JPH01212229A - 超電導材料 - Google Patents

超電導材料

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JPH01212229A
JPH01212229A JP63036688A JP3668888A JPH01212229A JP H01212229 A JPH01212229 A JP H01212229A JP 63036688 A JP63036688 A JP 63036688A JP 3668888 A JP3668888 A JP 3668888A JP H01212229 A JPH01212229 A JP H01212229A
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JP
Japan
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current density
critical current
superconducting
superconducting material
oxygen atmosphere
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Pending
Application number
JP63036688A
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English (en)
Inventor
Eiji Natori
栄治 名取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Publication of JPH01212229A publication Critical patent/JPH01212229A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

Landscapes

  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はジョセフソン素子、超電導モーター、超電導マ
グネット等に用いる超電導材料に関する。
(従来の技術) 超電導材料の応用分野を広げるには高臨界温度であるこ
とは必要不可欠であるが1987年2月にHOuStO
n大学のC−W−Chuらにより臨界温度が90に級の
超電導物質が発見されるにいたり超電導市場は数兆円と
見積られるように巨大なものとなった。この高臨界温度
超電導物質はYIB a2Cu3O?−yよりなるもの
である。詳細はPhysical  Review L
etters、vol、58.No9,908−910
に述べられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら前記従来の超電導材料の臨界電流密度は単
結晶ではJapanese  Journal  of
 Applide Physics  Vol、26 
 No、7 1987  pp、L1248−Ll25
0に述べら−れているように1.8 * 10”A/c
m 2 (液体窒素冷却)と高いが多結晶体になると多
数の論文で述べられているように1*10’A/cm2
以下と低く、中でも焼結体は100OA/cm2前後と
たいへん低いものであった。このため応用範囲が限定さ
れたものになっていた。この臨界電流密度低下の原因は
結晶の配向が悪いためと粒界部に電流を阻害する第2相
が析出しているためである。特に第2相析出の影響が大
きい。
尚単結晶は大口径化が困難であるため実用化に向けては
多結晶に於て臨界電流密度を上げる必要がある。
本発明はこの様な問題を解決するものであり、その目的
上するところは臨界電流密度が高く応用範囲の限定の少
ない超電導材料を得んとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の問題を解決するため本発明の超電導材料は1 )
 L n lM2Cu3O7−y系超電導物質(ここで
LnはS c 、Yを含む希土類元素からなる群より選
ばれる1種もしくは複数種元素の組合せでありMはCa
、Sr、Baまたはそれらの組合せ)にMoをM o 
/ Cu比(原子比)が0.0002〜0.04の範囲
内で添加したことを特徴とする。
(実施例) 以下実施例に従い本発明の詳細な説明する。
実施例−1 最初にスパッタ法により作成した薄膜により説明する。
第1表に示した組合せにより酸化物微粉末を混合分散し
た後900°C酸素雰囲気中に於て8時間仮焼、次t、
:Mo03(叉はMo02)の微粉末を加え混合分散し
その後3O0kg/ c m ”で加圧成形、最後に9
50°C酸素雰囲気中に於て2時間焼結し直径4インチ
厚さ5mmのターゲットを得る。Moの分散性が悪いと
きは焼結後微粉砕し再度焼結する。微粉末の混合割合は
成膜後ICP分析や蛍光X線分析を行い膜の組成比がL
n (Sc、Yを含む希土類元素)−M(アルカリ土類
):Cu=1:2:3近傍になるように補正する。
また第1表組合せN096に於てBaとSrの比は1:
 1である。尚組成比の補正時にはコーニング#705
9ガラス基板を用いた。
(後に述べる実際用いる基板にはYが含まれるため) 第1表 次に得られたターゲットを用いRFマグネトロンスパッ
タ法により厚さ900nmの薄膜をYSZ(イツトリウ
ム安定化ジルコニア)の焼結基板上に形成する。ここで
用いる基板は超電導物質とほぼ同じ線膨張係数を持った
ものがよい、スパッタ条件は初期真空度2.8*10−
’Torr、使用ガスAr(70%)02(3O%)の
混合ガス、スパッタ時のガス圧1.5〜2.1)klo
−”Torr、基板温度200℃である。尚この時の成
膜速度は4〜5nm/minであった0次に920℃酸
素雲囲気中に於て3時間アニールして超電導薄膜を得る
。アニール後の冷却は20℃/H程度の除冷である。
得られた超電導薄膜の臨界温度と臨界電流密度を測定し
た。臨界温度の測定はインダクタンス法、臨界電流密度
は4端子法(液体窒素冷却)による。
結果を第1図と第2表に示す。
第1図は第1表Nolの組成によるものでMoの添加量
による臨界温度と臨界電流密度の変化を示したものであ
る。この時の添加量はM o / Cu比(原子比)で
示されている0図より判るようにMoを添加することに
より臨界電流密度は大幅に向上している、これはMoの
添加により粒界部の第2相析出を抑制しているためであ
る。この他にも僅かではあるが臨界温度の上昇も見られ
、この点も臨界電流密度の向上に影響を与えているもの
と思われる。尚添加jlO,1の臨界温度(Tc、en
d)は64にで液体窒素温度(77K)以下であるのに
たいして超伝導状態にあるのは60に綴物質が部分的に
できているためである。  また添加量には制限が有り
、少なすぎると臨界電流密度の向上はなく多すぎると臨
界温度、臨界電流密度共に低下するためMoの添加量は
M O/ Cu比(原子比)で0.0002〜0.04
の範囲内であることが望ましい、第2表は第1表に示し
た組成(N。
1〜No 6 )の超電導物質にMoをM o / C
u比で0.002添加し時の臨界電流密度を添加無しの
比較例と共に示したものである。
第2表 第2表より判るように超電導物質の組成が異なっても9
0に級セラミック超電導物質にはMoを添加することに
より臨界電流密度の向上がみられる。向上率は組成によ
りことなり希土類元素としてHoを用いたものの向上は
顕著である。
また得られた膜を電子顕微鏡で観察してみるとMoの添
加により面が僅かではあるが平滑化される傾向にある。
この点も臨界電流密度向上に影響を与えている可能性が
ある。
尚実施例では薄膜成形法にスパッタ法を用いたが蒸着法
、プラズマ溶射法、イオンブレーティング法、クラスタ
ーイオンビーム法等でも効果は同じである。
実施例−2 硝酸イツトリウム、酢酸バリウム、酢酸銅鋼を純水に入
れ加熱(90℃)しながら攪拌分散させる。この時のイ
ツトリウム、バリウム、銅の比は1:2:3である1次
にこの液体にペンタエトキシモリブデンを加え同様に攪
拌分散させた後乾燥させ、さらに3O0″Cで加熱し燃
焼させる。(3O0℃で加熱すると初めは粘土状になる
が最後は燃焼して粉末状になる。)得られた粉末を85
0℃酸素雰囲気中で8時間仮焼、40(>kg/cm”
で加圧成形した後950°C酸素雰囲気中に於て3時間
焼成し超電導材料を得る。仮焼、焼成後の冷却は共に2
0℃/H程度の除冷である。また本実施例に用いる原料
は炭素が多いため仮焼温度には注意が必要である。高過
ぎると表面が溶融しガスとして外部にでないため内部に
多くの炭素が取り残されてしまい臨界電流密度の低下を
招く。
得られた超電導材料の臨界電流密度を4端子法により測
定した。結果を第3表に示す。
第3表より°判るように粉末焼結超電導材料でもMoを
添加することにより顕著に臨界電流密度が向上している
ここで焼結法がスパッタ法による薄膜に比べ臨界電流密
度が低いのはち密性が低いためと粒界部に欠陥が出来易
いためであり製造条件を詰めることによりMoの添加効
果をより引き出せるものと思われる。
第3表 (発明の効果) 以上述べたように本発明によれば粒界部に析出する第2
相を抑制することが出来るため多結晶体でも高臨界電流
密度の超電導材料を得ることが可能となる。そのため応
用上の制約が少なくなり様々な優れた特性を持つ超伝導
材料を様々な分野に使用出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のMoの添加量による臨界温度と臨界電
流密度の変化を示した図である。 以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)Ln_1M_2Cu_3O_7−y系超電導物質(
    ここでLnはSc、Yを含む希土類元素からなる群より
    選ばれる1種もしくは複数種元素の組合せでありMはC
    a、Sr、Baまたはそれらの組合せ)にMoをMo/
    Cu比(原子比)が0.0002〜0.04の範囲内で
    添加したことを特徴とする超電導材料。
JP63036688A 1988-02-19 1988-02-19 超電導材料 Pending JPH01212229A (ja)

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JP63036688A JPH01212229A (ja) 1988-02-19 1988-02-19 超電導材料

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JP63036688A JPH01212229A (ja) 1988-02-19 1988-02-19 超電導材料

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Publication Number Publication Date
JPH01212229A true JPH01212229A (ja) 1989-08-25

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ID=12476765

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63036688A Pending JPH01212229A (ja) 1988-02-19 1988-02-19 超電導材料

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583093A (en) * 1991-03-22 1996-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Metal oxide material with Ln, Sr, Cu, O, optionally Ca, and at least one of Fe, Co, Ti, V, Ge, Mo, and W

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583093A (en) * 1991-03-22 1996-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Metal oxide material with Ln, Sr, Cu, O, optionally Ca, and at least one of Fe, Co, Ti, V, Ge, Mo, and W

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