JP3055363B2 - コードレスアイロン - Google Patents

コードレスアイロン

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JP3055363B2
JP3055363B2 JP5143440A JP14344093A JP3055363B2 JP 3055363 B2 JP3055363 B2 JP 3055363B2 JP 5143440 A JP5143440 A JP 5143440A JP 14344093 A JP14344093 A JP 14344093A JP 3055363 B2 JP3055363 B2 JP 3055363B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアイロン部をスタンド部
に載置すると、アイロン部のベース部に内蔵するヒータ
部にスタンド部から電力を供給して加熱し、その熱で
使用するコードレスアイロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコードレスアイロンは図
8および図9に示したものが提案されている。すなわ
ち、アイロン部1をスタンド部2に載置したとき、アイ
ロン部1のベース部3を加熱するヒータ部4がアイロン
部1とスタンド部2の双方に設けた電極部P1、P4およ
びP5,P6を介してスタンド部2に設けたヒータ制御部
5に接続され、ヒータ部4に商用交流電源6から電力が
供給されて加熱される。
【0003】アイロン部1に設けた温度検知部7は、ア
イロン部1のベース部3の温度を検知して、その信号を
温度信号変換部8へ送る。温度信号変換部8は温度検知
部7の出力信号をパルス電圧に変換し、電極部P2へ出
力する。これは、アイロン部1をスタンド部2へ載置し
たとき、アイロン部1の電極部P2とスタンド部2の電
極部P3の接触によって、温度信号をアイロン部1より
スタンド部2へ伝送するのであるが、このとき、電極部
P2,P3間に大きな電流および電圧を加えて電極部間に
生じた絶縁膜を破壊し、電極部の接触不良のない安定し
た信号伝送を可能にするためである。
【0004】こうして、電極部P2,P3を介してスタン
ド部2へ入力された温度パルス信号は温度信号処理部9
で設定温度に対して高いかまた低いかを判定し、その結
果をヒータ制御部5ヘ出力し、ヒータ制御部5では、温
度信号処理部9の出力信号に基づいて、商用交流電源6
からの電圧をオン、オフし、スタンド部の電極P4、ア
イロン部の電極P1を介して、アイロン部1のヒータ部
4への電力供給を制御し、温度制御を行うようにしてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のコー
ドレスアイロンでは、アイロン部1内に温度信号をパル
ス信号に変換する温度信号変換部8を搭載する必要があ
り、この温度信号変換部8は複雑な電子回路構成とな
り、形状が大きく実装上の困難が生ずるという問題を有
していた。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、ア
ロン部とスタンド部の電極部の接続を確実にして信頼性
の高い温度信号伝送を行うことを第1の目的としてい
る。
【0007】また、アイロン部とスタンド部の電極部間
に布などの絶縁物が挟まってないかを検知し、布などの
絶縁物が挟まってない正常な場合のみ、アイロン部のヒ
ータ部に電力を供給して温度制御を行い、異常な場合
は、アイロン部のヒータ部への電力供給を停止して安全
性を確保することを第2の目的としている。
【0008】さらに、アイロン部とスタンド部の電極部
間に布などの絶縁物が挟まってないかを検知するととも
に、簡単な構成で形状も小さく、安価にすることを第3
の目的としている。第4の目的は、電極部の接続を確実
にするとともに、信頼性の高い温度信号伝送を簡単な回
路構成で行うことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、アイロン部と、このアイロン部を
する商用交流電源を有したスタンド部からなり、前記
アイロン部は、ベース部を加熱するヒータ部と、前記ア
イロン部をスタンド部に載置しているときに前記ヒータ
部に電源を供給する第1の電極部と、前記ベース部の温
度を検知する温度検知部と、前記温度検知部の出力信号
をスタンド部に伝送する第2の電極部と、前記第2の電
極部から電流が流される負荷抵抗部と、前記温度検知部
の出力信号を前記第2の電極部に送り、次に第2の電極
から前記負荷抵抗部に電流を流す動作を商用交流電源
の半サイクル毎に繰り返す第1のスイッチング部とを備
え、前記スタンド部は、前記アイロン部を載置したとき
前記第2の電極部と接続する第3の電極部と、前記第3
の電極部を経てアイロン部からの温度信号を入力し所定
温度に対して高いか低いかを判定する温度信号処理部
と、前記商用交流電源の半サイクルは前記第3の電極部
に交流電圧を出力し他の半サイクルは第3のスイッチン
グ部に交流電圧を出力する第2のスイッチング部と、前
記第2のスイッチング部からの交流電圧の一部を温度信
号処理部に出力する第3のスイッチング部と、前記アイ
ロン部の第1の電極部と接続する第4の電極部と、前記
温度信号処理部の出力により前記第4の電極部と第1の
電極部を介して前記ヒータ部への供給電力を制御するヒ
ータ制御部とを備え、前記第1のスイッチング部は、前
記第2のスイッチング部が第3の電極部に交流電圧を出
力する半サイクルで、前記第2の電極部と第3の電極部
間に生成した絶縁膜を破壊する電流を前記負荷抵抗部へ
流すようにしたことを第1の課題解決手段としている。
【0010】また、第2の目的を達成するために、ス
ンド部にアイロン部の負荷抵抗部に流す電流を検知する
第2の信号処理部を設け、前記第2の信号処理部の出力
によりヒータ制御部の動作を制御するようにしたことを
第2の課題解決手段としている。
【0011】また、第3の目的を達成するために、第2
の信号処理部は、抵抗と、前記抵抗の両端にツェナーダ
イオードと発光ダイオードの直列回路を接続し、前記抵
抗の端子電圧が所定電圧以上のとき前記発光ダイオード
を発光させ、前記発光ダイオードの発光により動作する
受光素子を具備したことを第3の課題解決手段としてい
る。
【0012】さらに、第4の目的を達成するために、ア
イロン部と、このアイロン部を載置する商用交流電源を
有したスタンド部からなり、前記アイロン部は、ベース
部を加熱するヒータ部と、前記アイロン部をスタンド部
に載置しているときに前記ヒータ部に電源を供給する第
1の電極部と、前記ベース部の温度を検知する温度検知
部と、前記温度検知部の出力信号をスタンド部に伝送す
る第2の電極部と、前記第2の電極部から電流が流され
る負荷抵抗部と、前記温度検知部の出力信号を前記第2
の電極部に送り、次に第2の電極部から前記負荷抵抗部
に電流を流す動作を商用交流電源の半サイクル毎に繰り
返す第1のスイッチング部とを備え、前記スタンド部
は、前記アイロン部を載置したとき前記第2の電極部と
接続する第3の電極部と、前記第3の電極部を経てアイ
ロン部からの温度信号を入力し所定温度に対して高いか
低いかを判定する温度信号処理部と、前記商用交流電源
の電圧より直流電圧を得る直流電源部と、前記商用交流
電源の半サイクルは前記第3の電極部に交流電圧を出力
し他の半サイクルは前記直流電源部より直流電圧を出力
する第2のスイッチング部と、前記アイロン部の第1の
電極部と接続する第4の電極部と、前記温度信号処理部
の出力により前記第4の電極部と第1の電極部を介して
前記ヒータ部への供給電力を制御するヒータ制御部とを
備え、前記第1のスイッチング部は、前記第2のスイッ
チング部が第3の電極部に交流電圧を出力する半サイク
ルで、前記第2の電極部と第3の電極部間に生成した絶
縁膜を破壊する電流を前記負荷抵抗部へ流すようにした
ことを第4の課題解決手段としている。
【0013】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
商用交流電源の半サイクルは、スタンド部に設けた第2
のスイッチング部およびアイロン部の第1のスイッチン
グ部により、スタンド部の第3の電極部およびアイロン
部の第2の電極部を介してアイロン部の負荷抵抗部に大
電流を流し、商用交流電源の他の半サイクルは、スタン
ド部の第2のスイッチング部およびアイロン部の第1の
スイッチング部により、スタンド部の第3のスイッチン
グ部、温度信号処理部およびスタンド部の第3の電極
部、アイロン部の第2の電極部を介してアイロン部の温
度検知部に商用交流電源の半サイクルの一部を流す。
【0014】この動作によって、アイロン部の負荷抵抗
部に商用交流電源の半サイクル分大電流を流し、電極間
に生じた絶縁膜を破壊し、つぎに商用交流電源の他の半
サイクルの一部でアイロン部の温度検知部に電流を流
し、温度検知部を自己発熱をさせず、かつ電極間に接触
不良が生じない信頼性の高い温度信号伝送を行うことが
できる。
【0015】また、第2の課題解決手段により、アイロ
ン部の負荷抵抗部に商用交流電源の半サイクル分大電流
を流すとき、第2の信号処理部によりアイロン部とスタ
ンド部の接触部に布などの絶縁物が挟まってないかを検
知し、布などの絶縁物が挟まってない正常な場合のみ、
アイロン部のヒータ部に電力を供給して温度制御を行
い、異常な場合は、アイロン部のヒータ部への電力供給
を停止し、安全性を確保できる。
【0016】また、第3の課題解決手段により、アイロ
ン部の負荷抵抗部に正常な大電流が流れる場合には、ス
タンド部に設けた抵抗に大きな電圧を発生させ、この電
圧により発光ダイオードを点灯させ、正常な動作である
ことを検知でき、布などの絶縁物が接点間に介在したと
きにはアイロン部の負荷抵抗部に大電流が流れないた
め、発光ダイオードが点灯せず、異常状態を検出でき
る。
【0017】さらに、第4の課題解決手段により、第3
の電極部に交流電圧を出力する商用交流電源の半サイク
ルでアイロン部とスタンド部の電極部間の絶縁膜を検知
でき、直流電源部より直流電圧を出力する他の半サイク
ルで温度信号伝送ができるため、回路構成を簡単にでき
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1を参照し
ながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一
符号を付して説明を省略する。
【0019】図に示すように、アイロン部10は、ベー
ス部3を加熱するヒータ部4と、このヒータ部4に電力
を供給する第1の電極部P1と、ベース部3の温度を検
知する温度検知部7と、大電流を流す負荷抵抗部11
と、スタンド部2の商用交流電源6からの交流電源の半
サイクルを温度検知部7に流し、他の半サイクルを負荷
抵抗部11に流す第1のスイッチング部12と、この第
1のスイッチング部12にスタンド部13からの電圧を
印加する第2の電極部P2とで構成している。
【0020】スタンド部13は、商用交流電源6と、商
用交流電源6の半サイクルを第3の電極部P3へ、他の
半サイクルを第3のスイッチング部14へ流す第2のス
イッチング部15と、この第2のスイッチング部15の
出力である商用交流電源6の半サイクルを入力し、その
商用交流電源6の半サイクルの一部を出力する第3のス
イッチング部14と、この第3のスイッチング部14の
出力をアイロン部10の温度検知部7に流し、温度検知
部7の大きさによりベース温度を検知する温度信号処理
部9と、アイロン部10の第2の電極部P2と接触し温
度信号処理部9へ温度信号を伝える第3の電極部P3
と、温度信号処理部9の出力によって、商用交流電源6
からの電力を制御するヒータ制御部5と、ヒータ制御部
5の出力をアイロン部10の第1の電極部P1に接触し
てアイロン部10のヒータ部4へ電力を伝える第4の電
極部P4とで構成している。
【0021】上記構成において図2を参照しながら動作
を説明すると、図2は、第2の電極部P2と第3の電極
部P3間に流れる電流波形を示しており、時間t0〜t3
は商用交流電源6の半サイクル分で、第2のスイッチン
グ部15を通過することによって得られる。また時間t
1〜t2は第3のスイッチング部14を通過することによ
って、商用交流電源6の半サイクルの一部が得られ、こ
の電流i1がスタンド部13の第3の電極部P3、アイロ
ン部10の第2の電極部P2およびアイロン部10の第
1のスイッチング部12を通って、アイロン部10のベ
ース温度を検知する温度検知部7に流れる。
【0022】つぎに、商用交流電源6の他の半サイクル
分が第2のスイッチング部15を通ることによって得ら
