JPH01229689A - 被熱転写シート - Google Patents

被熱転写シート

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JPH01229689A
JPH01229689A JP63057990A JP5799088A JPH01229689A JP H01229689 A JPH01229689 A JP H01229689A JP 63057990 A JP63057990 A JP 63057990A JP 5799088 A JP5799088 A JP 5799088A JP H01229689 A JPH01229689 A JP H01229689A
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    • B41M5/42Intermediate, backcoat, or covering layers
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、離型性に優れた被熱転写シートに関する。
〔従来の技術〕
被熱転写シートは、熱転写記録時に熱転写層を有する熱
転写シートと重ね合わせられ、サーマルヘッド等の感熱
手段による熱転写シート側からの画像情報に応じた加熱
がなされた際、熱転写層と被熱転写シートの受像層との
間で熱融着が起こる等の理由から熱転写シートとの離型
性が損なわれる問題があった。
そのため、従来の被熱転写シートは熱転写記録時等にお
いて熱転写シートとの良好な離型性を確保するために、
例えば、受像層形成用樹脂中に一般の離型剤を含有せし
めて受像層を形成していた。
これは、離型剤を含有した受像層形成用樹脂組成物を塗
布した後に離型剤を受像層の表面側にブリードさせて結
果的に受像層表面に離型剤層を形成することにより、被
熱転写シートに離型性を付与せしめたものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記の如き離型剤層の形成に使用されて
いた離型剤は分子量が3500未満の樹脂からなるもの
であったため、受像層形成用樹脂との相溶性は良好であ
ったものの、離型剤を表面に充分にブリードさせて離型
剤層を形成するためには長時間で高温の加熱処理が必要
とされ、しかも離型剤のブリード状態も不充分な場合が
あり、従って、形成される離型剤層の離型効果も未だ不
十分なものであった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、効率の良い形
成が可能であり、優れた離型効果のある離型層を有する
被熱転写シートを従供することを目的とするものである
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、 「(1)  シート基材と、該基材上に形成され且つ熱
転写シートから加熱により移行する染料を受容する受像
層と、該受像層表面に形成される離型層からなる被熱転
写シートであって、上記離型層を分子量が3500〜2
0000である離型性樹脂にて形成したことを特徴とす
る被熱転写シート。
(2)  シート基材と受像層との間に中間層を設けた
請求項1記載の被熱転写シート、」 を要旨とするものである。
本発明におけるシート基材としては、プラスチックフィ
ルム、合成紙、セルロース繊維紙等が使用される。プラ
スチックフィルムとしてはポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート
、ポリアミド等からなるフィルムが使用でき、またこれ
らのフィルムに充填剤を加えて製膜した白色フィルムや
微細な発泡を行わせた発泡フィルムも使用できる。
合成紙としてはポリオレフィン樹脂もしくはその他の合
成樹脂を樹脂成分として、これに無機質充填剤などを添
加して混合し、押出して製造したもの、またはポリスチ
レン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリオレフィン樹脂等の
フィルムの表面に体MIlfl料を塗工して製造したも
の等が用いられる。
セルロース繊維紙としては、上質紙、コート紙、キャス
トコート祇、合成ゴムラテックス又は合成樹脂エマルジ
ッン含浸紙等が使用できる。
またシート基材として透明性を要する用途(オーバーヘ
ッドプロジェクタ−用等)又はカード、布等の物品に熱
で転写させる用途の場合には、透明なブチスナックフィ
ルムの受像層と反対側面に粘着剤などを塗布した支持体
又は遮蔽性付与材として、白色フィルム、発泡フィルム
、合成紙又はセルロース繊維紙を貼合わせることもでき
る。更に、プラスチックフィルムどうし、合成紙どうし
又はセルロース繊維紙どうしを接着剤により貼合わせた
シート基材を使用できる。
シート基材は受像層との密着力が乏しい場合、その表面
にブライマー処理又はコロナ処理を施すことが望ましい
受像層は、熱転写時に熱転写シートから移行してくる染
料を受容するものであり、該染料を受容可能な受像層形
成用樹脂にて構成される。その形成用樹脂としては例え
ば、下記(a)〜(e)の合成樹脂が単独若しくは2種
以上の混合により使用できる。
(a)エステル結合を有するもの。
ポリエステル樹脂(フェニル変性以外のもの)、ポリア
クリル酸エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢
酸ビニル樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ビニルトル
