JPH01226291A - 複合信号分離回路 - Google Patents
複合信号分離回路Info
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- JPH01226291A JPH01226291A JP5243188A JP5243188A JPH01226291A JP H01226291 A JPH01226291 A JP H01226291A JP 5243188 A JP5243188 A JP 5243188A JP 5243188 A JP5243188 A JP 5243188A JP H01226291 A JPH01226291 A JP H01226291A
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Links
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 101000860173 Myxococcus xanthus C-factor Proteins 0.000 abstract description 41
- 230000015654 memory Effects 0.000 description 20
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
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Landscapes
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明はカラーテレビジョン受像機における複合信号
分離回路の改良に関する。
分離回路の改良に関する。
(従来の技術)
現行のカラーテレビジョン方式では、搬送色信号(以下
C信号と称する)が輝度信号(以下Y信号と称、する)
に周波数多重された複合信号になっている。受像機側で
は、受信した複合信号からY信号とC信号を分離し、そ
れぞれに所定の処理を行って画像表示を行っている。
C信号と称する)が輝度信号(以下Y信号と称、する)
に周波数多重された複合信号になっている。受像機側で
は、受信した複合信号からY信号とC信号を分離し、そ
れぞれに所定の処理を行って画像表示を行っている。
Y信号とC信号の分離に用いる複合信号分離回路、いわ
ゆるY/C分離回路は、デジタル技術の発達にともない
、従来のアナログY/C分離回路に代わって、より厳格
な分離が可能であるデジタルY/C分離回路の開発が進
められている。デジタルY/C分離回路は、複合信号を
デジタル信号に変換し、ラインメモリを用いて垂直方向
の演算を行うことでY/C分離を行うため、アナログY
/C分離回路のにうに、水平方向の低域フィルター(以
下水平LPFと称する)を用いてY信号を取出すのとは
異なり、Y信号に関する水平方向解像度の向上を図るこ
とができる。
ゆるY/C分離回路は、デジタル技術の発達にともない
、従来のアナログY/C分離回路に代わって、より厳格
な分離が可能であるデジタルY/C分離回路の開発が進
められている。デジタルY/C分離回路は、複合信号を
デジタル信号に変換し、ラインメモリを用いて垂直方向
の演算を行うことでY/C分離を行うため、アナログY
/C分離回路のにうに、水平方向の低域フィルター(以
下水平LPFと称する)を用いてY信号を取出すのとは
異なり、Y信号に関する水平方向解像度の向上を図るこ
とができる。
従来のデジタルY/C分離回路の一例を第5図に示して
更に説明する。第5図において、入力端子1は検波され
た複合信号を導いている。入力端子1からの複合信号は
、位相調整回路62を介して減算器62の一方入力とし
て導出すると共に、水平LPF63を介して減算器64
の減算入力として導出づ”る。これににり水平LPF6
3の出力を、位相調整された複合信号より差し引く。
更に説明する。第5図において、入力端子1は検波され
た複合信号を導いている。入力端子1からの複合信号は
、位相調整回路62を介して減算器62の一方入力とし
て導出すると共に、水平LPF63を介して減算器64
の減算入力として導出づ”る。これににり水平LPF6
3の出力を、位相調整された複合信号より差し引く。
