JPH01214326A - センサ及びピックアップ用取付け装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特許請求の範囲第１項の前文に記載されてい
るような、センサ及びピックアップ用取付け装置に関す
る。

〔従来の技術並びに発明が解決しようとする課題〕セン
サやピックアップの広汎な利用なくしては現代技術にお
ける問題点を解決することは不可能である。広い意味に
おいて、センサは、電気的制御装置を始めとする自動操
作技術分野における実質的な目であり、又耳である。

しかしながら、例えば光バリア、誘導型又は容量型ピッ
クアップ、超音波センサ及びこれらの補正受信機等の光
学システムのセンサにはしばしば問題が発生する。なぜ
ならば、これらのセンサが汚れた環境内に設置されたり
、汚れた環境を観察することを意図している場合には、
センサの感知領域は、次第に塵埃によって汚染されたり
、好ましからざる層によって被覆されるからである。

本発明の好適例は、真空掃除機内に使用される発光ダイ
オード／フォトトランジスタの組み合わせの形式をした
光学的塵埃検出手段用の取付け装置に関する。以下、こ
の用途について詳細に述べるが、本発明はこれに限定さ
れるものではないことは当然である。

真空掃除機に関連して、塵埃粒子が通過するチャンネル
に隣接して少なくとも一つの発光器とこれに対応する受
光器とを配置して、検出された汚れの程度を表示したり
、吸引チャンネルを通過して流れる塵埃粒子の量を所定
のしきい値と比較し、ブロワを駆動するモータの動力を
変化させることは公知である（例えばドイツ特許公開公
報３４３１１６４参照）。吸引チャンネル上に固定され
たり、吸引ノズルと吸引パイプとの間に取付けられたり
した別個のハウジング内に光学的塵埃検出手段を設置し
、吸引パイプ内の所定の最低圧力に応じて、必要ならば
最低圧力制御器によってこれのスイッチを入れることも
公知である（ヨーロッパ特許出願公開公報０２３１４１
９参照）。

しかし、これらすべてのセンサは、その感知領域が環境
から沈着する塵埃によって全面的又は部分的に被覆され
、その感受性が損なわれたり完全に失われたりすると云
う問題点を含んでいる。特に真空掃除機の場合には、感
知領域を塵埃が流れるのでこの問題は著しい。

各センサや受光器の少なくとも感知領域だけはチャンネ
ルの壁を通して内部に突出しているか又はこれと面一に
゛なっている必要があるので、絶対的に平滑な内外面を
具えた吸引チャンネル内に設置される光学的塵埃検出手
段を作ることは困難であり、実際上は不可能なので、塵
埃粒子等が搬送領域に捕捉され、これが他の塵埃や固体
粒子を集め、最終的には徐々に感知領域を禮苑するリス
クを常にはらんでいる。機械その他のシステム内に設置
される光バリヤや超音波ピックアップの場合にも、これ
が周囲の空気中から徐々に沈着する汚染に露出されてい
る場合には、同じようなリスクが生じる。

センサ表面の人手による清掃を行えばよいが、これはい
つでも可能とは限らない。例えば、真空掃除機への利用
の際に長く細いチャンネルの両端、即ち指やその他の道
具でアクセスできないか容易ではない個所に光学的塵埃
検出手段が設置された場合がこれに当たる。その上、こ
のような清掃方法がすべての場合に実施されることは期
待できない。

〔課゛題を解決するための手段〕

本発明の目的は、清掃が自動的に行えるように設計され
た任意のタイプのセンサ、特に真空掃除機における光学
的塵埃検出手段のセンサのための取付け装置に関する。

本発明の取付け装置は、特許請求の範囲第１項の特徴部
分に記載された構成によってこの問題を解決しようとす
るもので、センサの感知領域の設計に無関係に、即ちこ
の領域が隣接する壁と面一になっていない場合でも、装
置が設置されている個所の空気の高圧又は負圧を利用し
て感知領域を自動的に清掃し吹き払うようになしたもの
である。

