JPH01230553A - 含窒素複素環四級塩及びその製造方法 - Google Patents

含窒素複素環四級塩及びその製造方法

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JPH01230553A
JPH01230553A JP5778388A JP5778388A JPH01230553A JP H01230553 A JPH01230553 A JP H01230553A JP 5778388 A JP5778388 A JP 5778388A JP 5778388 A JP5778388 A JP 5778388A JP H01230553 A JPH01230553 A JP H01230553A
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atom
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JP5778388A
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Nobuhiko Uchino
内野 暢彦
Takanori Hioki
孝徳 日置
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C1/00Photosensitive materials
    • G03C1/005Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein
    • G03C1/06Silver halide emulsions; Preparation thereof; Physical treatment thereof; Incorporation of additives therein with non-macromolecular additives
    • G03C1/08Sensitivity-increasing substances
    • G03C1/10Organic substances

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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は含窒素複素環四級塩の製造方法に関するもので
あり、さらに詳しく言えば3位にアルキル基金有し、弘
、5位に縮合環を有するλ−アルキルーベンゾオキサシ
リウム、チアゾリウム、セレナゾリウム、テルラゾリウ
ムもしくはイミダゾリウム四級塩類などの製造方法及び
それにより得られた新規な四級塩化合物に関するもので
ある。
(従来の技術) 四級塩化合物はそれ自体写真用添加剤として用いられる
ほか、感光材料用増感色素、染料、レーザー色素などの
機能性化合物合成の中間体、原料として有用である。
このような四級塩化合物(下記に示す一般式(A)の合
成法としては下記の(a)および(b)ルートがよく知
られている(例えば、アイ・キプリアノ;y (L K
iprianov )、アイ・ケイ・ウシエフ −y 
(1,に、 Ushenko ) 、ジャーナル・オヅ
・ジェネラル・ケミストリー・オブ・ザ・ユーエスエユ
アー#(J、Gen、Chem、(U、S、S、R,)
X/7巻λ20/〜2207頁(/り≠7年)および第
1り巻/j7j頁、および/j/?頁(lり≠2年およ
びエイチ・アクスト(H,Quast) 、イー・シュ
ミット(E、 S c hms t t )、ベリヒテ
(Ber、)@/ ”巻、141頁(15’AP)に記
載されている。) 一般式(A) Ca)ルート (式中、Xll 、X1z、X13は離脱基、X14は
水素原子もしくはアリール基、R11は置換もしくは無
置換のアルキル基、R12は置換もしくは無置換のアル
キル基、置換もしくは無置換のアリール基、Yllは水
素原子、−価の有機残基、Zuは酸素原子、硫黄原子、
セレン原子、テルル原子などを示す。) 一般的には、原料としての(H)の入手あるいは合成が
比較的容易なことから<a>ルートによる(A)の合成
の方が(b)ルートに比べて簡便であるとされている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、(a)ルートでの合成法では化合物(B)にお
いてYllが弘、5位の縮合環を表わすとき、その立体
障害のため、R11がプロピル基以上の置換基を持つ化
合物(A)t−合成することはその非常な低収率のため
に単離することが困難であり、その工業的な製造が困難
であった。
例えばその低収率であることは次の通りである。
反応率2!チ 反応率 、2嗟 そこで、このような弘、3倍に縮合環を有する四級塩類
を、高収率で単離可能な方法で合成する合成法の開発が
望ツれていた。
一方、(b)ルートの合成法は、出発物質である化合物
(C)の入手が困難であった。そのため化合物(C)に
おいてYllが弘、j位の縮合環を表わすとき、この合
成ルートによる合成法について十分に研究がなされてい
ないのが実情である。
一方、このような化合物(A)において≠、5位の縮合
環を有するような四級塩Ut−1高収率で、単離可能な
方法で合成する方法の開発が望まれていた。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは上記の従来法の欠点を克服するため種々検
討を重ねた結果、化合*(C)のYllが弘、j位の縮
合環を表わすものの高収率の合成法を確立し、しかもこ
の化合物を出発物質として、化合物(A)において≠、
5位に縮合環を表わす化合物が意外にも前記(b)ルー
トによって高収率で合成できることを見出し、この知見
に基づき本発明をなすに至った。
すなわち本発明は、一般式(I)で表わされる四級塩化
合物を調製するに当り、 一般式(I) (式中、Zは酸素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル
原子、−N−(ただし、R3は水素原子、(ただし、R
4s R5は水素原子、アルキル基をそれぞれVl、V
2と同義である)を示し、(R1はアルキル基を示し、
R2はアルキル基、アリール基、Vl、v2は水素原子
、アルキル基、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ
基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、スルフ
ァモイル基、カルボキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、
アミノ基、アシルアミノ基、アルコキシ基またはアリー
ル基金示し、 Qは縮合環を形成するに必要な原子群を示す。
X1eは陰イオンを示す。n=oまたは7以上の整数で
ある。ただし、分子内塩を形成するときはn=oである
。、) 一般式(If)で表わされる化合物と一般式(III)
または一般式(W)または一般式(V)で表わされる化
合物とを反応させることを特徴とする含窒素複素環四級
塩の製造方法である。
一般式(II) (式中、2%R1、Vl、■2及びQは前記と同じ意味
をもつ。) 一般式(III) R2−C−X2 (式中、R2は前記と同じ意味をもち、X2は離脱基金
表わす。) 一般式(■) R2−C(X3)3 (式中、R2は前記と同じ意味をもち、X3は離脱基を
表わす。) 一般式(V) Rz  C(X4) = NX5 (式中、R2は前記と同じ意味をもち、X4は離脱基、
X5は水素原子またはアリール基金表わす。) なお、R1、R2、R3、R4、R5のアルキル基、R
2、R3のアリール基は置換基によって置換されていて
もよい。
またvl、vlのアルキル基、アシル基、アシルオキシ
基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、スルフ
ァモイル基、アミノ基、アシルアミノ基、アルコキシ基
、アリール基は置換基によって置換されていてもよい。
また、本発明は一般式(W)で表わされる新規な含窒素
複素環四級塩化合物である。
一般式(W) (式中、R5は炭素数3〜/♂のアルキル基金表わす。
X6°は陰イオンを表わす。mは0以上の数である。た
だし、分子内塩を形成するときはm=Oである。) 次に、上記一般式(1〜(lで表わされる化合物ニオは
ルZ1 s R1、R2、Vl、vl、Q、 X工、X
2、X3、X4、X5、x6゜についてさらに詳細に説
明する。
Zは炭素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル原子、ま
たは−N−(ただし、R3は水素原子、無置換アルキル
基(例えばメチル基、エチル基など)、置換アルキル基
(例えばコーヒドロキシエチル基など)、無置換アリー
ル基(例えばフェニル基など)、置換アルキル基(例え
ばp−クロロフェニル、p−メチルフェニル、p−メト
キシフェニル基など))を表わす。
R1は好ましくは炭素数/を以下の無置換アルキル基(
例えばメチル基、エチル基、n−プロピルa、n−ブチ
ル基、n−アミル基など)、置換アルキル基(置換基と
して例えば、カルボキシ基、スルホ基、シアノ基、ハロ
ゲン原子(例えばフッ素原子、塩素原子、臭素原子など
)、ヒドロキシ基、炭素数r以下のアルコキシカルボニ
ル基(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基、フェノキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボ
ニル基など)、炭素数r以下のアルコキシ基(例えばメ
トキシ基、エトキシ基、ベンジルオキシ基、フェネチル
オキシ基など)、炭素数IO以下の単環式のアリールオ
キシ基(例えばフェノキシ基s p  F ’)ルオキ
シ基など)%炭素数3以下のアシルオキシ基(何えばア
セチルオキシ基、プロピオニルオキシ基など)、炭素数
?以下のアシル基(例えばアセチル基、プロピオニル基
、ベンゾイル基、メシル基など)、カルバモイル基(例
エバカルバモイル基、N、N−ジメチルカルバモイル基
、モルホリノカルボニル基、ピRリジノカルボニル基な
ト)、スルファモイル基(例えばスルファモイル基、N
、N−ジメチルスルファモイル基など)、炭素数IO以
上のアリール基(例えばフェニル基、弘−クロルフェニ
ル基、弘−メチルフェニル基、α−す7チル基など)、
ビニル基などで置換された炭素数/r以下のアルキル基
)が好ましい。
特にR1としては、無置換アルキル基(例えばn−プロ
ピル基、n−ブチル基、n−アミル基、n−ヘキシル、
n−オクチルが好ましい。
R2は無置換アルキル基(例えばメチル基、エチル基、
n−プロピル基)、置換アルキル基(置換基として例え
ば、スルホ基、カルボキシ基で置換され九炭素数/♂以
下のアルキル基)、無置換アリール基(例えばフェニル
基)、置換アリール基(例えばp−クロロフェニル、p
−メチルフェニル、p−メトキシフェニル)が好ましい
特にR2としてはメチル基が好ましい。
vl、V2としては、互いに同一でも異なっていてもよ
くそれぞれ水素原子、炭素数IO以下の無置換のアルキ
ル基(例えばメチル基、エチル基など)、炭素数/♂以
下の置換アルキル基(例えばベンジル基、α−ナフチル
メチル基、λ−フェニルエチル基、トリフルオロメチル
基)、ハロケン原子(例えば塩素原子、フッ素原子、臭
素原子)、D、g数io以下のアシル基(例えばアセチ
ル基、ベンゾイル基、メシル基など)、炭素数10以下
のアシルオキシ基(例えばアセトキシ基など)、炭素数
10以下のアルコキシカルボニル基(側光ばメトキシカ
ルボニル基、エトキシカルボニル基、ベンジルオキシカ
ルボニル基など)、置換もしくは無置換のカルバモイル
基(例えばカルバモイル基、N、N−ジメチルカルバモ
イル基、モルホリノカルボニル基、ピペリジノカルボニ
ル基など)、置換もしくは無置換のスルファモイル基(
例えばスルファモイル基、N、N−ジメチルスルファモ
イル基、モルホリノスルホニル基、ピはリジノスルホニ
ル基なト)、カルボキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、
アミノ基、炭素数r以下のアシルアミノ基(例えばアセ
チルアミノ基など)、炭素数10以下のアルコキシ基(
例えばメトキシ基、エトキシ基、ベンジルオキシ基など
)、アリール基(例えばフェニル基、トリル基など)が
好ましい。
Qは縮合環を表わす。例えば、炭素原子からのみ構成さ
れる縮合環〔例えば無置換ベンゼン環、置換基2有する
ベンゼン環(置換基として例えば、炭素数IO以下の無
置換のアルキル基(例えばメチル基、エチル基など)、
炭素数/r以下の置換アルキル基(例えばベンジル基、
α−ナフチルメチル基、コーフェニルエチル基、トリフ
ルオロメチル基)、ハロゲン原子(例えば塩素原子、フ
ッ素原子、臭素原子)、炭素数/θ以下のアシル基(例
えばアセチル基、ベンゾイル基、メシル基など)、炭素
数70以下のアシルオキシ基(例えばアセトキシ基など
)、炭素数IO以下のアルコキシカルボニル基(例えば
メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、ベンジ
ルオキシカルボニル基など)、置換もしくは無置換のカ
