JPH01220152A - 情報記録媒体の製造方法 - Google Patents
情報記録媒体の製造方法Info
- Publication number
- JPH01220152A JPH01220152A JP63042174A JP4217488A JPH01220152A JP H01220152 A JPH01220152 A JP H01220152A JP 63042174 A JP63042174 A JP 63042174A JP 4217488 A JP4217488 A JP 4217488A JP H01220152 A JPH01220152 A JP H01220152A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording medium
- information recording
- substrate
- gas
- recording film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 16
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 21
- 229930195733 hydrocarbon Natural products 0.000 claims abstract description 17
- 150000002430 hydrocarbons Chemical class 0.000 claims abstract description 14
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 14
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 14
- 238000005546 reactive sputtering Methods 0.000 claims abstract description 11
- PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N Styrene Natural products C=CC1=CC=CC=C1 PPBRXRYQALVLMV-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- HSFWRNGVRCDJHI-UHFFFAOYSA-N alpha-acetylene Natural products C#C HSFWRNGVRCDJHI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 9
- 150000001336 alkenes Chemical class 0.000 claims abstract description 5
- 125000002534 ethynyl group Chemical group [H]C#C* 0.000 claims abstract description 5
- JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N olefin Natural products CCCCCCCC=C JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- TXEYQDLBPFQVAA-UHFFFAOYSA-N tetrafluoromethane Chemical compound FC(F)(F)F TXEYQDLBPFQVAA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 6
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 abstract description 8
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 abstract description 7
- 239000004215 Carbon black (E152) Substances 0.000 abstract description 6
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 abstract description 4
- 229910001111 Fine metal Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000002923 metal particle Substances 0.000 abstract description 3
