JPS6029654B2 - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘッドの製造方法Info
- Publication number
- JPS6029654B2 JPS6029654B2 JP10913279A JP10913279A JPS6029654B2 JP S6029654 B2 JPS6029654 B2 JP S6029654B2 JP 10913279 A JP10913279 A JP 10913279A JP 10913279 A JP10913279 A JP 10913279A JP S6029654 B2 JPS6029654 B2 JP S6029654B2
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- JP
- Japan
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- glass
- weight
- ferrite
- magnetic head
- temperature
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- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/24—Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は磁気ヘッドの製造方法に係り、特にテープ摺動
面にガラス補強部を有し、非磁性体層としてSi02を
用いた磁気ヘッドのガラス充填に関するものである。
面にガラス補強部を有し、非磁性体層としてSi02を
用いた磁気ヘッドのガラス充填に関するものである。
フェライトは磁気特性、耐摩耗性、機械加工性等が優れ
ているため、磁気ヘッド用コア材として広く用いられて
いる。
ているため、磁気ヘッド用コア材として広く用いられて
いる。
特に、ビデオヘッドの様な狭トラックヘッドでは、第1
図および第2図の様に2本のフェライトコアーおよし、
ぴ2をギャップ中(GI)に等しい間隔をおいて対向さ
せ、その空隙はガラスを用いた非磁性体層3で形成され
(第1図に図示せず)、耐摩耗性を向上させるため、所
要のトラック部4の両側にガラスを充填したガラス補強
部5を設けることが行われる。このガラスを空隙内およ
びガラス補強部に充填するには、高温で熱処理を行わな
ければならないがテープ摺動面6のガラス中に気泡が残
ると、記録信号の減磁や、テープキズの発生の原因とな
る。このため、ガラス粘度を1ぴPa.s以下にしてガ
ラス中の気泡を取り除かなければならないが、余り高温
にするとガラスとフェライトの相互拡散が進み磁気特性
が劣化する。
図および第2図の様に2本のフェライトコアーおよし、
ぴ2をギャップ中(GI)に等しい間隔をおいて対向さ
せ、その空隙はガラスを用いた非磁性体層3で形成され
(第1図に図示せず)、耐摩耗性を向上させるため、所
要のトラック部4の両側にガラスを充填したガラス補強
部5を設けることが行われる。このガラスを空隙内およ
びガラス補強部に充填するには、高温で熱処理を行わな
ければならないがテープ摺動面6のガラス中に気泡が残
ると、記録信号の減磁や、テープキズの発生の原因とな
る。このため、ガラス粘度を1ぴPa.s以下にしてガ
ラス中の気泡を取り除かなければならないが、余り高温
にするとガラスとフェライトの相互拡散が進み磁気特性
が劣化する。
即ち、ギャップ部では磁気的なギャップいわゆる実効ギ
ャップ(蛇)が拡大し、トラック部では磁気的なトラッ
ク幅いわゆる実効トラック幅(Tw)が減少する。この
磁気特性の劣化を避けるために、ガラスとフェライトの
相互拡散が進まない770oo以下、好ましくは690
qo〜770℃の温度でガラス充填を行う必要がある。
又、テープ摺動面の耐摩耗性および機械加工性等の面か
ら、ガラスの硬度は高い方が望ましい。
ャップ(蛇)が拡大し、トラック部では磁気的なトラッ
ク幅いわゆる実効トラック幅(Tw)が減少する。この
磁気特性の劣化を避けるために、ガラスとフェライトの
相互拡散が進まない770oo以下、好ましくは690
qo〜770℃の温度でガラス充填を行う必要がある。
又、テープ摺動面の耐摩耗性および機械加工性等の面か
ら、ガラスの硬度は高い方が望ましい。
又、熱膨張係数も重要で、磁気特性の優れたMn−Zn
フェライトの熱膨張係数(100〜120)×10‐7
/℃に対して、ガラスの熱膨張係数は(80×110)
×10‐7/℃にしなければならない。ガラスの熱膨張
係数が75×10‐7/℃以下であっても115×10
‐7/℃以上であっても、ガラスあるいはトラック部の
フェライトに残留応力によるクラックが生じる。以上に
述べた特性を有するガラスを用いた第1図の様なガラス
