JPH0361751B2 - - Google Patents
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- JPH0361751B2 JPH0361751B2 JP8719086A JP8719086A JPH0361751B2 JP H0361751 B2 JPH0361751 B2 JP H0361751B2 JP 8719086 A JP8719086 A JP 8719086A JP 8719086 A JP8719086 A JP 8719086A JP H0361751 B2 JPH0361751 B2 JP H0361751B2
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
この発明は、高温用鋼に係り、特にクリープ破
断強度に優れたオーステナイトステンレス鋼に関
するものである。 〔従来の技術〕 18%Cr−8%Ni系オーステナイトステンレス
鋼は、耐酸化性、高温強度に優れNi基合金等に
比べ経済的であるため、ボイラーチユーブ等の熱
交換器及び化学工業の反応管等に広く使用されて
いる。 ところで近年ボイラーの蒸気条件の高温高圧化
が検討されており、このためより高温強度に優れ
た経済的な鋼の開発が望まれている。 この系統のクリープ破断強度を改善する方法と
しては、炭化物の析出が有効であり、A23C6、或
いはTiC、NbC等の炭化物による強化鋼が用いら
れている。更にMo、W、Cu等の添加も有効であ
る。 炭化物による強化は、含有C量を増加させるこ
とでより有効になるが、C量増加に伴い高温の溶
体化処理が必要であり、実際の製造、施工を考慮
した場合1200℃程度が上限であり、炭化物による
強化には制限がある。またMo、W、Cu等による
強化は何れも高価な元素であるためその添加量の
増加は経済的に不利である。 そのため比較的低温の溶体化処理で高いクリー
プ破断強度が得られ、且つ経済的な鋼の開発が望
まれている。 〔発明の解決すべき問題点〕 本発明は、現用鋼のこれらの問題点を解決すべ
く詳細な検討を行い、Pを適量添加することで比
較的低温の溶体化処理においても十分高いクリー
プ破断強度を有し、且つ経済性に優れた鋼を見出
したものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記の問題点を解決するために詳細
な検討を行なつた結果なされたものである。 本発明の第1発明鋼は、 重量基準にて、C;0.05〜0.15%、Si;1.0%以
下、Mn;2.0%以下、Ni;7〜18%、Cr;15〜
25%、T.N;0.03%以下、P;0.03〜0.08%及び
Ti;0.5%以下、Nb;1.0%以下のうち一種又は
二種を含有し、且つ(Ti+Nb)/C(原子比);
0.20〜0.80を満足、残部はFe及び不可避不純物か
らなる高温用オーステナイトステンレス鋼であ
り、 本発明の第2発明鋼は、 重量基準にて、C;0.05〜0.15%、Si;1.0%以
下、Mn;2.0%以下、Ni;7〜18%、Cr;15〜
25%、T.N;0.03%以下、P;0.03〜0.08%及び
Ti;0.5%以下、Nb;1.0%以下のうち一種又は
二種を含有し、更にB;0.010%以下、Zr;0.10
%以下のうち一種又は二種を含有し、且つ(Ti
+Nb)/C(原子比);0.20〜0.80を満足し、残部
はFe及び不可避不純物からなる高温用オーステ
ナイトステンレス鋼である。 〔作用〕 本発明は、鋼中のPの含有量を適正範囲に制限
し、且つTi、Nb量を制限することにより、1200
℃以下の溶体化処理においても現用鋼の
SUS321H、SUS347Hより格段に優れたクリープ
破断特性を有し、その他特性が18−8系オーステ
ナイトステンレス鋼と同等である鋼を見出したも
のである。 次に本発明合金組成の成分の限定理由について
述べる。 C;0.05〜0.15% 高温用オーステナイトステンレス鋼のクリープ
破断強度を向上させるために有効な元素である
が、0.05%未満では充分な効果が得られず、又
0.15%を超える過剰添加は熱間加工性及び溶接性
を損なうことから上記の範囲とした。 Si;1.0%以下 脱酸剤また耐酸化性改善のため添加されるが、
1.0%を超える添加ではシグマ相の析出が生じ脆
化するため1%以下とした。 Mn;2.0%以下 脱酸効果、オーステナイト相の安定のため添加
されるが、2.0%を超える添加は有効ではない。 Ni;7〜18% オーステナイト単相を得るためには、7%以上
の含有が必要であり、過剰の含有はデルタフエラ
イト凝固しないため、上限を18%とした。 Cr;15〜25% 耐酸化性から15%以上必要であるが、25%を超
えるとオーステナイト単相とするためにNi量を
増加させる必要があり、経済的でないため上限を
25%とした。 T.N;0.03%以下 過剰の添加は介在物としてのTiNを増加させ
