JPH0121742B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0121742B2 JPH0121742B2 JP59240131A JP24013184A JPH0121742B2 JP H0121742 B2 JPH0121742 B2 JP H0121742B2 JP 59240131 A JP59240131 A JP 59240131A JP 24013184 A JP24013184 A JP 24013184A JP H0121742 B2 JPH0121742 B2 JP H0121742B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grooves
- product
- raw material
- crab
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Fish Paste Products (AREA)
Description
本発明はかに脚様に水産練製品を製造する方法
に関するものである。
に関するものである。
最近、水産練製品の付加価値を向上するためか
に脚様の練製品が知られている。 しかしながら従来は扁平帯状の練製品原料に長
手方向に細かく切込溝又は切目を入れて長い繊維
状に形成し、これを集束しているため、かに脚の
ような短繊維状のものとは食感が全く異なるばか
りか、千切つたりした時長い繊維状のものが長く
繋がつたまま引抜かれ、切断部もかに脚とは全く
異なると共にサラダに入れる場合のように細かく
ほぐすことができない欠陥があり、単に外見的か
に脚様に見せかけているに過ぎない。 また実開昭58−105885号公報に見られるように
長手方向に切込溝を有する扁平帯状原料をその一
側縁から斜めに捲込んで連続した筒状を形成する
ことも知られているが、この方式も単に扁平帯状
原料が螺旋状になるだけで前記のものと同様の欠
陥があるばかりか、扁平帯状原料の側縁が筒状製
品の表面に螺旋状の段部となつてあらわれるの
で、かに脚色に着色する場合の着色がきれいに仕
上がらず、製品の体裁を損なう欠陥がある。 この欠陥を改善するために、実公昭57−15670
号公報に見られるように、帯状練製品に斜状に切
込を入れた繊維状中間品を多数集合結束して形成
した練製品が知られているが、このものは斜状切
込を入れた帯状中間品を夫々別個に形成しなけれ
ばならないと共にこれを多数集めて集束結束する
ために製造能率が極めて悪いばかりか、千切つた
場合に斜状切込方向に裂けて切断され、かに脚の
ように不規則な切断面を呈しない等の欠陥があ
る。
に脚様の練製品が知られている。 しかしながら従来は扁平帯状の練製品原料に長
手方向に細かく切込溝又は切目を入れて長い繊維
状に形成し、これを集束しているため、かに脚の
ような短繊維状のものとは食感が全く異なるばか
りか、千切つたりした時長い繊維状のものが長く
繋がつたまま引抜かれ、切断部もかに脚とは全く
異なると共にサラダに入れる場合のように細かく
ほぐすことができない欠陥があり、単に外見的か
に脚様に見せかけているに過ぎない。 また実開昭58−105885号公報に見られるように
長手方向に切込溝を有する扁平帯状原料をその一
側縁から斜めに捲込んで連続した筒状を形成する
ことも知られているが、この方式も単に扁平帯状
原料が螺旋状になるだけで前記のものと同様の欠
陥があるばかりか、扁平帯状原料の側縁が筒状製
品の表面に螺旋状の段部となつてあらわれるの
で、かに脚色に着色する場合の着色がきれいに仕
上がらず、製品の体裁を損なう欠陥がある。 この欠陥を改善するために、実公昭57−15670
号公報に見られるように、帯状練製品に斜状に切
込を入れた繊維状中間品を多数集合結束して形成
した練製品が知られているが、このものは斜状切
込を入れた帯状中間品を夫々別個に形成しなけれ
ばならないと共にこれを多数集めて集束結束する
ために製造能率が極めて悪いばかりか、千切つた
場合に斜状切込方向に裂けて切断され、かに脚の
ように不規則な切断面を呈しない等の欠陥があ
る。
本発明はこれらの欠陥を改善して色調及び食感
共にかに脚に近似した練製品を能率良く製造する
ようにしたもので、扁平帯状の練製品原料の一面
に細かい間隔の長手方向の切込溝を、他面に巾広
い間隔の略巾方向の切込溝を夫々形成し、次いで
これを長手方向に移送しながら一側縁から長手方
向の切込溝が表面になるように捲込んで連続せる
筒状に形成した後その表面をかに脚色に着色し、
所要の長さに切断することを要旨とするものであ
る。
共にかに脚に近似した練製品を能率良く製造する
ようにしたもので、扁平帯状の練製品原料の一面
に細かい間隔の長手方向の切込溝を、他面に巾広
い間隔の略巾方向の切込溝を夫々形成し、次いで
これを長手方向に移送しながら一側縁から長手方
向の切込溝が表面になるように捲込んで連続せる
筒状に形成した後その表面をかに脚色に着色し、
所要の長さに切断することを要旨とするものであ
る。
本発明の実施例を図面について説明すると、練
製品原料1を移送ベルト2で連続移送し、移送ベ
ルト2の前部に設置された間隔の細かい縦線刻設
装置3で原料1の裏面に長手方向に細かい間隔の
連続した切込溝を切断しない程度に刻設し、次い
で搬送ベルト5上において巾広い間隔の横線刻設
装置6で原料の表面に切断しない程度で巾の広い
略巾方向の切込溝4を表面に刻設する。 前記縦線刻設装置3としては、実施例の図面で
は一側に受けロール8を他側に間隔の細かい刃を
有する切込溝刻設ロール9を対向設置し、この間
に練製品原料1を通過させることにより原料1の
裏面に長手方向の切込溝4を形成し、横線刻設装
置6としては、巾方向に切刃10を有するロール
11によつて原料1の表面に巾方向の切込溝7を
形成しているが、横線刻設装置6は切刃10を断
続状に形成し表面の巾方向の切込溝7を千鳥状切
込溝7を形成することもできる。 また本発明の巾の広い巾方向の切込溝7は長手
方向の切込溝4に直交するものだけを意味するも
のものではなく、巾方向に対して傾斜して刻設し
ても差し支えない。 このようにして細かい間隔の長手方向の切込溝
4と巾広い略巾方向の切込溝7とを表裏反対面に
刻設した練製品原料1は更に搬送ベルト5で移送
され、必要に応じてその一側部に芯材料供給装置
12のノズル13からチーズその他の芯材料14
を供給された後、長手方向に移送しながらその一
側縁から案内集束ロール等の捲込み装置15で長
手方向の切込溝4が表面になるように捲込んで連
続した断面円型又は角型の筒状に成型し、次いで
その表面を直接着色16して包装装置17で包装
するか、又は公知のように着色した包装紙18を
包装装置17で包装して表面に転写着色16し、
更にこれを切断装置19で所要の長さに切断し製
品20とするものである。 なお図中21は色付けノズル、22はフイルム
ガイドである。 前記捲込み装置15は練製品原料を長手方向に
移送しながらその一側縁から捲回できるものであ
れば良く、例えば特公昭58−29165号公報に見ら
れるように案内集束ロールの前部に更に捲込み間
隔の順次狭くなる複数のロール群を設けて形成す
ることもできる。 また筒状成型物を切断装置19で切断する場合
には第6図のように斜状に切断することもでき
る。 このようにして製造された筒状練製品は、細か
い間隔の長手方向の切込溝4が表面に顕出すると
共にこれに巾広い切込溝7が裏面で切込溝4と交
叉するためかに脚に近似して噛み切り又は千切り
易いと共にその色感もかに脚様に現出され、また
細かい細片にほぐし易い製品が得られる。
製品原料1を移送ベルト2で連続移送し、移送ベ
ルト2の前部に設置された間隔の細かい縦線刻設
装置3で原料1の裏面に長手方向に細かい間隔の
連続した切込溝を切断しない程度に刻設し、次い
で搬送ベルト5上において巾広い間隔の横線刻設
装置6で原料の表面に切断しない程度で巾の広い
略巾方向の切込溝4を表面に刻設する。 前記縦線刻設装置3としては、実施例の図面で
は一側に受けロール8を他側に間隔の細かい刃を
有する切込溝刻設ロール9を対向設置し、この間
に練製品原料1を通過させることにより原料1の
裏面に長手方向の切込溝4を形成し、横線刻設装
置6としては、巾方向に切刃10を有するロール
11によつて原料1の表面に巾方向の切込溝7を
形成しているが、横線刻設装置6は切刃10を断
続状に形成し表面の巾方向の切込溝7を千鳥状切
込溝7を形成することもできる。 また本発明の巾の広い巾方向の切込溝7は長手
方向の切込溝4に直交するものだけを意味するも
のものではなく、巾方向に対して傾斜して刻設し
ても差し支えない。 このようにして細かい間隔の長手方向の切込溝
4と巾広い略巾方向の切込溝7とを表裏反対面に
刻設した練製品原料1は更に搬送ベルト5で移送
され、必要に応じてその一側部に芯材料供給装置
12のノズル13からチーズその他の芯材料14
を供給された後、長手方向に移送しながらその一
側縁から案内集束ロール等の捲込み装置15で長
手方向の切込溝4が表面になるように捲込んで連
続した断面円型又は角型の筒状に成型し、次いで
その表面を直接着色16して包装装置17で包装
するか、又は公知のように着色した包装紙18を
包装装置17で包装して表面に転写着色16し、
更にこれを切断装置19で所要の長さに切断し製
品20とするものである。 なお図中21は色付けノズル、22はフイルム
ガイドである。 前記捲込み装置15は練製品原料を長手方向に
移送しながらその一側縁から捲回できるものであ
れば良く、例えば特公昭58−29165号公報に見ら
れるように案内集束ロールの前部に更に捲込み間
隔の順次狭くなる複数のロール群を設けて形成す
ることもできる。 また筒状成型物を切断装置19で切断する場合
には第6図のように斜状に切断することもでき
る。 このようにして製造された筒状練製品は、細か
い間隔の長手方向の切込溝4が表面に顕出すると
共にこれに巾広い切込溝7が裏面で切込溝4と交
叉するためかに脚に近似して噛み切り又は千切り
易いと共にその色感もかに脚様に現出され、また
細かい細片にほぐし易い製品が得られる。
本発明によつて製造された練製品は表面の細か
い間隔の長手方向の切込溝がその裏面の略巾方向
の巾広の切込溝によつて分断され易い状態に形成
されているので、食感がかに脚に極めて近似しか
に脚と同様に細かくほぐしたり、噛みきり又は千
切り易いと共にかに脚色の着色剤も長手方向の細
かい切込溝のみに入り込みにじむことなく長手方
向の色調によつてかに脚色に近似した色感を現出
させかに脚色の直接着色も又は包装紙による転写
着色も体裁良く容易にでき、従つて食感及び色感
共にかに脚に近似した品質の良い製品を製造する
ことができ、しかもこのような練製品を連続して
能率良く製造できる優れた特徴を有する。
