JP2009517322A - 未精製水素の精製 - Google Patents

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Abstract

水素ガスから、塩素、クロラミン、及びアンモニアなどの不純物を除去するための方法及びシステム。本発明の一態様は、還元剤溶液を有した第1洗浄ユニットに水素ガスを通して、水素ガスから塩素及びクロラミンを少なくとも部分的に除去することを提供する。水素ガスは、第1洗浄ユニットから酸溶液を有した第2洗浄ユニットへと通されて、水素ガスから、アンモニアを少なくとも部分的に除去してもよい。
【選択図】 図1

Description

背景
水素ガスは、蒸気メタン改質装置の使用、水の電気分解、アルカリ金属塩化物溶液の電気分解を含む種々のプロセスにより、及び、塩素の製造に由来する廃ガスとして製造されうる。アルカリ金属塩化物溶液の電気分解により生成される未精製水素(raw hydrogen)は、しばしば、塩素(Cl2)及びアンモニア(NH3)等の不純物を含んでいる。アンモニア不純物は、多くの場合、アルカリ金属塩化物を得るために使用される岩塩採掘プロセスにおいて用いられた爆発物に由来した残留物の結果である。塩素の濃度は、数十百万分率(ppm)もの高さとなるかもしれず、アンモニアの濃度は、数百ppmもの高さとなるかもしれない。
塩素及びアンモニアは、それら自体で、触媒の被毒、吸着剤の破壊、及び腐食等の下流のプロセス及び装置への悪影響の原因となるかもしれない。塩素とアンモニアとは、化合すると、モノクロラミン(NH2Cl)、ジクロラミン(NHCl2)、及びトリクロラミン(NCl3)等のクロラミンを生成する。クロラミンは、非常に不安定な化合物であり、クロラミンの濃度が蓄積されて少なくとも3%を超えると、激しく分解し、爆発をもたらすかもしれない。活性炭等の吸着剤を用いた水素ガスの精製は、クロラミンの生成及びその危険な蓄積を促進する。
それゆえ、水素ガス流から、塩素、クロラミン及びアンモニアを除去するための、費用対効果が高く且つ安全な方法及び装置に対するニーズが存在している。
要約
本発明の態様は、一般に、水素ガス流から、塩素、クロラミン及びアンモニアを除去するための方法を提供する。本発明の一態様は、還元剤溶液を含んだ第1洗浄ユニット(scrubbing unit)に水素ガスを通して、水素ガスから塩素及びクロラミンを除去することにより、水素ガスから不純物を除去するための方法を提供する。第1洗浄ユニットは、水素ガスを受けるための第1入口と、水素ガスが還元剤溶液と接触する第1エンクロージャとを有している。水素ガスは、その後、水素ガスからアンモニアを除去するために、第1洗浄ユニットから、酸溶液を含んだ第2洗浄ユニットへと通されてもよい。第2洗浄ユニットは、水素ガスを受けるための第2入口と、水素ガスが酸溶液と接触する第2エンクロージャとを有している。水素ガスから酸の痕跡を除去するために、水素は、水素ガスを第2洗浄ユニットから水を含んだ第3洗浄ユニットへと通すことによる酸除去プロセスを更に通過してもよい。第3洗浄ユニットは、水素ガスを受けるための第3入口と、水素ガスが水と接触する第3エンクロージャとを有している。
本発明の他の態様は、水素ガスを還元剤水溶液と接触させて、塩素及びクロラミンを水素ガスから除去することにより、水素ガスから不純物を取り除く方法であって、還元剤は、メタ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム及び次亜硫酸ナトリウムからなる群より選択される方法を提供する。塩素及びクロラミンの除去の後、水素ガスは、水素ガスからアンモニアを除去するために、酸水溶液と接触させられてもよい。酸は、硫酸及びリン酸からなる群より選択される。水素ガスは、アンモニアの除去の後、水素ガスから酸の痕跡を除去するために、脱塩水と接触させられてもよい。
