JPH0123160B2 - - Google Patents
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- JPH0123160B2 JPH0123160B2 JP59144619A JP14461984A JPH0123160B2 JP H0123160 B2 JPH0123160 B2 JP H0123160B2 JP 59144619 A JP59144619 A JP 59144619A JP 14461984 A JP14461984 A JP 14461984A JP H0123160 B2 JPH0123160 B2 JP H0123160B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- heater
- thermistor
- resistance value
- disconnection
- Prior art date
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- Expired
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 46
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 34
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 23
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000010409 ironing Methods 0.000 description 5
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- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は断線検知手段を有するアイロンに関す
るものである。
るものである。
従来例の構成と問題点
従来のサーミスタを使用したアイロンのサーミ
スタの断線検知手段について説明する。
スタの断線検知手段について説明する。
第1図は従来の断線検知付アイロンのブロツク
図を示す。1はベースの温度検知を行う感温素子
(以下サーミスタという)、2はサーミスタ1の抵
抗を検知し所定値以上の高抵抗値であれば断線と
見倣す断線検知手段である。この断線検知手段2
の出力は温度制御手段3とヒータ駆動手段4に接
続されており、ヒータ駆動手段4の出力はヒータ
5に接続されている。
図を示す。1はベースの温度検知を行う感温素子
(以下サーミスタという)、2はサーミスタ1の抵
抗を検知し所定値以上の高抵抗値であれば断線と
見倣す断線検知手段である。この断線検知手段2
の出力は温度制御手段3とヒータ駆動手段4に接
続されており、ヒータ駆動手段4の出力はヒータ
5に接続されている。
以上のように構成されたアイロンについて、以
下その動作について説明する。
下その動作について説明する。
先ず断線検知手段2によりサーミスタ1の抵抗
値を検知し、所定値以上の高抵抗値であれば断線
と見倣しヒータ5をオフするようヒータ駆動手段
4を動作させる。また所定値以下の抵抗値であれ
ば非断線と見倣し、サーミスタ1の信号は温度制
御手段3へ伝えられ、ヒータ駆動手段4にてヒー
タ5をオンオフさせ、ベースの温度を制御する。
値を検知し、所定値以上の高抵抗値であれば断線
と見倣しヒータ5をオフするようヒータ駆動手段
4を動作させる。また所定値以下の抵抗値であれ
ば非断線と見倣し、サーミスタ1の信号は温度制
御手段3へ伝えられ、ヒータ駆動手段4にてヒー
タ5をオンオフさせ、ベースの温度を制御する。
しかしながら上記のような構成では、サーミス
タ1の所定の抵抗値を境界にして断線、非断線を
検知しているため、アイロン掛けのために必要な
制御温度である最高温度200℃と、アイロンを使
用する雰囲気温度(室内温度)として考えられる
最低温度−20℃を1個のサーミスタ1で温度検知
する必要がある場合には次のような問題がある。
即ち断線検知手段1でサーミスタ1が断線してい
ると検知するためには、その識別のための所定の
抵抗値を−20℃の時のサーミスタ1の抵抗値以上
