JPH01212202A - 塩素の工業的分離回収方法 - Google Patents

塩素の工業的分離回収方法

Info

Publication number
JPH01212202A
JPH01212202A JP63032837A JP3283788A JPH01212202A JP H01212202 A JPH01212202 A JP H01212202A JP 63032837 A JP63032837 A JP 63032837A JP 3283788 A JP3283788 A JP 3283788A JP H01212202 A JPH01212202 A JP H01212202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chlorine
gas
solvent
tower
carbon dioxide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63032837A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0569041B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Ito
洋之 伊藤
Mitsuo Kudo
工東 光夫
Yoshitsugu Jinno
神野 嘉嗣
Shinji Takenaka
竹中 慎司
Isao Kikuchi
菊地 功
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP63032837A priority Critical patent/JPH01212202A/ja
Priority to IL89280A priority patent/IL89280A0/xx
Priority to BR898900671A priority patent/BR8900671A/pt
Priority to CS89998A priority patent/CS276380B6/cs
Priority to CA000591062A priority patent/CA1319316C/en
Priority to HU89765A priority patent/HU205867B/hu
Priority to EP89301394A priority patent/EP0329385B2/en
Priority to DE68917335T priority patent/DE68917335T3/de
Priority to EP94100177A priority patent/EP0594558B1/en
Priority to DE68928021T priority patent/DE68928021T2/de
Priority to AU29959/89A priority patent/AU597523B2/en
Priority to RO138274A priority patent/RO103830B1/ro
Priority to KR1019890001794A priority patent/KR910005983B1/ko
Priority to US07/310,929 priority patent/US5000006A/en
Publication of JPH01212202A publication Critical patent/JPH01212202A/ja
Priority to AU50669/90A priority patent/AU614220B2/en
Priority to KR1019910008973A priority patent/KR910005984B1/ko
Priority to CA000616106A priority patent/CA1320120C/en
Priority to US07/921,606 priority patent/US5254323A/en
Publication of JPH0569041B2 publication Critical patent/JPH0569041B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B7/00Halogens; Halogen acids
    • C01B7/01Chlorine; Hydrogen chloride
    • C01B7/07Purification ; Separation
    • C01B7/0743Purification ; Separation of gaseous or dissolved chlorine

