JPH01228350A - パケット交換機 - Google Patents

パケット交換機

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JPH01228350A
JPH01228350A JP63055507A JP5550788A JPH01228350A JP H01228350 A JPH01228350 A JP H01228350A JP 63055507 A JP63055507 A JP 63055507A JP 5550788 A JP5550788 A JP 5550788A JP H01228350 A JPH01228350 A JP H01228350A
Authority
JP
Japan
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packet
input
bus
output
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP63055507A
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English (en)
Inventor
Shoji Fujino
尚司 藤野
Susumu Tominaga
進 富永
Naoki Matsudaira
直樹 松平
Takashi Tazaki
田崎 堅志
Tomohiko Awazu
粟津 知彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01228350A publication Critical patent/JPH01228350A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目 次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第15図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図(a)〜(C))作
用 実施例 (a)請求項1〜5に対応する実施例 (第2図〜第8図) (b)請求項6〜7に対応する実施例 (第9図〜第12図) (C)請求項8に対応する実施例 (第13図〜第14図) 発明の効果 〔概 要〕 バスマトリクス構成および多重化バス構成のパケット交
換機において、 各入力回路、各交差点メモリあるいは各出力回路でバス
の分散制御を可能にし、パケット交換制御の簡易化を図
ることを目的とし、 複数の入通信路からのパケットを蓄積する入力回路と、
複数の出通信路へ送出するパケットを蓄積する出力回路
と、所定数の入力回路が共有する入力バスと、所定数の
出力回路が共有する出力バスと、マトリクス配置された
各入力バスと各出力バスとの交点に設けられ、入力バス
からのパケットを蓄積し対応する出力バスに送出する交
差点メモリとを備え、各入力回路および各交差点メモリ
に、入力バスの使用権を獲得しパケットの宛先に応じた
転送制御を行なう入力バスパケット送信手段および受信
手段を備え、各交差点メモリおよび各出力回路に、出力
バスの使用権を獲得しパケットの宛先に応じた転送制御
を行なう出力バスパケット送信手段および受信手段を備
えて構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高速大容量のパケット交換機の改良に関する
特に、入通信路に対応する入力バスおよび出通信路に対
応する出力バスをバスマトリクス構成し、さらに各バス
をそれぞれ多重化使用する構成において、各入力回路、
各交差点メモリあるいは各出力回路でバスの分散制御を
可能にし、パケット交換制御の簡易化を図ったパケット
交換機に関する。
また、入力回路あるいは交差点メモリでそれぞれ複数の
入力バスあるいは出力バスのバス制御を可能にし、パケ
ット交換の処理時間(待ち合わせ時間)を短縮し、効率
化を図ることができるパケット交換機に関する。
さらに、優先度の高いパケット(音声パケット)につい
ては交換機内の遅延時間を短縮することができるパケッ
ト交換機に関する。
〔従来の技術〕
従来、パケット交換機の交換処理能力を向上させるため
の構成として、たとえば特開昭61−144945号公
報あるいは特開昭61−216545号公報において、
バスマトリクス方式が提案されている。
パスマトリクス方式は、各入通信路に対応する入力バス
と、各出通信路に対応する出力バスとをマトリクス状に
配置し、その交点に設けられた交差点メモリ(FIFO
)を介して、各入通信路と各出通信路との間のパケット
交換制御を行なう構成である。
すなわち、入通信路からの入力パケットは、対応する入
力パケット転送回路を介して、出通信路に対応する出力
バスとの交点に設けられた交差点メモリに書き込まれる
。また、各交差点メモリに書き込まれたパケットは、出
通信路に対応する出力パケット転送回路に転送され、出
通信路から出力される。このような構成により、内部幅
幀が軽減され円滑なパケット交換処理を可能にすること
ができるというものである(特開昭61−144945
号公報)。
さらに、前記特開昭61−216545号公報には、こ
のようなパスマトリクス方式において、入力バスおよび
出力バスを効率よく使用するために、入力パケット転送
回路および出力パケット転送回路により、各々のバスを
多重化して使用する構成が示されている。
第15図は、そこに示される従来のパケット交換機のブ
ロック構成図である。
図において、各入通信路901から到着するパケットは
、対応する入力回路910に蓄積される。
入力回路910は、対応する入力バス905ごとに多重
接続されている。各入力バス905ごとに設けられてい
る入力パケット転送回路950は、それぞれ対応する入
力バス905を介して各入力回路910に蓄積されてい
るパケットを順次抽出し、各パケットごとに転送先出通
信路を識別して対応する交差点メモリ920に蓄積する
各出力バス907ごとに設けられている出力パケット転
送回路970は、それぞれ対応する出力バス907を介
して各交差点メモリ920から蓄積されているパケット
を順次抽出し、同様に対応する出力回路930に蓄積す
る。
各出力回路930のパケットは、対応する出通信路90
3に送出される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、このような従来例構成では、入力パケット転
送回路950は、入力バス905に多重接続されている
各入力回路910から順次パケットを抽出し、かつ転送
先出通信路に対応した交差点メモリ920にそのパケッ
トを転送しており、各入力バス905ごとにそれぞれ複
数の入力回路910と、複数の交差点メモリ920との
間のパケット転送処理が集中制御される構成になってい
た。
また、出力パケット転送回路970においても同様に、
各出力バス907ごとにそれぞれ複数の交差点メモリ9
20と複数の出力回路930との間のパケット転送処理
が集中制御される構成であった。
このように、入力パケット転送回路950および出力パ
ケット転送回路970は、それぞれ対応する入力バスあ
るいは出力バスごとにパケット転送処理の集中制御を行
なう構成であるので、いずれかのパケット転送回路が故
障した場合には、それが収容されている入力バスあるい
は出力バスは使用できなくなることがあった。
すなわち、故障したパケット転送回路に対応するバスに
多重化されている複数の入通信路あるいは複数の出通信
路がすべてダウンし、多重化度に比例して影響が拡大す
る問題点があった。
本発明は、このような従来の問題点を解決するもので、
各入力回路、各交差点メモリあるいは各出力回路で、そ
れぞれパケットの転送処理を分散制御することができる
パケット交換機を提供することを目的とする。
また、パケット交換制御の効率化を図ることができ、さ
らに優先度の高いパケットについては交換機内の遅延時
