JP6045694B2 - 軸受機構および波動歯車装置 - Google Patents

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    • F16C25/08Ball or roller bearings self-adjusting
    • F16C25/083Ball or roller bearings self-adjusting with resilient means acting axially on a race ring to preload the bearing

Description

本発明は、軸受の予圧機能を備えた軸受ホルダー、当該軸受ホルダーを用いた軸受機構、および、当該軸受ホルダーを用いた波動歯車装置に関する。
軸受に対して軸線に沿った方向(スラスト方向)の予圧を与える方法として、一般に、ねじ等を用いた定位置予圧構造と、ばね等を用いた定圧予圧構造が知られている。特許文献1には定位置予圧構造を備えた軸受装置が記載されており、特許文献2には定圧予圧構造を備えた予圧装置が記載されている。
一方、軸線方向に貫通する装置中空部を備えた中空型波動歯車装置として、カップ形状の可撓性外歯歯車を備えたものが知られている。特許文献3には、カップ形状の可撓性外歯歯車を備えた中空型の波動歯車減速機と中空モータが軸線方向に一体形成された構成の中空アクチュエータが記載されている。
特許文献3に記載の波動歯車減速機の波動発生器は、中空回転軸と、可撓性外歯歯車の内側に位置する中空回転軸の外周面部分に一体形成された楕円状輪郭のカム板(プラグ)と、このカム板の楕円状外周面に装着された波動発生器軸受を備えている。可撓性外歯歯車の内側に位置する中空回転軸の軸端部は、可撓性外歯歯車のボスに取り付けた軸受ホルダーに保持された軸受によって支持されている。軸受ホルダーに保持された軸受には、ボスとは反対側からコイルバネを用いた定圧予圧構造によって予圧が付与されている。
特開2010−91065号公報 特開2012−52569号公報 特開2006−144971号公報
ここで、ねじ等を用いた定位置予圧構造はねじの締め付け代が必要である。コイルばね、波ワッシャー、皿ばね等を用いた定圧予圧構造の場合も、これらの予圧付与部品を設置するスペースを確保する必要がある。したがって、予圧構造を備えた軸受が組み込まれた装置は、全体として軸長が長くなってしまう。
例えば、特許文献3に記載されているカップ形状の可撓性外歯歯車を備えた波動歯車装置において、軸受ホルダーに保持された軸受の与圧構造として軸線方向の設置スペースが少なくて済むものを用いることができれば、軸長を短くすることができるので望ましい。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、部品点数が少なく、軸線方向の設置スペースが少ない予圧構造を構成するのに適した軸受ホルダーを提案することにある。
また、本発明の課題は、当該軸受ホルダーを用いて予圧構造が構成された、部品点数が少なく、軸長が短い軸受機構を提案することにある。
さらに、本発明の課題は、当該軸受機構を用いた軸長が短い波動歯車装置を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の軸受ホルダーは、
他部材に取り付けられるフランジ部と、
軸受の外輪を保持するホルダー本体部と、
前記フランジ部および前記ホルダー本体部を繋ぐ板ばね部とを有し、
前記フランジ部、前記板ばね部および前記ホルダー本体部は、単一部材からなる一体形成品であり、
前記板ばね部は、前記ホルダー本体部をその中心軸線の方向に付勢可能なばね性を備えていることを特徴としている。
本発明の軸受ホルダーは、その一部分が板ばね部となっている。軸受ホルダーを取付け対象の部材に取付けて軸受を保持した状態において、板ばね部を中心軸線方向に変位させるようにすれば、保持された軸受に対して中心軸線の方向に予圧が付与される。軸受ホルダーに、軸受の保持機能に加えて軸受の予圧機能を付与してあるので、別途、予圧用のばね、ねじ等の部品を配置する必要がない。よって、軸線方向の設置スペースが少なくて済む予圧構造を備えた軸受機構を実現できる。かかる軸受機構によって支持された回転部材を備えた装置では、その軸長を従来構成の軸受機構を用いる場合に比べて短くできる。
