JPH01218668A - 車体塗装方法 - Google Patents

車体塗装方法

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JPH01218668A
JPH01218668A JP4253688A JP4253688A JPH01218668A JP H01218668 A JPH01218668 A JP H01218668A JP 4253688 A JP4253688 A JP 4253688A JP 4253688 A JP4253688 A JP 4253688A JP H01218668 A JPH01218668 A JP H01218668A
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JP
Japan
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enamel
coating
car body
clear
painting
Prior art date
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Pending
Application number
JP4253688A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeharu Morita
森田 重治
Akira Yamashita
章 山下
Takashi Shingu
新宮 高司
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Nissan Shatai Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Shatai Co Ltd, Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Shatai Co Ltd
Priority to JP4253688A priority Critical patent/JPH01218668A/ja
Publication of JPH01218668A publication Critical patent/JPH01218668A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体塗装方法に関し、特に、樹脂製部品を有
する車体塗装方法に関する。
(従来の技術) 従来の車体塗装方法としては、例えば、「新編・自動車
工学ハンドブック 第13編の第8章(発行所 株式会
社 図書出版社)」に記載されているようなものが知ら
れている。
このような従来の車体塗装方法は、脱脂等の前処理を行
った後に、まず、電着塗装等の下塗りを行い、次に、中
塗りをし、その後、仕上げの上塗りを行い、最後に焼き
付けを行うものである。
(発明が解決しようとする課題) ところで、車体本体にはバンパ等の樹脂製部品が設けら
れていて、車体本体と樹脂製部品とを同色に塗装する場
合がある。
この場合に、車体本体と樹脂製部品とを別々に塗装して
、最後に樹脂製部品を組み付ける方法を採用すると、車
体本体と樹脂製部品との色が微妙に異なるなど、美観上
好ましいものではなく、商品価値を下げるものであった
また、上塗りの前に、車体本体に樹脂製部品を組み付け
、両者を一緒に上塗りするようにした場合には、最後の
焼付工程において、温度を高くすると樹脂製部品が変形
するし、樹脂製部品が変形することのない低温にすると
、塗料が硬化竺ず塗膜性能が劣るものであった。
そこで、このような課題を解決する第1の手段として、
上塗りに硬化性能が高いエナメル及びクリヤを塗布する
方法が考えられる。
即ち、通常、上塗りの際には、塗色のためのエナメルと
その表面保護のためのクリヤとを順に塗布するものであ
るが、その両方に、主剤と硬化剤とから成る2成分のも
のを用いるようにする。
よって、最後の焼付工程では70〜90°C程度の低温
で焼き付けを行うことで、エナメル及びクリヤを十分に
硬化させることができる。
従って、この方法によれば、車体と樹脂製部品の表面が
同時に塗装され、はぼ完全に同色に塗装することができ
、かつ、樹脂製部品の変形がなく、十分な塗膜性能も得
られる。
しかしながら、このような手段であっても、以下のよう
な解決すべき課題を残していた。
即ち、エナメル及びクリヤに主剤と硬化剤とから成る2
成分のものを用いる場合、まず、主剤と硬化剤とを混合
装置により混合し、それからスプレー等で塗布するもの
で、この混合装置は塗装する各色について設けなければ
ならい。そのため、色数の多い自動車の塗装ラインにあ
っては、投資額が莫大なものとなる。さらに、2成分の
ものは1成分のものに比べ高価であって、塗装コストが
高くなる。
そこで、本発明は、これらの課題を全て解決しようとす
るもので、車体本体と樹脂製部品とを同一の色に塗るこ
とができ、焼き付けの際に樹脂製部品に変形が生しるこ
とがなく、また、十分な塗膜性能が得られ、かつ、設備
を簡略化でき、塗装コストの低減を図ることができる車
体塗装方法を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上述のような課題を解決するために、本発明の車体塗装
方法では、金属製の車体本体の下塗りを行い、前記車体
本体に対し樹脂製部品を組み付け、そして、車体本体と
樹脂製部品の両方に対し、上塗り塗料を塗布する上塗り
工程を行い、その後、前記上塗り塗料を硬化させる焼付
工程を行う車体塗装方法において、前記上塗り工程が、
1成分のエナメルを塗布するエナメル塗装工程と、この
エナメル塗装工程後、主剤と硬化剤の2成分のクリヤを
塗布するクリヤ塗装工程とから成ることを手段とした。
(作 用) 上述のような本発明の車体塗装方法では、1成分のエナ
メルを用いるようにしたため、そのエナメル塗装工程に
おいて、エナメルを混合装置により混合することなくそ
のままスプレー等の塗装装置に送ればよい。
従って、エナメル用の混合装置は不要である。
こうして、エナメル塗装工程を行った後に、2成分のク
リヤを塗布するクリヤニ程が行われ、エナメルの層はク
リヤて覆われる。
よって、焼付工程では、樹脂製品が変形することのない
温度である低温で焼き付けを行っても、少なくともクリ
ヤの層は硬化して十分な塗布性能が得られる。従って、
エナメルに1成分のものを用いても、このエナメルは硬
化したクリヤの層に覆われることになり、それによって
十分な塗膜性能が確保される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により説明する。
第1図は、本発明の車体塗装方法の工程の流れを示す説
明図であって、この工程は、最初、車体本体1の塗装等
の工程Aと、バンパ(樹脂製部品)2,3の塗装等の工
程Bに分れている。つまり、車体Sは、第2図に示すよ
うに、鋼鉄により一体的に形成された車体本体lと、こ
の車体本体lに組み付けられ、車体本体lとは別体の樹
脂製のフロントとリヤのバンパ2.3を有している。
尚、車体本体lは、鋼鉄に限らず、アルミ等の他の金属
で形成してもよい。また、樹脂製部品としても、バンバ
2,3だけに限られるものではない。
そこで、まず車体本体1例の工程Aを説明すると、まず
、前処理工程11を行う。この前処理工程11は、防食
及び塗料の付着性能向上の目的から、車体本体1に対し
、脱脂、化学処理等の処理を施す工程である。
次に、車体本体1に対し下塗りの電着塗装工程12を行
い、その後、さらに中塗り工程13を行なう。
一方、バンパ2.3の工程Bでも、成形後、まず、塗料
の付着性能向上の目的から前処理工程14を行う。
次に、プライマ塗装工程15により下塗りを行う。
こうした後に、組付工程16により、バンバ2.3を車
体本体lに取り付け、上塗り工程17へ進む。
この上塗り工程17は、第3図及び第4図に示すような
塗装室4で成されるもので、まず、エナメル塗装装置5
によりエナメルEを吹き付ける工程であるエナメル塗装
工程171が成される。このエナメルEには、1成分の
ものが用いられていて、具体的には、ラッカー等の自然
乾燥型塗料やポリエステルキャブタイプ塗料等の低温焼
付型塗料が用いられている。また、前記エナメル塗装装
置5は、エナメルEを供給するサーキュレーションパイ
プ51と、圧力調整用の塗料圧レギュレータ52と、エ
ナメルEの色により使い分けられるカラーチェンジバル
ブ53と、エナメルEを噴射するスプレーガン54と、
このスプレーガン54を移動させる塗装ロッポット55
により構成される。
このように、上塗り工程17において、車体本体lとバ
ンバ2,3に対し、同時に上塗りが成されるから、両者
に同一の塗装が成され、両者の色が微妙に異なることが
なく美観が向上される。
このエナメル塗装工程171を終えると車体Sが運ばれ
、クリヤ塗装工程172が成される。
尚、エナメル塗装工程171で吹き付けられたエナメル
Eはこのクリヤ塗装工程172が成される前には未だ硬
化していない。
前記クリヤ塗装工程172ては、主剤C1と硬化剤C2
とから成るウレタン系の2成分のクリヤCが吹き付けら
れるもので、この主剤C1と硬化剤C2とは混合装置6
で混合された後にスプレーガン7により吹き付けられる
前記混合装置6の構成を説明すると、主剤C1用のサー
キュレーションバイブロ1と硬化剤C2用のサーキュレ
ーションバイブロ2がそれぞれ設けられ、また、両サー
キュレーションバイブロ1.62とスタティックミキサ
63とを結ぶ糸路には、それぞれ、塗料圧レギュレータ
64.65とギヤポンプ66.67とが設けられている
尚、前記スプレーガン7も塗装ロボット71により移動
される。
このようにして上塗り工程17を終えると、焼付工程1
8が成される。即ち、上塗りを終えた車体Sは、コンベ
アにより焼付炉8に送られ、そこで70〜90°Cの低
温で焼き付けが成される。
この場合、クリヤCには2成分のものが用いられている
から、硬化剤C2の反応により低温でも硬化して十分な
塗膜性能が得られるものである。
また、エナメルEも、低温焼付型のものが用いられてい
るし、仮に、硬化が遅くなっても、その上層のクリヤC
が硬化を終えているから、塗膜性能としては十分な性能
が得られるものである。
また、低温で焼き付けされるから、樹脂製のバンパ2,
3が熱により変形することがない。
以上のように、この実施例の方法では、エナメルEに1
成分のものを用いるようにしたので、エナメルE用の混
合装置が不要で、設備が簡単で、投資額が少なくてよい
また、エナメルE自体にも、2成分のものに比べて安価
なものを用いることができ、塗装コストの低減が図れる
また、このように1成分のエナメルEを用いても、その
上層であるクリヤCが硬化することで、エナメルEも十
分な塗布性能が得られるものである。
(発明の効果) 以上、説明したように本発明の車体塗装方法にあっては
、車体本体と樹脂製部品とを同時に上塗りするから色が
異なることがなく高い美観が得られる。また、表面のク
リヤに主剤と硬化剤とから成る2成分のものを用いたた
め、低温焼付が可能で、樹脂製部品が変形することなく
十分な塗膜性能が得られる。
さらに、エナメル工程において塗布するエナメルに1成
分のエナメルを用いるようにしたため、エナメルを混合
する必要が無くなって混合装置が不要となり、塗装ライ
ン上における設備投資額を低減できる。
また、このエナメルに関し従来よりも安価のものを用い
ることができ、これにより塗装コストを低減できる。
即ち、本発明では、車体本体と樹脂製部品とを同一の色
に塗ること、焼き付けの際に樹脂製部品に変形が生しな
いようにすること、十分な塗膜性能を得ること、設備を
簡略化すること、塗装コストの低減を図ることが同時に
達成できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車体塗装方法の工程の流れを示す説明
図、第2図は車体を示す斜視図、第3図は塗装室を示す
平面図、第4図は塗装室を示す断面図(第3図rV−I
V断面)である。 ■・・−車体本体 2.3・・・バンパ(樹脂製部品) 17・・・上塗り工程 18・・・焼付工程 171−・・エナメル塗装工程 172・・・クリヤ塗装工程 S・・・車体 E・−・エナメル C・−クリヤ C1−・−主剤 C2−・−硬化剤

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)金属製の車体本体の下塗りを行い、 前記車体本体に対し樹脂製部品を組み付け、そして、車
    体本体と樹脂製部品の両方に対し、上塗り塗料を塗布す
    る上塗り工程を行い、 その後、前記上塗り塗料を硬化させる焼付工程を行う車
    体塗装方法において、 前記上塗り工程が、1成分のエナメルを塗布するエナメ
    ル塗装工程と、このエナメル塗装工程後、主剤と硬化剤
    の2成分のクリヤを塗布するクリヤ塗装工程とから成る
    ことを特徴とする車体塗装方法。
JP4253688A 1988-02-25 1988-02-25 車体塗装方法 Pending JPH01218668A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4918127A (ja) * 1972-06-10 1974-02-18
JPS5750581A (en) * 1980-09-11 1982-03-25 Mitsubishi Rayon Co Ltd Formation of paint film
JPS57194078A (en) * 1981-05-27 1982-11-29 Nissan Motor Co Ltd One-body painting method of metallic member and synthetic resin member

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