JPH01227881A - 可変容量型油圧ポンプの制御装置 - Google Patents

可変容量型油圧ポンプの制御装置

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JPH01227881A
JPH01227881A JP63053402A JP5340288A JPH01227881A JP H01227881 A JPH01227881 A JP H01227881A JP 63053402 A JP63053402 A JP 63053402A JP 5340288 A JP5340288 A JP 5340288A JP H01227881 A JPH01227881 A JP H01227881A
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rate control
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Setsuo Hatanaka
畑中 節男
Sachio Kawabata
川端 左千夫
Yasuo Omi
大見 康生
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可変容量型油圧ポンプに関し、特にネガチブ
流量制御とものとポジチプ流量制御とを択一的に行なえ
るようにしたものに関する。
〔従来技術〕
従来、斜板式可変容量型油圧ポンプにおいては、特公昭
57−27987号公報に記載されているように、一般
的に外部パイロット圧に応じた流量制御(ネガチプ流量
制御又はポジチブ流量制御)を行なうようになっている
が、この流量制御のため、サーボシリンダ機構と、その
サーボ室(大室)へサーボ圧を導入するサーボ室油路の
途中部に介設されたスプール・スリーブ弁機構なる3位
置油路切換機構と、外部パイロット圧を受けて油路切換
機構のスプールに作用させるパイロットスプール機構と
、サーボピストンの変位を油路切換機構のスリーブにフ
ィードバックさせるフィードバックレバーなどからなる
油圧サーボ機構が設けられている。
ところで、油圧ポンプの流量制御方式として、パイロッ
ト圧の増加に応じて吐出量が減少するネガチブ流量制御
とパイロット圧の増加に応じて吐出量が増加するポジチ
ブ流量制御の2方式が、ユーザの好みや油圧ポンプの用
途に応じて適宜使い分けられているのが実情である。
ネガチブ流量制御の場合とポジチブ流量制御の場合とで
は、油路切換機構の位置切換方向が逆になることから、
従来では油路切換機構の一方側にパイロットスプール機
構をまた他方側に復帰用圧縮スプリングを配置したもの
と、油路切換機構の一方側に復帰用圧縮バネをまた他方
側にパイロットスプール機構を配置したものと2型式の
装置によって対応していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来装置では、上記のようにパイロットスプール機構と
圧縮スプリングの配置を入れ替えることでネガチプ・ポ
ジチブ2通りの流量制御に対応するようになっているの
で、油路切換機構のスプール、パイロットスプール機構
のケース及びスプリングケース等の部品がネガチブ流量
制御用のものとポジチブ流量制御用のものとの2種類必
要となり、部品の種類が多くなり製作コスト増になると
いう問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る可変容量型油圧ポンプの制御装置は、第1
図に示すように、斜板の傾転角を変化させる油圧サーボ
機構を有する可変容量型油圧ポンプの制御装置において
、上記油圧サーボ機構のサーボシリンダ機構10のサー
ボ室11aに接続されるサーボ室油路61aに介装され
、サーボ室llaヘサーボ圧を導入する給油位置とサー
ボ室11aを封止する中立位置とサーボ室11aから排
油する排油位置とに切り換え可能な油路切換機構20と
、上記油路切換機構20の作動部材25の一端とサーボ
シリンダ機構lOのサーボピストン12とを連結するフ
ィードバックレバー51と、外部パイロット圧Piを受
け外部パイロット圧に応じて変位するパイロットスプー
ル42を含む流量制御用パイロットスプール機構40と
、一端がパイロットスプール42に連結されるとともに
途中部にはパイロットスプール42の出力をフィードバ
ックレバー51を介して油路切換機構20の作動部材2
5に作用する出力部53cが設けられ、上記出力部53
cに対する一方側にはネガチブ流量制御用支点部53d
がまた他方側にはポジチブ流量制御n用支点部53eが