補強部を有するヘッドの一般的な製造方法を以下に述べ
る。
フェライトの熱膨張係数(100〜120)×10‐7
/℃に対して、ガラスの熱膨張係数は(80×110)
×10‐7/℃にしなければならない。ガラスの熱膨張
係数が75×10‐7/℃以下であっても115×10
‐7/℃以上であっても、ガラスあるいはトラック部の
フェライトに残留応力によるクラックが生じる。以上に
述べた特性を有するガラスを用いた第1図の様なガラス
補強部を有するヘッドの一般的な製造方法を以下に述べ
る。
第3図の様にフェライト等の強磁性体製のコアブロツク
7の一稜部に所要のトラック部4を残す様に切り欠き部
9を一定間隔で設け、このコアブロックと、巻線用切溝
10およびガラス用切溝11を設けた他方のコアプロツ
ク8を所要のギャップ幅を得る様に第5図に示すごとく
スベーサ12を介して適当な突合せ治具16を用いて突
き合せ巻線用切溝およびガラス用切溝にガラス棒13を
設置し、高温の炉中にてガラス棒を溶融させ、ギャップ
部およびガラス補強部にガラスを充填し、同時に両コア
ブロックを一体化する。
7の一稜部に所要のトラック部4を残す様に切り欠き部
9を一定間隔で設け、このコアブロックと、巻線用切溝
10およびガラス用切溝11を設けた他方のコアプロツ
ク8を所要のギャップ幅を得る様に第5図に示すごとく
スベーサ12を介して適当な突合せ治具16を用いて突
き合せ巻線用切溝およびガラス用切溝にガラス棒13を
設置し、高温の炉中にてガラス棒を溶融させ、ギャップ
部およびガラス補強部にガラスを充填し、同時に両コア
ブロックを一体化する。
しかしビデオヘッドの様にギャップ幅がlAm以下のヘ
ッドではこの空隙内に均一にガラスを充填するためには
高温の炉中で長時間熱処理を行わなければならないため
ガラスとフェライトの相互拡散が適度に進みヘッドの磁
気特性が著しく劣化する。
ッドではこの空隙内に均一にガラスを充填するためには
高温の炉中で長時間熱処理を行わなければならないため
ガラスとフェライトの相互拡散が適度に進みヘッドの磁
気特性が著しく劣化する。
このため第4図の様に切り欠き部に高温炉中でガラス1
4を充填した後余分のガラスを除去したコアブロック7
′と巻線窓用切溝およびガラス用切溝を設け、突合せ面
に非磁性体層として、Si0215を設けた他方のコア
ブロック8を第6図の様に突き合せ、高温の炉中でガラ
ス榛を溶融し、両コアブロツクを一体化する方法がとら
れる。
4を充填した後余分のガラスを除去したコアブロック7
′と巻線窓用切溝およびガラス用切溝を設け、突合せ面
に非磁性体層として、Si0215を設けた他方のコア
ブロック8を第6図の様に突き合せ、高温の炉中でガラ
ス榛を溶融し、両コアブロツクを一体化する方法がとら
れる。
この方法によればギャップ幅を形成する非磁体層にSi
02を用いるのでギャップ部のSi02とフェライトの
拡散は無視し得る程小さいが工程数が多い上に、高温の
炉中で2度熱処理を行うのでトラック部のフェライトと
ガラスの相互拡散による実効トラック幅の減少が問題と
なる。
02を用いるのでギャップ部のSi02とフェライトの
拡散は無視し得る程小さいが工程数が多い上に、高温の
炉中で2度熱処理を行うのでトラック部のフェライトと
ガラスの相互拡散による実効トラック幅の減少が問題と
なる。
従って第7図の様に一定間隔の切り欠きを設けたコアブ
ロツク7と巻線窓用切溝、ガラス用切溝およびSi02
を設けた他方のコアブロック8′を適当な突合せ治具を
用いて突合せ、高温の炉中にてガラス棒を溶融し、切り
欠き部にガラスを充填してガラス補強部を形成し、同時
に両コアブロックを一体化する方法が考えられる。
ロツク7と巻線窓用切溝、ガラス用切溝およびSi02
を設けた他方のコアブロック8′を適当な突合せ治具を
用いて突合せ、高温の炉中にてガラス棒を溶融し、切り
欠き部にガラスを充填してガラス補強部を形成し、同時
に両コアブロックを一体化する方法が考えられる。
この方法によれば工程数も少なく、熱処理も一度で済み
トラック部のフェライトとガラスの相互拡散も低減でき
るが一定間隔の切欠き部にガラスを充填する際、Si0
2とガラスが反応し、ギャップ幅(GI)が一様に得ら
れないという問題があつた。
トラック部のフェライトとガラスの相互拡散も低減でき
るが一定間隔の切欠き部にガラスを充填する際、Si0
2とガラスが反応し、ギャップ幅(GI)が一様に得ら
れないという問題があつた。
本発明の目的は前記従来技術の欠点を改善し非磁性体層
のSi02を変質させない磁気ヘッドの製造方法を提供
するにある。
のSi02を変質させない磁気ヘッドの製造方法を提供
するにある。
テープ摺動面にガラス補強部を有し、非磁性体層として
Sj02を用いる磁気ヘッドのフェライト結合用ガラス
としては、Si02:9.0〜21.0重量%、B20
3:22.5〜30.5重量%、ZnO:27.0〜3
4.0重量%、母○:8.5〜18.の重量%、Na○
とK20の合計量:8.5〜12.5重量%、山203
:1.5〜4.5重量%から成るガラスが最適であった
。
Sj02を用いる磁気ヘッドのフェライト結合用ガラス
としては、Si02:9.0〜21.0重量%、B20
3:22.5〜30.5重量%、ZnO:27.0〜3
4.0重量%、母○:8.5〜18.の重量%、Na○
とK20の合計量:8.5〜12.5重量%、山203
:1.5〜4.5重量%から成るガラスが最適であった
。
即ち、上記のガラスはMn−Znフェライトを結合する
のに通した熱膨張係数および耐摩耗性機械加工性の良い
高硬度を有し、ガラス中の気泡を十分に脱泡し得る温度
則ちガラス粘度が1ぴPa.sによる温度が690〜7
7000であるためフェライトとの相互拡散が少ない。
のに通した熱膨張係数および耐摩耗性機械加工性の良い
高硬度を有し、ガラス中の気泡を十分に脱泡し得る温度
則ちガラス粘度が1ぴPa.sによる温度が690〜7
7000であるためフェライトとの相互拡散が少ない。
又、Si02との反応が少ないため非磁性体層としてS
i02を用いるヘッドでは高精度のギャップ幅が再現性
良く得られる。〔発明の実施例〕次に本発明による磁気
ヘッドの製造方法の実施例を述べる。
i02を用いるヘッドでは高精度のギャップ幅が再現性
良く得られる。〔発明の実施例〕次に本発明による磁気
ヘッドの製造方法の実施例を述べる。
フエライトはMn○:30モル%、Zn○:20モル%
、Fe203:50モル%から成るNn−Zn単結晶フ
ェライトで熱膨張係数は115×10‐7/℃であった
。
、Fe203:50モル%から成るNn−Zn単結晶フ
ェライトで熱膨張係数は115×10‐7/℃であった
。
この単結晶フェライトを用い第3図の様に6rm幅のト
ラック部を残す様に切欠き部を280仏mの一定間隔で
設けたコアブロツク7と巻線用切溝およびガラス用切溝
を設けた他方のコアブロック8に第4図の様に非磁性体
層としてSi02を高周波スパックリングで0.5仏m
推積したコアブロック8′とを第7図の様に適当な拾具
を用いて突合せ、巻線用切溝およびガラス用切溝に第1
表に示すガラス棒を設置し、不活性ガス雰囲気の炉中に
て5分間熱処理を行い両コアブロツクを一体化し、同時
に一定間隔の切欠き部にガラスを充填しガラス補強部を
形成した後、切削、研摩等の機械加工を行い第1図の様
な個々のヘッドを製造した。炉温度(作業温度と称する
)はガラス組成によって異るが、ガラスの脱泡性からガ
ラス粘度が1びPa.sになる温度を選んだ。
ラック部を残す様に切欠き部を280仏mの一定間隔で
設けたコアブロツク7と巻線用切溝およびガラス用切溝
を設けた他方のコアブロック8に第4図の様に非磁性体
層としてSi02を高周波スパックリングで0.5仏m
推積したコアブロック8′とを第7図の様に適当な拾具
を用いて突合せ、巻線用切溝およびガラス用切溝に第1
表に示すガラス棒を設置し、不活性ガス雰囲気の炉中に
て5分間熱処理を行い両コアブロツクを一体化し、同時
に一定間隔の切欠き部にガラスを充填しガラス補強部を
形成した後、切削、研摩等の機械加工を行い第1図の様
な個々のヘッドを製造した。炉温度(作業温度と称する
)はガラス組成によって異るが、ガラスの脱泡性からガ
ラス粘度が1びPa.sになる温度を選んだ。
この様にして製造された磁気へッド‘ま高精度のギャッ
プ幅が再現性良く得られた。第1表に本発明で使用した
ガラスの組成および特性を示す。
プ幅が再現性良く得られた。第1表に本発明で使用した
ガラスの組成および特性を示す。
第1表から判る様に本発明で使用したガラスはフェライ
ト結合に適した熱膨張係数(80〜110)×10‐7
/℃を有し、ビツカース硬度も610〜675kg/地
と大きく、耐摩耗性、および機械加工性が優れている。
又作業温度は、690〜770qoであるためフェライ
トとの相互拡散が少なく、Si02との反応も少ない。
第1表 Si02を9.0〜21.0重量%としたのは9.0重
量%より少なくするとガラス製造中あるいはフェライト
結合中にガラスが失透し易くなるためであり21.0重
量%より多くすると作業温度が770℃より高くなるた
めである。
ト結合に適した熱膨張係数(80〜110)×10‐7
/℃を有し、ビツカース硬度も610〜675kg/地
と大きく、耐摩耗性、および機械加工性が優れている。
又作業温度は、690〜770qoであるためフェライ
トとの相互拡散が少なく、Si02との反応も少ない。
第1表 Si02を9.0〜21.0重量%としたのは9.0重
量%より少なくするとガラス製造中あるいはフェライト
結合中にガラスが失透し易くなるためであり21.0重
量%より多くすると作業温度が770℃より高くなるた
めである。
&03を22.5〜30.5重量%としたのは滋.5重
量%より少なくすると作業温度が770℃より高くなり
、30.5重量%より多いと熱膨張係数が80×10‐
7/℃より小さくなるためである。Zn0を27.0〜
34.0重量%としたのは27.の重量%より少ないと
作業温度が770℃より高くなり、34.0重量%より
多いと失透しやすくなるためである。舷○を8.5〜1
8.0重量%としたのは8.5重量%より少ないと作業
温度が770午○より高くなり18.の重量%より多い
と耐水性が劣化するためである。Na20とK20の合
計量を8.5〜12.5重量%としたのは8.5重量%
より少ないと作業温度が770℃より高くなり、熱膨張
係数が80×10‐7/℃より小さくなるためであり、
12.5重量%より多くなると耐水性が劣化するためで
ある。山203を1.5〜4.5重量%としたのはN2
03は耐水性を向上させるために添加するが、1.5重
量%より少ないとその効果が小さく、4.5重量%より
多いと失透しやすくなるためである。又本発明で使用し
たガラスは作業温度がが690〜770qoと低いため
フェライトの相互拡散が少ないので磁気ヘッド空隙用充
填ガラスとして用いても有効である。第8図に作業温度
付近で5分間熱処理したときのSi02とガラスの反応
層を示す。
量%より少なくすると作業温度が770℃より高くなり
、30.5重量%より多いと熱膨張係数が80×10‐
7/℃より小さくなるためである。Zn0を27.0〜
34.0重量%としたのは27.の重量%より少ないと
作業温度が770℃より高くなり、34.0重量%より
多いと失透しやすくなるためである。舷○を8.5〜1
8.0重量%としたのは8.5重量%より少ないと作業
温度が770午○より高くなり18.の重量%より多い
と耐水性が劣化するためである。Na20とK20の合
計量を8.5〜12.5重量%としたのは8.5重量%
より少ないと作業温度が770℃より高くなり、熱膨張
係数が80×10‐7/℃より小さくなるためであり、
12.5重量%より多くなると耐水性が劣化するためで
ある。山203を1.5〜4.5重量%としたのはN2
03は耐水性を向上させるために添加するが、1.5重
量%より少ないとその効果が小さく、4.5重量%より
多いと失透しやすくなるためである。又本発明で使用し
たガラスは作業温度がが690〜770qoと低いため
フェライトの相互拡散が少ないので磁気ヘッド空隙用充
填ガラスとして用いても有効である。第8図に作業温度
付近で5分間熱処理したときのSi02とガラスの反応
層を示す。
肺.1〜M.5は本発明で使用したガラスであり、第1
表に示したガラスに相当する。又M.6,No.7は比
較のためのガラスであり第2表にその組成および特性を
示す。仇.1〜M.5はフェライト結合に適した熱膨張
係数(80〜110)×10‐7/℃を有し、ビッカー
ス硬度も610〜675k9/桝と高く、作業温度も6
90℃〜770つ○と低い。又作業温度で5分間熱処理
したときのSiQとの反応層は1.3〜2.4仏mと小
さいので高精度のギャップ幅が再現性良く得られる。
表に示したガラスに相当する。又M.6,No.7は比
較のためのガラスであり第2表にその組成および特性を
示す。仇.1〜M.5はフェライト結合に適した熱膨張
係数(80〜110)×10‐7/℃を有し、ビッカー
ス硬度も610〜675k9/桝と高く、作業温度も6
90℃〜770つ○と低い。又作業温度で5分間熱処理
したときのSiQとの反応層は1.3〜2.4仏mと小
さいので高精度のギャップ幅が再現性良く得られる。
舷.6はSi02との反応層は4・さし、がビツカース
硬度が450k9/地と低く、M.7は作業温度が81
0午0と高い上に、Si02との反応層が4.6ムmと
大きくこのガラスを用いたヘッドは正確なギャップ幅が
得られない。第2表〔発明の効果〕 この様に、テープ摺動面にガラス補強部を有し、非磁性
体層としてSi02 用いる磁 ヘッドに対して、第1
表に示したガラスを用い、このガラスを690〜77ぴ
○の温度で溶融してガラス充填を行う磁気ヘッドの製造
方法が優れていることは明白である。
硬度が450k9/地と低く、M.7は作業温度が81
0午0と高い上に、Si02との反応層が4.6ムmと
大きくこのガラスを用いたヘッドは正確なギャップ幅が
得られない。第2表〔発明の効果〕 この様に、テープ摺動面にガラス補強部を有し、非磁性
体層としてSi02 用いる磁 ヘッドに対して、第1
表に示したガラスを用い、このガラスを690〜77ぴ
○の温度で溶融してガラス充填を行う磁気ヘッドの製造
方法が優れていることは明白である。
第1図はテープ槽動面にガラス補強部を有する磁気ヘッ
ドの斜面図、第2図はビデオヘッドのギャップ部近傍の
拡大図、第3図および第4図は磁気ヘッドの製造工程の
