JPH01215216A - 刈刃装置における刈刃機構 - Google Patents

刈刃装置における刈刃機構

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JPH01215216A
JPH01215216A JP3784588A JP3784588A JPH01215216A JP H01215216 A JPH01215216 A JP H01215216A JP 3784588 A JP3784588 A JP 3784588A JP 3784588 A JP3784588 A JP 3784588A JP H01215216 A JPH01215216 A JP H01215216A
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cutting
cutting edge
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Yasuo Kano
加納 保男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、コンバイン等の刈刃装置に関するもので有
り、詳しくは刈刃部の形状及び始動待機位置に関するも
のである。
〈従来の技術〉 従来の刈刃装置においては、下刃が固定され上刃のみが
左右駆動する構造のものや、上刃と下刃が相互に逆方向
にスライド駆動する構造の刈刃機構のものがあった。
また上下刃が共にスライド駆動する構造のものでは、初
動状態では常に上刃と下刃が完全に重なった状態となっ
ていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし従来の下刃固定式に刈刃機構では、上刃の左右駆
動の際に機構全体が左右に振動し、刈刃装置の故障の原
因となっており、また上下刃が駆動する構造のものでは
、上刃と下刃の形状が異なっているため、相互の質量が
異なり、上下刃の駆動のバランスがとれず、やはり振動
が発生していた。
本発明は上刃と下刃の形状を同一とすることによって、
両刃の質量を略同一とし、両刃の駆動バランスを取るこ
とによって、上記課題を解決せんとするものである。
く課題を解決するための手段〉 上記のような課題を解決するための本発明は、上刃1フ
−と下刃19をスライド自在に重ね合わせて保持し、上
刃17と下刃19を左右逆方向に各別に摺動せしめる機
構において、上刃17と下刃19の刈刃部17a、19
aの形状を同一として両刃1719の質量を暗闘−とし
、刈刃の始動待機状態を上刃17と下刃19が半ピッチ
変位した状態に設定したことを特徴としている。
く作用〉 上刃17と下刃19を同一形状、同一質量としたことに
より、駆動の際両刃17.19の振動が打ち消し合って
、駆動の際の振動や騒音が減少する。さらに半ピッチ変
位した状態を始動待機状態としたため、駆動量が少なく
なり、これによるも振動や騒音が減少する。
〈実施例〉 以下図面に即して本発明の実施例につき詳述すると、第
2図は本発明の装置が実施されるコンバインの前処理部
側面図を示し、機体1の前方には前処理部3が、上下揺
動自在に設けられ、該前処理部3の正面下端には複数の
デバイダ7が前処理フレーム5に取り付けて設けられて
おり、該デバイダ7の後方から複数基の引起しケース9
が斜設されている。
上記引起しケース9の下端後方には、刈刃装置11が前
処理フレーム5に取り付けられて左右方向に設けられて
いる。刈刃装置11の上方には掻込装置10が設けられ
、刈り取った穀稈を掻き込むためのスターホイール12
が設けられている。
上記スターホイール12の下方にある刈刃装置11は、
第1図、第4図に示すように複数本の前処理フレーム5
の下方に下向きに各突設されたカラー13と、該カラー
13の端面より前方に突出する如く略全幅にわたって取
り付けられたプレート状の受刃台15とで前処理フレー
ム5に支持され、該′受刃台15上には上刃17と下刃
19とが上下に重ねられて各左右動自在に載置されてい
る。
以下刈刃の構造及び刈刃部の形状について説明すると、
上記上刃17と下刃19はともに多数の共通の刃片16
が直線上に並ぶように1本の上下ナイフパー21.23
の下面又は上面に皿ボルト又はリベット等の固着具20
により一体的に固定されており、形状、構成は共に同一
のものである。ここで刈刃部17a 、 19aの形状
は、刈刃部17a、19aの山部分の面積よりも刈刃部
17a、19a間の谷面積の方が大となるように山状の
刈刃部分17a 、 19aの間隔を広げて形成されて
いる。このような形状にすることによって、刈刃部17
a、19aの各部分に収容される殻稈の量が増し、該収
容された穀稈を1ピッチ駆動で一括して切断することが
できるので、刈取効率が向上する。
以上のように構成された上下刃17.19は刃側の摺動