設けられた伝動レバー53と、上記伝動レバー53の両
支点部53c・53eの一方を択一的にハウジング70
に枢支する枢支部材53aとを備えたものである。
〔作用〕
本発明に係る可変容量型油圧ポンプの制御装置において
は、外部パイロット圧Piが変化するとパイロットスプ
ール42が変位し、そのパイロットスプール42の変位
(出力)は伝動レバー53の出力部53cからフィード
バックレバー51を介して油路切換機構20の作動部材
25へ伝達されて油路切換機構20が切換えられる。そ
の結果、サーボシリンダ機構lOのサーボピストン12
が移動して斜板lの傾転角が変化し、油圧ポンプPの吐
出量が変化する。パイロット圧Piに対応する吐出量に
なると、フィードバックレバー51のフィードバック作
用により油路切換機構20の作動部材25が戻され油路
切換機構20は再び中立位置になる。
即ち、ネガチブ流量制御用支点53dを枢支部材53a
で枢支したときには、パイロット圧Piが増加するとパ
イロットスプール機構40のパイロットスプール42が
左方へ移動し、伝動レバー53は支点53dを中心とし
て左方へ回動し、その出力部53cが左方へ移動するの
でフィードバックレバー51はサーボピストン12との
連結点13を支点として左方へ回動し、作動部材25が
左方へ移動して給油位置に切換えられるので、サーボ室
11aへサーボ圧が供給され、油圧ポンプの斜板1の傾
転角が減少して吐出量が減少する。
その後パイロット圧Piに対応する吐出量になると、サ
ーボピストン12の変位はフィードバックレバー5Iを
介して作動部材25へ伝達され、作動部材25が中立位
置へ切換えられる。パイロット圧Piが減少すると、上
記と反対に作動して吐出量が増加する。
これに対して、ポジチプ流量制御用支点53eを枢支部
材53aで枢支したときには、パイロット圧Piが増加
すると、パイロットスプール42が左方へ移動し、伝動
レバー53は支点53eを支点として回動し、出力部5
3cが右方へ移動するのでフィードバックレバー51は
サーボピストン12との連結点13を支点として右方へ
回動し、作動部材25が右方へ移動して排油位置に切換
えられるのでサーボ室11aから圧油が排出され、油圧
ポンプの斜板1の傾転角が増加して吐出量が増加する。
その後パイロット圧Piに対応する吐出量になるとサー
ボピストン12の変位はフィードバックレバー51を介
して作動部材25に伝達され、作動部材25が中立位置
に切換えられる。パイロット圧Piが減少すると上記と
反対に作動して吐出量が減少する。
このようにして、ネガチブ流量制御のときには、パイロ
ット圧Piの増加に応じて吐出量が減少し、またポジチ
ブ流量制御のときには、パイロット圧Piの増加に応じ
て吐出量が増加する。
ところで、伝動レバー53の一端はパイロットスプール
42に連結されるとともにその途中部には出力部53c
が設けられており、この伝動レバー53の出力部53c
に対する一方側にはネガチブ流量制御用支点部53dが
また他方側にはポジチブ流量制御用支点部53eが設け
られ、上記両支点部53d・53eの一方を択一的にハ
ウジング70に枢支する枢支部材53aが設けられてい
るので、上記のように伝動レバー53のネガチブ流量制
御用支点部53dを枢支部材53aで枢支するとネガチ
ブ流量制御の特性が得られ、またポジチブ流量制御用支
点部53eを枢支部材53aで枢支するとポジチブ流量
制御の特性が得られる。
〔発明の効果〕
本発明に係る可変容量型油圧ポンプの制御装置によれば
、以上説明したように、パイロットスプール機構を油路
切換機構に対して独立に設け、出力部と両支点部を有す
る伝動レバーとフィードバックレバーを介してパイロッ
トスプール機構から油路切換機構に出力を作用させ、枢
支部材により一方の支点部を択一的に枢支するように構
成したことにより、枢支部材を組み替えるだけで部品の
種類を増すことなく共通の部品からなる機構によって、
ネガチブ流量制御とポジチプ流量制御を実現することが
出来、部品の共通化と製作コストの低減を図ることが出
来る。
加えて、伝動レバーに設ける出力部とネガチブ流量制御
用支点部とポジチブ流量制御用支点部の位置の設定如何
により、ネガチプ流量制御やポジチプ流量制御の応答感
度(ゲイン)を夫々個別に自由に設定することが出来る
ので設計・製作・使用の面で有利である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第5図に基いて説明す
る。
第1図〜第3図は、斜板式可変容量型油圧ポンプP及び
その支点位置フィードバック方式の制御装置を示すもの
で、ユニット化された油圧サーボ機構は可変容量型油圧