間を短縮することができるパケット交換機を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の原理ブロック図である。
なお、第1図(a)に示す原理ブロック図は請求項1〜
5に対応し、第1図b)に示す原理ブロック図は請求項
6〜7に対応し、第1図(C)に示す原理ブロック図は
請求項8に対応する。
第1図(a)において、入力回路110は、複数の入通
信路101から到着するパケットをそれぞれ蓄積する。
出力回路130は、複数の出通信路103へ送出するパ
ケットをそれぞれ蓄積する。
所定数の入力回路がパケットを送出するために共有する
入力バス105、および所定数の出力回路がパケットを
受信するために共有する出力バス107は、マトリクス
配置される構成である。
交差点メモリ120は、各入力バスと各出力バスとの交
点に設けられ、パケットの宛先に応じて入力バスから取
り込まれたパケットを蓄積し、対応する出力バスに送出
する。
入力バス105を介して接続される各入力回路110お
よび各交差点メモリ120に備えられる入力バスパケッ
ト送信手段115および入力バスパケット受信手段12
1は、入力バスの使用権を獲得し、パケットの宛先に応
じた転送制御を行なう。
出力バス107を介して接続される各交差点メモリ12
0および各出力回路130に備えられる出力バスパケッ
ト送信手段127および出力バスパケット受信手段13
1は、出力バスの使用権を獲得し、パケットの宛先に応
じた転送制御を行なう。
なお、入力バスパケット送信手段115は、入力バスに
接続される入力回路間で送信権を調停し、送信権を獲得
した入力回路がその人力バスに対応する交差点メモリ宛
のパケットを送出する構成であり、入力バスパケット受
信手段121は、入力バスに送出された自交差点メモリ
宛のパケットを選択受信する構成であることが好ましい
入力バスパケット受信手段121は、入力バスに接続さ
れる交差点メモリ間で受信権を調停し、受信権を獲得し
た交差点メモリがその入力バスを介して、各入力回路に
自交差点メモリ宛パケットの転送を指示し、それに応じ
て送出されたパケットを受信する構成であり、入力バス
パケット送信手段115は、交差点メモリからのパケッ
ト転送指示に応じて対応するパケットを送出する構成で
あることが好ましい。
出力バスパケット送信手段127は、出力バスに接続さ
れる交差点メモリ間で送信権を調停し、送信権を獲得し
た交差点メモリがその出力バスに対応する出力回路宛の
パケットを送出する構成であり、出力バスパケット受信
手段131は、出力バスに送出された自出力回路宛のパ
ケットを選択受信する構成であることが好ましい。
出力バスパケット受信手段131は、出力バスに接続さ
れる出力回路間で受信権を調停し、受信権を獲得した出
力回路がその出力バスを介して、各交差点メモリに自出
力回路宛パケットの転送を指示し、それに応じて送出さ
れたパケットを受信する構成であり、出力バスパケット
送信手段127は、出力回路からのパケット転送指示に
応じて対応するパケットを送出する構成であることが好
ましい。
第1図ら)において、入力バスパケット送信手段115
は、複数の入力バスの送信権を調停する構成であり、ま
た出力バスパケット送信手段127は、複数の出力バス
の送信権を調停する構成であり、出力バスパケット受信
手段131は、それぞれ同列の交差点メモリの出力バス
に対する接続パターンに対応して複数の出力バスに接続
される構成である。
第1図(C)において、各入力回路110には、接続さ
れる入力バスの送信権を調停し、送信権を獲得した入力
回路がその入力バスに対応する交差点メモリ宛のパケッ
トを送出する入力バスパケット送信手段115、および
対応する出力バスの送信権を調停し、送信権を獲得した
入力回路がその出力バスに対応する出力回路宛のパケッ
トを送出する出力バスパケット送信手段117の少なく
ともいずれか一方の手段が備えられる。
各交差点メモリ120に備えられる入力バスパケット受
信手段121は、入力バスに送出された自交差点メモリ
宛のパケットを選択受信し、出力バスパケット送信手段
127は、接続される出力バスの送信権を調停し、送信
権を獲得した交差点メモリがその出力バスに対応する出
力回路宛のパケットを送出する。
各出力回路130に備えられる出力バスパケット受信手
段131は、出力バスに送出された自出力回路宛のパケ
ットを選択受信する。
〔作 用〕
本発明は、入力回路110および交差点メモリ120に
備えられた入力バスパケット送信手段115および入力
バスパケット受信手段121が、入力バス105の使用
権を獲得し、入力回路11Oから宛先アドレスに対応す
る交差点メモリ120へのパケット転送制御を行なう。
また、交差点メモリ120および出力回路工30に備え
られた出力バスパケット送信手段127および出力バス
パケット受信手段131が、出力バス107の使用権を
獲得し、交差点メモリ12.0から宛先アドレスに対応
する出力回路130へのパケット転送制御を行なう。
このように、各入力回路110、各交差点メモリ120
あるいは各出力回路130で、入力バス105および出
力バス107の分散制御を行ない、それぞれの間でパケ
ット転送処理を行なうことにより、パケット交換制御の
簡易化を図ることができる。
また、所定の入力回路あるいは所定の交差点メモリで、
複数の入力バスあるいは出力バスに対するバス制御を可
能にし、それぞれの間でパケット転送制御を行なうこと
により、パケット交換制御の効率化を図ることができる
また、入力回路110に備えられた入力バスパケット送
信手段115が、それぞれ対応する入力バス105の使
用権を獲得し、入力回路110から宛先アドレスに対応
する交差点メモリ120へのパケット転送制御を行なう
とともに、出力バスパケット送信手段117が、それぞ
れ対応する出力バス107の使用権を獲得し、入力回路
110から宛先アドレスに対応する出力回路130への
パケット転送制御を行なう。
二のように、所定の入力回路で直接出力バスに対するバ
ス制御を可能にすることにより、優先度の高いパケット
については交換機内の交換処理に伴う遅延時間を短縮す
ることができる。
〔実施例〕
以下、図面に基づいて本発明の実施例について詳細に説
明する。
(a)  請求項1〜5に対応する実施例ここでは、ま
ず入力バスを介して接続される入力回路および交差点メ
モリに設けられる入力バスパケット送信手段(第1図(
a)、115)および入力バスパケット受信手段(第1
図(a)、121)について、請求項2および請求項3
に対応する実施例を示す。
すなわち、請求項2に対応する実施例は、入力回路間で
入力バスの使用権(以下、「パケット送信権」という。
)を調停し、パケット送信権を獲得した入力回路から入
力バスに送出されたパケットが、宛先対応の交差点メモ
リに受信される構成(以下、「パケット送信権獲得方式
」という。)である。
また、請求項3に対応する実施例は、交差点メモリ間で
入力バスの使用権(以下、「パケット受信権」という。
)を調停し、パケット受信権を獲得した交差点メモリが
、入力バスを介して各入力回路からその交差点メモリ宛
パケットを吸い上げる構成C以下、rパケット受信権獲
得方式jという。)である。
第2図は、パケット送信権獲得方式の実施例を示すブロ
ック構成図である。
図において、入力バス205には、多重化される所定数
nの入力回路2101〜7および各出力バス207.〜
.に対応する複数の交差点メモリ2201〜.が接続さ
れる。
各入力回路210.〜7は、それぞれデータ処理部21
1、バッファメモリ部213および送信権獲得制御部2
15を有する。入通信路201からの入力パケットは、
データ処理部211を介してバッファメモリ部213に
蓄積される。入力回路間で入力バス205のパケット送
信権を調停する送信権獲得制御部215は、パケット送
信権獲得後にバッファメモリ部213を制御し、入力バ
ス205に送信待ちパケットを送出させる。
各交差点メモリ220.〜1は、それぞれアドレスフィ
