JPH01216953A - 気相酸化による3個又は4個の炭素原子を有するα,β―モノオレフイン性不飽和カルボン酸の製法 - Google Patents

気相酸化による3個又は4個の炭素原子を有するα,β―モノオレフイン性不飽和カルボン酸の製法

Info

Publication number
JPH01216953A
JPH01216953A JP1006082A JP608289A JPH01216953A JP H01216953 A JPH01216953 A JP H01216953A JP 1006082 A JP1006082 A JP 1006082A JP 608289 A JP608289 A JP 608289A JP H01216953 A JPH01216953 A JP H01216953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stage
oxidation
pressure
unsaturated carboxylic
bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1006082A
Other languages
English (en)
Inventor
Carl-Heinz Dr Willersinn
カール―ハインツ・ヴイラージン
Hans Dr Martan
ハンス・マルチン
Richard Krabetz
リヒアルト・クラベツツ
Gerd-Juergen Dr Engert
ゲルト―ユルゲン・エンゲルト
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JPH01216953A publication Critical patent/JPH01216953A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C57/00Unsaturated compounds having carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C57/02Unsaturated compounds having carboxyl groups bound to acyclic carbon atoms with only carbon-to-carbon double bonds as unsaturation
    • C07C57/03Monocarboxylic acids
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C51/00Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
    • C07C51/16Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation
    • C07C51/21Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen
    • C07C51/25Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen of unsaturated compounds containing no six-membered aromatic ring
    • C07C51/252Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by oxidation with molecular oxygen of unsaturated compounds containing no six-membered aromatic ring of propene, butenes, acrolein or methacrolein

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、3個又は4個の炭素原子を有するアルケン及
び対応するα、β−オレフィン性不飽和アルデヒドを従
来のモリブデン含有酸化物触媒を用いて2個の酸化段階
において気相酸化することによる、6個又は4個の炭素
原子を有するα、β−モノオレフィン性不飽和カルボン
酸の製法に関する。
3個又は4個の炭素原子のアルケン類特にプロピレン及
び対応するα、β−オレフィン性不飽和アルデヒド特に
アクロレインの気相酸化による3個又は4個の炭素原子
を有するα、β−モノオレフィン性不飽和カルボン酸特
にアクリル酸の製法は、多くの刊行物に開示されている
。この公知方法は一般に2個の酸化段階において実施さ
れ、第1の酸化段階において、まず3個又は4個の炭素
原子を有するアルケン特にプロピレンをモリブデン及び
追加の金属を含有する酸化物触媒上で酸化して対応する
α、β−オレフィン性不飽和アルデヒド例えばアクロレ
インを生成し、次いで第2の酸化段階において、第1の
触媒とは異なるモリブデン含有触媒上で同様に酸化して
α、β−モノオレフィン性不飽和カルボン酸特にアクリ
ル酸を生成する。
米国特許4008280号明細書の記載によれば、0.
5〜10気圧の圧力範囲で操作される。
好適のモリブデン含有酸化物触媒は例えば米国特許40
08280号、3970702号、6.825600号
、西独特許2229358号及び2049583号、な
らびに西独特開3300044号及び3338380号
に記載されている。第1酸化段階の触媒は他の金属酸化
物と混合されたモリブデン酸ビスマスでアル。第2酸化
段階の酸化物触媒は、モリブデンに加えて多くの場合バ
ナジウム及び/又はタングステン及び/又はアンチモン
及び/又は銅を含有する。
これらの触媒は、実際は成形された構造物例えば球、円
柱又は環の形で用いられ、これらのものは多くは3〜8
皿の範囲の直径を有する。
この種の酸化物触媒は工業的操作では、一般に1.5〜
3crnの自由直径を有する多数の平行にに 接続された管中。配置され、これらの管は熱交換媒体中
に存在する。これらの管には反応器の入口で、アルケン
、酸素、窒素、小量の水蒸気及び返送された未反応の出
発物質からのガス状混合物が装入される。次いで反応は
300〜450℃特に330〜420℃の温度において
行われる。熱い反応ガスは第2の反応段階を出て、−般
に吸収段階例えば場合により前に接続された予冷装置(
予冷)を有する吸収塔に供給される。
そこでアクリル酸ならびに未酸化の高沸点の副生物が分
離される。未反応のガス状出発物質は廃ガス中に導通さ
れ又は第1の酸化段階の初期に返送され、アクリル酸及
び副生物を含有する吸収物は蒸留により仕上げ処理され
る。この種の装置において出発ガス混合物は、圧縮機に
より第1の酸化段階の管中に、そしてさらに全装置に圧
入される。これにより装置の初めにおいて一般に2〜2
.5バールの圧力、第2酸化段階の終わりに1.4〜1
.8バールの圧力、そして吸収段階の終わりに1〜1.
2バールの圧力が支配する。
しかし全装置特に第1の反応器部分において圧力が損失
するため、比較的高い圧力を生じさせるべきことが知ら
れた。しかし反応器(第1酸化段階)の入口層中の一定
量の反応ガスにおいて圧力が高いと、希望しない急速な
反応を生じ、触媒層中の最高温度が高められる。このと
が、すでに圧力損失を減少させるために用いられた。し
かししばしば高い圧力損失を持つ触媒成形物は単純であ
り、従って製造するに経済的であり、そのほか実質的に
圧力損失のない触媒床では、圧力損失の小さい成形物よ
り高い選択率で目的物質を製造できる利点がある。
本発明者らは、3個又は4個の炭素原子を有するアルケ
ン及び後記の目的カルボン酸に対応するα、β−オレフ
ィン性不飽和アルデヒドを、このために普通に用いられ
るモリブデン含有酸化物触媒を用いて0.5〜10バー
ルの圧力で2個の酸化段階において気相酸化し、第2の
酸化段階ののち不飽和カルボン酸を吸収により分離し、
そして未反応出発物質を返送し、その際第2の酸化段階
ののちの圧力を0.3〜1.0バールにするとき、3個
又は4個の炭素原子を有するα、β−モノオレフィン性
不飽和カルボン酸を特に有利に製造しうろことを見出し
た。
新規な方法では、α、β−オレフィン性不飽和カルボン
酸特にアクリル酸について明らかに高い収率が得られる
。第2の酸化段階ののちの圧力調節は、第2の酸化段階
からの反応ガスを吸引して吸収段階に導入又は導通する
ことによって、特に有利に行うことができる。この目的
のために圧縮機を、第2の酸化段階の直後で、又は好ま
しくは熱い反応ガスの冷却器の後で例えば予冷装置の後
で、あるいは吸収段階の後で用いることができる。好適
な圧縮機は遠心−、ピストン−又は薄膜圧縮機である。
この圧縮機の配置は第1図ないし第3図の中に示される
。これらの図は、プロピレン及びアクロレインの酸化に
よるアクリル酸の製造のだめの酸化部及び吸収部の概要
を示す。この操作において、新らしいプロピレン、空気
及び場合により水蒸気からなる新しいガス(1)は、未
反応出発物質(2)と混合したのち、第1の酸化段階(
3)に、続いて第2の酸化段階(4)に供給される。(
4)を出た熱い反応ガスは、予冷装置(6)に直接に(
第2図及び第3図)、又は圧縮機(5)を通して(第1
図)供給される。(6)の中で、高度に揮発性の又は不
揮発性の不純物が負荷された溶剤は、特別の熱の供給又
は除去なしで循環させることができる。そこで反応ガス
は、循環溶剤を負荷され、そして溶剤の蒸発によって冷
却する。冷却された反応、ガスは直接に(第1図及び第
3図)又は圧縮機(5)を通して(第2図)吸収塔(力
に供給され、その中でアクリル酸が洗浄除去される。
このアクリル酸は吸収塔(力の下端から出て、溶剤を分
離するため蒸留装置(8)に供給される。分離された溶
剤はアクリル酸を再び吸収するために(力の頂部に導入
される。未反応の出発物質(2)特にプロペン及び窒素
ならびに少量の水蒸気、Co、 Co、及びアクロレイ
ンは、(7)の上端から出て、廃ガス中に導かれるか、
あるいは直接に(第1図及び第2図)又は圧縮機(5)
を通して(第3図)新しいガス(1)に供給される。
下記の実施例を実施するために、西独特許251340
5号明細書に記載されたモデル反応器が用いられる。
実施例1 第1段階のために西独特許2!138111号の例1に
よる触媒1100Crns及び第2段階のために欧州特
許15569号の例1による触媒1130CrrI3を
、管の直径が25龍のモデル管状反応器に充填する。第
1段階のためには360℃の塩浴温度、第2段階のため
には279℃の塩浴温度で、反応器に、酸素9モル%、
プロペン5モル%、及び主として窒素ならびに微量のC
o、CO□及びアクロレインからなる希釈ガスからのガ
ス混合物2400 Nilを充填した。
第2段階の端部における圧力を0.95バールにする。
97.4モル%のプロペン変化率及び99.5モル%の
アクロレイン変化率において、86゜4モル%のアクリ
ル酸収率が得られる。
比較例1 実施例1と同様に操作し、ただし第2段階ののちの圧力
を2バールに高める。これにより第2段階の前の圧力は
2.25・バールに上昇する。
第1段階では643℃、第2段階では271℃の塩浴温
度で、97.4モル%のプロペン変化率及び995モル
%のアクロレイン変化率において、85.2モル%のア
クリル酸収率が得られるにすぎない。
実施例2 実施例1と同様に操作し、ただしインジュウム゛がカリ
ウムにより置き換えられたDB −082338111
号の例1による触媒を第1段階に使用し、欧州特許15
569号の例1による触媒を第2段階に使用する。第2
段階ののちの圧力を0.8バールにする。第1段階では
347℃、第2段階では280 ’Cの塩浴温度で、9
8゜5モル%のプロペン変化率及び99.2モル%のア
クロレイン変化率において、88.5モル%のアクリル
酸収率が得られる。
比較例2 実施例2と同様に操作し、ただし第2段階ののちの圧力
を1.33バールにする。第1段階では340℃、第2
段階では275℃の浴温で、98.3%ル%ノフロヘン
変化率及び99.4モル%のアクロレイン変化率におい
て、87.5モル%のアクリル酸収率が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明方法の実施に適する装置の
概要を示すものであって、図中の1は出発ガス混合物、
2は未反応出発物質、3は第1酸化段階、4は第2酸化
段階、5は圧縮機、6は予冷装置、7は吸収段階、8は
蒸留装置である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、3個又は4個の炭素原子を有するアルケン及び後記
    の目的カルボン酸に対応するα,β−オレフィン性不飽
    和アルデヒドを、このために普通のモリブデン含有酸化
    物触媒を用いて0.5〜10バールの圧力で2個の酸化
    段階において気相酸化し、第2の酸化段階ののち不飽和
    カルボン酸を吸収により分離し、そして未反応出発物質
    を返送し、その際第2の酸化段階ののちの圧力を0.3
    〜1.0バールにすることを特徴とする、3個又は4個
    の炭素原子を有するα,β−モノオレフィン性不飽和カ
    ルボン酸の製法。 2、第2の酸化段階からの反応ガスを、吸収段階の中に
    又はこれを通して吸引する圧縮機を用いて圧力を調節す
    ることを特徴とする、第1請求項に記載の方法。
JP1006082A 1988-01-15 1989-01-17 気相酸化による3個又は4個の炭素原子を有するα,β―モノオレフイン性不飽和カルボン酸の製法 Pending JPH01216953A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3800991.9 1988-01-15
DE3800991A DE3800991A1 (de) 1988-01-15 1988-01-15 Verfahren zur herstellung von (alpha),(beta)-monoolefinisch ungesaettigten 3 bis 4 c-atome enthaltenden carbonsaeuren durch gasphasenoxidation

