JPH01212252A - 金属磁気ヘッドとその接合用ガラス - Google Patents

金属磁気ヘッドとその接合用ガラス

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JPH01212252A
JPH01212252A JP3487688A JP3487688A JPH01212252A JP H01212252 A JPH01212252 A JP H01212252A JP 3487688 A JP3487688 A JP 3487688A JP 3487688 A JP3487688 A JP 3487688A JP H01212252 A JPH01212252 A JP H01212252A
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glass
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magnetic head
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metallic magnetic
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JP3487688A
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JPH0527579B2 (ja
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Reiichi Aoyanagi
青柳 玲一
Takashi Mochizuki
望月 孝史
Sadamu Noji
野地 定
Hisashi Kasahara
笠原 久司
Tetsuya Kamimoto
徹也 紙本
Keiko Takahashi
恵子 高橋
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/24Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気ヘッドとその接合用ガラスに係り、特に
、センダスト合金よりなる磁気コア半体の接合あるいは
モールド用に最適な金属磁気ヘッドの接合用ガラスとそ
の接合ガラスを用いた金属磁気ヘッドの構造に関する。
(従来技術と解決すべき課題) 従来、VTR等に使用される高密度記録用の磁気ヘッド
はフェライト磁性材からなる磁気コア半体を磁気ギャッ
プ材を介して一体に接合することにより構成されている
が、磁気ギャップ長が1μm以下と小さいため、そのギ
ャップ長の安定性を保つために接合剤あるいはモールド
剤として低融点ガラスが一般的に使用されている。
第9図は従来のフェライト磁気ヘッド1oの斜視図であ
り、以下同図を用いて説明する。
11.12はフェライト磁性材からなる磁気コア半体で
あり、両磁気コア半体11.12は、磁気ギヤラグ3材
を介して突合され、巻線溝!4の一部、トラック幅規制
溝15及び突合せ面の一部に形成した溝16の中に低融
点ガラス17が溶融充填され、一体に接合されている。
しかし、最近、高密度記録用として、高保持力を有する
磁気記録媒体が出現するにおよんで、フェライト磁性材
より飽和磁束密度の更に大きなセンダスト合金(Fe、
Aj、Si合金)により磁気コア半体を形成した金属磁
気ヘッドが見られる。
しかし、この様な金属磁気ヘッドに接合剤としてガラス
を用いた場合、金属とガラスとの“ぬれ”が悪いことか
ら充分な接着強度が得られず、また、両者の熱膨張係数
を合せることが難しく、大きな熱応力歪が残りガラスが
破損しやすい等の問題点があった。
この様な問題点を解決するために、例えば、特開昭60
−151809号公報、特開昭58−158022号公
報に見られる様に磁気コア半体同志の接合に、ガラス材
のかわりに銀ロウ等の低融点合金を接合材として使用す
る方法が提案されている。銀ロウによるギャップ形成方
法(接合方法)の最大の欠点は銀ロウ成分(Ag−Cu
 −Zn等)とセンダスト合金成分(Fe −AJ −
3i)が高温での接合時に相互拡散を生じることで、磁
気ヘッドの性能に最も大きな影響を与える磁気ギャップ
近傍において、磁気特性の著しい劣化を引起すことであ
った。この欠点を補うために、特開昭60−50606
号公報では、銀ロウ被着部に拡散防止膜を形成し、その
上から銀ロウを被着させる方法とか、特開昭60−85
406号公報の様に、パックギャップ側のみを銀ロウに
より接着し、フロントギャップ側をガラスにより接着す
る方法が開示されている。
しかし、いずれの方法を用いても再現性よく完全にその
目的を達成するには至らず、しかも、量産性を考えると
工程が複雑となり、好ましい製造方法とは言えなかった
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するためになされたものであり
、単一金属磁性材からなるコア半体ブロック同志を接合
することにより磁気ヘッドを構成する接合用ガラスであ
って、このガラスの組成の重量%をSiO2:30〜3
5.PbO:40〜50、に20: O〜5.Na20
: 10〜15゜ZnO: O〜5.B20s : O
〜5、AL2O3:0〜 20i :0〜2としたこと
を特徴とする金属磁気ヘッドの接合用ガラスとそれを用
いた金属磁気ヘッドの構造を提供しようとするものであ
る。
(実施例) 第1図は本発明になる金属磁気ヘッドの接合用ガラスを
用いて製造した金属磁気ヘッドの一実施例を示す斜視図
、第2図〜第8図は第1図に示す金属磁気ヘッドの主要
工程を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら説明する。
まず、第2図に示す様にセンダスト合金からなるブロッ
ク20の、例えば磁気テープ等の記録媒体摺動面に対応
する面Aと磁気ギャップ形成面に対応する面Bとが形成
する稜線Cに等ピッチでトラック幅規制溝21を長手方
向に形成することによりトラック幅Wを形成すると共に
、面Bに長手方向に平行なガラス補強溝22を形成する
次に、第3図に示す様に、上記各消21,22の中に例
えば、5to2等からなる第1のガラス膜23を既知の
薄膜形成手段により形成する。
この第1のガラス膜23は、後記する本発明の接合用ガ
ラス24の“ぬれ性”を向上させる効果がある。
次に、上記ブロック20を約800℃のアルゴン雰囲気
中にて、30分間の熱処理を行い、磁性材料内部に生じ
た加工損傷を取り除くと共に、第1のガラス膜23中に
包含されているガス抜きを行う。
次に、第4図に示す様に、本発明の接合用ガラス24を
トラック幅規制溝21及びガラス補強溝22の中に充填
すべく570℃、60分間熱処理を行って溶融接合する
第1表は本発明になる接合用ガラス24の3種類の実施
例A、B、Cと比較例りとして従来フェライト磁気ヘッ
ドに用いられた接合用ガラスの組成の重量%と物理常数
を表にまとめたものである。
表中、熱膨張係数tx (’C−”)は100〜300
℃の平均値を示す。
第1表 次に、第5図に示す様に、ギャップ形成面Bに突出して
いる接合用ガラス24を研削あるいは研磨により除去し
たものを2個1組とし、少なくとも一方のブロック20
′のギヤツブ形成面B上に巻線溝25を形成する。
次に、第6図に示す様に一方のブロック20′及び他方
のブロック20のギャップ形成面Bを研磨したのち、一
方のブロック20′のギャップ形成面Bの先端部にギャ
ップスペーサ−用の第2のガラス膜26(Si02)を
スパッタリング等の方法により、ギャップ長相当の厚さ
に形成する。
次に、第7図に示す様に、両ブロック20゜20′をギ
ャップ形成面Bで突合せ、所定の圧力を加えて熱処理を
行うことにより、トラック幅規制溝21内及びガラス補
強溝22に充填されている接合用ガラス24の軟化によ
って両者は一体に接合し、コアブロック27を得る。こ
のコアブロック27を700℃以下、例えば、570℃
60分間の熱処理を行うことにより接合用ガラス24の
変質、失透を防止する。
次に、第8図に示す様に、コアブロック27のR状先端
磨を行った後、ワイヤーソ等の切断手段によりトラック
部を残す様に切WR28することにより、第1図に示す
金属磁気ヘッド29が得られる。
上述の製造工程によれば、実施例A、B、Cの接合用ガ
ラス24を用いた場合、充分な強度を有する接合を行う
ことが出来、加工工程中にクラックの入ることもなく、
しかも磁気特性の良好な金属磁気ヘッド29を得ること
が出来る。これに反して、従来のフェライト磁性材の接
合用ガラスに使用されていた比較例りを用いた場合、接
合用ガラス24にクラックが入り使用不可能であった。
この理由は、比較例pの熱膨張係数はフェライト磁性材
の熱膨張係数に略合せであるためセンダスト合金の熱膨
張係数α=160xlO−’/’Cに比較すると95 
x 10−’/’Cと小さく、また、転移温度も420
℃と本発明実施例A、B、Cの接合用ガラスの転移温度
360°〜380℃に比較して高く、従って、作業温度
も750’Cと本発明のものに比べて180℃も高くな
り、熱応力による比較的大きな歪が発生するためと考え
られる。
なお、発明者等は数多くの接合用ガラス24についての
実験を積重ねた結果、接合用ガラス24にクラックが発
生しない熱膨張係数αの下限は120X10−’/’C
であることを見出している。
また、熱膨張係数αが150°X 10−’/’C以上
の接合用ガラス24はに、Na等のアルカリ成分を更に
増加させることにより得られるが耐湿性が悪化し、長期
保存や高温多湿環境での信頼性に問題があるこ°と′を
確認している。
(発明の効果) 上述の様に本発明になる金属磁気ヘッドの接合用ガラス
は単一金属磁性材からなるコア半体プロ・yり同志を接
合することにより磁気ヘッドを構成する接合用ガラスで
あって、このガラスの組成の重量%を5iOz:30〜
35.PbO:40〜50、に20: O〜5.Na2
O:10〜15゜ZnO: O〜5.B203 : O
〜5、AL2O3:0〜203 :0〜2としたため熱
膨張係数を100〜300℃において120〜150x
lO−’/’Cとセンダスト合金等の金属磁性材の熱膨
張係数に近ずけることが出来、また、作業点も低くなり
、熱応力歪によるクラックの発生を抑えることが出来る
から、単一の金属磁性材からなるコア半体等のブロック
をガラスのみで接合することが可能となり、製造工程が
簡略化され、しかも、従来の確立されたフェライト磁気
ヘッドの製造工程と設備を有効に活用出来ることから、
合理的で量産性に優れ、コスト的に有利になると共に優
れた磁気特性を有する金属磁気ヘッドの提供を可能にす
る等の特長を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる金属磁気ヘッドの接合用ガラスを
用いて製造した金属磁気ヘッドの一実施例を示す斜視図
、第2図〜第8図は第1図に示す金属磁気ヘッドの主要
工程を示す斜視図、第9図は従来のフェライト磁気ヘッ
ド10の斜視図である。 20.20’・・・磁気コア半体、 21・・・トラック幅規制溝、22・・・ガラス補強溝
、23・・・第1のガラス膜、24・・・接合用ガラス
、25・・・巻線溝、26・・・第2のガラス膜、27
・・・コアブロック、29・・・金属磁気ヘッド。 f9 広

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)単一金属磁性材からなるコア半体ブロック同志を
    接合することにより磁気ヘッドを構成する接合用ガラス
    であって、このガラスの組成の重量%をSiO_2:3
    0〜35、PbO:40〜50、K_2O:0〜5、N
    a_2O:10〜15、ZnO:0〜5、B_2O_3
    :0〜5、AL_2O_3:0〜2としたことを特徴と
    する金属磁気ヘッドの接合用ガラス。
  2. (2)トラック幅規制溝及び巻線溝を有する一対のセン
    ダスト合金より成る金属磁気コア半体を所定のギャップ
    長を有する非磁性膜を介して突合せ、前記一対の金属磁
    気コア半体を一体に接合してなる金属磁気ヘッドにおい
    て、少なくとも前記トラック幅規制溝と巻線溝の一部に
    請求項第1項記載の接合用ガラスを溶融充填してなるこ
    とを特徴とする金属磁気ヘッド。
JP3487688A 1988-02-17 1988-02-17 金属磁気ヘッドとその接合用ガラス Granted JPH01212252A (ja)

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JPH0527579B2 JPH0527579B2 (ja) 1993-04-21

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