エンアクリレート樹脂等。
(blウレタン結合を有するもの。
ポリウレタン樹脂等。
(C)アミド結合を有するもの。
ポリアミド樹脂(ナイロン)等。
(d)尿素結合を有するもの。
尿素樹脂等。
(e)その他極性の高い結合を有するもの。
ポリカプロラクトン樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂等。
その他にも、受像層形成用樹脂として飽和ポリエステル
と塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体との混合樹脂が用い
られる。塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体は塩化ビニル
成分含有量85〜97重量%で、重合度200〜800
程度のものが好ましい、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合
体は必ずしも塩化ビニル成分と酢酸ビニル共重合体成分
のみの共重合体である場合に限らず、ビニルアルコール
成分、マレイン酸成分等を含むものであってもよい。
離型層は、離型性樹脂を受像層形成用樹脂等と混練して
調製してなる受像層形成用インキ組成物をシート基材に
塗布し、離型性樹脂を表面にブリードさせることにより
受像層表面に形成されるものである。本発明における離
型層は分子量が3500〜20000、好ましくは50
00〜15000の離型性樹脂を用いて形成される。離
型性樹脂として上記の如く分子量が3500以上のもの
を使用することにより受像層形成用樹脂との相溶性を小
さくしてブリード性を向上させ、離型性樹脂の表面への
ブリード状態を良好せしめることが可能となり、その結
果、受像層表面に充分に表出した離型効果に優れた離型
層が得られる。一方、上記分子量が20000を超える
場合、離型性樹脂が受像層形成用樹脂と相溶し難くなり
インキ組成物の調製が困難となる。
副型性樹脂としては、反応硬化型の離型性樹脂、触媒硬
化型の離型性樹脂、又は長鎖アルキル基(炭素数:n≧
16)を側鎖の一部として有する離型性樹脂を使用する
ことができる。
反応硬化型の離型性樹脂としては例えば、以下に述べる
ような反応基を有する変性シリコーンオイルが挙げられ
る。
(a)アミノ基を有するアミノ変性シリコーン。
llt 「 11N−(CL)、 −NHz (b)エポキシ基を存するエポキシ変性シリコーン。
(C)その他の反応基を有する変性シリコーン。
下記の一般式で表され、反応基:Rhにより定まる変性
シリコーン。
珊 R& R,ニーNGOのイソシア変性シリコーン、R,ニーO
Hのアルコール変性シリコーン、R,ニーC0OHのカ
ルボキシル変性シリコーン。
尚、上記(a)〜(C)の一般式(構造式)において、
R7−R2は有機基を示し、主にメチル基から構成され
るが、メチル基以外のアルキル基、又はフェニル基であ
ってもよい、l、m、n、x、yは離型性樹脂の分子量
によって適宜設定される1以上の整数を示す。また2及
びmの部分の原子団はランダムに共重合されている。
以上の如きシリコーンは反応硬化させるためその反応形
態により適宜組み合わせられて併用される。その反応形
態としては、アミノ基又は水酸基を有する変性シリコー
ンが、エポキシ基、イソシア基又はカルボキシル基を有
する変性シリコーンと各々反応する。
また触媒硬化型のものとしては、下記(d)、(e)の
2タイプのシリコーンが挙げられる。
Cd)  アルコール変性シリコーンであり、2つのシ
リコーンにより脱水重合反応可能なもの。
R皇 蓋5i−OHけ (触媒・・・チタネート、亜鉛、鉄、錫等のカルボン酸
塩など) (e)  ビニル変性シリコーンと有機基の一部カHで
あるビニル変性シリコーンからなるもの。
(触媒・・・白金系等の金属触媒) 尚、上記(d)〜(e)の一般式(構造式)において、
R1−R4は有機基を示し、主にメチル基から構成され
るが、メチル基以外のアルキル基、又はフェニル塞であ
ってもよい。但し、(e)においてビニル変性シリコー
ンの場合はR1−R4のうちいずれか一部がビニル基(
−CH=CL )であり、一方、有機基の一部が−Hで
あるシリコーン或いはビニル変性シリコーンの場合はR
1−R4のうちいずれか一部がビニル基であり、特にビ
ニル変性シリコーンのものはその−Hに加えてR1〜R
,の少なくとも1つがビニル基である。n、l、mは離
型性樹脂の分子量によって適宜設定される1以上の整数
を示す、またl及びmの部分の原子団はランダムに共重
合されている。
更に長鎖アルキル基(炭素数:n≧16)を側鎖の一部
として有する離型性樹脂としては、下記(f)〜(i)
の鎖状ポリマーが挙げられる。
(「)ポリオレフィン系の鎖状ポリマーからなる離型性
樹脂。
I  R1 −(CIl−Cテ (6)ポリエステル系の鎖状ポリマーからなる離型性樹
脂。
−eR3−0−C−R4?;− (5)ポリウレタン系の鎖状ポリマーからなる離型性樹
脂。
0[1 一+Rs  OCN  Ra’j”’;−■ (i)  ポリアミド系の鎖状ポリマーからなる離型性
樹脂。
尚、上記(f)〜(i)の一般式(構造式)において、
R=−(CH,)、−CH3(n≧16)の長鎖アルキ
ル基を示す、R3とR2は少なくとも1つが反応基であ
り、それ以外は−H又はアルキル基の有機基を示し、R
1とR4は反応基を有する脂肪族又は芳香族の鎖を示す
、nは離型性樹脂の分子量によって適宜設定される1以
上の整数を示す。
離型性樹脂の添加量は、受像層形成用樹脂に対して0.
