JPH01212843A - 空気調和機の加湿装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は空気調和機における加湿装置に関するものであ
る。

従来の技術 従来、空気調和機には、水を補給し吸水板を利用して加
湿を行うものがある。たとえば第７図に示すように、加
湿器の本体１を空気調和機の室内熱交換器（図示せず）
の近傍に取着して加湿するものである。前記本体１は、
市水や、室内熱交換器を循環する温水を取水口２より調
整装置３によって、調節しながら給水管４に給水し給水
管６の給水口６より貯水缶６に貯水する。そして、不織
布からなシ通水可能な濾過材７に含水させ、この濾過材
７より不織布からなる加湿板８に含水させる。加湿板８
は前記貯水缶６の底面を貫通して導出されておシ、この
加湿板８群に通風させることにより加湿を行っていた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、給水口６よυ貯水缶６に一
旦貯水し、濾過材７に含水させてから、さらに加湿板８
に含水させるものであるため、温水の循環水や、市水な
どの水埃（スケール）によって、経年時において濾過材
７が目詰シして、加湿板８群に十分含水できず、加湿能
力が低下するという課題があった。

本発明はこのような課題を解決するもので、経年目詰シ
の少ない加湿装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 このような課題を解決するために本発明は、箱状の給水
臼の側板の上縁を長手方向に切欠して加湿板書片を形成
し、この加湿板書片に沿う不織布材からなる横吸水板を
備え、この横吸水板の上辺に櫛歯状部を設け、加湿板は
上方部にフック片を有し、下方側には横方向の口切欠溝
を有し、前記各加湿板の上方のフック片を横吸水板の溝
部に嵌め込むとともに掛は合せ、前記加湿板側の下方側
の口切欠溝を水平に設けた保持板の凹溝と噛み合うよう
に嵌め合わせた構成としたものである。

作　　用 この構成によシ、給水臼に給水された水は、横吸水板に
含水されるとともに、加湿板側のフック片の下方に延び
た突部からも含水されて加湿板に水が伝わシ、この含水
された多数の加湿板を通風することによシ、十分加湿さ
れた空気が吹出されることとなる。

実施例 以下本発明による一実施例を第１図〜第６図にもとづ゛
いて説明する。第６図において、空気調和機の本体１１
は下方の吸込口１２よシ室内空気を流入し、送風機１３
を経て室内熱交換器１４を通し、風下側に取着された加
湿装置１６によシ加湿された空気を吹出口１６より室内
へ吹出すようになっている。前記加湿装置１６は、第２
図に示すような構成となっている。すなわち、加湿器本
体１７は、側板１８．１９と排水口２ｏを備えた水受皿
２１と、天面板２２が取着される給水臼２３とよシなシ
、前記給水臼２３は、市水管と直結される給水入口２４
を備えている。前記給水臼２３には垂直方向に多数配列
された加湿板２６が設けられ、これら加湿板２６群の間
隙２６を室内熱交換器１４（第６図）を通過した温風が
通るようになっている。前記給水臼２３は、第３図に示
すように、箱状に形成され、前面側の一側板の上縁に長
手方向に大きい切欠部２７を設けて加湿板書片２８を形
成している。

第１図において、前記加湿板書片２８に接するように、
また長手方向に沿うように、不織布等からなり、かつ含
水量の多い横吸水板２９が設けられる。この横吸水板２
９は上縁に櫛歯部を形成し、多数の溝部３ｏを有してい
る。前記溝部３ｏに加湿板２６が掛けられるが、この加
湿板２６は、第６図に示すように、前記給水臼２３の後
方において、少部分のみ給水された水に浸るように浸水
突起部３１と、これに連続して凹形状となυ、前記溝部
３ｏと直角に交わるようにしたフック片３２を形成して
いる。また下方部には、口切欠溝３３を設け、第１図に
示す不織布材からなる保持板３４の凹溝３６と直交して
交わシ、かつ保合するとともに、前記水受皿２１の上端
部の位置よシ上方の位置で、加湿板２６群を保持するよ
うにしている。

上記構成において、加湿板書片２８に沿って横吸水板２
９が配置され、加湿板書片２８とともに、加湿板２５が
溝部３ｏに対してフック片３２が直交して掛けられる。

一方下方では、保持板３４の凹溝３６と直交して交わる
ように組立てられている。こうして、市水を給水入口２
４よシ給水することによシ、水は給水臼２３の底面３６
に流れ、横吸水板２９に含水していく。前記横吸水板２
９に含水された水は、直交した加湿板２６の接触部分を
はじめ、給水が多くなると、フック片の含水突起部３１
の下方部も水に浸されることになるから、ここからも吸
水し、加湿板２６は多量に含水する。この含水したとこ
ろへ、室内熱交換器１４を通過することによる高温風が
加湿板２６と接触し、加湿されて、吹出口１６よシ吹出
されるのである。また送風量によっては、水が水受皿２
１に落ちるが、この水は排水口２ｏよシ排水される。

この結果、保持板３４は、水受皿２１の上端部より上の
位置にしているから、加湿板２６によってのみ加湿され
るのではなく、前記保持板３４の含水による加湿効果も
増加されるものである。

発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように本発明は、加湿板
書片の内側に溝部をもつ横吸水板と、この横吸水板と直
交して加湿板を掛け、下方側では、保持板によって加湿
板を直交して保持する構成としたから、従来のように、
加湿板の上に濾過材を覆う構成と異なり、経年による目
詰シを起こすことも少なく、横吸水板から加湿板に十分
水が伝わり、したがって含水量も多量となり、加湿能力
が高められ、かつ加湿器も小型化が図れるなどの効果を
有するものである。

【図面の簡単な説明】

２ｇ１図は本発明の一実施例の空気調和機の加湿装置の
斜視図、第２図は同空気調和機の加湿装置の正面図、第
３図は同空気調和機の加湿装置の給水缶の斜視図、第４
図は同空気調和機の加湿装置の横吸水板の部分斜視図、
第６図は同空気調和機の加湿装置の１枚のみを示す加湿
板の斜視図、第６図は同空気調和機の加湿装置の加湿器
の取付状態を示す構成図、第７図は従来の加湿装置の正
面図である。 ２３・・・・・・給水缶、２６・・・・・・加湿板、２
７・・・・・・切欠部、２８・・・・・・加湿板掛片、
２９・・・・・・横吸水板、３ｏ・・・・・・溝部、３
１・・・・・・浸水突起部、３２・・・・・・フック片
、３３・・・・・・口切欠溝、３４・・・・・・保持板
、３５・・・・・・凹ｌか。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名２３
−　　姶永缶 ２５−　加ｉネ仄 ３５−凹溝 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 箱状の給水缶の側板の上縁を長手方向に切欠して加湿板
   掛片を形成し、この加湿板掛片に沿う不織布材からなる
   横吸水板を備え、この横吸水板の上辺に櫛歯状部を設け
   、加湿板は上方部に一部が下方に突出する形状のフック
   片を有するとともに下側には横方向の凹切欠溝を有し、
   前記フック片を横吸水板の溝部に噛み合わせ、下方の凹
   切欠溝を水平に設けた保持板の凹溝に噛み合わせてなる
   空気調和機の加湿装置。