本発明は、センサの設置場所及びこれに隣接する個所に
設けられた長いチャンネルを通過する気流を導くために
常時存在している圧力差を利用し、気流をセンサに沿っ
てその上を通過させ、感知領域を清浄に保つと共に、シ
ステムの正常作動時に該領域に吹きつけ又は少なくとも
通過する空気によって塵を吹き払うものである。

特許請求の範囲第２項以降に規定された特徴は、第１項
の規定された取付け装置の改変と改良を提供するもので
ある。特に好適な構成は、取付け装置が周囲のパイプの
壁と一体的に形成されているものである。この場合、取
付け装置は例えばその内部孔に収容された円筒形の突出
物、即ち円筒状回転対称型センサを形成し、同時にセン
サの周囲には成る外周領域内にスペースを残すことによ
って長いチャンネル（複数）が設けられ、真空掃除機の
吸引チャンネルの場合には、パイプの内側から外側に向
かって開口し、真空掃除機によって吸引パイプ内に発生
した負圧に起因して、（真空掃除機の場合には望ましく
ない侵入空気であるが）気流がこれらの長いチャンネル
内に発生する。この気流は掃除機の効果を阻害する程大
きいものではないが、これによって得られる清掃効果は
センサ及びそれの感知領域にとっては非常に重要であり
、これらの気流によって吹き払われる。

〔実施例〕

本発明の基本的な思想は、センサの設置個所の領域にお
ける高圧又は負圧を利用したり又はこれを発生させたり
し、センサの感知領域を覆うことのできる長いチャンネ
ルを形成して該センサに沿い且つそれの感知領域全体に
わたって気流を導き、これによって連続的な清掃効果が
得られることにある。

本発明を説明するための実施例は、真空掃除機の吸引パ
イプ内に設置された発光ダイオードとフォトトランジス
タを具えた光学的塵埃検出手段に関連している。段付き
吸引パイプの一部が第１図に符号１０で示されている。

センサの設置個所は符号１１．１１ａ、ｌｌｂで示され
ている。

これらの光学的塵埃検出手段の構成と機能は、前述のド
イツ公開公報３４３１１６４並びにヨーロッパ公開公報
に詳しく開示されているので、ここでの詳述は省略する
。

第２図に示すように、光学的塵埃検出手段を収容してい
る、別体として取付けられているハウジングの内部パイ
プであってもよい吸引パイプの一部は、発光ダイオード
の形式の発光器１２と、これの反対側に設けられたフォ
））ランリスクの形式の受光器１３を具えている。これ
ら二つのユニットは、フォトトランジスタが発光器から
放射された光を受けるようにその感知領域同士が互いに
対面して取付けられている。この光は矢印Ａで示される
流れに運ばれた塵埃粒子によって常に妨害されており、
これによって塵埃検出信号が発せられ、引き続いて適当
な評価回路を用いて評価される。

第２図に明らかに示されているように、感知領域が壁と
面一に取付けられているとは限らずに任意の形をしてい
る発光ダイオードとフォトトランジスタ等のセンサが、
汚れ粒子や塵埃等によって徐々に覆われるリスクを避け
るために、センサの取付け装置は少なくとも一つの長い
チャンネル１４が外側から内側まで貫通するように設計
されている。前述の汚れ粒子等は吸引チャンネルの至る
所に集積されるが、エツジや段や突起等が存在する感知
領域内に特によく捕捉される。第１図の実施例において
は、取付け装置の内壁とセンサの隣接する外壁との間の
円形断面をなす周面に均等に前述のような４本のチャン
ネル１４が分布している。センサは取付け装置内に挿入
して収容され、孔の壁面との接触のみによって（又は補
助的に糊等で固定されて）取付け装置の孔内に保持され
ている。