説明図、第5図および第6図は従来技術によるフェライ
ト結合法の説明図、第7図は本発明で使用したガラスに
よるフェライト結合法の説明図、第8図は作業温度近傍
のガラス粘度に対するSi02とガラスの反応層のグラ
フである。 3・・・・・・非磁性体層、5・・・・・・ガラス補強
部。 第1図2い 才3図 才4図 努s図 努る図 第7図 群8図
ドの斜面図、第2図はビデオヘッドのギャップ部近傍の
拡大図、第3図および第4図は磁気ヘッドの製造工程の
説明図、第5図および第6図は従来技術によるフェライ
ト結合法の説明図、第7図は本発明で使用したガラスに
よるフェライト結合法の説明図、第8図は作業温度近傍
のガラス粘度に対するSi02とガラスの反応層のグラ
フである。 3・・・・・・非磁性体層、5・・・・・・ガラス補強
部。 第1図2い 才3図 才4図 努s図 努る図 第7図 群8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 非磁性体層にSiO_2を用いた磁気ヘツドのガラ
ス補強部に、以下の組成を有するガラス組成物を入れ、
このガラス組成物を690〜770℃で溶融して充填さ
せることを特徴とする磁気ヘツドの製造方法。 SiO_2:9.0〜21.0重量% B_2O_3:22.5〜30.5重量% ZnO:
27.0〜34.0重量% BaO:8.5〜18.0
重量% Na_2OとK_2Oの合計量 :8.5〜12.5重量% Al_2O_3:1.5〜4.5重量%
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10913279A JPS6029654B2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10913279A JPS6029654B2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5637246A JPS5637246A (en) | 1981-04-10 |
JPS6029654B2 true JPS6029654B2 (ja) | 1985-07-11 |
Family
ID=14502380
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10913279A Expired JPS6029654B2 (ja) | 1979-08-29 | 1979-08-29 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6029654B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021006188A1 (ja) | 2019-07-10 | 2021-01-14 | 東ソー株式会社 | 新規ゼオライト及びそれを含む芳香族炭化水素製造用触媒 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4578619A (en) * | 1983-06-22 | 1986-03-25 | Burroughs Corporation | Glass composition and gas-filled display panel incorporating the glass |
US4544974A (en) * | 1983-10-20 | 1985-10-01 | Eastman Kodak Company | Alumina glass composition and magnetic head incorporating same |
JP5569094B2 (ja) * | 2010-03-28 | 2014-08-13 | セントラル硝子株式会社 | 低融点ガラス組成物及びそれを用いた導電性ペースト材料 |
-
1979
- 1979-08-29 JP JP10913279A patent/JPS6029654B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2021006188A1 (ja) | 2019-07-10 | 2021-01-14 | 東ソー株式会社 | 新規ゼオライト及びそれを含む芳香族炭化水素製造用触媒 |
KR20220034046A (ko) | 2019-07-10 | 2022-03-17 | 도소 가부시키가이샤 | 신규 제올라이트 및 그것을 포함하는 방향족 탄화수소 제조용 촉매 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5637246A (en) | 1981-04-10 |
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