JPH01229902A - 厚み測定装置 - Google Patents
厚み測定装置Info
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- JPH01229902A JPH01229902A JP5685188A JP5685188A JPH01229902A JP H01229902 A JPH01229902 A JP H01229902A JP 5685188 A JP5685188 A JP 5685188A JP 5685188 A JP5685188 A JP 5685188A JP H01229902 A JPH01229902 A JP H01229902A
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- Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、例えばフロッピーディスクの磁性層の厚みを
all+定する厚み測定装置に関する。 (従来の技術) 磁気記録媒体としてはフロッピーディスクや磁気テープ
等があるか、このような磁気記録媒体はベース上に磁性
層を形成したものとなっている。 第5図は製造ラインに流れるフロッピーディスク原板の
構成図であって、このフロッピーディスク原板1はフィ
ルムベース2の表面」二に磁性塗料が塗布されて磁性層
3が形成されている。ところで、この磁性層3の厚さは
フロッピーディスクの磁気特性を決める重要な要因とな
っており、iitって、磁性層3はフィルムベース2に
対して−様な厚みで形成しなければその品質を低下させ
てしまう。 このため、磁性層3の厚みはフロッピーディスクの製造
に程においてオンラインで測定されて管理されている。 そこで、かかる磁性層3の厚み測定は、製造ラインに例
えばライン速度120m/1nで走行するフロッピーデ
ィスク原板1に対してX線、又は赤外線を照射して行っ
ている。すなわち、X線を照射する方法は、磁性層3に
X線を照射させて磁性層3の組成元素例えば鉄Fcを励
起して蛍光X線を発生させる。この蛍光X線強度は鉄F
cの量に比例することから、蛍光X線強度から磁性層3
の厚みが求められる。又、赤外線を照射する方法は赤外
線をフロッピーディスク原板1に1!α9・1シてその
透過赤外線量を検出するもので、このときの赤外線の磁
性層3における吸収量から磁性層3の厚みを求めている
。 しかしながら、X線を照射する方法は二次的に発生ずる
蛍光X線を検出するために1回のal定時間が例えば3
秒という長い時間がかかる。従って、上記ライン速度で
フロッピーディスク原板1が走行していると、フロッピ
ーディスク原板lの走行方向に対して6m間における厚
みの平均値をall定することになる。従って、所望ポ
イントにおける厚みを測定することは不可能となってい
る。一方、赤外線を照射する方法は測定時間も短く所望
ポイントにおける厚みを測定できるが、温度変化による
影響をうけやすく測定結果に温度ドリフトが金具」−の
ようにX線を照射する方法では平均の厚みしか求められ
ず、又赤外線を照射する方法ではンH度ドリフトが含ま
れてしまう。 そこで本発明は、磁性層の厚みを高速でかつ温度の影響
を受けずに精度高く測定できる厚み計1定装置を提供す
ることを
all+定する厚み測定装置に関する。 (従来の技術) 磁気記録媒体としてはフロッピーディスクや磁気テープ
等があるか、このような磁気記録媒体はベース上に磁性
層を形成したものとなっている。 第5図は製造ラインに流れるフロッピーディスク原板の
構成図であって、このフロッピーディスク原板1はフィ
ルムベース2の表面」二に磁性塗料が塗布されて磁性層
3が形成されている。ところで、この磁性層3の厚さは
フロッピーディスクの磁気特性を決める重要な要因とな
っており、iitって、磁性層3はフィルムベース2に
対して−様な厚みで形成しなければその品質を低下させ
てしまう。 このため、磁性層3の厚みはフロッピーディスクの製造
に程においてオンラインで測定されて管理されている。 そこで、かかる磁性層3の厚み測定は、製造ラインに例
えばライン速度120m/1nで走行するフロッピーデ
ィスク原板1に対してX線、又は赤外線を照射して行っ
ている。すなわち、X線を照射する方法は、磁性層3に
X線を照射させて磁性層3の組成元素例えば鉄Fcを励
起して蛍光X線を発生させる。この蛍光X線強度は鉄F
cの量に比例することから、蛍光X線強度から磁性層3
の厚みが求められる。又、赤外線を照射する方法は赤外
