JPH0121186Y2 - - Google Patents

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JPH0121186Y2
JPH0121186Y2 JP13756584U JP13756584U JPH0121186Y2 JP H0121186 Y2 JPH0121186 Y2 JP H0121186Y2 JP 13756584 U JP13756584 U JP 13756584U JP 13756584 U JP13756584 U JP 13756584U JP H0121186 Y2 JPH0121186 Y2 JP H0121186Y2
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concrete
pump
hydraulic
hydraulic pump
cleaning
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JP13756584U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、生コンクリート輸送管路の洗浄手段
を備えたコンクリートポンプの油圧回路に関す
る。
コンクリートポンプによる生コンクリート(以
下生コンと略す)の圧送打設が終了した後には、
一般に、生コン輸送管を水洗浄してその内部に残
留した生コンを除去すると共に、ホツパやコンク
リート流路切換弁回りも水洗浄して生コン残滓の
除去を行なわなければならないが、ホツパやコン
クリート流路切換弁回りの水洗浄は、コンクリー
トポンプの空運転を行ないながらこれを実施しな
いと、多くの時間と多量の洗浄水を費やすことに
なる。
ところが、生コン輸送管路の洗浄用の水ポンプ
(洗浄手段)を備えたコンクリートポンプにあつ
ては、その油圧回路は、従来第2図もしくは第3
図に示すように構成されており、水ポンプ1を駆
動して生コン輸送管路を洗浄する場合、第2図の
回路では主油圧ポンプ2の圧油が、また、第3図
の回路では、補助油圧ポンプ3の圧油が共に全量
この水ポンプ1の駆動に用いられていた。このた
め、第2図の回路ではコンクリートポンプ本体4
が、また、第3図の回路ではコンクリート流路切
換弁5がそれぞれ動かせなくなつてしまい、空運
転ができなかつた。したがつて、実情は、水ポン
プ1による生コン輸送管の洗浄が終了した後に、
コンクリートポンプを空運転してホツパやコンク
リート流路切換弁5回りを洗浄していた。しか
し、生コン輸送管の洗浄に通常30分位かかり、そ
の後にさらに数十分かけてホツパやコンクリート
流路切換弁5回りを洗浄することは、一日の作業
終了後の後片付けとしては負担が大きかつた。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、
洗浄手段による生コン輸送管の洗浄と、コンクリ
ートポンプを空運転しながらのホツパやコンクリ
ート流路切換弁回りの洗浄とを同時に並行して所
望の速さで行なうことができ、洗浄作業の作業性
を大幅に高めたコンクリートポンプの油圧回路を
提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の油圧回路
は、コンクリートポンプ本体を駆動する第一油圧
ポンプと、切換え手段により切換えられて、生コ
ン輸送管路の洗浄手段もしくは上記コンクリート
ポンプ本体のいずれか一方を駆動する第二油圧ポ
ンプと、コンクリート流路切換弁を駆動する第三
油圧ポンプとを具備せしめて構成したもので、通
常の生コン圧送時には、第一油圧ポンプと第二油
圧ポンプの双方の圧油を合流させてコンクリート
ポンプ本体の駆動に使用する一方、生コン輸送管
路の洗浄時には、第一油圧ポンプの圧油をコンク
リートポンプ本体の駆動に、また、第二油圧ポン
プの圧油を生コン輸送管路の洗浄手段の駆動にそ
れぞれ用いるようにしたものである。
以下、本考案の一実施例を第1図を参照して説
明する。
図中10及び11はそれぞれ可変容量形の第一
油圧ポンプ及び第二油圧ポンプ、また、12は定
容量形の第三油圧ポンプであり、互いに並列に設
けられている。上記第一油圧ポンプ10はコンク
リートポンプ本体13を駆動するもので、その吐
出側は管路14によつてコンクリートポンプ本体
13の駆動シリンダに連絡されている。また、上
記第二油圧ポンプ11は、生コン輸送管路の洗浄
用の水ポンプ(洗浄手段)15もしくは上記コン
クリートポンプ本体13のいずれか一方を駆動す
るもので、その吐出側は管路16によつて電磁制
御パイロツト操作式の4ポート2位置切換弁(切
換え手段)17のPポートに連絡されている。そ
して、この切換弁17のAポートは管路18によ
つて上記管路14に連絡される一方、そのBポー
トは管路19によつて上記水ポンプ15の駆動装
置に連絡されている。さらに、上記第三油圧ポン
