JPH01229772A - 車両の後輪操舵装置 - Google Patents

車両の後輪操舵装置

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JPH01229772A
JPH01229772A JP5476488A JP5476488A JPH01229772A JP H01229772 A JPH01229772 A JP H01229772A JP 5476488 A JP5476488 A JP 5476488A JP 5476488 A JP5476488 A JP 5476488A JP H01229772 A JPH01229772 A JP H01229772A
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JP
Japan
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vehicle speed
steering angle
rear wheel
wheel steering
angle
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Pending
Application number
JP5476488A
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English (en)
Inventor
Takashi Nakajima
隆志 中島
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/159Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels characterised by computing methods or stabilisation processes or systems, e.g. responding to yaw rate, lateral wind, load, road condition

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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、後輪を操舵する車両の後輪操舵袈置に関する
ものである。
(従来技術) 車両のなかには、いわゆる四輪操舵(4WS)と呼ばれ
るように、前輪と共に後輪をも転舵するようにし、たち
のがある。
この四輪操舵においては、その後輪の操舵機構として、
前輪転舵機構と後輪転舵機構とを機械的に連結した機械
式と、実開昭62−25275号公最に見られるように
、後輪転舵機構に例えば電動子−夕等の電磁式駆動手段
を連係させて、この駆動手段の駆動力で後輪を転舵する
ようにした電気式とに大別される。そして、この電磁式
のものにおいては、駆動手段の容窄を極力小さくし得る
ように、駆動手段と後輪転舵機構との間に減速機構を介
在させることも提案されている(実開昭62−2527
7号公服参照)。
一方、後輪の転舵をどのように制御するかについては、
車速感応式と舵角応動式とがよく知られている。この車
速感応式は、車速か大きくなるほど、転舵比(前輪転舵
角に対する後輪転舵角の比ンが同位相方向へと変更され
るように設定されている。勿論、この車速感応式の場合
は、前輪転舵角と車速とをパラメータとして後輪の転舵
角が決定されることになる1、また、舵角応動式の場合
は、ハンドル舵角すなわち前輪転舵角のみをパラメータ
として後輪の転舵角が決定されるもので、舵角が小さい
ときは後輪の転舵角が同位相となるように、また舵角が
大きいときは後輪の転舵角が逆位相となるように設定さ
れるのが−・般的であろう (発明か解決しようとする問題点) I−述した車速感応式と舵角応動式とは一長一短があり
、どちらの方式にせよ今後のさらなる研究が望まれるも
のである。
このような観点から TJ(速感応式について考えてみ
た場合、東速か検出できなくなったときにどのように対
処するかが1つの問題となる2このような場合に後輪の
転舵をT止してしまうのも1つの考えではあるが、この
場合は後輪を転舵する利点か全く期待し得ないものとな
ってしまう。
したがって、本発明の目的は、車速感応式で後輪の転舵
を制御するようにしたものをff1f提として、中速検
出手段が故障したような場合にあっても後輪の転舵を好
ましい態様でなし得るようにした車両の後輪操舵装置を
提供することにある。
(問題点を解決するための手段、作用)前述の目的を連
成するため、本発明にあっては、1■速感応式とするに
は車速検出手段の他に舵角すなわち+ii1輪転舵角を
検出する手段をさらに備えている点を勘案して、車速検
出手段が故障したときには舵角応動式で後輪の転舵を制
御するようにしである。1体的には、第11図にブロッ
ク図的に示すように、 後輪を転舵させるための後輪転舵機構と、前記後輪転舵
機構に連係され、該後輪転舵機構を変位させる駆動源と
しての駆動手段と、前輪の転舵角を検出する+iii輸
転舵角険出手段と、 [↑(速を検出する車速検出手段と、 前記Di1輪転舵角検出手段で検出されたm1輪転舵角
と前記中速検出f段により検出された車速とにより、中
速か小さいときは逆位相となるようにまたIμ速が大き
いときは同位相となるように後輪の「1標転舵角を決定
する主目標転舵角決定手段と、 前記i;1輪転舵角検出手段で検出された前輪転舵角が
大きいときは後輪の目標転舵角が逆位相となるように、
また該前輪転舵角が小さいときは後輪の[1標転舵角が
同位相となるように後輪の目標転舵角を決定する副目標
転舵角決定手段と、前記!F速検出手段の故障を検出す
る故障検出手段と、 常時は1iコ記主目標転舵角で決定された目標転舵角を
選択すると共に、前記故障検出手段によって前記車速検
出手段が故障であることを検出されたときは前記副目標
転舵角決定手段で決定された目標転舵角を選択する目標
転舵角選択手段と、+7’if記目標転舵角選択手段に
よって選択された目標転舵角となるように前記駆動手段
を制御する陰動:t11制御手段と、 を備えた構成としである。
このような構成とすることにより、車速検出手段が故障
した場合にあっても、舵角応動式として後輪を正常に制
御し得ることになる。そして、この舵角応動式とする場
合に、前輪転舵角が小さいときは後輪の転舵角を同位相
側として安定性を高めるように、また前輪転舵角が大き
いときは後輪の転舵角を逆位相として小回りがきくよう
にしであるので、車速感応式での制御からさ程違和感な
く移行させることができる。
前述の故障検出手段としては、簡便性のために、車速検
出手段により検出される車速が零のときに、故障信号を
発生するように設定しておくとよい。すなわち、この場
合は、走行中(例えばクラッチが接続されてかつエンジ
ン回転数が所定以十、あるいはアクセルが踏込み操作さ
れているとき)に車速検出手段で検出される車速か零で
あるということは、この車速検出手段が故障しているこ
とに他ならないものとなる。ただし、停車中は、車速検
出手段が正常であっても故障と判断されてしまうことに
なるが、この場合は停i11中であるからして何等問題
を生ぜず、かつ走行を開始すれば即座に車速感応式へと
復帰するため、実用1ユ何専問題は牛じないものである
(実施例) 以ド本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
第1図において、IRは右前輪、11−は左前輪、2F
<は右後輪、2Lは左後輪であり、左右の[);1輪1
111Lはm1輪転舵機構八により連係され、また左右
の後輪2R121−は後輪転舵機構13により連係され
ている。
前輪転舵機構Aは、実施例では、それぞれ左右一対のす
19クルアーム31<、3L、およびタイロッド4R1
41、と、該左右一対のタイロッド41<。
4 L同志を連結するリレーロッド5とから構成されて
いる。この前輪転舵機構へにはステアリングi N4 
Cが連係されており、ステアリング機構Cは、実施例で
はラックアンドビニオン式とされて、その構成要素であ
るビニオン6は、シャフト7を介してハンドル8に連結
されている。これにより、ハンドル8を右に切るような
操作をしたときは、リレーロッド5が第1図左方へ変位
して、ナックルアーム3R13[、がその回動中心3R
’、3L′を中心にして上記ハンドル8の操作変位量つ
まりハンドル舵角に応じた分だけ同図時J1方向に転舵
される。同様に、ハンドル8を左に切る操作をしたとき
は、この操作変位量に応じて、左右前輪lR11Lが左
へ転舵されることとなる。
後輪転舵機構Bも、前輪転舵機構Aと同様に。
それぞれ左右一対のナックルアーム10R5101、お
よびタイロッドIIR1IILと、該タイロッドIIR
1IIL同志を連結するリレーロッド12とを有し、こ
のリレーロッド12には中立保持手段13が付設されて
いる。中立保持手段13は、第3図に示すように、車体
14に固定されたケーシング15を有し、ケーシング1
5内には一対のばね受け16a、16bが遊嵌されて、
これらばね受け16a、16bの間に圧縮ばね17か配
設されている。上記リレーロッド12はケーシング15
をrt通して延び、このリレーロッド12には一対の鍔
部12a、12bが間隔をおいて形成され、該鍔部12
a’、12bにより1記ばね受け16a、16bを受車
する構成とされて、リレー口・リド12は圧縮ばね17
によって常時中立方向に付勢されている。勿論圧縮ばね
17はコーナリング時のサイドフォースに打ち勝つだけ
のばね力を備えるものとされている。
F記後輪転舵機構13は、後輪2R,21、を転舵させ
る駆動源としてのサーボモータ20に連係されている。
、より具体的には、リレーロット12とサーボモータ2
0との連係機構中に、リレーロッド12側から順に、歯
車列21a及゛びボールねじ21bを含む減速機構21
と、クラッチ22と、ブレーキ機構23が介在されてい
る。これにより、クラッチ22によって適宜サーボモー
タ20と後輪転舵機構8との連係を機械的に切断し得る
構成とされ、また上記ブレーキ機構23によりサーボモ
ータ20の出力軸を把持して該出力軸の回転をロックさ
せ得るようにされている。
以上の構成により、クラッチ22が接続状態にあるとき
には、サーボモータ20の正回転あるいは逆回転により
、リレーロッド12が第1図中左方あるいは右方へ変位
して、ナックルアーム10R1IOLがその回動中心+
OR’、10L’を中心にして上記サーボモータ20の
回転量に応じた分だけ同図時計方向あるいは反時計方向
に転舵されることとなる。他方、F記りラッチ22が切
断された状態にあるときには、上記中立保持手段13に
よって後輪2R12[、は強制的に中立位置に復帰され
、この中−η位置で保持されることとなる。つまり、ク
ラッチ22が断たれたときには、+i?I@l R、l
 I、のみが転舵される、いわゆる2WSの車両という
ことになる。
後輪操舵の制御は、原則として重速感応とされで、車速
に応じた転舵比の変更の一例としては第3図に示すよう
な場合がある。この第3図に示す制御特性を付与したと
きには、ハンドル舵角に対する後輪転舵角は、車速か大
きくなるに従って同位相方向へ変化することとなる。こ
の様子を第4図に示しである。このような制御をなすべ
く、コントロールユニットUには、基本的には、前輪転
舵角を示すハンドル舵角センサ30、車速センサ:31
、並びに上記サーボモータ20の回転位置を検出するエ
ンコーダ32からの信号が入力され、コントロールユニ
ットUではハンドル舵角と中速とに基づいて目標後輪舵
角を演算し、必要とする  −後輪操舵4目こ対応する
制御信号がサーボモータ20に出力される。そして、サ
ーボモータ20の作動が適正になされているか否かをエ
ンコーダ32によって常時監視しつつ、つまりフィード
バック制御の下で後輪の2R12[、の転舵がなされる
ようになっている。
また、車速センサ31が故障して車速感応式とすること
が不可能な場合は、舵角応動式で後輪転舵されることに
なる。この舵角応動式の転舵特性を、第10図に示しで
ある。すなわち、ハンドル舵角が小さいときは同位相へ
と転舵され、ハンドル舵角が太き(なる逆位相へと転舵
されることになる。なお、車速センサのいずれか一方が
IF常であるときは車速感応式の制御を維持し、両方の
センサ30.35が故障したときにのみ、舵角応動式へ
と移行するようにしてもよい。
−]二記基本的制御は、フェイルセーフのために、その
制御系が2重構成とされている。つまり上記ハンドル舵
角センサ30に対して前輪舵角センサ34が付加され、
車速センサ31に対して第2の「■ム速センサ35が付
加され、エンコーダ32に対して、クラッチ22よりも
リレーロッド12側の部材の機械的変位を検出する後輪
舵角センサ36か付加されて、これらセンサ30〜36
において、対応するセンサの両者が同一の値を検出した
ときにのみ後輪操舵を行なうようにされている。
すなわち、−F記センサ30〜36において、例えば第
1の車速センサ31で検出した車速と第2の車速センサ
35で検出しだ車速とが異なるときには、故障発生とい
うことで、後述するフェイルモード時の制御によって後
輪2R12Lを中立状態に保持するようになっている。
また、6種の故障検出のために、コントロールユニット
1ノには、スイ・ソチ37〜40からのオン・オフfi
’i ′7iが人力され、またオルタネータの14端子
41からは発電のh無を表すイ、i号が人力される。こ
こで1−記スイッチ37はニュートラルクラッチスイッ
チ、スイッチ38はインヒビタースイッチ、スイッチ3
9はブレーキスイッチ、スイッチ40はエンジンスイッ
チである。ここで、ニュートラルスイッチ37は、手動
変速機を備えた小山において、手動変速機のシフト位置
がニュートラルあるいはクラッチペダルを踏み込んだと
きにオフ信号が出力され、それ以外はオン信号が出力さ
れるようになっている。インヒビタースイ・ソチ38は
、自動変速(設を備えた車両において、そのレンジがニ
ュートラル(N)あるい:まパーキング(P)にあると
きには、オン信号が出力され、走行レンジにあるときに
はオフ信号が出力 −されるようになっている。ブレー
キスイッチ39はブレーキペダルを踏み込んだときにオ
ン信シンが出力され、エンジンスイッチ40はエンジン
が運・1伝状態にあるときオンイ言号が出力されるよう
になっている・ 上記制御系をブロック図で示せば、第5図のようになる
。すなわち、マイクロプロセッサ50はlとI+との2
市構造とされ、このマイクロプロセッサ50には、車速
センサ31.35及びスイッチ37〜40並びにオルタ
ネータの1一端子41からの14号がバッファ51を介
して入力され、またセンサ30、:S4.36からの信
号がA / D変換器52を介して人力され、エンコー
ダ;32からの信号がインタフェース53を介して入力
される。他方マイクロプロセッサ50において生成され
た信号は、駆動回路54を介してサーボモータ29に送
出され、またブレーキ駆動回路55を介してモータブレ
ーキ23に送出され、あるいはクラッチ駆動回路56を
介してクラ・ソチ22に送出される。この後輪操舵の制
御は、オルタネータめ14端了41からの信号がハイ(
)Ii)となったことを条件に開始されるようになって
いる。尚、同図中管71.57はバラブリー、58はイ
グニ・ンションキースイッグ゛、59はリレーで、4輪
操舵の制御系に何らかの故障が発生したときには、リレ
ー駆動回路60の作動によってコイル61への通電が停
止卜され、この結果すし・−59の13接点が閉成され
て警告ランプ62の点灯がなされる。
次に故障とその処置について説明すると、ここでは、故
障の発生箇所に対応し、た処置を施すこととされ、処置
の態様としては以トの2つの態様がある。
4及l東A (第1フェイル千−ドロ、の制御)後輪2
R1214の制御及びその位置判定が依然として可能な
場合の態様である。すなわち、モータ20によって中立
に復帰させることが可能なときには、このモータ20に
よって中η復帰を行うようになっている。具体的には、
本処置の内容は、次のようになっている ■警告ランプ62の点灯の後に、 ■サーボモータ20の駆動により後輪2R121−1は
中鬼χ位置に戻され ■その後千−タブレーキ23の締結がなされる。
処置態様B(第2フエイルモードIl、“の制御)後輪
21(,214の制御及びその位置判定が不能となった
場合の態様である。本処置の内容は、次の通りである。
■警告ランプ62の点灯の後に、 ■クラッチ22をオフにして、サーボモータ20と後輪
転舵機構Bとの連係が切断され、■中立保持手段13の
ばね力によって後輪2R12I−が中立位置に復帰する
のを待った後に、 ■クラッチ22の接続がなされる。
尚、好ましくは、クラッチ22を切断した後にモータブ
レーキ23の締結がなされるようになっている。これに
より、とりあえずモータ20の暴走に伴なう後輪2R1
2Lの転舵が物理的に禁止されることとなる。そして、
その後モータ20に対する電源の供給が遮断される。
以下に故障モードとその設定条件を各系統に分珀し、対
応する処置態様について説明する。
吏」目止5J卜統 本系統に故障が発′トシたと判定されたときには、Ii
i 1id R様への処置がなされる。
(11第1の車速センサ3Iの変化11゛工ラー0本判
定は、ブレーキスイッチ39が才〕(OFF ’)であ
り、Flつ第1の車速センサ31がldV、 / d 
t、1〉a(定数)の減速度を検知したことが条件とさ
れる。ここでVlは第1の車速センサ31が検出した車
速を表わす。すなわち、小雨の制動がなされていないに
も拘らず所定量りの減速を示し、たときには第1の車速
センサ31の故障と判定される。
(2)第2の車速センサ35の変化用エラー。
本判定は、上記第1の車速センサご31のときと同様に
、プレーキス・イッチ39がオフ(Ol−’ +? )
であり、Vlつ第2の車速センサ35が1dVt/d1
.l>a(定数)の減速度を検知したことが条件とされ
ろうここでV2は第1の車速センサ31が検出した車速
を表わす。
(3)小速不一致エラー 本判定は、第1、第2の車速センサ31.35の検出値
が例えばIV+  Vzl>b(定数)で表されるよう
に一致しないことが条件とされる。
この場合、少なくともいずれか一方の重速センサの異常
が発生したと与えられるため、その異常がいずれのセン
サ31.35に発生しているか否かに拘らず、故障と判
定されて、前述したように、態様Aの処理がなされる。
(4)両1F、速センサ31.35の同時故障。
本判定は、オルタネータの14端子41からの信号がハ
イ(t(i)であることと、第1.第2の車速センサ3
1.35の出力が零(Vl=V2=0)であることを前
提として、手動変速機付jlli両にあっては、ニュー
トラルスイッチ37のオン状態が一定時間継続したこと
を条件に、他方自動変速機付車両にあっては、インヒビ
タースイッチ:38がオフ、エンジンスイッチ40がオ
ン、並びにブレーキスイッチ39がオフの状態が一定時
間継続したことを条件に両センサ31.35の同時故障
と判定される。
すなわち、発電量から判断して走行可能なエンジン回転
数であり且つシフト位置から走行中と考え得るにも拘ら
ず、東速か零ということは、センサ31.35に何らか
の異常が発生したことに外ならない。
f−−一機乙゛ 本系統に故障が発生していると判定されたときには、態
様Bの処置がなされる。
(1)制御ズレ(その1) 本判定は、エンコーダ32の出力(EN)とセンサ36
の出力すなわち後輪舵角(OR)との不一致、例えばl
 f (EN)−G(OR)l>c(定数)であること
が条件とされる。
(2)制御ズレ(その2) 本判定は、コントロールユニット【Jによって設定され
た目標後輪舵角(or)と実後輪舵角(OR)との不一
致、例えば1θr−OR1>c(定数)であることが条
件とされる。
(3)後輪基準位置エラー 本判定は、制御開始時(イニシャライズ時)に後輪のセ
ンタ基準が見つからないことが条件とされる。ここで、
イニシャライズはエンジンキーをオンしたことを条件と
して行なわれるようになっている。
DCサーボモータ二草 本系統に故障が発生していると判定されたときには。態
様Bの処置がなされる。
(11回転はエラー 本判定は、制御量とモータ20の回転量(エンコーダ3
2の検出値)か一致しないことが条件とされる。
(2)モータモニタエラー 本判定は以下の場合になされる。
■モータコイルの断線、短絡。
■ハーネスの断線、短絡。
■モータ駆動回路52の故障。
′   センサn 本系統に故障が発生していると判定されたときには態様
Bの処置がなされる。
(1)ロータリエンコーダモニタエラー本判定は、エン
コーダ32から出力されるコードに異常が認められたこ
とが条件とされる。
(2)後輪舵角センサモニタエラー 本判定は後輪舵角センサ36の出力が設定範囲を越えた
ことが条件とされる。
1゛t“ ヒルセンサr、糸 本系統に故障が発生していると判定されたときには、態
様への処置がなされる。
(1)ハンドル舵角センサモニタエラー本判定はハンド
ル舵角センサ30の出力が設定範囲を越えたことが条件
とされる。
(2)前輪舵角センサモニタエラー 本判定は前輪舵角センサ36の出力が設定範囲を越えた
ことが条件とされる。
(3)前輪舵角不一致エラー 本判定はハンドル舵角センサ30と前輪舵角センサ34
との出力の差が=一定値以上になったことが条件とされ
る。
電磁クラ・・ノチの 断イb クラッチ22の切断作動不良と判定されたときには、態
様Aの処置がなされる。
本判定は、クラッチ22に対してオフ信号を出力し、か
つサーボモータ20を作動させたときに、後輪舵角セン
サ36の出力が一定値以−ヒ変動したことか条件とされ
る。
コン ロールユニットr、見 本系統に故障が発生していると判定されたときには、態
様Bの処置がなされる。
(1)RAMエラー 本判定は、RAMの読み書きチエツクにおいて異常が認
められたことが条件とされる。
(21ROMエラー 本判定は、ROMのダム サム チエツクにおいて異常
が認めらたことが条件とされる。
(31FRCエラー 本判定は、自走カウンタのイニシャルチエツクにおいて
異常が認められたことが条件とされる。
(41A/Dエラー 本判定は、A/r)変換器52の110チエツクにおい
て5゛4常が1盈められたことが条件とされる。
マイクロプロ・・・セサー系統 (1)演算エラー 本判定は、マイクロプロッセサ−■の演算結果とマイク
ロプロッセサーIIの演算結果とが−・致していないこ
とが条件とされる。
(2)通信エラー 本判定は、マイクロプロツセサ−IとI!どの間の相仔
通信が不能となったことが条件とされる。
ブレーキ ブレーキ23が故障したときは、態様Bの処置がなされ
る。このブレーキ23の故障判定とは、例えば次のよう
にして行なえばよい。
(りブレーキ23によってモータ20がロックされたま
まの場合。
ブレーキ23を非作動(アンロック)とした状態でモー
タ20を回転させる制御を行ない、このときにエンコー
ダ32)センサ36の出力が無い場合(後輪2R12L
が転舵されない)。
(2)ブレーキ23によりモータ20をロックすること
が不能な場合。
ブレーキ23をロックさせる制御を行なうと共に、モー
タ20を回転させる制動を行なったときに、エンコーダ
32)センサ36の出力がある場合(後輪2R,2Lが
転舵されてしまう)。
次に前述したような故障の態様をこれに応じたフェイル
セーフのための制御とについて、第7図〜第9図のフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。なお、以下の説明で
P、QあるいはSはステップを示す。
(以下&fEJ) 全一:h制御(第9図) 先ず、QIにおいてシステムイニシャライズがなされた
後、Q2において各センサ類からの信号が読込まれる。
このとき、重速信号とハンドル舵角(前輪転舵角)信号
とが読込まれる。
Q3において、舵角センサ30、ご34の両方共に異常
であるか否かが判別される、このQ3に判別において、
少なくとも一方のセンサ30.34がlF常であると判
別されたときは、Q4において、第4図(第5図)に示
す重速感応用転舵比特性に基づいて、主目標転舵角とな
るerVが決定される。引続き、05において、第10
図に示す舵角応動式の転舵比特性に基づいて、副]]標
転舵角となるθrt(が決定される。
この後、Q6において、現在車速か零であるか百かが判
別される。このQ6の判別でNoのときは、車速検出手
段としてのセンサ3Iあるいは;35は正常であるとし
て、Q7においてQ4で決定された重速感応用の主目標
転舵角θrVが、最終「1標転舵角θrとして設定され
る。逆に、Q6の判別でY E Sのときは、重速検出
手段としてのセンサコ31.35が故障であるとみなし
て、Q8において舵角応動用の副目標転舵角θrllが
最終目標転舵角θrとして設定される。
Q7あるいはQ8の後は、Q9において、ト紀最終[」
標転舵角Orを実現すべくモータ20が駆動される。
+ji記Q3の判別でNoのときは、車速感応式および
舵角応動式のいずれでも後輪転舵を正常に制御すること
は不可能なので、この場合はQ、 I Oに移行して、
強制的に2WSとする。
閃」態様A(第7図) 前記PIOでの制御の詳細を、第7図あるいは第8図に
示しである。
先ず、SIにおいて、警告ランプ62を点灯させて、運
転音に異常が生じたを知らせる。次いで、後輪1111
+御とその位置判定がIF常に行なわれるかをチエツク
すべく、S2)S3の判定がなされる。ずなわち、後転
転舵センサ36がIF常であり(S2の判別がY I’
5 Sのとき)、かつエンコーダ32が+E常である(
83の判別がY E Sのとき)は、S4において、モ
ータ20を制御して後輪21(,2Lをを中立位置へと
徐々に復帰させる。この後、S5においてモータ20そ
のものが正常であることを確認しくS5の判別がYES
のとき)、引き続き後輪2R,2+−が実際に中立位置
となったことを確認した後(S6の判別でY E Sの
とき)、S7においてブレーキを作動させて、後転2R
121,が中立位置となっている状態で干−タ20の作
動をロックする。勿論、このときは、クラッチ22は接
続されたままであり、したがって、後転2R521−は
、中立保持手段13による付勢力と、減速機構21を介
したモータ20の抵抗と、ブレーキ23によるロック作
用とによって、強固に中立位置に保持される9一方、前
記S2.S3あるいはS5のいずれかの判別でNOのと
きは、モータ20により後輪2[で、2F、を中q位置
へ正確に復帰させることが不+i)能な場合であり。こ
の場合は、後述する第8図の処理態様BにおけるSll
へ移行する。
処理態様B(第8図) 先ず、SIOで警告ランプ62を点灯させた後、S11
においてクラッチ22を切断する。これにより、中立保
持手段13によって後転2R12Lが強制的に中η位置
へと復帰される。この後、SI2において、ブレーキ2
3を作動させてモータ20をロックした後、S13にお
いてモータ20への電力供給をカットする(モータ2o
のV走防l二)。SI4で所定時間経過するのを待って
、すなわち後転2R12Lが中立位置へと復帰されるの
に要する時間を考慮してこの時間が経過するのを待って
、SI5においてクラッチ2oをIMび接続する(中立
位置を強固に保持)。
なお、第7図、第8図は、第9図のQIOの詳細とし、
て示したが、本来は、第9図のQ9の前までに各神の故
障が検出されて、この故障の態様に応じて、第7図ある
いは第8図のフエーrルセーフの処理がなされることに
なる。
以1一実施例について説明したが、後輪転舵機構βの駆
動源としての駆動手段は、電磁式の油圧アクチュエータ
