JPH01214174A - 高分解能赤外線センサー - Google Patents

高分解能赤外線センサー

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JPH01214174A
JPH01214174A JP63039937A JP3993788A JPH01214174A JP H01214174 A JPH01214174 A JP H01214174A JP 63039937 A JP63039937 A JP 63039937A JP 3993788 A JP3993788 A JP 3993788A JP H01214174 A JPH01214174 A JP H01214174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
regions
region
sensor
array
Prior art date
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Pending
Application number
JP63039937A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Kawaguchi
川口 俊彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、高分解能赤外線センサー、更に詳細には、複
数個のフォトトランジスターを同一チップ上に集積して
なる高分解能赤外線センサーに関する。
(従来の技術) 第4図は、従来の赤外線センサーの構造を示す部分断面
図である。この図において、1はP型半導体域、2はN
0型半導体域、3はI型半導体域、4は遮光膜、5は光
が入射する開口部である。第4図に示す赤外線センサー
は、各アレイセンサーがP型半導体域1とN0型半導体
域2の中間にI型半導体域3を介在せしめた、いわゆる
PIN型ダイオードよりなっている。そして、これらの
PIN型ダイオードは、N“型半導体域を共通にし、I
型半導体域3中にP型半導体域1を適宜間隔をおいて集
積した構造になっている。なお、遮光膜4は、開口部5
からPIN接合領域にのみ光が当たるようにするために
設けられている。
第5図は、第4図に示す赤外線センサーの機能を説明す
るためのエネルギー図であり、第4図のA−A断面に対
応するPIN接合部に関するものである。すなわち、左
側がP型半導体域1、右側がN゛型半導体域2、中間が
工型半導体域3であり、そして電子のエネルギーを縦軸
にとっである。
PIN接合に逆バイアスする電圧を加えておき、このP
IN接合に赤外線を当てると、この光エネルギーによっ
て電子(・)とホール(○)の対が生成し、電子はNo
型半導体域2へ、またホールはP型半導体域1へと流れ
て電流を生ずる。この電流を検出すれば、赤外線を検知
することができる。
そして、第4図に示す従来の赤外線センサーは、第5図
からも分るように、I型半導体域3が深く(深さは、チ
ップの厚さ方向に評価することとする)、赤外線を有効
に受光できるようにするため、Si基板を用いた場合に
その深さ(膜厚)が20〜30μmになっているので、
感度が良いという利点があった。
なお、第4図は、アレイセンサーがフォトダイオードの
場合を例に挙げたが、このような赤外線センサーにおけ
る基本的原理は、アレイセンサーがフォトトランジスタ
ーの場合においても同様で、入射光の作用をエミッター
の機能とみたてればフォトダイオードをフォトトランジ
スターとみなすことができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の赤外線センサーは、各アレイセン
サー間の相互作用が大きく、分解能が悪いという欠点を
有していた。
第6図は、従来の赤外線センサーの低分解能の原理を説
明する図面で、第5図に示したエネルギー図を更に立体
的に描いたものである。エネルギー図の記載範囲は、は
ぼ第4図に断面図を示した範囲である。例えば、図面に
おいて左側のPIN接合部に赤外線を照射すると、光エ
ネルギーによって生成した電子は、伝導帯の斜面なN4
型半導体域2方向に流れてゆく。しかし、従来の赤外線
センサーにおいては、隣接するアレイセンサー間に特に
障壁がないため、第6図に示したように、電子が隣接す
るPIN接合領域に拡散して、アレイセンサーの隣接効
果(クロストーク)が起き、その結果、十分な分解能が
得られないという問題点があった。
本発明は、従来の赤外線センサーにおける低分解能の問
題を解決し、高感度、かつ、高分解能の赤外線センサー
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、N+PN型フォトトランジスター7レイより
なる赤外線センサーにおいて、各アレイトランジスター
のコレクター部に相当するN型半導体域がこれと対向す
るエミッター部に相当するN+型半導体域に向けて突出
した構造であり、かつ、隣接するアレイエミッター部間
のP型半導体域に深いピ型半導体域を設けたことを特徴
とする高分解能赤外線センサーである。なお、以下、N
型半導体域等を単にN域等という。
(作用) 本発明の高分解能赤外線センサー(以下、本発明センサ
ーということがある)の隣接するアレイエミッター間の
P域に設けられる深いど域(以下、分離用ストッパー域
ということがある)は、エミッター部に相当する周囲の
P域に比べ伝導帯の電子エネルギーレベルが更に高いの
で、このP+域は、電子に対しては障壁及び再結合部と
して機能し、ホールに対しては吸込み口及び前詰合部と
して機能する。従って、P域はP域の電子及びホールが
隣接するアレイセンサーのP域に拡散するのを防止し、
いわゆるクロストークを大幅に低減する作用を有する。
(実施例) 以下、本発明を実施例を示す図面と共に説明する。
第1図は、Si基板を用いた本発明センサーの一実施例
の構造を示す部分断面図である。この図において、11
はエミッター部に相当するN“域、12はベース部に相
当するP域、13はコレクター部に相当するN域、14
はアレイコレクター部に連続して設けられたN0域、1
5はピ型半導体よりなる分離用ストッパー域、16は遮
光板、17は光が入射する開口部である。本発明センサ
ーは、第1図に示すように、基本的にはフック(Foo
k)効果を利用した一数的フオドトランジスターと同様
の構成を有するが、従来のコレクター部に相当するN域
13を、その断面形状がこれと対向するエミッター部に
相当するN1域11に向けて突出した形状にしたこと、
及び隣接するアレイエミッター部間のP域にP域内での
ホール及び電子が隣接するアレイセンサーのベース部に
相当するP域12に拡散するのを防止するための分離用
ストッパー域15としての深いP0域が配置・形設され