線をフロッピーディスク原板1に1!α9・1シてその
透過赤外線量を検出するもので、このときの赤外線の磁
性層3における吸収量から磁性層3の厚みを求めている
。 しかしながら、X線を照射する方法は二次的に発生ずる
蛍光X線を検出するために1回のal定時間が例えば3
秒という長い時間がかかる。従って、上記ライン速度で
フロッピーディスク原板1が走行していると、フロッピ
ーディスク原板lの走行方向に対して6m間における厚
みの平均値をall定することになる。従って、所望ポ
イントにおける厚みを測定することは不可能となってい
る。一方、赤外線を照射する方法は測定時間も短く所望
ポイントにおける厚みを測定できるが、温度変化による
影響をうけやすく測定結果に温度ドリフトが金具」−の
ようにX線を照射する方法では平均の厚みしか求められ
ず、又赤外線を照射する方法ではンH度ドリフトが含ま
れてしまう。 そこで本発明は、磁性層の厚みを高速でかつ温度の影響
を受けずに精度高く測定できる厚み計1定装置を提供す
ることを
【]的とする。
本発明は、ベースに磁性層が被着された磁気記録媒体の
磁性層の厚み・をM1定する厚み測定装置において、磁
性層の組成元素を励起する第1の電磁波を磁気記録媒体
に向けて放出する第1の電磁波発生手段と、この第1の
電磁波発生手段より放出された第1の電磁波の磁性層か
らの二次電磁波を検出する二次電磁波検出手段と、磁性
層及びベースを透過可能な第2の電磁波を磁気記録媒体
に向けて放出する第2の電磁波発生手段と、この第2の
電磁波発生手段により放出され磁気記録媒体を透過して
きた第2の電磁波を検出する透過電磁波検出手段と、二
次電磁波検出手段で検出された所定期間における検出結
果に基づき磁性層の平均厚さを算出する平均厚み算出手
段と、透過電子波検出手段で検出された第2の電磁波の
透過量から磁性層の実時間での厚みを算出する実時間厚
み算出手段と、平均厚み算出手段及び実時間厚み算出手
段で求めた平均厚み及び実時間厚みとを受けて実時間で
の厚みのドリフト分を除去した最終的な磁性層の実時間
の厚みを算出する最終厚み算出手段とを備えて上記l」
的を達成しよう゛とする厚み411定装置である。 (作用) このような手段を備えたことにより、第1の電磁波を磁
気記録媒体に向けて放出して所定期間における二次電磁
波塁から磁性層の平均厚みか求められ、文節2の電磁波
を磁気記り媒体に対して放射してこの磁気記録媒体を透
過して(る第2の電磁波を検出し、その透過量から実時
間の磁性層の厚みが求められる。そして、これら求めら
れた平均厚みと実時間厚みとから最終厚み算出手段は実
時間厚みのドリフト分を除去した最終的な磁性層の実時
間厚みを算出する。 (実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。 第1図はフロッピーディスク1の磁性層3の厚みall
+定に適用した厚み71pt定装置の構成図である。 同図゛において10は二次放射線検出手段であって、こ
れは磁性層3にこの磁性層3の組成元素例えば鉄Feを
励起する第1放射線としてのX線を照射し、励起された
鉄Feからの二次放射線である蛍光X線を検出する機能
を持ったものである。具体的な構成は次の通りである。 X線発生装置11及び蛍光X線検出装置12が設けられ
、X線発生装置11からX線が磁性層3に対して所定角
度で照射され、かつ磁性層3からの蛍光X線が蛍光X線
検出装置12で検出されるようになっている。蛍光X線
検出装置12にはアンプ13を介して鉄Feによる蛍光
X線を選別するための選別電圧信号か設定された波高選
別回路14が接続されている。そして、この波高選別回
路14の出力端に計数回路15か接続され、さらにイン
タフェース16を介して演算装置17へ接続されている
。なお、計数回路15は所定期間、例えば3秒間におけ
る波高選別回路14からのパルスを計数してこのパルス
計数値をインタフェース16を通して演算装置17へ送
出するものとなっている。 一方、20は透過放射線検出手段であって、これはフィ
ルムベース2を透過する波長をもった第2放射線として
の赤外線をフロッピーディスク原板1に対して照射し、
このフロッピーディスクI+1(板1を透過した赤外線
を検出する機能を何するものである。具体的な構成は次
の通りである。すなわち、フロッピーディスク原板1を
挟んで対向する位置にそれぞれ赤外線発光素子21と赤
外線受光索子22とが配置されている。なお、赤外線発
光素子21は発光制御回路23によって発光制御されて
いる。又、赤外線受光索子22にはアンプ24が接続さ
