JPH04126470A - 輪郭強調回路 - Google Patents

輪郭強調回路

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JPH04126470A
JPH04126470A JP2246047A JP24604790A JPH04126470A JP H04126470 A JPH04126470 A JP H04126470A JP 2246047 A JP2246047 A JP 2246047A JP 24604790 A JP24604790 A JP 24604790A JP H04126470 A JPH04126470 A JP H04126470A
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signal
vertical
output
contour
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JP2246047A
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Yasuo Takahashi
康夫 高橋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、テレビジョン受像機等に用いられる輪郭強
調回路に関する。
(従来の技術) 第9図は動き適応形3次元輝度・色信号(Y/C)分離
回路の基本的なブロック図を示している。
入力端子401に導入された複合映像信号は、動き検出
回路402、静止画Y/C分離回路403及び動画Y/
C分離回路404に入力される。
動き検出回路402は1画像の動きを検出して制御信号
を混合器405の制御端子に供給する。
静止画Y/C分離回路403は、フレーム間演算により
Y/C分離を行い静止画輝度信号Ysと静止画色信号C
sを混合器405の入力端子にそれぞれ供給する。
動画Y/C分離回路404は、フィールド内演算により
Y/C分離を行い動1画輝度信号Ymと動画色信号Cm
を混合器405の入力端子にそれぞれ供給する。
混合器405は、前記動き検出回路402からの制御信
号により、静止画部分では静止画輝度信号Ysと静止画
色信号Csを、動画部分では動画輝度信号Ymと動画色
信号Cmを出力する。その際、画像の動き量が非常に少
ない部分では、静止画から動画へ切換える時に、画質の
変化が不自然になるため、静止画輝度信号Ysと動画輝
度信号Ym及び静止画色信号Csと動画色信号Cmを適
度な割合で混合し、輝度信号Yを輝度信号出力端子40
6に、色信号Cを色信号出力端子407に導出する。
この時、動き検出回路402での動き量をkとし、0≦
に≦1とすると、輝度信号Y及び色信号Cは、 Y−kYm+ (1−k)Ys C=kCm+ (1−k)Cs で表される。
第10図は、輝度信号Yの2次元周波数スペクトルを示
したもので、横軸はテレビジョンの水平方向周波数(M
Hz)、縦軸はテレビジョンの垂直方向周波数(本/画
面高)、fSCは色副搬送波周波数成分の位置を示して
いる。
静止画輝度信号Ysは、フレーム間演算により分離され
ているため、第10図(a)に示されるように垂直及び
水平方向のどの周波数成分でも含んでいる。これに対し
、動画輝度信号Ymは、フィールド内演算により分離さ
れている。従って、動画輝度信号Ymの斜め方向の成分
は、色信号と輝度信号が完全に分離されていない。この
ため同図(b)の領域Aに示されるように信号の欠落が
見られる。
ところで、人間の目の解像度は、静止画像に比べ動画像
で劣っているため速い動きの画像に対しては特に問題は
ない。例えば、静止状態から比較的ゆっくり画像の一部
が動き始める場合などは、目の解像度がそれ程劣らない
ためボケ感を生じる。
また、細かい絵柄部分では、画面上の解像度の低下と共
に動画郡全体の輝度が低下し違和感を生しる場合かある
そこで、第11図に示す様に、動画部の垂直低域部及び
水平高域部(領域S)を強調して見掛上の解像度を補償
する輪郭強調回路の提案が出されている。
第12図は従来の輪郭強調回路を示している。
入力端子1に導入された複合映像信号LOは、1水平期
間(以下IHと記す)分の遅延量を伴うラインメモリ2
とコムフィルタ4を構成する係数器4aに入力される。
ラインメモリ2の出力信号L1は、ラインメモリ3と係
