JPH01215830A - ディスクブレーキ用パッドの製造方法 - Google Patents

ディスクブレーキ用パッドの製造方法

Info

Publication number
JPH01215830A
JPH01215830A JP4030188A JP4030188A JPH01215830A JP H01215830 A JPH01215830 A JP H01215830A JP 4030188 A JP4030188 A JP 4030188A JP 4030188 A JP4030188 A JP 4030188A JP H01215830 A JPH01215830 A JP H01215830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linings
pad
molding frame
lining
powders
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4030188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0586896B2 (ja
Inventor
Takeshi Tanikoshi
谷越 武志
Masao Inoue
雅夫 井上
Katsuhiro Shibata
勝弘 柴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP4030188A priority Critical patent/JPH01215830A/ja
Priority to CA 591667 priority patent/CA1323979C/en
Priority to GB8904192A priority patent/GB2216066B/en
Priority to DE19893905627 priority patent/DE3905627A1/de
Publication of JPH01215830A publication Critical patent/JPH01215830A/ja
Publication of JPH0586896B2 publication Critical patent/JPH0586896B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A1発明の目的 (1)産業上の利用分野 本発明は、裏金の一面に設定された複数の帯域に、粉粒
体の加熱および加圧により成形される複数種類のライニ
ングが固着されて成るディスクブレーキ用パッドの製造
方法に関する。
(2)従来の技術 従来、かかる製造方法は、たとえば特開昭61−252
925号公報により公知である。
(3)発明が解決しようとする課題 ところが上記従来のものは、予め成形しである複数のラ
イニングを裏金の一面に固着するようにしており、相互
に隣接した帯域間でライニング相互の結合が完全である
とは言えず、その帯域間の強度が問題となる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、帯
域間のライニング相互の結合強度を強めるようにしたデ
ィスクブレーキ用パッドの製造方法を提供することを目
的とする。
B5発明の構成 (1)課題を解決するための手段 本発明によれば、各帯域毎に設定した種類のライニング
を形成するための粉粒体を、それらの帯域を仕切り板で
仕切った成形枠内の対応する帯域に投入し、仕切り板を
取り外した状態で成形枠の端部を塞ぐようにした裏金に
向けての加圧処理と、加熱処理とを施して、成形した各
ライニングを裏金の一面に固着するようにした。
(2)作用 上記方法によれば、未成形の段階で相互に各帯域毎に堆
積している粉粒体を加圧して成形するので、帯域間では
粉粒体同士が混しり合い、したがって成形時には隣接す
るライニング同士の結合が強固となる。しかも各ライニ
ングの成形と裏金への固着とが同時に行われるので、製
造工程の簡素化が可能となる。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図および第2図において、相互に間隔をあけ
て対向する一対の回転ディスク1゜2が複数の連結部3
で相互に連結され、一方の回転ディスク2には、制動す
べき回転体たとえば車両の車輪に取付けるだめの支持部
4が一体に設けられる。
両回転ディスク1.2を跨ぐようにしてキャリパボディ
5が配置されており、両回転ディスク1゜2の相互に反
対側の側面にそれぞれ対向するようにしてパッド6.6
がキャリパボディ5に配設される。またキャリパボディ
5には、回転ディスク1.2に対して近接、離反可能な
ピストン(図示せず)が内蔵されており、制動時には一
方のパ・ンド6が該ピストンにより回転ディスク1に押
付けられ、その反力により他方のパッド6が回転ディス
ク2に押付けられる。
各パッド6は、キャリパボディ5に配設された裏金7の
一面に、2種類のライニング8,9.9が固着されて成
るものである。すなわち、かかるディスクブレーキのパ
ッド6.6では、回転ディスク1,2の周方向に沿う一
端側で偏摩耗が生じ易いものであり、この偏摩耗が生じ
ると非制動時に摩耗量が少ない部分すなわち前記周方向
に沿う他端側かより大きく引きずりを生じ、回転ディス
ク1,2の局部的な摩耗が生じて制動時の異常振動や鳴
きの原因となるものである。そこで、裏金7の一面には
、その中央部の帯域10aと、その両側の帯域10b、
10cとが設定され、中央部の帯域10aには回転ディ
スク1,2との圧接時に充分な制動力を確保し得るよう
な材料から成るライニング8が固着され、両側の帯域1
0b、10Cには引きずりが生したときに回転ディスク
1゜2に局部的な摩耗が生じ難い性質の材料から成るラ
イニング9.9がそれぞれ固着される。
ところで各ライニング8.9は、粉粒体の加圧および加
熱状態における成形により形成されるものであり、その
粉粒体としては、たとえば繊維、潤滑剤、研磨剤、充填
剤および結合剤から成る組成物が用いられ、その具体例
は次のようなものである。尚、()中の数字は配合量(
重量%)を示すものである。
繊維・・・・・・鋼、石綿等(20〜40%)潤滑剤・
・・黒鉛、二硫化モリブデン、バライ)(baryte