ここで、前記ホルダー本体部は、軸受の外輪が装着される円形内周面と、前記円形内周面における一方の端において前記中心軸線に直交する状態に形成した円環状段面からなる外輪受け面とを備えている。前記板ばね部は、前記ホルダー本体部と前記フランジ部の間において、前記中心軸線に直交する方向に延びる状態に形成される。また、前記フランジ部は円環状のフランジ部とすることができる。
次に、本発明は、中空回転軸の軸端部を回転自在の状態で支持する軸受機構であって、
前記中空回転軸の一方の軸端部を支持する軸受と、
前記軸受を保持する軸受ホルダーと、
前記軸受ホルダーが取り付けられた取付け部材と、
を有し、
前記軸端部は、前記軸受の内輪装着用の円形外周面と、当該円形外周面の端に形成した円環状段面からなる内輪受け面とを備え、
前記軸受ホルダーは、上記構成の軸受ホルダーであり、
前記軸受ホルダーの前記板ばね部による付勢力によって、前記軸受には、当該軸受の内輪を前記内輪受け面に押し付ける方向に予圧力が付与されていることを特徴としている。
また、本発明の波動歯車装置は、
剛性内歯歯車と、
前記剛性内歯歯車の内側に配置され、前記剛性内歯歯車にかみ合い可能なカップ形状の可撓性外歯歯車と、
前記可撓性外歯歯車の内側に配置され、当該可撓性外歯歯車を楕円状に撓めて前記剛性内歯歯車に部分的にかみ合わせている波動発生器と、
前記可撓性外歯歯車のカップ底面の中心部分を規定しているボスと、
前記波動発生器における前記ボスの側の軸端部を回転自在の状態で支持している軸受機構と、
を有し、
前記軸受機構は上記構成の軸受機構であり、
前記軸受ホルダーは、前記取付け部材である前記可撓性外歯歯車の内側において、前記ボスに固定されていることを特徴としている。
本発明の波動歯車装置では、カップ形状の可撓性外歯歯車の内側に位置する波動発生器の軸端部が、予圧機能を備えた軸受ホルダーを用いた軸受機構によって支持されている。したがって、可撓性外歯歯車の内側において、軸受ホルダーに保持されている軸受に対して軸線方向に予圧を与えるためのばね、ねじ等の予圧付与部品を配置する必要がない。よって、波動歯車装置の軸長を短くすることができる。また、部品点数が少なくて済むので組立が容易になり、製造コストの低減化も図ることができる。
ここで、本発明は、その装置軸線方向に貫通する装置中空部を備えた中空型波動歯車装置に適用することができる。この場合、前記波動発生器は、中空回転軸と、当該中空回転軸の外周面に形成されたプラグと、当該プラグの楕円状外周面に装着された前記波動発生器軸受とを備えている。前記波動発生器の前記軸端部は、前記中空回転軸における前記ボスの側のボス側軸端部であり、前記可撓性外歯歯車の前記ボスは円環状のボスである。前記軸受ホルダーは、前記ボスの中心貫通穴に固定した円環状のボス固定部を備えている。前記ボス固定部の中心貫通穴と前記中空回転軸の中空部とが同軸に配列されて、装置軸線方向に貫通する装置中空部が形成される。
また、波動歯車装置をユニットとして用いる場合には、波動歯車装置は、
前記剛性内歯歯車に固定した第1端板と、前記可撓性外歯歯車の前記ボスの外周面に固定した第2端板と、
前記剛性内歯歯車と前記第2端板を相対回転自在の状態で支持している装置軸受と、
前記第1端板に形成した中心貫通穴の内周面に装着され、前記中空回転軸における前記ボス側軸端部とは反対側の軸端部を外周側から回転自在の状態で支持している軸受と、
を有している。
この場合、部品点数の削減、組付け工数の削減等の観点から、前記剛性内歯歯車と前記第1端板を単一の部品から形成し、前記装置軸受の一方の軌道輪と前記第2端板を単一の部品から形成することが望ましい。前記剛性内歯歯車、前記第1端板および前記装置軸受の他方の軌道輪を、単一の部品から形成することもできる。
本発明を適用した中空型波動歯車ユニットの縦断面図である。 図1の一部分を拡大して示す部分拡大断面図である。 図1のIII−III線で切断した部分の横断面図である。 リテーナー押さえを必要としないリテーナーを配置した中空型波動歯車ユニットを示す半断面図である。 半径方向にシール部材を配置した中空型波動歯車ユニットを示す半断面図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した中空型波動歯車ユニットの実施の形態を説明する。図1は本実施の形態に係る中空型波動歯車ユニットの縦断面図であり、図2はその一部を拡大して示す部分拡大断面図であり、図3は図1のIII−III線で切断した部分の横断面図である。