ルタ221およびバッファメモリ部223を有する。入
力バス205から取り込まれるパケットは、アドレスフ
ィルタ221を介してその宛先アドレスに基づきバッフ
ァメモリ部223に蓄積される。
第3図は、パケット送信権獲得方式の処理手順を示す図
である。
第2図および第3図において、 ■ 各入力回路210.〜7の送信権獲得制御部215
が、入力回路間で入力バス205の使用権を調停し、パ
ケット送信権を獲得する。
■ パケット送信権を獲得した入力回路210が、送信
権獲得IIJ御部215の制御により、バッファメモリ
部213に蓄積されている送信待ちパケットを入力バス
205に送出する。なお、このパケットには、各出通信
路に対応する出力回路、あるいは各出力バスに対応する
交差点メモリの宛先アドレスが付加される。
■ 各交差点メモリ2201〜.のアドレスフィルタ2
21が、受信するパケットの宛先アドレスを判断し、そ
の宛先アドレスに対応する交差点メモリ220がそのパ
ケットをバッファメモリ部223に書き込む。
なお、送信権獲得制御部215における入力バス205
の使用権(パケット送信権)の獲得調停方法は、公知の
バス型構造における多重アクセス機能の実現アルゴリズ
ムが流用できる。たとえば、所定の規則に従って入力バ
スにランダムアクセスを行ない、衝突検出による調停を
行ないパケット送信権を獲得するrC3MA/CD方式
」、あるいは各入力回路210.〜.の間でトークン(
送信権)の受は渡しを行ない、トークンを受は取った送
信権獲得制御部215が、送信待ちパケットの送出制御
を行なう「トークンパッシング方式」の利用が可能であ
る。
また、第2図に示す実施例では、送信権獲得制御とパケ
ット転送が、1本の入力バスで共用される構成例を示し
たが、制御を容易にするためにそれぞれ分離する構成と
してもよい。なお、その場合に、さらにパケットの宛先
アドレスに対応する交差点メモリに対して受信指示を行
なう制御線を付加すれば、各交差点メモリにおいてパケ
ットの宛先判断を行なう必要はない(アドレスフィルタ
221は不要)。
第4図は、パケット受信権獲得方式の実施例を示すブロ
ック構成図である。
図において、人力バス305には、多重化される所定数
nの入力回路3101〜7、および出力バス307.〜
.に対応する複数の交差点メモリ320、〜.が接続さ
れる。
各入力回路310+−は、それぞれデータ処理部311
、バッファメモリ部313およびパケット送信制御部3
15を有する。大通信路301からの入力パケットは、
データ処理部311を介してバッファメモリ部313に
蓄積される。入力バス305を介して交差点メモリ32
0からのポーリングを受けるパケット送信制御部315
は、バッファメモリ部313を制御し、入力バス305
にその交差点メモリ宛の送信待ちパケットを送出させる
各交差点メモリ320.〜1は、それぞれ受信権獲得制
御部321およびバッファメモリ部323を有する。交
差点メモリ間で入力バス305のパケット受信権を調停
する受信権獲得制御部321は、パケット受信権獲得後
に入力バス305を介して各入力回路310.〜7にポ
ーリングを行ない、またバッファメモリ部323を制御
し、ポーリングに応じて入力バス305に送出されたパ
ケットを取り込み蓄積する。
第5図は、パケット受信権獲得方式の処理手順を示す図
である。
第4図および第5図において、 ■ 各交差点メモリ320.〜0の受信権獲得制御部3
21が、交差点メモリ間で入力バス305の使用権を調
停し、パケット受信権を獲得する。
■ パケット受信権を獲得した交差点メモリ320が、
受信権獲得制御部321の制御により、入力バス305
を介して各入力回路310.〜7をポーリングし、自交
差点メモリ宛パケットの転送を指示する。
■ ポーリングされた入力回路310が、パケット送信
制御部315の制御により、バッファメモリ部313か
ら対応する宛先アドレスを有する送信待ちパケットを入
力バス305に送出する。
■ ポーリングを行った交差点メモリ320が、受信権
獲得制御部321の制御により、ポーリングされた入力
回路310から入力バス305に送出されたパケットを
受信し、そのバッファメモリ部323に書き込む。
なお、受信権獲得制御部321における入力バス305
のパケット受信権の獲得調停方法は、パケット送信権の
獲得調停方法のトークン(送信権)の受は渡しと同様に
行なうことができる(なお、この場合にはトークン(送
信権)に対してリスン(受信権)の受は渡しとなる)。
また、ポーリングに対応するパケット転送と、各交差点
メモリ間のリスン(受信権)の受は渡しのタイミングは
、 (i)パケット受信権を獲得した交差点メモリ320が
、各入力回路3101〜、に対して順次ポーリングを行
ない、その交差点メモリ宛パケットを−通り吸い上げて
から、次の交差点メモリにリスンを渡す、 (ii )パケット受信権を獲得した交差点メモリ32
0が、各入力回路310.〜7に対して順次ポーリング
を行なうが、その交差点メモリ宛パケットの転送が行な
われるごとに、次の交差点メモリにリスンを渡す、 このいずれの場合であってもよい。
第6図は、(ii )の場合に対応する受信権獲得制御
部321の動作アルゴリズムを示すフローチャートであ
る。
パケット受信権を獲得した交差点メモリ320は、入力
回路310+(iは1〜nの整数)のポーリングを行な
い、入力回路310.にこの交差点メモリ宛の送信待ち
パケットがあるか否かを判断する。
ポーリングされた入力回路310正に、対応する宛先ア
ドレスを有する送信待ちパケットがない場合には、次の
入力回路310i、、に対してポーリングを行なう。
対応する宛先アドレスを有する送信待ちパケットがある
場合には、その入力回路31O3に対してパケットの送
信指示を行なう。一方、バッファメモリ部323に対し
て、送信指示に基づいて入力バス305に送出されたパ
ケットの受信指示を行なう。
ここで、入力回路310.から交差点メモリ320に、
たとえば一つのパケットの転送が行われると、パケット
受信権(リスン)を他の交差点メモリに渡す。
なお、順次ポーリングする入力回路に対応する宛先アド
レスを有する送信待ちパケットがなく、全入力回路に対
するポーリングが一巡した場合(i >n)にも、同様
に他の交差点メモリにバケット受信権(リスン)が渡さ
れる。
また、送信待ちパケットの有る無しにかかわらず、その
都度パケット受信権を他の交差点メモリに渡すようにし
てもよい。いずれの場合においても、次回にパケット受
信権を獲得したときには、次の入力回路がポーリングさ
れるように設定される。
また、第4図に示す実施例では、受信権獲得制御とパケ
ット転送が、1本の入力バスで共用される構成例を示し
たが、制御を容易にするためにそれぞれ分離する構成と
してもよい。
以上、入力バスを介して接続される入力回路と交差点メ
モリとの間でパケット転送制御を行なう入力バスパケッ
ト送信手段および入力バスパケット受信手段において、
「パケット送信権獲得方式」および「パケット受信権獲
得方弐ノについてそれぞれ説明したが、出力バスを介し
て接続される交差点メモリおよび出力回路に設けられる
出力バスパケット送信手段(第1図(a)、127)お
よび出力バスパケット受信手段(第1図(a)、131
)においても、同様に「パケット送信権獲得方式」ある
いは「パケット受信権獲得方式」が適用される。
この出力バスパケット送信手段および出力バスパケット
受信手段におけるパケット送信権獲得方式(請求項4に
対応)は、第7図に示すように、交差点メモリ420に
送信権獲得制御部427を備え、出力バス407のパケ
ット送信権獲得に応じてバッファメモリ部423から出
力バス407にパケットを送出し、出力回路430にア
ドレスフィルタ431を備え、対応する宛先アドレスを
有するパケットをバッファメモリ部433に取り込み、
データ処理部435を介して出通信路403に送出する
構成である。
また、出力バスパケット送信手段および出力バスパケッ
ト受信手段におけるパケット受信権獲得方式(請求項5