- -1 styrene hydrocarbon Chemical class 0.000 abstract description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 6
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 abstract 3
- 239000008246 gaseous mixture Substances 0.000 abstract 3
- 239000010408 film Substances 0.000 abstract 2
- 239000012788 optical film Substances 0.000 abstract 2
- 230000002035 prolonged effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 3
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 2
- 239000012188 paraffin wax Substances 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 239000000654 additive Substances 0.000 description 1
- 229910052787 antimony Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000001786 chalcogen compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000000975 dye Substances 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 229910052745 lead Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 1
- 229920003229 poly(methyl methacrylate) Polymers 0.000 description 1
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002356 single layer Substances 0.000 description 1
- 229910052723 transition metal Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、レーザビームを用いて情報の記録・再生を
行なう情報記録媒体の製造方法に関する。
行なう情報記録媒体の製造方法に関する。
(従来の技術)
レーザビームを用いて光学的に情報の記録・再生を行う
のに、基板上に形成された記録膜に、記録すべき情報に
対応させたパルス変調レーザビームを照射して局部的に
加熱を行なうことにより、ビットと称される孔部を形成
する情報記録媒体が知られている。
のに、基板上に形成された記録膜に、記録すべき情報に
対応させたパルス変調レーザビームを照射して局部的に
加熱を行なうことにより、ビットと称される孔部を形成
する情報記録媒体が知られている。
このような情報記録媒体は■記録密度が極めて高く大容
量化が可能であること、■情報の記録や再生を非接触で
行なうので記録媒体の摩耗がないこと、■高速アクセス
が可能でおること、などの利点がおり、いわゆる光ディ
スクや光カードに応用されている。なお、情報記録媒体
は情報のアクセスを可能とするため、基板に光学ヘッド
案内用の溝(グループ)を設けることから、基板材料と
しては光学的特性に優れグループ成形性の良い透明樹脂
材料が適している。
量化が可能であること、■情報の記録や再生を非接触で
行なうので記録媒体の摩耗がないこと、■高速アクセス
が可能でおること、などの利点がおり、いわゆる光ディ
スクや光カードに応用されている。なお、情報記録媒体
は情報のアクセスを可能とするため、基板に光学ヘッド
案内用の溝(グループ)を設けることから、基板材料と
しては光学的特性に優れグループ成形性の良い透明樹脂
材料が適している。
情報記録媒体は記録膜の材質によって種々の型に分けら
れる。ユーザが記録できる型の媒体は、光ビームの照射
により光学的性質が変化する記録膜を、透明な基板上に
形成したもので、再生方法はレーザビームを記録膜に向
は照射し、その反射光を検出して記録情報を読み出すの
が一般的である。
れる。ユーザが記録できる型の媒体は、光ビームの照射
により光学的性質が変化する記録膜を、透明な基板上に
形成したもので、再生方法はレーザビームを記録膜に向
は照射し、その反射光を検出して記録情報を読み出すの
が一般的である。
記録膜の材質として、カルコゲン化合物、有機色素、希
土類−遷移金属等が利用される。これ等の光学的変化を
利用した記録膜を透明樹脂基板上に形成し実用化されて
いるが、記録膜単層では充分な寿命を持つ材料は極めて
少なかった。媒体寿命を保持するため、有機成分マトリ
ックス中に金属微粒子を分散させた構造や新たな保護膜
で記録膜を被覆する方法がとられる。しかしながら、依
然として環境テスト等の加速劣化特性や、高温高湿度履
歴による記録膜の変質、記録・再生特性の低下が現われ
、これらの改善が要望されている。
土類−遷移金属等が利用される。これ等の光学的変化を
利用した記録膜を透明樹脂基板上に形成し実用化されて
いるが、記録膜単層では充分な寿命を持つ材料は極めて
少なかった。媒体寿命を保持するため、有機成分マトリ
ックス中に金属微粒子を分散させた構造や新たな保護膜
で記録膜を被覆する方法がとられる。しかしながら、依
然として環境テスト等の加速劣化特性や、高温高湿度履
歴による記録膜の変質、記録・再生特性の低下が現われ
、これらの改善が要望されている。
(発明が解決しようとする課題)
この発明は、長寿命で耐環境性に優れしかも高感度を持
ち信頼性の高い情報記録媒体の製造方法を提供すること
を目的とする。
ち信頼性の高い情報記録媒体の製造方法を提供すること
を目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
(ト) レーザビームの照射により情報の記録・再生を
行なう記録膜を有する情報記録媒体の製造方法において
、真空容器内に金属ターゲットとを備え、記録膜は基板
上にArと炭化水素及び弗化炭素との混合ガスを含む雰
囲気中でのターゲットの反応性スパッタリングにより形
成したことを特徴とする。
行なう記録膜を有する情報記録媒体の製造方法において
、真空容器内に金属ターゲットとを備え、記録膜は基板
上にArと炭化水素及び弗化炭素との混合ガスを含む雰
囲気中でのターゲットの反応性スパッタリングにより形
成したことを特徴とする。
■ レーザビームの照射により情報の記録・再生を行な
う記録膜を有する情報記録媒体の製造方法において、真
空容器内に金属ターゲットとを備え、記録膜は基板上に
Arとパラフィン系炭化水素との混合ガスの中にオレフ
ィン系またはアセチレン系またはスチレン系炭化水素の
中のいずれか1種またはこれらの任意の種類の組合わせ
からなるガスを容積で1〜20mol%添加させた雰囲
気中で反応性スパッタリングにより形成したことを特徴
とする。
う記録膜を有する情報記録媒体の製造方法において、真
空容器内に金属ターゲットとを備え、記録膜は基板上に
Arとパラフィン系炭化水素との混合ガスの中にオレフ
ィン系またはアセチレン系またはスチレン系炭化水素の
中のいずれか1種またはこれらの任意の種類の組合わせ
からなるガスを容積で1〜20mol%添加させた雰囲
気中で反応性スパッタリングにより形成したことを特徴
とする。
(作 用)
この発明による情報記録媒体の製造方法は、上記のよう
な手段により、 ■ 真空容器内に金属ターゲットとを備え、記録膜は基
板上にArと炭化水素及び弗化炭素の混合ガスを含む雰
囲気中でのターゲットの反応性スパッタリングにより形
成した結果、基板上に金属微粒子と有機成分とが混在し
た記録膜が形成され、長寿命で耐環境性に優れた記録媒
体が(qられる。
な手段により、 ■ 真空容器内に金属ターゲットとを備え、記録膜は基
板上にArと炭化水素及び弗化炭素の混合ガスを含む雰
囲気中でのターゲットの反応性スパッタリングにより形
成した結果、基板上に金属微粒子と有機成分とが混在し
た記録膜が形成され、長寿命で耐環境性に優れた記録媒
体が(qられる。
■ 同じく、真空容器内に金属ターゲットとを備え、記
録膜は基板上にArとパラフィン系炭化水素との混合ガ
スの中にオレフィン系またはアセチレン系またはスチレ
ン系炭化水素の中のいずれか1種またはこれらの任意の
種類の組合わせからなるガスを容積で1〜20mol%
添加させた雰囲気中で反応性スパッタリングにより形成
した結果、同様に有機成分マトリックス中に金属微粒子
を分散した構造となり、熱的にも安定した記録媒体を提
供できる。
録膜は基板上にArとパラフィン系炭化水素との混合ガ
スの中にオレフィン系またはアセチレン系またはスチレ
ン系炭化水素の中のいずれか1種またはこれらの任意の
種類の組合わせからなるガスを容積で1〜20mol%
添加させた雰囲気中で反応性スパッタリングにより形成
した結果、同様に有機成分マトリックス中に金属微粒子
を分散した構造となり、熱的にも安定した記録媒体を提
供できる。
(実施例)
以下、この発明による情報記録媒体の製造方法の実施例
を図面を参照し詳細に説明する。
を図面を参照し詳細に説明する。
第1図はこの発明を実施するためのスパッタリング装置
の構成図でおる。即ち、真空容器■には、混合ガス等が
供給されるガス導入口■及び図示しない真空ポンプに接
続された排気口(3)が設けられている。容器■内には
金属ターゲット及び電極(イ)が設けられ、端子■を介
して図示しない直流(DC)電源に接続される。また、