(全体構成)
中空型波動歯車ユニット1(以下、単に「波動歯車ユニット1」と称する場合もある。)は、矩形断面をした環状の剛性内歯歯車2を備えている。剛性内歯歯車2の内側には、カップ形状の可撓性外歯歯車3が同軸に配置されている。可撓性外歯歯車3の内側には、可撓性外歯歯車3を楕円状に撓めて剛性内歯歯車2に部分的にかみ合わせている波動発生器4が配置されている。また、波動歯車ユニット1には、その中心部分を軸線1aの方向に貫通して延びるユニット中空部5が形成されている。
剛性内歯歯車2における一方の端面2aには、円盤状の第1ユニット端板6が一体形成されている。これらの部分2、6を別部材として締結固定することも可能である。第1ユニット端板6は軸線1aに直交する方向に延びている。第1ユニット端板6の中心貫通穴の内周面には第1軸受7が装着され、第1軸受7によって波動発生器4の一方の第1軸端部4aが回転自在の状態で支持されている。剛性内歯歯車2の他方の端面2bの側には、ユニット軸受であるクロスローラーベアリング8が隣接配置されている。
クロスローラーベアリング8の外輪8aは剛性内歯歯車2の端面2bに一体形成されている。これらの部分2、8aを別部材として締結固定することも可能である。クロスローラーベアリング8の内輪8bにおける剛性内歯歯車2とは反対側の端面には、円盤状の第2ユニット端板9が一体形成されている。これらの部分9、8bを別部材として締結固定することも可能である。第2ユニット端板9は、軸線1aに直交する方向に延び、カップ形状の可撓性外歯歯車3のカップ底面の中心部分を規定している円環状のボス33の外周面に固定されている。
可撓性外歯歯車3の内側には、そのボス33に固定した軸受ホルダー10が配置されている。軸受ホルダー10には第2軸受11が装着されている。第2軸受11によって、波動発生器4におけるボス33の側の第2軸端部4bが回転自在の状態で支持されている。
例えば、剛性内歯歯車2が不図示の固定側部材に締結固定され、波動発生器4の第1軸端部4aが不図示のモータ軸等の高速回転軸に連結され、可撓性外歯歯車3に固定された第2ユニット端板9が不図示の被駆動側部材に締結される。この場合には、剛性内歯歯車2、第1ユニット端板6およびクロスローラーベアリング8の外輪8aが一体形成されている部品が、波動歯車ユニット1の固定側のユニットハウジング12になる。また、クロスローラーベアリング8の内輪8bおよび第2ユニット端板9が一体形成されている部品が、波動歯車ユニット1の回転側のユニットハウジング13になる。
波動発生器4を回転すると、剛性内歯歯車2の内歯2cに対する可撓性外歯歯車3の外歯3aのかみ合い位置が周方向に移動する。剛性内歯歯車2の歯数に対して可撓性外歯歯車3の歯数は2n枚(n:正の整数)、通常は2枚(n=1)少ない。したがって、かみ合い位置が周方向に移動すると、歯数差に応じた相対回転が両歯車2、3に発生する。歯数差に応じて減速された減速回転が、可撓性外歯歯車3から第2ユニット端板9を介して、不図示の被駆動側部材に出力される。
次に、各部の構成を更に詳しく説明する。まず、波動発生器4は、中空回転軸41と、この中空回転軸41の外周面に一体形成した楕円状輪郭の一定幅のプラグ42と、このプラグ42の楕円状外周面に装着した波動発生器軸受43とを備えている。中空回転軸41の中空部が、波動発生器4を軸線1aの方向に貫通して延びる円形断面の波動発生器側中空部5aを規定している。また、中空回転軸41の一方の軸端部が波動発生器4の第1軸端部4aであり、他方の軸端部が波動発生器4の第2軸端部4bである。第2軸端部4bは可撓性外歯歯車3のボス33の側に位置するボス側軸端部である。
波動発生器軸受43は、半径方向に撓み可能な内輪44および外輪45を備えている。内外輪44、45の間の円環状の軌道に、複数個のボール46が転動自在の状態で挿入されている。ボール46は、円環状のリテーナー47によって円周方向に一定の角度間隔で保持されている。リテーナー47は、環状板47aと、この環状板47aの端面から一定の角度間隔で垂直(軸線1aの方向)に延びる仕切板47bとを備えている。隣接する仕切板47bの間に、各ボール46のポケットが形成されている。リテーナー47は、第2ユニット端板9の側から、軸線1aの方向に沿って、内外輪44、45の間に装着されている。
