JP2528037Y2 - 切換機構付圧力調整弁 - Google Patents

切換機構付圧力調整弁

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JP2528037Y2 JP40212390U JP40212390U JP2528037Y2 JP 2528037 Y2 JP2528037 Y2 JP 2528037Y2 JP 40212390 U JP40212390 U JP 40212390U JP 40212390 U JP40212390 U JP 40212390U JP 2528037 Y2 JP2528037 Y2 JP 2528037Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば、鉄道車両用保
安ブレーキ等の空圧回路に使用される切換機構付圧力調
整弁、特にその感度向上及び小型軽量化に関する。
【0002】
【従来の技術】圧力調整弁と切換弁とを一体化した切換
機構付圧力調整弁に関する技術を出願人は先に出願した
(特願平1−149037号)。本考案は、その技術の
改良であるため、その技術を従来技術として説明する。
【0003】図4は従来の切換機構付圧力調整弁の縦断
面図である。図中1は切換機構付圧力調整弁で、圧力空
気源MRに接続される供給室6と、例えばブレーキシリ
ンダBC等の空圧機器に接続される出力室9と、絞り1
6を介して出力室9に連通された釣合室17と、切換指
令電磁弁60を介して圧力空気源MRに接続される指令
室13と、供給室6と出力室9とを連通する供給孔8
と、その供給孔8の供給室6側に突設された供給弁座4
と、その供給弁座4に着座するように弁ばね5によって
付勢された供給弁3と、先端の排気弁座12が供給弁3
に供給孔8側から対向し、内部に設けられた排気孔11
が先端の排気弁座12に開口していると共に排気室27
を経て 本体2に設けられた排気口25に連通している
弁棒10と、その弁棒10に気密摺動可能に外嵌され、
一方面に釣合室17の空気圧を受け、他方面に調圧ばね
24の付勢力を受けるように設けられた調圧ピストン1
8と、弁棒10及び調圧ピストン18が共に供給弁3の
最大開位置(図で最上位置)にあるとき調圧ピストン1
8の下面に接するように弁棒10に取付けられた止め輪
21と、弁棒10と一体に形成され一方面に指令室13
の空気圧を受け、他方面に切換ばね14の付勢力を受け
るように設けられた切換ピストン30と、で構成されて
いる。尚、図中、15、20、29、はストッパ、19
は膜板、31〜34はパッキン、23は当金、22はば
ね受け、である。
【0004】以上の構成で、排気指令時は、切換指令電
磁弁60を励磁する同電磁弁の排気弁(図示しない)が
閉塞されると共に供給弁(図示しない)が開かれるた
め、空気源MRの圧力空気が指令室13に給気される。
この結果、指令室13の空気圧力による切換ピストン3
0への押下力が切換ばね14の付勢力より大きくなるた
め、切換ピストン30と共に弁棒10が切換ピストン3
0がストッパ15に当るまで下降して弁棒10の先端の
排気弁座12が供給弁3から離れる。
【0005】そのため、供給弁3が閉弁して供給室6か
ら出力室9への給気が断たれると共に弁棒10の排気孔
11を通して出力室9及び空圧機器BCの圧力空気が排
気室27の排気口25から排出される。このときの弁棒
10の動きは止め輪21が調圧ピストン18に係合しな
いため調圧ピストン18とは摺動して行われる。したが
って調圧作用には全く無関係に排気への切換が可能とな
る。
【0006】つぎに、供給指令時は、指令電磁弁60を
消磁すると同電磁弁の排気弁(図示しない)が開くと共
に供給弁(図示しない)が閉じるため、空気源MRから
の指令室13への空気が断たれ、指令室13の圧力空気
が指令電磁弁60の排気弁(図示しない)から外部へ排
気される。このため切換ピストン30への押下力より切
換ばね14の付勢力が大きくなるため、その付勢力によ
り弁棒10が切換ピストン30がストッパ29に当るま
で上昇する。
【0007】このときの弁棒10の動きも止め輪21が
調圧ピストン18に係合しないため調圧ピストン18と
摺動して行われる。したがって、調圧作用とは全く無関
係に行われる。弁棒10の上昇により弁棒10が供給弁
3を突き上げるため、供給弁3が開弁すると共に排気弁
座12が供給弁3に接触して排気孔11が閉塞される。
この結果、供給室6から出力室9を経て空圧機器BCへ
圧力空気が給気される。したがって、調圧作用とは全く
無関係に供給への切換が可能となる。
【0008】この後、つぎのようにして調圧動作が行わ
れる。供給への切換が行われ、出力室9(釣合室17)
の空気圧が調圧ばね24及び切換ばね14の合成力以上
に上昇すると調圧ピストン18が、その空気圧によって
押下げられる。このとき、調圧ピストン18の下面に止
め輪21が当たるため、弁棒10も同時に押下げられ
る。
【0009】そして、出力室9(釣合室17)の空気圧
が、ばね24及び14の合成力に相当する圧力に達する
と調圧ピストン18及び弁棒10の下降が停止し供給弁
3及び排気弁座12が共に閉弁して、重なり状態(調圧
状態)となる。又、この状態から空気漏れに等により出
力室9(釣合室17)の空気圧が調圧値により低下する
と調圧ピストン18及び弁棒10が上昇し、供給弁3が
開弁して出力室9の空気圧がばね24及び14の合成力
と等しくなるまで給気される。
【0010】又、出力室9の空気圧が調圧値より上昇す
ると、調圧ピストン18及び弁棒10が降下し、排気弁
座12が開となり、ばね力と等しくなるまで排気され
る。このように出力室9の空気圧が変動すると、それに
応じて弁棒10が上下動して給排動作が行われ、常に所
定の圧力に保持される。したがって、排気、供給、の切
換には何ら影響されることなく調圧動作が可能となる。
【0011】
【考案が解決しようとする問題点】しかし、このような
従来の切換機構付圧力調整弁は図4に示すように調圧動
作時31〜34の4個のパッキンによる摺動部があるた
め通常の切換機構なしの圧力調整弁(31、32の2個
のパッキン摺動部のみでよい)に比べ弁棒10のパッキ
ン部による摺動抵抗が大きくなり調圧感度が悪くなると
いう問題点がある。特にパッキン33は径が大きくなる
ためパッキンによる摺動抵抗が大きくなる。本考案は調
圧時のパッキン摺動部を少なくして調圧感度を向上させ
ることを目的とする。
【0012】
【問題点を解決するための手段】(図1参照)本考案に
おいては、調圧ピストン18を大径部38と小径部39
に二分し、小径部39を供給弁3の閉弁方向に大径部3
8より円筒状にへこませた形状とする。そして、そのへ
こませた円筒内壁40に上側ストッパ16及び下側スト
ッパ15を設け、そのストッパ間を切換ピストン30が
円筒内壁部40にパッキン摺動して上下動するようにす
る。このような構造にすると切換ピストン30の下面、
調圧ピストン18の円筒内壁及び小径部39、弁棒1
0、で囲まれた気密な切換ばね室17ができるため、こ
の室内の小径部39と切換ビストン30の下面との間に
切換ばね14を設ける。
【0013】切換ばね室17は出力室9に通ずるように
弁棒10内に連絡通路37を設ける。又、調圧ピストン
18が上下動するときに傾くのを防止するため弁本体2
の内壁に沿って上下動するように案内する案内部41を
設ける。調圧ピストン18の小径部39は弁棒10に気
密摺動可能に外嵌する。調圧ピストン18の大径部38
の供給弁3の開弁方向側の面には指令室13の空気圧を
受けるようにし、他方の面には調圧ばね24の付勢力を
受けるようにする。切換ピストン30の供給弁3の開弁
方向側の面にも指令室13の空気圧を受けるようにす
る。指令室13には切換指令弁60により排気指令時、
圧力空気源MRの空気圧を給気し、供給指令時及び調圧
動作時、出力室9に連通するようにする。
【0014】
【作用】(図1参照)排気指令時、指令室13に圧力空
