JPS634551Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS634551Y2 JPS634551Y2 JP1983106490U JP10649083U JPS634551Y2 JP S634551 Y2 JPS634551 Y2 JP S634551Y2 JP 1983106490 U JP1983106490 U JP 1983106490U JP 10649083 U JP10649083 U JP 10649083U JP S634551 Y2 JPS634551 Y2 JP S634551Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- water
- pipe
- transport pipe
- water tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 72
- 239000002002 slurry Substances 0.000 claims description 16
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 8
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 44
- 238000005086 pumping Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000003912 environmental pollution Methods 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は生コンクリート、モルタル、半粘性流
体等のスラリーを輸送する輸送管の洗浄装置に関
する。
体等のスラリーを輸送する輸送管の洗浄装置に関
する。
コンクリートポンプによる生コンクリートの圧
送作業が終了すると、輸送管内に残留し或いは付
着している生コンクリートを水で洗浄する。従来
その水はコンクリートポンプに付設されている水
タンクから供給されるが、一般に水タンクの容量
は500程度であるため、輸送管を洗浄すると水
タンクは殆んど空の状態となる。しかしながら、
圧送作業の終了の後は、輸送管の洗浄の他にコン
クリートホツパやコンクリートシリンダ内部、コ
ンクリート切換弁等を洗浄する必要があるため、
輸送管の洗浄後、輸送管内に残つている水を水タ
ンクへ戻して再使用する。しかし、水タンクより
低い位置に設置された輸送管内の水は戻すことが
出来ず、かなり多量の水が回収出来ない。また、
輸送管の洗浄後、輸送管を開放すると、輸送管内
に残留している水が排出され、コンクリートポン
プの周囲を水びたしにするという不具合があつ
た。
送作業が終了すると、輸送管内に残留し或いは付
着している生コンクリートを水で洗浄する。従来
その水はコンクリートポンプに付設されている水
タンクから供給されるが、一般に水タンクの容量
は500程度であるため、輸送管を洗浄すると水
タンクは殆んど空の状態となる。しかしながら、
圧送作業の終了の後は、輸送管の洗浄の他にコン
クリートホツパやコンクリートシリンダ内部、コ
ンクリート切換弁等を洗浄する必要があるため、
輸送管の洗浄後、輸送管内に残つている水を水タ
ンクへ戻して再使用する。しかし、水タンクより
低い位置に設置された輸送管内の水は戻すことが
出来ず、かなり多量の水が回収出来ない。また、
輸送管の洗浄後、輸送管を開放すると、輸送管内
に残留している水が排出され、コンクリートポン
プの周囲を水びたしにするという不具合があつ
た。
本考案の目的は上記従来の欠点を解消し、輸送
管内に残留する水の殆んど全部を水タンクに回収
するとともに輸送管内に残留する水の排出に伴う
環境汚染を防止しようとするものである。
管内に残留する水の殆んど全部を水タンクに回収
するとともに輸送管内に残留する水の排出に伴う
環境汚染を防止しようとするものである。
本考案の要旨とするところは、各ピストンが互
に同期して逆方向に交番的に往復動する1対のス
ラリーシリンダのロツド側にそれぞれポンプ室を
形成し、これらポンプ室の吐出管を分岐してその
一方を仕切弁を介して水タンクに他方を仕切弁を
介してスラリー輸送管にそれぞれ連結するととも
に上記ポンプ室の吸込管を分岐してその一方を仕
切弁を介して水タンクに他方を仕切弁を介してス
ラリー輸送管にそれぞれ連結したことを特徴とす
るスラリー輸送管の洗浄装置にあり、本考案にお
いては上記構成を具えているので、水タンクに連