可撓性外歯歯車3は、半径方向に撓み可能な円筒状胴部31と、この円筒状胴部31の一方の端から半径方向の内側に延びている円盤状のダイヤフラム32と、このダイヤフラム32の内周縁に形成した円環状のボス33とを備えている。円筒状胴部31の他方の開口端の外周面部分に、外歯3aが形成されている。ボス33は第2ユニット端板9の円形内周面に、圧入、接着、溶接等により隙間の無い状態で固定されている。ボス33の円形の中心貫通穴には、第2ユニット端板9とは反対側から軸受ホルダー10が、圧入、接着、溶接等により隙間の状態で固定されている。
(軸受ホルダー)
軸受ホルダー10は、円環状のボス固定部101(フランジ部)と、ボス固定部101から半径方向の外方に延びている薄い厚さの円盤状の板ばね部102と、板ばね部102の外周縁部から第1ユニット端板6の方向に向けて軸線方向に延びる円環状のホルダー本体部103とを備えている。ボス固定部101は、ボス33の円形内周面34に固定されている挿入部104と、ボス33の内側の円環状端面35に沿って延びる円環部105とを備えたL形断面形状をしている。ホルダー本体部103の内側に第2軸受11が保持されている。これらのボス固定部101、板ばね部102およびホルダー本体部103は単一部材からなる一体形成品である。板ばね部102は、ホルダー本体部103を軸線1aの方向に付勢可能なばね性を備えている。
図2に示すように、ホルダー本体部103には外輪装着用の円形内周面103aが形成されている。円形内周面103aにおける第2ユニット端板9の側の端には、軸線1aに直交する一定幅の円環状段面からなる外輪受け面103bが形成されている。外輪受け面103bは第1ユニット端板6の側を向く面である。円形内周面103aには第2軸受11の外輪11aが装着され、その円環状端面が外輪受け面103bに当接する。板ばね部102は軸線1aに直交する方向に延びている。また、板ばね部102は、ホルダー本体部103における外輪受け面103bよりも第2ユニット端板9の側の端部と、ボス固定部101の円環部105の外周面との間を繋いでいる。
一方、中空回転軸41の第2軸端部4bの円形外周面には内輪装着用の円形外周面4cが形成されている。円形外周面4cにおける第1軸端部4aの側の端には、軸線1aに直交する一定幅の円環状段面からなる内輪受け面4dが形成されている。内輪受け面4dは、第2ユニット端板9の側を向く面である。円形外周面4cには第2軸受11の内輪11bが装着され、その円環状端面が内輪受け面4dに当接する。
板ばね部102は、第2軸受11が装着された状態において、僅かに、軸線1aに沿って第2ユニット端板9の側に変位した状態となる。板ばね部102の軸線方向への弾性復帰力によって、第2軸受11には、軸線方向(内輪11bが内輪受け面4dに押し付けられる方向)に、予圧が付与された状態になる。
このように、中空回転軸41の第2軸端部4bを回転自在の状態で支持する軸受機構は、予圧機能を備えた軸受ホルダー10を用いて構成されている。第2軸受11に予圧を与える部品を配置する必要がない。予圧機能を備えた軸受機構を少ない部品点数で構成でき、その軸線方向の設置スペースも少なくて済む。よって、本例の軸受機構を用いれば、中空型の波動歯車ユニット1の軸長を短くすることができる。
次に、軸受ホルダー10は予圧機能に加えて、波動発生器軸受43のリテーナー押さえ機能も備わっている。すなわち、図2から分かるように、軸受ホルダー10のホルダー本体部103は、波動発生器軸受43の側を向く円環状のホルダー端面106を備えている。ホルダー端面106は、波動発生器軸受43のリテーナー47の環状板47aに対して軸線1aの方向から対峙する位置に形成されている。このホルダー端面106における外周側の部位には、リテーナー47の側に僅かに突出した円環状突部107が形成されている。円環状突部107は微小な間隔でリテーナー47の環状板47aの端面に対峙している。
リテーナー47が内外輪44、45の間から、軸線1aの方向に外れようとすると、当該円環状突部107に当る。円環状突部107はリテーナー押さえ部として機能する。可撓性外歯歯車3の内側に、波動発生器軸受43のリテーナー押さえ板を配置する必要がない。よって、中空型の波動歯車ユニット1の軸長を短くできる。