に対応)は、第8図に示すように、出力回路530に受
信権獲得制御部531を備え、出力バス507のパケッ
ト受信権獲得に応じて各交差点メモリ520にポーリン
グを行ない、交差点メモリ520にパケット送信制御部
527を備え、ポーリングに対してその出力回路宛のパ
ケットを出力バス507に送出し、出力回路530では
そのパケットをバッファメモリ部533に取り込み、デ
ータ処理部535を介して出通信路503に送出する構
成である。
このように、出力バスパケット送信手段および出力バス
パケット受信手段は、入力バスパケット送信手段および
入力バスパケット受信手段における「入力回路−人力バ
ス−交差点メモリ」の関係を、「交差点メモリー出力バ
ス−出力回路」の関係に置換することにより同様に説明
できるので、その詳細説明は省略する。
ところで、本発明のパケット交換機は、入力バスおよび
出力バスの制御手段として、それぞれ「パケット送信権
獲得方式」あるいは「パケット受信権獲得方式」のいず
れかをとる構成であり、その組み合わせは4通りが可能
であるが、各構成およびその動作はそれぞれ独立してお
り、第2図〜第6図に示す入力バスパケット送信手段お
よび入力バスパケット受信手段の実施例の説明により、
その動作は容易に類推できる。
すなわち、パケット交換機としての動作は、入力バスの
パケット送信権獲得あるいはパケット受信権獲得により
、入力回路から宛先アドレスに対応する交差点メモリに
パケットを転送し、さらに出力バスのパケット送信権獲
得あるいはパケット受信権獲得により、交差点メモリか
ら宛先アドレスに対応する出力回路にパケットを転送す
ることにより交換処理を行なうものである。
(b)  請求項6〜7に対応する実施例第9図は、請
求項6に対応する複数の入力バスに接続される入力回路
の一実施例を示すブロック構成図である。
ここでは、三本の入力バスと二本の出力バスによる構成
例を示す。
図において、入力回路61011. 61012は、入
力バス605.および入力バス605□に接続され、入
力回路610.、.610□2は、入力バス605□お
よび入力バス6053に接続され、入力回路6103+
、  61032は、入力バス6o53および入力バス
605.に接続される。
各入力回路610□〜61o3□は、それぞれ入通信路
60L+〜6013□とのインタフェースをとるデータ
処理部611、バッファメモリ部613および対応する
入力バスのパケット送信権の獲得制御を行なう送信権獲
得制御部615,616を有する。
入通信路6011□からの入力パケットは、データ処理
部611を介してバッファメモリ部613に蓄積される
。入力バス605.にi続される送信権獲得制御部61
5は、入力バス605.に接続される他の入力回路61
0z、6103□ 61032との間で、その入力バス
のパケット送信権を調停する。入力バス605□に接続
される送信権獲得制御部616は、入力バス605□に
接続さレル他ノ入力回路610.、、 610.、、 
61022との間でパケット送信権を調停する。送信権
獲得制御部615,616は、パケット送信権獲得後に
それぞれバッファメモリ部613を制御して対応する入
力バスに送信待ちパケットを送出させる。
人力バス605.〜6053と出力バス607.。
607!はマトリクス状に配置され、各交点にそれぞれ
交差点メモリ620.、.62012,620□1゜6
202□、6203..620.□が設けられる。
各交差点メモリ620++〜6203□は、入力バスか
らのパケット受信に関する構成として、それぞれ自交差
点メモリ宛のパケットの選択受信を行なうアドレスフィ
ルタ621およびバッファメモリ部623を有する。
大力バス6051〜6053から取り込まれるパケット
は、アドレスフィルタ621を介してその宛先アドレス
に基づきバッファメモリ部623に蓄積される。すなわ
ち、交差点メモリ620.。
〜62031には、出力バス607.に対応する出力回
路宛のパケットが蓄積される。
なお、第9図に示す実施例では、入力回路61Oatお
よび出力バス607.との交点に設けられた交差点メモ
リ620.、.620□1.62031に着目し、その
構成および動作について説明するが、他の入力回路およ
び交差点メモリにおいてもその構成および動作は同様で
ある。
以上の構成に基づいて、パケット送信権獲得方式による
入力回路から交差点メモリへのパケット転送動作につい
て説明する。
■ 入力回路610+zの送信権獲得制御部615゜6
16が、各入力バス605.,605.に接続される入
力回路間でパケット送信権を調停し、それぞれ独自にパ
ケット送信権を獲得する。
■ パケット送信権を獲得した送信権獲得制御部615
.616は、バッファメモリ部613に蓄積されている
送信待ちパケットを対応する入力バス605I、605
tに送出する。なお、このパケットには、各出通信路に
対応する出力回路、あるいは各出力バスに対応する交差
点メモリの宛先アドレスが付加される。
■ 各交差点メモリ620□〜6203□のアドレスフ
ィルタ621は、受信するパケットの宛先アドレスを判
断し、その宛先アドレスに対応する交差点メモリがその
パケットをバッファメモリ部623に書き込む。
すなわち、たとえば出力バス607.に接続されている
出力回路宛のパケットが、入力回路610.2から対応
する交差点メモリに転送される経路は、入力バス605
1のパケット送信権が獲得できた場合には、送信権獲得
制御部615の制御により入力バス605.を介して交
差点メモリ620□に転送蓄積され、入力バス6052
のパケット送信権が獲得できた場合には、送信権獲得制
御部616の制御により入力バス605□を介して交差
点メモリ620□1に転送蓄積される。
なお、送信権獲得制御部615,616におけるパケッ
ト送信権の獲得調停方法は、前述のようにrC3MA/
CD方式」などの利用が可能である。
このように、一つの入力回路が複数の入力バスに対して
、並行してパケット送信権の獲得制御を行なうことによ
り、バスの使用効率が上がり、またパケット送信権獲得
要求の競合を緩和することができる。
なお、複数の入力バスに対するパケット送信権が同時に
獲得できた場合には、いずれが一方を選択するか、ある
いは送信待ちにある複数のパケットをそれぞれ各入力バ
スに送出するようにしてもよい。
第10図は、この後者の場合に対応する入力回路のバッ
ファメモリ部(第9図、613)の一実施例を示すブロ
ック構成図である。すなわち、各送信権獲得制御部のパ
ケット送信要求に応じて、別個のパケットを非同期にそ
れぞれの入力バスに送出できるように、先入れ先出しメ
モリC以下、「FIFO,という。)651,653お
よびセレクタ655,657を備える構成である。
図において、FIFO書込み制御回路661には、デー
タ処理部(第9図、611)から送出されるバケット書
込み要求信号a、およびFIFO651,653から出
力されるFrFOa’態信号すが大信号れ、各信号入力
に応じて各送信権獲得制御部(第9図、615,616
)に送信権獲得要求信号Cを送出し、セレクタ663に
選択制御信号dを送出する。
データ処理部から送出されるパケットeは、セレクタ6
63を介していずれか一方のFIFO651,653に
書き込まれる。PIFO651の出力はセレクタ655
,657の一方の入力に接続され、PIFO653の出
力はセレクタ655゜657の他方の入力に接続される
FIFO続出し制御回路665には、送信権獲得制御部
(615,616)から送出されるパケット送信要求信
号f、およびFIFO651,653から出力されるF
IFO状態信号すが入力され、各信号入力に応じてセレ
クタ655,657に選択制御信号gを送出する。
セレクタ655,657は、選択制御信号gに応じてそ
れぞれ切り替えられる。セレクタ655の出力は第一の
入力バス(第9図、6OS+)に接続され、セレクタ6
57の出力は第二の入力バス(第9図、605□)に接
続される。
このような構成により、入力パケットはFIF0655