通する吸込管に介装された仕切弁とスラリー輸送
管に連通する吐出管に介装された仕切弁をそれぞ
れ閉じ、水タンクに連通する吐出管に介装された
仕切弁とスラリー輸送管に連通する吸込管に介装
された仕切弁をそれぞれ開いてスラリーシリンダ
のピストンを往復動させることにより、スラリー
輸送管内に残留する水の殆んど全部を水タンクに
回収でき、従つて、スラリー輸送管を開放した
際、その中に残留す水が排出されてその周囲を水
びたしにすることもない。
に同期して逆方向に交番的に往復動する1対のス
ラリーシリンダのロツド側にそれぞれポンプ室を
形成し、これらポンプ室の吐出管を分岐してその
一方を仕切弁を介して水タンクに他方を仕切弁を
介してスラリー輸送管にそれぞれ連結するととも
に上記ポンプ室の吸込管を分岐してその一方を仕
切弁を介して水タンクに他方を仕切弁を介してス
ラリー輸送管にそれぞれ連結したことを特徴とす
るスラリー輸送管の洗浄装置にあり、本考案にお
いては上記構成を具えているので、水タンクに連
通する吸込管に介装された仕切弁とスラリー輸送
管に連通する吐出管に介装された仕切弁をそれぞ
れ閉じ、水タンクに連通する吐出管に介装された
仕切弁とスラリー輸送管に連通する吸込管に介装
された仕切弁をそれぞれ開いてスラリーシリンダ
のピストンを往復動させることにより、スラリー
輸送管内に残留する水の殆んど全部を水タンクに
回収でき、従つて、スラリー輸送管を開放した
際、その中に残留す水が排出されてその周囲を水
びたしにすることもない。
以下、本考案をコンクリートポンプに適用した
図面に示す1実施例を参照しながら具体的に説明
する。
図面に示す1実施例を参照しながら具体的に説明
する。
図面において、1は主油圧シリンダ切換弁、
2,3は主油圧シリンダ、4,5はコンクリート
シリンダ、6は吸入弁、7は吐出弁、8,10は
吸込弁駆動用シリンダ、9,11は吐出弁駆動用
シリンダ、39は駆動シリンダ切換弁、40は切
換弁39と駆動シリンダ9,10を連通する油
管、41は切換弁39と駆動シリンダ8,11を
連通する油管である。12,13は水吸入弁、1
4,15は水吐出弁、16,17,18,19は
仕切弁、401,501はコンクリートピスト
ン、20,21はコンクリートピストン401,
501の背面コンクリートシリンダ4,5とで形
成されている水ポンプ室、22は水タンク、2
3,24,25,26,27は水吸込管、32,
33,34,35,36は水吐出管、28はコン
クリート輸送管である。29は主油圧シリンダ
2,3のロツド側の室203と303を連通させ
る油管、37,38は主油圧シリンダ切換弁1と
主油圧シリンダ2,3のヘツド側の室202,3
02を連結する油管、201,301は主油圧シ
リンダ2,3の油圧ピストンで、コンクリートピ
ストン401,501とロツド402,502で
連結される。Pは油圧ポンプに連通する油管、T
は油タンクに連通する油管である。水ポンプ室2
0の水吐出管35は分岐してその一方34は仕切
弁18を介して水タンク22に、他方32,33
は仕切弁19を介してコンクリート輸送管28に
連結され、水ポンプ室21の水吐出管36は分岐
してその一方32,34は仕切弁18を介して水
タンク22に他方33は仕切弁19を介してコン
クリート輸送管28に連結されている。また、水
ポンプ室20の水吸込管26は分岐してその一方
25は仕切弁16を介して水タンク22に、他方
23,24は仕切弁17を介してコンクリート輸
送管28に連結され、水ポンプ室21の水吸込管
27は分岐してその一方23,25は仕切弁16
を介して水タンク22に、他方24は仕切弁17
を介してコンクリート輸送管28に連結されてい
る。30はコンクリートホツパからコンクリート
シリンダ5のヘツド側の室503へのホツパ入
口、31はコンクリートホツパからコンクリート
シリンダ4のヘツド側の室403へのホツパ入口
である。
2,3は主油圧シリンダ、4,5はコンクリート
シリンダ、6は吸入弁、7は吐出弁、8,10は
吸込弁駆動用シリンダ、9,11は吐出弁駆動用
シリンダ、39は駆動シリンダ切換弁、40は切
換弁39と駆動シリンダ9,10を連通する油
管、41は切換弁39と駆動シリンダ8,11を
連通する油管である。12,13は水吸入弁、1
4,15は水吐出弁、16,17,18,19は
仕切弁、401,501はコンクリートピスト
ン、20,21はコンクリートピストン401,
501の背面コンクリートシリンダ4,5とで形
成されている水ポンプ室、22は水タンク、2
3,24,25,26,27は水吸込管、32,
33,34,35,36は水吐出管、28はコン