プ12はコンクリート流路切換弁20を駆動する
もので、その吐出側は管路21によつてコンクリ
ート流路切換弁20の駆動シリンダに連絡されて
いる。
しかして、上記構成の油圧回路にあつては、第
一油圧ポンプ10に並列に第二油圧ポンプ11が
設けられており、通常の生コン圧送時には切換弁
17を、そのPポートとAポートが連通するよう
に切換えて双方の油圧ポンプ10,11からの圧
油を合流させることによりコンクリートポンプ本
体13を駆動すると共に、第三油圧ポンプ12に
よりコンクリート流路切換弁20を作動させる。
一方、生コン打設作業を終えて洗浄作業に入る場
合には、切換弁17を、そのPポートとBポート
が連通するように切換えて第二油圧ポンプ11に
よつて水ポンプ15を駆動し、生コン輸送管の水
洗浄を開始すると同時に、第一油圧ポンプ10に
よりコンクリートポンプ本体13を、第三油圧ポ
ンプ12によりコンクリート流路切換弁20をそ
れぞれ駆動して空運転を行ないながら、ホツパや
コンクリート流路切換弁20回りの洗浄を実施す
る。
このように、上記油圧回路では、生コン輸送管
と、ホツパやコンクリート流路切換弁20回りの
生コン輸送管路の洗浄を同時に並行して行なうこ
とができ、しかも、第一油圧ポンプ10及び第二
油圧ポンプ11は共に可変容量形となつているか
ら、各洗浄作業のスピードを任意に変えることが
できる。
なお、ホツパやコンクリート流路切換弁20回
りの洗浄のための空運転ではそれ程洗浄スピード
を上げる必要がないので、第一油圧ポンプ10は
第二油圧ポンプ11より小さいものとした方が効
率が高まり、好都合である。
以上説明したように、本考案のコンクリートポ
ンプの油圧回路は、コンクリートポンプ本体を駆
動する第一油圧ポンプと、生コン輸送管路の洗浄
手段もしくはコンクリートポンプ本体のいずれか
一方を駆動する第二油圧ポンプと、コンクリート
流路切換弁を駆動する第三油圧ポンプとを具備せ
しめて構成したものであり、生コン圧送時には第
一油圧ポンプと第二油圧ポンプとの双方の圧油で
コンクリートポンプ本体を駆動する一方、洗浄時
には第一油圧ポンプによりコンクリートポンプ本
体を、また、第二油圧ポンプにより洗浄手段をそ
れぞれ駆動するようにしたものであるから、生コ
ン輸送管の洗浄と、コンクリートポンプを空運転
しながらのホツパやコンクリート流路切換弁回り
の洗浄とを同時に並行して行なうことができる。
したがつて、打設作業終了後の洗浄作業の効率が
大幅に高まり、作業者の労働負担が大きく軽減さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の油圧回路の一実施例を示す説
明図、第2図及び第3図はそれぞれ従来の油圧回
路の説明図である。 10……第一油圧ポンプ、11……第二油圧ポ
ンプ、12……第三油圧ポンプ、13……コンク
リートポンプ本体、15……水ポンプ(洗浄手
段)、20……コンクリート流路切換弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートポンプ本体を駆動する第一油圧ポ
    ンプと、切換え手段により切換えられて、生コン
    クリート輸送管路の洗浄手段もしくは上記コンク
    リートポンプ本体のいずれか一方を駆動する第二
    油圧ポンプと、コンクリート流路切換弁を駆動す
    る第三油圧ポンプとを具備して成ることを特徴と
    するコンクリートポンプの油圧回路。
JP13756584U 1984-09-11 1984-09-11 Expired JPH0121186Y2 (ja)

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JP13756584U JPH0121186Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

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JP13756584U JPH0121186Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS6153575U JPS6153575U (ja) 1986-04-10
JPH0121186Y2 true JPH0121186Y2 (ja) 1989-06-23

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ID=30695977

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JP13756584U Expired JPH0121186Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

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