い間隔の長手方向の切込溝がその裏面の略巾方向
の巾広の切込溝によつて分断され易い状態に形成
されているので、食感がかに脚に極めて近似しか
に脚と同様に細かくほぐしたり、噛みきり又は千
切り易いと共にかに脚色の着色剤も長手方向の細
かい切込溝のみに入り込みにじむことなく長手方
向の色調によつてかに脚色に近似した色感を現出
させかに脚色の直接着色も又は包装紙による転写
着色も体裁良く容易にでき、従つて食感及び色感
共にかに脚に近似した品質の良い製品を製造する
ことができ、しかもこのような練製品を連続して
能率良く製造できる優れた特徴を有する。
第1図は本発明の平面図、第2図は正面図、第
3図は本発明製品の正面図、第4図は同縦断面
図、第5図は第3図の製品を展開した平面図、第
6図は本発明製品の別実施例の正面図である。 1……練製品原料、4……長手方向の切込溝、
7……略巾方向の切込溝、15……捲込み装置、
16……着色、19……切断装置。
3図は本発明製品の正面図、第4図は同縦断面
図、第5図は第3図の製品を展開した平面図、第
6図は本発明製品の別実施例の正面図である。 1……練製品原料、4……長手方向の切込溝、
7……略巾方向の切込溝、15……捲込み装置、
16……着色、19……切断装置。
Claims (1)
- 1 扁平帯状の練製品原料の一面に細かい間隔の
長手方向の切込溝を、他面に巾広い間隔の略巾方
向の切込溝を夫々形成し、次いでこれを長手方向
に移送しながら一側縁から長手方向の切込溝が表
面になるように捲込んで連続せる筒状に形成した
後その表面をかに脚色に着色し、所要の長さに切
断することを特徴とする水産練製品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59240131A JPS61119171A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 水産練製品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59240131A JPS61119171A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 水産練製品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61119171A JPS61119171A (ja) | 1986-06-06 |
JPH0121742B2 true JPH0121742B2 (ja) | 1989-04-24 |
Family
ID=17054957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59240131A Granted JPS61119171A (ja) | 1984-11-14 | 1984-11-14 | 水産練製品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61119171A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6736053B1 (en) * | 1998-10-15 | 2004-05-18 | Shigeo Yasuno | Method and device for making crab-leg-meat-like product made with boiled fish paste |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5941975U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-17 | 矢崎総業株式会社 | 圧接コネクタ用電気接続子 |
JPS60149361A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-06 | Bibun Corp | 水産練製品の製造方法及び装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58187288U (ja) * | 1982-06-07 | 1983-12-13 | 株式会社大商 | カニ風練製品製造装置 |
JPS6098385U (ja) * | 1983-12-12 | 1985-07-04 | 株式会社 大崎水産 | かに足状魚肉練製品 |
-
1984
- 1984-11-14 JP JP59240131A patent/JPS61119171A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5941975U (ja) * | 1982-09-13 | 1984-03-17 | 矢崎総業株式会社 | 圧接コネクタ用電気接続子 |
JPS60149361A (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-06 | Bibun Corp | 水産練製品の製造方法及び装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61119171A (ja) | 1986-06-06 |
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