数器4bに入力される。ラインメモリ3の出力信号L2
は係数器4cに入力される。
係数器4a、4b、4cは、入力信号に対しく一1/4
)、(1/2)、(−1/4)の係数を乗じ、加算器4
dに出力する。
コムフィルタ4は、垂直高域成分を抽出する垂直フィル
タである。
コムフィルタ4の出力は、色信号成分を抽出する帯域通
過フィルタ(以下BPFと記す)101を介して減算器
9に入力される。
減算器9には、前記ラインメモリ2の出力信号L1が入
力され、この信号L1からBPFlolの出力信号が減
算される。つまり減算器9ては、複合映像信号から色信
号成分が減算され輝度信号Yが得られる。この輝度信号
Yは加算器10に入力される。
コムフィルタ4の出力は、減算器5にも入力され、減算
器5には、さらに前記ラインメモリ2の出力信号L1が
入力されている。
従って減算器5は、IH分遅延された複合映像信号L1
から前記コムフィルタ4の出力(垂直高域成分)を減算
し、垂直低域成分を出力する。
減算器5の出力は、高域通過フィルタ(以下HPFと記
す)102に入力される。このHPF102からは輝度
信号Yの水平高域成分か抽出される。この成分が第11
図で示した領域Sの信号であり輪郭強調用の成分である
。この成分は係数器100を介し加算器10に入力され
、前記加算器9の出力の輝度信号Yに重畳される。
加算器10の出力は、前記係数器100の乗算係数にの
値に応じて、第11図の領域S1が強調された信号(輪
郭強調信号)であり、出力端子11に導出される。
(発明か解決しようとする課題) 上記輪郭強調回路に、例えば第13図(a)に示す様な
、画面上半分が赤と青の中間色(マゼンダ)、下半分が
緑の絵柄が入力された場合を考えると、画像の2次元周
波数スペクトルは、第13図(bo)に示す様に垂直方
向に伸びている。
特に、色信号の周波数スペクトルは色副搬送波fscの
空間周波数を中心に垂直方向に伸びている(同図(b)
領域S2)。このためHPF102の出力に色成分が混
入することがあり、垂直方向のドツト妨害を強調してし
まうことになる。
このような妨害を軽減するには、係数器100の・係数
値kを小さくすれば良い′が、この様にすると今度は動
画部分が多い画像で前記係数器100の係数値kが小さ
いため、充分な輪郭強調効果を得ることができない。つ
まり第11図に示す領域Sの輪郭強調の効果も期待でき
ないことになる。
この発明は、この様な事情に鑑み、垂直方向の輪郭強調
回路を加えて、垂直及び水平方向の輪郭強調を適応的に
行うことにより、ドツト妨害の少ない輪郭強調回路を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、コムフィルタと、このコムフィルタからの
垂直高域成分に含まれる色信号を抽出し、前記コムフィ
ルタからの複合映像信号から前記色信号成分を除去する
ことにより輝度信号を抽出する輝度信号抽出手段と、前
記コムフィルタからの前記垂直高域成分から垂直輪郭成
分を抽出する手段と、前記コムフィルタからの複合映像
信号から前記コムフィルタからの垂直高域成分を減算し
水平輪郭成分を抽出する手段と、前記垂直輪郭成分を第
1の係数器及び絶対値回路に入力し、また前記水平輪郭
成分を第2の係数器及び絶対値回路に入力し垂直及び水
平輪郭成分のうち大きい方の成分を前記絶対値回路の出
力に基づいて比較判別し、この判別結果に基づき大きい
ほうの成分に対応する係数器の出力を選択する輪郭強調
信号抽出手段と、前記輝度信号抽出手段からの輝度信号
と前記輪郭強調信号抽出手段からの輪郭強調信号とを合
成する手段とを具備したものである。
(作用) 上記手段によればこの発明の輪郭強調回路は、上記混合
手段により絵柄に応じた水平または垂直輪郭強調成分を
抽出し、輝度信号に重畳するためドツト妨害の少ない輪
郭強調を行うごとができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの発明、の一実施例である。第12図と同一
部には同一符号を付して説明する。
入力端子1に導入された複合映像信号LOは、IHの遅
延量を有するラインメモリ2に入力されると共に、コム
フィルタ4を構成する係数器4aに入力される。ライン
メモリ2の出力信号L1は、同じ<IHの遅延量を有す
るラインメモリ3に人力されると共に、コムフィルタ4
の係数器4bに入力される。ラインメモリ3の出力信号
