JPS58208104A - 塩素の精製法 - Google Patents

塩素の精製法

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JPS58208104A
JPS58208104A JP57091288A JP9128882A JPS58208104A JP S58208104 A JPS58208104 A JP S58208104A JP 57091288 A JP57091288 A JP 57091288A JP 9128882 A JP9128882 A JP 9128882A JP S58208104 A JPS58208104 A JP S58208104A
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JP
Japan
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chlorine
solvent
tower
gaseous chlorine
gas
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Pending
Application number
JP57091288A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Ueno
薫 上野
Keisuke Watanabe
渡邊 佳資
Yoshinobu Hirayama
平山 義信
Haruhiko Kawakami
川上 晴比古
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は塩素の精製法に関するものである。
従来から塩素は1−業的には食塩の電解で得られている
。近年、得られる塩素の純度および電解の効率から水銀
法電解が行なわれていたが、水銀公害の問題から隔膜法
あるいはイオン交換脱法電解に転換されている。これら
の電解で得られる塩素は水銀法電解で得られるものに比
べ酸素、窒素。
水素、炭酸カス等の不純物カス含敏が多く、中でも酸素
が多いことが塩素を用いる有機合成では問題となってい
る。そのためこれらの電解で得た塩素は精製して用いら
れている。
現在一般に行なわれている精製法としては、(1)租塩
素ガスを冷却あるいは加用冷却して塩素を液化して不純
物ガスと分離する直接液化法および(2)粗塩素ガスを
四塩化炭素のような溶媒に吸収させて不純物ガスと分離
する溶媒吸収法が知られている。
(1)の方法は直接塩素ガスを液化するため不純物ガス
等の分離は良く高純度ガスが得られるが微1辻含まれる
高沸点の・・ロゲンガス(例えば臭素)は逆に濃縮され
たり、直接液化するため高圧あるいは極低温冷却が必要
である。
(2)の方法は米国特許第2765873号あるいは特
公昭45−9246号に記載されているが米国特許第2
765873号では一般に30〜50%の希薄塩素ガス
から塩素を回収することに関するものであり、塩素ガス
と溶媒を向流接触させ、 2.0〜トI・3 kグ/c
m2G  の加1七F(・で吸収塔の塔頂の昌度−22
,8〜:(2,2’(:かっ塔1戊の温度が塔頂の温1
νより27.8〜52.8℃高くなる呆注で塩素を吸収
させることが安水されている1、このためには粗塩素ガ
スに対して吸収に用いる溶媒をがなり少なくする必要が
ある。系外に排出さ7する不純物を主体とするガスの1
寸が溶媒に比べ多いので、排ガスに付随して失なわれる
溶媒が多くなる。更に、塩素の吸収も死金に行なうこと
が困難である。
また特公昭45−924.6号では多段吸収法にょシ溶
媒の損失や未吸収の塩素を少なくすることが計られてい
るが折角精製して得た液化塩素の一部を吸収塔の冷却の
ため還流し、ガス化して用C^るという無駄をしている
更にこhら2つの溶媒吸収力法では得られた塩素溶液か
ら塩素を放散させ塩素を回収するのに液化法を取ってい
るため、放散をかなりの高子で行なう必要があり、かつ
全社を直接液化した−のでは溶液に吸収してきた不純物
ガスが液化塩素中にそのまま吸収され精製塩素の純度が
上がらなかったり、溶媒が随伴ガスとして塩素中に入っ
てくるので、液化塩素の一部を放散塔に還流するという
通常の蒸留精製法によって精製塩素を得るという無駄を
行なっている。
以上に示されるように、従来の精製法は純度が十分に上
がらなかったり、かなり無1駄のある方法である。
また、従来の精製法では液化塩素として得られているの
で、貯蔵あるいはタンクローリ−などでの移送等には液
体であることは有利であるが、実際は塩素はガス状で使
用されることが多く、精製場所と使用場所が近接してお
れば、ガス状で得られる方が好都合である。
本発明者らは塩素の精製法につき鋭意検討した結果、溶
媒吸収法において驚くべきことにも塩素を溶媒に吸収さ
せるときの圧力より放散させるときの圧力を高くした方
が得られる塩素ガス中の酸素含有量が少ないことを兄い
出し、更に研究を続けついに本発明を完成するに至った
即ち本発明に従って、粗塩素ガスと・・ロゲン化炭化水
素溶媒を接触させて溶媒(こ塩素を吸収させ、得られた
濃厚1話素溶液から塩素゛う1スを放散させて精製塩素
ガスを得る塩素のFN、r訊において、塩素ガス吸収を
0〜2 kf/ crr?Gで行ない、得られた濃厚塩
素溶液からの塩素ガスの放散を吸収のときの圧力よりO
〜3 kg/cm2高圧側で行なうことを特徴とする塩
素の精製法が提案される。
本発明で対象とする粗塩素ガスは純度90%以上のもの
が好ましいが、もちろん純度90%未満のものでも十分
精製できる。
また不純物としては酸素、窒素、水素、炭酸ガス、臭化
物および有機化合物である。
本発明で用いられる溶媒は四塩化炭素、クロロホルム、
パークロロエチレン、 バー りロロエタン等のハロゲ