ルバモイル基(例えばカルバモイル基、N、N−ジメチ
ルカルバモイル基、モルホリノカルlニル基、ピ、< 
リジノカルボニル基など)、置換もしくは無置換のスル
ファモイル基(例えばスルファモイル基、NlN−ジメ
チルスルファモイル基、モルホリノスルホニル基、ピペ
リジノスルホニル基なト)、カルボキシ基、シアノ基、
ヒドロキシ基、アミン基、炭素数を以下のアシルアミノ
基(例えばアセチルアミノ基など)、炭素数70以下の
アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基、ベンジ
ルオキシ基など)、アリール基(例えばフェニル基、ト
リル基など)が好ましい。)シクロはンタジエン環、ト
ロビリデン環など〕 または、含へテロ原子縮合環(例えば置換もしくは無置
換のピリジン環、7ラン環、チオフェン環、ピロール環
、チアゾール環、オキサゾール環、イミダゾール環、ト
リアゾール環など)などが好ましい。
特に好ましくは、置換もしくは無置換のベンゼン環であ
る。
X2、X3、X4は一般に有機合成化学で用いられる脱
離苓を表わし、例えばシェリー・マーチ(Jerry 
March )著「アドパyス)”−オーミニツク・ケ
ミストリー:リアクション、メカニズム。
アンド・ストラフチャー(AdvancedOrgan
ic  Chemistry:Reactions。
Mechanism、and 5tructure)J
(マツフグロラーヒル・コラガクシャ Mcgraw−
hillKogakusha刊」 /り77年)(y、
2tj 〜4Ljλに記載されている離脱基を意味して
おり、具体的には、ヒドロキシ基、アシル基(例えばア
セチル基、プロピオニル基など)、アミノ基、アニリノ
基、アルコキシ基(例えばメトキシ基、エトキシ基など
)1、ハロゲン原子(フッ素、塩素、臭素、ヨウ素)な
どが好ましい。
X5は水素原子またはアリール基金表わす。
X1eは脱離基X2の陰イオン、または反応後に単離を
容易圧するために変換した陰イオンでもよい。具体的に
は無機陰イオンあるいは有機陰イオンのいずれであって
もよく、例えばノ10グンイオン(例えばフッ素イオン
、塩素イオン、臭素イオン、ヨウ素イオンなど)、置換
アリールスルホン[オン(例えばp−)ルエンスルホン
酸イオン、p−クロルフェニルスルホン酸イオンナト)
、ナフタレンジスルホン酸イオン(例えハ、’ r ’
−ナフタレンジスルホン酸イオン)、)IJフルオロメ
タンスルホン酸イオン、フルオロスルホン酸イオン、ア
ルキル硫酸イオン(例えばメチル硫酸イオン、エチル硫
酸イオンなど)、チオシアン酸イオン、過塩素酸イオン
などが挙げられ、この中でもヨウ素イオン、p−1ルエ
ンスルホン酸イオン、アルキル硫酸イオンが好ましい。
本発明方法において一般式(III)〜(V)で表わさ
れる化合物を一般式(II)で表わされる化合物に対し
て7〜70モル当量用いて反応を行わせることが好まし
く、7〜3モル当量用いるのがより好ましい。−紋穴(
III)〜(V)で表わされる化合物が1モル当量未満
では吸率の減少が著しくなり、10モル当当量超越ると
生成物を単離するのが困難になる。
反応温度は好ましくはコ!〜コ0°C1よシ好ましくは
to〜/コ0°Cであシ、温度が230C未満では反応
の進行が遅く、原料全完全に消失させることが困難であ
シ、コOO°Cを越えると生成物の分解のため低収率と
なる。
反応は適宜攪拌下で行うのが好ましい。
反応には、溶媒は必ずしも必要としない。しかし、用い
る反応化合物の組合せと反応条件によって、必要に応じ
溶媒を少量使用することができる。
このような溶媒としては、例えば芳香族炭化水素(fl
Ltハベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン
など)、エーテル(例えばアニソール、テトラヒドロフ
ランなど)、脂肪族炭化水素(例えばヘキサン、リグロ
イン、デカリンなど)、ハロゲン化炭化水素(例えばク
ロロホルム、ジクロロエタン、四塩化炭素など)、N−
アルキルラクタム(例えばN−メチルピロリドンなト)
、ジアルキルアミド(例えばジメチルホルムアミド、ジ
メチルアセトアミドなど)、ジアルキルスルホキシド(
例えばジメチルスルホキシドなト)、ニトロベンゼン、
アセトニトリル、ハロゲン化ヘンゼン(例えばクロルベ
ンゼンなど)などがあげられ、反応条件、沸点、溶解性
、反応性、臭気、価格などを考慮して一種もしくはそれ
以上を使用することができる。