L2は、コムフィルタ4の係数器4Cに入力される。
コムフィルタ4は、係数器4a、4b、4cの出力信号
を加算する加算器4dを有し、この加算器4dから垂直
高域成分を得ることができる垂直フィルタである。係数
器4a、4b、4cの係数値はそれぞれ(−1/4)、
(1/2)。
(−1/4)である。
コムフィルタ4の出力(垂直高域成分)は、帯域通過フ
ィルタ(以下BPFと記す)101に入力される。この
BPFIOIは色信号成分を抽出して減算器9に供給す
る。
減算器9には、前記ラインメモリ2の出力信号L1が入
力され、この信号L1からBPFIOIの出力信号が減
算され輝度信号Yが得られる。減算器9は、この輝度信
号Yを加算器10に出力している。
コムフィルタ4の出力は、低域通過フィルタ(以下LP
Fと記す)103及び減算器5にも入力され、減算器5
には、さらに前記ラインメモリ2の出力信号L1が入力
されている。減算器5は、ラインメモリ2の出力信号(
複合映像信号)Llからコムフィルタ4の出力(垂直高
域成分)を減算し、垂直低域成分を出力する。
減算器5の出力信号は、高域通過フィルタ(以下HPF
と記す)102に入力される。このHPF102は、垂
直低域成分から水平高域成分を抽出して絶対値回路31
1と係数器201に供給する。
LPF103の出力は、絶対値回路310と係数器20
0に入力される。
絶対値回路310,311の出力は、比較器312に入
力される。比較器312は、2つの入力のうち絶対値の
大きいほうを判定し、選択信号を選択回路313の制御
端子に供給する。ここで選択回路313は、LPF10
3の出力信号の絶対値がHPF102の出力信号の絶対
値よりも大きい場合は、係数器200の出力信号を選択
して導出し、逆の場合は係数器201の出力信号を選択
して導出する。選択回路313により選択導出された信
号は、加算器10に加えられる。加算器10は、この選
択回路の出力(輪郭強調信号)と加算器9の出力(輝度
信号Y)を重畳して出力端子11に導出する。
次にHPF102及びLPF103の機能を第2図を参
照して説明する。
第2図は、画像の2次元周波数スペクトルを示している
。第2図において、横軸はTVの水平方向周波数(MH
z)、縦軸はTVの垂直方向周波数(本/画面高)、f
scは色副搬送波周波数成分の位置を示している。
LPF103は、第2図の領域A(垂直輪郭成分)を抽
出するフィルタであり、HPF102は、同図領域D(
水平輪郭成分)を抽出するフィルタである。
比較器312は、第2図の領域A、D、すなわち垂直輪
郭成分と水平輪郭成分の絶対値の大小を比較し、絶対値
の大きいほうの入力を選択する選択信号を出力する。
係数器200,201は、垂直輪郭成分(LPF103
の出力)、水平輪郭成分(HPF102の出力)を目視
上適切な値に調整するために、これらの信号に係数値k
l、に2を乗じて選択回路313に出力する。
次に、第3図に示す各絵柄が入力された場合の各部分の
動作を説明する。第3図の(a)欄は入力される絵柄の
種類、同図(b)欄は入力絵柄の2次元周波数スペクト
ル、同図(c)欄は輪郭強調の種類を示している。
第3図(1) −(a)欄に示す水平輝度エツジ部の絵
柄が入力された場合、周波、数スペクトルは同図(1)
−(b)欄の様に、垂直低域及び水平。
高域のレベルが高くなる。従って、HPF102の抽出
成分(水平輪郭成分)が多くなるため、選択回路313
はHPF102側(係数器201(7)出力)を選択し
出力する。
第3図(2)−(a)欄に示す水平色エツジ部の絵柄が
入力された場合、周波数スペクトルは同図(2)−(b
)欄の様に、輝度信号については垂直低域及び水平高域
のレベルが高く、色信号については色副搬送波fscを
中心に水平方向のレベルが高くなる。これは、一般的に
色変化がある場合は輝度変化も伴うという性質(色信号
と輝度信号の相関性)によるものである。従って、HP
F102の抽出成分(水平輪郭成分)が多くなるため、
選択回路313はHPF102側(係数器201の出力
)を選択し出力する。
従って、LPF103の出力すなわち色信号成分を選択
しないため、従来問題となっていた色信号によるドツト
妨害を防ぐことができる。
第3図(3)−(a)欄に示す垂直輝度エツジ部の絵柄
が入力された場合、周波数スペクトルは同図(3)−(
b)欄の様に、垂直高域及び水平低域のレベルが高くな
る。従って、LPF103の抽出成分(垂直輪郭成分)
が多くなるため、選択回路313はLPF103側(係
数器200の出力)を選択し出力する。
第3図(4)−(a)欄に示す垂直色エツジ部の絵柄が
入力された場合、周波数スペクトルは同図(4)−(b
)欄の様に、輝度信号については垂直高域及び水平低域
のレベルが高く、色信号については色副搬送波fscを
中心に垂直方向のレベルが高くなる。これは、色信号と
輝度信号に相関性があるためである。従って、LPF1
03の抽出成分(垂直輪郭成分)が多くなるため、選択
回路313はLPF103側(係数器20Cl)出力)
を選択し出力する。
従って、HPF102の出力すなわち色信号成分を選択
しないため、従来問題となっていた色信号によるドツト
妨害を防ぐことができる。
以上のように生成された輪郭強調成分は、加算器10で
輝度信号Yに重畳され、出力端子11に導出される。
第4図はこの発明の他の実施例である。第12図と同一
部には同一符号を付して説明する。
入力端子1に導入された複合映像信号LOは、ラインメ
モリ2、コムフィルタ4の係数器4a及び減算器205
に入力される。ラインメモリ2の出力信号L1は、ライ
ンメモリ3とコムフィルタ4の係数器4bに人力される
。ラインメモリ3の出力信号L2は、コムフィルタ4の
係数器4cと減算器205に人力される。
コムフィルタ4は、係数器4a、4b、4Cの出力信号
を加算する加算器4dを有し、この加算器4dから垂直
高域成分を得ることができる垂直フィルタである。係数
器4a、4b、4cの係数値はそれぞれ(−1/4)、
(1/2)。
(−1/4)である。
コムフィルタ4のaカ(垂直高域成分)は、色信号成分
を抽出する帯域通過フィルタ(以下BPFと記す)1o
1を介して減算器9に入力される。
減算器9には、前記ラインメモリ2の出力信号L1が入
力され、この信号L1がらBPFIOlの出力信号が減
算され輝度信号Yが得られる。減算器9は、この輝度信
号Yを加算器1oに出力している。
コムフィルタ4の出力は、低域通過フィルタ(以下LP
Fと記す)103、減算器5及び帯域通過フィルタ(以
下BPF104と記す)104にも入力されている。減
算器5には、さらに前記ラインメモリ2の出力信号L1
か人力されている。
減算器5は、ラインメモリ2の出力信号L1からコムフ
ィルタ4の出力(垂直高域成分)を減算し、垂直低域成
分を出力する。
BPF104の出力は、絶対値回路301と非線形回路
303を直列に介し、さらに信号が反転されて係数器2
02の制御端子に入力される。係数器202の入力端子
にはLPF103からのaカが入力されている。
BPF105には減算器205からの出力が入力されて
いる。BPF105の出力は、絶対値回路302と非線
形回路304を直列に介し、さらに信号が反転されて係
数器203の制御端子に入力される。係数器203の入
力端子にはHPF102からの出力が入力されている。
係数器202.203の出力は、加算器305に入力さ
れ、加算器305の出力は、加算器10に人力される。
加算器10は、この輪郭強調信号と先の輝度信号Yとを
重畳し、出力端子11に導出する。
次にBPF104,105及び減算器205の機能を第
5図を参照して説明する。HPF102及びLPF10
3については、先の実施例と同一なので説明を省略する
第5図は、画像の2次元周波数スペクトルを示している
。第5図において、横軸はTVの水平方向周波数(MH
z)、縦軸はTVの垂直方向周波数(本/画面高)、f
scは色副搬送波周波数成分の位置を示している。
BPF104は、第5図(a)の領域E(3、58/ 
2 [M Hzコ近傍)を抽出する。
BPF105は、同図(b)の領域F (3,58[MHz]近傍)を抽出する。
減算器205は、コムフィルタ4の出力と減算器5の出
力のほぼ中間の周波数成分を抽出する垂直フィルタとし
ての機能を持つ。そして第5図(b)の領域G (52
5/8 [本/画面高]近傍)を抽出し、その信号は2
H間の差分信号となる。
次に非線形回路30’3,304は、係数器202.2
03の係数値kl、に2を制御する信号を、絶対値回路
301,302からの入力レベルに応じて係数器202
,203に出力する。第6図は上記制御信号を示したも
ので、横軸は非線形回路303,304に入力される絶
対値回路301.302からの入力レベル、縦軸は係数
器202.203の係数値kl、に2を示している。
ここでαは係数器202の係数値に1を、βは係数器2
03の係数値に2を示している。α、βは、0以上の任
意の値で考えれば良いが、通常0≦α≦1.0≦β≦1
程度の値である。
係数器202,203は、上記非線形回路303.30
4の制御に従い、LPF103の出力(垂直輪郭成分)
に係数αを乗じ、ま八HPF102の出力(水平輪郭成
分)に係数βを乗じている。係数器202,203の出
力は、それぞれ垂直輪郭強調成分、水平輪郭強調成分と
して加算器305に供給される。
次に、第7図に示す各桧柄か入力された場合の各部分の
動作を第8図を参照して説明する。第7図(a)欄は入
力される絵柄の種類、同図(b)欄は入力絵柄の2次元
周波数スペクトル、同図(c)欄、(d)欄は係数器2
03,202の係数値を示している。第8図は、BPF
104゜105の抽出領域、垂直、水平エツジの周波数
成分及び垂直、水平色エツジの周波数成分を示している
第7図(1)−(a)欄に示す水平輝度エツジ部の絵柄
が入力された場合、周波数スペクトルは同図(1)−(
b)欄の様に、垂直低域及び水平高域のレベルが高くな
る。従って、BPF105のレベルは低くなり、係数器
203の乗算係数klは、αに制御される。また、BP
F104の出力レベルも低くなるため、係数器202の
乗算係数に2は、βに制御される。上記制御による乗算
係数を、垂直低域及び水平高域成分(水平輪郭成分)を
抽出するH P F 1’ 02の出力に乗し、加算器
305に導出される。
第7図(2)−(a)欄に示す水平色エツジ部の絵柄か
入力された場合、色信号の周波数スペクトルは同図(2
)〜(b)欄の様に、輝度信号については垂直低域及び
水平高域のレベルか高(、色信号については色副搬送波
fscを中心に水平方向のレベルが高(なる。従って、
BPF104が抽出するレベルは高くなるため、係数器
202の乗算係数に1は0に制御される。また、BPF
105が抽出するレベルは低くなるため、係数器20B
の乗算係数に2はβに制御される。上記制御により、H
PF102の出力に乗算係数βを、LPF103の出力
に乗算係数0を乗する。これにより、第8図の領域Aに
洩れ込んできた色信号成分は強調されず、前記輝度信号
Yには重畳されない。よって、水平方向のドツト妨害は
生じない。
第7図(3) −(a)欄に示す垂直輝度エツジ部の絵
柄が入力された場合、周波数スペクトルは同図(7)−
(b)欄の様に、垂直高域及び水平低域のレベルが高く
なる。従って、BPF105の出力レベルは低くなり、
係数器203の乗算係数に1はαに制御される。また、
BPF104の出力レベルも低くなるため、係数器20
2の乗算係数に2はβに制御される。上記制御による乗
算係数を、垂直高域及び水平低域成分(垂直輪郭成分)
を抽出するLPF103の出力に乗じ、加算器305に
導出される。
第7図(4)−(a)欄に示す垂直色エツジ部の絵柄が
入力された場合、色信号の周波数スペクトルは同図(4
)−(b)欄の様に、色副搬送波fscの空間周波数を
中心とした垂直方向のレベルが高くなる。従って、BP
F 104が抽出するレベルは低くなるため、係数器2
02の乗算係数に1はαに制御される。また、BPF1
05か抽出するレベルは高くなるため、係数器203の
乗算係数に2は0、に制御される。上記制御により、H
PF102の出力に乗算係数0を、LPFloBの出力
に乗算係数αを乗する。これにより、第8図の領域りに
洩れ込んできた色信号成分は強調されず、前記輝度信号
Yには畳されない。よって、垂直方向のドツト妨害は生
じない。
なお、本実施例はデジタルシグナルプロセッサ(DSP
)でも実施可能である。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明の輪郭強調回路によれば、
比較的少ないハードウェアの追加によりドツト妨害の発
生か少ない適切な輪郭強調をかけることができる。また
不必要な部分には輪郭強調をかけないので、ノイズ成分
が増すことかなくS/Nか向上する。
また、動き適応形3次元Y/C分離回路の動画用Y/C
分離に用いれば、動画から静止画への切換わり時に生じ
るボケ感を大幅に低減し自然な画像を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に関わる輪郭強調回路の一実施例を示
す構成図、第2図は第1図の輪郭強調回路の動作を説明
するための図、第3図は第1図の輪郭強調回路の動作を
説明するための図、第4図はこの発明に関わる輪郭強調
回路の他の実施例を示す構成図、第5図は第4図の輪郭
強調回路の動作を説明するための説明図、第6図は第4
図の係数器の動作を説明するための説明図、第7図及び
第8図は第4図の輪郭強調回路の動作を説明するための
説明図、第9図は動き適応形3次元Y/C分離回路の構
成図、第10図は動き適応形3次元Y/C分離回路にお
ける輝度信号の周波数スペクトルを示す図、第11図は
従来の輪郭強調回路の動作を説明するための説明図、第
12図は従来の輪郭強調回路を示す構成図、第13図は
従来の輪郭強調回路の動作を説明するための説明図であ
る。 1.401・・・入力端子、2,3・・・ラインメモリ
、4・・・コムフィルタ、5,9,205・・・減算器
、10.305・・・加算器、11・・・出力端子、1
01゜104.105・・・バンドパスフィルタ、10
2・・・バイパスフィルタ、j03・・・ローパスフィ
ルタ、100.200,201,202,203・・・
係数器、301,302,310,311・・・絶対値
回路、303,304・・・非線形回路、312・・・
比較器、313・・・選択回路、402・・・動き検出
回路、3・・・静止画Y/C分離回路、 ・・・動画 Y/C分離回路、 5・・・混合器、 6・・・輝度 信号出力端子、 7・・・色信号出力端子。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コムフィルタと、このコムフィルタからの垂直高
    域成分に含まれる色信号を抽出し、前記コムフィルタか
    らの複合映像信号から前記色信号成分を除去することに
    より輝度信号を抽出する輝度信号抽出手段と、 前記コムフィルタからの前記垂直高域成分から垂直輪郭
    成分を抽出する手段と、 前記コムフィルタからの複合映像信号から前記コムフィ
    ルタからの垂直高域成分を減算し水平輪郭成分を抽出す
    る手段と、 前記垂直輪郭成分を第1の係数器及び絶対値回路に入力
    し、また前記水平輪郭成分を第2の係数器及び絶対値回
    路に入力し垂直及び水平輪郭成分のうち大きい方の成分
    を前記絶対値回路の出力に基づいて比較判別し、この判
    別結果に基づき大きいほうの成分に対応する係数器の出
    力を選択する輪郭強調信号抽出手段と、 前記輝度信号抽出手段からの輝度信号と前記輪郭強調信
    号抽出手段からの輪郭強調信号とを合成する手段とを具
    備したことを特徴とする輪郭強調回路。
  2. (2)コムフィルタと、このコムフィルタからの垂直高
    域成分に含まれる色信号を抽出し、前記コムフィルタか
    らの複合映像信号から前記色信号成分を除去することに
    より輝度信号を抽出する輝度信号抽出手段と、 前記コムフィルタからの前記垂直高域成分から垂直輪郭
    成分を抽出し、この垂直輪郭成分を第1の係数器に入力
    する手段と、 前記コムフィルタからの前記垂直高域成分から水平周波
    数3.58/2[MHz]近傍、垂直周波数525/8
    [本/画面高]以上の周波数スペクトル帯域の成分を抽
    出し、この成分を第1の絶対値回路に入力する手段と、 前記第1の絶対値回路の出力に非線形特性を与え前記第
    1の係数器の利得を制御する手段と、前記コムフィルタ
    からの前記複合映像信号から前記コムフィルタからの前
    記垂直高域成分を減算し水平輪郭成分を抽出し、この成
    分を第2の係数器に入力する手段と、 前記コムフィルタからの前記複合映像信号から水平周波
    数3.58/2[MHz]以上、垂直周波数525/8
    [本/画面高]近傍の周波数スペクトル帯域の成分を抽
    出し、この成分を第2の絶対値回路に入力する手段と、 前記第2の絶対値回路の出力に非線形特性を与え前記第
    2の係数器の利得を制御する手段と、前記第1及び第2
    の絶対値の出力を合成し輪郭強調信号を抽出する手段と
    、 前記輝度信号抽出手段からの輝度信号と前記輪郭強調信
    号抽出手段からの輪郭強調信号とを重畳する手段とを具
    備したことを特徴とする輪郭強調回路。
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