JPH01214553A

JPH01214553A - シート搬送装置

Info

Publication number: JPH01214553A
Application number: JP63037871A
Authority: JP
Inventors: Hiroyoshi Maruyama; 丸山　裕義; Yoshikuni Toyama; 遠山　芳邦; Kazuo Kagiura; 鍵浦　和夫; Tatsuya Shiratori; 達哉白鳥; Masashi Ohashi; 大橋　将志; Masashige Shirai; 白井　正成; Hidekazu Ando; 英一安藤
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1988-02-20
Filing date: 1988-02-20
Publication date: 1989-08-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分舒本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等における
シート搬送装置に係り、詳しくはシート搬入方向に対し
排出方向を反転するＵターンガイドパスを有するシート
搬送装置に関する。

（ロ）従来の技術近時、複写等の大量作業に合せて、複写機等に大容量の
ペーパデツキを付設することが多く採用されており、ま
た操作性のよさから、機械前面からカセットを脱着可能
としたフロントローディングカセットが案出されており
、これらペーパデツキ及びフロントローディングカセッ
ト等にあっては、機械本体に対してその下部に、シート
を収納するペーパデツキ又はカセッ１〜及びその給送装
置が配置されている。このため、一般に、該ペーパデツ
キ又はカセットから、画像形成部にシートを搬送するの
に、搬入方向に対して排出方向を反転するＵターンガイ
ドパスと呼ばれるパス形状からなるシート搬送装置が用
いられている。

更に、該ガイドパスが長い場合、Ｕターン部の頂点近傍
に一対の搬送ローラを設置し、該搬送ローラが画像形成
部の作動とタイミングをとってシー１−を送り出すタイ
ミングローラへのシート送りを中継するものが知られて
いる。

（ハ）発明が解決しようとする課題しかしながら、該Ｕターンガイドパスば、その曲率を小
さくすると、使用するシート例えば葉書き用シート等の
厚い紙では、搬送の安定性を欠くことがある。また、紙
詰りを生じた際のことを考慮すると、該紙詰り処理のた
めに、給送装置近くに比較的広いスペースがあることが
好ましい。

一方、近時の設置スペースの制約等により、複写機等の
機械のコンパクト性が要望されており、また複写機等の
家庭内使用等により、紙詰り処理に際しての一層の簡便
化が要求されている。

そこで、本発明は、Ｕターンパスの曲率を小さくする乙
となく、コンパクトでかつ安定した搬送性能を有し、更
に紙詰りの際にも容易にその処理が可能なシート搬送装
置を提供することを目的とするものである。

（ロ）課題を解決するための手段本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第１図又は第２図を参照して示すと、シート収納部（
１）と、該シー１−収納部（１）のシー１−（Ｓ）を給
送する給送装置（２）と、該給送装置（２）からのシー
トを搬入方向に対して排出方向を反転して搬送するＵタ
ーンガイドパス（３）と、を備えてなるシート搬送装置
（１１）において、前記Ｕターンガイドパス（３）の前
記給送装置（２）近傍に移動部材（５）を設け、該移動
部材（５）を、所定ガイドパス（Ａ）を形成する位置と
所定空間（Ｂ）を形成する位置とに移動自在に支持した
ことを特徴とする。

（ホ）作用以上構成に基づき、通常のシー１−　＠送状前にあって
は、図面に実線で示すように、移動部材（５）はガイド
パス（Ａ）を形成する位置にある。従って、この状態に
あっては、シート収納部（１）のシー１．（Ｓ）は給送
装置（２）により、前記移動部材（５）にて構成される
ガイドパス（Ａ）に送られ、更にＵターンガイドパス（
３）にて反転されて画像形成部等に送られる。この際、
シート（Ｓ）は、移動部材（５）によるガイドパス（Ａ
）による比較的大きな曲率にて安定して搬送される。

また、紙詰りが生じた場合、移動部材（５）は、鎖線で
示すように、空間（Ｂ）を形成する位置に移動され、該
空間（Ｂ）に基づき、容易に紙詰りの処理が行える。

なお、上述カッコ内の符号は、同等構成を限定するもの
ではない。

（へ）実施例以下、図面に沿って本発明の実施例について説明する。

小型の複写機１０は、第１図に示すように、感光ドラム
等の画像形成部１２を有する本体１３を備えており、該
本体１３には給紙装置２及び紙搬送装置１１が配設され
ていると共に、本体１３の前面から脱着し得るフロント
ローディングカセット１が装着されている。該カセッ１
−１は多数枚の用紙を載置する中板１５及び該中板を上
方に付勢するスプリング１６等を有しており、更に用紙
Ｓの前端を押える分離爪１７を有している。また、給紙
装置２は半円状のローラからなり、該ローラ２の円弧部
が用紙Ｓと接触し、かつ分離爪１７と相俟って、用紙Ｓ
を１枚づつ紙搬送装置１１に供給する。そして、紙搬送
装置１１はＵターンガイドパス３を備えており、該ガイ
ドパス３は本体１３側のガイド片１９　ａ、　１９　ｂ
ｌ及び本体１３に対して枢支ピン２０により揺動自在に
連結された可動部材２１に形成されたガイド片２２から
なる。

更に、ガイドパス３の頂部近傍には搬送ローラ対２３ａ
、２３ｂが配設されており、該ローラ対の駆動ローラ２
３ａは本体１３に載置されて駆動装置にて回転駆動され
、また従動ローラ２３ｂは可動部材２１に設置されて板
ばね２５等の弾性体により駆動ローラ２３ａに向けて付
勢されている。

また、Ｕターンガイドパス３の下流側にも搬送ローラ対
２５ａ、２５ｂが配設されており、該ローラ対はガイド
片２６及び可動部材２１に形成された手差し用紙載置部
２７により構成される手差しパス２９と前記Ｕターンガ
イドパス３とを合流する。更に、該ローラ対は駆動装置
にて回転駆動される駆動ローラ２５ａ及び弾性体により
該駆動ローラに向けて付勢されている駆動ローラ２５ｂ
からなり、また該ローラ対の下流側にはガイド片３０及
び３１からなるパスを経て、前記画像形成部１２に形成
された画像に対して、該画像先端と用紙先端とが合致す
るタイミングとなるように用紙を送るタイミングローラ
対３２ａ、３２ｂが配設されている。

そして、前記Ｕターンガイドパス３における前記給送装
置２からの導入部のガイド片１９ａは上方に変曲して、
比較的広い空間部Ｂを形成しており、更に該ガイド１９
ａには所定数の開口部が形成され、かつ該開口部に出没
するように、ピン３３にて移動部材５が揺動自在に支持
されている。

また、これら移動部材５は、通常位置にあってはストッ
パ５ａがガイド片１９ａに当接することにより前記可動
部材２１のガイド片２２との間に所定ガイドパスＡを形
成し、また鎖線で示すように、上方に揺動した位置にあ
っては前記空間部Ｂを現出する。なお、移動部材５の個
数は、搬送可能なシートサイズによって決定されるが、
一般的なＡ３づイズまて搬送可能な搬送装置に適用する
場合、３個程度が適当である。

本実施例１ま以上のような構成からなるので、給紙ロー
ラ２が回転すると、カセット１に収納されている用紙Ｓ
は分離爪１７にてその最上のものだけが分離され、Ｕタ
ーンガイドパス３に送られる。

この際、移動部材５はス１−ツバ５ａにて位置決めされ
た実線に示す位置にあって、回動部材側ガイド片２２と
の間で所定ガイドパスＡを構成しており、比較的大きな
曲率にて用紙を安定して搬送する。そして、該用紙は搬
送ローラ対２３ａ、２３ｂに挾まれてＵターン部を搬送
され、更に他の搬送ローラ対２５ａ、２５ｂにて搬送さ
れ、タイミングローラ対３２　ａ、　　３２　ｂのニッ
プ近傍（こ用紙先端が突き当り、パス３内にて停止する
。なお、搬送ｏ−ラ対２３ａ、２３ｂ及び２５　ａ、　
２５　ｂの個数及び摩擦係数並びに従動ローラ２３ｂ、
２５ｂの付勢力は用紙がパス内にて停止する際も、用紙
を変形せずにスリップするように設定されている。そし
て、タイミングローラ対３２ａ、３２ｂは、画像形成部
］２の画像形成とタイミングを合せて駆動され、用紙上
に所定画像形成が行われる。

また、用紙搬送中に紙詰りを生じると、可動部材２１を
鎖線で示すように開放する。そしてＵターンガイドパス
３の頂部分に紙詰りがある場合は、該開放された頂部分
から詰った紙を取出し、また給送装置２からの導入部分
に紙詰りがある場合は、手により移動部材５を鎖線で示
すようにガイド片１、９　ａ内に没入して、広くなった
空間Ｂにて詰った紙を取出す。更に、該紙詰り処理を行
った後は、移動部材５は重力により自動的に実線の位置
に戻り、また可動部材２１を実線の位置に戻すことによ
り、再び画像形成が可能となる。

なお、手差しにて用紙を搬送する場合、手差し用紙用載
置部２７に用紙をのせて、手差し用パス２９から搬送ロ
ーラ対２５ａ、２５ｂに用紙を挿入すれば、該ローラ対
にてタイミングローラ対３２ａ、３２ｂに搬送される。

また、第２図は一部変更した実施例を示すものであり、
本実施例は移動部材部分の構成が相達しているが、他の
部分は先の実施例と同様なので、これら部分は同一符号
を付して説明を省略する。

本実施例は、移動部材５が分割したガイド片様の構造か
らなり、その先端がピン３３により本体１３に揺動自在
に支持されている。従って、通常状態にあっては、実線
で示すようにストッパにＪ：り位置決めされて所定ガイ
ドパスＡを形成ッており、また鎖線で示すように上方に
揺動することにより、比較的広い空間Ｂを構成する。

なお、上述実施例は、搬送ローラ対を２対設置しである
が、これは１対でもよく、また移動部材５はピンにより
揺動する形状に限らず、摺動してガイド位置Ａ及び空間
位置Ｂに移動するようにしてもよい。

（ト）発明の詳細な説明したよう７こ、本発明によると、Ｕターンガイド
パス（３）の給送装置（２）近傍に移動部材（５）を設
け、該移動部材（５）は通常状態にあっては所定ガイド
パス（Ａｌ　を形成するので、ガイドパスの曲率を小さ
くすることなく、安定したシートの搬送が可能となり、
またジャムが生じた際は、移動部材（５）を移動して空
間（Ｂ）を形成し、容易にジャム処理が可能となる。ま
た、該シート搬送装置（１１）を用いることにより、複
写機等の機械をコンパクトに構成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を複写機に適用した実施例を示す断面図
、第２図は一部変更した実施例を示す断面図である。１・・・シー１−１［’ＮＭＳ（フロントローディング
カセット）　、　　２・・・給送装置（給紙ローラ）　
、３・・・Ｕターンガイドパス　、　５・・・移動部材
　、Ａ・・・所定ガイドパス　、　Ｂ・所定空間　。

Claims

【特許請求の範囲】１、シート収納部と、該シート収納部のシートを給送す
る給送装置と、該給送装置からのシートを搬入方向に対
して排出方向を反転して搬送するＵターンガイドパスと
、を備えてなるシート搬送装置において、前記Ｕターンガイドパスの前記給送装置近傍に移動部材を設け、該移動部材を、所定ガイドパスを
形成する位置と所定空間を形成する位置とに移動自在に
支持したことを特徴とする、シート搬送装置。