本発明の他の態様は、水素ガスを次亜硫酸ナトリウム水溶液と接触させて、水素ガスから塩素及びクロラミンを除去すること、塩素及びクロラミンの除去の後に、水素ガスを第1デミスタパッド(demister pad)に通すこと、第1デミスタパッドを通した後に、水素ガスを硫酸水溶液と接触させて、水素ガスからアンモニアを除去すること、アンモニアの除去の後、水素ガスを第2デミスタパッドに通すこと、第2デミスタパッドを通した後に、水素ガスを脱塩水と接触させて、水素ガスから酸を除去すること、及び、酸の除去の後、水素ガスを第3デミスタパッドに通すことにより、水素ガスから、塩素、クロラミン、及びアンモニア不純物を除去するための方法を提供する。一態様では、第3デミスタパッドを通過した後、水素ガスは、約0.01百万分率以下の塩素と、約0.01百万分率以下のクロラミンと、約0.1百万分率以下のアンモニアとを備えている。
本発明の他の態様は、水素ガスから、塩素、クロラミン、及びアンモニア不純物を除去するためのシステムを提供する。本システムは、塩素及びクロラミン洗浄ユニットと、アンモニア洗浄ユニットと、任意の酸洗浄ユニットとを有している。各々の洗浄ユニットは、パッキング材、水素ガス入口チップ又は拡散器、還元剤水溶液、酸水溶液、又は水をパッキング材上へと導く液体分配器を有している。水素は、還元剤、酸、及び水と接触させられて、それぞれ、水素ガスから、塩素及びクロラミン、アンモニア、並びに、酸を除去する。
図面の簡単な説明
本発明の性質及び目的の更なる理解のため、同様の要素には同様又は類似の参照符号が付与される添付の図面と共に、以下の詳細な説明が参照されるべきであり、ここで:
図1は、水素ガス流から、塩素、クロラミン、及びアンモニアを除去するための本発明の一態様に係るプロセスのフローチャートを示し;
図2は、塩素、クロラミン、及びアンモニアの除去のための本発明の一態様に係るプロセシングユニットを示し;
図3は、塩素及びクロラミンの除去のための本発明の一態様に係るプロセシングユニットを示し;
図4は、アンモニアの除去のための本発明の一態様に係るプロセシングユニットを示し;及び
図5は、酸の除去のための本発明の一態様に係るプロセシングユニットを示している。
好ましい態様の記載
図1は、水素ガスの流れから、塩素、クロラミン及びアンモニアを除去するための本発明の一態様に係るプロセス100のフローチャートを示している。プロセス100は、塩素及びクロラミンの除去プロセス10と、アンモニア除去プロセス20と、酸除去プロセス30とを含んでいる。
図2は、プロセス100が行われるプロセシングユニットを描いた本発明の一態様に係るシステム200を示している。水素ガスは、水素ガス源105から、供給ライン106を通って、プロセス10が行われる洗浄ユニット110へと供給される。
塩素及びクロラミンの除去プロセス10では、水素ガスは、還元剤水溶液と接触するように流される。還元剤は、塩素ガスを塩化物イオンへと還元し、クロラミンと結合して、安定で無害な化合物を形成する任意の化合物であってもよい。一態様では、還元剤は、メタ重亜硫酸ナトリウム(Na225)、亜硫酸ナトリウム(Na2SO3)及び/又は次亜硫酸ナトリウム(Na223)などのサルファイト(sulfite)である。還元剤溶液は、約20モル%以下の濃度、例えば、約0.01モル%及び約20モル%の間、より好ましくは、約0.1モル%及び約10モル%の間の濃度を有していてもよい。一態様では、還元剤の濃度は、約0.5モル%である。最適濃度は、水素フィードガス中の塩素及びクロラミンの最大(ピーク)濃度により決定されてもよい。還元剤溶液は、供給ライン113及び液体分配器114を通って、洗浄ユニット110中へと導入される。液体分配器114は、還元剤溶液を、パッキング材112上へと導く。パッキング材112は、反応のための表面積の増大をもたらし、水素ガス中のクロラミン及び塩素の還元剤溶液中への拡散速度を向上させる。パッキング材112は、どんな形状であってもよく、金属、金属合金、又は高分子により形成されていてもよい。一態様では、パッキング材112は、約1インチ及び約3インチ間の範囲の直径を有したポリプロピレン製のリングからなる。特定の態様では、その直径は、約2インチである。水素ガスは、入口チップ(tip)111を通って、洗浄ユニット110へと導入される。一態様では、入口チップ111は、散布器の形態であってもよい。洗浄ユニット110に入るときの水素ガスの圧力は、約1絶対バール及び約3絶対バールの間であってもよい。一態様では、圧力は、約1.7絶対バールである。水素ガスの流速は、約40kg/時及び約1800kg/時の間であり、好ましくは、約400kg/時及び約1200kg/時の間である。一態様では、流速は、約620kg/時である。水素ガスは、パッキング材112を通って流れ、水素ガスと共に流れているクロラミン及び塩素ガスが還元剤と反応するように、還元剤溶液と接触する。水溶液中では、次亜硫酸ナトリウムとモノクロラミン等のクロラミンとの特定の反応は:
NH2Cl+2Na223+H2O = NaCl+Na246+NaOH+NH3 式1
である。
塩素は、式2に示すように、次亜硫酸ナトリウムによって、塩化物へと還元される。
Cl2+2Na223 = 2NaCl+Na246 式2
式1及び2に見られるように、気体のクロラミン及び塩素は、次亜硫酸ナトリウムと反応して、塩化ナトリウム(NaCl)、テトラチオン酸ナトリウム(Na246)及び水酸化ナトリウム(NaOH、式1)をもたらす。これら結果物は、水とともに溶液中に留まり、出口116を通って洗浄ユニット110を出て行き、これにより、出力供給ライン115を通って洗浄ユニット110を出て行く水素ガスと分離される。洗浄ユニット110を出て行くに際して、塩素及びクロラミンは、少なくとも部分的に除去され、水素ガスは、水素ガス中に含まれた約0.01ppm未満の塩素と約0.01ppm未満のクロラミンとを有していてもよい。還元剤又は何れかの反応生成物を含んだあらゆる水滴が水素ガスと共にアンモニア除去プロセス20中へと流れ込むことを回避すべく、水素ガスは、デミスタパッド117を通って流される。例えば、デミスタパッド117は、ステンレス鉄、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン又はナイロンの編まれたワイヤにより製作されてもよい。
図3は、本発明の一態様に係るプロセス10の更なる詳細を示している。水は、水源140から供給され、水ポンプ142によって、水供給ライン143を通って、洗浄ユニット110へと汲み出される。一態様では、水は、脱塩される。ポンプ142は、洗浄ユニット110の底部において、一定の液体レベル120を保つように制御される。出口ライン116は、洗浄ユニット110の底部から流体を取り除き、ポンプ124は、その流体を、供給ライン113へと汲み上げて、液体分配器114に通過させる。還元剤は、貯蔵タンク130に貯蔵される。濃縮された還元剤は、還元剤の空気中において起こりうるあらゆる酸化を防止すべく、不活性ガス下で貯蔵される。一態様では、不活性ガスは、窒素である。一態様では、還元剤溶液は、水酸化ナトリウム、亜硫酸ナトリウム又は炭酸ナトリウムによっても安定化され、溶液を中性又は弱塩基性に維持し且つ次亜硫酸ナトリウムがサルファイト、硫黄、及び二酸化硫黄へと分解することを防ぐ。送出(dosage)ポンプ132は、貯蔵タンク130から還元剤を汲み出し、供給ライン113の流体中にそれを希釈させる。還元剤溶液が塩素及びクロラミンの除去プロセス10において使用された後、溶液は、出口ライン116を通って再循環させられる。溶液の一部は、反応生成物である塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム及びテトラチオン酸ナトリウムの濃度を、堆積及び詰まりの原因となる沈殿及びフレーキングを回避するのに十分なほど低く維持するために、廃棄ライン126において、溶液サイクルから除去される。廃棄ライン126を通って除去される溶液の量は、バルブ128によって制御される。溶液は、流体サイクルの種々の位置において、pH値及び酸化還元電位を測定することによって監視される。測定は、塩化ナトリウム、水酸化ナトリウム及びテトラチオン酸ナトリウム等のあらゆる反応生成物を除去するためにバルブ128が開かれる必要があるか否かを決定するために使用される。
式1に見られるように、次亜硫酸ナトリウムのクロラミンとの反応は、アンモニアを生ずる。形成されたアンモニア又は形成されたアンモニアの一部は、溶液を抜け出し、水素ガスと共に流れる。それゆえ、少なくとも一態様においては、塩素及びクロラミンの除去プロセスがアンモニア除去プロセス20の前に実行されることが有益である。しかしながら、一態様では、水素ガスは、塩素及びクロラミンの除去プロセス10から出て来た後、アンモニア除去プロセス20を通過しない。この態様では、水素ガスは、塩素及びクロラミンの除去プロセス10から出て来た後、水素ガス中のアンモニアの存在が許容されるかもしれない下流プロセスにおいて又はアンモニアを除去するための代替法が下流プロセスにある場合には、使用されてもよい。