減算器64の出力は、直列接続されたラインメモリ65
.66の前段メモリ65に入力し、メモリ65の出力は
更に後段メモリ66に入力する。ラインメモリ65、6
6からの各遅延信号と前記減算器64からの出力とは、
それぞれ加算器67及び減算器68に入力する。
.66の前段メモリ65に入力し、メモリ65の出力は
更に後段メモリ66に入力する。ラインメモリ65、6
6からの各遅延信号と前記減算器64からの出力とは、
それぞれ加算器67及び減算器68に入力する。
加算器67は、減算器64及びラインメモリ66の出力
を1/4倍し、ラインメモリ65の出力を1/2倍して
それらの加算信号を得、その出力を加算器69に導く。
を1/4倍し、ラインメモリ65の出力を1/2倍して
それらの加算信号を得、その出力を加算器69に導く。
加算器69は位相調整回路70を介して導入される前記
水平LPF63の出力と前記加算器67の出力とを加算
して、端子71に複合信号より分離した輝度信号を導出
する。
水平LPF63の出力と前記加算器67の出力とを加算
して、端子71に複合信号より分離した輝度信号を導出
する。
また、減算器68は、加算器67と同様の係数処理を行
って減算器64.ラインメモリ65.66の出力を加算
し、その出力を水平バンドパスフィルター72を介して
端子73に複合信号から分離した色信号COを導出する
。
って減算器64.ラインメモリ65.66の出力を加算
し、その出力を水平バンドパスフィルター72を介して
端子73に複合信号から分離した色信号COを導出する
。
第6図は上記分離回路の動作を示す特性図であり、第6
図aは複合信号の周波数特性を説明する特性図、第6図
すはC信号の特性図、第6図CはY信号の特性図をそれ
ぞれ示している。なお、縦+I;bは垂I周波数ν[c
ph]を表わし、横軸は水平周波数μ[llz]を表わ
している。
図aは複合信号の周波数特性を説明する特性図、第6図
すはC信号の特性図、第6図CはY信号の特性図をそれ
ぞれ示している。なお、縦+I;bは垂I周波数ν[c
ph]を表わし、横軸は水平周波数μ[llz]を表わ
している。
NTSG信号の場合、複合信号の構成は、水平方向が3
、’ 58 [Hf1zl、垂直方向が52574[
cp旧で表わされるキャリアで2つの色情報を直角変調
した信号をY信号に周波数多重したものであり、その周
波数特性は第6図aのようになる。
、’ 58 [Hf1zl、垂直方向が52574[
cp旧で表わされるキャリアで2つの色情報を直角変調
した信号をY信号に周波数多重したものであり、その周
波数特性は第6図aのようになる。
また、第6図aにおいて、斜線部は、水平LPF63の
特性を示し、同フィルター63は水平方向の低域成分を
抽出する。これはアナログY/C分離回路にお(プる水
平LPFど同じである。従って減算器64の出力は、Y
信号の水平方向高域成分とC信号とから成る信号である
。
特性を示し、同フィルター63は水平方向の低域成分を
抽出する。これはアナログY/C分離回路にお(プる水
平LPFど同じである。従って減算器64の出力は、Y
信号の水平方向高域成分とC信号とから成る信号である
。
一方、加算器67はラインメモリ65.66と共に垂直
方向LPFを構成し、入力信号として減算器64からの
水平方向高域成分を処理するので、出力はC信号が除去
されたY信号による水平方向高域成分と垂直方向低域成
分の信号となる。また、減算器68はラインメモリ65
.66と垂直方向高域フィルターを構成するので、水平
及び垂直方向とも高域成分であるC信号成分を出力する
。このC信号成分は、水平バンドパスフィルター72に
よって不要成分が除去され第6図すに示すような特性を
示す直交2相変調信号即ち2分離された色信号COどな
る。
方向LPFを構成し、入力信号として減算器64からの
水平方向高域成分を処理するので、出力はC信号が除去
されたY信号による水平方向高域成分と垂直方向低域成
分の信号となる。また、減算器68はラインメモリ65
.66と垂直方向高域フィルターを構成するので、水平
及び垂直方向とも高域成分であるC信号成分を出力する
。このC信号成分は、水平バンドパスフィルター72に
よって不要成分が除去され第6図すに示すような特性を
示す直交2相変調信号即ち2分離された色信号COどな
る。