るため上限を0.03%とした。 P;0.03〜0.08% この元素の添加は本発明の特徴の一つであり、
0.03%未満ではクリープ破断強度に対する効果が
十分でなく、また0.08%を超えると溶接性を損な
うためその範囲を上記の範囲とした。 Ti、Nb これらの元素は炭化物を形成しクリープ破断強
度の向上に有効な元素であるが、(Ti+Nb)/
C(原子比)が0.2未満では効果が十分でなく、
0.8を超えるとクリープ破断延性が低下するので
その範囲を0.2〜0.8に限定し、各元素の上限はク
リープ破断強度の向上効果を考慮し夫々の範囲を
0.5%及び1.0%に限定した。Ti及びNbはこれら
のうち1種又は二種を添加することが出来る。 B、Zr 前記の添加元素の他に、第2発明鋼において
は、破断強度、及び延性の改善を目的として、こ
れらの元素を更に一種又は二種を必要に応じ添加
することが出来る。夫々の範囲は、0.010%及び
0.10%を超えて添加しても効果が向上しないので
その範囲を0.010%以下及び0.10%以下とする。 次に本発明の実施例について述べる。 〔実施例〕 本実施例に供した本発明鋼並びに比較鋼の化学
成分並びに機械的特性を次表に示す。 表に示したNo.1〜18の鋼(本発明鋼No.1〜9、
比較鋼No.10〜18)を溶製し、10Kg鋼塊としたのち
熱間圧延で12mmtの板にした。この板を表に示し
た温度で溶体化処理を行い、クリープ破断試験
片、バレストレイン試験用素材を採取した。 クリープ破断試験は650℃、応力20Kg・f/mm2
で行い、溶接性を評価するバレストレイン試験は
TIGで入熱19.3kJ/cm、付加歪量1.5%で行い全
割れ長さを測定し、溶接割れ感受性を評価した。 表に示したNo.14,15は現用のSUS321H、
SUS347H鋼であるが破断時間は500時間以下であ
るのに対して、本発明鋼は何れも1000時間以上の
破断時間であり、優れたクリープ破断強度を示す
ことが認められる。 本発明鋼の特徴であるP量に関しては、P量の
少ない比較鋼No.10は破断時間が短く、P量の多い
比較鋼No.11は破断時間は十分長いが、破断延性が
低く、更に溶接割れ感受性が増大している。この
ことから本発明鋼のP量は0.03%〜0.08wt%が好
ましいことが判る。 また(Ti+Nb)/C(原子比)については、
比較鋼No.12で示すようにこの比が0.2未満の場合
は破断時間は十分でなく、0.80を超えると比較鋼
No.13の場合、破断時間が長いが破断延性の低下が
著しい。 従つて(Ti+Nb)/C(原子比)を0.20〜0.80
の範囲にすることが必要であることは明らかであ
る。 本発明鋼は1150℃の溶体化処理で現用鋼より格
段と優れたクリープ破断強度を示しており、現用
鋼で本発明鋼と同等近い破断強度を得るためには
比較鋼No.16で示すように、1200℃以上の溶体化処
理を必要とする。 本発明鋼No.5,6に示すように適量のB,Zr
を添加することによりクリープ破断強度、延性と
も改善されることは表より明らかである。 〔発明の効果〕 本発明のオーステナイトステンレス鋼は、実施
例に明らかなように、低廉な元素の微量添加のた
め経済的であり且つ現用鋼より格段と優れたクリ
ープ破断強度を有し、その他特性が現用鋼と同等
の効果を奏するものである。
断強度に優れたオーステナイトステンレス鋼に関
するものである。 〔従来の技術〕 18%Cr−8%Ni系オーステナイトステンレス
鋼は、耐酸化性、高温強度に優れNi基合金等に
比べ経済的であるため、ボイラーチユーブ等の熱
交換器及び化学工業の反応管等に広く使用されて
いる。 ところで近年ボイラーの蒸気条件の高温高圧化
が検討されており、このためより高温強度に優れ
た経済的な鋼の開発が望まれている。 この系統のクリープ破断強度を改善する方法と
しては、炭化物の析出が有効であり、A23C6、或
いはTiC、NbC等の炭化物による強化鋼が用いら
れている。更にMo、W、Cu等の添加も有効であ
る。 炭化物による強化は、含有C量を増加させるこ
とでより有効になるが、C量増加に伴い高温の溶
体化処理が必要であり、実際の製造、施工を考慮
した場合1200℃程度が上限であり、炭化物による
強化には制限がある。またMo、W、Cu等による
強化は何れも高価な元素であるためその添加量の
増加は経済的に不利である。 そのため比較的低温の溶体化処理で高いクリー
プ破断強度が得られ、且つ経済的な鋼の開発が望
まれている。 〔発明の解決すべき問題点〕 本発明は、現用鋼のこれらの問題点を解決すべ
く詳細な検討を行い、Pを適量添加することで比
較的低温の溶体化処理においても十分高いクリー
プ破断強度を有し、且つ経済性に優れた鋼を見出
したものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記の問題点を解決するために詳細
な検討を行なつた結果なされたものである。 本発明の第1発明鋼は、 重量基準にて、C;0.05〜0.15%、Si;1.0%以