気源MRの空気圧が供給されるため調圧ピストン18が
ストッパ28に当たるまで下降する。一方、切換ピスト
ン30も下側ストッパ15に当たるまで調圧ピストン1
8の円筒内壁部40を気密摺動して下降する。この結
果、排気弁座12が全開し、排気状態となる。
【0015】(図2参照)供給指令時、指令室13が出
力室9と連通される。このとき出力室9は排気状態であ
るため、指令室13も大気圧となる。このため調圧ピス
トン18は調圧ばね24の付勢力によってストッパ29
に当たるまで上昇する。一方、切換ピストン30も切換
ばね14の付勢力によって上側ストッパ16に当たるま
で調圧ピストン18の円筒内壁部40を気密摺動して上
昇する。この結果、供給弁3が全開して供給状態とな
る。
【0016】(図3参照)調圧動作時、指令室13は出
力室9と連通されたまゝとなる。切換ピストン30は上
面、下面共に同じ出力室圧を受けるため、切換ばね14
の付勢力によって上側ストッパ16に当った状態で調圧
ピストン18と共に上下動することとなる。供給状態で
出力室9、空圧機器BCの圧力が上昇してくると指令室
13も同圧となるため調圧ピストン18が徐々に下降し
調圧動作を行って重なり位置に達する。
【0017】以上の動作説明より理解されるように切換
ピストン30と調圧ピストン18の円筒内壁部40との
間に気密摺動する部分(パッキン33)が必要になる
が、この気密摺動部は、排気指令及び供給指令時のみに
気密摺動するだけで、調圧動作時は摺動しない。したが
って、調圧動作時のパッキン抵抗とはならず、調圧感度
を悪化させる要因とはならない。又、従来のパッキン3
4(図4参照)に代わるものとして調圧ピストン18の
案内部41を設けたが、この部分は摺動はするが気密性
を要しないためパッキンは不要であり、したがってパッ
キン抵抗は生じない。この結果、本考案による切換機構
付圧力調整弁は調圧動作時のパッキン摺動部は2個所
(パッキン31、32)のみとなり調圧感度が向上す
る。
【0018】
【実施例】図1〜図3は本考案の実施例を示す縦断面図
で、図1は排気状態、図2は供給状態、図3は重なり状
態、を示すものである。
【0019】供給室6には圧力空気源MRが接続され、
常に圧力空気源圧(ブレーキシリンダBC圧より高い)
が給気されている。供給室6と出力室12との間壁には
供給孔8が設けられ、供給孔8の両端には供給室6側へ
突起した供給弁座4が設けられ、その供給弁座4に常時
は弁ばね5の付勢力によって供給弁3が押圧され着座し
ている。供給弁3の開閉弁時の摺動部には気密性を保つ
ためパッキン31が設けられている。
【0020】出力室9にはブレーキシリンダBC(一般
的には空圧機器)が接続され、指令室13との間壁には
弁棒10が上下動可能に内嵌し、その摺動部には気密性
を保つためパッキン32が設けられている。又、その間
壁の指令室13側には調圧ピストン18用の上側ストッ
パ29が設けられている。
【0021】指令室13には切換指令電磁弁60を介し
て圧力空気源MRと出力室9が接続され、排気指令時、
電磁弁60を励磁すると圧力空気源MR圧が給気され、
供給指令時、電磁弁60を消磁すると出力室9に連通す
る。
【0022】指令室13と排気室27との間に調圧ピス
トン18と切換ビストン30が上下動可能に設けられて
いる。調圧ピストン18は大径部38と小径部39とに
二分し、小径部39側を排気室27の方向に円筒状にへ
こませた形状とし、小径部39が弁棒10にパッキン3
4を介して気密摺動可能に外嵌されている。又、大径部
38に上下動時傾くのを防止するため弁本体2の内壁に
沿わせて上下動させるような案内部41が設けられ、さ
らに大径部38の外端と弁本体2の間に膜板19が取付
けられている。円筒状にへこませた円筒内壁部40には
切換ビストン用の上側ストッパ16と下側ストッパ15
とが設けられ、その間をパッキン33を介して円筒内壁
部40に気密摺動可能に切換ピストン30が弁棒10に
一体に形成されている。
【0023】切換ピストン30の下面、円筒内壁部、小
径部39の上面、弁棒10の外壁、で囲まれた部分が切
換ばね室17となり、切換ピストン30の下面と小径部
39の上面との間に切換ばね14が設けられている。
【0024】排気室27には弁本体2に排気口25が設
けられると共に、弁本体2に取付けられた調整ねじ36
で上下方向に調整可能にばね受け22が設けられ、その
ばね受け22と調整ピストンの大径部38との間に調圧
ばね24が設けられている。又、弁本体2に調圧ピスト
ン用の下側ストッパ28が設けられている。
【0025】弁棒10は中空の排気孔11を有し、その
上端が排気弁座12として供給弁3に対向し、排気弁座
12が供給弁3から離れたとき排気孔11を通して出力
室9の空気を排気室27へ排気する。又、弁棒10には
切換ぱね室17と出力室9とを連通する連絡通路37が
設けられている。
【0026】以上の構成で、排気指令時は、(図1参
照)切換電磁弁60が励磁され、圧力空気源MRの圧力
空気が指令室13に急速に給気される。この結果、調圧
ピストン18の押下力が調圧ばね24の付勢力より大と
なり、調圧ピストン18は下側ストッパ28に当たるま
で降下する。一方、弁棒10には切換ピストン30の上
面に圧力空気源MR圧が作用する。こゝで排気指令は調
圧状態(重なり状態)(図3)より行われるので、切換
ばね室14には連絡通路37によりブレーキシリンダB
C圧(=出力室9圧)が込められている。
【0027】したがって、圧力空気MR圧による弁棒押
下力の対抗力としてブレーキシリンダBC圧による押上
力と切換ばね14力が働いているが、圧力空気MR圧>
ブレーキシリンダBC圧、又、切換ばね14力は弱く且
つばね定数が小であるため、圧力空気MR圧による押下
力により弁棒10は一瞬にして切換ピストン30が下側
ストッパ15に当たるまで降下し、排気弁12を全開し
てブレーキシリンダBC圧を排気口25から放出する。
ブレーキシリンダBC圧が大気圧となると、弁棒10に
働く押上力は切換ばね力のみとなり、圧力空気MR圧に
よって、排気弁12はより確実に全開位置に保持され
る。
【0028】次に供給指令時は、(図2参照)排気状態
で電磁弁60を消磁すると、圧力空気源MRと指令室1
3は遮断され、ブレーキシリンダBC(出力室9)と指
令室13が連絡され、指令室13に込められていた圧力
空気源MR圧は出力室9、排気孔11を経て排気口25
から放出される。この結果、調圧ピストン18は上側ス
トッパ29に当るまで上昇する。一方、弁棒10は切換
ばね14により上側ストッパ16に当るまで上昇するた
め供給弁3は全開し、ブレーキシリンダBCに出力室9
を経て圧力空気が込められる。
【0029】次に調圧作用は、(図3参照)電磁弁60
により指令室13は出力室9に連絡されているため、供
給指令によりブレーキシリンダBCに圧力空気が込めら
れてくると、電磁弁60を経由して指令室13にフィー
ドバックされる。一方、ブレーキシリンダBC圧は弁棒
10の連絡通路37により切換ばね室17にも流入す
る。このため弁棒の切換ピストン30の上下面には同圧
のブレーキシリンダBC圧が作用する。
【0030】こゝで弁棒10は寸法D1とD2(図2参
照)を本実施例においては同じに設定してあるため切換
ピストン30の上下面のブレーキシリンダBC圧の作用
面積に等しくなり、ブレーキシリンダBC圧による弁棒
作動力が発生しないバランス型となっている。このため
弁棒10はブレーキシリンダBC圧が込められても切換
ばね14力のみによって上側ストッパ16に当った状態
を保持している。
【0031】ブレーキシリンダBC圧がさらに上昇する
と弁棒10と調圧ピストン18は同時に降下し、供給弁
3及び排気弁座12を閉じた重なり位置となりブレーキ
シリンダBC圧は整定して調圧作用が完了する。この
後、ブレーキシリンダBC圧が変化すると、これに対応
して従来の圧力調整弁と同じ調圧機能を発揮する。尚、
本実施例では弁棒10を前述の如くバランス型としたた