ここで、中空型波動歯車ユニット1に、リテーナー押さえ板を必要としないリテーナーを用いることが考えられる。図4に示すように、この場合のリテーナー47Aは、ボール46の両側に位置する環状板47c、47dを備え、これらの間に仕切板47eが形成されている。したがって、軸線1aの方向において、波動発生器4と第1ユニット端板6との間に環状板47dを配置するスペースLを確保する必要がある。このスペースが必要な分、中空型の波動歯車ユニット1の軸長が長くなってしまうので好ましくない。
(中空部のシール機構)
再び、図1、図2を参照して説明する。ユニット中空部5は、波動発生器4の中空回転軸41の中空部によって規定される波動発生器側中空部5aと、可撓性外歯歯車3のボス33に固定した軸受ホルダー10の挿入部104の中心貫通穴によって規定されるボス側中空部5bから構成される。したがって、ユニット中空部5の内周面には円環状の隙間ができる。この隙間は、V形断面をした円環状のシール部材14によってシールされている。
シール部材14は、軸受ホルダー10のボス固定部101と波動発生器4の第2軸端部4bとの間に形成した隙間15に装着されている。隙間15は、ユニット中空部5の円形内周面に開口する微小幅の円環状の隙間部分15aと、この外周側に形成されている広幅の円環状の隙間部分15bとを備えている。隙間部分15bに円環状のシール部材14が装着されている。これにより、隙間15がシールされ、ユニット中空部5に潤滑オイル等が漏れ出ないようになっている。
微小幅の隙間部分15aと広幅の隙間部分15bを備えた隙間15は次のようにして形成されている。波動発生器4の側を向く軸受ホルダー10の端面部分108(ボス側端面)は軸線1aに直交する平坦な端面である。この端面部分108に対峙する波動発生器4の側の端面は、第2軸端部4bの軸端面48である。この軸端面48は、円環状の内周側端面48aと、軸受ホルダー10の端面部分108に対して内周側端面48aよりも軸線1aの方向に後退した円環状の外周側端面48bとを備えている。外周側端面48bと、軸受ホルダー10の端面部分108との間が広幅の円環状の隙間部分15bとなっている。内側の内周側端面48aと端面部分108との間が微小幅の隙間部分15aとなっている。
このように、中空回転軸41の第2軸端部4bの軸端面48が段状に形成され、内周側端面48aに対して外周側端面48bが軸線1aの方向に後退している。これにより、外周側端面48bと、これに対峙している軸受ホルダー10の側の端面部分108との間に、シール部材装着用の広幅の隙間部分15bが形成される。したがって、シール部材14を、軸線1aの方向に沿って、ボス固定部101と波動発生器側の中空回転軸41との間に配置することができる。
ここで、図5に示すように、シール部材14Aを、ボス固定部101の挿入部104の内周面109と、この内側に挿入した中空回転軸41の軸端部4bの外周面部分41Aとの間に装着することが考えられる。すなわち、シール部材14Aを、半径方向に沿って、ボス固定部101の挿入部104と波動発生器側の中空回転軸41の軸端部4bとの間に配置する。半径方向にシール部材14Aを配置すると、ユニット中空部5Aの内径が、ボス固定部101の挿入部104の内側に挿入される中空回転軸41の中空径によって規定される。よって、大きな内径のユニット中空部を形成するには適さない。これに対して、図1〜図3に示す本例の波動歯車ユニット1によれば、このような弊害を解消でき、大きな内径のユニット中空部5を形成可能である。
また、本例では、図1、図2に示すように、第2軸受11の内輪11bの内側に入り込む状態にシール部材装着用の隙間部分15bが形成されている。したがって、図5に示す半径方向にシール部材14を配置する場合と同様なユニット軸長のままで、シール部材14を配置できる。よって、本例によれば、カップ形状の可撓性外歯歯車3を用いて、大きなユニット中空部5を備えた軸長の短い中空型波動歯車ユニット1を実現できる。
なお、本例では、図1に示すように、第1ユニット端板6の内周面と第1軸端部4aの外周面の間の隙間は、第1軸受7の外側の部位に装着した第1オイルシール16によってシールされている。また、第2ユニット端板9の側において、クロスローラーベアリング8の内輪8bと外輪8aの隙間は、円環状の第2オイルシール17によってシールされている。

Claims (5)

  1. 中空回転軸(41)の軸端部(4b)を回転自在の状態で支持する軸受機構であって、
