JP3286988B2 - 採暖装置 - Google Patents
採暖装置Info
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- JP3286988B2 JP3286988B2 JP21711991A JP21711991A JP3286988B2 JP 3286988 B2 JP3286988 B2 JP 3286988B2 JP 21711991 A JP21711991 A JP 21711991A JP 21711991 A JP21711991 A JP 21711991A JP 3286988 B2 JP3286988 B2 JP 3286988B2
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- Control Of Resistance Heating (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Description
採暖装置に関する。
すようなものがあった。図において、1は電気カーペッ
トの本体であり、この電気カーペットの温度制御を行な
う制御器2を接続している。本体1内には、加熱手段3
の温度を検出する温度検出センサー4等を設けている。
また制御器2には温度検出センサー4の温度を電圧変換
する温度検出手段5、加熱手段3を制御する温度制御手
段6、温度設定手段7、加熱手段切換手段8、電源電圧
の変動により温度検出手段5の電圧が変動するので、そ
れを補正するための電源電圧変動検出手段9等を設けて
いる。
合、温度検出手段5で検出された電圧はマイコンのAD
入力端子に入力され、電源電圧検出手段9のAD入力端
子が温度検出手段5のAD入力端子に隣接して接続をさ
れている。
ときの動作について説明する。すなわち、加熱手段3に
通電を開始すると加熱手段3の温度が高くなり、本体1
内に設けた温度検出センサー4の温度が高くなる。そう
すると温度検出センサー4のインピーダンスが小さくな
り、温度検出手段5の電圧は低くなる。予め温度設定手
段7で設定された電圧になると、加熱手段3の通電を停
止する。
温度が低くなり、本体1内に設けた温度検出センサー4
の温度が低くなる。温度検出センサー4の温度が低くな
ると、インピーダンスが大きくなり、温度検出手段5の
電圧は高くなる。予め温度設定手段7で設定された電圧
になると、加熱手段3の通電を開始する。このようにし
て温度検出センサー4の温度の高低を温度検出手段5で
電圧として検出し、温度制御手段6で加熱手段3の通電
の開始、停止を行うことにより設定温度に対して温度制
御を行う。また温度検出手段5の出力は電源電圧を基準
電源としているので、電源電圧により変動する。このた
め、電源電圧を検出して変動分だけ補正する必要があ
る。すなわち、電源電圧が低いときには温度検出手段5
の出力電圧は低くなる。このとき、電源電圧変動検出手
段9の出力電圧も低くなり、それを検出して温度制御手
段6は温度検出手段5の出力電圧を温度設定手段7の設
定電圧に対して低めの電圧で比較する。そうすることに
より電源電圧が低くなっても同じ温度で制御することが
可能である。電源電圧が高くなったときは反対の動作を
行う。このようにして、電源電圧の変動の補正を行う。
来の構成では、温度制御手段6を構成するマイコンにお
いて、温度検出手段5のAD入力端子が、半田くず等に
より隣接する電源電圧変動検出手段9のAD入力端子と
短絡すると、電源電圧変動検出手段9の方が電圧が高い
ため、温度検出手段5に電流が流れ込む。このためカー
ペットの温度が高くなり、温度検出センサー4のインピ
ーダンスが小さくなっても、温度検出手段5の電圧が十
分低くならずに、本来の温度設定手段7の設定温度で加
熱手段3を停止出来ない。その結果として温度制御がで
きずに、カーペットの温度が高くなりすぎ、不安全動作
に至るという問題があった。
で、温度検出手段のAD入力端子が、隣接する他のAD
入力端子と短絡した場合に、加熱手段への通電を停止
し、カーペットの温度制御ができずに、温度が高くなり
すぎるという不安全動作を防止できる安全な採暖装置を
提供するものである。
に本発明は、加熱手段と、この加熱手段の制御温度を設
定する温度設定手段と、前記複数の加熱手段の温度を検
出する温度検出手段と、前記温度設定手段の設定にもと
づいて前記加熱手段を制御する温度制御手段と、電源電
圧の変動を検出する電源電圧変動検出手段と、前記温度
検出手段からの入力と前記電源電圧変動検出手段からの
入力が隣接端子に配された半導体集積回路に前記温度制
御手段と一体に構成された電源電圧変動検出手段の出力
を監視する出力監視手段とを備え、出力監視手段は前記
電源電圧変動検出手段からの前記半導体集積回路への入
力が一定電圧以下になったことを検出して前記加熱手段
の通電を停止する構成としたものである。
源電圧変動検出手段からの信号が前記半導体集積回路の
隣接端子間で短絡が生じた場合でも、前記電源電圧変動
検出手段からの信号を出力監視手段でソフト的に検出す
る。通常起こり得る電源電圧んお変動の範囲を超えて、
ある一定電圧以下になると、出力監視手段が電源電圧変
動手段からの信号と温度検出手段からの信号の半導体集
積回路の隣接端子間での短絡と判断して、加熱手段への
通電を停止するものである。
図2を参照しながら説明する。
示したものと同一構成部品には同じ符号を付し、その説
明は省略する。本実施例の特徴的構成は従来例で説明し