アンモニア除去プロセス20では、水素ガスは、酸水溶液と接触するように流される。酸は、アンモニアと化合して、安定で無害な化合物を形成する任意の化合物であってもよい。ある態様では、酸は、リン酸(H3PO4)である。他の態様では、酸は、硫酸(H2SO4)である。一態様では、酸溶液は、約1モル%及び約30モル%の間、好ましくは、約5モル%及び約20モル%の間の濃度範囲を有している。特定の態様では、酸濃度は、約10モル%である。最適な酸濃度は、水素フィードガス中のアンモニアの最大濃度により決定される。酸溶液は、供給ライン213及び液体分配器214を通って、洗浄ユニット210中へと導入される。液体分配器214は、酸溶液を、パッキング材212上へと導く。水素ガスは、出口供給ライン115を介して洗浄ユニット110から出て来て、入口チップ211を通って、洗浄ユニット210中へと導入される。一態様では、入口チップ211は、拡散器の形態であってもよい。水素ガスは、パッキング材212を通って流れ、水素ガスと共に流れているアンモニアガスが酸と反応するように、酸溶液と接触する。アンモニアの硫酸との主たる反応は、硫酸アンモニウムを形成する:
2NH3+H2SO4 = (NH42SO4 式3。
硫酸アンモニウムに加えて、いくらかの重硫酸アンモニウム(NH4HSO4)もまた、その反応により形成されるかもしれない。硫酸アンモニウム及び重硫酸アンモニウムの両方は、水とともに溶液中に留まり、出口216を通って洗浄ユニット210を出て行き、これにより、デミスタパッド217の第2セット及び出力供給ライン215を通って洗浄ユニット210を出て行く水素ガスと分離される。洗浄ユニット210から出て行くに際して、アンモニアは、少なくとも部分的に除去され、水素ガスは、水素ガス中に含まれた0.1ppm未満のアンモニアを有していてもよい。
図4は、本発明の一態様に係るプロセス20の更なる詳細を示している。水は、水源240から供給され、水ポンプ242によって、水供給ライン243を通って、洗浄ユニット210へと汲み出される。一態様では、水は、脱塩される。ポンプ242は、洗浄ユニット210の底部において、一定の液体レベル220を保つように制御される。出口ライン216は、洗浄ユニット210の底部から流体を取り除き、ポンプ224は、その流体を、供給ライン213へと汲み上げて、液体分配器214に通過させる。濃縮された酸は、貯蔵タンク230に貯蔵される。送出ポンプ232は、貯蔵タンク230から濃縮された酸を汲み出し、それを供給ライン213の流体中に希釈させる。酸溶液がアンモニア除去プロセス20において使用された後、溶液は、出口ライン216を通って再循環させられる。溶液の一部は、硫酸アンモニウム及び重硫酸アンモニウム等の反応生成物の濃度を、沈殿及びフレーキングを回避するのに十分なほど低く維持するために、廃棄ライン226において、溶液サイクルから除去される。廃棄ライン226から除去される溶液の量は、バルブ228によって制御される。溶液は、流体サイクルの種々の位置において、pH値及び酸化還元電位を測定することによって監視される。測定は、硫酸アンモニウム及び重硫酸アンモニウムを除去するためにバルブ228が開かれる必要があるか否かを決定するために使用される。
いくつかの下流プロセスでは、アンモニア除去プロセス20を離れる水素流からの酸のあらゆる痕跡の完全な除去を保証することが重要であるかもしれない。それゆえ、酸除去プロセス30は、プロセス20のデミスタ217によって捕らえられなかった、存在しうるあらゆる酸を除去するための任意のプロセスである。図5は、本発明のある態様に係る酸除去プロセス30を示している。出口供給ライン215を通ってアンモニア除去プロセス20を出た水素ガスは、入口チップ311を通って、洗浄ユニット310へと導入される。脱塩水は、水源330から供給され、ポンプ332によって、供給ライン313を通って、洗浄ユニット310内の液体分配器314へと汲み上げられる。液体分配器314は、水を、パッキング材312上へと導く。