5〜20重置%が好ましい。
尚、本発明において効率の良い形成ができるとともに離
型効果に優れた離型層を得るためには、前述の如き分子
量条件を前提として、以下に述べるような条件を更に付
加させた離型性樹脂を使用することによっても容易に達
成することができる。
■ 反応基を偏在化させたものを併用する。
即ち、主鎖の一末端部、両末端部又は中央部に反応基を
偏在化させた離型性樹脂と、主鎖の不特定位置にランダ
ムに反応基が存在する離型性樹脂とを併用する。これに
より反応基がランダムに存在している離型性樹脂のみで
形成された離型層に比べて離型効果に著しく優れ堅牢な
離型層が得られる。以下に、反応基を例えば−末端部若
しくは中央部に偏在化させる態様を挙げて説明する。
まず、反応硬化型又は触媒硬化型のシリコーンからなる
離型性樹脂における反応基の偏在化の態様、 (イ)−末端部に偏在化させる場合、 R1が反応基であり、1<1≦10、 m+n≧20、R1=メチル基、メチル基以外のアルキ
ル基又はフェニル基である。
(ロ)中央部に偏在化させる場合、 R1が反応基であり、l≦m≦lO1 !≧5、n≧5、l+n≧20、R1−メチル基、メチ
ル基以外のアルキル基又はフェニル基である。
ここで、反応基はアミノ基、エポキシ基、イソシア基、
カルボキシル基、水M基、ビニル基等である。但し、反
応基がビニル基の場合は、有機基の位置に−Hか或いは
水酸基を有するシリコーンと組み合わせて使用する。
また、長鎖アルキル基を側鎖の一部に有する鎖状ポリマ
ーからなる離型性樹脂における反応基の偏在化の態様、 lR2 尚、上記(・・・・・・・・・)は前記(「)〜(+)
の鎖状ポリマーにおける玉鎖部分を示す略記号であり、
R−−(CL)、−CL  (n≧16)を示す。
(イ)−末端部に偏在化させる場合、 R1が反応基であり、1≦2≦10゜ m十n≧20、R1=Hである。
(ロ)中央部に偏在化させる場合、 R1が反応基であり、l≦m≦lO2 !≧5、n≧5、l十〇≧20、R,=Hである。
ここで、反応基は脂肪族又は芳香族の鎖に結合した反応
基である。
■ 反応硬化型又は触媒硬化型の離型性樹脂の場合にお
いて、受像層形成用樹脂に対して相溶性の良好な置換基
を有するものとする。
即ち、受像層形成用樹脂に対して相溶性の良好な置換基
を有する離型性樹脂を使用する。離型性樹脂では、特に
反応基以外の有機基の種類や量によって受像層形成用樹
脂との相溶性が左右されるため、この有機基を受像層形
成用樹脂に対して相溶性の良好な置換基と置き換えるこ
とができる。
従って、受像層形成用樹脂の種類に応して、該樹脂と相
溶性の良好な置換基を選択し、これを所定の割合で有機
基と置き換えた離型性樹脂を使用するものである。これ
により、受像層形成用インキ組成物を調製する際に離型
性樹脂と受像層形成用樹脂におけるインキ組成物として
の相溶性が良好なものとなり、離型性樹脂が受像層形成
用樹脂と均一に相溶し易くなる。その結果、離型性樹脂
が均一に混練された受像層形成用インキ組成物を使用し
て形成することにより得られる離型層も−様な層として
形成され、離型効果も層全体に亘ってバラツキがなく均
一に発現されるものとなる。
上記の1例としてポリエステル樹脂を受像層形成用樹脂
として用い、これに対してシリコーン系の離型性樹脂を
用いる場合について説明する。
尚、上記式においてXは、アミノ鰭、エポキシ基、イソ
シア基、カルボキシル基、水酸基又はビニル基からなる
反応基を示す、Rはメチル基又はメチル基以外のアルキ
ル基からなる有機基を示す。
2、mSnは整数を示し、またl、m、nの部分の原子
団はランダムに共重合している。
ここでポリエステル樹脂に対しては例えば、フェニル基
が相溶性の良い置換基であるため、Rの一部をフェニル
基と置き換える。このフェニル基の置き換える割合と゛
しては、Rがメチル基の場合、メチル基/フェニル基−
95〜515〜95、好ましくは70〜20/30〜8
0である。
上記のように離型性樹脂として、受像層形成用樹脂と相
溶性の良好な置換基を有するものを用いることによって