.657の空き状態に応じて、そのいずれか一方のFI
FOに書き込まれ、パケット送信権の獲得に応じたパケ
ット送信要求信号fにより、対応するセレクタを介して
FIFO651,653の一方の出力パケットが選択送
出される。
なお、接続される二つの入力バスのパケット送信権が同
時に獲得できた場合には、FIFO続出し制御回路66
5は、たとえばセレクタ655がFIFO651の出力
を選択送出し、セレクタ657がF[FO653の出力
を選択送出するように制御を行なう。すなわち、二つの
パケットを各入力バスに同時にかつ独立して送出するこ
とができる。
以上説明した実施例では、すべての入力回路がそれぞれ
二つの入力バスに接続される構成例を示したが、一つあ
るいは三つ以上の入力バスに接続される入力回路を任意
に設けてもよい。その場合の送信権獲得制御部は、各入
力バスに対応して設けられる。
また、ここに示す実施例ではパケット送信権獲得方式が
適用されるので、入力回路と入力バスとの接続設定は容
易であり、各入力回路は対応する入通信路の状態に対応
して、入力バスの容量の範囲内で入力バスへの接続パタ
ーンをそれぞれ独立に設定することができる。すなわち
、第9図に示す実施例では、例えば入力回路610zお
よび入力回路6101□は、ともに入力バス6051お
よび605□に接続される構成であるが、一方の入力回
路が入力バス605.と入力バス605□、他方の入力
回路が入力バス6051と入力バス605、のように接
続されてもよい。
第11図は、請求項7に対応する複数の出力バスに接続
される交差点メモリおよび出力回路の一実施例を示すブ
ロック構成図である。
ここでは、三本の入力バスと三本の出力バスによる構成
例を示す。
図において、入カバスフ05.〜7053と出カバスフ
071〜7073はマトリクス状に配置され、各交点に
それぞれ交差点メモリ720目〜7201ff、720
□1〜720t3. 720.ll−720゜が設けら
れる。出力回路730.、.730□1.7301z、
  730zt、7301s、130zsは、それぞれ
同列にある交差点メモリの出力バスに対する接続パター
ンに応じた出力バスに接続される。
すなわち、交差点メモリ7201□ 720□1が出カ
バスフ07Iおよび707□に接続されるのに対して、
出力回路73011および730!Iはそれぞれ出カバ
スフ07.および707□に接続される。同様に、交差
点メモリ720.2.120□2が出カバスフ07□お
よび707.に接続されるのに対して、出力回路730
+zおよび130t*はそれぞれ出カバスフ07!およ
び707.に接続される。また、交差点メモリ72’0
13. 720□。
が出カバスフ073および7071に接続され、交差点
メモリ720zzが出カバスフ07.および7072に
接続されるのに対して、出力回路730+iおよび13
0zsはそれぞれ出カバスフ071.707□および7
07.に接続される。
なお、交差点メモリ72031および1203zは、こ
こではぞれぞれ一つの出力バスのみに接続される。
各交差点メモリ720□〜720z*は、それぞれ自交
差点メモリ宛のパケットの選択受信を行なうアドレスフ
ィルタ721、バッファメモリ部723および接続され
る出力バスに対するパケット送信権の獲得制御を行なう
送信権獲得制御部727.728を有する。
入カバスフ051からの入力パケットは、前述したよう
に、アドレスフィルタ721を介してその宛先アドレス
に基づきバッファメモリ部723に蓄積される。出カバ
スフ07.に接続される送信権獲得制御部727は、出
カバスフ07.に接続される他の交差点メモリ720□
+、720+s。
120zsとの間で、その出力バスのパケット送信権を
調停する。出カバスフ07□に接続される送信権獲得制
御部728は、出カバスフ07.に接続される他の交差
点メモリ720□、、720.□。
720rt、  7203z、  72033との間で
、その出力バスのパケット送信権を調停する。送信権獲
得制御部727.728は、パケット送信権獲得後にそ
れぞれバッファメモリ部723を制御して対応する出力
バスに送信待ちパケットを送出させる。
出力回路730.1〜730□、は、各出力バスに対応
したアドレスフィルタ731,732、バッファメモリ
部733および出通信路703..〜703□、とのイ
ンタフェースをとるデータ処理部735を有する。
出カバスフ07.および707□から取り込まれるパケ
ットは、それぞれアドレスフィルタ731.732を介
してその宛先アドレスに基づきバッファメモリ部733
に蓄積される。バッファメモリ部733の出力は、デー
タ処理部735を介して出通信路703□に送出される
なお、第11図に示す実施例では、交差点メモリ720
□および出カバスフ07..707□に接続される出力
回路730.、に着目してその構成および動作について
説明するが、他の交差点メモリおよび出力回路において
もその構成および動作は同様である。
また、各交差点メモリは、前述した入力回路と入力バス
との関係のように、出力バスへの接続パターンはそれぞ
れ独立であるが、各出力回路は同列の交差点メモリのそ
れに準する必要がある。
たとえば、第三列の交差点メモリ72013.720z
3. 720s−sでは、出カバスフ07.に対応する
出力回路730゜、730g3宛のパケットの交換処理
が行なわれるので、出カバスフ07.の他に接続される
出カバスフ07.,707□に対応して、出力回路73
0+3.730□3は出カバスフ071〜707.に接
続される必要がある。
以上の構成に基づいて、パケット送信権獲得制御による
交差点メモリから出力回路へのパケット転送動作につい
て説明する。
■ 交差点メモリ720.の送信権獲得制御部727.
728が、各出カバスフ07.,707゜に接続される
交差点メモリ間でパケット送信権を調停し、それぞれ独
自にパケット送信権を獲得する。
■ パケット送信権を獲得した送信権獲得制御部727
.728は、バッファメモリ部723に蓄積されている
送信待ちパケットを対応する出カバスフ07+ 、10
1tに送出する。
■ 出力回路730++のアドレスフィルタ731゜7
32は、受信するパケットの宛先アドレスを判断し、そ
の宛先アドレスに対応する出力回路がそのパケットをバ
ッファメモリ部733に書き込む。
すなわち、たとえば出カバスフ07.に接続されている
出力回路宛のパケットが、交差点メモリ720++から
対応する出力回路730.に転送される経路は、出カバ
スフ07.のパケット送信権が獲得できた場合には、送
信権獲得制御部727の制御により出カバスフ07.を
介して出力回路730、に転送され、アドレスフィルタ
731を介してバッファメモリ部733に蓄積される。
また、出カバスフ07!のパケット送信権が獲得できた
場合には、送信権獲得制御部728の制御により出カバ
スフ07!を介して出力回路730.1に転送され、ア
ドレスフィルタ732を介してバッファメモリ部733
に蓄積される。
このように、交差点メモリから出力回路へのパケット転
送は、パケット送信権の獲得状況に応じて対応する出力
バスを介して行なわれる。
なお、パケット送信権の獲得調停方法は前述した通りで
ある。
また、複数の出力バスに対するパケット送信権が同時に
獲得できた場合の対処方法は、前述した入力回路におけ
る場合と同様であり、第10図に示す入力回路のバッフ
ァメモリ部の構成をそのまま交差点メモリのバッファメ
モリ部に置き換えることが可能である。
また、出力回路のバッファメモリ部733は、接続され
る出力バスが2本の場合には2ボートメモリを用いる構
成、あるいは接続される出力バスの数に応じた独立のF
IFOを用いる構成などがある。
第12図は、この後者の場合に対応する出力回路のバッ
ファメモリ部(第11図、733)の一実施例のブロッ
ク構成図である。すなわち、二つのFIFO751,7
53とセレクタ755を備える構成である。
図において、各アドレスフィルタ(第11図、731.