ている点で相異する。
本発明センサーのN+PN型構造の全体の深さ(膜厚)
は、3〜10μm程度とすることができる。従って、前
記第4図に示した構造の赤外線センサーが、■域だけで
も20〜30μmを要したのに対し、極めて薄形にする
ことができる。これは次の理由による。従来の第4図に
示すものでは、1域を厚膜にすることによって、入射赤
外線(約9000人)の90%を電気信号に変換できる
ようになっていた。これに対し、本発明センサーでは、
全体を3〜lOμm程度の厚さにすると、赤外線の利用
率が171O〜1/3に低減してしまう。しかし、本発
明センサーはN+PN型トランジスターアレイ構造であ
るため、増幅率β=3〜10[αにしてα= 0.75
〜0、90.  β・α/(1−α)]程度あるので、
薄形化による赤外線の利用率の低下を充分補うことがで
き、第4図に示すものと同等あるいはそれ以上の感度を
得ることができる。そして、この薄形化によって、ベー
ス部に相当するP域12近傍の電子及びホールが隣接す
る他のP域に拡散する機会を低減することができ、分離
用ストッパー域15の作用と相撲って、電子及びホール
の当該分離を更に徹底することができる。
エミッター部に相当するN域13の突出形状は、突出部
が対向するコレクター部に相当するN″″域11に接近
するようになっていれば特に制限はない。
また、分離用ストッパー域15の深さ及び幅は、他の領
域の形状等に応じて適宜選択すべきものであるが、深さ
は、前記作用を生ずるように、ベース部に相当するP域
12に深くとるのが好ましい。
本発明センサーは、従来のフック効果を利用した一数的
フオドトランジスターの製法に従って製造することがで
きる。
第2図は、第1図に示す本発明センサーの機能を説明す
るためのエネルギー図であり、アレイトランジスターの
第1図におけるB−B断面に対応するN+PN接合部に
関するものである。N+PNのPN接合に逆バイアスす
る電圧を加えつつ赤外線を当てると、この光エネルギー
によって電子とホールの対が生成し、電子はN4域14
へ、またホールはベース部に相当するP域12へと流れ
て電流を生ずる。この電流を検出すれば、赤外線を検知
することができる。
また、第3図は、本発明センサーのエネルギー図を立体
的に描いたものである。エネルギー図の記載範囲は、は
ぼ第1図に断面図を示した範囲である。第3図より視覚
的にも理解することができるように、赤外線により生成
した電子(又はホール)は、コレクター部に相当するN
域13が対向するエミッター部に相当するN+域11に
向けて突出した形状になっているため、そして隣接する
アレイエミッター部間のP域に分離用ストッパー域15
としてのエネルギー障壁(又は吸込み口)が設けられて
いるため、電子(又はホール)は、クロストークを起こ
すことなく、各アレイセンサー内を流れてゆく。
(発明の効果) 本発明の高感度赤外線センサーは、以上詳細に説明した
ような構成よりなるので、本発明によれば、感度を低減
することなく分解能を大幅に向上させることができる。
また、本発明センサーは薄形であり、PIN接合トラン
ジスターアレイの場合のようにI域を深くとる必要がな
く、エピタキシャル成長が従来の約1710〜1/3で
済むので安価に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の高分解能赤外線センサーの一実施例の
構造を示す部分断面図、第2図は同センサーのエネルギ
ー図、第3図は同センサーのエネルギー立体図、第4図
は従来の赤外線センサーの構造を示す部分断面図、第5
図は同センサーのエネルギー図、第6図は同センサーの
エネルギー立体図である。 11・・・エミッター部に相当するN0域、12・・・
ベース部に相当するP域、13・・・コレクター部に相
当するN域、15・・・分離用ストッパー域。 第4図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  N^+PN型フォトトランジスターアレイよりなる赤
    外線センサーにおいて、各アレイトランジスターのコレ
    クター部に相当するN型半導体域がこれと対向するエミ
    ッター部に相当するN^+型半導体域に向けて突出した
    構造であり、かつ、隣接するアレイエミッター部間のP
    型半導体域に深いP^+型半導体域を設けたことを特徴
    とする高分解能赤外線センサー。
JP63039937A 1988-02-23 1988-02-23 高分解能赤外線センサー Pending JPH01214174A (ja)

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JP63039937A JPH01214174A (ja) 1988-02-23 1988-02-23 高分解能赤外線センサー

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JP63039937A JPH01214174A (ja) 1988-02-23 1988-02-23 高分解能赤外線センサー

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5480811A (en) * 1990-06-14 1996-01-02 Chiang; Shang-Yi Isolation of photogenerated carriers within an originating collecting region
US5602415A (en) * 1994-07-14 1997-02-11 Sharp Kabushiki Kaisha Light receiving device with isolation regions
JP2021519519A (ja) * 2018-03-29 2021-08-10 ヴィシャイ セミコンダクター ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングVishay Semiconductor GmbH 感光性半導体部品、および感光性半導体部品の形成方法

Cited By (4)

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US11876144B2 (en) 2018-03-29 2024-01-16 Vishay Semiconductor Gmbh Photosensitive semiconductor component, method for forming a photosensitive semiconductor component

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