ポンプPのハウジング2の上端に組付けられたハウジン
グ70内部に設けられ、ハウジング70の内部には、サ
ーボシリンダ機構lOと、油路切換機構としてのスプー
ル弁−構20と、流量制御用パイロットスプール機構4
0と、伝動機構50と、内部油路とが設けられている。
上記サーボシリンダ機構10は、ハウジング70内の下
部に可変容量型油圧ポンプPの駆動軸3と平行に形成さ
れたサーボシリンダ室11とこれの内部に摺動自在に挿
入されたサーボピストン12とを備えている。上記サー
ボシリンダ室11内にはサーボピストン12によってサ
ーボ室としての大室11aと小室11bが区画され、サ
ーボピストン12の大室11a側の受圧面積はその小室
11b側の受圧面積よりも大きく形成されている。
但し、上記大室11aと小室11bとが同径に形成され
る場合も有り得る。
このサーボシリンダ機構10のサーボピストン12の中
間部にはフォークレバー14が固定され、このフォーク
レバー14の下端に形成された係合溝14aに斜板1の
腕部1bの上端に回動自在に枢支されたスライドピン1
cが摺動及び回転自在に係合される。
上記スプール弁機構20は、大室油路61aに介装され
、この大室油路61aは可変容量型油圧ポンプPの吐出
路4と上記大室11aとを接続しており、可変容量型油
圧ポンプPの吐出路4と上記小室11bとを接続する小
室油路61bとともにす7ボシリンダ機構10に吐出圧
Pdからなるサーボ圧Ps (Pd)を導入するサーボ
圧油路61を構成している。
上記スプール弁機構20は、ハウジング70内の上部に
駆動軸3と平行に形成されたスプール孔21と、このス
プール孔21に摺動自在に装着されたスプール25と、
このスプール25を後述する中立位置から排油位置方向
に付勢する圧縮コイルバネ26とを備えている。上記ス
プール25は後述するように、流量制御用パイロットシ
リンダ機構40、サーボシリンダ機構10の各出力と圧
縮コイルバネ26の付勢力との大小関係によって給油位
置と中立位置と排油位置とに亙って切換えられる。
上記スプール孔21の周面には吐出路4に連通ずる第1
ボート22と、大室11aに連通ずる第2ポート23と
、外部のドレン油路82に連通する第3ボート24とを
凹設してあり、上記スプール25には第2ポート23を
開閉する第1ランド25aと第1ボート22の右側でス
プール孔21を閉じる第2ランド25bとが設けられる
。このスプール25は、中立位置では第2図に示すよう
に第1ランド25aが第2ポート23を閉じて、第1ボ
ート22と第2ポート23と第3ポート24とを互いに
遮断する位置に変位され、また給油位置では第2図にて
中立位置よりも左側の給油位置に変位して第1ランド2
5aが第3ボート24と第2ポート23との間を遮断す
るとともに、第1ランド25aの右側で第1ボート22
と第2ポート23とが連通されて吐出路4が大室11a
に連通され、更に、排油状態では中立位置よりも右側に
変位して第1ランド25aが第1ボート22と第2ポー
ト23との間を遮断するとともに第1ランド25aの左
側で第2ポート23と第3ポート24とが連通されて、
大室11aがドレン油路82に連通されるように構成さ
れている。
上記流量制御用パイロットスプール機構40は、サーボ
シリンダ機構10とスプール弁機構20との中間の高さ
で選択伝動機構50の前側に配置される。
上記流量制御用パイロットスプール機構40は駆動軸3
と平行に形成されたパイロットスプール孔41と、これ
に摺動自在に挿入されたパイロットスプール42とを備
え、上記パイロットスプール孔41内にはパイロットス
プール42により区画された受圧室41aが形成されて
いる。この受圧室41aは外部のパイロット油路83に
ハウジング70のパイロット油路63を介して常時連通
されている。この外部のパイロット油路83には操作者
が自由に外部パイロット油圧を調節できるように外部パ
イロット圧調節手段84が介在させである。上記流量制
御TB用パイロットスプール機構40は、パイロットピ
ストン42を受圧室41aの方へ付勢する圧縮コイルバ
ネ43を有している。
上記伝動機構50は、流量制御用パイロットスプール4
2の変位をスプール弁機構20のスプール25に伝達す
るとともにサーボシリンダ機構10のサーボピストン1
2の変位をスプール25に伝達するものであって、上記
サーボピストン12の変位をスプール弁機構20にフィ
ードバックしてスプール弁機構20を中立状態に復帰さ
せるフィードバックレバー51と流1 制御用レバー5
3(伝動レバー)とを備えている。
上記フィードバックレバー51の上端はピン51aを介
してスプール25の入力軸部25cに回転自在に連結さ
れ、フィードバックレバー51の下端にはサーボピスト
ン12のピン13をtlill及び回転自在に係合する
保合溝51bが形成されている。また、フィードバック
レバー51の中間部にはこれの後側に突出する保合ピン
51dが設けられている。
上記流量制御用レバー53の上端部には、ネガチブ流量
制御用支点部としての枢支孔53dが形成され、この枢
支孔53dにはハウジング70例の支点ピン53a(枢
支部材)が後方より着脱自在に挿入され、これによりレ
バー53は支点ピン53aに回動自在に枢着されている
また、レバー53の下端部には後方に突出させた係合ピ
ン53bが設けられ、この係合ピン53bは流量制御用
パイロットスプール42の中間部に形成した保合溝42
aに係合されている。また、上記流量制御用レバー53
は支点ピン53aと係合ピン53bとの間に保合孔53
C(出力部)を有し、この係合孔53c内にはフィード
バックレバー51の係合ピン51dが遊嵌されている。
そして、レバー53のうち、上記係合孔53cに対して
枢支孔53dと反対側において、係合孔53cと係合ピ
ン53dの略中間位置には、ポジチブ流量制御用支点部
としての枢支孔53eが枢支孔53dと同径に形成され
ている。上記支点ピン53aで枢支孔53dと枢支孔5
3eとを択一的に枢支することが出来るように、伝動機
構収容室の後側のハウジング70の部分には、上下1対
のプラグ装着孔71a・71bが前後方向に透設され、
図示の場合上側のプラグ装着孔71aにはその前端中央
部に支点ピン53aを有するプラグ72aが後方より着
脱自在に装着されてストップリング73で係止されてお
り、また下側のプラグ装着孔71bには支点ピン53a
を有しないダミープラグ72bが後方より着脱自在に装
着されてストップリング73で係止されている。
尚、符合74はプラグ72a及びダミープラグ72bの
前方への移動を摩擦力で拘束する為のOリング、符合7
5はプラグ取外しのときボルトを螺合する為の螺孔であ
り、プラグ72aの後端面には識別マークが印されてい
る。
図示のように、支点ピン53aで枢支孔53dを枢支す
る場合には、後述のようにパイロット圧Piの増加に応
じて吐出ff1Qが減少するネガチブ流量制御の特性が
得られ、上記プラグ72aとダミープラグ72bとを交
換し支点ピン53aで枢支孔53eを枢支する場合には
、後述のようにパイロット圧Piの増加に応じて吐出f
ltQが増加するポジチプ流量制御の特性が得られるよ
うになっている。
尚、支点ピン53aをプラグ72aに螺着するような構
造とし、その螺孔を上下方向に複数形成するとともに枢
支孔53d及び53eも上記螺孔に対応させて上下方向
に複数形成することも可能であり、このようにするとネ
ガチブ流量制御及びポジチプ流量制御の応答感度(ゲイ
ン)を夫々複数のうちから適宜選択し得るようになる。
次に、この可変容量型油圧ポンプの制御装置の作用につ
いて説明する。
上記の可変容量型油圧ポンプPの制御装置において、第
3図に示すように上段のプラグ装着孔71aにプラグ7
2aを装着し、支点ピン53aにより枢支孔53dを枢
支した場合には、外部パイロット圧調節手段84を操作
して外部パイロット圧Piを変化させると、第4図に示
すように、外部パイロット圧Piの増大に応じて吐出I
Qが減少するネガチブ流量制御が行われる。
即ち、外部パイロット圧Piが増大すると、流量制御用
パイロットスプール42が圧縮コイルバネ43側に変位
し、流量制御用レバー53はネガチブ制御用支点53d
を支点として回動し、ピン51dが左方へ移動し、フィ
ードバックレバー51はピン51dによって左方へ押さ
れるのでピン13を支点として左方へ回動し、フィード
バックレバー51の上端部は左方へ移動し、これにより
スプール25が中立位置から左方へ移動して給油位置に
変位し、サーボシリンダ機構lOの大室11aにサーボ
圧Ps (Pd)を導入してサーボピストン12を左方
に変位させる。サーボピストン12の左方への変位に伴
って斜板lの腕部1bが左方へ変位し、斜板1の傾転角
が減少して吐出量Qが減少するとともに、パイロット圧
Piに対応する吐出量になるとサーボピストン12の変
位がフィードバックレバー51を介してスプール25に
フィードバックされ、スプール25が給油位置から中立
位置に復帰する。
また、外部パイロット圧Piが減圧されると、流量制御
用パイロットスプール42が受圧室42a側に変位して
ピン51dが係合孔53cの右側部内へ移動するので、
圧縮コイルバネ26によってスプール25が中立位置か
ら排油位置に変位され、大室11aが減圧される。その