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Separation By Low-Temperature Treatments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、塩素、二酸化炭素および非凝縮性ガスよりな
る混合ガスで、しかも非凝縮性ガスの濃度が50容!χ
前後、もしくはそれ以上に及ぶ混合ガスより塩素を分離
回収する方法に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕塩素を
含む混合ガスより塩素を回収する方法に ′ついてはす
でに様々な方法が提案されている。即ち、 (1)米国特許第3.972.691号は、20〜90
容量χ塩素、10〜80容量χ二酸化炭素、窒素、酸素
および一酸化炭素からなる気体混合物を4〜8atmの
範囲で圧縮した後、全還流方式の精留塔で冷却液化し、
精留塔底部にたまる液体塩素の温度を調節することによ
り、液体塩素中に溶存する二酸化炭素を放散して液体塩
素を高純度で回収する方法を述べている。
(2)英国特許第1.164,069号は、窒素を含む
非凝縮性ガスと塩素よりなる気体混合物を6〜10at
*に圧縮した後、2段階の冷却を行い、さらに熱交換に
より一120°F〜−150°Fに冷却することにより
液体塩素と非凝縮性ガスに分離できることを示した。
(3)米国特許筒2,540,905号は、5〜10重
量%の塩素を含む二酸化炭素、−酸化炭素、水素、窒素
および酸素その他のガス成分からなる食塩電解後の液化
残留ガスから塩素を塩素化した溶媒で吸収し、同時に吸
収される二酸化炭素を吸収塔下部の加熱等により吸収温
度より高い温度で放散せしめることによって、二酸化炭
素を含まない塩素を回収する方法を提案している。
(4)米国特許筒2,765,873号は、30〜50
重量%の塩素および空気よりなる含塩素ガスを2.0〜
14.3at鋼の加圧下、塔頂の温度が−22,8〜3
2.2°C1かつ塔底の温度が塔頂の温度より27.8
〜52.8℃高い条件で、溶媒により吸収することによ
り実質的に非凝縮性ガスを含まない塩素を回収する方法
を得ている。
これらの方法のうち、(1)および(2)は元来高濃度
塩素ガスを対象とするものであり、対象となる含塩素混
合ガスを圧縮、冷却して塩素を液化させることにより分
離しているが、高純度塩素の回収を主眼としているため
、塩素から分離された非凝縮性ガスを主とする廃ガス中
には、(1)の方法で5〜9容量%、(2)の方法でも
10容量%以上の塩素が残存している。工業的な塩素の
回収において、このような濃度の塩素を含む廃ガスを系
外へ放出するには、公害防止上塩素を除害せねばならず
、そのための設備はもちろん、除害に要する薬品の量も
膨大となり、さらに塩素のロスにもなるので経済的でな
い、廃ガス中の塩素濃度を無視できる程度に微量にしよ
うとすれば、圧縮圧力をより高く、冷却液化温度をより
低くする必要があり、動力費、冷凍コストが増大する。
しかも、含塩素混合ガスの高圧への圧縮は設備の安全性
から好ましくなく、また冷却液化温度は(1)でも述べ
ているように、ドライアイス発生による機器の閉塞防止
のため二酸化炭素の凝固点(5,2at−で−56,6
℃)以下に下げることは不可能である。したがってこの
ような液化法では廃ガス中に、所定濃度の塩素が残存す
ることが避けられない。
(3)および(4)は、ともに溶媒を利用して吸収放散
させることにより塩素を回収する方法である。このうち
、(3)では放散塔で得られる塩素ガスの純度を高くす
るため、吸収塔下部を加熱して溶媒に吸収された塩素の
一部と、二酸化炭素の大部分を放散させている。そのた
め、吸収塔塔頂よりの廃ガスへの塩素の同伴が避けられ
ず、特に二酸化炭素の量が多い場合にはそれだけ吸収塔
下部の加熱量が増すので、廃ガス中の塩素濃度が増し、
塩素ならびに溶媒のロスが飛躍的に増加する。
また(4)の方法では、放散塔において溶媒より放散さ
れた塩素を液化させて回収しているため、放散をかなり
の高圧で行う必要がある。したがって吸収塔において溶
媒に必要以上の空気を吸収すると、回収塩素の純度が低
下するため、吸収溶媒の量を少なくする必要がある。そ
のため、二酸化炭素や非凝縮性ガスが多い場合には、(
3)と同様塩素の吸収が充分行われず、廃ガスに同伴す
る塩素および溶媒の量が急激に増加する。
溶媒吸取法において、廃ガス中の塩素濃度を低くするに
は、溶媒量を増すか、溶媒温度をより低くするか、吸収
塔の圧力をより高くすることが考えられるが、いずれに
しても二酸化炭素や非凝縮性ガスの吸収をも助長するの
で、高純度で塩素を回収することが困難になる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、混合ガスを液化後、凝縮液のみ放散塔へ
装入する方法と、溶媒吸収法を組合せると高収率で塩素
を分離回収しうることを見出し、種々検討の結果、本発
明を完成するに至った。
すなわち本発明は、10〜60容量%の塩素と二酸化炭
素および非凝縮性ガスよりなる混合ガスを、圧縮した後
