JPH01229473A - トラック・ジャンプ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光学式ディスク・プレーヤで、所’１のトラ
ックにアクセスする為のトランク・ジャンプ方法に関す
るものである。

従来の技術 近年、光学式ディスク・プレーヤはａＤ、ａＤｙ。

ＬＤ等の名称で普及しており、ディスクへの高速なアク
セスの為に安定なトラック・ジャンプ方法が望まれてい
る。

以下図面を参照しながら、上述した従来のトラック・ジ
ャンプ方法について説明する。

第３図及び第４図は、従来のトラック・ジャンプ方法を
示すためのトラッキングサーボ・プロッり図及びタイミ
ング図である。第３図に於て、１はトラッキング誤差検
出器、２はサーボループ・スイッチ、３はルーフリイル
タ、４は加算器、５はドライバ、６は光学ピックアップ
、γはキック・パルス発生手段で、トラッキング・サー
ボループヲＦ７Ａ成しており、キック・パルスがループ
ニ注入出来るようになっている。

以上のように構成されたトラッキング・サーボループに
於けるトラック・ジャンプ方法について、以下その動作
を説明する。ディスク上のある点から任意の点に高速に
アクセスするには、ディスク上に螺旋状に記録されたト
ラックを横切ってゆけば良い。これをトラック・ジャン
プと呼ぶ。トラック・ジャンプを行うには、キック・パ
ルス発生手段７がまずサーボループ・スイッチ２をＯＮ
信号で開き、Ｋ工Ｃ信号を通じて加速パルスをドライバ
５に加える。その結果トラッキング・サーボがはずれ、
光学ピックアップ６は隣のトラックへと移動するので、
トラッキング誤差検出器１で検出されるトラッキング・
エラー信号ＴＨＥは、第４図に示す如く、例えば最初プ
ラスの方向に増加してゆき、隣のトラックに近づくとマ
イナスの方向から再びゼロに近づく。目的のトラック上
で光学ピックアップを止めるには、加速パルスに続いて
減速パルスを加え、光学ピックアップ６の速度を十分小
さくした後、サーボループ・スイッチ２を閉じるとサー
ボの力で最寄りのトラックに引き込まれてトラック・ジ
ャンプが終了する（例えば、特開昭６２−１２５５４３
　）。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のようなトラック・ジャンプ方法で
は、目的トラック上で光学ピックアップ６の速度が、サ
ーボが引き込める程十分小さくなっている保証がなく、
特に偏芯の大きいディスクでは、偏芯による速度が加算
されるので、速度が大き過ぎて目的トラックを行き過ぎ
たり、逆に届かなかったシするという問題点を有してい
た。

本発明は、上記問題点に濫み目的トラックに必　　　、
ず到達し、且つ最終的に速度を十分小さくして確実に目
的トラックにサーボが引き込めるトラック・ジャンプ方
法を提供するものである。

課題を解決するための手段 上記問題点を解決する為に本発明のトラック・ジャンプ
方法は、オフトラック及びトラック・クロス検出手段と
、キック・パルス発生手段とを備えた光学式ディスク・
プレーヤにおいて、前記キック・パルス発生手段は、サ
ーボループを開いて所定幅の加速パルスを発生した後、
前記オフトラック及びトラック・クロス検出手段の出力
するオフトラック信号及びトラック・クロス信号に従っ
て、減速パルスを分割出力し、目的トラックを通過した
後、更に減速パルスを出力し、その後にサーボループを
閉じるように動作し、これら目的トラックを通過する迄
に出力した減速パルスの合計のエネルギーが前記加速パ
ルスのエネルギーより少なくなるようにしたものである
。

作用 本発明は上記した方法によって、目的トラックに到達す
るまでに重力する減速パルスの合計のエネルギーが前記
加速パルスのエネルギーよシ少ない為、必ず目的トラッ
クに到達することが可能であシ、且つ目的トラックを通
過後にも減速パルスを発生するので、最終速度はサーボ
が引き込めるに十分なだけ小さくすることが可能となる
。

実施例 以下本発明の一実施例のトラック・ジャンプ方法につい
て、図面を参照しながら説明する。

第１図及び第２図は本発明の一実施例に於けるトラック
・ジャンプ方法を示すものである。第１図に於て、１は
トラッキング誤差検出器、２はサーボループ・スイッチ
、３はループフィルタ、４は加算器、５はドライバ、６
は光学ピックアップ、７はキック・パルス発生手段、８
はオフトラック及ヒトラック・クロス検出手段で、トラ
ッキング。

フーホルーフヲ構成しておシ、キック・パルスがループ
に注入出来るようになっている。

以上のように構成されたトラッキング・サーボループに
於けるトラック・ジャンプ方法について、以下その動作
を説明する。

第２図はトラック・ジャンプの状態を示すタイミンク図
であって、トラック・ジャンプを行うにはキック・パル
ス発生手段７が、まずサーボループ・スイッチ２をＯＮ
信号で開き、ＫＩＣ信号を通じて加速パルスをドライバ
５に加える。その結果トラッキング・サーボがはずれ、
光学ピックアップ６は隣のトラックへと移動するので、
トラッキング誤差検出器１で検出されるトラッキング・
エラー信号ＴＨＥは、第２図に示す如く、例えば最初プ
ラスの方向に増加してゆき、もと居たトラックから外れ
るとオフトラック及びトラック・クロス検出手段８がト
ラック外れを検出し、オフトラック信号ＯＦＴを・・イ
にする。次に隣のトラックとの中間点に達すると、トラ
ッキングエラー信号ＴＨＥの極性が反転し、これと同じ
信号をオフトラック及びトラック・クロス検出手段８で
波形整形したトラック・クロス信号ＣＢＳも反転する。