容器ω内の前記電極(イ)に対向する位置に基板(へ)
が設置される対向電極■が設けられている。
の構成図でおる。即ち、真空容器■には、混合ガス等が
供給されるガス導入口■及び図示しない真空ポンプに接
続された排気口(3)が設けられている。容器■内には
金属ターゲット及び電極(イ)が設けられ、端子■を介
して図示しない直流(DC)電源に接続される。また、
容器ω内の前記電極(イ)に対向する位置に基板(へ)
が設置される対向電極■が設けられている。
基板■は130mmφ、厚ざ1,2履のポリカーボネイ
ト、ポリメチルメタアクリレートあるいはエポキシ等の
透明樹脂材料からなり、基板表面には図示しないが80
0オングストロ一ム程度の深さに記録・再生用案内溝(
グループ)が予め形成されている。
ト、ポリメチルメタアクリレートあるいはエポキシ等の
透明樹脂材料からなり、基板表面には図示しないが80
0オングストロ一ム程度の深さに記録・再生用案内溝(
グループ)が予め形成されている。
第一の発明による記録膜の形成手順は、まず真空容器(
ト)の内部を排気口■を通して2 X 1O−6Tor
r程度まで排気した後、ガス導入口■より炭化水素(C
H4)ガス及び弗化炭素ガス並びにArガスとの混合ガ
スを導入する。CH4ガスと弗化炭素ガス及びArガス
の混合容積量は夫々103CCHの計303CC)l、
容積比を1:1:1の割合とする。そこで、容器内ガス
圧力を5 X 1O−3Torrとした後に、ターゲッ
ト(イ)と対向電極■との間に例えば0.5AのDC電
力を供給し反応性スパッタリングを行う。
ト)の内部を排気口■を通して2 X 1O−6Tor
r程度まで排気した後、ガス導入口■より炭化水素(C
H4)ガス及び弗化炭素ガス並びにArガスとの混合ガ
スを導入する。CH4ガスと弗化炭素ガス及びArガス
の混合容積量は夫々103CCHの計303CC)l、
容積比を1:1:1の割合とする。そこで、容器内ガス
圧力を5 X 1O−3Torrとした後に、ターゲッ
ト(イ)と対向電極■との間に例えば0.5AのDC電
力を供給し反応性スパッタリングを行う。
この結果、基板(6)上に記録膜が堆積形成されて情報
記録媒体が作製される。なお、基板0は18rpmの速
度で回転させ、堆積膜の均一化を計っている。
記録媒体が作製される。なお、基板0は18rpmの速
度で回転させ、堆積膜の均一化を計っている。
[実施例−1]
金属ターゲットに)にTeを使用する。基板(6)上に
記録膜を堆積させるのに、まずCH4ガスと弗化炭素(
CF4 )ガスとArガスとの容積比が1:1:1から
なる総i 30SCC)lの混合ガスを導入する。この
ようにして、スパッタリングを行った結果、40秒間で
50nmの厚さの記録膜を得ることかできた。
記録膜を堆積させるのに、まずCH4ガスと弗化炭素(
CF4 )ガスとArガスとの容積比が1:1:1から
なる総i 30SCC)lの混合ガスを導入する。この
ようにして、スパッタリングを行った結果、40秒間で
50nmの厚さの記録膜を得ることかできた。
この結果、第2図にその記録媒体の断面模式に示すよう
に、スパッタリング混合ガス組成とターゲットとの関係
から、基板■上に堆積形成された記録膜(61)はTe
微粒子からなる光吸収部(611)と有機成分(612
)のマトリックス部から構成される。
に、スパッタリング混合ガス組成とターゲットとの関係
から、基板■上に堆積形成された記録膜(61)はTe
微粒子からなる光吸収部(611)と有機成分(612
)のマトリックス部から構成される。
このようにして得られた情報記録媒体を85℃−90%
RHの高温高湿度槽内で加速劣化試験による耐環境テス
トを行った。この耐環境テスト後に波長(λ)が800
nmのレーザ光による光透過率(T/To、)は第3図
に示すように3000時間後も変化せず良好な結果が得
られた。また、同じく波長800nmのレーザパルス光
を1JiInφに絞り、記録膜(61)に照射してピッ
トを形成し、光反@量の差を2値記録出力として測定し
た結果、45dB以上のS/N比が得られた。
RHの高温高湿度槽内で加速劣化試験による耐環境テス
トを行った。この耐環境テスト後に波長(λ)が800
nmのレーザ光による光透過率(T/To、)は第3図
に示すように3000時間後も変化せず良好な結果が得
られた。また、同じく波長800nmのレーザパルス光
を1JiInφに絞り、記録膜(61)に照射してピッ
トを形成し、光反@量の差を2値記録出力として測定し
た結果、45dB以上のS/N比が得られた。
なお、この実施例において、弗化炭素としてC2F6や
03 FBを使用しても全く同様な効果が得られた。ま
た、金属ターゲットについても、Teに限らず、In、
Sb、Pb、B i、Se。
03 FBを使用しても全く同様な効果が得られた。ま
た、金属ターゲットについても、Teに限らず、In、
Sb、Pb、B i、Se。
Act、Ga、AS、(3eの各単体おるいはこれらの