本発明方法によれば目的化合物は一般式(I)で表わさ
れる生成物の溶解度が低い溶媒(例えば、61エチル、
ヘキサン、エーテル、アセトンなど)を反応溶媒に加え
ることによシ、結晶として単離できる。
次に本発明の方法によυ合成される一般式(I)で表わ
される化合物の具体例を示す。
化合物乙 化合物27     C2H5 化合物ココ     C2H5 化合物コ2 (発明の効果) 本発明方法によれば、3位に置換もしくは無置換アルキ
ル基金有し、≠、!位に縮合環を有するコーアルキルー
ペンゾオキサゾリウム、チアゾリウム、セレナゾリウム
、テルラゾリウムもしくはイミダゾリウム四級塩類など
金高吸率で得ることができ、その単離も容易に行うこと
ができる。本発明方法によれば、これらの目的化合物上
に、比較的自由に種々の置換基を導入することができる
本発明方法によシ得られる四級塩化合物は、それ自体も
写真添加剤などに用いられる。さらにこの四級塩化合物
の有用性は、この化合物が種々の該電子性の化合物と反
応して有用な化合物が得られることにある。例えば、活
性メチル基金有する複素環四級塩あるいはカルボニル基
のα位に活性メチレンを有する化合物と反応させること
により、写真用増感色素、染料またレーザー色素などと
して有用なシアニン色素、メロシアニン色素を得ること
ができる。本発明により、比較的自由に穐々の置換基金
導入することが可能になったために、それらの色素の特
性(例えば、写真感度、保存安定性など)を広い範囲に
わたって制御することが可能になった。
(実施例) 次に本発明を実施例に基づきさらに詳細に説明する。
(実施例/) (:) 2す7)L:/、 2−d〕チアゾロンの合成
サントメイヤー(Sandmeyer)、、ベリヒテ(
Ber、)!/り巻p、2tzr(i)tt年)に記載
の方法に準じて、l−アミノ−λ−チオナフトール塩酸
塩コ//fと尿素/2−1を混合し、外温/l00Cで
グ時間反応させた。この反応溶液全水コ、!tに加える
と結晶が析出した。この結晶全吸引ろ過によシ取シ出し
、乾燥した後にメタノール(j 00 xi )とクロ
ロホルム(j 00 td )の混合溶媒を加え、加熱
することにより完溶させた。ただちに自然ろ過した後に
、溶媒をtoof留去した。この反応液を放冷すると結
晶が析出し、これを吸引ろ過で取シ出しイソプロピルア
ルコールで洗浄したところうすいかっ色結晶の2−ナフ
ト(/、コーd〕チアゾロンi、y3y(収率60憾)
が得られた。m、p、はコit−コ、210Cであった
(tt)  / −m−アミルアミノーコーチオナ7ト
ールの合成 上記のコーナフトc/、2−d〕チアゾロン3!2とに
2CO37コ1とアセトニトリル200ゴ全混合する。
この溶液にヨウ化アミルjiff加え外@t、o0Cで
1時間加熱攪拌する。次に反応溶液を水/、jtに注ぐ
と結晶が析出する。この結晶全吸引ろ過で取り出し乾燥
する。得られた結晶をメタノールで再結晶する。析出し
た結晶を吸引ろ過でとp出し、乾燥するとj−n−アミ
ル−ナフト〔/、r−d〕チアゾロン/りy(収率弘O
鴫)が得られたm、 p、は47°Cであった。
この化合物!?を20憾NaOH水溶液!0−とエタノ
ール2jrxlに溶かし6時間加熱還流する。
反応溶液を水2rOmlに加え濃塩酸でp)(=約3に
する。次KNaHCOa  を中性になるまで加える。
次に酢酸エチルで抽出して溶媒を留去し、乾燥するとオ
イル状の/−m−アミルアミノ−コーチオナフトール弘
、j1(収率ioo%)が得られた。
GiD  化合物lμの合成 次に上記のようにして合成した、/−n−アミルアミノ
−コーチオナフトール/3.1.fと塩化アセチル弘、
弘?とベンゼン/λadtllliL、、 A時間全還
流させると結晶が析出する。放冷後この結晶を吸引ろ過
で取少出し乾燥すると白色結晶の化合物l弘が≠、72
(収率コr憾)得られた。
m、 p、は17弘〜/74°Cであった。
(実施例コ) 実施例/の(11)で得られた/−n−アミルアミノ−
λ−チオナフトール/3.61と無水酢酸!。
61とパラトルエンスルホン酸10.Iff、混合し、
外温/600Cで3時間反応させた後、放冷後酢酸エチ
ル100tyJf加えると結晶が析出する。
この結晶を吸引ろ過で取り出し、乾燥すると淡かっ色結
晶の化合物/gがΔ、θ2(収率2.r% )得られた
。m、p、は/7A−/720Cであった。
(実施例3) 実施例/の(1)、(11)の方法に準じて、/−n−
プロビルアミノーコーチオナフトールを合成した。