結果、サーボピストン12が大室11a側に変位して斜
板lの傾転角を増大させて吐出量Qを増大させるととも
に、パイロット圧Piに対応する吐出量になるとフィー
ドバックレバー51を介してスプール25を排油位置か
ら中立位置に復帰させることになる。
スプール25が中立位置に復帰するときのサーボピスト
ン12の位置、即ち、油圧ポンプPの吐出fiQはこの
ようにしてパイロットスプール42の位置に応じて決定
され、このパイロットスプール42の位置は圧縮コイル
バネ43と外部パイロット圧P1との大小関係によって
決定されるから、結局外部パイロット圧Piの大小によ
って可変容量型油圧ポンプPの吐出ff1Qが決定され
ることになる。
これに対して、下側のプラグ装着孔71bにプラグ72
aを装着し、支点ピン53aにより枢支孔53eを枢支
した場合には、パイロット圧Piが増加したときにレバ
ー53の係合孔53C(出力部)が枢支孔53eを支点
として図上右方へ移動することになるので、上記ネガチ
ブ流量制御の場合と反対に、第5図に示すようにパイロ
ット圧Piの増加に応じて吐出量Qが増加するポジチブ
流量制御nが行われる。
ここで、第1図のように寸法a、bScを設定すると、
ネガチプ流量制御のときの感度(ゲイン)は(a/b)
で定まりまたポジチプ流量制御のときの感度(ゲイン)
は(c/b)で定まることから、両流量制御におけるゲ
インは(a/b)、c / b )の値如何で自由に設
定することが出来る。
加えて、流量制御用レバー53の係合孔53cの上方側
にネガチブ流量制御用の枢支孔5,3dをまた下方側に
ポジチプ流量制御用の枢支孔53eを形成し、プラグ7
2aと共に着脱自在の支点ピン53aにより両種支孔5
3d・53eの一方を択一的に枢支するように構成した
ので、共通の部品・機構を用いてネガチブ・ポジチブの
両流量制御を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は支点位置
フィードバック方式の可変容量型油圧ポンプPの制御装
置の構成を示す機構図、第2図は可変容量型油圧ポンプ
とその制御装置の縦断面図第3図は第2図■−■線断面
図、第4図はそのネガチブ流量制御特性図、第5図はそ
のポジチブ流量制御特性図である。 P・・可変容覆型油圧ポンプ、 Pd・・吐出圧、Pi
・・外部パイロット圧、 Ps・・サーボ圧、U・・油
圧サーボ機構、 1・・斜板、 10・・サーボシリン
ダ機構、  lla・・大室、12・・サーボピストン
、  13・・ピン、20・・スプール弁機構、 25
・・スプール、40・・流量制御用パイロットスプール
機構、42・・流量制御用パイロットスプール、 51
・・フィードバックレバー、 51d・・係合ピン、 
53・・流量制御用レバー、 53a・・支点ピン、 
53c・・係合孔、 53d・・ネガチブ流量制御用枢
支孔、 53e・・ボジチプ流量制御用枢支孔。 特 許 出 願 人  川崎重工業株式会社第2図 第3図 72b 71b 〜74 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 斜板の傾転角を変化させる油圧サーボ機構を有
    する可変容量型油圧ポンプの制御装置において、上記油
    圧サーボ機構のサーボシリンダ機構のサーボ室に接続さ
    れるサーボ室油路に介装され、サーボ室へサーボ圧を導
    入する給油位置とサーボ室を封止する中立位置とサーボ
    室から排油する排油位置とに切り換え可能な油路切換機
    構と、 上記油路切換機構の作動部材の一端とサーボシリンダ機
    構のサーボピストンとを連結するフィードバックレバー
    と、 外部パイロット圧を受け外部パイロット圧に応じて変位
    するパイロットスプールを含む流量制御用パイロットス
    プール機構と、 一端がパイロットスプールに連結されるとともに途中部
    にはパイロットスプールの出力をフィードバックレバー
    を介して油路切換機構の作動部材に作用する出力部が設
    けられ、上記出力部に対する一方側にはネガチブ流量制
    御用支点部がまた他方側にはポジチブ流量制御用支点部
    が設けられた伝動レバーと、 上記伝動レバーの両支点部の一方を択一的にハウジング
    に枢支する枢支部材とを備えたことを特徴とする可変容
    量型油圧ポンプの制御装置。
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Cited By (4)

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