水素ガスは、パッキング材312を通って流れ、水素ガスと共に流れている酸が水に吸着されるように、水と接触する。水素ガスは、その後、水素ガスが更なる下流プロセスのために出口供給ライン315を通過させられる前に、あらゆる水滴を除去すべく、デミスタ317を通過する。パッキング材312を通過した水は、洗浄ユニット310の底部に蓄積し、一定のレベル320に維持される。過剰の水は、出口ライン316を通って、ポンプ324によって制御される速度で、供給ライン313へと再循環させられる。水は、水サイクルの種々の位置で、水のpH値を測定することにより監視される。水は、廃棄ライン326を通って、サイクルから除去される。廃棄ライン326を通って除去された水の量は、水サイクルにおける非酸性を保証するために、バルブ328により制御される。本発明のある態様では、プロセス30の酸性の廃棄水は、アンモニア除去プロセス20のための水源240として使用される。
本発明の他の態様では、酸の除去は、液体分配器214に加えて、過度の霧を引き起こさないための設計を有した高効率デミスタ217を用いて達成されてもよい。ある態様では、液体分配器214は、樋(trough)型の分配器である。
本発明の他の態様は、精製プロセス100の効率を監視するために用いられる任意のプロセスを含んでいる。この態様では、プロセス100にさらされた水素ガスは、出口供給ライン315によって、活性炭が詰められた容器へと供給される。活性炭は、プロセス100によって除去されなかった全ての存在しうる残存塩素及びクロラミンを吸着する。好ましい態様では、活性炭は、酸の痕跡を吸着すべく、水酸化カリウム(KOH)によって含浸される。全ての存在しうる塩素及びクロラミンのレベルが継続的に監視されて、激しい反応を避けるべく、約3%より高い濃度へのクロラミンの蓄積を回避する。
本発明の他の態様では、洗浄ユニット110、210及び310は、上記の塩素及びクロラミン、アンモニア、並びに、酸を除去するための個々の洗浄ユニットを含んだ単一のユニットへと組み合わされてもよい。本発明の他の態様では、洗浄ユニット110は、分離されたままであってもよく、洗浄ユニット210及び310は、上記のアンモニア及び酸のための個々の洗浄ユニットを含んだ単一のユニットへと組み合わされてもよい。

本発明の一態様では、水で飽和され、19.9ppmのアンモニアと、1.5ppmの塩素と、1.5ppmのモノクロラミンとを有した水素ガスが、623kg/時の速度、1.5絶対バールの圧力、及び、32℃で、入口チップ111を通って、洗浄ユニット110中へと流される。洗浄ユニット110は、3.0フィートの直径及び30フィートの高さを有している。次亜硫酸ナトリウムの0.5モル%溶液が、液体分配器114から、19000kg/時の速さで流される。洗浄ユニット210は、2.5フィートの直径及び30フィートの高さを有している。硫酸の10モル%溶液が、液体分配器214から、23636kg/時の速さで流される。洗浄ユニット310は、3.0フィートの直径及び10フィートの高さを有している。脱塩水が、液体分配器314から、8075kg/時の速さで流される。洗浄ユニット310を出て行くに際して、水素ガスは、水素ガス内に、約0.01ppm未満の塩素と、約0.01ppm未満のクロラミンと、約0.1ppm未満のアンモニアとを有している。
本発明の性質を説明するためにここで記載及び説明された細部、材料、工程、及び、部品の配置における多くの付加的な変形が、添付した請求の範囲に表された発明の思想及び範囲の中で当業者によって為されてもよいことは、理解されるであろう。したがって、本発明は、上記の実施例及び/又は添付図面中の特定の態様に限定されるものではない。
水素ガス流から、塩素、クロラミン及びアンモニアを除去するための本発明の一態様に係るプロセスのフローチャートを示す図。 塩素、クロラミン及びアンモニアの除去のための本発明の一態様に係るプロセシングユニットを示す図。 塩素及びクロラミンの除去のための本発明の一態様に係るプロセシングユニットを示す図。 アンモニアの除去のための本発明の一態様に係るプロセシングユニットを示す図。 酸の除去のための本発明の一態様に係るプロセシングユニットを示す図。

Claims (43)

  1. 水素ガスから不純物を除去するための方法であって、
    a)還元剤溶液を備えた第1洗浄ユニットに前記水素ガスを通して、前記水素ガスから塩素及びクロラミンを少なくとも部分的に除去することであって、前記第1洗浄ユニットは、前記水素ガスを受けるための第1入口と、前記水素ガスが前記還元剤を有した前記溶液と接触する第1エンクロージャとを備えていること
    を具備した方法。
  2. b)酸溶液を備えた第2洗浄ユニットに前記第1洗浄ユニットからの前記水素ガスを通して、前記水素ガスからアンモニアを少なくとも部分的に除去することであって、前記第2洗浄ユニットは、前記水素ガスを受けるための第2入口と、前記水素ガスが前記酸を有した前記溶液と接触する第2エンクロージャとを備えていること
    を更に具備した請求項1に記載の方法。
  3. c)水を備えた第3洗浄ユニットに前記第2洗浄ユニットからの前記水素ガスを通して、前記水素ガスから酸を少なくとも部分的に除去することであって、前記第3洗浄ユニットは、前記水素ガスを受けるための第3入口と、前記水素ガスが前記水と接触する第3エンクロージャとを備えていること
    を更に具備した請求項2に記載の方法。
  4. 前記水は脱塩されている請求項3に記載の方法。
  5. 前記還元剤は、メタ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム及び次亜硫酸ナトリウムからなる群より選択される請求項3に記載の方法。
  6. 前記酸は、リン酸及び硫酸からなる群より選択される請求項5に記載の方法。
  7. 前記還元剤は次亜硫酸ナトリウムであり、前記酸は硫酸である請求項6に記載の方法。
  8. 前記還元剤は、約0.1モル%及び約10モル%の間の濃度を有している請求項5に記載の方法。
  9. 前記酸は、約1モル%及び約30モル%の間の濃度を有している請求項6に記載の方法。
  10. それら洗浄ユニットは、パッキング材を更に具備している請求項2に記載の方法。
  11. 前記パッキング材は、ポリプロピレンを具備している請求項10に記載の方法。
  12. 前記パッキング材は、リング形状である請求項10に記載の方法。
  13. 前記パッキング材は、約1インチ及び約3インチの間の直径を有している請求項12に記載の方法。
  14. d)前記塩素及びクロラミン除去の後であって、前記アンモニア除去の前に、第1デミスタパッドに前記水素ガスを通すことと、
    e)前記アンモニア除去の後に、第2デミスタパッドに前記水素ガスを通すことと
    を更に具備した請求項2に記載の方法。
  15. d)前記塩素及びクロラミン除去の後であって、前記アンモニア除去の前に、第1デミスタパッドに前記水素ガスを通すことと、
    e)前記アンモニア除去の後であって、前記酸の除去の前に、第2デミスタパッドに前記水素ガスを通すことと、
    f)前記酸の除去の後に、第3デミスタパッドに前記水素ガスを通すことと
    を更に具備した請求項3に記載の方法。
  16. 前記水素ガスは、約1絶対バール及び約3絶対バールの間の初期圧力を有している請求項1に記載の方法。
  17. 前記水素ガスは、約40kg/時及び約1800kg/時の間の流速を有している請求項1に記載の方法。
  18. 前記水素ガスを活性炭と接触させることを更に具備した請求項2に記載の方法。
  19. 前記活性炭は、水酸化カリウムによって含浸されている請求項18に記載の方法。
  20. 前記水素ガスを活性炭と接触させることを更に具備した請求項3に記載の方法。
  21. 水素ガスから不純物を除去するための方法であって、
    a)前記水素ガスを還元剤水溶液と接触させて、前記水素ガスから塩素及びクロラミンを少なくとも部分的に除去することであって、前記還元剤は、メタ重亜硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム及び次亜硫酸ナトリウムからなる群より選択されること
    を具備した方法。
  22. b)前記塩素及びクロラミン除去の後に、前記水素ガスを酸水溶液と接触させて、前記水素ガスからアンモニアを少なくとも部分的に除去することであって、前記酸は、硫酸及びリン酸からなる群より選択されること
    を更に具備した請求項21に記載の方法。
  23. c)前記アンモニア除去の後に、前記水素ガスを脱塩水と接触させて、前記水素ガスから酸を少なくとも部分的に除去すること
    を更に具備した請求項22に記載の方法。
  24. 前記還元剤は次亜硫酸ナトリウムである請求項21に記載の方法。
  25. 前記酸は硫酸である請求項22に記載の方法。
  26. 前記水素ガスは、前記還元剤及び前記酸との接触後に、約0.01百万分率以下の塩素と、約0.01百万分率以下のクロラミンと、約0.1百万分率以下のアンモニアとを具備している請求項22に記載の方法。
  27. 前記次亜硫酸ナトリウムは、約0.1モル%及び約1モル%の間の濃度を有している請求項24に記載の方法。
  28. 前記硫酸は、約5モル%及び約20モル%の間の濃度を有している請求項25に記載の方法。
  29. c)前記還元剤との接触の後であって、前記酸との接触の前に、第1デミスタパッドに前記水素ガスを通すことと、
    d)前記酸との接触の後であって、前記水との接触の前に、第2デミスタパッドに前記水素ガスを通すことと、
    e)前記水との接触の後に、第3デミスタパッドに前記水素ガスを通すことと
    を更に具備した請求項23に記載の方法。
  30. 前記水素ガスは、約1絶対バール及び約3絶対バールの間の初期圧力を有している請求項21に記載の方法。
  31. 前記水素ガスは、約400kg/時及び約800kg/時の間の流速を有している請求項21に記載の方法。
  32. 前記水素ガスを活性炭と接触させることを更に具備した請求項22に記載の方法。
  33. 前記活性炭は、水酸化カリウムによって含浸されている請求項32に記載の方法。
  34. 水素ガスから、塩素、クロラミン及びアンモニア不純物を除去するための方法であって、
    a)前記水素ガスを次亜硫酸ナトリウム水溶液と接触させて、前記水素ガスから塩素及びクロラミンを少なくとも部分的に除去することと、
    b)前記塩素及びクロラミンを除去した後に、前記水素ガスを第1デミスタパッドに通すことと、
    c)前記第1デミスタパッドに通した後に、前記水素ガスを硫酸水溶液に接触させて、前記水素ガスからアンモニアを少なくとも部分的に除去することと、
    d)前記アンモニアを除去した後に、前記水素ガスを第2デミスタパッドに通すことと、
    e)前記第2デミスタパッドに通した後に、前記水素ガスを脱塩水と接触させて、前記水素ガスから酸を少なくとも部分的に除去することと、
    f)酸の除去の後に、前記水素ガスを第3デミスタパッドに通すことであって、前記第3デミスタパッドに通した後に、前記水素ガスが、約0.01百万分率以下の塩素と、約0.01百万分率以下のクロラミンと、約0.1百万分率以下のアンモニアとを備えていることと
    を具備した方法。
  35. 水素ガスから、塩素、クロラミン、及びアンモニア不純物を除去するためのシステムであって、
    a)i) 第1パッキング材と、
    ii) 水素源から前記水素ガスを受けるための第1水素ガス入口チップと、
    iii) 還元剤水溶液を前記第1パッキング材上へと導くように適合させた第1液体分配器であって、前記水素ガスは、前記水素ガスから塩素及びクロラミンを少なくとも部分的に除去するために、前記パッキング材上の前記還元剤と接触させられる第1液体分配器と、
    iv) 前記水素ガスから前記塩素及びクロラミンを少なくとも部分的に除去するために前記還元剤と接触させられた後の前記水素ガスを出力するための第1水素ガス出口供給ラインと
    を備えた塩素及びクロラミン洗浄ユニットと、
    b)i) 第2パッキング材と、
    ii) 前記第1水素ガス出口供給ラインと流体で連絡し、前記水素ガスを受ける第2ガス入口と、
    iii) 酸水溶液を前記第2パッキング材上へと導くように適合させた第2液体分配器であって、前記水素は、前記水素ガスからアンモニアを少なくとも部分的に除去するために、前記パッキング材上の前記酸と接触させられる第2液体分配器と、
    iv) 前記水素ガスから前記アンモニアを少なくとも部分的に除去するために前記酸と接触させられた後の前記水素ガスを出力するための第2水素ガス出口供給ラインと
    を備えたアンモニア洗浄ユニットと
    を具備したシステム。
  36. c)i) 第3パッキング材と、
    ii) 前記第2水素ガス出口供給ラインと流体で連絡し、前記水素ガスを受ける第3ガス入口と、
    iii) 水を前記第3パッキング材上へと導くように適合させた第3液体分配器であって、前記水素は、前記水素ガスから酸を少なくとも部分的に除去するために、前記パッキング材上の前記水と接触させられる第3液体分配器と、
    iv) 前記水素ガスから前記酸を少なくとも部分的に除去するために前記水と接触させられた後の前記水素ガスを出力するための第3水素ガス出口供給ラインと
    を備えた酸洗浄ユニット
    を更に具備した請求項35に記載のシステム。
  37. d) 前記第1パッキング材と前記第1水素ガス出口供給ラインとの間に配置された第1デミスタパッドと、
    e) 前記第2パッキング材と前記第2水素ガス出口供給ラインとの間に配置された第2デミスタパッドと、
    f) 前記第3パッキング材と前記第3水素ガス出口供給ラインとの間に配置された第3デミスタパッドと
    を更に具備した請求項36に記載のシステム。
  38. g) 前記塩素及びクロラミン洗浄ユニットに入る第1水供給ラインと、
    h) 前記アンモニア洗浄ユニットに入る第2水供給ラインと
    を更に具備した請求項37に記載のシステム。
  39. i) 前記塩素及びクロラミン洗浄ユニットから溶液を除去するための第1出口ラインと、
    j) 前記アンモニア洗浄ユニットから溶液を除去するための第2出口ラインと、
    k) 前記酸洗浄ユニットから水を除去するための第3出口ラインと
    を更に具備した請求項38に記載のシステム。
  40. l)i) 塩素及びクロラミン洗浄ユニットから使用済み溶液を除去するための前記第1出口ラインと、
    ii) 前記第1出口ライン中の前記使用済み溶液を汲み出すための第1ポンプと、
    iii) 第2ポンプを介して前記第1出口ラインへと流体で接続される還元剤貯蔵器と、
    iv) 前記第1液体分配器に前記還元剤を供給するために前記第1出口ラインへと流体で接続される供給ラインと
    を備えた還元剤溶液サイクルと、
    m)i) アンモニア洗浄ユニットから使用済み溶液を除去するための前記第2出口ラインと、
    ii) 前記第2出口ライン中の前記使用済み溶液を汲み出すための第3ポンプと、
    iii) 第4ポンプを介して前記第2出口ラインへと流体で接続される酸貯蔵器と、
    iv) 前記第2液体分配器に前記酸を供給するために前記第2出口ラインへと流体で接続される供給ラインと
    を備えた酸溶液サイクルと、
    n)i) 酸洗浄ユニットから使用済み溶液を除去するための前記第3出口ラインと、
    ii) 前記第2出口ライン中の前記使用済み溶液を汲み出すための第5ポンプと、
    iii) 第6ポンプを介して前記第3出口ラインへと流体で接続される水貯蔵器と、
    iv) 前記第3液体分配器に前記水を供給するために前記第3出口ラインへと流体で接続される供給ラインと
    を備えた水サイクルと
    を具備した請求項39に記載のシステム。
  41. o)前記還元剤溶液サイクルから前記使用済みの還元剤溶液を除去するために、前記第1出口ラインに流体で接続される廃棄ラインと、
    p)前記酸溶液サイクルから前記使用済みの酸溶液を除去するために、前記第2出口ラインに流体で接続される廃棄ラインと、
    q)前記水溶液サイクルから前記使用済みの水を除去するために、前記第3出口ラインに流体で接続される廃棄ラインと
    を更に具備した請求項40に記載のシステム。
  42. d)活性炭を備えた吸着ユニットであって、前記第3水素ガス出口供給ラインは、前記水素ガスを前記吸着ユニットへと送る吸着ユニット
    を更に具備した請求項36に記載のシステム。
  43. 前記活性炭は、水酸化カリウムによって含浸されている請求項42に記載のシステム。
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