    前記中空回転軸(41)の一方の軸端部(4b)を支持する軸受(11)と、
    前記軸受(11)を保持する軸受ホルダー(10)と、
    前記軸受ホルダー(10)が取り付けられた取付け部材(3)と、
    を有し、
    前記軸端部(4b)は、前記軸受(11)の内輪装着用の円形外周面(4c)と、当該円形外周面の端に形成した円環状段面からなる内輪受け面(4d)とを備え、
    前記軸受ホルダー(10)は、前記取付け部材(3)に取り付けられる円環状のフランジ部(101)と、前記軸受(11)の外輪(11a)を保持するホルダー本体部(103)と、前記フランジ部(101)および前記ホルダー本体部(103)を繋ぐ板ばね部(102)とを備え、
    前記フランジ部(101)、前記板ばね部(102)および前記ホルダー本体部(103)は、単一部材からなる一体形成品であり、
    前記板ばね部(102)は、前記ホルダー本体部(103)をその中心軸線の方向に付勢可能なばね性を備えており、
    前記ホルダー本体部(103)は、前記軸受(11)の前記外輪(11a)が装着される円形内周面(103a)と、前記円形内周面(103a)における一方の端において前記中心軸線に直交する状態に形成した円環状段面からなる外輪受け面(103b)とを備え、
    前記板ばね部(102)は、前記ホルダー本体部(103)と前記フランジ部(101)の間において、前記中心軸線に直交する方向に延びる状態に形成されており、
    前記軸受ホルダー(10)の前記板ばね部(102)による付勢力によって、前記軸受(11)には、当該軸受(11)の内輪(11b)を前記内輪受け面(4d)に押し付ける方向に予圧力が付与されることを特徴とする軸受機構。
  2. 剛性内歯歯車(2)と、
    前記剛性内歯歯車(2)の内側に配置され、前記剛性内歯歯車(2)にかみ合い可能なカップ形状の可撓性外歯歯車(3)と、
    前記可撓性外歯歯車(3)の内側に配置され、当該可撓性外歯歯車(3)を楕円状に撓めて前記剛性内歯歯車(2)に部分的にかみ合わせている波動発生器(4)と、
    前記可撓性外歯歯車(3)のカップ底面の中心部分を規定しているボス(33)と、
    前記波動発生器(4)における前記ボス(33)の側の軸端部(4b)を回転自在の状態で支持している軸受機構と、
    を有し、
    前記軸受機構は請求項3に記載の軸受機構であり、
    前記軸受ホルダー(10)は、前記取付け部材である前記可撓性外歯歯車(3)の内側において、前記ボス(33)に固定されていることを特徴とする波動歯車装置(1)。
  3. 前記波動発生器(4)は、中空回転軸(41)と、当該中空回転軸(41)の外周面に一体形成されたプラグ(42)と、当該プラグ(42)の楕円状外周面に装着された波動発生器軸受(43)とを備え、
    前記波動発生器(4)の前記軸端部(4b)は、前記中空回転軸(41)における前記ボス(33)の側のボス側軸端部であり、
    前記可撓性外歯歯車(3)の前記ボス(33)は円環状のボスであり、
    前記軸受ホルダー(10)は、前記ボス(33)の中心貫通穴に固定した円環状のボス固定部(101)を備え、
    前記ボス固定部(101)の中心貫通穴と前記中空回転軸(41)の中空部とが同軸に配列されて、装置軸線(1a)方向に貫通する装置中空部(5)が形成される請求項4に記載の波動歯車装置(1)。
  4. 前記剛性内歯歯車(2)に固定した第1端板(6)と、
    前記可撓性外歯歯車(3)の前記ボス(33)に固定した第2端板(9)と、
    前記剛性内歯歯車(2)と前記第2端板(9)を相対回転自在の状態で支持している装置軸受(8)と、
    前記第1端板(6)に形成した中心貫通穴の内周面に装着され、前記中空回転軸(41)における前記ボス側軸端部(4b)とは反対側の軸端部(4a)を外周側から回転自在の状態で支持している軸受(7)と、
    を有している請求項5に記載の波動歯車装置(1)。
  5. 前記剛性内歯歯車(2)と前記第1端板(6)は単一の部品からなり、
    前記装置軸受(8)の一方の軌道輪(8b)と前記第2端板(9)は単一の部品からなる請求項6に記載の波動歯車装置(1)。
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