JPH01230752A - ステンレス鋳鋼 - Google Patents
ステンレス鋳鋼Info
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- JPH01230752A JPH01230752A JP5376488A JP5376488A JPH01230752A JP H01230752 A JPH01230752 A JP H01230752A JP 5376488 A JP5376488 A JP 5376488A JP 5376488 A JP5376488 A JP 5376488A JP H01230752 A JPH01230752 A JP H01230752A
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- Japan
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- stainless steel
- ferrite
- corrosion resistance
- strength
- steel casting
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- Pending
Links
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Landscapes
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はオーステナイトとフェライトの２相を含有し、
耐食性で強度が大で、かつ溶接性に優れた２相ステンレ
ス鋳鋼に関する。
耐食性で強度が大で、かつ溶接性に優れた２相ステンレ
ス鋳鋼に関する。
第１図に、表１に示す２相ステンレス鋳泪である５ＵＳ
３１６鋳鋼（ＣＦ８門）、 ５ＵＳ３０４鋳鋼（ＣＦ８
． ＣＦ３）の溶接継手耐食性は、溶接部等溶接熱サイ
クルを受けると耐食性が落ちる場合があった。
３１６鋳鋼（ＣＦ８門）、 ５ＵＳ３０４鋳鋼（ＣＦ８
． ＣＦ３）の溶接継手耐食性は、溶接部等溶接熱サイ
クルを受けると耐食性が落ちる場合があった。
表 １
（その他の成分はＡＳＴＭ通りとする）また、上述した
２相ステンレス鋳鋼は、Ｓｉ量が高くなると溶接の割れ
怒受性を増加させるものがあり、その改善が望まれてい
た。更にこの２相ステンレス鋳鋼の母材の強度はＡＳ１
１Ｅ規格（ＣＦ８゜ＣＦ８Ｍ、 ＣＦ３）で４９Ｋｇｆ
／ｍｍ２以上が要求されており、例えば耐食性を向上す
るには低Ｃ化が有効であるが、むやみにＣを下げると強
度規格を割る問題があった。
２相ステンレス鋳鋼は、Ｓｉ量が高くなると溶接の割れ
怒受性を増加させるものがあり、その改善が望まれてい
た。更にこの２相ステンレス鋳鋼の母材の強度はＡＳ１
１Ｅ規格（ＣＦ８゜ＣＦ８Ｍ、 ＣＦ３）で４９Ｋｇｆ
／ｍｍ２以上が要求されており、例えば耐食性を向上す
るには低Ｃ化が有効であるが、むやみにＣを下げると強
度規格を割る問題があった。
そこで本発明は溶接部の耐食性及び溶接性を改善し、２
相ステンレス鋳崎の母材の規格を満足しうるオーステナ
イト及びフェライトを含有する２相ステンレス鋳鋼を提
供しようとするものである。
相ステンレス鋳崎の母材の規格を満足しうるオーステナ
イト及びフェライトを含有する２相ステンレス鋳鋼を提
供しようとするものである。
本発明は５ＵＳ３１６又は５ＵＳ３０４系のオーステナ
イトとフェライトを含有する二相ステンレス鋳銅であっ
て、重量％で、Ｃ＝０．０１〜０．０５％、 ＳｉＳ２
．２％、 ＭｎＳ２．５％、Ｐ≦０．０４％、Ｓ≦０．
０４％、 Ｎｉ ＝ ８〜１２％、 Ｃｒ＝１７〜２１
％、 Ｉ’ｌｏ≦３％。
イトとフェライトを含有する二相ステンレス鋳銅であっ
て、重量％で、Ｃ＝０．０１〜０．０５％、 ＳｉＳ２
．２％、 ＭｎＳ２．５％、Ｐ≦０．０４％、Ｓ≦０．
０４％、 Ｎｉ ＝ ８〜１２％、 Ｃｒ＝１７〜２１
％、 Ｉ’ｌｏ≦３％。
Ｔｉ ＝ ０．００１〜０．１％、 Ｎ＝０．０２〜０
．１５％、ＦＮ＝５〜２０（但し、ＦＮ≧１３３×Ｃ％
：こ＼においてＦＮはショウファーダイヤフラムのフェ
ライト番号を示す）であることを特徴とする耐食性３強
度、溶接性の優れたステンレス鋳銅である。
．１５％、ＦＮ＝５〜２０（但し、ＦＮ≧１３３×Ｃ％
：こ＼においてＦＮはショウファーダイヤフラムのフェ
ライト番号を示す）であることを特徴とする耐食性３強
度、溶接性の優れたステンレス鋳銅である。
本発明は５ＵＳ３１６又は５ＵＳ３０４系の２相ステン
レス鋳鋼の母相の溶接性の改善がＦＮ （ショウファー
ダイヤグラムのフェライト番号）を特定範囲にすること
によって、また耐食性はＳｉ量を特定量以下にすること
によって、更にまた熱影響部の微細化が特定のＴｉ、
Ｎを添加することによってもたらされるとの知見に基づ
いて完成したものである。
レス鋳鋼の母相の溶接性の改善がＦＮ （ショウファー
ダイヤグラムのフェライト番号）を特定範囲にすること
によって、また耐食性はＳｉ量を特定量以下にすること
によって、更にまた熱影響部の微細化が特定のＴｉ、
Ｎを添加することによってもたらされるとの知見に基づ
いて完成したものである。
以下、本発明の２相ステンレス鋳崎の成分の限定理由を
説明する。
説明する。
Ｍｎ、 Ｐ、 Ｓ、 Ｎｉ、 Ｃｒ、 Ｍｏ；これ
らの元素は表１に示すオーステナイトとフェライトを含
む２相ステンレス鋳崎の必須成分であるので、表１より
各成分の量を抽出して、ＭｎＳ２．５％、Ｐ≦０．０４
％、Ｓ≦０．０４％、Ｎｉ５８〜１２％、 Ｃｒ５１７
〜２１％、ヒ０≦３％と限定した。
らの元素は表１に示すオーステナイトとフェライトを含
む２相ステンレス鋳崎の必須成分であるので、表１より
各成分の量を抽出して、ＭｎＳ２．５％、Ｐ≦０．０４
％、Ｓ≦０．０４％、Ｎｉ５８〜１２％、 Ｃｒ５１７
〜２１％、ヒ０≦３％と限定した。
Ｃ量、 ＦＮ ： ５ＵＳ３１６＃＃銅（ＣＦ８
Ｍ）、ＳＵＳ３０４ 鋳鋼（ＣＦ８． ＣＦ３）及び
本発明２相ステンレス鋳崎の溶接部など溶接熱サイクル
を受は耐食性の落ちる原因につき検討した結果、第１図
に示すような結果が得られた。この結果、Ｃ量は０．０
１〜０．０５％の範囲で、かつＦＮ＝５〜２０（但し、
ＦＮ≧１３３ＸＣ％）であることが必要であることが判
った・ 第１図の図表における記号の意味は下記表２の通りであ
り、 表 ２ （熱影響部で生じた割れ） また図表のアルファベントは表３に示した化学成分のも
のを示す。
Ｍ）、ＳＵＳ３０４ 鋳鋼（ＣＦ８． ＣＦ３）及び
本発明２相ステンレス鋳崎の溶接部など溶接熱サイクル
を受は耐食性の落ちる原因につき検討した結果、第１図
に示すような結果が得られた。この結果、Ｃ量は０．０
１〜０．０５％の範囲で、かつＦＮ＝５〜２０（但し、
ＦＮ≧１３３ＸＣ％）であることが必要であることが判
った・ 第１図の図表における記号の意味は下記表２の通りであ
り、 表 ２ （熱影響部で生じた割れ） また図表のアルファベントは表３に示した化学成分のも
のを示す。
Ｓｉ量：第２図に母材の５ｉｆｔと脆性温度範囲（°Ｃ
）の関係を示すが、これよりＳｉ量は１．２％以下であ
ることが判る。
）の関係を示すが、これよりＳｉ量は１．２％以下であ
ることが判る。
Ｔｉｌ、Ｎｌ：母材（ＣＦ８Ｍ、ＣＩ’＋８． ＣＦ３
）の強度を確保するため、母材強度（常温引張強さ：Ｔ
Ｓｌ）と化学成分の関係を重回帰分析で求めると、ＴＳ
Ｉ−３ｓ＋ １０８ （Ｃ＋Ｎ） ＋ ５Ｓｉ＋ １
．５Ｍｏ＋１ＯＦＮのようになる。これより、上記、Ｃ
，Ｓｉ及びＦＮ値が変化した場合、Ｎを添加することが
有効である。またＴｉも微細化による強度向上に寄与す
るので添加することが有効である。この場合、Ｔｉは０
．００１〜０．１％の範囲で添加され、Ｎは０．０２〜
０．１５％の範囲で添加される。夫々の上限を限定した
のは、Ｎを添加し過ぎるとブローホールが溶接時に発生
し易＜、Ｔｉを添加し過ぎると溶接時に高温割れが生じ
易くなるからである。
）の強度を確保するため、母材強度（常温引張強さ：Ｔ
Ｓｌ）と化学成分の関係を重回帰分析で求めると、ＴＳ
Ｉ−３ｓ＋ １０８ （Ｃ＋Ｎ） ＋ ５Ｓｉ＋ １
．５Ｍｏ＋１ＯＦＮのようになる。これより、上記、Ｃ
，Ｓｉ及びＦＮ値が変化した場合、Ｎを添加することが
有効である。またＴｉも微細化による強度向上に寄与す
るので添加することが有効である。この場合、Ｔｉは０
．００１〜０．１％の範囲で添加され、Ｎは０．０２〜
０．１５％の範囲で添加される。夫々の上限を限定した
のは、Ｎを添加し過ぎるとブローホールが溶接時に発生
し易＜、Ｔｉを添加し過ぎると溶接時に高温割れが生じ
易くなるからである。
先に示した表３のうちの※印のものが本発明実施測高で
あり、このものは耐食性１強度、溶接性に優れたもので
あった。
あり、このものは耐食性１強度、溶接性に優れたもので
あった。
本発明により、耐食性で強度が犬で、かつ溶接性に優れ
たオーステナイトとフェライトを含有する２相ステンレ
ス鋳！２１が得られる。
たオーステナイトとフェライトを含有する２相ステンレ
ス鋳！２１が得られる。
第１図は２相ステンレス鋳鋼におけるフェライト量（シ
ョウファー）とｃｌとの関係を示す図表、第２図は同鋳
綱におけるＳｉ滑と脆性温度範囲の関係を示す図表であ
る。 Ｒ佳品度宛圓（′Ｃ） Ｃ量（ｚ）
ョウファー）とｃｌとの関係を示す図表、第２図は同鋳
綱におけるＳｉ滑と脆性温度範囲の関係を示す図表であ
る。 Ｒ佳品度宛圓（′Ｃ） Ｃ量（ｚ）
Claims (1)
- ＳＵＳ３１６又はＳＵＳ３０４系のオーステナイトとフ
ェライトを含有する二相ステンレス鋳鋼であって、重量
％で、Ｃ＝０．０１〜０．０５％、Ｓｉ≦１．２％、Ｍ
ｎ≦１．５％、Ｐ≦０．０４％、Ｓ≦０．０４％、Ｎｉ
＝８〜１２％、Ｃｒ＝１７〜２１％、Ｍｏ≦３％、Ｔｉ
＝０．００１〜０．１％、Ｎ＝０．０２〜０．１５％、
ＦＮ＝５〜２０（但し、ＦＮ≧１３３×Ｃ％：こゝにお
いてＦＮはショウファーダイヤフラムのフェライト番号
を示す）であることを特徴とする耐食性、強度、溶接性
の優れたステンレス鋳鋼
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5376488A JPH01230752A (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | ステンレス鋳鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5376488A JPH01230752A (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | ステンレス鋳鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01230752A true JPH01230752A (ja) | 1989-09-14 |
Family
ID=12951882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5376488A Pending JPH01230752A (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | ステンレス鋳鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01230752A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102728801A (zh) * | 2012-07-12 | 2012-10-17 | 屈志 | 不锈钢精密铸造用基料生产工艺 |
| CN106567010A (zh) * | 2015-10-10 | 2017-04-19 | 江苏锦越航空合金材料有限公司 | 一种耐腐蚀不锈钢及其生产方法 |
| CN106567009A (zh) * | 2015-10-10 | 2017-04-19 | 江苏锦越航空合金材料有限公司 | 耐高温耐腐蚀不锈钢及其生产方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504172A (ja) * | 1973-03-29 | 1975-01-17 | ||
| JPS5036614A (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-05 | ||
| JPS62180043A (ja) * | 1986-02-01 | 1987-08-07 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 耐熱衝撃割れ感受性、耐食性および機械的性質にすぐれるオ−ステナイト・フエライト２相ステンレス鋳鋼 |
-
1988
- 1988-03-09 JP JP5376488A patent/JPH01230752A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS504172A (ja) * | 1973-03-29 | 1975-01-17 | ||
| JPS5036614A (ja) * | 1973-08-08 | 1975-04-05 | ||
| JPS62180043A (ja) * | 1986-02-01 | 1987-08-07 | Nippon Yakin Kogyo Co Ltd | 耐熱衝撃割れ感受性、耐食性および機械的性質にすぐれるオ−ステナイト・フエライト２相ステンレス鋳鋼 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102728801A (zh) * | 2012-07-12 | 2012-10-17 | 屈志 | 不锈钢精密铸造用基料生产工艺 |
| CN106567010A (zh) * | 2015-10-10 | 2017-04-19 | 江苏锦越航空合金材料有限公司 | 一种耐腐蚀不锈钢及其生产方法 |
| CN106567009A (zh) * | 2015-10-10 | 2017-04-19 | 江苏锦越航空合金材料有限公司 | 耐高温耐腐蚀不锈钢及其生产方法 |
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