更に、加算器67の出力は、水平LPF63の出力と加
算器69で加算されることににって、第6図Cに示すよ
うなY信号となる。
算器69で加算されることににって、第6図Cに示すよ
うなY信号となる。
第6図Cの特性かられかるように、ラインメモリを用い
た従来のライン間Y/C分岨回路は、Y信号の水平方向
高域を十分に取出ずことができ水平方向の解像度の劣化
を生じないことがわかる。
た従来のライン間Y/C分岨回路は、Y信号の水平方向
高域を十分に取出ずことができ水平方向の解像度の劣化
を生じないことがわかる。
しかし、NTSC信号のC信号は水平方向周波数に関す
る帯域の制限(例えばR−Y、B−Yの2つの色差信号
はQ、5Hllz)はあるものの、垂直方向には制限し
ていない。また、ラインメモリ、加算器、減算器で構成
される垂直方向のフィルタの周波数特性は第8図に示す
様なものである。この第8図から明らかなように除去さ
れるべき周波数領域の信号成分は(a)に示す垂直HP
Fでは垂直方向低域成分が、(C)に示す垂直LPFで
は垂直方向高域成分が完全に除去されるものでなく多少
残ってしまう。従って、第7図に示すように、C信号が
垂直方向の高域まで存在する場合は、C信号がY信号に
洩れ込んでしまう。その結果、垂直の輪郭部でドツトク
ロールと称する妨害が発生して画質を大きく損なうもの
であった。
る帯域の制限(例えばR−Y、B−Yの2つの色差信号
はQ、5Hllz)はあるものの、垂直方向には制限し
ていない。また、ラインメモリ、加算器、減算器で構成
される垂直方向のフィルタの周波数特性は第8図に示す
様なものである。この第8図から明らかなように除去さ
れるべき周波数領域の信号成分は(a)に示す垂直HP
Fでは垂直方向低域成分が、(C)に示す垂直LPFで
は垂直方向高域成分が完全に除去されるものでなく多少
残ってしまう。従って、第7図に示すように、C信号が
垂直方向の高域まで存在する場合は、C信号がY信号に
洩れ込んでしまう。その結果、垂直の輪郭部でドツトク
ロールと称する妨害が発生して画質を大きく損なうもの
であった。
(発明が解決しようと覆る課題)
ラインメモリを用いた従来のY/C分離回路は、水平方
向の帯域制限は厳格に行っているが、垂直方向の帯域制
限はないために、C信号の帯域が広いと、垂直方向周波
数の高くなる垂直輪郭部でドツトクロール妨害が発生し
、画質を劣化するという問題があった。
向の帯域制限は厳格に行っているが、垂直方向の帯域制
限はないために、C信号の帯域が広いと、垂直方向周波
数の高くなる垂直輪郭部でドツトクロール妨害が発生し
、画質を劣化するという問題があった。
この発明は上記問題点を除去し、C信号の帯域が広い場
合でも画質劣化を生じることのない複合信号分離回路の
提供を目的とする。
合でも画質劣化を生じることのない複合信号分離回路の
提供を目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明は複合プレビジョン信号を入力しこの入力信号
と一水平走査時間ごと時間的に遅れの関係にある第1及
び第2の遅延信号を出力する遅延回路手段と、前記複合
信号及び第1の遅延信号の減算処理並びに第1及び第2
の遅延信号の減算処理を行い、垂直位置の異なる第1及
び第2の減算信号をそれぞれ出力する減算処理手段と、
前記第1.第2の減算信号の混合比が可変された信号を
出力する混合手段と、前記減算処理手段における各入力
と同じ信号同志の加算処理を行う手段を含み、その各第
1.第2の加算信号に対しそれぞれ水平方向のフィルタ
ー演算を行い垂直位置の異なる第1.第2の帯域調整信
号を出力するフィルター手段と、このフィルター手段か
らの8第1゜第2の帯域調整信号に基づいて前記混合手
段の混合比を制御する制御信号を発生する混合比制御手
段とを設けている。
と一水平走査時間ごと時間的に遅れの関係にある第1及
び第2の遅延信号を出力する遅延回路手段と、前記複合
信号及び第1の遅延信号の減算処理並びに第1及び第2
の遅延信号の減算処理を行い、垂直位置の異なる第1及
び第2の減算信号をそれぞれ出力する減算処理手段と、
前記第1.第2の減算信号の混合比が可変された信号を
出力する混合手段と、前記減算処理手段における各入力
と同じ信号同志の加算処理を行う手段を含み、その各第