)、炭酸カルシウム等(15〜20%) 研磨剤・・・酸化物系および非酸化物系(1〜5%)6
一 ・酸化物系 A E 203、S10゜、Cr2O3、Fe2O3、
Fe3O4、ZrO□、 MgO1CaO等 ・非酸化物系 S iC,、B N、、B CXS i3N4、AI!
、N等 充填剤−B a SO4、Ca CCh等結合剤・・・
フェノール樹脂(メラミン、ナイロン、エポキシ、油、
クレゾール等を加えた変性樹脂として使用されることが
多い)等(6〜12%) 尚、この他に加硫または未加硫の天然ゴムまたは合成ゴ
ム、カシュー樹脂を粉砕したカシュー粒子等が配合され
る(5〜10%)。これらは主として摩擦係数の調整剤
として使用され、パッドのダンピング特性を良好にして
騒音発生を防止するという機能をも有する。
しかも中央部の帯域10aに対応するライニング8は、
その両側の帯域10b、IOCに対応するライニング9
,9よりも研磨剤含有率を大きくして成形される。
次に第3図を参照しながらパッド6の製造方法について
説明すると、パッド6の製造にあたっては先ず第3図(
a)で示すように、成形枠11を準備する。この成形枠
11は、第2図で示したライニング8,9.9の全体形
状に対応した横断面形状を有するものであり、直立状態
にした成形枠11の底は着脱可能な底板12で閉塞され
る。しかも成形枠11内は、裏金7で設定される帯域1
0a〜10cを区画すべく仕切り板13.14で仕切っ
ておき、各帯域10a〜10cに対応する部分に、対応
するライニング8,9.9を成形するための粉粒体15
.16.16を所定量だけ投入す次いで第3図(b)で
示すように、仕切り板13゜14を取り外すが、この仕
切り板13.14の取り外し前あるいは取り外し後に、
底板12上に堆積している粉粒体層の上面をはけ等で均
しておく。
その後、第3図(C)で示すように、底板12上の粉粒
層を上方から比較的軽く押圧し、ライニング8’、9’
、9’を予備成形する。この予備成形終了後、成形枠1
1から底板12を取り外す。
このように予備成形された状態の各ライニング8’、9
’、9’は、第3図(d)で示すように成形枠11内に
入ったままで、熱成形金型17上に載置される。この熱
成形金型17は、成形枠11の内面に面一に連なる透孔
18を有する上部金型19と、下部金型20とが着脱可
能に結合されて成り、下部金型20の上面には成形枠1
1の下端を寒くようにして裏金7が面一に載置され、こ
の裏金7の周縁部は上部金型19および下部金型20間
に挟持される。この状態で成形枠11内を上方からプレ
ス等で比較的強力に押圧することにより、各ライニング
8,9.9が裏金7上で成形される。
次いで第3図(e)で示すように、成形枠11を取り外
して加熱しながら各ライニング8,9.9を上方から押
圧することにより、各ライニング8゜9.9が所定の帯
域10a〜IOCで裏金7の一面に固着され、それによ
りパッド6が成形されるので、該パッド6を熱成形金型
17から取り外せばよい。
このようにして各ライニング8,9.9が成形されるが
、第3図(b)で示すように仕切り板13゜14を取り
外した後に、各帯域10a、10b;10a、10c間
で粉粒体が相互に接触した状態で上方から押圧されるの
で、それらの帯域帯域10a、10b;10a、10c
間では粉粒体が入り交じる。したがって成形後に各ライ
ニング8゜9.9相互の結合力が大となり、帯域10a
〜100間でライニング8,9.9の強度が弱くなるこ
とはない。
また各ライニング8,9.9の成形と、それらのライニ
ング8,9.9の裏金7への固着が一連の工程で行われ
るので、製造工程の簡素化を図ることが可能となる。
C9発明の効果 以上のように本発明によれば、各帯域毎に設定した種類
のライニングを形成するための粉粒体を、それらの帯域
を仕切り板で仕切った成形枠内の対応する帯域に投入し
、仕切り板を取り外した状態で成形枠の端部を寒くよう
にした裏金に向けての加圧処理と、加熱処理とを施して
、成形した各ライニングを裏金の一面に固着するように
したので、各帯域間で粉粒体を入り交しらせ、成形後の
各帯域間でのライニング強度を向上することができ、し
かもライニングの成形および裏金への固着を一連の工程
で行なうので製造工程の簡素化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はディス
クブレーキの縦断側面図、第2図はパッドの正面図、第
3図は製造過程を順次示す説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 裏金の一面に設定された複数の帯域に、粉粒体の加熱お
    よび加圧により成形される複数種類のライニングが固着
    されて成るディスクブレーキ用パッドの製造方法におい
    て、各帯域毎に設定した種類のライニングを形成するた
    めの粉粒体を、それらの帯域を仕切り板で仕切った成形
    枠内の対応する帯域に投入し、仕切り板を取り外した状
    態で成形枠の端部を塞ぐようにした裏金に向けての加圧
    処理と、加熱処理とを施して、成形した各ライニングを
    裏金の一面に固着するようにしたディスクブレーキ用パ
    ッドの製造方法。
JP4030188A 1988-02-23 1988-02-23 ディスクブレーキ用パッドの製造方法 Granted JPH01215830A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4030188A JPH01215830A (ja) 1988-02-23 1988-02-23 ディスクブレーキ用パッドの製造方法
CA 591667 CA1323979C (en) 1988-02-23 1989-02-21 Method for manufacturing a pad for a disk brake
GB8904192A GB2216066B (en) 1988-02-23 1989-02-23 Method of manufacturing a pad for a disk brake
DE19893905627 DE3905627A1 (de) 1988-02-23 1989-02-23 Verfahren zur herstellung eines belags fuer eine scheibenbremse

