JPH01215012A - 半導体結晶層の構造およびその形成方法 - Google Patents

半導体結晶層の構造およびその形成方法

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JPH01215012A
JPH01215012A JP4104288A JP4104288A JPH01215012A JP H01215012 A JPH01215012 A JP H01215012A JP 4104288 A JP4104288 A JP 4104288A JP 4104288 A JP4104288 A JP 4104288A JP H01215012 A JPH01215012 A JP H01215012A
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gaas
impurity
single crystal
semiconductor material
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Kuninori Kitahara
邦紀 北原
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 GaAs on Si構造の半導体結晶層の構造および
その形成方法に関し。
低転位密度のGaAs単結晶層を形成することを目的と
し。
シリコン単結晶基板上に形成され、 1x1021原子
/c113乃至1x1021原子/c−36範囲の不純
物をドープされたGaAs層から成るバッファ層と、前
記不純物ドープGaAs層上にエピタキシャル成長され
たGaAs単結晶層を含むことから構成され、該バッフ
ァ層は、該シリコン単結晶基板と該不純物ドープGaA
s層との間に介在するアンドープのGaAs層を含む場
合と、該アンドープGaAs層に加えて、該不純物ドー
プGaAs1と該GaAs単結晶層との間に介在する第
2のアンドープGaAs層を含む場合と、第1および第
2の該アンドープGaAs層に加えて、該第1のアンド
ープGaAs層と該不純物ドープGaAs層との間に介
在する別の不純物ドープGaAs層とアンドープGaA
s層とから成る組を1以上含む場合を包含する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、 GaAs on Si構造の半導体結晶層
の構造およびその形成方法に関する。
〔従来の技術〕
砒化ガリウム(GaAs)単結晶基板は、半導体レーザ
ーあるいは各種の高性能半導体装置の構成要素として重
要であるが、最近、シリコン(Si)基板上にGaAs
等の化合物半導体結晶層を成長する試みが盛んに行われ
ている。
このGaAs on Si技術によれば。
■GaAsに比べて廉価であるSi基板上に、必要な厚
さのGaAs単結晶層を形成することにより、シリコン
基板と同程度の大きさのGaAs基板が得られる。
したがって、 GaAs基板を用いる半導体装置の量産
性が向上でき、かつ、製造コストを引き下げることが可
能である        ・ ■GaAs基板に比べて熱伝導が高いSi基板上に形成
されたGaAs単結晶層を用いてレーザーダイオードや
大電力FET (電界効果型トランジスタ)等を構成す
ることにより、′これらの半導体装置の放熱効率が高く
なり、動作定格を向上できる  ・■GaAs単結晶層
を用いて形成されるレーザーダイオードあるいはlI[
!MT (高電子移動度トランジスタ)等の素子とSi
基板を用いて形成される種々の半導体素子とのモノリシ
ック集積回路、とくに。
発光素子または光電変換素子と論理回路およびメモリが
一体化されたオプトエレクトロニック集積回路(OnI
C)の実現の可能性が大きい。
等、顕著な効果が期待できる。
〔発明が解決しようとす、る、課題〕
GaAs on Si技術を実用化する・ためには、ま
ず。
Si基板上に良好な結晶性を存するGaAs単結晶層を
成長させる技術の確立が必要である。
GaAs単結晶とSi単結晶との間には、約4%の格子
定数の差がある。このため、Si基板上に成長したGa
As単結晶層には、ミスフィツト転位が生じる。
ミスフィツト転位の発生は、格子不整合を緩和するため
に自発的に起こるものであるが、上記の格子定数の差か
ら単純に転位密度を計算すると10’・2cm−”程度
の大きさとなる。
Si基板上にGaAs単結晶層を成長させる方法として
、有機金属気相堆積(MOCVD)法が多く用いられて
いるが、上記のようなGaAs単結晶層のミスフィツト
転位を減らすために、第2図(a)に示すように。
Si基板l上に、40口ないし450℃の低温で多結晶
杖もしくはアモルファス状のGaAsバッファ層2を生
成したのち、700ないし750℃でGaAs単結晶層
3を成長させるという二段階成長法が提案されている。
(M、Akiyan+a、 et al、、 Jpn、
 J、 Appl、  Phys、 、 23. (1
984) L843参照)上記二段階成長法により、転
位密度を10”cm−”台まで低減できる。さらに、上
記の二段階成長法に、歪超格子成長法や成長後のアニー
ル等の他の技術を併用することにより、転位密度を10
’cm−”台まで低減させている。第2図(b)は、 
GaAsバッファ層2上に1例えば、厚さ20no+程
度のGaAs薄層31と、 GaAsとは組成の異なる
。 GaAsP等の厚さ20n+w程度の異種物質薄層
4とを交互番ミ積層した歪超格子を形成し、その上にG
aAs単結晶層3を成長させた場合である。(T、So
ga、 et al、、 Appl、 Phys。
を用い、上記二段階成長法等の技術を適用することによ
っても、転位密度を同程度まで低減させることができる
しかしながら1通常の半導体装置において許容される転
位密度はIQ4CIll−2程度であり、レーザーダイ
オード等では+ 10’cm−”台の転位密度が要求さ
れていることからすれば、なお、−層の改善が必要であ
る。
本発明は+ GaAs ori Si構造のGaAs単
結晶層における転位密度を従来より低減可能とすること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、単結晶基板上に形成され、該単結晶基板が
有する格子定数と異なる格子定数を有し。
1x1021原子へ−3乃至1x1021原子/c11
3の濃度範囲の不純物をドープされた半導体物質の層か
ら成るバッファ層と、該バッファ層上にエピタキシャル
成長された該半導体物質から成る単結晶層を含むことを
特徴とする本発明に係る半導体結晶層の構造。
および、気相成長法により、単結晶基板上に該単結晶基
板が有する格子定数と異なる格子定数を有する半導体物
質から成る単結晶層を成長させるに際して、成長槽内に
おいて該単結晶基板を第1の所定温度に保持する工程と
、該半導体物質を構成する元素を含有する気体状の半導
体原料物質を該成長槽中に導入して該単結晶基板上に非
結晶性の該半導体物質層を成長させる工程と、該非結晶
性半導体物質層の成長が行われている間に不純物元素を
含有する気体状の不純物原料物質を該成長槽内に導入す
ることにより1x1021原子/cm”乃至1x10!
1原子/ctajの濃度範囲で該不純物元素を含有する
該非結晶性半導体物質層を形成する工程と、該不純物原
料物質の導入を停止したのち、該単結晶基板を前記第1
の所定温度より高い第2の所定温度に昇温保持するとと
もに該気体状の半導体原料物質の導入を続けることによ
り該非結晶性半導体物質層を再結晶化させるとともに再
結晶化した該半導体物質層上に該半導体物質から成る単
結晶層を成長させる工程を含むことを特徴とする本発明
に係る半導体結晶層の形成方法によって達成される。
〔作 用〕
上記二段階成長法により転位密度が低減される理由はま
だ明確ではないが、前の段階から後の段階への温度上昇
の途上で、バッファ層が固相成長と同様の過程で単結晶
化し、この過程において転位が結晶表面へ向かって伝播
することを妨げる機構が存在するものと考えられている
。しかしながら、この方法では、Sig板の格子を核と
してGaAsを成長させていることには変わりはなく、
ミスフィツト転位の発生そのものを防止することができ
ない。
これに対して9本発明は、ドープされた不純物原子や点
欠陥による種々の機構によって転位の移動が妨げられる
結果、結晶の塑性変形を始める応力、すなわち、降伏点
が上昇するという性質を利用したものである。すなわち
、従来の二段階成長法におけるアンドープのGaAsバ
ッファN2の代わりに、 G’aAsバッファ層を生成
する際に、高濃度の不純物をドープすることによって、
 GaAsofi Si構造におけるミスフィツト転位
が結晶表面へ伝播するのを抑えることにより、結晶性の
すぐれたGaAs単結晶層を形成可能とする。
上記のように9本発明は高濃度の不純物をドープされた
GaAsバッファ層を、有する半導体結晶層の構造とそ
の形成方法を開示する。さらに、 GaAsバッファ層
を、高濃度不純物をドープされたGaAs層亭 とアンドープのGaAs層とを組合せて構成するとによ
り、より結晶性を向上可能な方法を開示する。
GaAsバッファ層にドープする不純物としては、Si
あるいはゲルマニウム等の■族元素を用いる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図(a)ないしくd)を参照
して説明する。以下の図面におし:て、既出の図面にお
けるのと同じ部分には同一符号を付しである。
以下の実施例においては、半導体素子が形成されるGa
Aj単結晶と上記GaAsバッファ層とSi基板から構
成されるGaAs on 51構造を、 MOCVD法
を用いて形成する場合を例に説明する。
第1図(a)は、 Si基板l上に、高濃度の不純物を
ドープされたGaAs層5から成るバッファ層と、その
上にエピタキシャル成長されたGaAs単結晶層3とか
ら成る構造を示す。
不純物ドープGaAs層5の厚さは+  5 nap〜
100rvの範囲に選ばれる。厚さの下限は、バッファ
層としての機能を有するために必要な最小厚さであり。
一方、上限は、これ以上では、不純物ドープGaAsN
3の再結晶化が困難になる厚さである。
また、 GaAs層5にドープされた不純物は1例えば
Si原子であり、その濃度は1x1021原子/cm’
ないし1x1021原子/cII+3の範囲に制御され
ている。
この不純物濃度の下限は、上記の厚さの範囲内において
ミスフィツト転位の伝播を阻止可能な最低濃度であり、
一方、上限は、これ以上では、不純物ドープGaAs層
5の再結晶化し困難になる濃度である。
第1図色)は、不純物ドープされたGaAs層5とSi
基板lとの間に、アンドープのGaAs層21が介在し
ており、不純物ドープGaAs層5とアンドープGaA
s層21とでバッファ層が構成されている構造を示す。
アンドープGaAs層21の厚さは、不純物ドープGa
AsN3の厚さとほぼ同じで、 3nmないし1100
nの範囲に選ばれている。アンドープGaAs層21の
存在により、アンドープ層21と不純物ドープN5との
界面で転位の伝播が阻止される効果が加わる。
第1図(C)は、第1図(b)の構造において、不純物
ドープGaAs層5とGaAs単結晶層3との間に、厚
さ数nl11のアンドープのGaAs層22が介在争て
おり、不純物ドープGaAs層5とアンドープGaAs
層21および22とでバッファ層が構成されている構造
を示す。
アンドープGaAs層22の厚さは、不純物ドープGa
As層5と同じ5nmないし1100nの範囲に選ばれ
ている。アンドープGaAs層22を追加することによ
り。
さらに、 GaAs単結晶層3への不純物の拡散が防止
される効果が生じる。
第1図(d)は、不純物ドープGaAs層5が複数層設
けられ、各不純物ドープGaAs層5間にアンドープの
GaAs層23が、また、不純物ドープGaAs層5と
SL基板1問および不純物ドープGaAs層5とGaA
s単結晶層3間に、アンドープGaAsJii21およ
びアンドープGaAs1i22がそれぞれ介在しており
、各不純物ドープGaAsJ1!i5とアンドープGa
As層21.22および23からバッファ層が構成され
ている構造を示す、各不純物ドープGaAs層5および
各アンドープGaAs層21〜23の厚さは+5naな
いし100n−の範囲に選ばれ、不純物ドープGaAs
層5における不純物濃度は第1図(a)〜(C)の場合
と同じである。
このように、アンドープGaAsJiで分離された複数
の不純物ドープGaAs層5を設けることにより。
個々の界面で転位の伝播が阻止され、バッファ層の機能
が強化される効果が生じる。
上記において、各アンドープGaAs層21.22およ
び23の厚さの上限および下限は、前記不純物ドープG
aAs 5に関するのと同じ理由にもとづく。なお。
第1図(d)の構造におい°ζ、アンドープGaAs層
22を不純物ドープ層と置き換えても、転位の伝播を阻
止する機能にはなんら変りはない。
また、複数の不純物ドープGaAs層5の一部およびこ
れに接するアンドープGaAs層を、 ’GaAs層と
等価な不純物ドープ半導体物質層およびアンドープ半導
体物M層で置き換えても同様の効果が得られる。上記G
aAs層と等価な半導体物質層としては。
GaAsと同じ格子定数を有するGe層、^IGaAs
Ji!I、あるいはIno、 5Gao、 Sp層を用
いることができる。
第1図(d)の構造は、 Ga1nAs/GaAs歪超
格子を工。
ピタキシャル成長することにより転位の伝播を阻止する
という従来の方法と伯でいるが+ GaAs単結晶層中
ではなく、多結晶またはアモルファス状のバッファ層中
で不純物濃度の異なる層を交互に成長するという点で本
質的に異なっている。
第3図は、第1図に示した本発明に係る構造の半導体結
晶層を形成するための装置の概要構成を示す模式図であ
って1通常のMOCVD装置と何等変わるところはない
本装置の主要部分は、成長槽11と、成長槽II内にお
いてSi基基板台載置するためのサセプタ12と。
81基板1上に成長される半導体層およびドープされる
不純物の原料物質を供給するためのガス制御装置13と
から成る。ガス制御装置13には、形成される半導体層
および不純物の種類に応じて必要とされる原料ガスボン
ベ14a〜14cが取り付けられている。GaAs層を
成長させ、かつ、不純物としてSiをドープする場合に
は、原料ガスボンベ14aには水素で10%に希釈され
たアルシン(Aslls)が、原料ガスボンベ14bに
は水素でIQOOpp−に希釈されたモノシラン(Si
l14)が、原料ガスボンベ14cにはトリメチルガリ
ウム(Ga(Cfls)z;TMGと略記する)が充填
されている。
トリメチルガリウムは常温では液体であるが。
恒温P!!15により原料ガスボンベ14cを所定温度
に加熱し、所定の蒸気圧に保持する。なお、上記原料ガ
スは、ガス制御装置13内において、供給・停止と流量
の制御が行われる。なお、後述するようにしてGaAs
バッファ層およびGaAs単結晶層の成長が行われてい
る期間においては、成長槽ll内の圧力を約IQOTo
rrに、キャリヤガスである水素の流量を約53LHに
保持する。
成長槽11内は、排気管17を通じて9図示しない排気
装置によって排気されている。また、サセプタ12上の
Si基板Iは9石英から成る成長槽11の外部に設けら
れた高周波誘導加熱装置1Gにより所定温度に加熱され
る。
次に、Si基板1上に、上記本発明のGaAsバッファ
層およびGaAs単結晶層を成長させる工程の実施例を
説明する。
■ Si基基板台10%IIF(弗酸)溶液中に30秒
間浸漬して表面酸化膜を除去し、水洗・乾燥したのち、
ただちにサセプタ12上に載置し、成長槽11内を真空
に排気する ■ガス制御装置13から成長槽11内に水素ガスを流し
、高周波誘導加熱装置16によりSi基基板台850℃
〜1000℃に加熱し、 10分ないし30分間べ一4
;ングする ■成長槽11内に、ガス制御装置13を通じて原料ガス
ボンベ14aからAs113を供給する。
■As113を流した状態で+ Si基板1の温度を3
50℃〜500℃の間に下げる ■SiSi基板上記の温度に保持されてから、ガス制御
装置13を通じて原料ガスボンベ14bおよび14cか
らl 51114およびTMGを供給する。
■5illnおよびTMGの供給を5分間行う。これに
より、 Si基板l上に、不純物として約10”/cs
’のSiを含有する厚さ約15n−の非結晶性の不純物
ドープGaAs層5が形成される ■5il14の供給を停止する ■SiSi基板部度を600℃〜800℃に上げる。
この温度に達してから30分間保持する。これにより、
非結晶性の不純物ドープGaAs層5が再結晶し。
単結晶化するとともに、 GaAs層5上に厚さ3μl
のGaAs単結晶層3が成長する 上記の工程により、第1図(a)に示す構造の半導体結
晶層が形成される。
上記■と■の間に、 TMGのみを2分間供給する工程
を挿入することにより、Si基板1と不純物ドープGa
As層5間に厚さ6nn+のアンドープGaAs層21
が介在する。第1図(b)に示す構造の半導体結晶層が
形成される。
上記■と■の間に、1分間の保持期間を設けることによ
り、不純物ドープGaAsJi5とGaAs単結晶層3
との間にアンドープGaAs層22が介在する。第1図
(C)に示す構造の半導体結晶層が形成される。
上記■と■の間に、 TMGのみを3分間供給する工程
を挿入するとともに、■と■の間に、3分間の保持期間
を設け、そののち、 5i11.の供給・停止をそれぞ
れ3分間ずつ、1回ないし複数回反復することにより、
複数の不純物ドープGaAsfi5と。
各不純物ドープGaAs15間に介在するアンドープG
aAsW23.不純物ドープGaAs層5とSi基基板
台よび不純物ドープGaAs層5とGaAs単結晶層3
間にそれぞれ介在するアンドープGaAs層21および
22を有する。第1図(d)に示す構造の半導体結晶層
が形成される。上記において、 5il14の供給・停
止時間は必ずしも同一である必要はなく1また。供給・
停止を複数回反復する場合における各供給時間または停
止時間は必ずしも同一である必要はない。
上記実施例は第1図に示す構造の半導体結晶層をMOC
VD法により形成する場合を例に説明したが。
本発明の構造、とくに、高濃度の不純物をドープされた
バッファ層を、 MIlE法により形成することも可能
である。この場合、上記■ないし■の工程およびその前
または中に付加的に行われる前記諸工程は同じである。
但し、原料物質が異なり、金属状の砒素(八s)+ガリ
ウム(Ga)およびシリコン(Si)が用いられる。ま
た、不純物ドープGaAsJi5およびアンドープGa
AsN21〜23を成長させる時の温度はさらに低くて
もよく、室温以上の温度で可能である。さらにまた、 
GaAs単結晶層3の成長も。
500℃以上の温度で可能である。このような低温成長
は、 GaAsとSiとの熱膨張率の差による半導体層
の反りを小さくする上で有利である。
さらに1本発明は、 GaAs on Si以外の化合
物半導体層と基板の組合せに対しても適用可能であり。
また、化合物半導体層以外のゲルマニウム(Ge)等の
単体半導体層を成長させる場合にも適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来の二段階成長法に高濃度の不純物
をドープしたバッファ層を加えることにより、転位密度
を2桁以上低減することができ。
その結果、従来、不可能であったGaAs on Si
構造によるレーザーダイオードやヘテロバイポーラトラ
ンジスタの形成を可能とし、さらに、 0BICの実用
化を促進する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るGaAs on Si構造の半導
体結晶層の構造を示す断面図。 第2図は従来のGaAs on 5iii造の半導体結
晶層°  の構造を示す断面図。 第3図は本発明の実施に用いた成長装置の概要構成を示
す模式図 である。 図において。 lはSi基板。 2はGaAsバッファ層。 3はGaAs単結晶層。 4は異種物質薄層。 5は不純物ドープGaAs層。 11は成長槽。 12はサセプタ。 13はガス制御装置。 14a ”14cは原料ガスボンベ。 15は恒温槽。 16は高周波誘導加熱装置。 17は排気管。 21〜23はアンドープGaAs層。 31はGaAs薄層。 である。 (θ)(b) (C)             (d)7ト免明の0
α745on :5;壇拳箒イ木鮎晶屑の畦初5LのC
raAs on S;型謬1布林n品屈の祷博を宋 2
M 木枯υnの突先にHy、 + F、戚長恭−五め3M

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)単結晶基板上に形成され、該単結晶基板が有する格
    子定数と異なる格子定数を有し、1x10^1^8原子
    /cm^3乃至1x10^2^1原子/cm^3の濃度
    範囲の不純物をドープされた半導体物質の層から成るバ
    ッファ層と、 該バッファ層上にエピタキシャル成長された該半導体物
    質から成る単結晶層 を含むことを特徴とする半導体結晶層の構造。 2)該バッファ層は該単結晶基板と該不純物ドープ半導
    体物質層との間に介在するアンドープの該半導体物質か
    ら成る層を含むことを特徴とする請求項1の半導体結晶
    層の構造。 3)該バッファ層は該不純物ドープ半導体物質層と該単
    結晶層との間に介在するアンドープの該半導体物質から
    成る層を含むことを特徴とする請求項1の半導体結晶層
    の構造。 4)気相成長法により、単結晶基板上に該単結晶基板が
    有する格子定数と異なる格子定数を有する半導体物質か
    ら成る単結晶層を成長させるに際して、 成長槽内において該単結晶基板を第1の所定温度に保持
    する工程と、 該半導体物質を構成する元素を含有する気体状の半導体
    原料物質を該成長槽中に導入して該単結晶基板上に非結
    晶性の該半導体物質層を成長させる工程と、 該非結晶性半導体物質層の成長が行われている間に不純
    物元素を含有する気体状の不純物原料物質を該成長槽内
    に導入することにより1x10^1^8原子/cm^3
    乃至1x10^2^1原子/cm^3の濃度範囲で該不
    純物元素を含有する非結晶性の該半導体物質層を形成す
    る工程と、 該不純物原料物質の導入を停止したのち、該単結晶基板
    を前記第1の所定温度より高い第2の所定温度に昇温保
    持するとともに該気体状の半導体原料物質の導入を続け
    ることにより該非結晶性の半導体物質層を再結晶化させ
    るとともに再結晶化した該半導体物質層上に該半導体物
    質から成る単結晶層を成長させる工程 を含むことを特徴とする半導体結晶層の形成方法。
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JPH04106916A (ja) * 1990-08-27 1992-04-08 Oki Electric Ind Co Ltd GaAs層の形成方法

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