これでトラック間の中間点に達したことが分り、第１回
目の減速パルスを出力する。光学ピックアップ６は速度
を落しながらさらに前進を続は隣のトラックに近づく。

従ってオフトランク及びトラック・クロス検出手段８は
隣のトラックへ近付いたことを検出して、オフトラック
信号ＯＦＴを再びローにする。そこでキック・パルス発
生手段了は第２回目の減速パルスを出力する。ここまで
の減速パルスのエネルギーの合計は加速パルスのエネル
ギーよシ少ないので、光学ピックアップ６は更に速度を
落しながら前進を続け、目的トラックを横切シトラック
・クロス信号ＣＲ３が再び反転する。そこでキック・パ
ルス発生器７は目的トラックに到達したことを知り、最
後の減速パルスを出力して光学ピックアップ６を完全に
止めた後、ＯＮ信号でサーボループ・スイッチ２を閉じ
てサーボをかける。

オフトラックの検出手段としては、一般にトラックから
外れるとディスクの表面は無記録状態となり、ディスク
から再生される信号の振幅が減少するので、これを検出
してオフトラック信号とすることか可能である。

以上のように本実施例によれば、オフトラック及ヒトラ
ック・クロス検出手段と、キック・パルス発生手段とを
備えた光学式テ゛イスクプレーヤにおいて、前記キック
・パルス発生手段は、サーボループを開いて所定幅の加
速パルスを発生した後、前記オフトラック及びトラック
・クロス検出手段の出力するオフトラック信号及びトラ
ック・クロス信号に従って、減速パルスを分割出力し、
目的トラックを通過した後、更に減速パルスを出力し、
その後にサーボループを閉じるように動作し、これら目
的トラックを通過する迄に出力した減速パルスのエネル
ギーの合計が加速パルスのエネルギーよシ少なくなるよ
うにしたものであるから、必ず目的トラックに到達する
ことが可能であシ、且つ目的トラックを通過後にも減速
パルスを発生するので、最終速度はサーボが引き込める
に十分なだけ小さくすることが可能となる。

尚、本実施例に於ては、１本のトラック・ジャンプノ場
合について説明したが、多本ジャンプの場合も同様の方
法でトラック・ジャンプ出来ることは言うまでもない。

又、オフトラック及びトランク・クロス検出手段８は、
光学ピックアップ６の出力を入力としたが、トラッキン
グ誤差検出器１の出力を用いても良い。

更に、オフトラック信号の検出方法としては、再生信号
の振幅を見る方法以外のものでも良い。

例えば、トラッキング位相差法においてはトラッキング
・エラーの絶対値レベルを見ることでオフトラックが検
出出来ることは当業者の知るところである。

発明の効果 以上のように、本発明のトラック・ジャンプ方法ハ、オ
フトランク及びトラック・クロス検出手段と、キック・
パルス発生手段とを備えた光学式ディスク・プレーヤに
おいて、前記キック・パルス発生手段は、サーボループ
を聞込て所定幅の加速パルスを発生した後、前記オフト
ラック及びトラック・クロス検出手段の出力するオフト
ラック信号及びトラック・クロス信号に従って、減速パ
ルスを分割出力し、目的トラックを通過した後、更に減
速パルスを出力し、その後にサーボルーブを閉じるよう
に動作し、これら目的トラックを通過する迄に出力した
減速パルスのエネルギーの合計が加速パルスのエネルギ
ーより少なくなるようにしたものであるから、必ず目的
トラックに到達することが可能であシ、且つ目的トラッ
クを通過後にも減速パルスを発生するので、最終速度は
サーボが引き込めるに十分なだけ小さくすることが可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に於けるトラック・ジャンプ
方法を説明するためのトラッキング・サーボループのブ
ロック図、第２図は第１図の動作を説明するためのタイ
ミング図、第３図は従来のトラック・ジャンプ方法を説
明するためのトラッキング・サーボループのブロック図
、第４図は第３図の動作を説明するためのタイミング図
である。 １・・・・・・トランキング誤差検出器、２・・・・・
・サーボルーフ・スイッチ、３・・・ループフィルタ、
４・・・・加算器、５・・・・・ドライバ、６・・・・
・・光学ピックアップ、７　・・・キック・パルス発生
手段、８・・・・・・オフトランク及びトラック・クロ
ス検出手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）オフトラック及びトラック・クロス検出手段と、
   キック・パルス発生手段とを備えた光学式ディスク・プ
   レーヤにおいて、前記キック・パルス発生手段は、サー
   ボループを開いて所定幅の加速パルスを発生した後、前
   記オフトラック及びトラック・クロス検出手段の出力す
   るオフトラック信号及びトラック・クロス信号に従って
   、減速パルスを分割出力し、目的トラックを通過した後
   、更に減速パルスを出力し、その後にサーボループを閉
   じるように動作し、これら目的トラックを通過する迄に
   出力した減速パルスの合計のエネルギーが前記加速パル
   スのエネルギーより少なくなるようにしたことを特徴と
   するトラック・ジャンプ方法。
2. （２）キック・パルス発生手段は、加速パルス発生後、
   オフトラック期間中のトラック・クロス信号の反転エッ
   ジで１回目の減速パルスを発生し、次のオフトラック信
   号のエッジで２回目の減速パルスを発生し、次のトラッ
   ク・クロス信号のエッジで３回目の減速パルスを発生す
   ることを特徴とする請求項（１）記載のトラック・ジャ
   ンプ方法。