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4030188A JPH01215830A (ja) 1988-02-23 1988-02-23 ディスクブレーキ用パッドの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01215830A true JPH01215830A (ja) 1989-08-29
JPH0586896B2 JPH0586896B2 (ja) 1993-12-14

Family

ID=12576792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4030188A Granted JPH01215830A (ja) 1988-02-23 1988-02-23 ディスクブレーキ用パッドの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01215830A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109262931A (zh) * 2018-09-06 2019-01-25 陈烈 一种耐高压的管道衬里成型装置及其成型方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129111A (ja) * 1983-01-13 1984-07-25 Toyota Motor Corp ブレ−キパツドの製造方法
JPS6099620A (ja) * 1983-11-04 1985-06-03 Ikeda Bussan Co Ltd パツド材の成形型
JPS61252925A (ja) * 1985-04-30 1986-11-10 Akebono Brake Res & Dev Center Ltd デイスクブレ−キ用防音パツド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59129111A (ja) * 1983-01-13 1984-07-25 Toyota Motor Corp ブレ−キパツドの製造方法
JPS6099620A (ja) * 1983-11-04 1985-06-03 Ikeda Bussan Co Ltd パツド材の成形型
JPS61252925A (ja) * 1985-04-30 1986-11-10 Akebono Brake Res & Dev Center Ltd デイスクブレ−キ用防音パツド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109262931A (zh) * 2018-09-06 2019-01-25 陈烈 一种耐高压的管道衬里成型装置及其成型方法
CN109262931B (zh) * 2018-09-06 2023-06-02 陈烈 一种耐高压的管道衬里成型装置及其成型方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0586896B2 (ja) 1993-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH06511069A (ja) 摩擦ライニング及び摩擦ライニングの製法
CN103221502A (zh) 摩擦材料
EP0751317B1 (en) Friction brake subassembly
GB2261480A (en) Construction of brake elements
JPH01215830A (ja) ディスクブレーキ用パッドの製造方法
JP2004067884A (ja) 非石綿系摩擦材
JPH0989016A (ja) ディスクブレーキパッド
EP0415459B2 (en) Friction material and method of manufacturing therefor
JP3546373B2 (ja) ディスクブレーキ用摩擦パッド
EP0542357B1 (en) Brake element comprising linings secured to backing plates
JPH10202678A (ja) 摩擦材の製造方法
JPH02134426A (ja) 摩擦材及びその製造方法
JPH0723737B2 (ja) ディスクブレーキパッド
RU2117197C1 (ru) Фрикционное изделие (варианты)
US3450236A (en) Composition material for railway vehicle brake shoes and a method of fabrication of brake shoes
JPH0642944U (ja) 摩擦材
JPH02134427A (ja) 摩擦材及びその製造方法
JP2000319635A (ja) 摩擦材組成物及び摩擦材組成物を用いた摩擦材
JPH02300532A (ja) 摩擦バッド及びその製造法
JPS5821031A (ja) デイスクブレ−キバツド
JPH06166760A (ja) ディスクブレーキパッド及びその製造法
JPH0711305B2 (ja) デイスクブレ−キ装置用摩擦パツトおよびその製造方法
JPH11106740A (ja) 摩擦材及び摩擦材の製造法
JPH11241743A (ja) ディスクブレーキパッドの製造法
RU2286274C1 (ru) Тормозная колодка железнодорожного транспортного средства, преимущественно безасбестовая

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees