JPH01218375A - 直流モータ用サーボ回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、磁気ディスク等を回転駆動する直流（Ｄ　
Ｃ）モータのためのサーボ回路に関するものである。

［従来の技術］ 第３図は例えばｒＤＣモータの制御回路設計」＜ｍ腰欣
司著：ＣＱ出版社昭和６０年５月２０日発行）の第２７
頁に示された従来の直流モータ用サーボ回路を示す回路
図であり、図において、１はＤＣモータ（直流モータ）
、２はＤＣモータ１から出力される回転数に比例した信
号を電圧に変換する変換回路、６は規定回転数に対応し
た電圧を出力する基準電圧生成回路で、電源６ａと可変
抵抗器６ｂとから構成されている。また、７は変換回路
２から出力された電圧と基準電圧生成回路６によって生
成された電圧とを比較する比較器（コンパレータ）、８
は比較器７からの比較結果に基づいてＤＣモータ１の回
転数が基準電圧生成回路７により設定される規定回転数
になるようにＤＣモータ１への電力制御を行なう電力制
御回路、９はＤＣモータ１へ電力を供給するための電源
である。

次に、第４図に従って動作について説明する。

まず、ＤＣモータ１からは回転数に比例した信号が出力
され（ステップＳ１）、その信号は、変換回路２により
回転数に対応した電圧に変換される（ステップＳ２）、
そして、変換回路２からの電圧は、比較器７において、
基準電圧生成回路゛６によって生成された規定回転数に
対応した電圧と比較された後（ステップＳ３）、電力制
御回路８が、比較器７で比較された電圧の偏差に基づい
て、ＤＣモータ１の回転数が規定回転数になるように、
即ち、比較器７からの偏差出力がゼロとなるようにＤＣ
モータ１への電力制御を行なう（ステップＳ４）。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の直流モータ用サーボ回路は以上のように構成され
ているので、基準電圧生成回路６において、電源６ａか
ら可変抵抗器６ｂへ供給される電圧が変動すると、可変
抵抗器６ｂにより生成される規定回転数に対応する基準
電圧にも変化が生じる場合があり、安定した基準電圧が
得られず、ＤＣモータ１の回転数を確実に且つ精度よく
規定回転数に維持できないなどの問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、電源を用いることなく安定した規定回転数に
関する値を得られるようにして、規定回転数を確実かつ
精度よく維持できる直流モータ用サーボ回路を得ること
を目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る直流モータ用サーボ回路は、直流モータ
の回転数に関するアナログ値をディジタル値に変換する
アナログ／ディジタル変換器と。

このアナログ／ディジタル変換器からのディジタル値と
予め設定される規定回転数に関する基準ディジタル値と
を比較しその偏差に基づいて電力制御回路へ制御信号を
出力するマイクロプロセッサ、とをそなえたものである
。

［作　　　用］ 、この発明における直流モータ用サーボ回路では。

直流モータの実際の回転数がアナログ／ディジタル変換
器によりディジタル化され、そのディジタル値が、マイ
クロツブセッサにおいて、予め設定された規定回転数に
関する基準ディジタル値と比較され、その偏差に応じて
、電力制御回路が、上記直流モータが上記規定回転数を
維持する（上記偏差をゼロにする）ように上記直流モー
タへの電力供給を制御する。これにより、上記規定回転
数に関する値を設定するに際して、電源を用いる必要が
なくなり、安定した規定回転数に関する基準ディジタル
値が得られる。

［発明の実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、１はＤＣモータ（直流モータ）、２はＤＣ
モータ１から出力される回転数に比例した信号を電圧に
変換する変換回路、３は変換回路２からの電圧（ＤＣモ
ータ１の回転数に関するアナログ値）をディジタル値に
変換するＡ／Ｄコンバータ（アナログ／ディジタル変換
器）、４はＡ／Ｄコンバータ３のディジタル値と予め設
定される規定回転数に相当する基準ディジタル値とを比
較しその偏差に基づいて電力制御回路８へ制御信号を出
力するマイクロプロセッサ、５は基準ディジタル値を格
納して設定するためのＲＯＭ等の記憶装置からなる基準
ディジタル値設定器、８はマイクロプロセッサ４からの
制御信号を受けてＤＣモータ１の回転数が基準ディジタ
ル値設定器５により設定される規定回転数になるように
ＤＣモータ１への電力制御を行なう電力制御回路、９は
ＤＣモータ１へ電力を供給するための電源である。

次に１本実施例の動作を第２図に従って説明する。

まず、ＤＣモータ１からは回転数に比例した信号が出力
され（ステップＡｌ）、その信号は、変換回路２により
回転数に対応した電圧に変換されてから（ステップＡ２
）、Ａ／Ｄコンバータ３によりアナログ値からディジタ
ル値に変換される（ステップＡ３）。

そして、Ａ／Ｄコンバータ３からのディジタル値は、マ
イクロプロセッサ４において、基準ディジタル値設定器
５によって設定された規定回転数に対応した基準ディジ
タル値と比較された後（ステップＡ４）、電力制御回路
８が、マイクロプロセッサ４で比較されたディジタル値
の偏差に基づき、マイクロプロセッサ４からの制御信号
に従って、ＤＣモータ１の回転数が規定回転数になるよ
うに、即ち、上記偏差がゼロとなるようにＤＣモータ１
への電力制御を行なう（ステップＡ５）。

このように１本実施例によれば、規定回転数に関する値
を設定するに際して、従来のように電源（第３図の符号
６ａ参照）を用いる必要がなくなり、供給電圧の変動に
左右されない安定した規定回転数に関する基準ディジタ
ル値が得られるので、ＤＣモータ１の規定回転数を確実
かつ精度よく維持できるのである。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、直流モータの回転数
に関する値をアナログ／ディジタル変換器によりディジ
タル化し、そのディジタル値を、マイクロツブセッサに
おいて予め設定された規定回転数に関する基準ディジタ
ル値と比較し、その偏差に応じて、電力制御回路により
上記直流モータへの電力供給を制御し、上記直流モータ
が上記規定回転数を維持するように構成したので、供給
電圧の変動に左右されない安定した規定回転数に関する
基準ディジタル値が得られ、直流モータの規定回転数を
確実かつ精度よく維持できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による直流モータ用サーボ
回路を示すブロック図、第２図は上記実施例の回路の動
作を説明するためのフローチャート、第３図は従来の直
流モータ用サーボ回路を示す回路図、第４図は上記従来
回路の動作を説明するためのフローチャートである。 図において、１−ＤＣモータ（直流モータ）、２−変換
回路、３−Ａ／Ｄコンバータ（アナログ／ディジタル変
換器）、４−マイクロプロセッサ、５−基準ディジタル
値設定器、８・−電力制御回路。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 直流モータの回転数を規定回転数に維持すべく上記直流
   モータへの電力供給を制御する電力制御回路をそなえて
   なる直流モータ用サーボ回路において、上記直流モータ
   の回転数に関するアナログ値をディジタル値に変換する
   アナログ／ディジタル変換器と、同アナログ／ディジタ
   ル変換器からのディジタル値と予め設定される上記規定
   回転数に関する基準ディジタル値とを比較しその偏差に
   基づいて上記電力制御回路へ制御信号を出力するマイク
   ロプロセッサとがそなえられたことを特徴とする直流モ
   ータ用サーボ回路。