図示された実施例においては、取付け装置は、一体的に
形成された突起及び／又は吸引チャンネルの内側パイプ
壁から突出してセンサ（この実施例の場合には発光ダイ
オードとフォトトランジスタ）を受け入れるための内部
開口を有する円筒状の延長部から構成されている。チャ
ンネル１４のために、互いに隔たった軸方向の壁部分１
５はセンサの外壁に直接接触し、チャンネル１４同士の
間に残された壁部分は任意の形状となるように設計可能
である。一方では、円筒状楕円体をなすセンサは、取付
け装置の受け入れ開口内にしっかりと保持され、他方で
は、真空掃除機の吸引チャンネルの内部１６の負圧に起
因して第２図に破線で示すように外側から内側に向かう
気流をかなりの速度で導くための連続チャンネルが形成
される。

これらの気流はセンサの前記領域を吹き、塵埃や固体粒
子の集積物を効率よく吹き払う。これらめ気流は感知領
域をすべての塵埃粒子から清浄に保護し、長期間にわた
ってセンサの完全な機能を保Ｓ圧する。

本発明の別の実施例によれば、テーバ状のセンサ表面が
用いられたり、センサの感知領域が内側パイプ壁の表面
と実質的に面一になっている場合には、チャンネル１４
は、該チャンネルがセンサの感知領域に隣接する吸引チ
ャンネルの中空内部に開口する個所に、傾斜した内側部
分１７を具えている。破線で示されたように、このよう
な傾斜部分は気流を中心に向ける作用をなす。即ち、気
流をセンサの中心領域（感知領域）に直接指向させ、清
掃効果を支援する。これらの傾斜部分を、負圧によって
生じた気流を偏向させる機能を有するバッフル面として
構成し、気流を塵埃検出手段の感知領域上に指向させる
こともできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、センサがパイプの壁内に設置されている真空
掃除機の吸引パイプ用の段付きの壁の一部の平面図、 第２図は、第１図の一部破断側面図であり、センサが互
いに対面して光バリアの形式で設置されている状態を示
す。 １０・・・段付きパイプ、 １１・・・センサの設置個所、 Ｉ４・・・チャンネル。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、感知領域が汚染環境に露出され、又は該領域が沈着
   物によって被覆され易いセンサやピックアップ用の取付
   け装置、特にノズルから吸い込まれた塵埃が通過する吸
   引チャンネルに隣接する真空掃除機の光学的塵埃粒子検
   出手段（発光ダイオード／フォトトランジスタ）、工具
   や機械の光バリア等の取付け装置であって、少なくとも
   一つの長手方向のチャンネル（１４）がセンサの取付け
   領域（１１）内に設置され、該チャンネル（１４）はセ
   ンサ（１２、１３）の本体とそれの感知領域に直接隣接
   し、これを通じて負圧又は高圧に起因して気流が導かれ
   、前記感知領域が連続的に清掃されることを特徴とする
   取付け装置。 ２、気流の吹き付け効果がセンサの感知領域に到達する
   ように、前記チャンネル（１４）の少なくとも一つが指
   向されていることを特徴とする請求項１に記載の取付け
   装置。 ３、前記チャンネル（１４）の少なくとも一つが、感知
   領域と同じ高さの所に傾斜部分（１７）を具え、該部分
   は前記チャンネルを通過して導かれる気流のためのバッ
   フル面としての機能を有し、それによって該気流がセン
   サの感知領域の方に偏向せしめられることを特徴とする
   請求項２又は３に記載の取付け装置。 ４、真空掃除機の塵埃検出手段として使用される光学的
   センサを受け入れるために、前記吸引チャンネルが、一
   体的に形成された外向きに突出したほぼ円筒状のホルダ
   として構成され、該ホルダは、その周囲に互いに間隔を
   おいて複数の内壁部分（１５）がホルダの長さ全体にわ
   たって内側に突出し、該ホルダの内部には発光ダイオー
   ド又はフォトトランジスタが保持され、前記部分（１５
   ）同士の間には軸方向のチャンネル（１４）が形成され
   、これを通じて吸引パイプ内の負圧に起因する清掃用気
   流が流れることを特徴とする請求項１〜３のいずれか１
   項に記載の取付け装置。