れ、さらにインタフェース25を介して演算装置17へ
接続されている。 この演算装置17は磁性層3の厚みを求める機能を有す
るもので、次のような各手段を備えている。平均厚み算
出手段30は3秒間における蛍光X線強度つまり計数回
路15からのパルス計数値から磁性層3の平均厚みdX
を求める機能を111つたもので、磁性層3の厚みが零
のときのパルス計数値をN。、磁性層3の厚みか無限大
のときのパルス計数値をNs、X線の吸収計数をμとし
たとき、平均厚みdXを dX −(1/μ) Xfn (Ns −No )/ (Ns −
N)・・・(1) により求めるものである。なお、第2図は磁性層3の厚
さdXに対する蛍光X線強度の関係を示している。 実時間厚み算出手段31は逐次検出された赤外線透過口
から磁性層3の厚みを求める機能を持ったもので、磁性
層3における赤外線の吸収計数をα、照射した赤外線の
強度を1.とじたとき、実時間厚みdlを、 d+ −(1/cr) l!n (Io / I)
・(2)から求めるものである。なお、第3図は
磁性層3の実時間+?みd工に対する赤外線透過光量の
関係を示している。 最終厚み算出手段32はそれぞれ求められた平均厚みd
Xと実時間厚みd、とを受けて実時間厚みd、の温度ド
リフト分を除去した最終的な磁性層3の実時間厚みを算
出する機能を持ったものである。つまり、平均厚みdl
を求めた3秒間において求められた各実時間厚みdlを
d+ l (i−1・、2,3.−=n)とすると、
最終的な磁性層3の実時間厚みDiを、 DI =d11 + + d \ −(、Σ d+i)/nl
−13)+−] から求めるものである。そして、この演算装置17には
記憶装置33及び表示装置34が接続されている。 次に上記の如く構成された装置の作用について説明する
。 X線発生装置11からX線が放射されて磁性層3に照射
されると、この磁性層3を組成する元素である鉄Feが
励起される。この励起により鉄Feからは蛍光X線が発
生する。蛍光X線検出装置12はこの蛍光X線を検出し
てその蛍光X線強度に応じた電圧信号を出力する。この
電圧信号はアンプ13で増幅されて波高選別回路14に
送られる。この波高選別回路14は鉄Feによる蛍光X
線に応じた選別電圧信号でもって入力される電圧信号を
比較し、鉄Feによる蛍光X線の電圧信号と判断したと
きにパルスを送出する。この状態に計数回路15は入力
されるパルスを計数して3秒間におけるパルス計数値を
その都度インタフェース】6を通して演算装置17へ送
出している。 これと同時に発光制御回路23は所定期間毎に赤外線発
光素子21を発光させている。これにより所定期間毎に
赤外線はその一部が磁性層3で吸収され、フィルムベー
ス1を透過して赤外線受光素子22に到達する。しかし
て、この赤外線受光素子22は赤外線の受光量に応じた
レベルの電圧信号を出力し、この電圧信号はアンプ24
て増幅されインターフェース25を通って演算装置17
に送られる。 さて、演算装置17の平均厚み算出手段3oは計数回路
15からのパルス計数値を受けて上記第(1)式から平
均厚みd8を演算し求める。又、実時間厚み算出手段3
1は赤外線受光素子22がらの受光はに応じた電圧信号
を受けて」二足第(2)式を演算することによって実時
間厚みdlを求める。ところで、゛1乙均厚みd工を求
めた3秒間を時刻口乃至11+ΔLxとすると、平均厚
みd8と実時間厚みdll との/!l]定タイミング
は第4図に示すlo <となる。なお、Δt1は実時間
厚みdlの測定間隔である。 しかして、最終厚み算出手段32は(「均厚みdXと実
時間厚みdll とを受けて」ニ記第(3)式を演算し
て実時間厚みd、に含まれる温度ドリフトを除去した最
終的な実時間厚みD+を算出する。 そうして、この最終的な実時間厚みDil!表示装置3
4で表示される。 このように上記一実施例においては、X線を磁性層3に
向けて放射したときの所定期間における蛍光X線量から
平均厚みd8を求め、又フロッピーディスク原板1を透
過してくる赤外線−から実時間厚みdlを求め、これら
平均厚みd8と実時間厚みdlとから最終的な磁気層3
の実時間厚みDlを算出する構成としたので、高速で温
度ドリフトを除去した正確な厚みを求めることかできる
。 従って、製造されるフロッピーディスクの磁性層の厚み
を均一化して磁気特性を向−1ニさせることかできる。 なお、本発明は」二足−実施例に限定されるものでなく
その主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、