等適宜のものを採択し得る。この場合、制動手段として
は、油圧式のアクチュエータに対する油圧の給排を行な
う切換弁を利用すればよい。すなわち、油圧式アクチュ
エータから圧油の給排が全くなされない状態に切換弁を
保持することにより、当該油圧式アクチュエータがロッ
クされる。
また、好ましくは、車速感応式の制御を行っているとき
に、車速変化に伴なって後輪転舵角な変更するときの速
度を、ハンドル舵角が変化するのに伴なって後輪転舵角
を変更するときの速度よりも遅くなるように設定すると
よい。このようにすることによって、ハンドルを急に大
きく切ったときに後輪が速く逆位相方向へ転舵するのが
防雨されて、コーナリング時におけるすくい込み現象(
車両が急激にオーバステア傾向となる現象)を防IFで
きる。なお、このような変更速度の変更は、例えばモー
タ20の作動速度を変更したり5第9図Q5でのθ「H
の決定を遅延させる等により行うことができる。
(発明の効果) 以−Lの説明から明らかなように、本発明によれば、常
時は車速感応式として後輪転舵を制御する一方、車速検
出手段が故障したときは舵角応動式として後輪転舵の制
御を続行するようにしたので、故障に対処した安全性と
いうものを確保しつつ、後輪転舵を行うことの利点を確
保することができる。そして、車速感応式の転舵比特性
の設定と舵角応動式の転舵比特性との設定を工夫するこ
とにより、該両方式間での制御方式の変更に伴なう異和
感を極力小さいものとすることができる。
また、車速検出手段で検出される車速か零のときを故障
時と設定することにより、この故障検出のための制御を
簡便化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す全体系統図。 第2図は後輪転舵機構の構成図。 第3図は中立保持手段の拡大断面図。 第4図は車速感応式の制御特性図。 第5図は車速に応じた後輪舵角変化を示す特性図。 第6図は実施例に係る制御系のブロック図。 第7図〜第9図は本発明の制御例を示すフローチャート
。 第10図は舵角応動式の制御特性図。 第11図は本発明の構成をブロック図的に示す図。 1:前輪 2:後輪 20:サーボモータ(駆動手段) 30.34:センサ(@輪転舵角) 31.35:センサ(車速) U:コントロールユニット B:後輪転舵機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)後輪を転舵させるための後輪転舵機構と、前記後
    輪転舵機構に連係され、該後輪転舵機構を変位させる駆
    動源としての駆動手段と、 前輪の転舵角を検出する前輪転舵角検出手段と、 中速を検出する車速検出手段と、 前記前輪転舵角検出手段で検出された前輪転舵角と前記
    車速検出手段により検出された車速とにより、車速が小
    さいときは逆位相となるようにまた車速が大きいときは
    同位相となるように後輪の目標転舵角を決定する主目標
    転舵角決定手段と、 前記前輪転舵角検出手段で検出された前輪転舵角が大き
    いときは後輪の目標転舵角が逆位相となるように、また
    該前輪転舵角が小さいときは後輪の目標転舵角が同位相
    となるように後輪の目標転舵角を決定する副目標転舵角
    決定手段と、 前記車速検出手段の故障を検出する故障検出手段と、 常時は前記目標転舵角で決定された目標転舵角を選択す
    ると共に、前記故障検出手段によって前記車速検出手段
    が故障であることを検出されたときは前記副目標転舵角
    決定手段で決定された目標転舵角を選択する目標転舵角
    選択手段と、前記目標転舵角選択手段によって選択され
    た目標転舵角となるように前記駆動手段を制御する駆動
    制御手段と、 を備えていることを特徴とする車両の後輪操舵装置。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記故障検出手
    段が、前記車速検出手段により検出される車速が零のと
    きに故障信号を発生するように設定されているもの。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02231273A (ja) * 1989-03-03 1990-09-13 Toyota Motor Corp 前後輪操舵車の後輪操舵制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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