JPH01213841A - 光学的記録媒体 - Google Patents

光学的記録媒体

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JPH01213841A
JPH01213841A JP63038575A JP3857588A JPH01213841A JP H01213841 A JPH01213841 A JP H01213841A JP 63038575 A JP63038575 A JP 63038575A JP 3857588 A JP3857588 A JP 3857588A JP H01213841 A JPH01213841 A JP H01213841A
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JP
Japan
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optical recording
recording medium
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kohmg
adhesive layer
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JP63038575A
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Shinichi Tachibana
立花 信一
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、長期間保存可能な光学的記録媒体に関する。
[従来の技術] 従来、貼り合せ構造を有する光学的記録媒体においては
、生産性上の観点から接着層に(a)プレポリマー成分
、(b)千ツマー成分、(C)光重合開始剤成分等から
構成される紫外線硬化化合物を使用することが知られて
おり、(a)、(b)は主に種々のアクリレート類から
成っていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、(a)、(b)を構成するアクリレート類を成
分とする接着層を用いて形成された光学的記録媒体(光
ディスクなど)は長期間保存(5〜10年)に問題があ
り、環境耐久試験(70℃、90%R,H,,2000
時間)でも明らかな記録、再生特性等の劣下がみられた
。一般にこの原因として記録膜の酸化による感度の劣下
環が知られている。
本発明は、光学的記録媒体の経時的劣下の原因をつきと
め、改良することにより長期間保存可能な光学的記録媒
体を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 光学的記録媒体の経時変化による記録、再生特性等の劣
下の原因について鋭意研究した結果、この原因が、接着
層である紫外線硬化型化合物中に残存するアクリル酸、
アクリル酸エステル類等の遊隙酸成分にあり、これによ
り記録層遷移金属のイオン化、つづく記録層全体の溶解
が生じ、孔食が発生するため、記録、再生特性等が劣下
することをつきとめた。
紫外線硬化型化合物のアクリル酸、アクリル酸エステル
類等の遊離酸成分の残存量は酸価(KOHm g / 
g )を1つの指標として表すことができる。
ここで酸価とは、該化合物試料0.6gとトリエチレン
ジアミン(酸の解離触媒)0.3gを40mQのDMF
に溶解し、水2+nJ2を加えた後、電位差滴定により
0.INKOHイソプロピルアルコール溶液で滴定し、
(1)式を用いて求められるものである。
A:試料の滴定量(mfl) Bニブランクの滴定量(mfl) f:0.IN  KOHイソプロピルアルコールW:試
料採取量(g) 本発明によりば、光学的記録媒体に使用される紫外線硬
化型化合物の酸価は0.1 (KOHmg/g)以下で
あるとする。
酸価が0.1 (xoHmg/g)以下の紫外線硬化型
化合物としては、通常使用される(a)プレポリマー成
分、(b)モノマー成分、(C)光1r合開始成分等か
ら成る組成物で、該化合物中に残存しているアクリル酸
、アクリル酸エステル類等の遊離酸成分が酸価で0.1
 (KOHmg/g)以下のものであれば、どんなもの
でも良い。
実施例1 図面により本発明の詳細な説明する。案内溝及び又はプ
リフォーマット信号を有するポリカーボネート射出成形
基板1上にスパッタリング法により層厚800人のSi
3N4層2を成膜し、次いで層12400人の非晶質G
dTb,層1’2 4 0 0人の非晶質TbFeを積
層し磁気記録層3を設け、さらに次に層厚1000人の
Si,84層4を成膜した、次に酸価0 、  1 (
 K O H m g / g )の紫外線硬化型化合
物変性ポリエステルアクリレートとしてEX−301 
(商品名二大日本インキ化学■製)を該Si3N4層上
に塗布し、層厚20鱗の該化合物の接着層5を設けた後
、その上にポリカーボネート基板6を載置した後、Uv
ランプ7(照射面上UV照度233mW/cm2at波
長365nm)により基板6を通して照射し、該接着層
5を硬化し、貼り合せ構造の光学的記録媒体を作成した
実施例2 該接着層として酸価0.02(にOHmg/g)の紫外
線硬化型化合物ウレタンアクリレート、カヤラッドPR
C−9 1 9(商品名コニ本化薬味製)を用い、それ
以外は実施例1と同様にして光学的記録媒体を作成した
比較例1 接着層として酸価0.5 (KOHmg/g)の紫外線
硬化型化合物変性エポキシアクリレート、アロニックス
UV−3201−R (商品名二東亜合成化学■)を用
い、それ以外は実施例1と同様にして光学的記録媒体を
作成した。
比較例2 接着層として酸価0 、 3 ( K O H m g
 / g )の紫外線硬化型化合物ウレタンアクリレー
ト、アロニックスUV−3514 (商品名:東亜合成
化学■)を用い、それ以外は実施例1と同様にして光学
的記録媒体を作成した。
実施例1、実施例2、比較例1、比較例2により1il
た光学的記録媒体を環境耐久試験( 7 0 ”C、9
0%R.H.)にかけそれぞれの記録層における孔食の
発生の有無を調べたところ、表に明らかなように本発明
の条件を満たす酸価0.1(KOHmg/g)以下の紫
外線硬化型化合物を接着層として用いた光学的記録媒体
は、環境耐久試験後の記録層の孔食の発生もなく保存性
にすぐれていた。
表 環境耐久試験(70℃、90%R.H.)後の孔食の発
生 表は本発明を実施した光学的記録媒体の環境耐久試験(
70℃、90%R,H,,2000時間)後の孔食の発
生の結果を示した表である。
[発明の効果] 以上述べたように本発明の酸価0.1 (KOHmg/
g)の紫外線硬化型化合物を接着層として用い、貼り合
せ構造の光学的記録媒体を作成すれば、従来通りの製造
方法により、長期間信頼性を維持する光学的記録媒体を
製造することができる。
尚、この効果は光磁気記録媒体において顕著である。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例1で得られた光学的記録媒体の断面
を示した図である。 1・・・案内溝及びプリフォーマット(14号を有する
ポリカーボネート基板 2・・・Si3N4層 3・・・磁気記録層 4・・・Si3N4層 5・・・接着層 6・・・ポリカーボネート基板 7・・−UVランプ 特許出願人  キャノン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)貼り合せ構造を有する光学的記録媒体において、
    接着層の紫外線硬化化合物の酸価が0.1(KOHmg
    /g)以下であることを特徴とする光学的記録媒体。
JP63038575A 1988-02-23 1988-02-23 光学的記録媒体 Expired - Fee Related JPH087881B2 (ja)

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JPH087881B2 JPH087881B2 (ja) 1996-01-29

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02290083A (ja) * 1989-02-17 1990-11-29 Mitsubishi Electric Corp 光情報処理装置
JP2011021152A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Fujikura Kasei Co Ltd 活性エネルギー線硬化型塗料組成物、および耐熱性光輝部品
JP2011021153A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Fujikura Kasei Co Ltd 活性エネルギー線硬化型塗料組成物、および耐熱性光輝部品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011021153A (ja) * 2009-07-17 2011-02-03 Fujikura Kasei Co Ltd 活性エネルギー線硬化型塗料組成物、および耐熱性光輝部品

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JPH087881B2 (ja) 1996-01-29

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