面を対向せしめて重ね合わされて受刃台15上に載置さ
れる。
このように上刃17.下刃19を同一形状とした結果、
同重量の刃が左右逆方向にスライドするなめ、上下刃の
振動が打ち消しあって振動が減少する。
さらに上下刃17.19は1/2ピッチ変位した状態で
重ねられて保持され、この状態を駆動待機状態とする。
従って上下刃17 、19を左右に1/4ピッチづつ駆
動させれば上下刃17.19は相対的に1ピッチ駆動す
ることとなるため、少ない駆動量で刈取が可能となり、
振動が著しく減少する。
さらに、後述するクランクのアーム長を短くすることも
可能となるため、刈刃駆動機構60のコンパクト化を図
ることが可能となる。
以上説明したように、上下刃17.19を左右方向に1
/4ピッチづつ駆動させると、上下刃17.19の駆動
時における最側端部分の刃面は、対向する下刃19又は
上刃17と接触することなく、切断作用を奏しない、そ
こで刈刃部17a、19aの該最側端部分には切欠を形
成して無刃部17b、19bを設けている。かかる無刃
部1フb、19bを形成することによって、上下刃17
.19が駆動する際、上記刈刃部の最側端が穀稈の根元
に接触して、前処理部3に掻き込まれない稲株を切断す
るといったトラブルは防止される。
また上刃17と下刃19は暗闘−にできるため、上下別
々に製造する必要がない点で製造効率が良く、組み立て
も容易にすることができる。
次に刈刃保持構造について説明すると、以上のように下
刃19を従来より軽量にして上刃17の形状に合わせた
結果、刈刃17,19の湾曲を防止するために、受刃台
15の強度を十分なものとするように、受刃台15は堅
ろうに形成されている。受刃台15の前端上には下ナイ
フパー23よりも厄<形成されている通直な下刃ガイド
25が皿ボルト等の固着具26によって全長に渡って固
着されており、下刃19の下側への土や藁屑等の侵入を
防ぐとともに、その上面には下刃19下面が摺接ガイド
している。下刃ガイド25はボルト26によって固定さ
れ、メンテナンスの際等に取り外され、或は交換するこ
とができる。また下刃ガイド25の前面は刈刃部17a
、19aの谷底部以後に位置しているため、下刃ガイド
25が該谷部に突出して、谷部への穀稈の収容量を減ら
し、刈取効率を低下させる様なことはない、さらに下刃
ガイド25は下刃19の全長に渡ってカイトするので、
下ナイフパー23や下刃ガイド25の摩耗は全長に渡っ
て均一に生じ、全体としての摩耗量第3図に示すように
、受刃台15には所定間隔でU字形に湾曲したクリップ
27がボルト等の固着具28によって前後方向に向けて
固定されている。クリップ27の上片前端部には刃押え
29が固着され、その下面には上刃17上面が摺接し、
下刃ガイド25とにより上下刃17.19を摺動自在に
挟持している。
さらに刃押え29の後面は上ナイフパー21の前面と摺
接しこれをガイドしている。
またクリップ2フの後方で下方へ湾曲した湾曲部の前端
31には下ナイフパー23の後面が摺接し、下刃ガイド
25と共に下ナイフパー23を摺動自在に挾持し、下刃
19の前後方向移動を規制している。さらにクリップ2
7内において上下刃17.19の後方には、カラー35
を介して摩擦板33がボルト等の固着具34によって固
定され、その前側端面は上ナイフパー21の後面と摺接
し、上刃17の前後動を規制している。カラー35は摩
擦板33の下面が上刃17と接触しないように十分な厚
さを有している。更にクリップ2フと受刃台15の間に
もクリップ湾曲部前端31の高さを調節するための調整
ライナー36が介挿されている。
第1図及び第5図に示すように、上刃17と下刃19に
はプレート状のナイフヘッド37.39の前端がナイフ
パー21.23を介して固着されている。ナイフヘッド
37.39の取付位置は、第1図に示すように、掻込装
置10のスターホイール12の下方に、相互に近接して
取り付けられている。
ここで受刃台15には下刃19に下側からナイフヘッド
39を取り付けるための空間15aが設けられ、その広
さはナイフへラド39の左右動を許容するために十分な
らとなっている。第5図に示すように、該ナイフヘッド
39には受刃台15との干渉を逃れるために、下刃19
への取付部後方で上方へクランク状に屈曲する段部39
aが形成されて、これに伴い上刃17に取付られるナイ
フヘッド37にもナイフヘッド39との干渉を避けるた
めに同様な段部37mが形成されている。
各ナイフヘッド37.39の後端部には、後述するクラ
ンク49.51のナイフrU4gA合部40,42を収
容するコ字形の切欠からなるナイフ側収容部3フb、3
9bがそれぞれ形成されている。該収容部37b 、3
9bの各左右側内側面には、上方に突出して設けられた
摺接面37c、39cが前後方向に平行に形成されてい
る。
これらのナイフヘッド3フ、39を介して上下刃17.