冷却により液化させ、主として非凝縮性ガスよりなる残
ガスと、主として塩素よりなる凝縮液とに分け、この凝
縮液のみ放散塔へ給液して、溶存する二酸化炭素と非凝
縮性ガスを放散せしめて塩素を分離回収し、放散塔塔頂
より留出する主として塩素と二酸化炭素よりなる放散ガ
スを残ガスと混合し、得られたガスの全量もしくは一部
を吸収塔へ送入して、残存する塩素をハロゲン化炭化水
素を溶媒に用いて吸収し、濃度1容量%以下の塩素を含
む二酸化炭素と非凝縮性ガスよりなる廃ガスを分離して
系外へ放出し、塩素を吸収した溶媒は蒸留塔へ給液し、
主として塩素よりなる回収ガスと塩素濃度5.000重
量ppm以下、好ましくは500重量ppm以下のハロ
ゲン化炭化水素溶媒とに分離し、溶媒は循環させて、吸
収塔の吸収溶媒として使用し、回収ガスは圧縮工程へ戻
す、工程よりなる塩素の工業的分離回収方法である。
次に本発明を図面を参照しながら詳しく説明する。第1
図は本発明を実施する装置の1例である。
図において、1は圧縮機、2は冷却器、3は凝縮器、4
は気液セパレータ、5は放散塔、6はリボイラー、7は
吸収塔、8は熱交換器、9は減圧弁、10は蒸留塔、1
1はコンデンサー、12は気液セパレータ、13はリボ
イラー、14は冷却器、15および16はポンプである
。なお5.7および10の各塔は通常の充填塔ないし棚
段塔でよい。
10〜60容量%の塩素と二酸化炭素および非凝縮性ガ
スよりなる混合ガス17は、気液セパレータ12よりの
回収ガス26と混合された後、圧縮機にて所定の圧縮圧
力に圧縮される。非凝縮性ガスとしては、例えば窒素、
酸素、−酸化炭素等である。圧縮圧力はゲージ圧で3〜
15kg/cii、好ましくは5〜12 kg / c
−である、混合ガスは冷却器で冷却された後、凝縮器で
液化される。ここで混合ガスに含まれる塩素の273以
上が液化する。冷却液化温度は−10〜−50℃、好ま
しくは−20〜−40℃である。
セパレータで非凝縮性ガスを主とする残ガス19と、塩
素を主とする凝縮液18とに分けられた後、後者は放散
塔に送られる。放散塔はゲージ圧で3〜15kg/cj
、好ましくは5〜12kg/cdの圧力で運転する。
塔頂へ給液された凝縮液は塔内を下降しながら、塔底温
度は20〜45℃のりボイラーにより煮き上げられた主
として塩素よりなる上昇蒸気により、溶存している二酸
化炭素や非凝縮性ガスが放散され、液体塩素として塔底
にためられ、製品塩素21が得られる。凝縮液より放散
された二酸化炭素および非凝縮性ガスは塩素と共に放散
ガス20として放散塔の塔頂より留出し、残ガス19と
混合された後、その一部もしくは全量が吸収塔7へ送ら
れる。吸収溶媒の温度が一定なら吸収塔の圧力はなるぺ
(高い方が吸収効果が大きいので、放散塔の圧力と同じ
圧力で運転するのが好ましい。
吸収塔へ送入されたガス23は塔頂より降下する溶媒3
0により塩素のほぼ全量と二酸化炭素および非凝縮性ガ
スの一部が吸収され、1容量%以下の塩素と二酸化炭素
および非凝縮性ガスよりなる廃ガス24として系外へ放
出される。
ここで使用される溶媒は四塩化炭素、クロロホルム等の
ハロゲン化炭化水素である。また溶媒の使用量は吸収塔
送入ガスの重量に対して2〜100重量倍、好ましくは
3〜30重量倍である。塩素、二酸化炭素および非凝縮
性ガスを吸収した溶媒25は塔底より抜き出され、ポン
プ15により送液されて熱交換器により予熱された後蒸
留塔へ送られる。
蒸留塔の圧力はゲージ圧でOJ〜15kg/cj、好ま
しくは1〜10kg/dで運転する。蒸留塔へ送られた
溶媒はりボイラーによる煮き上げとコンデンサーによる
凝縮と蒸留塔還流液27により蒸留され、吸収されたガ
スが放散されて主として塩素よりなる回収ガスが分離さ
れる。
塩素濃度がs、ooo重量pp−以下の、好ましくは5
00重量pp−以下の溶媒28は塔底より抜き出され、
ポンプ16により送液されて熱交換器により除熱された
後、新しい溶媒29を追加してロス分が補われて、冷却
器により冷却され吸収塔へ戻される。吸収塔入口の温度
は低い方が吸収能力が高いが、溶媒の融点(例えば四塩
化炭素なら−22,6℃)以下には下げられない、また
蒸留塔コンデンサーの温度は溶媒が蒸発、飛散しない程
度に低くする方が望ましいが、あまり低くすると過度に
塩素を液化させ、溶媒に同伴する塩素量を増加させるこ
とになり、循環した溶媒の吸収塔における吸収能力を低
下させるので好ましくない。
したがって吸収塔入口の溶媒の温度と、蒸留塔コンデン
サーの温度は以上の点を考慮して、適宜最適条件を決め
る必要があるが、吸収塔入口の溶媒の温度は好ましくは
一20〜0℃、蒸留塔コンデンサーの温度は−20〜−
10℃の範囲が好ましい。
〔作用および効果〕
本発明方法によれば、塩素、二酸化炭素および非凝縮性
ガスよりなる混合ガスから、塩素を高収率で分離回収で
きる他、従来法では高濃度で残存していた廃ガス中の塩
素を安全で確実に除去できるので、工業的な塩素の分離
回収方法としての効果は非常に大きい。
〔実施例〕
以下、実施例にて本発明の詳細な説明する。
実施例−1 本実施例に使用した装置のフローシートを第1図に示す
この装置に塩素38.9容量%、二酸化炭素12.9容
量%(窒素+酸素) 48.2容量%よりなる混合ガス
を送り、圧縮機での圧縮圧力をゲージ圧で7kg/d、
凝縮器での冷却液化温度を一24℃に設定したところ、
混合ガスの27.3%、混合ガス中塩素の67.5%が
凝縮した。凝縮液は放散塔の上部に給液し、放散塔は塔
頂のゲージ圧7 kg/d、塔底の温度25.4℃にな
るように調節して運転し放散を行い、塩素99.5重量
%の液化塩素を得た。
放散塔上部よりの留出ガスは塩素18.6容量%、二酸
化炭素17.1容量%(窒素+酸素) 64.3容量%
であった。吸収塔入口のガスの重量に対し、3.6重量
倍の四塩化炭素を一15℃に冷却して吸収溶媒として用
い、塔頂の圧力がゲージ圧で7 kg/c−dになるよ
う運転したところ、吸収塔塔頂の廃ガス組成は塩素47
容量pp■、二酸化炭素19.7容量%、(窒素+酸素
)80.1容量%、四塩化炭素0.2容量%であった。
塔底より塩素吸収後の四塩化炭素液はポンプにて蒸留塔
へ送液した。蒸留塔は塔頂のゲージ圧1゜3 kg、/
cd、コンデンサーの温度−15℃、塔底の温度105
.6°Cにて運転したところ、蒸留塔頂より回収される
ガスの組成は塩素89.4容量%、二酸化炭素7.3容
量%、(窒素+酸素)3.3容量%、四塩化炭素500
容量11g1Nであり、溶媒中の塩素は5wtppmで
あった。塩素の回収率は99.99χであった。
実施例−2 同じく第1図の装置に塩素25容量%、二酸化炭素11
容量%、(窒素中酸素)64容量%よりなる混合ガスを
送り、圧縮圧力をゲージ圧で9 kg/dl、冷却液化
温度を一37℃に設定したところ、混合ガスの20%、
混合ガス中塩素の71%が凝縮した。
次に凝縮液のみを放散塔へ給液した。放散塔は塔頂のゲ
ージ圧9 kg/d、塔底の温度28.9℃になるよう
に調節して運転したところ、塩素96.3重量%の液体
塩素を得た。このとき、吸収塔入口のガスは塩素9.9
容量%、二酸化炭素12.9容量%、(窒素中酸素) 
77.2容量%であった。この吸収塔入口のガスの重量
に対し4.1重量倍の四塩化炭素を一17°Cに冷却し
て吸収溶媒に用い、塔頂の圧力がゲージ圧で9 kg/
cdになるように運転した。吸収塔頂廃ガスの組成は塩
素16容量ppIl、二酸化炭素12.4容量%、(窒
素+酸素) 87.4容量%、四塩化炭素0.2容量%
であった。一方、吸収塔底よりの吸収液はポンプにて蒸
留塔へ送液した。蒸留塔は塔頂のゲージ圧3.5 kg
/cd、コンデンサーの温度2℃、塔底の温度132.
9℃にて運転したところ、蒸留塔頂よりの留出するガス
の組成は塩素75.7容量%、二酸化炭素15.8容量
%、(窒素+酸素)8゜5容量%、四塩化炭素480容
量ppmであり、溶媒中の塩素は36重量ppmであっ
た。塩素の回収率は99.99χであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施する場合の好ましいフローシー
トの一例である。 図中の各符号はそれぞれ次の意味がある。 1、圧縮機      2.冷却器 3.凝縮器      4.気液セパレータ5、放散塔
      6.リボイラー7、吸収塔      8
.熱交換器 9、fIi圧弁      10.蒸留塔11、コンデ
ンサー   12.気液セパレータ13、リボイラー 
   14.冷却器15、ポンプ     16.ポン
プ 17、混合ガス     18.凝縮液19、残ガス 
     20.放散ガス21、 塩素22. I環ガ
ス 23、吸収塔送りガス  24.廃ガス25、吸収浴出
溶媒   266回収ガス27、蒸留塔還流液   2
8. I留塔出溶媒29、新しい溶媒    30.吸
収塔人溶媒特許出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)塩素、二酸化炭素および非凝縮性ガスを含む混合ガ
    スより塩素を分離回収する方法において(1)塩素濃度
    10〜60容量%の混合ガスを圧縮した後冷却、液化さ
    せ、主として非凝縮性ガスよりなる残ガスと主として塩
    素よりなる凝縮液とに分け、 (2)凝縮液のみ放散塔へ給液して、溶存する二酸化炭
    素と非凝縮性ガスを放散せしめて塩素を分離回収し、 (3)放散塔塔頂より留出する主として、塩素と二酸化
    炭素よりなる放散ガスを前記工程(1)の残ガスと混合
    し、 (4)得られたガスの全量もしくは一部をハロゲン化炭
    化水素を溶媒に用いた吸収塔へ送入して、残存する塩素
    を吸収せしめて、濃度1容量%以下の塩素を含む二酸化
    炭素と非凝縮性ガスよりなる廃ガスを分離して系外へ放
    出し、 (5)塩素を吸収した溶媒を蒸留塔へ給液し、主として
    塩素よりなる回収ガスとハロゲン化炭化水素溶媒とに分
    離し、 (6)この溶媒を前記工程(4)の吸収塔の吸収溶媒と
    して使用し、また回収ガスを前記工程(1)の圧縮工程
    へ戻す、ことよりなる塩素の工業的分離回収方法。
JP63032837A 1988-02-16 1988-02-17 塩素の工業的分離回収方法 Granted JPH01212202A (ja)

Priority Applications (18)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63032837A JPH01212202A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 塩素の工業的分離回収方法
IL89280A IL89280A0 (en) 1988-02-16 1989-02-14 Industrial process for the separation and recovery of chlorine
DE68928021T DE68928021T2 (de) 1988-02-16 1989-02-15 Industrielles Verfahren zur Trennung und Rückgewinnung von Chlor
CS89998A CS276380B6 (en) 1988-02-16 1989-02-15 Process of chlorine industrial isolation
CA000591062A CA1319316C (en) 1988-02-16 1989-02-15 Industrial process for the separation and recovery of chlorine
HU89765A HU205867B (en) 1988-02-16 1989-02-15 Method for separating and recuperating chlorine from gaseous medium
EP89301394A EP0329385B2 (en) 1988-02-16 1989-02-15 Industrial process for the separation and recovery of chlorine
DE68917335T DE68917335T3 (de) 1988-02-16 1989-02-15 Industrielles Verfahren zur Trennung und Rückgewinnung von Chlor.
EP94100177A EP0594558B1 (en) 1988-02-16 1989-02-15 Industrial process for the separation and recovery of chlorine
BR898900671A BR8900671A (pt) 1988-02-16 1989-02-15 Processos para a separacao e recuperacao de cloro de uma mistura gasosa compreendendo cloro,dioxido de carbono e gas nao condensavel,e processos para a remocao de cloro de uma mistura gasosa compreendendo gas cloro e gas dioxido de carbono
AU29959/89A AU597523B2 (en) 1988-02-16 1989-02-15 Industrial process for the separation and recovery of chlorine
RO138274A RO103830B1 (en) 1988-02-16 1989-02-16 Separation and recovery method of chlorine
KR1019890001794A KR910005983B1 (ko) 1988-02-16 1989-02-16 염소의 공업적 분리 회수방법
US07/310,929 US5000006A (en) 1988-02-16 1989-02-16 Industrial process for the separation and recovery of chlorine
AU50669/90A AU614220B2 (en) 1988-02-16 1990-03-02 Industrial process for the removal of chlorine
KR1019910008973A KR910005984B1 (ko) 1988-02-16 1991-05-30 염소의 제거방법
CA000616106A CA1320120C (en) 1988-02-16 1991-06-28 Industrial process for the separation and recovery of chlorine
US07/921,606 US5254323A (en) 1988-02-16 1992-08-03 Industrial process for the separation and recovery of chlorine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63032837A JPH01212202A (ja) 1988-02-17 1988-02-17 塩素の工業的分離回収方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01212202A true JPH01212202A (ja) 1989-08-25
JPH0569041B2 JPH0569041B2 (ja) 1993-09-30

Family

ID=12369933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63032837A Granted JPH01212202A (ja) 1988-02-16 1988-02-17 塩素の工業的分離回収方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01212202A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517322A (ja) * 2005-11-30 2009-04-30 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 未精製水素の精製
JP2009525257A (ja) * 2006-02-03 2009-07-09 ジーアールティー,インコーポレイティド ハロゲンからの軽質ガスの分離

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2540905A (en) * 1949-07-27 1951-02-06 Pittsburgh Plate Glass Co Recovery of chlorine
US2765873A (en) * 1948-10-12 1956-10-09 Diamond Alkali Co Method of purifying chlorine

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2765873A (en) * 1948-10-12 1956-10-09 Diamond Alkali Co Method of purifying chlorine
US2540905A (en) * 1949-07-27 1951-02-06 Pittsburgh Plate Glass Co Recovery of chlorine

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009517322A (ja) * 2005-11-30 2009-04-30 レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 未精製水素の精製
JP2009525257A (ja) * 2006-02-03 2009-07-09 ジーアールティー,インコーポレイティド ハロゲンからの軽質ガスの分離

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0569041B2 (ja) 1993-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7124605B2 (en) Membrane/distillation method and system for extracting CO2 from hydrocarbon gas
CA1320120C (en) Industrial process for the separation and recovery of chlorine
EP1824585B1 (en) Process for the dehydration of gases
US3972691A (en) Method for recovering chlorine from chlorine-containing gaseous mixtures containing carbon dioxide as one component
JP4624343B2 (ja) 気体天然ガス流からの液体天然ガスの除去
US4437939A (en) Process for separating ethylene oxide from aqueous solutions
JPH0735470A (ja) 超高純度亜酸化窒素製造方法及び装置
IE45152B1 (en) Deoxygenation of water
US4529413A (en) Recovering dessicant-antifreeze from admixture with water and hydrogen sulfide
CN105062545B (zh) 一种轻烃回收方法
US6321566B1 (en) Method for producing oxygen gas
US5254323A (en) Industrial process for the separation and recovery of chlorine
JPH01212202A (ja) 塩素の工業的分離回収方法
CN115060042A (zh) 一种虹吸式制冷的氪氙精制装置
JPS58208104A (ja) 塩素の精製法
EP0485612B1 (en) Method of and device for producing nitrogen of high purity
JPH028683A (ja) 塩素の分離回収方法
JP3306518B2 (ja) 低沸点不純物を含むガスの凝縮分離方法及び装置
CN218627491U (zh) 一种虹吸式制冷的氪氙精制装置
JPH01212201A (ja) 塩素の回収方法
JP2002115965A (ja) レアガスの回収方法
JPH07146066A (ja) 高純度アルゴンの分離装置
US3399512A (en) Purification process
NO150905B (no) Fremgangsmaate for fjerning og gjenvinning av vinylkloridmonomer fra avluftningsgass-stroem i polyvinylkloridanlegg
AU614220B2 (en) Industrial process for the removal of chlorine

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees