JPH01223065A - 圧力調整弁 - Google Patents

圧力調整弁

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JPH01223065A
JPH01223065A JP4813588A JP4813588A JPH01223065A JP H01223065 A JPH01223065 A JP H01223065A JP 4813588 A JP4813588 A JP 4813588A JP 4813588 A JP4813588 A JP 4813588A JP H01223065 A JPH01223065 A JP H01223065A
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valve
chamber
air
pressure regulating
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Hideo Tamamori
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、例えば鉄道車両用保安ブレーキ装置等の空
気圧回路に使用される圧力調整弁に調圧機能の他にこの
圧力調整弁に接続される空気圧機器への圧力空気の給気
と空気圧機器内の圧力空気の排気の切換機能を具備させ
た圧力調整弁に関する。
〈従来の技術〉 従来、圧力調整弁1bと切換弁2を使用する空気圧回路
は例えば第5図に示すものが知られている0図に示す圧
力調整弁1bは、例えば7 Kg/cm”の圧力空気源
3に接続されている給気室5bと、切換弁2に接続され
ている出力室7bを有し、この給気室5bと出力室7b
は給気孔8bにより連通している。
この給気孔8bの給気室5b側に給気弁座21bか突設
されており、この給気弁座21bに着座するように戻し
ばね19bによって付勢された給気弁9bか設けられて
いる。また、圧力調整弁1bの下部に上面に出力室7b
の空気圧を受け、下面に調圧ばね4の付勢力を受けるよ
うに調圧ピストン13bか設けられている。この調圧ピ
ストン13bには、前記給気弁9bの下面に給気孔8b
側から先端か対向し、内部に設けられた排気孔18bが
先端に開口していると共に圧力調整弁1bの本体23b
に設けられた排気口10bに連通している排気弁棒14
bか中心部に結合されている。
上記の構成により、圧力空気源3から給気室5bに供給
される7 Kg/c■2の圧力空気は調圧ばね4の設定
により出力室7bの空気圧を例えば3.5 Kg/c+
++2に減圧され、出力室7bの圧力はこの設定圧に保
持される。この調圧空気は切換弁2の給気室5aに供給
されている。
この切換弁2の給気弁9aは、図の電磁弁6かONにさ
れることによって開いて給気室5aと出力室7aとを連
通ずる。また、電磁弁6をOFFにすることによりて切
換弁2の給気孔8aは給気弁9aによって閉じられ、出
力室7aは排気口10aに連通して大気と連通する。給
気弁9aは、図の電磁弁6、タイヤフラムlla、設定
ばね12等によって制御されるピストン13aに設けら
れた排気弁棒14aの上昇によって開動作し、排気弁棒
14aの下降によって閉動作する。
この開閉動作の概要は次の通りである。第5図は圧力空
気源3とパイロット室15aとを接続する接続管に設け
られた電磁弁6がOFFの状態であり、給気弁9aは給
気孔8aを閉じており、排気弁棒14aの先端は給気弁
9aの下方に位置している。この状態から電磁弁6をO
Nにすると、電磁弁6かパイロット室15aへの圧力空
気の流入を遮断し、かつパイロット室15a内の圧力空
気を電磁弁6の排気孔17を介して大気に開放する。こ
れによってパイロット室15a内が所定圧力以下になる
と、設定ばね12の伸長力によってピストン13aは押
し上げられ、それと共に排気弁棒14aが上昇して給気
弁9aを押し上げて給気孔8aを開く。このとき排気弁
棒14aの先端の開口が給気弁9aの下面に当接して排
気弁棒14aの排気孔18aは閉塞されるので、圧力調
整弁1bから供給される調圧空気は切換弁2の給気室5
aと給気孔8aを介して出力室7aに至る。
次に、この状態から給気弁9aが給気孔8aを閉じるこ
とによって給気室5aと出力室7aを遮断し、かつ出力
室7aと排気口10aとを排気弁棒14aの排気孔18
gを介して接続するときは、第5図に示すように電磁弁
6をOFFにすることによって圧力空気@3の圧力空気
を電磁弁6を介してパイロット室15a内に供給する。
パイロット室15aに供給された圧力空気はピストン1
3aを設定ばね12に抗して押し下げ、これによって排
気弁棒j4aの先端な給気弁9aの下面から離れる位置
にする。給気弁9aは戻しばね19aによって押し下げ
られて給気孔8aを閉じる。これによって、調圧空気は
給気室5aから出力室7aに至らず、出力室7aの調圧
空気は排気弁棒14aの排気孔18aを介して大気に開
放される。
以上に説明した圧力調整弁1bと切換弁2を利用する装
置として、例えば実公昭50−38089号公報に示さ
れている保安ブレーキ装置がある。
〈発明か解決しようとする課題〉 従来、所定圧力の空気の供給又は排気を遠隔操作するた
めに一般に第5図に示すシステムが利用されているか、
空気圧機器への供給流量が極少量の特殊な場合は切換弁
を使用せずに電磁弁を切換弁として使用することがある
。供給流量が多量の場合に電磁弁を切換弁として使用す
るときは、電磁弁の給気孔及び給気弁を大きくする必要
があり、これによって給気弁を駆動する電磁石も大きく
なり、電磁石を作動させるための制御設備の電気容量が
増加することになる。従って、空気圧機器への供給流量
が極少流量の特殊な場合以外の通常供給流量を必要とす
る場合に電磁弁を切換弁として使用すると、この電磁弁
と制御設備の重量は第5図に示す切換弁と制御設備を含
む電磁弁の重量よりも重くなるという問題が生じる。ま
た、この他にこのような大型の電磁弁の電磁石を通゛屯
状態から開放状態にするときに生じるサージ電流により
他の電気機器に悪影響を与えるという問題もある。この
ような理由のために通常供給流量を必要とする空気圧機
器においては、小型の電磁弁で切換弁を開閉する第5図
のシステムか一般的に利用されている。しかし、このシ
ステムにおいても、鉄道車両用保安ブレーキ装置に使用
する場合は、更に重量の軽減とコンパクト化か要望され
ている。また、圧力調整弁と切換弁と電磁弁とを接続す
る配管作業がわずられしいという問題と、切換弁の切換
動作において、給気弁の開動作は設定ばねの作用力によ
ってピストンと共に給気弁を押し上げて給気孔が開く構
成であるので、設定ばねが伸長状態になるまでの復元時
間による遅延は最近の高速応答制御に対応できなくなり
つつあるという問題かある。
本発明は、従来の技術に有するこのような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、圧力
調整弁に切換弁の機能を具備させることにより、各々の
弁を接続する配管作業を省くことと、圧力調整弁と切換
弁の機能を有する弁装置の重量を軽量にし嵩を小さくし
、更に電磁弁に信号を発してから切換弁か開弁するまて
の時間を短縮しようとすることにある。
〈課題を解決するための手段〉 この発明は、圧力空気源に接続される給気室と、空気圧
機器に接続される出力室と、前記給気室と出力室とを連
通する給気孔と、その給気孔の給気室側に突設された給
気弁座と、その給気弁座に着座するようにばねによって
付勢された給気弁と、先端か前記給気弁に給気孔側から
対向し内部に設けられた排気孔が先端に開口していると
共に排気口に連通している排気弁棒と、その排気弁棒に
結合され一方に前記出力室の空気圧を受け他方に調圧ば
ねの付勢力を受けるように設けられた調圧ピストンとを
具備する圧力調整弁において、前記給気室と給気孔と給
気弁座と給気弁とを中間体に設け、その中間体を圧力調
整弁本体内に給気弁の開閉移動方向に一定範囲で進退移
動自在に設け、その中間体を圧力空気の供給により前記
排気弁棒側へ前進移動させ圧力空気の排出により前記給
気室の空気圧で後退移動するようにパイロット室を設け
、前記調圧ピストンの調圧ばねによる移動端を後退位置
にある前記中間体の給気弁に対し前記排気弁棒先端が離
れ前進位置にある中間体の給気弁に対し当接して開弁す
るように定め、前記パイロット室に対する圧力空気の給
排手段を設けてなるものである。
く作用〉 この発明において、給気室と給気孔と給気弁座と給気弁
とを設けた中間体が圧力調整弁本体内に給気弁の開閉方
向に一定範囲で進退移動自在に設けられていや。圧力空
気の給排手段が排気状態では、パイロット室に圧力空気
が供給されず、パイロット室は大気に連通ずる。中間体
は給気室の空気圧により後退位置に移動させられて、給
気弁はばねの付勢力により給気弁座に着座し、排気弁棒
の先端は、給気弁から離れた位置にある。この位置関係
では、給気室に接続する圧力空気源の圧力空気は出力室
に接続する空気圧機器に供給されず、空気圧機器は出力
室と排気弁棒の排気孔と排気口を通って大気と連通ずる
この圧力空気の給排手段を排気状態から給気状態にする
と、パイロット室に圧力空気が供給されて、中間体はパ
イロット室の空気圧により後退位置から前進位置に移動
させられて、給気弁は排気弁棒の先端に当接して給気孔
が開き、排気弁棒の排気孔は給気弁により閉じられる。
この位置関係ては、圧力空気源の圧力空気は給気孔を通
って空気圧機器に供給され、排気孔が閉塞されているの
で空気圧機器内の圧力空気は排気されない。
従って、圧力空気は出力室に流入して、この出力室の圧
力空気が調圧ピストンを調圧ばねな圧縮する側に押圧す
る。排気弁棒は先端に給気弁が当接した状態で調圧ピス
トンと共に移動し、遂には給気弁は給気弁座に着座する
。給気弁が給気弁座に着座することにより、出力室に圧
力空気か流入しなくなり、排気弁棒の移動は停止する。
この排気弁棒が停止するのは、調圧ピストンが出力室の
空気圧による力と調圧ばねの力か釣り合って停止したか
らである。よって、出力室の圧力は、調圧ばねにより設
定された圧力まで昇圧する。
なお、給排手段か給気状態で出力室の圧力か設定圧より
も高いときは、出力室の空気圧か調圧ピストンを押圧し
て、排気弁棒の先端な給気弁から離れる位置に移動させ
る。この位置関係では、出力室の圧力空気は排気弁棒の
排気孔と排気口を通って大気に開放されるので、出力室
の圧力は設定圧力になるまて低下し、設定圧力になると
排気弁棒の先端か給気弁に当接する位置に戻る。このよ
うにして、出力室の圧力は設定圧力に保持される。
〈実施例〉 この発明の第1実施例を第1図乃至第3図を用いて説明
する。同図において第5図に示した圧力調整弁tbと同
等部分は同一図面符号で示し、説明を省略する。本実施
例の圧力調整弁1cは、第5図の圧力調整弁1bに給気
室5bと給気孔8bと給気弁座21bと給気弁9bとを
具備する中間体22を圧力調整弁1cの本体21b内に
設け、その中間体22を圧力空気の供給により排気弁棒
14b側へ前進移動させ圧力空気の排出により給気室5
bの空気圧で後退移動するように中間体22の上面と本
体23bの内側面で形成されるパイロット室ISbを設
けたものである。
中間体22は、上部か断面11iAIC112の短円柱
体て下部が断面積A、c■2の短円柱体て形成されてお
り、AI>A2の関係である(第2図参照)。中間体2
2は圧力調整弁1cの本体23bの上部に収容されてお
り、中間体22の上部と下部の外周面は本体23bの内
周面に対応する形状になっている。この中間体22の内
部は空洞になっており、この空洞は給気室5bの一部を
形成している。この空洞は中間体22の上部側面て開孔
しており、この開孔24は中間体22の主に上部の外周
面と本体23bの内周面とによって形成される給気室5
bと開孔25を介して圧力空気源(図示せず)に接続さ
れている。また、中間体22の給気室5bは中間体22
の下面側でも開口しており、この開孔が給気孔8bを形
成している。この給気孔8bの給気室5b側に給気弁座
21bが突設されている。この給気弁座21bに着座す
るように戻しばね19bによって付勢された給気弁9b
が設けられている。
中間体22はこの本体23bの内周面に沿って図の上下
方向に進退移動することができ、第1図に示すように上
側移動端の後退位置は中間体22の上面か本体23bの
上部内側面に当接する位置である。
また、この中間体22の後退位置は、調圧ピストン13
bが調圧ばね4により押し上げられて調圧ピストン13
bの上面が本体23bの内側面に設けられたストッパ部
26に当接する上昇端にあるとき、排気弁棒14bの先
端が給気弁9bの下面から離れるように定められている
第2図に示すように中間体22の前進位置は、中間体z
2の下端縁が本体23bの内側に突設されたストッパ部
27に当接する下降端位置である。この前進位置は調圧
ピストン13bが上記上昇端位置にあるとき、排気弁棒
14bの先端が給気弁9bの下面に当接して給気孔8b
を開弁するように定められている。
第3図は、第2図に示す給気弁9bが排気弁棒14bに
より押し上げられた状態で圧力空気が給気室5bから出
力室7bに進入し、出力室7bの圧力が上昇するに従っ
て調圧ピストン13bが次第に押し下げられて、給気弁
9bが下面に排気弁棒14bの先端の開口が当接した状
態で下降して給気弁座21bに着座した状態を示してい
る。この状態を重なり状態と称する。なお、第3図に示
す中間体z2の後退位置から前進位置までのストローク
S、msと調圧ピストン13bの重なり状態の位置から
上昇端位置までのストロークS、amとの関係は、S+
>Saである。
パイロット室15bは、中間体22の上面と本体23b
の上部内側面で形成される空間である。
28は電磁弁であり、パイロット室15bに対し圧力空
気を給排する手段である。この電磁弁28は圧力調整弁
1cの外側面に設けられており、電磁弁28はパイロッ
ト室tsbと給気室5bとを接続する連通孔29を°途
中で開閉し、電磁弁28が連通孔29を閉じた状態でパ
イロット室15bの圧力空気を大気に放出するものであ
る。
上述した中間体22とパイロット室15bとを有する圧
力調整弁1cは、次のように作用する。第1図は、TL
磁弁28かOFFの状態であり、パイロット室15bと
給気室5bとの間を閉じている。圧力空気源(図示せず
)のP+Kg/cta2の圧力空気は開孔25を通って
給気室5bに供給されている。中間体22は給気室5b
の圧力空気により後退位置に押し上げられており、給気
弁9bは給気弁座21bに着座している。
中間体22を押し上げている力は、p、X (At  
A2)Kgである。たたし、出力室7bの圧力をOKg
/cm2ζする。これを排気状y6と称する。
この排気状態から出力室7bの開孔30に接続されてい
る空気圧機器(図示せず)に圧力空気を供給して、出力
室7bの圧力を調圧はね4で設定された圧力P2Kg/
cm2にするときは、第2図に示すように電磁弁28を
ONにしてパイロット室15bと給気室5bとの間を接
続するように切り換える。圧力空気は、給気室5bと連
通孔29を通ってパイロット室15bに入り、中間体2
2をストッパ部27に当接する前進位置に押し下げる。
このときの中間体22を押し下げる力は、(p、X A
l−p、X (AI−A2) )にg=P、XA2Kg
である。たたし、P、XA、Kgは前進方向の力であり
、P、x (AI  A2)にgは後退方向の力である
。中間体22かこの前進位置に下降する途中て排気弁棒
14bの先端か給気弁9bの下面に当接し、給気弁9b
を戻しばね19bの作用に抗して給気弁座21bから押
し上げて給気孔8bを開く。このとき、排気弁棒14b
の位置は、調圧ピストン13bと共に調圧ばね4により
押し上げられて、調圧ピストン13bかストッパ部26
に当接する上昇端位置にある。この開弁動作によって、
P、Kg/cm2の圧力空気は給気室5bと給気孔8b
を通って出力室7bに入り、空気圧機器に供給される。
この第2図の状態な給気状態と称する。
この給気状態では、出力室7b及び空気圧機器にP、に
g/c112の圧力空気か供給されて出力室7bの圧力
か上昇する。それにつれて、調圧ピストン13bを下向
きに押す力が増大し、調圧ピストン13bを調圧ばね4
の付勢力と釣り合う位置まで押し下げる。給気弁9bは
調圧ピストン13bの下降と共に排気弁棒14bの先端
に当接した状態で下降して給気弁座21bに着座する。
この状態が第3図に示す重なり状態である。この状態て
は、空気圧機器への圧力空気の供給か停止され、排気弁
棒14bの排気孔18bが閉じられて空気圧機器内は設
定圧力PJg/c■2に保持されている。
なお、給気孔8bからP、にg/c■2の圧力空気か出
力室7bに余分に供給されて出力室7bの圧力が設定圧
のP2にglcm”よりも上昇した時は、この設定圧よ
りも高い圧力分により調圧ピストン13bが下側に押さ
れて、排気弁棒14bの先端が給気弁9bの下面から離
れる状態になる。これによって、空気圧機器内の圧力空
気が排気弁棒14bの排気孔18bから排気口10bを
通って大気に開放される。これによって出力室7bの圧
力が下がりP2にglcm”になると、調圧ピストン1
3bが上昇して重なり状態になる0以上の動作により、
出力室7bの圧力は設定圧P、にglcm”に保持され
る。
次に第2図の給気状態又は第3図の重なり状態がら空気
圧機器内の圧力空気を大気に開放する排気状態にすると
きは、電磁弁28をOFFにしてパイロット室15bと
給気室5bとの間の連通孔29を閉じ、パイロット室1
5bの圧力空気を排気する。これによって、中間体22
は第1図のように後退位置に上昇する。中間体22か後
退位置にあるときは。
給気弁9bは戻しばね19bの作用により給気弁座21
bに着座して圧力空気を空気圧機器に導かず、かつ排気
弁棒14bの先端は給気弁9bの下面から離れているの
て空気圧機器内の圧力空気は排気孔18bと排気口10
bを通って大気に開放される。
第2実施例を第4図を用いて説明する。この実施例は、
第1実施例の圧力調整弁1cに中間体22を前進方向に
押圧するように圧縮ばね31をパイロット室tsb内に
設け、この圧縮ばね31の上部にばね受け32を設け、
このばね受け32に調整ボルト33を螺合したものであ
る。この調整ボルト33を本体23bの外側から回して
ばね受け32を上下させることにより、中間体22を前
進する方向に押圧する圧縮ばね31の力を調節すること
ができる。この圧縮ばね31は、中間体22か後退位置
にある排気状態て排気弁棒14bの先端か給気弁9bの
下面から離れるように形成されている。
次にこの圧縮ばね31の作用を説明する。圧力調整弁1
cを排気状態から給気状態にするとき、電磁弁28をO
Nにして給気室5bの圧力空気をパイロット室15bに
供給し、パイロット室15b内の圧力空気の作用により
中間体22を前進させるが、この圧縮ばね31が中間体
22を前進させる方向に作用しているので、パイロット
室tsbの圧力か圧力空気か流入し初めるときの低い圧
力で中間体22を前進させることができる。
なお、上記第1実施例と第2実施例の電磁弁28は、 
ONの状態で連通孔29を開き、OFFの状態で連通孔
29を閉じるようにしであるか、ONとOFFの状態で
連通孔29の開閉状態を逆にすることもできる。
〈発明の効果〉 この発明によれば、圧力調整弁に切換弁の機能を具備さ
せた構成であるので、圧力調整弁と切換弁とを必要とす
る空圧回路に使用すると単純な回路にすることがてき、
配管作業を軽減し、圧力調整弁と切換弁の機能を有する
弁装置の重量を軽減すると共にこの弁装置の嵩を小さく
することができるという効果と、比較的小さいパイロッ
ト室に圧力空気を供給してこの空気圧により中間体を排
気弁棒側の前進位置に移動させて排気弁棒の先端が供給
弁を押圧して開弁する構成としたので、従来の設定ばね
かピストンを押圧して給気弁な開方向に駆動するものに
比べて開弁の動作時間を短縮することかでき、これによ
って切換弁の高速応答制御に対応させることができると
いう効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1実施例の排気状態を示す縦断正
面図、第2図は同実施例の供給状態を示す縦断正面図、
第3図は同実施例の重なり状態を示す縦断正面図、第4
図は第2実施例の重なり状態を示す縦断部分正面図、第
5図は従来の圧力調整弁と切換弁を使用する空気圧回路
であり6弁の縦断正面図である。 lc・・・・圧力調整弁、4・・・・調圧ばね、5b・
・・・給気室、7b・・・・出力室、8b・・・・給気
孔、9b・・・・給気弁、10b・・・・排気口、 1
:lb・・・・調圧ピストン。 14b・・・・排気弁棒、15b・・・・パイロット室
、18b・・・・排気孔、19b・・・・戻しばね、2
1b・・・・給気弁座、22・・・・中間体。 特許出願人 日本エヤーブレーキ株式会社代  理  
人  清  水   哲   はか2名第10 第2図 喘30 第40 に

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧力空気源に接続される給気室と、空気圧機器に
    接続される出力室と、前記給気室と出力室とを連通する
    給気孔と、その給気孔の給気室側に突設された給気弁座
    と、その給気弁座に着座するようにばねによって付勢さ
    れた給気弁と、先端が前記給気弁に給気孔側から対向し
    内部に設けられた排気孔が先端に開口していると共に排
    気口に連通している排気弁棒と、その排気弁棒に結合さ
    れ一方に前記出力室の空気圧を受け他方に調圧ばねの付
    勢力を受けるように設けられた調圧ピストンとを具備す
    る圧力調整弁において、 前記給気室と給気孔と給気弁座と給気弁とを中間体に設
    け、その中間体を圧力調整弁本体内に給気弁の開閉移動
    方向に一定範囲で進退移動自在に設け、その中間体を圧
    力空気の供給により前記排気弁棒側へ前進移動させ圧力
    空気の排出により前記給気室の空気圧で後退移動するよ
    うにパイロット室を設け、前記調圧ピストンの調圧ばね
    による移動端を後退位置にある前記中間体の給気弁に対
    し前記排気弁棒先端が離れ前進位置にある中間体の給気
    弁に対し当接して開弁するように定め、前記パイロット
    室に対する圧力空気の給排手段を設けたことを特徴とす
    る圧力調整弁。
JP4813588A 1988-02-29 1988-02-29 圧力調整弁 Expired - Lifetime JPH0775979B2 (ja)

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JPH0775979B2 (ja) 1995-08-16

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