フロッピーディスクでなく磁気テープの磁性層の厚み測
定にも適用できる。又、X線に代えてβ線を照射して平
均厚みを求めるようにしてもよい。 [発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、磁性層の厚みを高
速でかっ23度の影響を受けずに精度高< All+定
できる厚み4p1定装置を提供できる。
磁性層の厚み・をM1定する厚み測定装置において、磁
性層の組成元素を励起する第1の電磁波を磁気記録媒体
に向けて放出する第1の電磁波発生手段と、この第1の
電磁波発生手段より放出された第1の電磁波の磁性層か
らの二次電磁波を検出する二次電磁波検出手段と、磁性
層及びベースを透過可能な第2の電磁波を磁気記録媒体
に向けて放出する第2の電磁波発生手段と、この第2の
電磁波発生手段により放出され磁気記録媒体を透過して
きた第2の電磁波を検出する透過電磁波検出手段と、二
次電磁波検出手段で検出された所定期間における検出結
果に基づき磁性層の平均厚さを算出する平均厚み算出手
段と、透過電子波検出手段で検出された第2の電磁波の
透過量から磁性層の実時間での厚みを算出する実時間厚
み算出手段と、平均厚み算出手段及び実時間厚み算出手
段で求めた平均厚み及び実時間厚みとを受けて実時間で
の厚みのドリフト分を除去した最終的な磁性層の実時間
の厚みを算出する最終厚み算出手段とを備えて上記l」
的を達成しよう゛とする厚み411定装置である。 (作用) このような手段を備えたことにより、第1の電磁波を磁
気記録媒体に向けて放出して所定期間における二次電磁
波塁から磁性層の平均厚みか求められ、文節2の電磁波
を磁気記り媒体に対して放射してこの磁気記録媒体を透
過して(る第2の電磁波を検出し、その透過量から実時
間の磁性層の厚みが求められる。そして、これら求めら
れた平均厚みと実時間厚みとから最終厚み算出手段は実
時間厚みのドリフト分を除去した最終的な磁性層の実時
間厚みを算出する。 (実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。 第1図はフロッピーディスク1の磁性層3の厚みall
+定に適用した厚み71pt定装置の構成図である。 同図゛において10は二次放射線検出手段であって、こ
れは磁性層3にこの磁性層3の組成元素例えば鉄Feを
励起する第1放射線としてのX線を照射し、励起された
鉄Feからの二次放射線である蛍光X線を検出する機能
を持ったものである。具体的な構成は次の通りである。 X線発生装置11及び蛍光X線検出装置12が設けられ
、X線発生装置11からX線が磁性層3に対して所定角
度で照射され、かつ磁性層3からの蛍光X線が蛍光X線
検出装置12で検出されるようになっている。蛍光X線
検出装置12にはアンプ13を介して鉄Feによる蛍光
X線を選別するための選別電圧信号か設定された波高選
別回路14が接続されている。そして、この波高選別回
路14の出力端に計数回路15か接続され、さらにイン
タフェース16を介して演算装置17へ接続されている
。なお、計数回路15は所定期間、例えば3秒間におけ
る波高選別回路14からのパルスを計数してこのパルス
計数値をインタフェース16を通して演算装置17へ送
出するものとなっている。 一方、20は透過放射線検出手段であって、これはフィ
ルムベース2を透過する波長をもった第2放射線として
の赤外線をフロッピーディスク原板1に対して照射し、
このフロッピーディスクI+1(板1を透過した赤外線
を検出する機能を何するものである。具体的な構成は次
の通りである。すなわち、フロッピーディスク原板1を
挟んで対向する位置にそれぞれ赤外線発光素子21と赤
外線受光索子22とが配置されている。なお、赤外線発
光素子21は発光制御回路23によって発光制御されて
いる。又、赤外線受光索子22にはアンプ24が接続さ
れ、さらにインタフェース25を介して演算装置17へ
接続されている。 この演算装置17は磁性層3の厚みを求める機能を有す
るもので、次のような各手段を備えている。平均厚み算
出手段30は3秒間における蛍光X線強度つまり計数回
路15からのパルス計数値から磁性層3の平均厚みdX
を求める機能を111つたもので、磁性層3の厚みが零
のときのパルス計数値をN。、磁性層3の厚みか無限大
のときのパルス計数値をNs、X線の吸収計数をμとし
たとき、平均厚みdXを dX −(1/μ) Xfn (Ns −No )/ (Ns −
N)・・・(1) により求めるものである。なお、第2図は磁性層3の厚