、受像層形成用インキ組成物中での離型性樹脂と受像層
形成用樹脂との相溶性が向上し、インキ組成物のポット
ライフが長くなり分離が生じない。
■ 反応硬化型の離型性樹脂の場合において、反応基当
量を低下させたり、或いはその当量の異なるものを組み
合わせる。
即ち、反応基当量(−分子!/一分子当たりの反応基の
数)が300以下、好ましくは100〜250の離型性
樹脂を使用する。これにより離型性樹脂が有する反応基
の数が多くなるため離型層形成時における離型性樹脂の
反応性が向上し、その結果、短時間で強固に硬化した離
型層が得られる。
また、2種の反応硬化型の離型性樹脂のうち少なくとも
一方に2種以上の異なる反応基当量からなる離型性樹脂
を用いる。これにより離型層形成時における離型性樹脂
の反応性が著しく向上し、その結果、短時間で強固に硬
化した離型層が得られる。ここで、離型層形成に使用す
る2種の離型性樹脂の組み合わせ態様としては、A、B
の2種の反応効果型のものを使用する場合、 1)Aとして1種の反応基当量のものを用い、Bとして
2ii以上の相異なる反応基当世のものを併用する。
1i)Bとして1種の反応基当世のものを用い、八とし
て2種以上の相異なる反応基当量のものを併用する。
1ii)A及びBとして共に各々2種以上異なる反応基
当世のものを併用する。
受像層及び離型層の形成に当たっては、受像層形成用樹
脂、離型性樹脂を溶剤を用いて調製した受像層形成用イ
ンキ組成物を1!備し、このインキ組成物を従来周知の
印刷方法やコーティング方法等にてシートl村上に塗布
して乾燥させることにより、受像層とその表面に位置す
る離型層が形成される。受像層の厚みは2〜20μm程
度が好ましい。
本発明被熱転写シートは、シート基材と受像層との間に
クツシラン性層、多孔層等からなる中間層が設けられる
。この中間層を設けるとノイズが少なく画像情報に対応
した画像を再現性良く熱転写記録することができる。中
間層を構成する材質としでは例えばウレタン樹脂、アク
リル樹脂、エチレン系樹脂、ブタジェンラバー、エポキ
シ樹脂等が挙げられる。中間層のI7さは2〜20μm
程度が好ましい。
また、本発明の被熱転写シートはその表側の面若しくは
裏側の面に帯電防止処理を施すことができる。この帯電
防止処理は帯電防止剤を例えば、表側の面となる受像層
中に含有せしめたり或いは帯電防止剤層として受像層面
に設けることによって行われ、裏側の面おいても同様の
処理を行うことができる。この処理により被熱転写シー
トどうしの滑りを円滑にすることができるとともに、被
熱転写シートへのほこり等の付着を防止する効果がある
更に被熱転写シートは、シート基材の裏面に滑性層を設
けることもできる。滑性層の材質としては、メチルメタ
クリレート等のメタクリレート樹脂もしくは対応するア
クリレート樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等の
ビニル系樹脂等が挙げられる。
更にまた、被熱転写シートの所定箇所に検知マークを設
けることも可能である。検知マークは熱転写シートと被
熱転写シートとの位置決めを行う際等に極めて便利であ
り、例えば、光電管検知装置により検知しうる検知マー
クをシート基材裏面等に印刷等により設けることができ
る。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例 基材シートとして厚さ150umの合成紙(王子油化製
:ユボKFG150)を用い、この基材上上に下記組成
の受像層形成用インキ組成物を、ワイヤーバーコードに
て乾燥後の厚さが5μmとなるように塗布し、乾燥して
受像層及び離型層を形成し、被熱転写シートを作成した
。尚、離型層の形成は130°C,5分の加熱処理でな
された。
ノ  インキ 受像層形成用樹脂 ポリエステル樹脂        40重量部(東洋動
源:バイロン600) 塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 60重量部(デンカ
