JP3427329B2 - 揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路 - Google Patents

揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路

Info

Publication number
JP3427329B2
JP3427329B2 JP25161394A JP25161394A JP3427329B2 JP 3427329 B2 JP3427329 B2 JP 3427329B2 JP 25161394 A JP25161394 A JP 25161394A JP 25161394 A JP25161394 A JP 25161394A JP 3427329 B2 JP3427329 B2 JP 3427329B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
line
swing
valve
pilot
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25161394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0893636A (ja
Inventor
建良 大木
Original Assignee
石川島建機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島建機株式会社 filed Critical 石川島建機株式会社
Priority to JP25161394A priority Critical patent/JP3427329B2/ja
Publication of JPH0893636A publication Critical patent/JPH0893636A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3427329B2 publication Critical patent/JP3427329B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明はコンクリートホッパ内に
収納した吸入吐出弁としての揺動管を左右に揺動させて
ホッパ内のコンクリート等の吸入吐出の切り換えを行う
ようにしてある揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】ホッパ内のコンクリートを2本のコンク
リート圧送用シリンダで交互に吸入吐出させるようにし
てあるコンクリートポンプには、吸入吐出の切り換えを
行う吸入吐出弁として、すべり弁形式のものと、揺動弁
形式のものを採用したものが従来より知られている。 【0003】吸入吐出弁を揺動弁形式とした従来のコン
クリートポンプは、図2及び図3に示す如く、ホッパ1
の前側壁下部に2つの吸入吐出口2を横に並べて設け、
ホッパ1の外部には、上記2つの吸入吐出口2に各々連
通する2本のコンクリート圧送用シリンダ3と4を平行
に設置し、該各コンクリート圧送用シリンダ3,4内に
収納したコンクリート圧送用ピストン5を、上記コンク
リート圧送用シリンダ3,4に洗浄室6を介して接続し
た主油圧シリンダ7,8内の主油圧ピストン9に各1本
のロッド10を介して一体的に連結し、主油圧シリンダ
7,8内の主油圧ピストン9を交互に前進後退させるこ
とによってコンクリート圧送用ピストン5を交互に前進
後退させるようにしてある。又、ホッパ1内には、S字
型に屈曲させた揺動管11を位置させ、該揺動管11の
前端にはシールリング12を取り付けて上記2つの吸入
吐出口2に交互に一致できるようにすると共に、上記揺
動管11の末端をホッパ1の背面を貫通させて輸送管に
接続させ、且つ上記揺動管11の途中に固定した連結軸
13をホッパ1の外部に設置した2本の揺動シリンダ1
4,15に操作レバー16を介して連結し、操作レバー
16を左右に傾動させることにより揺動管11を連結軸
13を中心に左右方向に揺動できるようにしてある。 【0004】上記コンクリートポンプでホッパ1内のコ
ンクリート17を吸入吐出させるときは、揺動管11の
前端を、既にホッパ1内のコンクリートの吸入を終えた
コンクリート圧送用シリンダ3に対応する吸入吐出口2
に位置させた後、当該コンクリート圧送用シリンダ3内
のコンクリート圧送用ピストン5を主油圧シリンダ7に
より前進させてコンクリート圧送用シリンダ3内のコン