732)から送出されるパケットa、bは、それぞれ対
応するFIFO751,753に書き込まれる。各FI
FOから出力されるFIFO状態信状態信号上れぞれデ
ータ処理部(第11図、735)に入力され、それに応
じてセレクタ755に選択制御信号dが送出され、対応
するFIFOの読み出しが行なわれ、読み出されたパケ
ッl−eがデータ処理部(735)に送出される。
以上、入力回路と、交差点メモリおよび出力回路とにお
ける本発明実施例構成およびその動作についてそれぞれ
独立した形式で説明したが、本発明のパケット交換機で
はそれらを組み合わせた構成であり、通常、各入力バス
および各出力バスの使用頻度に応じて最適な複数バス接
続構成がとられる。
(C)  請求項8に対応する実施例 第13図は、請求項8に対応するパケット交換機の一実
施例を示すブロック構成図である。
ここでは、二本の入力バスと二本の出力バスによる構成
例を示す。
図において、入力回路81011. 810.、は入力
バス805.に接続され、入力回路810!1゜810
zzは入力バス805zに接続される。
各入力回路810□〜810zgは、それぞれ入通信路
801□〜801oとのインタフェースをとるデータ処
理部811.バッファメモリ部813および対応する入
力バスのパケット送信権の獲得制御を行なう送信権獲得
制御部815を有する。
入通信路801+zからの入力パケットは、データ処理
部811を介してバッファメモリ部813に蓄積される
。入力バス805.に接続される送信権獲得制御部81
5は、入力バス8051に接続される他の入力回路81
0+tとの間でその入力バスのパケット送信権を調停し
、パケット送信権獲得後にバッファメモリ部813を制
御して対応する入力バスに送信待ちパケットを送出させ
る。
入力バスsos+、so5gと出力バス807□807
tはマトリクス状に配置され、各交点にそれぞれ交差点
メモリ820++、820+*、820z+。
8202、が設けられる。
各交差点メモリ8201.〜820゜は、それぞれ自交
差点メモリ宛のパケットの選択受信を行なうアドレスフ
ィルタ821、バッファメモリ部823および対応する
出力バスのパケット送信権の獲得制御を行なう送信権獲
得制御部827を有する。
入力バス805.からの入力パケットは、アドレスフィ
ルタ821を介してその宛先アドレスに基づきバッファ
メモリ部823に蓄積される。出力バス8071に接続
される送信権獲得制御部827は、出力バス8071に
接続される他の交差点メモリ820g+との間でその出
力バスのパケット送信権を調停し、パケット送信権獲得
後にバッファメモリ部823を制御して対応する出力バ
スに送信待ちパケットを送出させる。
出力バス8071には出力回路8301..830□1
が接続され、出力バス807□には出力回路830Iz
、  830ztが接続される。
各出力回路830Il〜830゜は、それぞれ自出力回
路宛のパケットの選択受信を行なうアドレスフィルタ8
311バッファメモリ部833および出通信路803.
1〜803ztとのインタフェースをとるデータ処理部
835を存する。
出力バス807.から取り込まれるパケットは、アドレ
スフィルタ831を介してその宛先アドレスに基づきバ
ッファメモリ部833に蓄積される。
バッファメモリ部833の出力は、データ処理部835
を介して出通信路803..に送出される。
なお、第13図に示す実施例では、入力回路8工0+g
+交差点メモリ82011および出力回路830□に着
目してその構成および動作について説明するが、他の入
力回路、交差点メモリおよび出力回路においてもその構
成および動作は同様である。
また、送信権獲得制御部817,818および入力回路
810zgについては後述する。
請求項8に示す本発明の特徴とするところは、以上の構
成において、入力回路が所定の出力バスに対するパケッ
ト送信権を獲得し、交差点メモリを介することなく所定
の出力回路にパケット転送を直接行なうことができる構
成にある。
すなわち、入力回路810+zにおいて、出力バス80
7.のパケット送信権の獲得制御を行なう送信権獲得制
御部817と、出力バス807□のパケット送信権の獲
得制御を行なう送信権獲得制御部818とを備え、所定
のパケットはこの送信権獲得制御部817,818の制
御の下で、バッファメモリ部813から直接対応する出
力バスに送出され、対応する出力回路に転送される。
なお、入力回路810□2は入力バス805!および出
力バス8071の各パケット送信権の獲得制御を行なう
構成であり、入力回路810zsは出力バス807□の
みのパケット送信権の獲得制御を行なう構成である。
したがって、入力回路810+zの送信権獲得制御部8
17は、出力バス807Iに接続される交差点メモリ8
2011.820!Iおよび入力回路810!富との間
で、相互にパケット送信権の獲得制御を行ない、送信権
獲得制御部818は、出力バス807tに接続される交
差点メモリ820+z。
820ggおよび入力回路810□3との間で、相互に
パケット送信権の獲得制御を行なう。
このような構成において、入力回路5totzあるいは
入力回路810□2に人力されるパケットのうち、所定
の出力バス(出力回路)宛のパケットには優先度が設定
され、それに基づいて対応する送信権獲得制御部がそれ
ぞれ起動される。すなわち、本実施例に示す入力回路8
1 Lx、  810!!では、各パケットはあらかじ
め設定されている宛先および優先度に応じて、入力バス
あるいは対応する出力バスのいずれかに送出される構成
であり、かつそれぞれ独立に処理されるようになってい
る。
第14図は、このような構成に対応する入力回路のバッ
ファメモリ部(第13図、8I3)の一実施例を示すブ
ロック構成図である。すなわち、入力パケットの優先度
に応じて、それぞれ対応する入力バスあるいは出力バス
にそれぞれ独立して送出できるように、セレクタ851
と、F I FO853,855,857を備える。
図において、PIFO853には非優先パケットが格納
され、PIFO855には第一の出力バス(第13図、
807.)に送出される優先パケットが格納され、PI
FO857には第二の出力バス(第13図、807□)
に送出される優先パケットが格納される。
FIFO書込み制御回路861には、データ処理部(第
13図、811)から送出されるパケット書込み要求信
号aが入力され、入力パケットの優先度に応じて対応す
る送信権獲得制御部(第13図、815.817.81
8)に送信権獲得要求信号すを送出し、セレクタ851
に選択制御信号Cを送出する。
データ処理部から送出されるパケットdは、セレクタ8
51を介していずれか一つのFIFOに書き込まれる。
PIFO853の出力は入力バス(第13図、805.