た制御器部に出力監視手段を設けたことにある。すなわ
ち、電気カーペットの制御を行う制御器10に電源電圧
変動検出手段9の出力電圧を監視する出力監視手段11
を設け、これに電源電圧変動検出手段9の信号を入力
し、温度制御手段6に出力している。
ち、温度制御手段6において、温度検出手段5のAD入
力端子が隣接する電源電圧変動検出手段9のAD入力端
子と短絡すると、温度検出手段5に電源電圧変動検出手
段9から電流が流れ込み、温度検出手段5の電圧は高く
なる。このためカーペットの温度が温度設定手段7の温
度になって、加熱する方の温度検出センサー4のインピ
ーダンスが小さくなっても、加熱する方の温度検出手段
5の電圧が十分低くならずに、本来の温度設定手段7の
設定温度で加熱手段3を停止出来ない。
電圧は低下する。電源電圧変動検出手段9の電圧の低下
が本来の電源電圧の変動範囲以下になるように初期の出
力電圧を設定し、出力監視手段11で電源電圧変動範囲
外では加熱手段3の通電を停止する構成にしておくと、
AD入力端子の短絡時には電源電圧変動検出手段9のA
D入力端子電圧は電源電圧範囲外であり、加熱手段3の
通電を停止できる。図2は上記状態の動作特性図を示す
ものであり、実線は正常時の温度検出手段5の出力電
圧、破線は短絡時の温度検出手段5の出力電圧である。
ので説明したが、面積の広い電気カーペットでは図3の
ように加熱手段3′を複数個並列に設けたものがあり、
この場合についても加熱手段3′に対応して温度検出セ
ンサー4′、温度検出手段5′を設けて、図のように接
続すれば同様な作用効果が得られる。
採暖装置は、加熱手段と、この加熱手段の制御温度を設
定する温度設定手段と、前記複数の加熱手段の温度を検
出する温度検出手段と、前記温度設定手段の設定にもと
づいて前記加熱手段を制御する温度制御手段と、電源電
圧の変動を検出する電源電圧変動検出手段と、前記温度
検出手段からの入力と前記電源電圧変動検出手段からの
入力が隣接端子に配された半導体集積回路に前記温度制
御手段と一体に構成された電源電圧変動検出手段の出力
を監視する出力監視手段とを備え、出力監視手段は前記
電源電圧変動検出手段からの前記半導体集積回路への入
力が一定電圧以下になったことを検出して前記加熱手段
の通電を停止する構成としたものであり、この構成とす
ることにより、半導体集積回路での隣接端子である温度
検出手段からの信号と電源電圧検出手段からの信号とが
半田くず等により、短絡して温度検出手段からの信号が
正しく伝えられなくなった場合、電源電圧変動検出手段
からの信号の電圧低下を検出して加熱手段の通電を停止
することにより、本来の温度設定に対して温度制御がで
きなくなり、温度が高くなりすぎるという不安全動作を
防止して安全性の向上をはかることができる。
図
Claims (1)
- 【請求項1】 加熱手段と、この加熱手段の制御温度を
設定する温度設定手段と、前記複数の加熱手段の温度を
検出する温度検出手段と、前記温度設定手段の設定にも
とづいて前記加熱手段を制御する温度制御手段と、電源
電圧の変動を検出する電源電圧変動検出手段と、前記温
度検出手段からの入力と前記電源電圧変動検出手段から
の入力が隣接端子に配された半導体集積回路に前記温度
制御手段と一体に構成された電源電圧変動検出手段の出
力を監視する出力監視手段とを備え、出力監視手段は前
記電源電圧変動検出手段からの前記半導体集積回路への
入力が一定電圧以下になったことを検出して前記加熱手
段の通電を停止する構成とした採暖装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21711991A JP3286988B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 採暖装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21711991A JP3286988B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 採暖装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553659A JPH0553659A (ja) | 1993-03-05 |
JP3286988B2 true JP3286988B2 (ja) | 2002-05-27 |
Family
ID=16699156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21711991A Expired - Lifetime JP3286988B2 (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | 採暖装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3286988B2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-28 JP JP21711991A patent/JP3286988B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0553659A (ja) | 1993-03-05 |
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