クリート輸送管である。29は主油圧シリンダ
2,3のロツド側の室203と303を連通させ
る油管、37,38は主油圧シリンダ切換弁1と
主油圧シリンダ2,3のヘツド側の室202,3
02を連結する油管、201,301は主油圧シ
リンダ2,3の油圧ピストンで、コンクリートピ
ストン401,501とロツド402,502で
連結される。Pは油圧ポンプに連通する油管、T
は油タンクに連通する油管である。水ポンプ室2
0の水吐出管35は分岐してその一方34は仕切
弁18を介して水タンク22に、他方32,33
は仕切弁19を介してコンクリート輸送管28に
連結され、水ポンプ室21の水吐出管36は分岐
してその一方32,34は仕切弁18を介して水
タンク22に他方33は仕切弁19を介してコン
クリート輸送管28に連結されている。また、水
ポンプ室20の水吸込管26は分岐してその一方
25は仕切弁16を介して水タンク22に、他方
23,24は仕切弁17を介してコンクリート輸
送管28に連結され、水ポンプ室21の水吸込管
27は分岐してその一方23,25は仕切弁16
を介して水タンク22に、他方24は仕切弁17
を介してコンクリート輸送管28に連結されてい
る。30はコンクリートホツパからコンクリート
シリンダ5のヘツド側の室503へのホツパ入
口、31はコンクリートホツパからコンクリート
シリンダ4のヘツド側の室403へのホツパ入口
である。
生コンクリートを圧送する際は、仕切弁16,
17,18,19を閉じる。主油圧シリンダ切換
弁1が図示の位置を占めるときは油ポンプから送
られた圧油が油管P、主油圧シリンダ切換弁1、
油管37を経て主油圧シリンダ2のヘツド側の室
201内に入つて、油圧ピストン201を図の右
方に向つて押進し、主油圧シリンダ2のロツド側
の室203内の油は油管29を経て主油圧シリン
ダ3のロツド側の室303に入り、油圧ピストン
301を図の左方に向つて押進する。主油圧シリ
ンダ3のヘツド側の室302内の油は油管38、
主油圧シリンダ切換弁1、油管Tを通つて油タン
クに戻る。油圧ピストン201が図の右方に向つ
て押進されると、これとロツド402を介して連
結されているコンクリートピストン401も図の
右方に向つて移動し、コンクリートシリンダ4の
ヘツド側の室403内の生コンクリートをコンク
リート輸送管28へ吐出する。また、油圧ピスト
ン301が図の左方に向つて押進されるとこれと
ロツド502を介して連結されているコンクリー
トピストン501も図の左方へ向つて移動し、コ
ンクリートホツパからの生コンクリートをホツパ
入口30を介してコンクリートシリンダ5のヘツ
ド側の室503内に吸込む。油圧ピストン20
1,301がストロークエンドに到達すると主油
圧シリンダ切換弁1及び駆動シリンダ切換弁39
が図の反対位置に切換えられる。すると、油管4
1を経て弁駆動シリンダ8,11に圧油が送給さ
れ、弁駆動シリンダ9,10内の油が油管40、
駆動シリンダ切換弁39を通つて油タンクに戻さ
れるので、吸入弁6は図の下方へ移動してホツパ
入口30を閉塞してホツパ入口31を開き、吐出
管7は図の上方へ移動してコンクリートシリンダ
4のヘツド側の室403とコンクリート輸送管2
8との連通を断ち、コンクリートシリンダ5のヘ
ツド側の室503とコンクリート輸送管28とを
連通させる。かくして、油圧ピストン301が図
の右方へ移動してコンクリートシリンダ5のヘツ
ド側の室503内の生コンクリートをコンクリー
ト輸送管28へ吐出し、油圧ピストン201が図
の左方へ移動してコンクリートホツパからの生コ
ンクリートをコンクリートシリンダ4のヘツド側
の室403内へ吸込む。以下上記の動作を交互に
繰返す。
17,18,19を閉じる。主油圧シリンダ切換
弁1が図示の位置を占めるときは油ポンプから送
られた圧油が油管P、主油圧シリンダ切換弁1、
油管37を経て主油圧シリンダ2のヘツド側の室
201内に入つて、油圧ピストン201を図の右
方に向つて押進し、主油圧シリンダ2のロツド側
の室203内の油は油管29を経て主油圧シリン
ダ3のロツド側の室303に入り、油圧ピストン
301を図の左方に向つて押進する。主油圧シリ
ンダ3のヘツド側の室302内の油は油管38、
主油圧シリンダ切換弁1、油管Tを通つて油タン
クに戻る。油圧ピストン201が図の右方に向つ
て押進されると、これとロツド402を介して連
結されているコンクリートピストン401も図の
右方に向つて移動し、コンクリートシリンダ4の
ヘツド側の室403内の生コンクリートをコンク
リート輸送管28へ吐出する。また、油圧ピスト
ン301が図の左方に向つて押進されるとこれと
ロツド502を介して連結されているコンクリー
トピストン501も図の左方へ向つて移動し、コ
ンクリートホツパからの生コンクリートをホツパ
入口30を介してコンクリートシリンダ5のヘツ
ド側の室503内に吸込む。油圧ピストン20
1,301がストロークエンドに到達すると主油
圧シリンダ切換弁1及び駆動シリンダ切換弁39
が図の反対位置に切換えられる。すると、油管4
1を経て弁駆動シリンダ8,11に圧油が送給さ
れ、弁駆動シリンダ9,10内の油が油管40、
駆動シリンダ切換弁39を通つて油タンクに戻さ
れるので、吸入弁6は図の下方へ移動してホツパ
入口30を閉塞してホツパ入口31を開き、吐出
管7は図の上方へ移動してコンクリートシリンダ
4のヘツド側の室403とコンクリート輸送管2
8との連通を断ち、コンクリートシリンダ5のヘ
ツド側の室503とコンクリート輸送管28とを
連通させる。かくして、油圧ピストン301が図
の右方へ移動してコンクリートシリンダ5のヘツ
ド側の室503内の生コンクリートをコンクリー
ト輸送管28へ吐出し、油圧ピストン201が図
の左方へ移動してコンクリートホツパからの生コ
ンクリートをコンクリートシリンダ4のヘツド側
の室403内へ吸込む。以下上記の動作を交互に
繰返す。
コンクリート輸送管28内を洗浄する際は、仕
切弁16,19を開とし、仕切弁17,18を閉
じる。主油圧シリンダ切換弁1が図示の位置を占
め、圧油が主油圧シリンダ2のヘツド側の室20
2に入ると、コンクリートピストン401の前進
によつて水タンク22から吸込管25、仕切弁1
6及び吸込管26、吸入弁12を通じて水ポンプ
室20へ水が吸入されると共に、コンクリートピ
ストン501の後退によつて水ポンプ室21内の
水は吐出弁15、吐出管36,33、仕切弁19
を通つて輸送管28へ送られる。コンクリートピ
ストン401がストロークエンドへ達すると主油
圧シリンダ切換弁1は反対位置へ切換り、油圧ピ
ストン201及び301は反転して動き始め次の
行程が行われる。この繰返しによつて、コンクリ
ートシリンダ4,5のロツド側の水ポンプ室2
0,21は水ポンプとして作用し、輸送管28の
水洗が行われる。輸送管28の水洗が終了すると
輸送管28内には水が充満しているが、コンクリ
ートポンプを停止し仕切弁17又は18を開ける
ことにより輸送管28内の水は、水タンク22と
のヘツド差により水吸込管24,23,25また
は水吐出管33,32,34を通つて水タンク2
2へ逆流して戻る。しかしながら、輸送管28は
コンクリートポンプの吐出口近くでは水タンク2
2より低い位置に設置されている事が多く、その
場合、輸送管28内に多量の水が残留する。そこ
で、輸送管28の洗浄終了後仕切弁16,19を
閉じ、17,18を開けてコンクリートポンプを
運転すると、前述のポンプ作用により輸送管28
内の残留水は、水吸込管24、仕切弁17、水吸
込管27、吸入弁13を通つて水ポンプ室20,
21へ吸入され、吐出弁18、吐出管36,3
2、仕切弁18、吐出管34を通つて水タンク2
2へ送られる。輸送管28の最も低い位置に吸込
管33を接続することにより、輸送管28内に残
留する水の殆んど全部を水タンク22へ戻すこと
が出来る。かくして、洗浄終了後、輸送管28を
分解または開放しても、輸送管28から排水する
ことはなく、その周辺を水びたしにして環境を汚
染することもない。また、コンクリートシリンダ
のロツド側の室20,21を利用し、これに逆止
弁12〜15および仕切弁16〜19を介装した
水配管23〜27,32〜36を介して水タンク
22および輸送管28を連結するという簡単な構
造で輸送管28への水の送給または輸送管28か
ら水の汲み上げを行うことができる。
切弁16,19を開とし、仕切弁17,18を閉
じる。主油圧シリンダ切換弁1が図示の位置を占
め、圧油が主油圧シリンダ2のヘツド側の室20
2に入ると、コンクリートピストン401の前進
によつて水タンク22から吸込管25、仕切弁1
6及び吸込管26、吸入弁12を通じて水ポンプ
室20へ水が吸入されると共に、コンクリートピ
ストン501の後退によつて水ポンプ室21内の
水は吐出弁15、吐出管36,33、仕切弁19
を通つて輸送管28へ送られる。コンクリートピ
ストン401がストロークエンドへ達すると主油
圧シリンダ切換弁1は反対位置へ切換り、油圧ピ
ストン201及び301は反転して動き始め次の
行程が行われる。この繰返しによつて、コンクリ
ートシリンダ4,5のロツド側の水ポンプ室2
0,21は水ポンプとして作用し、輸送管28の
水洗が行われる。輸送管28の水洗が終了すると