ビニル# 1000^) ・離型性樹脂 アミノ変性シリコーン       2重量部(分子量
=3600) ((3JIA化学工業製: X −22−3050C)
エポキシ変性シリーン       2重量部(分子量
−6800) (信越化学工業製: X −22−30007)・ン8
?I(メチルエチルケトン =1/1)400重撤部 一方、上記被熱転写シートと組み合わせて用いる熱転写
シートの製造は次のように行った。
厚さ4.5μmのポリエチレンテレフタレートフィルム
の片面に、下記組成の熱転写層形成用インキ組成物を調
整し、ワイヤーバーにより塗布しく乾燥時塗布噴約1.
0g/nf)温風乾燥して熱転写層を形成し、熱転写シ
ートを得た。
云   /  インキ 分散染料            7重量部(日本化薬
製:カヤセノトブル−714)ポリビニルブチラール樹
脂   35重量部(積木化学製: BX−1) )容剤(メチルエチルケトン =1/1)        90重量部上記で得られた
被熱転写シートと熱転写シートとを、受像層と熱転写層
とが接するように重ね合わせ、熱転写シート側から出カ
ニ1w/ドツト、パルス幅=0.3〜0. 4 5 m
/sec 、ドツト密度:6ドント/Immの印字条件
によりサーマルヘッドにて画像形成を行った。
その結果、被熱転写材は印字時の熱転写シートとの離型
性にも優れたものであった.また、この被熱転写シート
における離型層は、形成に際して離型性樹脂のブリード
性が優れたものであり、受像層表面に離型性樹脂が充分
に表出した状態で形成されていた。
比較例 実施例の受像層形成用インキ組成物における離型性樹脂
として、分子量が2500のアミノ変性シリコーン(K
F393)と分子量が2000のエポキシ変性シリコー
ン(X−22−343)のものを代えて用いた他は、実
施例と同様にして被熱転写シートを作成し、しかる後、
実施例1と同様の熱転写シートを用いて同一の印字条件
にて画像形成を行ったところ、この被熱転写シートは実
施例に比べて熱転写シートとの離型性に劣るものであっ
た。
また離型層の形成に際して、離型性樹脂を充分にブリー
ドさせるために、130°C,12分の加熱処理を要し
た。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明被熱転写シートは離型層を
分子量が3500〜20000の離型性樹脂にて形成し
てなるため、該離型性樹脂を混練した受像層形成用イン
キ組成物の塗布後のブリード性が向上し、離型樹脂が表
面に充分に表出した離型層が常温で短時間で得られ、し
かも離型層自体が離型効果に優れたものとなり、その結
果、特に印字時等における熱転写シートとの離型性に優
れたものである効果を有する。
また本発明によれば、シートa材と受像層の間に中間層
を設けることにより再現性良好な熱転写が可能となる。
特許出願人 大日本印刷株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート基材と、該基材上に形成され且つ熱転写シ
    ートから加熱により移行する染料を受容する受像層と、
    該受像層表面に形成される離型層からなる被熱転写シー
    トであって、上記離型層を分子量が3500〜2000
    0である離型性樹脂にて形成したことを特徴とする被熱
    転写シート。
  2. (2)シート基材と受像層との間に中間層を設けた請求
    項1記載の被熱転写シート。
JP63057990A 1988-03-11 1988-03-11 被熱転写シート Expired - Lifetime JP2938877B2 (ja)

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JP63057990A JP2938877B2 (ja) 1988-03-11 1988-03-11 被熱転写シート
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