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01216953A true JPH01216953A (ja) 1989-08-30

Family

ID=6345331

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1006082A Pending JPH01216953A (ja) 1988-01-15 1989-01-17 気相酸化による3個又は4個の炭素原子を有するα,β―モノオレフイン性不飽和カルボン酸の製法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0324414A3 (ja)
JP (1) JPH01216953A (ja)
KR (1) KR890011815A (ja)
DE (1) DE3800991A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5728872A (en) * 1994-06-27 1998-03-17 Lutz Riemenschneider Stabilized acrylic acid compositions

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55102536A (en) * 1979-01-30 1980-08-05 Mitsubishi Petrochem Co Ltd Preparation of acrylic acid
CA1217502A (en) * 1982-04-14 1987-02-03 Sargis Khoobiar Conversion of alkanes to unsaturated aldehydes
DE3721865A1 (de) * 1987-07-02 1989-01-12 Basf Ag Verfahren zur herstellung von methacrylsaeure

Also Published As

Publication number Publication date
KR890011815A (ko) 1989-08-22
DE3800991A1 (de) 1989-07-27
EP0324414A3 (de) 1990-01-31
EP0324414A2 (de) 1989-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4147885A (en) Process for producing acrylic acid from propylene
JP3488471B2 (ja) アルカンの酸化法
JP4346822B2 (ja) プロピレンの低温度選択的酸化用のモリブデン−バナジウム系触媒、その製造方法及び使用方法
US3192259A (en) Production of alpha, beta-unsaturated oxygen-containing compounds
JP2006500430A5 (ja)
JP2002179599A (ja) アルケンおよびカルボン酸を製造するための酸化方法
JPS6311338B2 (ja)
JP2012524105A (ja) アルカンから不飽和カルボン酸を製造するためのプロセス
JP2001247510A (ja) アクリル酸の製造方法
JPS5946934B2 (ja) メタクリル酸の製法
JP4680473B2 (ja) 低級不飽和炭化水素の酸化による不飽和カルボン酸の生成のための二段階プロセス
US3470239A (en) Process for preparing methacrylic acid and its esters from isobutane
JP5676628B2 (ja) 酢酸アリルの製造方法
US3230248A (en) Preparation of methyl or ethyl methacrylate
US4564703A (en) Process for preparing methacrylic acid
JPH01216953A (ja) 気相酸化による3個又は4個の炭素原子を有するα,β―モノオレフイン性不飽和カルボン酸の製法
JP3190641B2 (ja) C原子1〜4個を有する飽和カルボン酸の製造方法及び該方法を実施するための装置
JP2005200415A (ja) 低分子量アルカンおよびアルケンを選択的に(アンモ)酸化するための改良された方法
JPS638095B2 (ja)
US4249020A (en) Oxydehydrogenation of certain≧C4 saturated oxyhydrocarbon compounds
JP4091751B2 (ja) 気相接触酸化反応方法
JP3804875B2 (ja) メタクロレインの製造方法
JP2000210566A (ja) メタクリル酸製造用触媒及びその製造法並びにその触媒を用いるメタクリル酸の製造法
JP3959202B2 (ja) アクロレインおよびアクリル酸の製造方法
JPH07299369A (ja) 不飽和カルボン酸製造用触媒の調製法及び該調製法により得られる触媒を用いる不飽和カルボン酸の製造法