輸送管28内には水が充満しているが、コンクリ
ートポンプを停止し仕切弁17又は18を開ける
ことにより輸送管28内の水は、水タンク22と
のヘツド差により水吸込管24,23,25また
は水吐出管33,32,34を通つて水タンク2
2へ逆流して戻る。しかしながら、輸送管28は
コンクリートポンプの吐出口近くでは水タンク2
2より低い位置に設置されている事が多く、その
場合、輸送管28内に多量の水が残留する。そこ
で、輸送管28の洗浄終了後仕切弁16,19を
閉じ、17,18を開けてコンクリートポンプを
運転すると、前述のポンプ作用により輸送管28
内の残留水は、水吸込管24、仕切弁17、水吸
込管27、吸入弁13を通つて水ポンプ室20,
21へ吸入され、吐出弁18、吐出管36,3
2、仕切弁18、吐出管34を通つて水タンク2
2へ送られる。輸送管28の最も低い位置に吸込
管33を接続することにより、輸送管28内に残
留する水の殆んど全部を水タンク22へ戻すこと
が出来る。かくして、洗浄終了後、輸送管28を
分解または開放しても、輸送管28から排水する
ことはなく、その周辺を水びたしにして環境を汚
染することもない。また、コンクリートシリンダ
のロツド側の室20,21を利用し、これに逆止
弁12〜15および仕切弁16〜19を介装した
水配管23〜27,32〜36を介して水タンク
22および輸送管28を連結するという簡単な構
造で輸送管28への水の送給または輸送管28か
ら水の汲み上げを行うことができる。
図面は本考案の1実施例を示す系統図である。
4,5……スラリーシリンダ、401,501
……ピストン、20,21……ポンプ室、23,
24,25,26,27……吐出管、32,3
3,34,35,36……吸入管、16,17,
18,19……仕切弁、22……水タンク、28
……スラリー輸送管。
……ピストン、20,21……ポンプ室、23,
24,25,26,27……吐出管、32,3
3,34,35,36……吸入管、16,17,
18,19……仕切弁、22……水タンク、28
……スラリー輸送管。
Claims (1)
- 各ピストンが互に同期して逆方向に交番的に往
復動する1対のスラリーシリンダのロツド側にそ
れぞれポンプ室を形成し、これらポンプ室の吐出
管を分岐してその一方を仕切弁を介して水タンク
に他方を仕切弁を介してスラリー輸送管にそれぞ
れ連結するとともに上記ポンプ室の吸込管を分岐
してその一方を仕切弁を介して水タンクに他方を
仕切弁を介してスラリー輸送管にそれぞれ連結し
たことを特徴とするスラリー輸送管の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10649083U JPS6017287U (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | スラリ−輸送管の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10649083U JPS6017287U (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | スラリ−輸送管の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6017287U JPS6017287U (ja) | 1985-02-05 |
JPS634551Y2 true JPS634551Y2 (ja) | 1988-02-05 |
Family
ID=30249183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10649083U Granted JPS6017287U (ja) | 1983-07-11 | 1983-07-11 | スラリ−輸送管の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017287U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0451913Y2 (ja) * | 1987-07-09 | 1992-12-07 |
-
1983
- 1983-07-11 JP JP10649083U patent/JPS6017287U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6017287U (ja) | 1985-02-05 |
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