが選択され、bがlのときはgが選択されるため、
b=1のときの方がパルス幅は最小分解能の分だけ長く
なる。また、このパルス幅の最小分解能は、デコーダ1
4の出力eが0のときはアンドゲート15.16.17
.18により階調カウンタ8のBOとBlおよびライン
メモリ5のD3とD2はマスクされて0になるため4T
になるが、出力eがlのときはBOとBlおよびD3と
D2はマスクされないため、記録されるパルス幅はTに
なる。
一画素毎の記録パルス幅と記録濃度との関係を第5図に
示す。パルス幅がT以下ではまだ記録が行なわれておら
ず記録濃度は記録紙の紙面濃度のままであり、Tから3
Tの間の低濃度領域はドツトが非常に小さいため転写が
不安定になリザラつきと階調性と解像度すべての点で良
好な記録が行なえないが、パルス幅が4T以上になると
安定にドツト面積を制御できる。したがって、ラインメ
モリ5の出力のD5とD4が0のとき即ちパルス幅が4
Tより小さいとき、デコーダ14はeをOにしてT、2
T、3Tの転写が不安定なパルス幅を使用しないように
している。
第2図は、本実施例のタイムチャートである。
BOから83は階調カウンタ8の出力であり、HOから
H255はシリアルデータCの内、各々のヘッドの画素
に対応するデータを抜き出して図示している。したがっ
て、各周FJITの間のHOからH255を縦に見てゆ
くと、シリアルデータCになる。例ば、画素0に記録す
る階調が6の場合、bが0ならHOは、周期0から周期
5の6Tの間lになり、画素0に対してパルス幅6Tで
記録を行なう。bが1の場合はパルス幅7Tになる。同
様に画素2は階調15、・画素255は階調13の場合
を図示している。いずれの場合も、画素毎の通電パルス
幅は、切上げ信号すが1のときは、OのときよりTだけ
長くなる。しかし、画素lは階調が1であるため階調領
域選択信号eが0になり、bが0のときはパルス幅0で
ありbが1のときはパルス幅4Tになっている。
次に、通電制御手段の動作について述べる。
通電制御手段は、アドレスカウンタ6とラインカウンタ
lOとROMIIと第2のコンパレータ12とアンドゲ
ート19.20とインバータ21から構成されている。
ROMIIは、アドレスカウンタ6の下位2ビット(A
O,AI)とラインカウンタlOの下位2ビット(Co
、CI)で表わされる4画素×4画素のブロック内の位
置に対応する敷居値情報がeの値が0の場合とlの場合
に対応して2m書き込まれている。この敷居値情報の一
例を第3図に示す。
第3図(a)は一画素単位では4階調しか表現できない
階調領域選択信号eがOの場合の敷居値情報を表わして
いる。4画素×4画素のブロック内の位置に対応する4
ビットの敷居値情報(FOからF3)とラインメモリ5
の下位4ビット(DOから03)とを第2のコンパレー
タ12で比較し後者が大きいときのみ切上げ信号すを1
にし、その画素のパルス幅を4Tだけ長くする。このR
OMII内のマトリクスに゛より、縦横4画素単位より
空間周波数の低い領域では、階調数を16倍に拡大し6
4階調にする働きをする。逆に、階調数が32で良いと
考えると、ROMII内のデータのFOを無視しすれば
よくマトリクスは2×4または4×2と考えられる。同
様に、階調数を16とするとFOlFlを無視し2×2
のマトリクスと考えられる。
第3図(b)は一画素単位で16階調が表現できる階調
領域選択信号eが1のときの敷居値情報を表わしている
。4画素×4画素の敷居値情報はAIとCIを無視して
も同じ値を出力するため実質2画素×2画素の敷居値情
報である。この2ビットの敷居値情報(FOlFl)と
ラインメモリ5の下位2ビット(DOlDI)とを第2
のコンパレータ12で比較し後者が大きいときのみ切上
げ信号すを1にし、その画素のパルス幅をTだけ長くす
る。このROMII内のマトリクスにより、縦横2画素
単位より空間周波数の低い領域では、階調数を4倍に拡
大し64階調にする働きをする。
逆に、階調数が32で良いと考えると、ROMl1内の
データのFOを無視しすればよく、このときマトリクス
は2X1または1×2と考えられる。
階調数を16とすると1×1のマトリクス即ち全画素同
一と考えられる。
従って、本実施例のマトリクスを用いると解像度と階調
数の積が一定という関係が実現できる。
この間係は、解像度の高い小さな面積の領域では階調性
に対して鈍感であり、解像度の低い大きな領域では階調
性に対して敏感であるという人間の視覚の性質と一致し
ている。
解像度(1mm平方中のドツト数)に対する階調数の関
係を図示したものが第4図である。パルス幅制御による
濃度階調だけではeが1のとき16階調、eがOのとき
4階調しか表現できなかったのに対し、eがOのときは
Aの領域を再現できるようになり、eが1のときはA+
Bの領域の画像の再現が行なえるようになることを示し
ている。
したがって、記録画素の解像度が6ドツ)/mmでkl
=4、n1=2、m1=2である本実施例の場合、25
cm程度の明視距離以上で見ると、図中のCの領域は人
間の視覚では極めて認識、しずらい。特に、klを5以
上にするとCの領域の判別は距離にかかわらず認識でき
なくなる。そこで、低濃度領域を除いて考えると実質的
にはCの領域をも再現できるような一画素あたり64階
調の記録できる装置で記録した画像と同等になる。
また、低濃度領域では、さらに解像度の判別が難しいた
めへの領域の再現だけで実用的に十分な画質を得ること
ができる。特に、低濃度領域をパルス幅制御で16階調
得るのと比べると、階調性と滑らかさの点で改善効果は
大きい。
なお、本実施例では、低濃度領域のみ一画素単位の階調
数を減らしマトリクスサイズを拡大しているが、必要に
応じてデコーダ14のデコードを変更し、他の濃度領域
に対して行なってもよい。
また、全ての信号を正論理としているが、同時にコンパ
レータの比較条件を変えれば、負論理で構成することも
できる。
通電パルス発生手段の出力パルス幅を1ステツプ伸ば・
すために、p>qとp≧qのふたつの出力をもつ第1の
コンパレータを用いているが、人力データの値を1だけ
増加させてから同じ第1のコンパレータに入力してもよ
い。
敷居値マトリクスをROMI 1を用いて実現している
が、同様の人出力特性であればワイヤロジックで構成す
ることもできる。ROMIIと第2のコンパレータ12
とアントゲ−)19.20とインバータ21をひとつの
ROMで構成することもできる。
本実施例では、ランンヘッドにシリアル入力を1本だけ
有するものを用い、分割駆動をしてないが、分割駆動を
しても本発明の効果には河岸変わりはない。
本実施例では集中加熱転写方式を例にあげて述べたが、
−画素内で濃度階調あるいは面積階調の可能な記録方式
で階調性が濃度領域により異なる記録方式、例ば最小記
録ドツト径に一1限があるインクジェット記録等に利用
することができる。
発明の効果 本発明により、集中加熱転写方式等の印加パルス幅でド
ツトの面積を可変する記録において、階調性や滑らかさ
を得ることが困難な低濃度領域や飽和濃度に近い高濃度
領域において、ザラつきの少ない滑らかな階調性を得る
ことができるだけでなく、全濃度領域で極めて簡単に階
調数を数倍以上に増加させることができる。しかも、ラ
インヘッドのドツト数を増やす必要がなく、かつライン
メモリやヘッド駆動ICに対する速度もそのままでよい
ためコストアップにならず、副走査の記録ライン数を増
やす必要がないため記録時間が増加せず、高階調数の画
像を安定に記録できる。
また、逆にパルス幅による通電時間制御によりN調記録
の階調数を減らしてコストダウンを計りながら、本発明
により逆に階調数を向上させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるプリンタ装置の構成
のブロック図、第2図はタイミングチャート、第3図は
同敷居値マトリクス図、第4図は解像度と階調数の関係
を表わす説明図、第5図はパルス幅と記録濃度の関係を
示す特性図である。 l・・・ラインヘッド、2・・・ドライブ回路、3・−
・ラッチ、4・・・シフトレジスタ、5・・・ラインメ
モリ、6・・・アドレスカウンタ、7・・・クロック発
生手段、8・・・階調カウンタ、9・・・第1のコンパ
レータ、lO・・・ラインカウンタ、11・・・ROM
、12・・・第2のコンパレータ、13・・・選択手段
、14・・・デコーダ、 15、16.17、18.1
9.20・・・アンドゲート、21・・・インバータ。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 ばか!名第3図 (α)       (シ) e−o        e専l

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 階調画像情報の記録を行なうヘッドと、一画素あたり複
    数のビットで構成された階調情報を記憶するメモリと、
    前記メモリの出力の上位ビットをデコードし複数の階調
    領域に分割するデコーダと、前記デコーダの出力に応じ
    て、前記メモリに格納されている階調情報の上位k1ビ
    ットに対応する2^k^1ステップまたは上位k2ビッ
    トに対応する2^k^3ステップのパルス幅の通電パル
    スを選択発生する通電パルス発生手段と、ライン方向に
    2^m^1画素と送り方向に2^n^1画素でブロック
    を構成しこのブロック内のライン方向m1ビットと送り
    方向n1ビットの位置情報と前記メモリに格納されてい
    る階調情報の下位m1+n1ビットにより前記通電パル
    ス発生手段の出力通電パルスを2^k^1段階の1ステ
    ップ増加させるか、またはライン方向に2^m^2画素
    と送り方向に2^n^2画素でブロックを構成しこのブ
    ロック内のライン方向m2ビットと送り方向n2ビット
    の位置情報と前記メモリに格納されている階調情報の下
    位m2+n2ビットにより前記通電パルス発生手段の出
    力通電パルスを2^k^2段階の1ステップを増加させ
    るかを、前記デコーダの出力に応じて選択できる通電制
    御手段を備えたプリンタ装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60226279A (ja) * 1984-04-25 1985-11-11 Canon Inc 中間調記録装置
JPS61220563A (ja) * 1985-03-26 1986-09-30 Toshiba Corp 多階調記録方法
JPS6288476A (ja) * 1985-10-15 1987-04-22 Seiko Instr & Electronics Ltd 画像プリンタ

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