任意の組合わせ合金についても同様な効果が得られる。
任意の組合わせ合金についても同様な効果が得られる。
第二の発明による記録媒体の製造方法は、前記第一の発
明におけるスパッタリングガスの組成を若干変更したも
ので、炭化水素と弗化炭素のガスに代え、パラフィン系
炭化水素を用いた混合ガスとするとともに、この混合ガ
スの中にオレフィン系またはアセチレン系またはスチレ
ン系炭化水素の中のいずれか1種またはこれらの任意の
種類の組合わせからなるガスを容積で1〜20m0+%
添加させた雰囲気中で反応性スパッタリングを行わしめ
たものである。具体的例を次に説明する。
明におけるスパッタリングガスの組成を若干変更したも
ので、炭化水素と弗化炭素のガスに代え、パラフィン系
炭化水素を用いた混合ガスとするとともに、この混合ガ
スの中にオレフィン系またはアセチレン系またはスチレ
ン系炭化水素の中のいずれか1種またはこれらの任意の
種類の組合わせからなるガスを容積で1〜20m0+%
添加させた雰囲気中で反応性スパッタリングを行わしめ
たものである。具体的例を次に説明する。
[実施例−2]
CH4とArとの混合ガスにC2H2ガスを流量容積比
で5%添加したスパッタリングガスを使用し、実施例−
1と同様な工程で基板(へ)表面に°約50nmの厚ざ
の記録膜を堆積させ情報記録媒体を作製したが、実施例
−1同様にテスト・評価を行ったが、いずれも同様な特
性効果が得られた。特に、記録膜の加速劣化テストによ
る光透過率についても、第4図に示すように02 H2
ガスを添加しない場合(2)と比較し、良好な特性0が
得られた。また、発熱ピーク特性曲線についても、第5
図に示すように02 H2を添加しない場合0と比較し
高温側にシフトした特性に)が得られた。
で5%添加したスパッタリングガスを使用し、実施例−
1と同様な工程で基板(へ)表面に°約50nmの厚ざ
の記録膜を堆積させ情報記録媒体を作製したが、実施例
−1同様にテスト・評価を行ったが、いずれも同様な特
性効果が得られた。特に、記録膜の加速劣化テストによ
る光透過率についても、第4図に示すように02 H2
ガスを添加しない場合(2)と比較し、良好な特性0が
得られた。また、発熱ピーク特性曲線についても、第5
図に示すように02 H2を添加しない場合0と比較し
高温側にシフトした特性に)が得られた。
また、CH4と八rとの混合ガスにスチレンガスを約1
0m0I%添加したスパッタリングガスを使用し、実施
例−2と同様な工程で基板(6)表面に約50nmの厚
さの記録膜を堆積させ情報記録媒体を作製し、同様にテ
スト・評価を行った結果、いずれも同様な特性効果が得
られた。
0m0I%添加したスパッタリングガスを使用し、実施
例−2と同様な工程で基板(6)表面に約50nmの厚
さの記録膜を堆積させ情報記録媒体を作製し、同様にテ
スト・評価を行った結果、いずれも同様な特性効果が得
られた。
なお、実施例−2と同様な方法でC2H4゜C2H2、
スチレンの添加量を種々変えて記録膜を作製しテスト・
評価を行った結果、耐加速劣化特性に効果のあるガス添
加量は1〜20mol%であることが分った。
スチレンの添加量を種々変えて記録膜を作製しテスト・
評価を行った結果、耐加速劣化特性に効果のあるガス添
加量は1〜20mol%であることが分った。
また、上記実施例では金属ターゲットをTeとして説明
したが、その他のJn、3e、pb。
したが、その他のJn、3e、pb。
B i、sb、 Ag、aa、AS及びGeのいずれか
の金属単体もしくはこれらの任意の組合わせからなる合
金を使用しても同様な効果が得られる。
の金属単体もしくはこれらの任意の組合わせからなる合
金を使用しても同様な効果が得られる。
[発明の効果]
以上説明のように、この発明の製造方法によれば、特に
耐環境性に優れ長寿命で、記録・再生特性の優れた情報
記録媒体を提供することができる。
耐環境性に優れ長寿命で、記録・再生特性の優れた情報
記録媒体を提供することができる。
第1図はこの発明に係る情報記録媒体の製造に使用する
反応性スパッタリング装置の構造を示す概要図、第2図
はこの発明による製造方法によって作製された情報記録
媒体の断面模式図、第3図ないし第5図はいずれもこの
発明による製造方法によって作製された情報記録媒体の
特性を示す図で、耐環境テストにおける光透過率特性図
(第3図、第4図)、および発熱ピーク特性図(第5図
)である。 (υ・・・真空容器 ■・・・ガス導入口 (イ)・・・金属ターゲット及び電極 (6)・・・基板
反応性スパッタリング装置の構造を示す概要図、第2図
はこの発明による製造方法によって作製された情報記録
媒体の断面模式図、第3図ないし第5図はいずれもこの
発明による製造方法によって作製された情報記録媒体の
特性を示す図で、耐環境テストにおける光透過率特性図
(第3図、第4図)、および発熱ピーク特性図(第5図