の極めて高い抵抗値に設定しなければならない。
ところが電子回路の実装上106Ω以上の値の抵抗
値を使用すると、耐雑音性、耐湿性に関して信頼
性が乏しく、前記使用雰囲気温度−20℃で106Ω
を越えるサーミスタは使用できないという問題点
がある。具体的には、サーミンタ1つで−20℃か
ら200℃を検知しようとする場合、−20℃における
断線検知を確実に行うため、−20℃でのサーミス
タの抵抗を106Ω以下にすると、第2図に示すサ
ーミスタの抵抗−温度特性の勾配(以下B定数と
称する)が小さくなり、制御温度である200℃で
の温度がばらつき、ときには200℃を越え、アイ
ロン掛けに適さない或いはアイロンを損傷するよ
うな高温になり、危険な状態となる倶れがある。
逆に200℃の温度のばらつきを小さくするとB定
数が大きくなつて−20℃におけるサーミスタの抵
抗値が106Ω以上となり、従つて−20℃における
断線検知の信頼性が乏しくなつてしまう。
タ1の所定の抵抗値を境界にして断線、非断線を
検知しているため、アイロン掛けのために必要な
制御温度である最高温度200℃と、アイロンを使
用する雰囲気温度(室内温度)として考えられる
最低温度−20℃を1個のサーミスタ1で温度検知
する必要がある場合には次のような問題がある。
即ち断線検知手段1でサーミスタ1が断線してい
ると検知するためには、その識別のための所定の
抵抗値を−20℃の時のサーミスタ1の抵抗値以上
の極めて高い抵抗値に設定しなければならない。
ところが電子回路の実装上106Ω以上の値の抵抗
値を使用すると、耐雑音性、耐湿性に関して信頼
性が乏しく、前記使用雰囲気温度−20℃で106Ω
を越えるサーミスタは使用できないという問題点
がある。具体的には、サーミンタ1つで−20℃か
ら200℃を検知しようとする場合、−20℃における
断線検知を確実に行うため、−20℃でのサーミス
タの抵抗を106Ω以下にすると、第2図に示すサ
ーミスタの抵抗−温度特性の勾配(以下B定数と
称する)が小さくなり、制御温度である200℃で
の温度がばらつき、ときには200℃を越え、アイ
ロン掛けに適さない或いはアイロンを損傷するよ
うな高温になり、危険な状態となる倶れがある。
逆に200℃の温度のばらつきを小さくするとB定
数が大きくなつて−20℃におけるサーミスタの抵
抗値が106Ω以上となり、従つて−20℃における
断線検知の信頼性が乏しくなつてしまう。
なお第2図はサーミスタの抵抗−温度特性を説
明する特性図である。横軸には温度Tの逆数を、
縦軸には抵抗Rの対数をとつている。この特性図
から判るように直線の勾配の絶対値(B定数)が
大きいほど、検知抵抗値のバラツキΔRに対する
検知温度のバラツキΔTが小さく、確実な温度検
知ができる。
明する特性図である。横軸には温度Tの逆数を、
縦軸には抵抗Rの対数をとつている。この特性図
から判るように直線の勾配の絶対値(B定数)が
大きいほど、検知抵抗値のバラツキΔRに対する
検知温度のバラツキΔTが小さく、確実な温度検
知ができる。
以上のように、従来の断線検知機能付アイロン
は設計的に解決が困難であり、信頼性にも欠ける
という問題点を有していた。
は設計的に解決が困難であり、信頼性にも欠ける
という問題点を有していた。
発明の目的
本発明は上記問題点に鑑み、1個のサーミスタ
を使用して−20℃から200℃の温度検知を行い、
かつ−20℃での断線検知を確実に行うこととも
に、200℃での温度設定のバラツキを小さくする
ことができるアイロンを提供するものである。
を使用して−20℃から200℃の温度検知を行い、
かつ−20℃での断線検知を確実に行うこととも
に、200℃での温度設定のバラツキを小さくする
ことができるアイロンを提供するものである。
発明の構成
この目的を達成するために本発明のアイロン
は、ベースの温度を検知する感温素子と、ベース
に埋め込まれたヒータと、このヒータを駆動する
駆動手段と、感温素子の抵抗を検知し高抵抗値で
あれば断線と見倣す断線検知手段と、この断線検
知手段により断線と見倣された場合一定時間強制
的にヒータを駆動させる再断線確認手段と、前記
断線検知手段により非断線と見倣した場合、感温
素子の抵抗値に応じてヒータ駆動手段を制御し温
度制御を行う温度制御手段とから構成されてい
る。
は、ベースの温度を検知する感温素子と、ベース
に埋め込まれたヒータと、このヒータを駆動する
駆動手段と、感温素子の抵抗を検知し高抵抗値で
あれば断線と見倣す断線検知手段と、この断線検
知手段により断線と見倣された場合一定時間強制
的にヒータを駆動させる再断線確認手段と、前記
断線検知手段により非断線と見倣した場合、感温
素子の抵抗値に応じてヒータ駆動手段を制御し温
度制御を行う温度制御手段とから構成されてい
る。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第3図は本発明の実施例のブロツク図である。
11はアイロンのベース温度を検知する感温素子
であるサーミスタ(以下サーミスタと称する)、
12はサーミスタ11の抵抗を検知し所定値以上
の高抵抗値であれば断線と見倣す断線検知手段、
13は断線検知手段12により断線と見倣された
場合一定時間強制的にヒータ16を駆動させる再
断線確認手段、14は再断線確認手段13の出力
を得てヒータ16を駆動するヒータ駆動手段、1
5は温度制御手段で、断線検知手段12により非
断線と見倣された場合、サーミスタ11の信号に
て温度制御を行うもので、この出力はヒータ駆動
手段14に接続されている。
11はアイロンのベース温度を検知する感温素子
であるサーミスタ(以下サーミスタと称する)、
12はサーミスタ11の抵抗を検知し所定値以上
の高抵抗値であれば断線と見倣す断線検知手段、
13は断線検知手段12により断線と見倣された
場合一定時間強制的にヒータ16を駆動させる再
断線確認手段、14は再断線確認手段13の出力
を得てヒータ16を駆動するヒータ駆動手段、1
5は温度制御手段で、断線検知手段12により非
断線と見倣された場合、サーミスタ11の信号に
て温度制御を行うもので、この出力はヒータ駆動
手段14に接続されている。
以上のように構成されたアイロンについて、以
下その動作を説明する。
下その動作を説明する。
先ず断線検知手段12によりサーミスタ11の
抵抗値を検知し、所定の抵抗値R0以上であれば
断線と判断し、その出力は再断線確認手段13に
入力される。再断線確認手段13では、温度制御
手段15の出力に関係なく一定時間ヒータ16を
駆動させるようヒータ駆動手段14を働かせる。
この一定時間のヒータの駆動により、アイロンの
温度、換言すればサーミスタ11の温度は少し高
くなり、したがつてサーミスタ11の抵抗値は断
線と判断された抵抗値より低くなる。そして前記
一定時間経過後、再度、断線検知手段12により
サーミスタ11の抵抗値を検知し、所定の抵抗値
R0以下になつておれば非断線と見倣してその信
号を温度制御手段15に入力する。そして温度制
御手段15の出力によりヒータ16をオンオフ制
御する。もしサーミスタ11が断線しておれば、
前記断線検知手段12による再度の断線検知時に
も断線と見倣し、ヒータ駆動手段14を駆動して
ヒータ16をオフする。
抵抗値を検知し、所定の抵抗値R0以上であれば
断線と判断し、その出力は再断線確認手段13に
入力される。再断線確認手段13では、温度制御
手段15の出力に関係なく一定時間ヒータ16を
駆動させるようヒータ駆動手段14を働かせる。
この一定時間のヒータの駆動により、アイロンの
温度、換言すればサーミスタ11の温度は少し高
くなり、したがつてサーミスタ11の抵抗値は断
線と判断された抵抗値より低くなる。そして前記
一定時間経過後、再度、断線検知手段12により
サーミスタ11の抵抗値を検知し、所定の抵抗値
R0以下になつておれば非断線と見倣してその信
号を温度制御手段15に入力する。そして温度制
御手段15の出力によりヒータ16をオンオフ制
御する。もしサーミスタ11が断線しておれば、
前記断線検知手段12による再度の断線検知時に
も断線と見倣し、ヒータ駆動手段14を駆動して
ヒータ16をオフする。
第4図に、その実施例の回路図を示す。
11はサーミスタで、その一端は所定の抵抗値
R0(106Ω以下が望ましい)を有する断線検知用
抵抗17の一端と、アイロンの掛面温度を設定す
る温度設定用抵抗21(可変抵抗であつても良
い)の一端、及びコンパレータ20の−端子に接
続されている。コンパレータ20の+端子には基
準電圧を設定する抵抗18,19の一端が接続さ
れている。またコンパレータ20の出力はマイク
ロコンピユータ22(以下マイコンと称する)の
端子Aに接続され、抵抗21の他端はマイコン2
2の端子Bに接続されている。マイコン22の中
で、端子Aに接続された断線検知手段12の出力
は再断線確認手段13に接続され、その出力は温
度制御手段15とマイコン22の端子Cに接続さ
れている。そして温度制御手段15の出力はマイ
コン22の端子Cに接続されている。またマイコ
ンの端子Cにはヒータ駆動手段14が接続されて
おり、ヒータ駆動手段14はリレー24とこれを
駆動するトランジスタ25で構成されている。リ
レー24の接点24aは交流電源23とヒータ1
6に直列接続されている。直流電源26の+側は
リレー24、サーミスタ11、抵抗18の他端
に、−側は断線検知用抵抗17と抵抗19の一端
に接続されている。マイコン22内において、温
度制御手段15の出力は端子Bに接続されたマイ
コン22の内部のスイツチ27を制御するよう接
続されている。内部スイツチ27は、断線検知手
段12がサーミスタ11を断線状態であると見倣
している状態ではオフとなり、非断線であると見
倣している状態ではオンとなるものである。
R0(106Ω以下が望ましい)を有する断線検知用
抵抗17の一端と、アイロンの掛面温度を設定す
る温度設定用抵抗21(可変抵抗であつても良
い)の一端、及びコンパレータ20の−端子に接
続されている。コンパレータ20の+端子には基
準電圧を設定する抵抗18,19の一端が接続さ
れている。またコンパレータ20の出力はマイク
ロコンピユータ22(以下マイコンと称する)の
端子Aに接続され、抵抗21の他端はマイコン2
2の端子Bに接続されている。マイコン22の中
で、端子Aに接続された断線検知手段12の出力
は再断線確認手段13に接続され、その出力は温
度制御手段15とマイコン22の端子Cに接続さ
れている。そして温度制御手段15の出力はマイ
コン22の端子Cに接続されている。またマイコ
ンの端子Cにはヒータ駆動手段14が接続されて
おり、ヒータ駆動手段14はリレー24とこれを
駆動するトランジスタ25で構成されている。リ
レー24の接点24aは交流電源23とヒータ1
6に直列接続されている。直流電源26の+側は
リレー24、サーミスタ11、抵抗18の他端
に、−側は断線検知用抵抗17と抵抗19の一端
に接続されている。マイコン22内において、温
度制御手段15の出力は端子Bに接続されたマイ
コン22の内部のスイツチ27を制御するよう接
続されている。内部スイツチ27は、断線検知手
段12がサーミスタ11を断線状態であると見倣
している状態ではオフとなり、非断線であると見
倣している状態ではオンとなるものである。
以上のように構成されたアイロンについて、以
下その動作を説明する。
下その動作を説明する。
常温のアイロンに電圧を印加すると、温度設定
用抵抗17とサーミスタ11の抵抗で決まる電圧
がコンパレータ20の−端子に印加され、抵抗1
8,19で決まるコンンパレータ20の+端子の
電圧と比較される。アイロンが常温であるときは
サーミスタ11も常温であり、その抵抗値は高
く、従つて断線検知用抵抗17とで決まる電圧
は、抵抗18,19で設定される基準電圧より低
くなり、コンパレータ20は断線検知手段12へ
H信号を出力する。この信号により断線検知手段
12は、サーミスタ11の抵抗が所定の抵抗値
R0より高いことを検知し、サーミスタ11が断
線しているものと見倣して再断線確認手段13に
信号を出力する。このとき内部スイツチ27は前
記したようにオフとなつている。この信号によ
り、再断線確認手段13はマイコン22の端子C
にH信号を一定時間温度制御手段15を経ずに出
力する。マイコン22の端子Cに接続されている
ヒータ駆動手段14は、この信号を受取りヒータ
16に一定時間通電する。ヒータ16が加熱され
ればサーミスタ11が前回より高温になるため抵
抗値が低くなり、コンパレータ20の−端子には
前回より高い電圧が印加されるようになる。コン
パレータ20の+端子は前回と同一電圧であるの
で、サーミスタ11が断線していない場合にはコ
ンパレータ20の−端子の電位は+端子の電位よ
り高くなつてその出力はLとなる。従つて断線検
知手段12は、サーミスタ11が非断線であると
見倣し、再断線確認手段13を介して温度制御手
段15に信号を出力する。この信号により温度制
御手段15はヒータ駆動手段14を駆動してヒー
タ16に通電し設定された温度にアイロンベース
を加熱する。このとき内部スイツチはオンとなつ
ており、温度設定用抵抗21、断線検知用抵抗1
7の値とサーミスタ11の抵抗値とにより温度制
御される。一方前記したようにヒータ16の加熱
によつてもサーミスタ11の抵抗値が変化せず、
所定の抵抗値R0よりも高ければコンパレータ2
0の出力は依然としてHのままであれば、断線と
見倣して温度制御手段15への信号出力を停止し
てアイロンを不通電の状態に保持する。
用抵抗17とサーミスタ11の抵抗で決まる電圧
がコンパレータ20の−端子に印加され、抵抗1
8,19で決まるコンンパレータ20の+端子の
電圧と比較される。アイロンが常温であるときは
サーミスタ11も常温であり、その抵抗値は高
く、従つて断線検知用抵抗17とで決まる電圧
は、抵抗18,19で設定される基準電圧より低
くなり、コンパレータ20は断線検知手段12へ
H信号を出力する。この信号により断線検知手段
12は、サーミスタ11の抵抗が所定の抵抗値
R0より高いことを検知し、サーミスタ11が断
線しているものと見倣して再断線確認手段13に
信号を出力する。このとき内部スイツチ27は前
記したようにオフとなつている。この信号によ
り、再断線確認手段13はマイコン22の端子C
にH信号を一定時間温度制御手段15を経ずに出
力する。マイコン22の端子Cに接続されている
ヒータ駆動手段14は、この信号を受取りヒータ
16に一定時間通電する。ヒータ16が加熱され
ればサーミスタ11が前回より高温になるため抵
抗値が低くなり、コンパレータ20の−端子には
前回より高い電圧が印加されるようになる。コン
パレータ20の+端子は前回と同一電圧であるの
で、サーミスタ11が断線していない場合にはコ
ンパレータ20の−端子の電位は+端子の電位よ
り高くなつてその出力はLとなる。従つて断線検
知手段12は、サーミスタ11が非断線であると
見倣し、再断線確認手段13を介して温度制御手
段15に信号を出力する。この信号により温度制
御手段15はヒータ駆動手段14を駆動してヒー
タ16に通電し設定された温度にアイロンベース
を加熱する。このとき内部スイツチはオンとなつ
ており、温度設定用抵抗21、断線検知用抵抗1
7の値とサーミスタ11の抵抗値とにより温度制
御される。一方前記したようにヒータ16の加熱
によつてもサーミスタ11の抵抗値が変化せず、
所定の抵抗値R0よりも高ければコンパレータ2
0の出力は依然としてHのままであれば、断線と
見倣して温度制御手段15への信号出力を停止し
てアイロンを不通電の状態に保持する。
発明の効果
以上のように本発明のアイロンは、断線検知手
段で感温素子が高抵抗であるときは断線状態と見
倣して再断線確認手段に信号を送り、再断線確認
手段がヒータ駆動手段を駆動し一定時間ヒータに
通電して感温素子の温度を上昇させてその抵抗値
を低くし、所定の抵抗値以下になつたときには非
断線と見倣してヒータ駆動装置を駆動してアイロ
ン掛けのための通電を行うようにし、他方、再断
線確認手段による一定時間通電で感温素子の抵抗
が変化しないときには断線と見倣してアイロンを
不通電状態に保持するようにしたので、1個の感
温素子で−20℃での断線検知を確実に行えるとと
もに、200℃での温度設定のバラツキを小さくす
ることができ、アイロンの損傷や高温による危険
の防止が図れるものである。
段で感温素子が高抵抗であるときは断線状態と見
倣して再断線確認手段に信号を送り、再断線確認
手段がヒータ駆動手段を駆動し一定時間ヒータに
通電して感温素子の温度を上昇させてその抵抗値
を低くし、所定の抵抗値以下になつたときには非
断線と見倣してヒータ駆動装置を駆動してアイロ
ン掛けのための通電を行うようにし、他方、再断
線確認手段による一定時間通電で感温素子の抵抗
が変化しないときには断線と見倣してアイロンを
不通電状態に保持するようにしたので、1個の感
温素子で−20℃での断線検知を確実に行えるとと
もに、200℃での温度設定のバラツキを小さくす
ることができ、アイロンの損傷や高温による危険
の防止が図れるものである。
第1図は従来のアイロンのブロツク図、第2図
はサーミスタの抵抗−温度特性を説明するための
特性図、第3図は本発明のアイロンの一実施例を
示すブロツク図、第4図は同制御回路図を示す。 11……サーミスタ、12……断線検知手段、
13……再断線確認手段、14……ヒータ駆動手
段、15……温度制御手段、16……ヒータ、1
7……温度設定用抵抗、20……コンパレータ、
22……マイクロコンピユータ。
はサーミスタの抵抗−温度特性を説明するための
特性図、第3図は本発明のアイロンの一実施例を
示すブロツク図、第4図は同制御回路図を示す。 11……サーミスタ、12……断線検知手段、
13……再断線確認手段、14……ヒータ駆動手
段、15……温度制御手段、16……ヒータ、1
7……温度設定用抵抗、20……コンパレータ、
22……マイクロコンピユータ。
Claims (1)
- 1 ベースの温度を検知する感温素子と、ベース
に埋め込まれたヒータと、このヒータを駆動する
ヒータ駆動手段と、感温素子の抵抗を検知し、高
抵抗値ならば断線と見倣す断線検知手段と、この
断線検知手段により断線と見倣した場合一定時間
強制的にヒータを駆動させる再断線確認手段と、
前記断線検知手段により非断線と見倣した場合、
感温素子の抵抗値に応じてヒータ駆動手段を制御
し温度制御を行う温度制御手段とを備えてなるア
イロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14461984A JPS6122898A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | アイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14461984A JPS6122898A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | アイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6122898A JPS6122898A (ja) | 1986-01-31 |
JPH0123160B2 true JPH0123160B2 (ja) | 1989-05-01 |
Family
ID=15366245
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14461984A Granted JPS6122898A (ja) | 1984-07-12 | 1984-07-12 | アイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122898A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1064075C (zh) * | 1994-10-28 | 2001-04-04 | 奥林帕斯光学工业株式会社 | 洗净及干燥用组合物和洗净及干燥方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56165291A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-18 | Hitachi Ltd | Temperature control device for heater |
JPS58112597A (ja) * | 1981-12-24 | 1983-07-05 | 松下電器産業株式会社 | 電子制御式アイロン |
-
1984
- 1984-07-12 JP JP14461984A patent/JPS6122898A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56165291A (en) * | 1980-05-26 | 1981-12-18 | Hitachi Ltd | Temperature control device for heater |
JPS58112597A (ja) * | 1981-12-24 | 1983-07-05 | 松下電器産業株式会社 | 電子制御式アイロン |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS6122898A (ja) | 1986-01-31 |
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