さdXに対する蛍光X線強度の関係を示している。 実時間厚み算出手段31は逐次検出された赤外線透過口
から磁性層3の厚みを求める機能を持ったもので、磁性
層3における赤外線の吸収計数をα、照射した赤外線の
強度を1.とじたとき、実時間厚みdlを、 d+ −(1/cr) l!n (Io / I)
・(2)から求めるものである。なお、第3図は
磁性層3の実時間+?みd工に対する赤外線透過光量の
関係を示している。 最終厚み算出手段32はそれぞれ求められた平均厚みd
Xと実時間厚みd、とを受けて実時間厚みd、の温度ド
リフト分を除去した最終的な磁性層3の実時間厚みを算
出する機能を持ったものである。つまり、平均厚みdl
を求めた3秒間において求められた各実時間厚みdlを
d+ l (i−1・、2,3.−=n)とすると、
最終的な磁性層3の実時間厚みDiを、 DI =d11 + + d \ −(、Σ d+i)/nl
−13)+−] から求めるものである。そして、この演算装置17には
記憶装置33及び表示装置34が接続されている。 次に上記の如く構成された装置の作用について説明する
。 X線発生装置11からX線が放射されて磁性層3に照射
されると、この磁性層3を組成する元素である鉄Feが
励起される。この励起により鉄Feからは蛍光X線が発
生する。蛍光X線検出装置12はこの蛍光X線を検出し
てその蛍光X線強度に応じた電圧信号を出力する。この
電圧信号はアンプ13で増幅されて波高選別回路14に
送られる。この波高選別回路14は鉄Feによる蛍光X
線に応じた選別電圧信号でもって入力される電圧信号を
比較し、鉄Feによる蛍光X線の電圧信号と判断したと
きにパルスを送出する。この状態に計数回路15は入力
されるパルスを計数して3秒間におけるパルス計数値を
その都度インタフェース】6を通して演算装置17へ送
出している。 これと同時に発光制御回路23は所定期間毎に赤外線発
光素子21を発光させている。これにより所定期間毎に
赤外線はその一部が磁性層3で吸収され、フィルムベー
ス1を透過して赤外線受光素子22に到達する。しかし
て、この赤外線受光素子22は赤外線の受光量に応じた
レベルの電圧信号を出力し、この電圧信号はアンプ24
て増幅されインターフェース25を通って演算装置17
に送られる。 さて、演算装置17の平均厚み算出手段3oは計数回路
15からのパルス計数値を受けて上記第(1)式から平
均厚みd8を演算し求める。又、実時間厚み算出手段3
1は赤外線受光素子22がらの受光はに応じた電圧信号
を受けて」二足第(2)式を演算することによって実時
間厚みdlを求める。ところで、゛1乙均厚みd工を求
めた3秒間を時刻口乃至11+ΔLxとすると、平均厚
みd8と実時間厚みdll との/!l]定タイミング
は第4図に示すlo <となる。なお、Δt1は実時間
厚みdlの測定間隔である。 しかして、最終厚み算出手段32は(「均厚みdXと実
時間厚みdll とを受けて」ニ記第(3)式を演算し
て実時間厚みd、に含まれる温度ドリフトを除去した最
終的な実時間厚みD+を算出する。 そうして、この最終的な実時間厚みDil!表示装置3
4で表示される。 このように上記一実施例においては、X線を磁性層3に
向けて放射したときの所定期間における蛍光X線量から
平均厚みd8を求め、又フロッピーディスク原板1を透
過してくる赤外線−から実時間厚みdlを求め、これら
平均厚みd8と実時間厚みdlとから最終的な磁気層3
の実時間厚みDlを算出する構成としたので、高速で温
度ドリフトを除去した正確な厚みを求めることかできる
。 従って、製造されるフロッピーディスクの磁性層の厚み
を均一化して磁気特性を向−1ニさせることかできる。 なお、本発明は」二足−実施例に限定されるものでなく
その主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、
フロッピーディスクでなく磁気テープの磁性層の厚み測
定にも適用できる。又、X線に代えてβ線を照射して平
均厚みを求めるようにしてもよい。 [発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、磁性層の厚みを高
速でかっ23度の影響を受けずに精度高< All+定
できる厚み4p1定装置を提供できる。
第1図は本発明の厚み、ul定装置の一実施例を示す構
成図、第2図は磁性層厚みに対する蛍光X線強度の関係
を示す図、第3図は磁性層厚みに対する赤外線透過量の
関係を示す図、第4図は平均厚みと実時間厚みの測定タ
イミングを示す図、第5図はフロンピーディスクの構成