め、切換ばね14力は供給弁3を開けるに必要な力だけ
でよく、弱いばね力でよくなり、この結果、ばね定数も
小さくできるため排気作用も確実にすることができる。
【0032】以上の動作説明から理解されるように切換
ピストン30は調圧動作時、常に調圧ピストン18と一
体となって動作するため、パッキン33は摺動されるこ
となく、パッキン33の摺動抵抗は生じない。又、調圧
ピストンの案内部41は気密性を保つ必要がないためパ
ッキンを必要とせず、パッキンによる摺動抵抗は生じな
い。この結果、本考案による切換機構付圧力調整弁は通
常の切換機構をもたない圧力調整弁と同じ2個所のみの
パッキン摺動抵抗しか生ぜず、従来の切換機構付圧力調
整弁に比して調圧感度が向上することとなる。
【0033】
【効果】以上説明したように本考案による切換機構付圧
力調整弁は切換ピストンを調圧ピストンに摺動するよう
にしたため調圧動作時のパッキン摺動部が従来の4個所
から2個所となり、この結果、調圧感度が向上するとい
う優れた効果がもたらされる。又、従来の釣合室を本考
案では指令室で兼用できることとなるため、その分だけ
高さ方向の寸法が小さくなり、全体として小型、軽量化
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による切換機構付圧力調整弁の実施例の
縦断面図で、排気状態を示す。
【図2】同じく本考案による実施例の縦断面図で、供給
状態を示す。
【図3】同じく本考案による実施例の縦断面図で、重な
り状態を示す。
【図4】従来の切換機構付圧力調整弁の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
MR 圧力空気源 6 供給室 BC 空圧機器 9 出力室 60 切換指令弁 13 指令室 8 供給孔 4 供給弁座 5 弁ばね 3 供給弁 11 排気孔 25 排気口 17 切換ばね室 37 連絡通路 10 弁棒 38 大径部 39 小径部 24 調圧ばね 2 弁本体 41 案内部 18 調圧ピストン 40 円筒内壁部 16 上側ストッパ 15 下側ストッパ 14 切換ばね 30 切換ピストン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力空気源に接続される供給室と、空圧
    機器に接続される出力室と、切換指令弁を介して前記圧
    力空気源及び前記出力室に接続され、排気指令時、圧力
    空気源圧を入力し、供給指令時、出力室に通気される指
    令室と、前記供給室と前記出力室とを連通する供給孔
    と、その供給孔の供給室側に突設された供給弁座と、そ
    の供給弁座に着座するように弁ばねによって付勢された
    供給弁と、先端が前記供給弁に供給孔側から対向し、内
    部に設けられた排気孔が前記先端に開口するとともに排
    気口に連通し、さらに前記出力室と後記の切換ばね室と
    を連通する連絡通路を有する弁棒と、大径部と小径部と
    に二分し、小径部を大径部より前記供給弁の閉弁方向に
    円筒状にへこませた形状とし、その小径部を前記弁棒に
    気密摺動可能に外嵌し、大径部の一方面に前記指令室の
    空気圧を受け、他方面に調圧ばねの付勢力を受けるよう
    にし且つ、弁本体の内壁に沿って上下方向の移動を案内
    する案内部を設けた調圧ピストンと、前記調圧ピストン
    の円筒内壁部に設けられた上側ストッパと下側ストッパ
    との間を前記調圧ピストンの円筒内壁部に気密摺動可能
    となるように前記弁棒と一体に形成され、一方面に前記
    指令室の空気圧を受け、他方面に前記調圧ピストンの小
    径部との間に形成される切換ばね室内の切換ばねの付勢
    力を受けるように設けられた切換ピストンと、を備えた
    切換機構付圧力調整弁。
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