JPH0541533A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH0541533A
JPH0541533A JP3194397A JP19439791A JPH0541533A JP H0541533 A JPH0541533 A JP H0541533A JP 3194397 A JP3194397 A JP 3194397A JP 19439791 A JP19439791 A JP 19439791A JP H0541533 A JPH0541533 A JP H0541533A
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JP
Japan
Prior art keywords
phototransistor
type region
semiconductor device
conductivity
region
Prior art date
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Pending
Application number
JP3194397A
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English (en)
Inventor
Yoshimi Doi
好美 土井
Mitsukuni Akai
光邦 赤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Publication of JPH0541533A publication Critical patent/JPH0541533A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シリコン基板1中には、第1フォトトランジ
スタ27と第2フォトトランジスタ29とが間を隔てて
形成されている。第1フォトトランジスタ27と第2フ
ォトトランジスタ29との間には、フォトダイオード3
1が形成されている。第1フォトダイオード31のP+
拡散領域9とA+ 拡散領域13a、第2フォトダイオー
ド32のP+ 拡散領域9とN+ 拡散領域13bはそれぞ
れ配線膜23によってショートされている。 【効果】 第1とトランジスタ27に光が入射し第1フ
ォトトランジスタ27の受光面拡散部下で発生したキャ
リア、第2フォトトランジスタ29に流れ込む前に、P
+ 拡散領域9でトラップされフォトダイオード31で消
費される。したがって第2フォトトランジスタ29の誤
動作を防ぐことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は半導体装置に関するも
のであり、特に半導体基板中に形成された第1および第
2フォトトランジスタを備えた半導体装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体装置のうち、マウス、マップメー
タ等は半導体基板中に複数のフォトトランジスタを形成
したものであり、この半導体装置に光を照射させてフォ
トトランジスタを動作させることにより、移動方向、移
動量等を測定する。
【0003】図9は、従来の半導体装置の断面図であ
る。N型シリコン基板1中には、P+ 拡散領域であるベ
ース領域7a、7bが形成されている。ベース領域7a
中にはN+ 拡散領域であるエミッタ領域11aが形成さ
れ、ベース領域7b中にはN+ 拡散領域であるエミッタ
領域11bが形成されている。N型シリコン基板1中に
は、N+ 拡散領域であるチャネルストッパ15a、15
b、15cが形成されている。
【0004】N型シリコン基板1の主表面上にはシリコ
ン酸化膜17が形成されている。シリコン酸化膜17に
はスルーホールが複数形成され、そこを通してベース電
極19a、19b、エミッタ電極21a、21bがそれ
ぞれベース領域7a、7b、エミッタ領域11a、11
bと接続されている。N型シリコン基板1、ベース領域
7a、エミッタ領域11aによって第1フォトトランジ
スタ27が構成され、N型シリコン基板1、ベース領域
7b、エミッタ領域11bによって第2フォトトランジ
スタ29が構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】第1フォトトランジス
タ27に光が入射すると第1フォトトランジスタ27の
みが動作するようにすべきだが、図9に示すように第1
フォトトランジスタ27に入射した光によって発生した
キャリアは第2フォトトランジスタ29にも流れ込み、
これにより第2フォトトランジスタ29も動作すること
が起きる。すなわちクロストーク現象が生じることがあ
る。
【0006】この発明はかかる従来の問題点を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、フォト
トランジスタの誤動作を防ぐことができる半導体装置を
提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に従った半導体
装置は、第1フォトトランジスタと第2フォトトランジ
スタとの間にフォトダイオードが設けられている。フォ
トダイオードは、第1フォトトランジスタと第2フォト
トランジスタとの間の半導体基板中に形成された第1導
電型領域と、第1導電型領域と接合して半導体基板中に
形成された第2導電型領域と、第1導電型領域と第2導
電型領域とを電気的に接続する配線部材とを有してい
る。
【0008】
【作用】第1導電型領域と第2導電型領域とによってフ
ォトダイオードが構成されている。このフォトダイオー
ドのアノードとカソードとは配線部材によってショート
させられている。フォトダイオードは第1フォトトラン
ジスタと第2フォトトランジスタとの間に形成されてい
るので、たとえば第1フォトトランジスタに光が入射す
ることにより発生したキャリアが第2フォトトランジス
タ方向に流れても、その間にあるフォトダイオードで消
費されるので、第2フォトトランジスタの誤動作を防ぐ
ことが可能となる。
【0009】
【実施例】図1はこの発明に従った半導体装置の一実施
例の断面図である。この半導体装置は、シリコン基板1
中に第1フォトトランジスタ27、第2フォトトランジ
スタ29、フォトダイオード31を形成したものであ
る。以下ではシリコン基板1として、N型の低比抵抗半
導体基板3上にエピタキシャル成長領域5を形成したエ
ピタキシャルウェハを使用した実施例について説明す
る。
【0010】エピタキシャル成長領域5には間を隔てて
ベース領域7a、P+ 拡散領域9、ベース領域7bが形
成されている。P+ 拡散領域9は第1導電型領域の一例
である。ベース領域7a、7bにはそれぞれエミッタ領
域11a、11bが形成されている。P+ 拡散領域9の
両側には、P+ 拡散領域9と接合するようにN+ 拡散領
域13a、13bが形成されている。N+ 拡散領域13
a、13bは第2導電型領域の一例である。
【0011】P+ 拡散領域9とエピタキシャル領域5お
よびN+ 拡散領域13でフォトダイオード31が構成さ
れている。フォトダイオードのアノードのP+ 拡散領域
9とカソードのN+ 拡散領域13はアルミニウムからな
る配線膜23によってショートされている。P+ 拡散領
域9とN+ 拡散領域13の配線膜23によるショートは
+ 拡散領域9のシリーズ抵抗による電圧降下を低減す
る目的で通常数箇所設ける。15a、15bはチャネル
ストッパである。
【0012】シリコン基板1の主表面全面にはシリコン
酸化膜17が形成されている。シリコン酸化膜17には
複数のスルーホールが形成され、そこを通してアルミニ
ウムからなるベース電極19a、19b、エミッタ電極
21a、21bがそれぞれベース領域7a、7b、エミ
ッタ領域11a、11bと接続されている。25a、2
5bはアルミニウムからなるガードリングである。シリ
コン基板1の主表面全面にはこれらの電極を覆うように
保護膜33が形成されている。シリコン基板1の裏面に
は金からなる裏面電極35が形成されている。
【0013】たとえば、第1フォトトランジスタ27に
光が入射し、第1フォトトランジスタ27の受光面拡散
部下で発生したキャリアは、第2フォトトランジスタ2
9に流れ込む前にP+ 拡散領域9でトラップされフォト
ダイオード31で消費される。したがって第2フォトト
ランジスタ29の誤動作を防ぐことができる。
【0014】図2(a)は図1に示す半導体装置の平面
図で、図2(b)は等価回路図である。なお、この実施
例ではフォトトランジスタが2つ形成されている場合を
説明しているが、2つ以上であってもよい。図3(a)
はフォトトランジスタが4つ形成されている場合の平面
図、図3(b)はその等価回路図である。
【0015】この発明に従った半導体装置の一実施例の
製造方法を図4〜図8を用いて説明する。図4に示すよ
うに、シリコン基板1の主表面全面に形成されたシリコ
ン酸化膜17を選択的にエッチング処理しP+ 拡散を行
ないベース領域7a、7b、P+ 拡散領域9を形成し
た。37はシリコン酸化膜である。
【0016】次に図5に示すように、シリコン酸化膜1
7を選択的にエッチング除去し、N + 拡散を行ないエミ
ッタ領域11a、11b、N+ 拡散領域13a、13
b、チャネルストッパ15a、15bを形成した。同時
に裏面にもN+ 拡散を行なう。
【0017】次に図6に示すようにシリコン酸化膜17
を選択的にエッチング除去し、スルーホール(図示せ
ず)を形成した。その後シリコン基板1の主表面全面に
アルミニウム蒸着を行ない、このアルミニウムをエッチ
ングし、ベース電極19a、19b、エミッタ電極21
a、21b、配線膜23、ガードリング25a、25b
を形成した。
【0018】図7に示すようにシリコン基板1の主表面
全面に保護膜33を形成した。そして図8に示すように
シリコン基板1の裏面全面に金蒸着を行ない裏面電極3
5を形成した。本実施例ではシリコン基板としてエピタ
キシャルウェハを使用した例を説明したが、N型半導体
基板に高濃度のN型不純物を拡散した拡散ウェハを使用
してもよい。
【0019】
【発明の効果】この発明に従った半導体装置によれば、
フォトトランジスタを動作させた際に隣接するフォトト
ランジスタの誤動作を防ぐことができる。したがって、
この発明をマウス、マップメータ等に応用すれば、移動
方向、移動距離等を正確に測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従った半導体装置の一実施例の断面
図である。
【図2】(a)はこの発明に従った半導体装置の一実施
例の平面図であり、(b)はその等価回路図である。
【図3】(a)はこの発明に従った半導体装置の他の実
施例の平面図であり、(b)はその等価回路図である。
【図4】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第1工程を示す半導体基板の断面図である。
【図5】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第2工程を示す半導体基板の断面図である。
【図6】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第3工程を示す半導体基板の断面図である。
【図7】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第4工程を示す半導体基板の断面図である。
【図8】この発明に従った半導体装置の一実施例の製造
方法の第5工程を示す半導体基板の断面図である。
【図9】従来の半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン基板 7a、7b ベース領域 9 P+ 拡散領域 11a、11b エミッタ領域 13a、13b N+ 拡散領域 23 配線膜 27 第1フォトトランジスタ 29 第2フォトトランジスタ 31 第1フォトダイオード 32 第2フォトダイオード

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板中に形成されて第1および第
    2フォトトランジスタを備えた半導体装置であって、 前記第1フォトトランジスタと前記第2フォトトランジ
    スタとの間の前記半導体基板中に形成された第1導電型
    領域と、 前記第1導電型領域と接合して前記半導体基板中に形成
    された第2導電型領域と、 前記第1導電型領域と第2導電型領域とを電気的に接続
    する配線部材と、を有するフォトダイオードを備えた半
    導体装置。
JP3194397A 1991-08-02 1991-08-02 半導体装置 Pending JPH0541533A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990601