19を駆動させる駆動機構60は、一対の揺動駆動する
クランク49.51よりなっている。
ナイフ側収容部37b 、 39bにそれぞれ係合する
ナイフ側保合部40.42は、前処理部側に突設された
クランク軸53.55によって回動自在に支持されたク
ランク49.51のナイフ側先端に設けられ、且つ該ナ
イフ側先端に各突設されたピン41.45と、該ビン4
1.45に回動自在に嵌合された筒状のローラ43.′
47とによって構成されている。ローラ43,47の周
面には、対向位置で互いに平行な平面が形成され、前述
の収容部37b、39bに摺動自在に嵌合し、該平面は
前記摺接面3フc、39cと摺接する。このような構成
において、係合部40.42はクランク49.51の揺
動とともに円弧状に左右動され、各ナイフヘッド37.
39を左右動させながら前後方向に摺動する。
このとき係合部40.42と収容部37b、39bは面
接触するため、接触圧が分散されて摩耗等によるガタの
発生も減少する。
第1図に示すように、クランク49.51の形状は軸支
部49a、51aで左右に屈曲するベルクランクであり
、各軸支部49a、51aの中間点で各クランク49.
51が重なるように形成されている。一方のクランク4
9のクランク51側の先端にはナイフ側係合部40と同
様に、ピン62と、対向位置に平行な平面を形成したロ
ーラ63とからなる係合部64がクランク軸53゜55
の中間点に位置するように設けられている。
他方のクランク51のクランク49側の先端には前記係
合部64をスライド自在に収容嵌合する収容部61が左
右を長手方向とする矩形状孔として設けられている。ク
ランク49が揺動すると係合部64及び収容部61を介
してクランク51も揺動するが、係合部64はローラ6
3がビン62に対して摺動回動しながら前後方向に揺動
するとともに、収容部61内を左右方向に摺動する。こ
の時、係合部64と収容部61は互いに平行な面同士で
面接触するため、摺接面の摩耗が少なく、ガタや振動の
発生が少なくなり、確実な動力の伝達を図ることができ
る。
第1図に示すようにクランク49の外側端はリンク67
に連結され、クランク49が強制揺動される。
以上のように構成される駆動機構60は、ナイフヘッド
37.39がスターホイール12下に配置されている結
果、穀稈の掻込搬送を妨げない位置に設置されることと
なる。
またナイフヘッド37.39が近接位置に設けられてい
るため、駆動機1’i60自体も小型化でき、さらに殻
稈掻込搬送の支障になることがない。
〈発明の効果〉 以上の如く構成さりる本発明は、刈刃部の形状が同一で
あるため、単一の加工方法で加工でき、製造コストの低
減や製造時間の短縮を図ることができた。
また質量が同一となることから、上下の刈刃が各々反対
方向へ左右動じても、同一質量の刃が互いに逆方向へ駆
動するため、振動が相互に打ち消され、振動や騒音が顕
著に減少し、装置自体の寿命も長くなるなどの利点があ
る。
さらに初動状態が上下刃が半ピッチ変位した状態である
ため、稲刈を行うために必要な駆動量は上下刃ともに左
右に1/4ピッチづつで済み、従来の半分の駆動量で済
むため、更に振動や騒音の減少を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は刈刃装置の平面図、第2図は本発明のfifi
が実施されるコンバインの前処理部側面図、第3図は刈
刃保持構造を示すA−A断面図、第4図は刈刃装置の取
付状態を示すB−B断面図、第5図は刈刃へのナイフヘ
ッド取付状態を示す側面断面図である。 17:上刃        19:下刃17a 、 1
9a :刈刃部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)上刃(17)と下刃(19)をスライド自在に重ね
    合わせて保持し、上刃(17)と下刃(19)を左右逆
    方向に各別に摺動せしめる機構において、上刃(17)
    と下刃(19)の刈刃部(17a)、(19a)の形状
    を同一として両刃(17)(19)の質量を略同一とし
    、刈刃の始動待機状態を上刃(17)と下刃(19)が
    半ピッチ変位した状態に設定した刈刃装置における刈刃
    機構。 2)刈刃形状を刈刃部(17a)、(19a)の山面積
    よりも刈刃部(17a)、(19a)間の谷面積を大と
    した特許請求の範囲第1項記載の刈刃装置における刈刃
    機構。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612903U (ja) * 1979-07-12 1981-02-03
JPS62178826U (ja) * 1986-05-01 1987-11-13

Patent Citations (2)

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