)である。 (υ・・・真空容器 ■・・・ガス導入口 (イ)・・・金属ターゲット及び電極 (6)・・・基板
Claims (2)
- (1)レーザビームの照射により情報の記録・再生を行
なう記録膜を有する情報記録媒体の製造方法において、
真空容器内に金属ターゲットとを備え、記録膜は基板上
にArと炭化水素及び弗化炭素との混合ガスを含む雰囲
気中でのターゲットの反応性スパッタリングにより形成
したことを特徴とする情報記録媒体の製造方法。 - (2)レーザビームの照射により情報の記録・再生を行
なう記録膜を有する情報記録媒体の製造方法において、
真空容器内に金属ターゲットとを備え、記録膜は基板上
にArとパラフィン系炭化水素との混合ガスの中にオレ
フィン系またはアセチレン系またはスチレン系炭化水素
の中のいずれか1種またはこれらの任意の種類の組合わ
せからなるガスを容積で1〜20mol%添加させた雰
囲気中で反応性スパッタリングにより形成したことを特
徴とする情報記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63042174A JPH01220152A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 情報記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63042174A JPH01220152A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 情報記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01220152A true JPH01220152A (ja) | 1989-09-01 |
Family
ID=12628612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63042174A Pending JPH01220152A (ja) | 1988-02-26 | 1988-02-26 | 情報記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01220152A (ja) |
-
1988
- 1988-02-26 JP JP63042174A patent/JPH01220152A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5811217A (en) | Optical information recording medium and optical information recording/reproducing method | |
Ohta et al. | Thin injection-molded substrate for high density recording phase-change rewritable optical disk | |
JPH01220152A (ja) | 情報記録媒体の製造方法 | |
KR910003461B1 (ko) | 광학 기록 매체와 그 제조방법 | |
JPH04298389A (ja) | 光記録媒体およびその製造方法 | |
JPH01220153A (ja) | 情報記録媒体の製造方法 | |
JPH01220151A (ja) | 情報記録媒体の製造方法 | |
JPH04177632A (ja) | 高耐久性光ディスク媒体およびその製造方法 | |
JPH01217741A (ja) | 情報記録媒体の製造方法 | |
JPS6025278B2 (ja) | 光学的情報記録媒体 | |
JPH0511559B2 (ja) | ||
JPH01220150A (ja) | 情報記録媒体の製造方法 | |
JP4076293B2 (ja) | 光学記録媒体 | |
JPH10289478A (ja) | 光学式情報記録媒体及びその製造方法 | |
JPH03153389A (ja) | 光記録媒体 | |
JPH03263627A (ja) | 光記録媒体と光記録媒体用保護膜と保護膜の製法 | |
JPS63281234A (ja) | 情報記録媒体 | |
Kim et al. | CD-rewritable optical disks with enhanced media cyclability | |
JPH01173338A (ja) | 追記型光情報記録媒体 | |
JPH1196590A (ja) | 光記録用媒体 | |
JPS6070536A (ja) | 光情報記録媒体 | |
JPH02171290A (ja) | 情報記録媒体 | |
JPH06274941A (ja) | 光記録媒体 | |
JPH0540959A (ja) | 光記録媒体およびその製造方法 | |
JPS62154341A (ja) | 光記録媒体 |