れ、この電流i2が時間t3〜t4の間、スタンド部13
の第3の電極部P3,アイロン部10の第2の電極部P2
およびアイロン部10の第1のスイッチング部12を通
って、アイロン部10の負荷抵抗部11に流れる。電流
i1は温度検知部7により大きさが変化し、電流i1の大
きさをスタンド部13の温度信号処理部9で検知するこ
とによりアイロン部10のベース温度を検知することが
できる。
【0023】この電流i1は温度検知部7に自己発熱を
起こさない程度の小さい電流値に設定しなければならな
い。小さな電流i1を第2の電極部P2と第3の電極部P
3との接触でアイロン部10とスタンド部13の伝送を
するためには、電流値が小さいため、電極間に絶縁膜が
生成しても破ることができず伝送不可となる。このと
き、電流i2が第2の電極部P2第3の電極部P3の間に
生成された絶縁膜を破り、つぎに微小な温度検知電流i
1が電極部P2,P3を通り、スタンド部13側で温度検
知できる。
【0024】つぎに、本発明の第2の実施例を図3を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0025】図に示すように、スタンド部16は、第2
のスイッチング部15の出力に接続した第2の信号処理
部17を備え、この第2の信号処理部17の出力をスタ
ンド部16の第3の電極部P3に接続する。また、スタ
ンド部16のヒータ制御部5は、温度信号処理部9の出
力と第2の信号処理部17の出力によって制御されるよ
う構成する。
【0026】第2の信号処理部17は、図2の商用交流
電源6の半サイクルの大電流i2を検知し、第2の電極
部P2と第3の電極部P3間に布または糸くずなどの絶縁
物が挟まった場合、電流i2が小さくなるので、この電
流i2の大きさを検知して異常状態を検出し、このとき
ヒータ制御部5に異常信号を送り、アイロン部10のヒ
ータ部4への電力供給を停止するものである。
【0027】特に、温度検知部7に温度係数が負のサー
ミスタなどを用いた場合、電極部P2,P3間に布、糸く
ずなどがはさまると電流i1も小さくなって、温度信号
処理部9は温度が低いと判定し、ヒータ部4に電力を供
給しつづけ危険となるため、この第2の実施例は非常に
有効となる。
【0028】つぎに、図4を参照しながら具体回路を説
明する。図4において、アイロン部10のRthはサーミ
スタで、温度検知部7を構成し、抵抗R3は負荷抵抗部
11を、ダイオードD3,D4は第1のスイッチング部1
2をそれぞれ構成している。また、スタンド部16の抵
抗R1の端子電圧V1は、温度信号処理部9の検知電圧と
なり、トランジスタQ1は第3のスイッチング部14を
構成し、ダイオードD1,D2は第2のスイッチング部1
5を構成し、抵抗R2および抵抗R2の両端に接続したツ
ェナーダイオードZDと発光ダイオードLEDの直列回
路および発光ダイオードLEDの発光によって動作する
フォトトランジスタPT,フォトトランジスタPTのコ
レクタに接続した抵抗R4の端子電圧V2は第2の信号処
理部17を構成し、リレーの接点部RLはヒータ制御部
5を構成している。また、交流電源Vacは商用交流電源
6を表している。
【0029】上記構成において動作を説明すると、スタ
ンド部16の交流電源VacよりダイオードD1に順方向
に電流が流れた場合、この電流はトランジスタQ1がオ
ンしている間だけトランジスタQ1、抵抗R1、第3の電
極部P3を経て、アイロン部10の第2の電極部P2,ダ
イオードD4、サーミスタRth、電極P5,スタンド部1
6の電極部P6を通って電流i1が流れる。この電流i1
はサーミスタRthの大きさによって変化する。
【0030】すなわち、ベース温度が高くなればサーミ
スタRthの抵抗値が小さくなり、電流i1は大きくなっ
抵抗R1とサーミスタRthの分圧電圧V1は小さく
り、この分圧電圧V1を検知することによってベース温
度を検知することができる。この電圧V1の検知により
リレーRLを駆動し、所定の温度より低くければリレー
RLをオンし、第4の電極部P4と第1の電極部P1と電
極P6,P5を介して交流電源Vacよりヒータ部4に電
流を流してヒータ部4を加熱する。
【0031】逆に、温度が高ければリレーRLをオフ
し、ヒータ部4への電流を停止する。しかし、この温度
検知用の電流i1はサーミスタRthの自己発熱を起こさ
ない程度の小さな電流値であるため、第2の電極部P2
と第3の電極部P3間に酸化膜などの絶縁膜が生じた場
合、この絶縁膜を破ることができず、電流値が正規の値
よりも小さくなって温度は低いと判定し、ヒータ部4を
加熱しつづけ危険な状態となる。また、第2の電極部P
2と第3の電極部P3間に布、糸くずなどの絶縁物が挟ま
っても同様に電流値i1が小さくなるため危険となる。
【0032】このとき、交流電源Vacの他の半サイクル
をスタンド部16の電極部P6,アイロン部10の電極
部P5,負荷抵抗R3,ダイオードD3および第2の電極
部P2を経て、スタンド部16の第3の電極部P3、抵抗
R2,ダイオードD2を通って大電流i2を流し、第2の
電極部P2と第3の電極部P3間に生成した絶縁膜を破壊
して正常な導通状態に保ち、つぎの半サイクルで温度信
号電流i1を流す。
【0033】また電極部P2,P3間に布等絶縁物がなけ
れば抵抗R2の両端に生じた電圧は大きく、ツェナーダ
イオードZDを通って発光ダイオードLEDに電流が流
れて発光ダイオードLEDは点灯し、フォトトランジス
タPTをオンさせる。このフォトトランジスタPTの出
力電圧V2はヒータ制御部5に入力され、フォトトラン
ジスタPTがオンしているときだけ温度信号処理部9の
端子電圧V1に従ってヒータ制御部5はオン、オフを行
い、ヒータ部4の温度を一定に保つ。
【0034】電極部P1,P2間に布などの絶縁物が挟ま
った場合は、電流i2は小さくなるため抵抗R2の端子電
圧は小さく、発光ダイオードLEDに電流は流れずフォ
トトランジスタPTはオフし、電圧V2により温度信号
処理部9の信号如何にかかわらずヒータ制御部5をオフ
し、ヒータ部4への電流を停止させる。もしこの第2の
信号処理部17がなければ、電極部P2,P3間に絶縁物
が介在したとき、電流i1は小さくなって温度は低いと
判定し危険な状態となるため、この第2の信号処理部1
7の実用価値は大である。
【0035】つぎに、本発明の第3の実施例を図5を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0036】図に示すように、スタンド部18は、商用
交流電源6の電圧より直流電圧を得る直流電源部19
と、商用交流電源6の半サイクルは第3の電極部P3に
交流電圧を出力し、他の半サイクルは直流電源部19よ
り直流電圧を出力する第2のスイッチング部20とを備
え、アイロン部10の第1のスイッチング部12は、第
2のスイッチング部20が第3の電極部P3に交流電圧
を出力する半サイクルで負荷抵抗部11に大電流を流すよ
うにしている。
【0037】上記構成において図6を参照しながら動作
を説明すると、図6は、第2の電極部P2と第3の電極
部P3間に流れる電流波形を示しており、時間t0〜t3
は商用交流電源6の半サイクル分で、直流電源部19の
直流電圧を第2のスイッチング部20を通過することに
よって得られる。この電流i3がスタンド部18の第3
の電極部P3、アイロン部10の第2の電極部P2および
アイロン部10の第1のスイッチング部12を通って、
アイロン部10のベース温度を検知する温度検知部7に
流れる。
【0038】つぎに、商用交流電源6の他の半サイクル
分が第2のスイッチング部15を通ることによって得ら
れ、この電流i2が時間t3〜t4の間、スタンド部18
の第3の電極部P3,アイロン部10の第2の電極部P2
およびアイロン部10の第1のスイッチング部12を通
って、アイロン部10の負荷抵抗部11に流れる。電流
i3は温度検知部7により大きさが変化し、電流i3の大
きさをスタンド部18の温度信号処理部9で検知するこ
とによりアイロン部10のベース温度を検知することが
できる。
【0039】この電流i3は温度検知部7に自己発熱を
起こさない程度の小さい電流値に設定しなければならな
い。小さな電流i3を第2の電極部P2と第3の電極部P
3との接触でアイロン部10とスタンド部18の伝送を
するためには、電流値が小さいため、電極部間に絶縁膜
が生成しても破ることができず伝送不可となる。このと
き、電流i2が第2の電極部P2第3の電極部P3の間に
生成された絶縁膜を破り、つぎに微小な温度検知電流i
3が電極部P2,P3を通り、スタンド部18側で温度検
知できる。
【0040】つぎに、図7を参照しながら具体回路を説
明する。なお、図4の実施例と同じ構成のものは説明を
省略する。
【0041】図7において、抵抗5、ダイオードD5、
ツェナーダイオードZDおよびコンデンサC1は、直流
電源部19を構成し、ダイオードD6,D7は第2のスイ
ッチング部20を構成しており、スタンド部18の抵抗
R1の端子電圧V1は、温度信号処理部9の検知電圧とな
っている。
【0042】上記構成において動作を説明すると、スタ
ンド部18の交流電源VacよりダイオードD6に順方向
に電流が流れた場合、この電流は抵抗R1、第3の電極
部P3を経て、アイロン部10の第2の電極部P2,ダイ
オードD4、サーミスタRth、電極P5,スタンド部18
の電極部P6を通って電流i3が流れる。この電流i3は
サーミスタRthの大きさによって変化する。
【0043】すなわち、ベース温度が高くなればサーミ
スタRthの抵抗値が小さくなり、電流i1は大きくなっ
抵抗R1とサーミスタRthの分圧電圧V1は小さく
り、この分圧電圧V3を検知することによってベース温
度を検知することができる。この電圧V3の検知により
リレーRLを駆動し、所定の温度より低くければリレー
RLをオンし、第4の電極部P4と第1の電極部P1と電
極P6,P5を介して交流電源Vacよりヒータ部4に電
流を流してヒータ部4を加熱する。
【0044】逆に、温度が高ければリレーRLをオフ
し、ヒータ部4への電流を停止する。しかし、この温度
検知用の電流i3はサーミスタRthの自己発熱を起こさ
ない程度の小さな電流値であるため、第2の電極部P2
と第3の電極部P3間に酸化膜などの絶縁膜が生じた場
合、この絶縁膜を破ることができず、電流値が正規の値
よりも小さくなって温度は低いと判定し、ヒータ部4を
加熱しつづけ危険な状態となる。
【0045】このとき、交流電源Vacの他の半サイクル
をスタンド部18の電極部P6,アイロン部10の電極
部P5,負荷抵抗R3,ダイオードD3および第2の電極
部P2を経て、スタンド部16の第3の電極部P3、ダイ
オードD7、抵抗R2を通って大電流i2を流し、第2の
電極部P2と第3の電極部P3間に生成した絶縁膜を破壊
して正常な導通状態に保ち、つぎの半サイクルで温度信
号電流i3を流す。
【0046】なお、上記実施例ではコードレスアイロン
について述べたが、電極部を介して小電流の検知信号を
伝送する他の機器についても応用できるのは当然であ
る。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明のコードレスアイロ
ンは、アイロン部と、このアイロン部を載置する商用交
流電源を有したスタンド部からなり、前記アイロン部
は、ベース部を加熱するヒータ部と、前記アイロン部を
スタンド部に載置しているときに前記ヒータ部に電源を
供給する第1の電極部と、前記ベース部の温度を検知す
る温度検知部と、前記温度検知部の出力信号をスタンド
部に伝送する第2の電極部と、前記第2の電極部から電
流が流される負荷抵抗部と、前記温度検知部の出力信号
を前記第2の電極部に送り、次に第2の電極部から前記
負荷抵抗部に電流を流す動作を商用交流電源の半サイク
ル毎に繰り返す第1のスイッチング部とを備え、前記ス
タンド部は、前記アイロン部を載置したとき前記第2の
電極部と接続する第3の電極部と、前記第3の電極部を
経てアイロン部からの温度信号を入力し所定温度に対し
て高いか低いかを判定する温度信号処理部と、前記商用
交流電源の半サイクルは前記第3の電極部に交流電圧を
出力し他の半サイクルは第3のスイッチング部に交流電
圧を出力する第2のスイッチング部と、前記第2のスイ
ッチング部からの交流電圧の一部を温度信号処理部に出
力する第3のスイッチング部と、前記アイロン部の第1
の電極部と接続する第4の電極部と、前記温度信号処理
部の出力により前記第4の電極部と第1の電極部を介し
て前記ヒータ部への供給電力を制御するヒータ制御部と
を備え、前記第1のスイッチング部は、前記第2のスイ
ッチング部が第3の電極部に交流電圧を出力する半サイ
クルで、前記第2の電極部と第3の電極部間に生成した