)に接続され、PIFO855の出力は第一の出力バス
(第13図、807+)に接続され、PIFO857の
出力は第二の出力バス(第13図、807□)に接続さ
れる。
FIFO読出し制御回路863には、各送信権獲得制御
部(815,817,818)から送出されるパケット
送信要求信号eが入力され、各FIFOに読出し制御信
号fを送出する。
このような構成により、入力パケットはその優先度に応
じていずれか一つのFIFOに書き込まれ、パケット送
信権の獲得に応じたパケット送信要求信号eにより、対
応するFIFOからパケットが送出される。
以下、第13図および第14図を参照して、パケット送
信権獲得方式による入力回路810.*から出力回路8
30++へのパケット転送動作について説明する。
■ 入力回路810+zは、入力されるパケットの宛先
および優先度に応じた送信権獲得制御部815.817
.818を起動し、対応する入力バス8051あるいは
出力バス807+ 、801tのパケット送信権を獲得
する。
■ パケット送信権を獲得した送信権獲得制御部は、バ
ッファメモリ部813に蓄積されている送信待ちパケッ
トを対応する入力バス805.あるいは出力バス807
..807tに送出する。なお、このパケットには、各
出通信路に対応する出力回路、あるいは各出力バスに対
応する交差点メモリの宛先アドレスが付加される。
■ 入力バス805Iに送出されたパケットは、交差点
メモリ820.、.820.2のアドレスフィルタ82
1に取り込まれて宛先アドレスが判断され、その宛先ア
ドレスに対応した交差点メモリのバッファメモリ部82
3に書き込まれる。
■ 交差点メモリ820□は、出力バス8071に接続
される交差点メモリ820z+および入力回路810.
!、810□2の各送信権獲得制御部817との間でパ
ケット送信権の調停を行ない、出力バス807Iに対す
るパケット送信権を獲得する。
■ 入力回路810.zあるいは交差点メモリ8205
.から出力バス8071に送出されたパケットは、出力
回路830□、830g+のアドレスフィルタ831に
取り込まれて宛先アドレスが判断され、その宛先アドレ
スに対応した出力回路のバッファメモリ部833に書き
込まれる。
このように、例えば出力バス8071に接続される出力
回路830++あるいは出力回路830□宛のパケット
は、その優先度が高い場合には、送信権獲得制御部81
7が出力バス807.のパケット送信権を獲得し、交差
点メモリを介することなく入力回路から出力回路へ直接
転送される。
また、優先度が低いパケットは、送信権獲得制御部81
5が入力バス805Iのパケット送信権を獲得し、対応
する交差点メモリ820□に転送され、さらに交差点メ
モリ820目で出力バス807、のパケット送信権獲得
により所定の出力回路に転送される。
なお、入力回路810ggの接続例では、出力バス80
71に接続される出力回路83011.830□1宛の
パケットは、出力バス807.のパケット送信権獲得制
御により交差点メモリを介することなく直接に行なわれ
、出力バス807□に接続される出力回路8301!、
830gz宛のパケットは、入力バス801tのパケッ
ト送信権獲得制御により交差点メモリ820□2を介し
て行なわれるように、それぞれ分離する構成としてもよ
い。
また、入力回路810zsの接続例では、入力パケット
はすべて出力バス807.に接続される出力回路830
.z、  830tz宛のパケットであり、これらは出
力バス807gのパケット送信権獲得制御により交差点
メモリを介することなく直接に行なわれる。
また、入力回路81011,810□の接続例では、入
力パケットの宛先および優先度にかかわりなく、すべて
入力バス807..801tのパケット送信権獲得制御
により交差点メモリ820.。
〜820oを介して行なわれる。
ここで、入力パケットに設定される「優先度」について
説明する。
通常、入力パケットが、交差点メモリを介して入力回路
から宛先に対応する出力回路に転送される場合には、交
差点メモリの通過に所定の遅延時間を要していた。それ
に対して、入力回路が出力バスのパケット送信権獲得制
御を直接行ない、交差点メモリを介することなく所定の
出力回路にパケットを転送すれば、この遅延時間が不要
となり高速処理が可能となる。
このように、パケット交換機内部の通過遅延を短縮する
必要があるパケット、たとえば音声パケットなどの実時
間処理を必要とするパケットの交換処理を行なう場合に
、それを「優先度」が高いパケットとして設定し、対応
する入力回路に取り込むように構成することにより、パ
ケット交換の高速処理を行なうことができる。
なお、各入力回路は、取り扱う通信の種別に応じて、(
a)入力バスのみに対するパケット送信機能を有するも
の(810+t、810□) 、(b)特定の出力バス
のみに対するパケット送信機能を有するもの(810t
s> 、(C)入力バスと所定の出力バスに対するパケ
ット送信機能を有するもの(810□。
810゜)などがあるが、一部の出力バスにパケット送
信権獲得制御が集中しても、必ずしもそのスループット
が向上するとはいえないために、その配置構成の最適化
を図る必要がある。
なお、送信権獲得制御部におけるパケット送信権の獲得
調停方法は、前述のようにrcsMA/CD方式」など
の利用が可能である。この場合には、各入力回路は入力
バスあるいは所定の出力バスへの接続パターンをそれぞ
れ独立に設定することができるとともに、その接続設定
は容易である。
〔発明の効果〕
上述したように、本発明によれば、各入力バスあるいは
各出力バスを介して接続される回路間で、パケット送信
権あるいはパケット受信権の調停を行ないバスの分散制
御を可能にすることにより、各入出力バスごとに必要で
あったパケット転送回路を不要にすることができる。し
たがって、構成および交換制御の簡易化が可能となる。
また、入力回路あるいは交差点メモリがそれぞれ複数の
入力バスあるいは出力バスに接続される構成であれば、
使用頻度の小さいバスを有効に活用して交換機としての
スループットを向上させ、効率化を図ることができる。
その場合には、バス障害に対する迂回経路としての利用
も可能である。
また、所定の入力回路が直接出力バスを制御できる構成
であれば、一部の優先パケットについてはパケット交換
機内の通過遅延を短縮し、高速処理を可能にすることが
できる。その場合には、入力バス障害に対する迂回経路
としての利用も可能である。
このように、構成および交換制御の簡易化とともに、高
信輔性および高速大容量のパケット交換機を容易に実現
することができ、実用的には極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図はパケット送信権獲得方式の実施例を示すブロッ
ク構成図、 第3図はパケット送信権獲得方式の処理手順を示す図、 第4図はパケット受信権獲得方式の実施例を示すブロッ
ク構°成図、 第5図はパケット受信権獲得方式の処理手順を示す図、 第6図は受信権獲得制御部の動作アルゴリズムを示すフ
ローチャート、 第7図、第8図は出力パケット転送制御手段に対応する
実施例を示すブロック構成図、 第9図は複数の入力バスに接続される入力回路の一実施
例を示すブロック構成図、゛ 第10図は入力回路のバッファメモリ部の一実施例を示
すブロック構成図、 第11図は複数の出力バスに接続される交差点メモリお
よび出力回路の一実施例を示すブロック構成図、 第12図は出力回路のバッファメモリ部の一実施例を示
すブロック構成図、 第13図は請求項8に対応するパケット交換機の一実施
例を示すブロック構成図、 第14図はバッファメモリ部の一実施例を示すブロック
構成図、 第15図は従来のパケット交換機のブロック構成図であ