図である。 10・・・二次放射線検出手段、11・・・X線発生装
置、12・・・蛍光X線検出装置、14・・・波高選別
回路、15・・・計数回路、17・・・演算装置、20
透過放射線検出手段、21・・・赤外線発光素子、22
・・・赤外線受光素子、30・・平均厚み算出手段、3
1・・・実時間厚み算出手段、32・・最終厚み算出手
段。 出願人代理人 弁理± 8江武彦 第3図
成図、第2図は磁性層厚みに対する蛍光X線強度の関係
を示す図、第3図は磁性層厚みに対する赤外線透過量の
関係を示す図、第4図は平均厚みと実時間厚みの測定タ
イミングを示す図、第5図はフロンピーディスクの構成
図である。 10・・・二次放射線検出手段、11・・・X線発生装
置、12・・・蛍光X線検出装置、14・・・波高選別
回路、15・・・計数回路、17・・・演算装置、20
透過放射線検出手段、21・・・赤外線発光素子、22
・・・赤外線受光素子、30・・平均厚み算出手段、3
1・・・実時間厚み算出手段、32・・最終厚み算出手
段。 出願人代理人 弁理± 8江武彦 第3図
Claims (1)
- ベースに磁性層が被着された磁気記録媒体の前記磁性層
の厚みを測定する厚み測定装置において、前記磁性層の
組成元素を励起する第1の電磁波を前記磁気記録媒体に
向けて放出する第1の電磁波発生手段と、この第1の電
磁波発生手段より放出された第1の電磁波の前記磁性層
からの二次電磁波を検出する二次電磁波検出手段と、前
記磁性層及びベースを透過可能な第2の電磁波を前記磁
気記録媒体に向けて放出する第2の電磁波発生手段と、
この第2の電磁波発生手段により放出され前記磁気記録
媒体を透過してきた第2の電磁波を検出する透過電磁波
検出手段と、前記二次電磁波検出手段で検出された所定
期間における検出結果に基づき前記磁性層の平均厚さを
算出する平均厚み算出手段と、前記透過電子波検出手段
で検出された第2の電磁波の透過量から前記磁性層の実
時間での厚みを算出する実時間厚み算出手段と、前記平
均厚み算出手段及び前記実時間厚み算出手段で求めた平
均厚み及び実時間厚みとを受けて実時間での厚みのドリ
フト分を除去した最終的な前記磁性層の実時間の厚みを
算出する最終厚み算出手段とを具備したことを特徴とす
る厚み測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5685188A JPH01229902A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 厚み測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5685188A JPH01229902A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 厚み測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01229902A true JPH01229902A (ja) | 1989-09-13 |
Family
ID=13038917
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5685188A Pending JPH01229902A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 厚み測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01229902A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210002867A (ko) * | 2019-07-01 | 2021-01-11 | 가천대학교 산학협력단 | 실시간 두께 모니터링이 가능한 파릴렌층의 제조 장치 및 방법 |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP5685188A patent/JPH01229902A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210002867A (ko) * | 2019-07-01 | 2021-01-11 | 가천대학교 산학협력단 | 실시간 두께 모니터링이 가능한 파릴렌층의 제조 장치 및 방법 |
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