絶縁膜を破壊する電流を前記負荷抵抗部へ流すようにし
たから、電極間に生じた絶縁膜を破壊する大電流と、微
弱な温度信号電流を電極間に交互に流すことができ、ア
イロン部からスタンド部への温度信号伝送を確実に行う
ことができる。
【0048】また、スタンド部にアイロン部の負荷抵抗
部に流す電流を検知する第2の信号処理部を設け、前記
第2の信号処理部の出力によりヒータ制御部の動作を制
御するようにしたから、アイロン部とスタンド部の電極
部間に絶縁物が挟まっていないか検知することができ、
異常時にヒータ部への電力供給を停止して安全性を確保
できる。
【0049】また、第2の信号処理部は、抵抗と、前記
抵抗の両端にツェナーダイオードと発光ダイオードの直
列回路を接続し、前記抵抗の端子電圧が所定電圧以上の
とき前記発光ダイオードを発光させ、前記発光ダイオー
ドの発光により動作する受光素子を具備したから、発光
ダイオードの点灯によって正常に動作していることを検
知できるとともに、発光ダイオードの消灯によって異常
状態であることを検知することができる。
【0050】さらに、アイロン部と、このアイロン部を
載置する商用交流電源を有したスタンド部からなり、前
記アイロン部は、ベース部を加熱するヒータ部と、前記
アイロン部をスタンド部に載置しているときに前記ヒー
タ部に電源を供給する第1の電極部と、前記ベース部の
温度を検知する温度検知部と、前記温度検知部の出力信
号をスタンド部に伝送する第2の電極部と、前記第2の
電極部から電流が流される負荷抵抗部と、前記温度検知
部の出力信号を前記第2の電極部に送り、次に第2の電
極部から前記負荷抵抗部に電流を流す動作を商用交流電
源の半サイクル毎に繰り返す第1のスイッチング部とを
備え、前記スタンド部は、前記アイロン部を載置したと
き前記第2の電極部と接続する第3の電極部と、前記第
3の電極部を経てアイロン部からの温度信号を入力し所
定温度に対して高いか低いかを判定する温度信号処理部
と、前記商用交流電源の電圧より直流電圧を得る直流電
源部と、前記商用交流電源の半サイクルは前記第3の電
極部に交流電圧を出力し他の半サイクルは前記直流電源
部より直流電圧を出力する第2のスイッチング部と、前
記アイロン部の第1の電極部と接続する第4の電極部
と、前記温度信号処理部の出力により前記第4の電極部
と第1の電極部を介して前記ヒータ部への供給電力を制
御するヒータ制御部とを備え、前記第1のスイッチング
部は、前記第2のスイッチング部が第3の電極部に交流
電圧を出力する半サイクルで、前記第2の電極部と第3
の電極部間に生成した絶縁膜を破壊する電流を前記負荷
抵抗部へ流すようにしたから、交流電圧を出力する商用
交流電源の半サイクルでアイロン部とスタンド部の電極
部間の絶縁膜が破壊でき、直流電源部より直流電圧を出
力する他の半サイクルで温度信号伝送ができるため、回
路構成を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のコードレスアイロンの
ブロック図
【図2】同コードレスアイロンの第2の電極P2と第3
の電極部P3間に流れる電流波形図
【図3】本発明の第2の実施例のコードレスアイロンの
ブロック図
【図4】同コードレスアイロンの具体回路図
【図5】本発明の第3の実施例のコードレスアイロンの
ブロック図
【図6】同コードレスアイロンの第2の電極P2と第3
の電極部P3間に流れる電流波形図
【図7】同コードレスアイロンの具体回路図
【図8】従来のコードレスアイロンの斜視図
【図9】同コードレスアイロンのブロック図
【符号の説明】
4 ヒータ部 5 ヒータ制御部 6 商用交流電源 7 温度検知部 9 温度信号処理部 10 アイロン部 11 負荷抵抗部 12 第1のスイッチング部 13 スタンド部 15 第2のスイッチング部 14 第3のスイッチング部 P1 第1の電極部 P2 第2の電極部 P3 第3の電極部 P4 第4の電極部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイロン部と、このアイロン部を載置
    る商用交流電源を有したスタンド部からなり、前記アイ
    ロン部は、ベース部を加熱するヒータ部と、前記アイロ
    ン部をスタンド部に載置しているときに前記ヒータ部に
    電源を供給する第1の電極部と、前記ベース部の温度を
    検知する温度検知部と、前記温度検知部の出力信号をス
    タンド部に伝送する第2の電極部と、前記第2の電極部
    から電流が流される負荷抵抗部と、前記温度検知部の出
    力信号を前記第2の電極部に送り、次に第2の電極部
    ら前記負荷抵抗部に電流を流す動作を商用交流電源の半
    サイクル毎に繰り返す第1のスイッチング部とを備え、
    前記スタンド部は、前記アイロン部を載置したとき前記
    第2の電極部と接続する第3の電極部と、前記第3の電
    極部を経てアイロン部からの温度信号を入力し所定温度
    に対して高いか低いかを判定する温度信号処理部と、前
    記商用交流電源の半サイクルは前記第3の電極部に交流
    電圧を出力し他の半サイクルは第3のスイッチング部に
    交流電圧を出力する第2のスイッチング部と、前記第2
    のスイッチング部からの交流電圧の一部を温度信号処理
    部に出力する第3のスイッチング部と、前記アイロン部
    の第1の電極部と接続する第4の電極部と、前記温度信
    号処理部の出力により前記第4の電極部と第1の電極部
    を介して前記ヒータ部への供給電力を制御するヒータ制
    御部とを備え、前記第1のスイッチング部は、前記第2
    のスイッチング部が第3の電極部に交流電圧を出力する
    半サイクルで、前記第2の電極部と第3の電極部間に生
    成した絶縁膜を破壊する電流を前記負荷抵抗部へ流すよ
    うにしたコードレスアイロン。
  2. 【請求項2】 スタンド部にアイロン部の負荷抵抗部に
    す電流を検知する第2の信号処理部を設け、前記第2
    の信号処理部の出力によりヒータ制御部の動作を制御す
    るようにした請求項1記載のコードレスアイロン。
  3. 【請求項3】 第2の信号処理部は、抵抗と、前記抵抗
    の両端にツェナーダイオードと発光ダイオードの直列回
    路を接続し、前記抵抗の端子電圧が所定電圧以上のとき
    前記発光ダイオードを発光させ、前記発光ダイオードの
    発光により動作する受光素子を具備した第2項記載のコ
    ードレスアイロン。
  4. 【請求項4】 アイロン部と、このアイロン部を載置
    る商用交流電源を有したスタンド部からなり、前記アイ
    ロン部は、ベース部を加熱するヒータ部と、前記アイロ
    ン部をスタンド部に載置しているときに前記ヒータ部に
    電源を供給する第1の電極部と、前記ベース部の温度を
    検知する温度検知部と、前記温度検知部の出力信号をス
    タンド部に伝送する第2の電極部と、前記第2の電極部
    から電流が流される負荷抵抗部と、前記温度検知部の出
    力信号を前記第2の電極部に送り、に第2の電極部
    ら前記負荷抵抗部に電流を流す動作を商用交流電源の半
    サイクル毎に繰り返す第1のスイッチング部とを備え、
    前記スタンド部は、前記アイロン部を載置したとき前記
    第2の電極部と接続する第3の電極部と、前記第3の電
    極部を経てアイロン部からの温度信号を入力し所定温度
    に対して高いか低いかを判定する温度信号処理部と、前
    記商用交流電源の電圧より直流電圧を得る直流電源部
    と、前記商用交流電源の半サイクルは前記第3の電極部
    に交流電圧を出力し他の半サイクルは前記直流電源部よ
    り直流電圧を出力する第2のスイッチング部と、前記ア
    イロン部の第1の電極部と接続する第4の電極部と、前
    記温度信号処理部の出力により前記第4の電極部と第1
    の電極部を介して前記ヒータ部への供給電力を制御する
    ヒータ制御部とを備え、前記第1のスイッチング部は、
    前記第2のスイッチング部が第3の電極部に交流電圧を
    出力する半サイクルで、前記第2の電極部と第3の電極
    部間に生成した絶縁膜を破壊する電流を前記負荷抵抗部
    流すようにしたコードレスアイロン。
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