ン化炭fヒ水素溶媒である。
溶媒の使用Mtは粗塩素ガスの2〜500重量倍が適当
で、好ましくは5〜50重量倍である。
以下図面により本発明を説明する。
第1図1d本発明の概念の一形態を示すフロー図である
3゜ 粗塩素カス1勿ラシヒリング等の充填物を充Jη(した
吸収塔2に導入され、吸収塔−F部の溶媒人113より
導入された溶媒と自流接触される。この際導入される粗
塩素ガスは()〜2 kf/cm2Gに力旧iEされ、
0〜10℃に冷却されている。また吸IIK塔内の操作
圧力は()〜2 kiil/cm2Gである。 導入さ
れる溶媒は−10〜0 ℃に冷却されており、吸収塔の
塔頂温度は導入される溶媒の温度によって決定される。
更に、吸収塔の塔底4の温度がl (1〜20℃になる
よう粗塩素ガスと溶媒の等大量が調整される。必要があ
れば吸収塔2は外部からの冷却あるいは加熱により塔底
1の温度が10〜20℃になるように調節される。
吸収されなかったガスは吸収塔の塔頂に設けられた出口
5より糸外へ排気される。
一方、塔底4に溜った濃厚塩素溶液はポンプ6を通9、
加熱されて放散塔8に供給される。供給された濃厚塩素
溶液はりボイラー9で更に加熱され塩素ガスを放散する
。通常加熱して放散塔の一!セ;底i 0の温度が40
〜60]てなるよう(こする、。
このときの放散」苔の操作11F力は1呟収塔の操作圧
力より(1〜3 kf//cm 2高くなるLう(こ(
呆たiする。放散塔の−に部にコンデンザ萼;設げら、
を上ており、このコンデンサー11は放散塔内の操作圧
力により異なるが通常−10〜+10℃になるよう課た
れている。この温度は塩素が7tM化しない程度で、で
きるたけ低い方が1)Ifましい3、放散した塩素ガス
はコンデンサ−11で溶媒ガスが除かれて塔頂12から
精製塩素ガスとして得られる。
この際放散塔の操作圧力が吸収塔の操作圧力よりO〜:
3 kf/ci高いことが重要で、これより高圧側では
溶媒に随伴してリサイクルする塩素駄が増し生産性が低
下する。捷た、放散塔の操作圧力が吸収塔の操作ハl力
エリ低い場合は得られる精製塩素中の不純物ガスの駁が
増し、特に酸素、炭酸ガスの量は飛躍的に増加する。
放散塔の塔底10の温度は通常10〜60℃に保たれる
の力敷J−ましい。10℃未満では塩素の放散が少なく
実用的でない。60℃以上であってももちろん良いが、
60℃以下の場合通常化学工場で発生する温廃水を加熱
用熱源として利用できるので有利である。
放散塔の塔底10に溜った塩素ガス放11女済みの溶媒
はポンプ13を通り、冷却されて吸11g塔にリサイク
ルされる。
放散塔からリサイクルされる溶媒は通常10〜60℃に
なっており、吸収塔よシ放散塔に導入される濃厚塩素溶
液と熱交換することにより、濃厚塩素溶液の加熱とリサ
イクル溶媒の冷却を行なうことができ、エイ・ルギー消
費鼠を少なくすることができる。
本発明の塩素の精製法は吸収時の圧力も放散時の圧力も
比較的低圧であるので、コンプレッサー等の能力も小さ
くてすみ有利である。
また得られた精製塩素はガス状であるため、使用にあた
りガス化する必要がない。必要に応じて通常の液化法に
より液化In素とすることもできる。
本発明の塩素の精製法は直接液化法あるいtd従来の溶
媒吸収法より経済的で効率的である。
以下実施例により本発明の詳細な説明する31本実施例
は本発明の詳細な説明するものであって、本発明の技術
的範囲を限定するものではない。
なお実施例中の%は容駄%を一]”: ゛j−0実施例
1 純度98.0%の粗塩素ガス(酸素l・7%、炭酸ガス
0.2%、窒素0.1%、水素0.0(H%、臭素1 
o o ppm )をフィート量1.4kvh で吸収
塔2に導入する。−、%−5℃に冷やされた四塩化炭素
をフィードμ23.3kf/hで導入する。このときの
吸収塔の操作圧力は0 、1 kf/cm2Gに保たれ
ていた。また塔底、1に溜った濃厚塩素溶液は15℃で
あった。この溶液は10℃に加熱されて放散塔8に供給
さJする3、 一方、不純物ガスは排ガスとして塔頂5より糸外に排出
さJLる。このとき排出されるガスの組成は酸素80%
、炭酸ガス9%、窒素4%、水素0;05%、未吸収塩
素6.9%であった。
塩素放散塔8は操作圧力1 、5 ks’/cm2G 
(吸収塔の操作圧力より1.4 kr/cm2高圧)、
リボイラー9の温Ao℃に保たれ、・ンデンサー1ふは
=5℃(で冷却されていた。放散塔−L部Iキから精製
塩素ガスが1・35 kf/hで得られた。その組成は
純度9.9.94%、酸素0 、01%、四塩化炭素0
、05%、炭酸ガス、窒素および水素極微1it%臭素
10 ppmであった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一慨念を表わすフロー図である。 1・・・粗塩素ガス、   2・・・塩素吸収塔3・・
・塩素吸収溶媒入口 ・1・・・塩素吸収塔塔底5・・
・排ガス出口、    6・・塩素溶液移送ポンプ特許
出願人 三井東圧化学株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 粗塩素ガスとハロゲン化炭化水素溶媒を接触させて
    溶媒に塩素を吸収させ、?!、)られた濃厚塩素溶液か
    ら塩素ガスを放散させて精製塩素ガスを得る塩素の精製
    法(′こおいて、塩素ガス吸収をO〜2 ks’/ c
    m2Gで行ない、得られた濃厚塩素溶液からの塩素ガス
    の放散を吸収のときの圧力より0〜:3 kf/ cm
    2高圧側で行うことを特徴とする塩素の精製法。
JP57091288A 1982-05-31 1982-05-31 塩素の精製法 Pending JPS58208104A (ja)

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