JPH01229140A - 撓み歯車減速機 - Google Patents

撓み歯車減速機

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JPH01229140A
JPH01229140A JP5330488A JP5330488A JPH01229140A JP H01229140 A JPH01229140 A JP H01229140A JP 5330488 A JP5330488 A JP 5330488A JP 5330488 A JP5330488 A JP 5330488A JP H01229140 A JPH01229140 A JP H01229140A
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JP
Japan
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bearing
hub
gear
face plate
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP5330488A
Other languages
English (en)
Inventor
Koushirou Fujimoto
広司郎 藤本
Toshio Ogusu
登志夫 小楠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication of JPH01229140A publication Critical patent/JPH01229140A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、撓み歯車減速機に関し、特に撓み歯車を楕
円形に保持する軸受ユニットとモータ軸との結合構造に
関するものである。
〔従来の技術〕
撓み歯車式減速機は、環状の固定内歯歯車と、これに内
接してかみ合うカップ状の撓み歯車、および撓み歯車の
内周に軸受を介して挿入する楕円カムの組合せからなり
、撓み歯車に設けた外歯の歯数を2枚、4枚等偶数枚だ
け内歯歯車の内歯歯数より少なく形成し、上記カムによ
って楕円形に変形された撓み歯車の長軸部分の外歯を内
歯歯車とかみ合せるようにしたものであって、例えば米
国特許第2906143号等によって従来公知である。
第3図と第4図はその具体例であり、これらの図におい
て、撓み歯車1は、可撓性のある金属によりカップ状に
形成され、その先端の大径開口部2の外周に外歯3が形
成され、後端面に設けた小径開口部4のまわりにボス部
5が形成されている。
ケーシング6内には剛体で形成された固定内歯歯車7が
固定され、その内周に撓み歯車1の外歯3とピッチが等
しく数が二枚又は四枚多い内歯8が設けられ、前記撓み
歯車1の大径開口部2がこの固定内歯歯車7内に挿入さ
れている。
上記撓み歯車1の内部には、楕円形軸受9を介して楕円
カム10が挿入され、これによって撓め歯車1の大径開
口部2を楕円形に変形させ、その長軸部分の外歯3を固
定内歯歯車7の内歯8に噛合させている。
上記楕円カム10の中心部にはハブ11が挿入され、ハ
ブ11の後端に形成したフランジ12とカム10の後端
面間に継手13を介在し、ハシ11に加えられた回転力
を楕円カム10に伝達するようになっている。
この減速機は、ボス5にモータ14のモータ軸15を挿
入し、撓み歯車1のボス5に出力部材16を連結するこ
とにより、内歯8と外歯3の歯数差によって決まる減速
比をもって、モータ軸15の回転を出力部材16に取出
すものである。
上記のような減速機の一般的な組込み工程は、次の如く
である。
(1)固定内歯歯車7をゲージング6に取付ける。
(nNQみ歯車1を出力部材16に取(=jりる。
(I[l)出力部材16とケーシング6とを中間ケーシ
ング17と軸受18を介して一体に組立て、1えみ歯車
1の大径開口部2を内歯歯車7内に挿入する。
(IV)予めモータ14のモータ軸15に、ハブ11と
楕円カム10、継手13及び楕円軸受9を取付けてユニ
ット化しておき、(以下これを軸受ユニット20という
)この軸受ユニット20を撓み歯車1の大径開口部2内
に挿入する。
(V)そしてモータ14のモータフランジ21をケーシ
ング6に固定し、モータ14をケーシング6に組付ける
なお、軸受18の損傷の恐れがない場合、ケーシング6
、出力部材16、中間ケーシング17、軸受18を予め
筒状ハウジングに仮組立し、次いで撓み歯車1と固定内
歯歯車7を組込み、そのあと上記工程(IV)(V)を
行なうことも可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、撓み歯車1と軸受ユニ、ト20が分離独立し
た構造は、固定内歯歯車7と撓み歯車1の仮組立体に対
して、モータ軸15に組付けられた軸受ユニット20を
挿入して組込むとき、撓み歯車1にスラスト方向の力(
組込時の反力)が加ねると共に、モーター4の重量で挿
入が不安定な作業となり、このため内歯8に対して外歯
3が対称に噛合わず、撓hm車1の楕円形に保持された
外歯3が内歯歯車7内で片方に寄ったデドイダル現象が
発生するという問題がある。
また、軸受ユニ:/1−20を撓み歯車1内に組込むに
は高度の技術が、すなわち、ごの種減速機の両歯車1.
7には、モジュール0.2〜0.5で歯数が百数十枚〜
四百枚余りの微小な外歯3、内歯8が多数精密に仕上げ
られており、これらを傷つけないように組込まなりれば
ならず、このため、軸受ユニット20を予め撓み歯車1
内に組込んだ製品の出荷をユーザ側から要望されている
しかし、軸受ユニット20には、撓み歯車1の内径面と
の摩擦力で運転中に第3図に矢印Aで示すように撓み歯
車1の内方へ引込む、スラスト方向が作用する。
このため、従来の軸受ユニット20の構造では、予め軸
受ユニット20をモータ軸15に挿入し、モータ軸15
の先端に取付けた止め輪22で固定して仮組込しなけれ
ばならず、これらの条件によって、軸受ユニット20を