下、Mn;2.0%以下、Ni;7〜18%、Cr;15〜
25%、T.N;0.03%以下、P;0.03〜0.08%及び
Ti;0.5%以下、Nb;1.0%以下のうち一種又は
二種を含有し、且つ(Ti+Nb)/C(原子比);
0.20〜0.80を満足、残部はFe及び不可避不純物か
らなる高温用オーステナイトステンレス鋼であ
り、 本発明の第2発明鋼は、 重量基準にて、C;0.05〜0.15%、Si;1.0%以
下、Mn;2.0%以下、Ni;7〜18%、Cr;15〜
25%、T.N;0.03%以下、P;0.03〜0.08%及び
Ti;0.5%以下、Nb;1.0%以下のうち一種又は
二種を含有し、更にB;0.010%以下、Zr;0.10
%以下のうち一種又は二種を含有し、且つ(Ti
+Nb)/C(原子比);0.20〜0.80を満足し、残部
はFe及び不可避不純物からなる高温用オーステ
ナイトステンレス鋼である。 〔作用〕 本発明は、鋼中のPの含有量を適正範囲に制限
し、且つTi、Nb量を制限することにより、1200
℃以下の溶体化処理においても現用鋼の
SUS321H、SUS347Hより格段に優れたクリープ
破断特性を有し、その他特性が18−8系オーステ
ナイトステンレス鋼と同等である鋼を見出したも
のである。 次に本発明合金組成の成分の限定理由について
述べる。 C;0.05〜0.15% 高温用オーステナイトステンレス鋼のクリープ
破断強度を向上させるために有効な元素である
が、0.05%未満では充分な効果が得られず、又
0.15%を超える過剰添加は熱間加工性及び溶接性
を損なうことから上記の範囲とした。 Si;1.0%以下 脱酸剤また耐酸化性改善のため添加されるが、
1.0%を超える添加ではシグマ相の析出が生じ脆
化するため1%以下とした。 Mn;2.0%以下 脱酸効果、オーステナイト相の安定のため添加
されるが、2.0%を超える添加は有効ではない。 Ni;7〜18% オーステナイト単相を得るためには、7%以上
の含有が必要であり、過剰の含有はデルタフエラ
イト凝固しないため、上限を18%とした。 Cr;15〜25% 耐酸化性から15%以上必要であるが、25%を超
えるとオーステナイト単相とするためにNi量を
増加させる必要があり、経済的でないため上限を
25%とした。 T.N;0.03%以下 過剰の添加は介在物としてのTiNを増加させ
るため上限を0.03%とした。 P;0.03〜0.08% この元素の添加は本発明の特徴の一つであり、
0.03%未満ではクリープ破断強度に対する効果が
十分でなく、また0.08%を超えると溶接性を損な
うためその範囲を上記の範囲とした。 Ti、Nb これらの元素は炭化物を形成しクリープ破断強
度の向上に有効な元素であるが、(Ti+Nb)/
C(原子比)が0.2未満では効果が十分でなく、
0.8を超えるとクリープ破断延性が低下するので
その範囲を0.2〜0.8に限定し、各元素の上限はク
リープ破断強度の向上効果を考慮し夫々の範囲を
0.5%及び1.0%に限定した。Ti及びNbはこれら
のうち1種又は二種を添加することが出来る。 B、Zr 前記の添加元素の他に、第2発明鋼において
は、破断強度、及び延性の改善を目的として、こ
れらの元素を更に一種又は二種を必要に応じ添加
することが出来る。夫々の範囲は、0.010%及び
0.10%を超えて添加しても効果が向上しないので
その範囲を0.010%以下及び0.10%以下とする。 次に本発明の実施例について述べる。 〔実施例〕 本実施例に供した本発明鋼並びに比較鋼の化学
成分並びに機械的特性を次表に示す。 表に示したNo.1〜18の鋼(本発明鋼No.1〜9、
比較鋼No.10〜18)を溶製し、10Kg鋼塊としたのち
熱間圧延で12mmtの板にした。この板を表に示し
た温度で溶体化処理を行い、クリープ破断試験
片、バレストレイン試験用素材を採取した。 クリープ破断試験は650℃、応力20Kg・f/mm2
で行い、溶接性を評価するバレストレイン試験は
TIGで入熱19.3kJ/cm、付加歪量1.5%で行い全
割れ長さを測定し、溶接割れ感受性を評価した。 表に示したNo.14,15は現用のSUS321H、
SUS347H鋼であるが破断時間は500時間以下であ
るのに対して、本発明鋼は何れも1000時間以上の
破断時間であり、優れたクリープ破断強度を示す
ことが認められる。 本発明鋼の特徴であるP量に関しては、P量の
少ない比較鋼No.10は破断時間が短く、P量の多い
比較鋼No.11は破断時間は十分長いが、破断延性が
低く、更に溶接割れ感受性が増大している。この
ことから本発明鋼のP量は0.03%〜0.08wt%が好
ましいことが判る。 また(Ti+Nb)/C(原子比)については、
比較鋼No.12で示すようにこの比が0.2未満の場合
は破断時間は十分でなく、0.80を超えると比較鋼
No.13の場合、破断時間が長いが破断延性の低下が
著しい。 従つて(Ti+Nb)/C(原子比)を0.20〜0.80
の範囲にすることが必要であることは明らかであ
る。 本発明鋼は1150℃の溶体化処理で現用鋼より格
段と優れたクリープ破断強度を示しており、現用
鋼で本発明鋼と同等近い破断強度を得るためには
比較鋼No.16で示すように、1200℃以上の溶体化処
理を必要とする。 本発明鋼No.5,6に示すように適量のB,Zr
を添加することによりクリープ破断強度、延性と
も改善されることは表より明らかである。 〔発明の効果〕 本発明のオーステナイトステンレス鋼は、実施
例に明らかなように、低廉な元素の微量添加のた
め経済的であり且つ現用鋼より格段と優れたクリ
ープ破断強度を有し、その他特性が現用鋼と同等
の効果を奏するものである。
【表】
【表】
*印:本発明鋼範囲外
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 重量基準にて、C;0.05〜0.15%、Si;1.0%
以下、Mn;2.0%以下、Ni;7〜18%、Cr;15
〜25%、T.N;0.03%以下、P;0.03〜0.08%及
びTi; 0.5%以下、Nb;1.0%以下のうち一種又は二種
を含有し、且つ(Ti+Nb)/C(原子比);0.20
〜0.80を満足し、残部はFe及び不可避不純物から
なることを特徴とする高温用オーステナイトステ
ンレス鋼。 2 重量基準にて、C;0.05〜0.15%、Si;1.0%
以下、Mn;2.0%以下、Ni;7〜18%、Cr;15
〜25%、T.N;0.03%以下、P;0.03〜0.08%及
びTi;0.5%以下、Nb;1.0%以下のうち一種又
は二種を含有し、更にB;0.010%以下、Zr;
0.10%以下のうち一種又は二種を含有し、且つ
(Ti+Nb)/C(原子比);0.20〜0.80を満足し、
残部はFe及び不可避不純物からなることを特徴
とする高温用オーステナイトステンレス鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8719086A JPS62243743A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 高温用オ−ステナイトステンレス鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8719086A JPS62243743A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 高温用オ−ステナイトステンレス鋼 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62243743A JPS62243743A (ja) | 1987-10-24 |
JPH0361751B2 true JPH0361751B2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=13908067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8719086A Granted JPS62243743A (ja) | 1986-04-17 | 1986-04-17 | 高温用オ−ステナイトステンレス鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62243743A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4946242B2 (ja) * | 2006-07-27 | 2012-06-06 | 住友金属工業株式会社 | オーステナイト系ステンレス鋼溶接継手及びオーステナイト系ステンレス鋼溶接材料 |
CA2674091C (en) | 2007-01-15 | 2012-02-21 | Sumitomo Metal Industries, Ltd. | Austenitic stainless steel welded joint and austenitic stainless steel welding material |
JP4310664B1 (ja) | 2008-01-25 | 2009-08-12 | 住友金属工業株式会社 | 溶接材料および溶接継手構造体 |
KR20170074265A (ko) * | 2015-12-21 | 2017-06-30 | 주식회사 포스코 | 내크립 특성 및 인장강도가 향상된 오스테나이트계 스테인리스강 및 이의 제조 방법 |
-
1986
- 1986-04-17 JP JP8719086A patent/JPS62243743A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62243743A (ja) | 1987-10-24 |
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