この化合物/2.Ofと塩化アセチル弘、≠2とベンゼ
ン/λ−t−混合し、6時間を還流させると結晶が析出
する。放冷後この結晶を吸引ろ過で取り出し乾燥すると
白色結晶の化合物/2が/λ。
71(収率r3b)得られた。m、 p、は/乙g〜/
6り0Cであった。
(実施例≠) 実施例/の(1)、(II)の方法に準じて、/−n−
プチルアミノ−コーチオナフトール全合成した。この化
合物/2.7?と塩化アセチル弘、4t1とベンゼン/
−2ydを混合し、4時間を還流させると結晶が析出す
る。放冷後この結晶を吸引ろ過で取り出し乾燥すると白
色結晶の化合物/3が7.01(収率tAe6)得られ
た。m、 p、は17/〜/730Cであった。
(実施例り 実施例/の(1)、(11)の方法に準じて、/−n−
オクチルアミノーコーチオナフトール全合成した。
この化合物/j、Itと塩化アセチル弘、<<yとベン
ゼンlλlI7’i混合し、を時間全還流させると結晶
が析出する。放冷後この結晶全吸引ろ過で取り出し乾燥
すると白色結晶の化合物/?が3.λ2(収率/7壬)
得られた。m、 p、はl♂/〜/13°Cであった。
(実施例6) 実施例/の(1)、(11)の方法に準じて、/−n−
アミルアミノ−2−ナフトール全合成した。この化合物
/J、APと塩化アセチル≠、≠2とベンゼン/2−を
混合し、2時間全還流させると結晶が析出する。放冷後
この結晶全吸引ろ過で取シ出し乾燥すると白色結晶の化
合物3が弘、Ql(収率2j% )得られた。m、 p
、は/73〜/7j0Cであった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式( I )で表わされる四級塩化合物を調製
    するに当り、 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Zは酸素原子、硫黄原子、セレン原子、テルル
    原子、▲数式、化学式、表等があります▼(ただし、R
    _3は水素原子、アルキル基、アリール基を表わす)、
    ▲数式、化学式、表等があります▼(ただし、R_4、
    R_5は水素原子、アルキル基を示す)、または▲数式
    、化学式、表等があります▼(ただし、V_3、V_4
    はそれぞれV_1、V_2と同義である)を示し、R_
    1はアルキル基を表わし、R_2はアルキル基、アリー
    ル基を表わし、V_1、V_2は水素原子、アルキル基
    、ハロゲン原子、アシル基、アシルオキシ基、アルコキ
    シカルボニル基、カルバモイル基、スルファモイル基、
    カルボキシ基、シアノ基、ヒドロキシ基、アミノ基、ア
    シルアミノ基、アルコキシ基またはアリール基を示し、
    Qは縮合環を形成するに必要な原子群を示し、X_1^
    ■は陰イオンを示す。n=0または1以上の整数である
    。ただし、分子内塩を形成するときはn=0である。)
    一般式(II)で表わされる化合物と、一般式(III)ま
    たは一般式(IV)または一般式(V)で表わされる化合
    物とを反応させることを特徴とする含窒素複素環四級塩
    化合物の製造方法。 一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Z、R_1、V_1、V_2及びQは前記と同
    じ意味をもつ。) 一般式(III) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_2は前記と同じ意味をもち、X_2は離脱
    基を表わす。) 一般式(IV) R_2−C(X_3)_3 (式中、R_2は前記と同じ意味をもち、X_3は離脱
    基を表わす。) 一般式(V) R_2−C(X_4)=NX_5 (式中、R_2は前記と同じ意味をもち、X_4は離脱
    基、X_5は水素原子もしくはアリール基を表わす。)
  2. (2)一般式(VI)で表わされる含窒素複素環四級塩化
    合物。 一般式(VI) ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_5は炭素数3〜18のアルキル基を表わす
    。X_6^■は陰イオンを表わす。mは0以上の数であ
    る。ただし、分子内塩を形成するときはm=0である。 )
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