撓み歯車1内に予め組込んだ完全一体化状態で出荷する
要望を満たずことができないという問題がある。
〔発明の目的〕
この発明は、上記のような点にがんがみてなされたもの
であり、撓み歯車内へ軸受ユニノI−を予め組込んだ状
態で出荷することができ、ユーザサイドにおいてモータ
軸を挿入するだけで産業機械への使用が可能になる撓み
歯車減速機を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記のような目的を達成するため、この発明は、ケーシ
ングとモータ取付フランジの間に面板を設け、楕円カム
と結合したハブを前記面板との間に設けた軸受で軸方向
に位置決め支持し、この軸受でハブに作用するスラスト
力を支持するようにした構成としたものである。
(作用〕 撓み歯車の内部に軸受ユニットが組込まれ、そのハブが
面仮に軸受を介して軸方向に位置決め支持されているた
め、工場での一体組立化が可能になり、ハブ内にモータ
軸を挿入するだけで使用でき、ハブに対してモータ軸挿
入時及び運転中に発生するスラスト力を軸受によって支
持することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を添(=I図面の第1図と第2
図に基づいて説明する。なお、第3図と第4図で示した
従来例と同一の部品については、同一符号を付すことに
よって説明に代える。
第1図はこの発明の第1の例を示しており、同図におい
て、ケーシング6の内周に固定内歯歯車7の内歯8を一
体成形すると共に、このケーシング6とモータフランジ
21の間に面板31が介装されている。
軸受ユニット20は、楕円形のカム10と、このカム1
0の外周に嵌合した楕円形の軸受9と、カム10の中心
を貫通するハブ11と、ハブ11のフランジ12とカム
10の間に介在させた継手12との組合せによって構成
され、撓み歯車1の内部に挿入して組込まれた状態でハ
ブ11が面板31の内周面との間に介在させた軸受32
で回動自在に支持されている。
上記軸受32は、ハブ11を軸方向に位置決支持し、撓
み歯車1に対して軸受ユニット20の定位置への組込み
状態を保持すると同時に、ハブ11にモータ軸15を挿
入して行くときのスラスト力及び運転時に発生するハブ
11のスラスト力を支持するようになっている。
従って、軸受ユニン)20は、製造工程において撓み歯
車1内に組込まれた完全一体化状態で出荷することがで
き、ユーザはモータ軸15をハブ11に挿入するだけで
組込みができる。
前記面板31にはグリースニップル33が取付けられ、
面板31の軸受ユニット20と対向する位置に設けたグ
リース溜り部34と上記グリースニノブル33がグリー
ス補給路35で接続され、グリースの供給により、内歯
ユニ、トと外歯3の噛合部分と楕円軸受9及び楕円軸受
9と撓み歯車1との相対的な滑り部の潤滑を行なうよう
になっている。
この第1の例においては、ケーシング6による出力部材
16の支持を、ケーシング6の外周で軸受18を介して
行なっているが、第2図に示す第2の例のように、出力
部材16をケーシング6の内部に挿入し、ケーシング6
の内周で軸受18を介して支持するようにしてもよい。
この発明の減速機は上記のような構成であり、ケーシン
グ6に設けた内歯歯車7に撓み歯車1を挿入し、面板3
1に軸受32を介して支持された軸受ユニット20は軸
方向に位置決めされた状態で撓み歯車1内に挿入され、
外歯3と内歯8を噛合させた完全一体化状態になり、ハ
ブ11にモータ軸15を挿入してモータ14をモータフ
ランジ21に取付け、出力部材16を機器と結合するこ
とにより使用される。
〔効果〕
以上のように、この発明によると、撓み歯車内に挿入し
た軸受ユニットのハブを面板との間に設けた軸受で軸方
向位置決支持したので、軸受ユニットを予め組込んだ完
全一体化状態でユーザに供給することができ、ユーザは
モータ軸をハブに挿入するだけで使用できる。
また、軸受ユニットを軸方向に位置決保持しているため
、モータ軸の挿入時や運転時のハブに作用するスラスト
力を支持することができ、更に、モータ軸挿入時の外歯
と内歯の噛合いが片方に寄ってしまうデドイダル現象の
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る減速機の第1の例を示す縦断面
図、第2図は同第2の例を示す縦断面図、第3図は従来
の減速機を示す縦断面図、第4図は同上の軸受ユニ、ト
部分を示す縦断側面図である。 1・・・・撓み歯車、   3 ・・・外歯、6・・・
・・ケーシング、  7・・内歯歯車、8・・・・内歯
、     9・・・・軸受、10・・・・楕円カム、
   11・・・・・ハブ、14・・・・・モータ、 
   15・ モータ軸、16・・・・・・出力部材、
  31・・・・・面板、32・・・・・・軸受。 特許出願人  エヌ・チー エヌ 東洋ヘアリング株式会社 同 代理人  鎌    1)   文    ニー 
l ! −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定内歯歯車と、この内歯歯車の内歯よりも歯数
    の少ない外歯を備えたカップ状の撓み歯車と、撓み歯車
    の内周に軸受を介して挿入する楕円カムとの組合せから
    なり、楕円カムによって楕円形に変形させた撓み歯車の
    長軸部分の外歯を固定内歯歯車の内歯と噛合せるように
    した撓み歯車減速機において、ケーシングとモータ取付
    フランジの間に面板を設け、楕円カムと結合したハブを
    前記面板との間に設けた軸受で軸方向に位置決め支持し
    、この軸受でハブに作用するスラスト力を支持するよう
    にしたことを特徴とする撓み歯車減速機。
JP5330488A 1988-03-07 1988-03-07 撓み歯車減速機 Pending JPH01229140A (ja)

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