る。 図において、 101は入通信路、 103は出通信路、 105は入力バス、 107は出力バス、 110は入力回路、 115は入力バスパケット送信手段、 117は出力バスパケット送信手段、 120は交差点メモリ、 121は入力バスパケット受信手段、 127は出力バスパケット送信手段、 130は出力回路、 131は出力バスパケット受信手段、 215は送信権獲得制御部、 221はアドレスフィルタ、 315はパケット送信制御部、 321は受信権獲得制御部、 427は送信権獲得制御部、 431はアドレスフィルタ、 527はパケット送信制御部、 531は受信権獲得制御部、 615,616は送信権獲得制御部、 621はアドレスフィルタ、 721はアドレスフィルタ、 727.728は送信権獲得制御部、 731.732はアドレスフィルタ、 815.817,818は送信権獲得制御部、821は
アドレスフィルタ、 827は送信権獲得制御部、 831はアドレスフィルタである。 ;と′1力11ス1\’7十Ij伐h¥3.五カバZ1
\’?、、l−iシ(4封;)第7図 cカ1、lハ・r、F基斗を礼土刀1\゛スバLr7ト
′r信→Lり第8図 (E1051)    (6052) (611)〒”−7赳理冊 入つI弓寥く(交り膏、j土゛))の昌、フヱツモリ科
(613,623)露力1q゛「谷、cr117’、・
7フ了−)−1−ソ蔀 (733)竹 噛a M λ力1\l    上方1(°ス   配力1以(80
5,)  (807,)  (8072)入771日了
&o+いフ了f仁り七心(813)第14図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の入通信路(101)から到着するパケット
    をそれぞれ蓄積する入力回路(110)と、複数の出通
    信路(103)へ送出するパケットをそれぞれ蓄積する
    出力回路(130)と、所定数の入力回路がパケットを
    送出するために共有する入力バス(105)と、 所定数の出力回路がパケットを受信するために共有する
    出力バス(107)と、 マトリクス配置された各入力バスと各出力バスとの交点
    に設けられ、入力バスから取り込まれたパケットを蓄積
    し対応する出力バスに送出する交差点メモリ(120)
    と を備え、各入通信路(101)から到着するパケットが
    交差点メモリ(120)を介して宛先に応じた出通信路
    (103)に転送される構成のパケット交換機において
    、 前記入力バス(105)を介して接続される各入力回路
    (110)および各交差点メモリ(120)に、それぞ
    れ入力バスの使用権を獲得し前記パケットの宛先に応じ
    た転送制御を行なう入力バスパケット送信手段(115
    )および入力バスパケット受信手段(121)を備え、 前記出力バス(107)を介して接続される各交差点メ
    モリ(120)および各出力回路(130)に、それぞ
    れ出力バスの使用権を獲得し前記パケットの宛先に応じ
    た転送制御を行なう出力バスパケット送信手段(127
    )および出力バスパケット受信手段(131)を備えた ことを特徴とするパケット交換機。
  2. (2)入力バスパケット送信手段(115)は、入力バ
    スに接続される入力回路間で送信権を調停し、送信権を
    獲得した入力回路がその入力バスに対応する交差点メモ
    リ宛のパケットを送出する構成であり、入力バスパケッ
    ト受信手段(121)は、入力バスに送出された自交差
    点メモリ宛のパケットを選択受信する構成である請求項
    1に記載のパケット交換機。
  3. (3)入力バスパケット受信手段(121)は、入力バ
    スに接続される交差点メモリ間で受信権を調停し、受信
    権を獲得した交差点メモリがその入力バスを介して、各
    入力回路に自交差点メモリ宛パケットの転送を指示し、
    それに応じて送出されたパケットを受信する構成であり
    、入力バスパケット送信手段(115)は、交差点メモ
    リからのパケット転送指示に応じて対応するパケットを
    送出する構成である請求項1に記載のパケット交換機。
  4. (4)出力バスパケット送信手段(127)は、出力バ
    スに接続される交差点メモリ間で送信権を調停し、送信
    権を獲得した交差点メモリがその出力バスに対応する出
    力回路宛のパケットを送出する構成であり、出力バスパ
    ケット受信手段(131)は、出力バスに送出された自
    出力回路宛のパケットを選択受信する構成である請求項
    1に記載のパケット交換機。
  5. (5)出力バスパケット受信手段(131)は、出力バ
    スに接続される出力回路間で受信権を調停し、受信権を
    獲得した出力回路がその出力バスを介して、各交差点メ
    モリに自出力回路宛パケットの転送を指示し、それに応
    じて送出されたパケットを受信する構成であり、出力バ
    スパケット送信手段(127)は、出力回路からのパケ
    ット転送指示に応じて対応するパケットを送出する構成
    である請求項1に記載のパケット交換機。
  6. (6)請求項2に記載のパケット交換機において、入力
    バスパケット送信手段(115)は、複数の入力バスの
    送信権を調停する構成であることを特徴とするパケット
    交換機。
  7. (7)請求項4に記載のパケット交換機において、出力
    バスパケット送信手段(127)は、複数の出力バスの
    送信権を調停する構成であり、出力バスパケット受信手
    段(131)は、それぞれ同列の交差点メモリの出力バ
    スに対する接続パターンに対応して複数の出力バスに接
    続される構成であることを特徴とするパケット交換機。
  8. (8)複数の入通信路(101)から到着するパケット
    をそれぞれ蓄積する入力回路(110)と、複数の出通
    信路(103)へ送出するパケットをそれぞれ蓄積する
    出力回路(130)と、所定数の入力回路がパケットを
    送出するために共有する入力バス(105)と、 所定数の出力回路がパケットを受信するために共有する
    出力バス(107)と、 マトリクス配置された各入力バスと各出力バスとの交点
    に設けられ、入力バスから取り込まれたパケットを蓄積
    し対応する出力バスに送出する交差点メモリ(120)
    と を備え、各入通信路(101)から到着するパケットが
    交差点メモリ(120)を介して宛先に応じた出通信路
    (103)に転送される構成のパケット交換機において
    、 各入力回路(110)は、接続される入力バスの送信権
    を調停し、送信権を獲得した入力回路がその入力バスに
    対応する交差点メモリ宛のパケットを送出する入力バス
    パケット送信手段(115)、および対応する出力バス
    の送信権を調停し、送信権を獲得した入力回路がその出
    力バスに対応する出力回路宛のパケットを送出する出力
    バスパケット送信手段(117)の少なくともいずれか
    一方の手段を備え、 各交差点メモリ(120)は、入力バスに送出された自
    交差点メモリ宛のパケットを選択受信する入力バスパケ
    ット受信手段(121)と、接続される出力バスの送信
    権を調停し、送信権を獲得した交差点メモリがその出力
    バスに対応する出力回路宛のパケットを送出する出力バ
    スパケット送信手段(127)とを備え、 各出力回路(130)は、出力バスに送出された自出力
    回路宛のパケットを選択受信する出力バスパケット受信
    手段(131)を備えた ことを特徴とするパケット交換機。
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