1.第2の加算信号に対しそれぞれ水平方向のフィルタ
ー演算を行い垂直位置の異なる第1.第2の帯域調整信
号を出力するフィルター手段と、このフィルター手段か
らの8第1゜第2の帯域調整信号に基づいて前記混合手
段の混合比を制御する制御信号を発生する混合比制御手
段とを設けている。
(作用)
この発明によるフィルター手段は、水平垂直周波数空間
上でY信号とC信号が共に存在する領域における垂直位
置の異なるY信号高域成分同志(第1.第2の帯域調整
信号)を算出している。
上でY信号とC信号が共に存在する領域における垂直位
置の異なるY信号高域成分同志(第1.第2の帯域調整
信号)を算出している。
これらY信号成分同志はl、 C信号の混入の程度に応
じてレベルが変化することになる。また、減算処理手段
は、上記と同じ位置で得られるC信号成分(第1.第2
の減算信号)を導出している。従って、第1.第2の帯
域調整信号のレベルを比較し、レベルの小さい方がより
Y信号に対するC信号の混入が少ないと判断し、この少
ない方と同一位置の信号で得たC信号成分の混合比が多
くなるにうに、混合手段の混合比を制御するのである。
じてレベルが変化することになる。また、減算処理手段
は、上記と同じ位置で得られるC信号成分(第1.第2
の減算信号)を導出している。従って、第1.第2の帯
域調整信号のレベルを比較し、レベルの小さい方がより
Y信号に対するC信号の混入が少ないと判断し、この少
ない方と同一位置の信号で得たC信号成分の混合比が多
くなるにうに、混合手段の混合比を制御するのである。
これによって、C信号の帯域が広い場合には、C信号混
入の程度の少ない信号を表示し、画質の向上を図ること
ができる。
入の程度の少ない信号を表示し、画質の向上を図ること
ができる。
(実施例)
以下、この発明を図示の実施例によって説明する。
第1図はこの発明に係る複合信号分離回路の一実施例を
示づ回路図である。
示づ回路図である。
第1図において、11は複合信号VI、が導かれる入ツ
ノ端子、12.13は直列接続された信号遅延用のライ
ンメモリであり、端子11からの信号VIはラインメモ
リ12を介してラインメモリ13に入力する。
ノ端子、12.13は直列接続された信号遅延用のライ
ンメモリであり、端子11からの信号VIはラインメモ
リ12を介してラインメモリ13に入力する。
ラインメモリ12からの1ライン遅延信号■■1と端子
11からの複合信号VIとは加算器14に入力して加算
処理される。また、前記1ライン遅延信号V11とライ
ンメモリ13からの2ライン遅延信号VI2とは加算器
15に入力して加算処理される。更に、複合信号VIと
1ライン遅延信号V11とは、減算器16に入ノjして
減算処理され、1ライン遅延信号VIIと2ライン遅延
信号VT2とは減算器17に入力して減算処理される。
11からの複合信号VIとは加算器14に入力して加算
処理される。また、前記1ライン遅延信号V11とライ
ンメモリ13からの2ライン遅延信号VI2とは加算器
15に入力して加算処理される。更に、複合信号VIと
1ライン遅延信号V11とは、減算器16に入ノjして
減算処理され、1ライン遅延信号VIIと2ライン遅延
信号VT2とは減算器17に入力して減算処理される。
この構成によって、加算器14より第1の加算信号VL
Iが導出され、加算器15にり第2の加算信号VL2が
、減算器16より第1の減算信号VH1が、減算器17
より第2の減算信号■H2がそれぞれ導出される。
Iが導出され、加算器15にり第2の加算信号VL2が
、減算器16より第1の減算信号VH1が、減算器17
より第2の減算信号■H2がそれぞれ導出される。
第1.第2の加算信号VLI、VL2は、それぞれ水平
帯域通過フィルター(以下水平BPFと称する) 21
.22を介して制御回路23に入力する。制御回路23
は、絶対値回路41.42と判定回路43にて構成され
、水平BPF21からの信号RLIは絶対鎖目路41に
、水平BPF22からの信号RL2は絶対値回路42に
入力する。絶対値回路41.42は、信号RL1゜RL
2の絶対値(信号レベル)を検出する回路である。そし
て、各絶対値回路41.42からのレベル信号AR1、
AR2は、判定回路43に入力してレベルの大小が判定
される。判定回路43からは、所定位相を有し、上記レ
ベル差に応じた値k(0≦に≦1)を情報とする信号K
を出力する。
帯域通過フィルター(以下水平BPFと称する) 21
.22を介して制御回路23に入力する。制御回路23
は、絶対値回路41.42と判定回路43にて構成され
、水平BPF21からの信号RLIは絶対鎖目路41に
、水平BPF22からの信号RL2は絶対値回路42に
入力する。絶対値回路41.42は、信号RL1゜RL
2の絶対値(信号レベル)を検出する回路である。そし
て、各絶対値回路41.42からのレベル信号AR1、
AR2は、判定回路43に入力してレベルの大小が判定
される。判定回路43からは、所定位相を有し、上記レ
ベル差に応じた値k(0≦に≦1)を情報とする信号K
を出力する。
一方、減算器16.17の各出力V旧、VH2は、位相
調整回路31.32にそれぞれ入力する。これら位相調
整回路31.32と、各回路31.32からの信号の重
みイ」りを行う係数器33.34と、これら各係数器3
3、34からの信号を合成する加算器35とは、信号1
1.12を所定の比率で合成する混合回路18を構成し
ている。ここに、係数器33は、重み付は係数が前記判
定回路43からの信号にの意味する値kに一致するよう
に可変され、係数器34は、係数器33の重み付り係数
と1−になる関係を保つように可変される。加算器35
は、係数器33.34からの信号Vx1とVx2を加算
し、1/2倍した出力Orを水平BPF19を介して端
子20に導出する。端子20に現れる信号COは、複合
信号から分離された色信号である。
調整回路31.32にそれぞれ入力する。これら位相調
整回路31.32と、各回路31.32からの信号の重
みイ」りを行う係数器33.34と、これら各係数器3
3、34からの信号を合成する加算器35とは、信号1
1.12を所定の比率で合成する混合回路18を構成し
ている。ここに、係数器33は、重み付は係数が前記判
定回路43からの信号にの意味する値kに一致するよう
に可変され、係数器34は、係数器33の重み付り係数
と1−になる関係を保つように可変される。加算器35
は、係数器33.34からの信号Vx1とVx2を加算
し、1/2倍した出力Orを水平BPF19を介して端
子20に導出する。端子20に現れる信号COは、複合
信号から分離された色信号である。
また、上記色信号COは位相調整回路24を介して導か
れるラインメモリ12からの遅延信号V11と減算器2
5で減算される。これにより減算器25は、複合信号か
ら色信号COが除去された輝度信号YOを端子26に導
出する。
れるラインメモリ12からの遅延信号V11と減算器2
5で減算される。これにより減算器25は、複合信号か
ら色信号COが除去された輝度信号YOを端子26に導
出する。
次に動作を説明する。
第2図は複合信号Vl 、 Vll、 VI2の位置的
関係を示している。このように、各信号Vl 、 VI
I。
関係を示している。このように、各信号Vl 、 VI
I。
VI2は、垂直方向に1ラインごと異なる信号となる。
今、n+2ラインに表示される信号を■Iとすれば、n
+1ラインに表示される信号はVN。
+1ラインに表示される信号はVN。
nラインに表示される信号はVT2である。このうち、
加算器14は、信号n+2ラインの信号Vlとn+1ラ
インの信号VIIどを加算する。垂直方向に1ライン異
なる位置での信号同志を加算することは、NTSC信号
の場合、Y信号成分を抽出することになるので、加算器
14から出力する信@V[1は、n +2ラインとn+
1ラインにおけるY信号同志が合成されたY信号成分で
ある。また、加算器15の出力VL2は、n +1ライ
ンとnラインにおけるY信号同志が加算されたY信号成
分である。
加算器14は、信号n+2ラインの信号Vlとn+1ラ
インの信号VIIどを加算する。垂直方向に1ライン異
なる位置での信号同志を加算することは、NTSC信号
の場合、Y信号成分を抽出することになるので、加算器
14から出力する信@V[1は、n +2ラインとn+
1ラインにおけるY信号同志が合成されたY信号成分で
ある。また、加算器15の出力VL2は、n +1ライ
ンとnラインにおけるY信号同志が加算されたY信号成
分である。
このように、信号VL1.VL2は、互いに垂直位置の
異なる第6図C中の斜線で示した空間周波数を占めるY
信号となる これとは反対に、減算器16から出力する減算信号MH
Iは、n+2ラインとn + 1ラインにおけるC信号
を含む垂直方向高域成分同志を加算した信号成分となり
、減算器17から出力する減算信号VH2はn+1ライ
ンとnラインにおけるC信号を含む垂直方向高域成分同
志を加算した信号成分となる。
異なる第6図C中の斜線で示した空間周波数を占めるY
信号となる これとは反対に、減算器16から出力する減算信号MH
Iは、n+2ラインとn + 1ラインにおけるC信号
を含む垂直方向高域成分同志を加算した信号成分となり
、減算器17から出力する減算信号VH2はn+1ライ
ンとnラインにおけるC信号を含む垂直方向高域成分同
志を加算した信号成分となる。
しかして、加算器14.15からの信号V’L1. V
L2がそれぞれ水平BPF21,22を通過した信号R
LIは、Y信号成分が水平方向に帯域制限された帯域調
整信号となる。この信))を第3図を参照して更に説明
する。
L2がそれぞれ水平BPF21,22を通過した信号R
LIは、Y信号成分が水平方向に帯域制限された帯域調
整信号となる。この信))を第3図を参照して更に説明
する。
第3図は、第6図と同様に縦軸に垂直周波数νを、横軸
に水平周波数μを表わす空間周波数空間を示し、fSC
は色副搬送波周波数を示している。
に水平周波数μを表わす空間周波数空間を示し、fSC
は色副搬送波周波数を示している。
同図において、A領域は垂直方向及び水平方向とも低域
の信号領域を表わし、B領域は垂直方向が低域で、水平
方向が高域の信号領域を、D領域は垂直方向が高域で、
水平方向が低域の信号領域を、E領域は水平及び垂直と
も高域のC信号領域を表わしている。従って、水平BP
F21,22の中心周波数を、水平方向周波数の高域9
例えばfSC付近の周波数に設定すれば、本実施例によ
る帯域調整信号RL1.RL2は、B領域のY信号成分
となることがわかる。
の信号領域を表わし、B領域は垂直方向が低域で、水平
方向が高域の信号領域を、D領域は垂直方向が高域で、
水平方向が低域の信号領域を、E領域は水平及び垂直と
も高域のC信号領域を表わしている。従って、水平BP
F21,22の中心周波数を、水平方向周波数の高域9
例えばfSC付近の周波数に設定すれば、本実施例によ
る帯域調整信号RL1.RL2は、B領域のY信号成分
となることがわかる。
今、C信号の帯域が広い場合は、第7図で説明したよう
に、上記B領域にもC信号成分が存在することになる。
に、上記B領域にもC信号成分が存在することになる。
B領域の信号にC信号が存在すると、それだけ信号RL
1.RL2のレベルが増加する。
1.RL2のレベルが増加する。
こうして、本実施例による制御回路23には、C信号の
帯域に応じて信号レベルが変化するY信号領域の信号R
L1.RL2が入力する。
帯域に応じて信号レベルが変化するY信号領域の信号R
L1.RL2が入力する。
第4図は制御回路23におGプる判定回路43の具体的
構成を示す回路図である。51.52は信号RL1゜R
L2が絶対値回路41.42で絶対値化された信号ΔR
1,AR2の導入端子である。これら端子51゜52か
らの信号は、減算器53で減算処理される。減算器53
は、信号ARIとAR2との差成分Sを出力して非線形
回路54に供給する。非整形回路54は、例えば差成分
Sをアドレスとして、これに対応する記憶領域に混合回
路18の混合比を制御する制御値kが索表されたROM
を用い、差成分Sが与えられると、制御値kを情報とす
る信号Kを端子55に導出するにうに成っている。
構成を示す回路図である。51.52は信号RL1゜R
L2が絶対値回路41.42で絶対値化された信号ΔR
1,AR2の導入端子である。これら端子51゜52か
らの信号は、減算器53で減算処理される。減算器53
は、信号ARIとAR2との差成分Sを出力して非線形
回路54に供給する。非整形回路54は、例えば差成分
Sをアドレスとして、これに対応する記憶領域に混合回
路18の混合比を制御する制御値kが索表されたROM
を用い、差成分Sが与えられると、制御値kを情報とす
る信号Kを端子55に導出するにうに成っている。
次に、減算器16.17で得られた減算信号MHI。
VH2は位相調整回路31.32を介して係数器33.
34に入る。これらの係数器33.34の係数は、それ
ぞれ制御回路23からの信号にの持つ制御値kによって
可変され、係数器33は、制御値kにより、信号VH1
をに侶して加算器35に導き、係数器34は制御値kに
より、信号VH2を1−に倍して導く。
34に入る。これらの係数器33.34の係数は、それ
ぞれ制御回路23からの信号にの持つ制御値kによって
可変され、係数器33は、制御値kにより、信号VH1
をに侶して加算器35に導き、係数器34は制御値kに
より、信号VH2を1−に倍して導く。
例えばn + 1ラインとn 4−2ラインの信号から
算出した信号の絶対値(ARl >が、nラインとn+
1ラインの信号から算出した信号の絶対値(AR2>よ
り大きいとぎには、n + 1ラインとn+2ラインの
信号から算出した減算信号■旧の方がB領域におりるC
信号の混入が多いと判断して、制御値kがOに近い信号
Kを出力する。これにより、係数器34からの信号の割
合が係数器33からの信号の割合にり大きくなって加算
器35に入力するので、加算器35から出力するC信号
成分Crは、nラインとn +1ラインの信号から算出
した減算信号VH2に基づく信号となる。こうしてY信
号に対する混入の少ないC信号を得ることができる。逆
に、ARlがAR2より小さいときには、制御値には1
に近い値を呈する。これより、n+1ラインとn+2ラ
インの信号から算出した減算信号V112に基づくC信
号が得られ、Y信号に対する混入の少ないC信号を選択
することになる。水平B P F 19は、上記信号か
ら更に不要成分を除去し色信号COを算出する。
算出した信号の絶対値(ARl >が、nラインとn+
1ラインの信号から算出した信号の絶対値(AR2>よ
り大きいとぎには、n + 1ラインとn+2ラインの
信号から算出した減算信号■旧の方がB領域におりるC
信号の混入が多いと判断して、制御値kがOに近い信号
Kを出力する。これにより、係数器34からの信号の割
合が係数器33からの信号の割合にり大きくなって加算
器35に入力するので、加算器35から出力するC信号
成分Crは、nラインとn +1ラインの信号から算出
した減算信号VH2に基づく信号となる。こうしてY信
号に対する混入の少ないC信号を得ることができる。逆
に、ARlがAR2より小さいときには、制御値には1
に近い値を呈する。これより、n+1ラインとn+2ラ
インの信号から算出した減算信号V112に基づくC信
号が得られ、Y信号に対する混入の少ないC信号を選択
することになる。水平B P F 19は、上記信号か
ら更に不要成分を除去し色信号COを算出する。
このように、本実施例による色信号GOは、C信号のY
信号に対する混入の程度に応じて、−一りその混入のレ
ベルが少ない処理がなされIC色信号となる。
信号に対する混入の程度に応じて、−一りその混入のレ
ベルが少ない処理がなされIC色信号となる。
なお、位相調整回路31.32を設けた理由は、信号K
が所定位相を右する信号であるため、各減算信号VH1
,VH2の位相を信号にの位相に合わせる必要があるか
らである。
が所定位相を右する信号であるため、各減算信号VH1
,VH2の位相を信号にの位相に合わせる必要があるか
らである。
また、Y信号は、遅延信号V11が位相調整回路24を
通ることでC信号(信号Co)位相に位相合わせされ、
その出力が減算器25で色信号COと減算されるので、
Y信号も良質な信号となる。
通ることでC信号(信号Co)位相に位相合わせされ、
その出力が減算器25で色信号COと減算されるので、
Y信号も良質な信号となる。
こうして、本実施例による分離回路は、C信号の帯域が
広い場合でも、Y信号への洩れ混みの少ないC信号を分
離するので、垂直輪郭部で生ずるドツトクロール等の妨
害が少なくなる。
広い場合でも、Y信号への洩れ混みの少ないC信号を分
離するので、垂直輪郭部で生ずるドツトクロール等の妨
害が少なくなる。
このようなY/C分離は、C信号の混入の程度によって
混合比を制御しているので、垂直相関による制御とは異
なるY/C分離動作を行うものである。
混合比を制御しているので、垂直相関による制御とは異
なるY/C分離動作を行うものである。
[発明の効果]
以上説明したようにこの発明によれば、Y信号に対する
C信号の干渉を抑制することができる。
C信号の干渉を抑制することができる。
第1図はこの発明に係る複合信号分離回路の一実施例を
示す回路図、第2図及び第3図はこの発明の詳細な説明
するための説明図、第4図はこの発明による制御回路の
構成を詳細に示す回路図、第5図は従来の複合信号分離
回路の一例を示す回路図、第6図は第5−の動作を説明
する特性図、第7図は色信号が広帯域の場合の特性図、
第8図は除去できない垂直方向高域成分を示す特性図で
ある。 j2,13・・・ラインメモリ、14.、15・・・加
算器、16゜17・・・減算器、18・・・混合回路、
19.21.22・・・水平バンドパスフィルター、2
3・・・制御回路、24・・・位相調整回路、25・・
・減算器、31.32・・・位相調整回路、33゜34
・・・係数器、35・・・加算器、41.42・・・絶
対値回路、43・・・判定回路。 CCC
示す回路図、第2図及び第3図はこの発明の詳細な説明
するための説明図、第4図はこの発明による制御回路の
構成を詳細に示す回路図、第5図は従来の複合信号分離
回路の一例を示す回路図、第6図は第5−の動作を説明
する特性図、第7図は色信号が広帯域の場合の特性図、
第8図は除去できない垂直方向高域成分を示す特性図で
ある。 j2,13・・・ラインメモリ、14.、15・・・加
算器、16゜17・・・減算器、18・・・混合回路、
19.21.22・・・水平バンドパスフィルター、2
3・・・制御回路、24・・・位相調整回路、25・・
・減算器、31.32・・・位相調整回路、33゜34
・・・係数器、35・・・加算器、41.42・・・絶
対値回路、43・・・判定回路。 CCC
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 第1の信号に第2の信号が周波数多重された複合テレビ
ジョン信号から前記第1の信号と第2の信号を分離する
複合信号分離回路において、前記複合信号を入力しこの
入力信号より一水平走査時間遅れた第1の遅延信号及び
この遅延信号より更に一水平走査時間遅れた第2の遅延
信号を出力する遅延回路手段と、 前記複合信号及び第1の遅延信号の減算処理並びに第1
及び第2の遅延信号の減算処理を行い、垂直位置の異な
る第1及び第2の減算信号をそれぞれ出力する減算処理
手段と、 前記第1、第2の減算信号の混合比が可変された信号を
出力する混合手段と、 前記減算処理手段における各入力と同じ信号同志の加算
処理を行う手段を含み、その各第1、第2の加算信号に
対しそれぞれ水平方向のフィルター演算を行い垂直位置
の異なる第1、第2の帯域調整信号を出力するフィルタ
ー手段と、 このフィルター手段からの各第1、第2の帯域調整信号
に基づいて前記混合手段の混合比を制御する制御信号を
発生する混合比制御手段とを具備したことを特徴する複
合信号分離回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5243188A JPH01226291A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 複合信号分離回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5243188A JPH01226291A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 複合信号分離回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01226291A true JPH01226291A (ja) | 1989-09-08 |
Family
ID=12914570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5243188A Pending JPH01226291A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 複合信号分離回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01226291A (ja) |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP5243188A patent/JPH01226291A/ja active Pending
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