クリート17を揺動管11を通して吐出させるようにす
ると同時に、別のコンクリート圧送用シリンダ4はコン
クリート圧送用ピストン5を後退させてホッパ1内のコ
ンクリート17を吸入吐出口2を通して吸入させるよう
にし、次に、揺動管11をコンクリート圧送用シリンダ
4に対応する吸入吐出口2側に揺動させて該コンクリー
ト圧送用シリンダ4を前進させて吐出させるようにし、
以後、揺動管11の揺動と圧送用シリンダ3,4の交互
の前進後退動作を行わせることによりコンクリート17
を揺動管11内を通して連続的に吸入吐出させるように
している。 【0005】上記コンクリートポンプにおいて、2本の
主油圧シリンダ7,8と2本の揺動シリンダ14,15
とを所要のタイミングで作動させるための油圧回路は、
図4に一例を示す如くである。すなわち、主油ポンプ1
8及びタンク19と2本の主油圧シリンダ7,8の両ヘ
ッド側圧力室とを結ぶ圧油給排ライン20の途中に、主
切換弁21を設け、且つ上記両主油圧シリンダ7と8の
ロッド側圧力室同士を密封回路22で連結し、主切換弁
21の切り換えにより主油ポンプ18から吐出された圧
油が交互に主油圧シリンダ7と8のヘッド側圧力室に供
給されて該主油圧シリンダ7内の主油圧ピストン9と主
油圧シリンダ8内の主油圧ピストン9が交互に前進後退
させられることにより、2本のコンクリート圧送用シリ
ンダ3と4が交互に吸入側と吐出側に切り換えられてホ
ッパ1内のコンクリート17を吸入して吐出させること
ができるようにしてある。又、2本の揺動シリンダ14
と15に副油ポンプ23から圧油を供給する圧油ライン
24の途中に、上流側から順にアンロード弁25、アキ
ュムレータ26、揺動切換弁27を設けて、揺動切換弁
27を切り換えることにより揺動シリンダ14と15が
交互に伸縮させられて揺動管11を左右に揺動させるよ
うにしてある。 【0006】又、上記圧油ライン24のアキュムレータ
26の上流側位置と主切換弁21の切換操作部とを接続
するパイロットライン28の途中に、ブースト弁29、
逆転弁33aを設け、且つ上記パイロットライン28の
ブースト弁29よりも下流位置から分岐させた分岐パイ
ロットライン30a,30bを揺動切換弁27の切換操
作部に接続し、更に、上記圧油ライン24の途中から取
り出した別のパイロットライン31を、主油圧シリンダ
7と8用のパイロット切換弁32、逆転弁33bを介し
て上記ブースト弁29の切換操作部に導くようにし、主
油圧シリンダ7又は8の主油圧ピストン9がストローク
エンドまで前進したときにスイッチからの指令で上記パ
イロット切換弁32が切り換えられてパイロット圧によ
りブースト弁29が切り換えられるようにしてある。 【0007】したがって、今、図4に示すように、各切
換弁21,27が図示のように切り換えられているとき
は、主油ポンプ18からの圧油が主油圧シリンダ7のヘ
ッド側に供給されるため、主油圧シリンダ7は前進させ
られて主油圧シリンダ8は後退させられる。一方、副油
ポンプ23からの圧油は圧油ライン24より揺動シリン
ダ14に供給されて揺動管が揺動させられる。 【0008】この状態から主油圧シリンダ7の主油圧ピ
ストン9が更に前進してストロークエンド部に達してパ
イロット切換弁32を切り換えると、圧油ライン24の
上流側のパイロット圧が、パイロットライン31より主
油圧シリンダ7側のパイロット切換弁32、逆転弁33
bを経てブースト弁29のポートa側の切換操作部に作
用して、該ブースト弁29をポートaに切り換える。こ
れによりパイロットライン28を通って作用するパイロ
ット圧が、ブースト弁29のポートa、逆転弁33aを
経て主切換弁21のポートa側の切換操作部に作用する
ため、該主切換弁21をポートaに切り換えると同時
に、パイロットライン30aより揺動切換弁27をポー
トa側に切り換えるので、主油圧シリンダ8が前進させ
られると共に、揺動シリンダ15が伸長して揺動管を切
り換えることになり、パイロット切換弁32の切り換え
により自動的に主油圧シリンダ7,8の前進後退、揺動
シリンダ14,15の切り換えが行われるようにしてあ
る。 【0009】上記揺動弁形コンクリートポンプでは、コ
ンクリートの圧送作業が終了してコンクリート圧送用シ
リンダ3,4内を洗浄する必要が生じた場合、従来で
は、コンクリートポンプの運転を停止した後、図5に示
す如く、揺動管11の末端に接続してある輸送管を取り
外して、揺動管11の末端より揺動管11内に洗浄ノズ
ル34を挿入した状態にし、再びコンクリートポンプを
運転させて、揺動管11を揺動させつつコンクリート圧
送用シリンダ3,4のピストン5を前後動させながら、
上記洗浄ノズル34から噴射させた洗浄水を、揺動管1
1を通してコンクリート圧送用シリンダ3,4内に送給
させるようにしていたが、かかる洗浄方式の場合、揺動
管11が揺動運動を行っていることから、コンクリート
圧送用シリンダ3,4内の洗浄状況を見ながら洗浄作業
を行うことはできなかった。 【0010】そのため、最近、図6に示す如く、揺動管
11の連結軸13と操作レバー16との間にクラッチ3
5を介在させ、クラッチ35の操作により操作レバー1
6と連結軸13との結合を解き、輸送管を取り外すこと
なく揺動管11を上方へ跳ね上げた状態として、コンク
リート圧送用シリンダ3,4を、内部状況を見ながら直
接洗浄する方式が考え出されている。 【0011】 【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のコン
クリートポンプの油圧回路は、図4に示す如き構成とな
っているため、副油ポンプ23の運転を停止しても、ア
キュムレータ26の圧力が揺動シリンダ14,15及び
各パイロットライン28,30a,30b,31に作用
するため、主油圧シリンダ7,8の主油圧ピストン9を
前進後退させてコンクリート圧送用ピストン5を前進後
退させるとき、この動作に伴って揺動切換弁27が自動
的に切り換わり、揺動シリンダ14,15が動作して揺
動管が動いてしまうという問題がある。 【0012】そこで、本発明は、副油ポンプの運転を停
止した際に、コンクリート圧送用ピストンを前進後退さ
せていても、揺動管の動きを直ちに止めることができる
ようにしようとするものである。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、ホッパ内の揺動管を揺動させるための揺
動シリンダに副油ポンプからの圧油を供給する圧油ライ
ンに、上流側から順にアキュムレータ、揺動切換弁を設
け、一方、ホッパ内のコンクリートを吸入吐出させるコ
ンクリート圧送用シリンダを作動させるための2本の主
油圧シリンダに主油ポンプから圧油を給排するラインの
途中に主切換弁を設け、且つ上記主油圧シリンダの前進
側ストロークエンドで切り換わるパイロット切換弁を通
してブースト弁の両側にパイロット圧を作用させるパイ
ロットラインと、上記ブースト弁を通して上記主切換弁
の両側にパイロット圧を作用させるパイロットライン
と、該主切換弁の両側にパイロット圧を作用させるパイ
ロットラインより分岐して揺動切換弁の両側にパイロッ
ト圧を作用させる分岐パイロットラインとを備えてなる
揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路における上記揺
動シリンダへの圧油ラインのアキュムレータ上流位置に
圧抜き用切換弁を設けて、該圧抜き用切換弁を介して上
記揺動シリンダへの圧油ラインを該圧油ラインのアキュ
ムレータ上流側位置とタンクに連通させるようにすると
共に、該圧抜き用切換弁を介して上記揺動シリンダへの
圧油ラインのアキュムレータ上流位置と上記タンクに連
通させるようにしてある補助パイロットラインを、上記
一方の分岐パイロットラインに接続して、揺動シリンダ
への圧油ラインと補助パイロットラインが上記圧抜き用
切換弁の切り換えで交互にタンクに連通させられるよう
にし、上記補助パイロットラインと分岐パイロットライ
ンとの接続部にシャトル弁を組み込んだ構成とする。 【0014】 【作用】コンクリート圧送用シリンダ内を洗浄する場
合、圧抜き用切換弁を操作してアキュムレータの圧を圧
抜き用ラインに導くようにすると、その圧が補助パイロ
ットライン、シャトル弁を経て一方の分岐パイロットラ
インに作用することにより、揺動切換弁の切換位置が一
方にロックされるため、揺動シリンダの動きを止めるこ
とができる。したがって、揺動管を跳ね上げた状態でコ
ンクリート圧送用シリンダを運転しながら洗浄作業を実
施できることになる。 【0015】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 【0016】図1は本発明の一実施例を示すもので、図
4に示したと同様な構成としてある揺動弁形コンクリー
トポンプの油圧回路において、圧油ライン24のアキュ
ムレータ26の上流位置に圧抜き用切換弁38を設け
て、該圧抜き用切換弁38を介してアキュムレータ26
の上流側と下流側との間にライン37,39を設け、圧
抜き用切換弁38の切り換えにより揺動シリンダ14,
15の圧力を抜くことができるようにし、且つ揺動切換
弁27にパイロット切換圧を作用させる一方のパイロッ
トライン30aの途中に補助パイロットライン40の一
端を接続して、該接続部にシャトル弁36を組み付け、
且つ上記補助パイロットライン40の他端と、圧油ライ
ン24のアキュムレータ26の上流位置から導いたライ
ン37とを圧抜き用切換弁38を介して接続し、副油ポ
ンプ23を停止させたときに、圧抜き用切換弁38を図
上ポートaからポートbに切り換えることにより、アキ
ュムレータ26による圧力を補助パイロットライン4
0、シャトル弁36、切換操作用のパイロットライン3
0aを経て揺動切換弁27の一方の切換操作部に作用さ
せてポートを一方向へ加圧してロックさせられるように
し、又、揺動シリンダ14,15に作用する圧力をライ
ン39、圧抜き用切換弁38を経てタンクに戻すように
する。なお、副油ポンプ23の運転時には、アキュムレ
ータ26の圧力はライン37から圧抜き用切換弁38の
ポートaを通り、ライン39により揺動切換弁27の上
流側の圧油ライン24に合流させるようにしてある。4
1はパイロットチェック弁、42はピストン引抜弁、4
3はリリーフ弁を示す。 【0017】コンクリートの圧送作業が終了した後、コ
ンクリート圧送用シリンダ3,4内を洗浄する場合に
は、先ず、図6に示す如く、揺動管11を別途手段によ
り上方へ跳ね上げた状態とし、且つ副油ポンプ23を停
止して図1に示す圧抜き用切換弁38をポートaからポ
ートbに切り換えるようにし、洗浄ノズル34をホッパ
1内に持ち込んで洗浄水をコンクリート圧送用シリンダ
3と4の内部に噴射させつつコンクリート圧送用シリン
ダ3と4を運転させるようにする。 【0018】すなわち、揺動管11を跳ね上げ、圧抜き
用切換弁38をポートbに切り換えた後、主油ポンプ1
8のみを運転させるようにすると、主油圧シリンダ7,
8の主油圧ピストン9が交互に前進後退させられること
によりコンクリート圧送用シリンダ3,4内のコンクリ
ート圧送用ピストン5が交互に前進後退させられること
になるが、このとき、揺動シリンダ14,15に作用す
るアキュムレータ26の圧がライン39を通って抜か
れ、又、アキュムレータ26の圧がライン37から圧抜
き用切換弁38のポートbを通り、更に、補助パイロッ
トライン40を経由してシャトル弁36に導かれ、該シ
ャトル弁36を介し揺動切換弁27の一方の切換操作部
に作用するため、揺動切換弁27の位置が加圧ロックさ
れることになる。したがって、揺動シリンダ14,15
は、アキュムレータ26の圧が圧油ライン24から作用
しても一方のストロークエンドでその伸縮位置が保持さ
れることになり、作動が停止させられる。 【0019】このため、作業者は、揺動シリンダ14,
15の動きを気にすることなく、コンクリート圧送用シ
リンダ3,4の洗浄を内部状況を見ながら円滑に行うこ
とができるようになる。又、この際、揺動管11は跳ね
上げられていることから、ホッパ1内の洗浄も楽に行う
ことができる。 【0020】なお、本発明は上記実施例では、コンクリ
ートポンプでコンクリートを扱う場合について示した
が、コンクリートポンプで他の高粘性流体を扱う場合に
ついても同様に実施できること、その他本発明の要旨を
逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿
論である。 【0021】 【発明の効果】以上述べた如く、本発明の揺動弁形コン
クリートポンプの油圧回路によれば、ホッパ内の揺動管
を揺動させるための揺動シリンダに副油ポンプからの圧
油を供給する圧油ラインに、上流側から順にアキュムレ
ータ、揺動切換弁を設け、一方、ホッパ内のコンクリー
トを吸入吐出させるコンクリート圧送用シリンダを作動
させるための2本の主油圧シリンダに主油ポンプから圧
油を給排するラインの途中に主切換弁を設け、且つ上記
主油圧シリンダの前進側ストロークエンドで切り換わる
パイロット切換弁を通してブースト弁の両側にパイロッ
ト圧を作用させるパイロットラインと、上記ブースト弁
を通して上記主切換弁の両側にパイロット圧を作用させ
るパイロットラインと、該主切換弁の両側にパイロット
圧を作用させるパイロットラインより分岐して揺動切換
弁の両側にパイロット圧を作用させる分岐パイロットラ
インとを備えてなる揺動弁形コンクリートポンプの油圧
回路における上記揺動シリンダへの圧油ラインのアキュ
ムレータ上流位置に圧抜き用切換弁を設けて、該圧抜き
用切換弁を介して上記揺動シリンダへの圧油ラインを該
圧油ラインのアキュムレータ上流側位置とタンクに連通
させるようにすると共に、該圧抜き用切換弁を介して上
記揺動シリンダへの圧油ラインのアキュムレータ上流位
置と上記タンクに連通させるようにしてある補助パイロ
ットラインを、上記一方の分岐パイロットラインに接続
して、揺動シリンダへの圧油ラインと補助パイロットラ
インが上記圧抜き用切換弁の切り換えで交互にタンクに
連通させられるようにし、上記補助パイロットラインと
分岐パイロットラインとの接続部にシャトル弁を組み
んだ構成としてあるので、圧抜き用切換弁の操作で揺動
シリンダへの圧油ラインの圧を抜き、このときアキュム
レータの圧を補助パイロットライン、シャトル弁を経て
揺動切換弁に作用させることにより揺動シリンダの作動
位置を一方に固定できることから、揺動シリンダの動き
を気にすることなく、揺動管を跳ね上げた状態で、内部
状況を見ながらコンクリート圧送用シリンダを簡単に洗
浄することができるようになる、という優れた効果を発
揮する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の揺動弁形コンクリートポンプの油圧回
路の一実施例を示す概略図である。 【図2】揺動弁形コンクリートポンプの一例を示す概要
図である。 【図3】図2のIII −III 矢視図である。 【図4】従来の揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路
の一例を示す概略図である。 【図5】コンクリート圧送用シリンダの洗浄方式の一例
を示す概要図である。 【図6】コンクリート圧送用シリンダの洗浄方式の他の
例を示す概要図である。 【符号の説明】 1 ホッパ 3,4 コンクリート圧送用シリンダ 7,8 主油圧シリンダ 11 揺動管 14,15 揺動シリンダ 18 主油ポンプ 21 主切換弁 23 副油ポンプ 24 圧油ライン 26 アキュムレータ 27 揺動切換弁 29 ブースト弁 30a,30b 分岐パイロットライン 32 パイロット切換弁 36 シャトル弁 37 ライン 38 圧抜き用切換弁 40 補助パイロットライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04B 9/00 - 15/08

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ホッパ内の揺動管を揺動させるための揺
    動シリンダに副油ポンプからの圧油を供給する圧油ライ
    ンに、上流側から順にアキュムレータ、揺動切換弁を設
    け、一方、ホッパ内のコンクリートを吸入吐出させるコ
    ンクリート圧送用シリンダを作動させるための2本の主
    油圧シリンダに主油ポンプから圧油を給排するラインの
    途中に主切換弁を設け、且つ上記主油圧シリンダの前進
    側ストロークエンドで切り換わるパイロット切換弁を通
    してブースト弁の両側にパイロット圧を作用させるパイ
    ロットラインと、上記ブースト弁を通して上記主切換弁
    の両側にパイロット圧を作用させるパイロットライン
    と、該主切換弁の両側にパイロット圧を作用させるパイ
    ロットラインより分岐して揺動切換弁の両側にパイロッ
    ト圧を作用させる分岐パイロットラインとを備えてなる
    揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路における上記揺
    動シリンダへの圧油ラインのアキュムレータ上流位置に
    圧抜き用切換弁を設けて、該圧抜き用切換弁を介して上
    記揺動シリンダへの圧油ラインを該圧油ラインのアキュ
    ムレータ上流側位置とタンクに連通させるようにすると
    共に、該圧抜き用切換弁を介して上記揺動シリンダへの
    圧油ラインのアキュムレータ上流位置と上記タンクに連
    通させるようにしてある補助パイロットラインを、上記
    一方の分岐パイロットラインに接続して、揺動シリンダ
    への圧油ラインと補助パイロットラインが上記圧抜き用
    切換弁の切り換えで交互にタンクに連通させられるよう
    にし、上記補助パイロットラインと分岐パイロットライ
    ンとの接続部にシャトル弁を組み込んだ構成を有するこ
    とを特徴とする揺動弁形コンクリートポンプの油圧回
    路。
JP25161394A 1994-09-21 1994-09-21 揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路 Expired - Fee Related JP3427329B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25161394A JP3427329B2 (ja) 1994-09-21 1994-09-21 揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25161394A JP3427329B2 (ja) 1994-09-21 1994-09-21 揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0893636A JPH0893636A (ja) 1996-04-09
JP3427329B2 true JP3427329B2 (ja) 2003-07-14

Family

ID=17225431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25161394A Expired - Fee Related JP3427329B2 (ja) 1994-09-21 1994-09-21 揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3427329B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013117052A1 (zh) * 2012-02-06 2013-08-15 湖南三一智能控制设备有限公司 一种泵送液压系统及包括该系统的混凝土泵送设备

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4744205B2 (ja) * 2005-06-22 2011-08-10 Ihi建機株式会社 コンクリートポンプの閉塞防止装置
CN102094782B (zh) * 2011-03-04 2013-02-27 徐工集团工程机械股份有限公司建设机械分公司 一种混凝土泵送设备及其液压系统
CN102878044B (zh) * 2012-10-17 2015-01-07 飞翼股份有限公司 全液压控制的矿用混凝土输送泵
CN102926539B (zh) * 2012-11-06 2016-04-06 三一重工股份有限公司 泵送机械及其应急驱动系统
CN103470555B (zh) * 2013-09-10 2017-04-05 三一汽车制造有限公司 一种摇摆机构及混凝土泵送设备
CN106801691B (zh) * 2017-04-01 2018-04-17 湖南拓沃重工科技有限公司 混凝土泵及其液压系统、控制方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013117052A1 (zh) * 2012-02-06 2013-08-15 湖南三一智能控制设备有限公司 一种泵送液压系统及包括该系统的混凝土泵送设备

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0893636A (ja) 1996-04-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3427329B2 (ja) 揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路
JP3143772B2 (ja) コンクリートポンプの制御装置
JPH06330851A (ja) 超高圧発生装置
JP3718821B2 (ja) コンクリートポンプの油圧回路
JP3143773B2 (ja) コンクリート圧送装置
KR940000281Y1 (ko) 상하수관 세척용 고압수 공급장치
JPH10281058A (ja) 粘性流体ポンプの油圧駆動回路
US5173035A (en) Reciprocating pump
JPS6211345Y2 (ja)
JPH094608A (ja) 油圧シリンダ
JP2511469Y2 (ja) コンクリ―トポンプの油圧駆動回路
JP2510985B2 (ja) コンクリ−トポンプの油圧回路
KR100242962B1 (ko) 콘크리트 펌프트럭용 코어펌프의 가동방식 전환장치
SU1477268A2 (ru) Тракторный агрегат
JPS634551Y2 (ja)
JPH0519569U (ja) コンクリートポンプの洗浄用油圧回路
JP2522400Y2 (ja) 粘性流体ポンプの油圧回路
JPH0886275A (ja) 揺動弁形コンクリートポンプにおける揺動シリンダの制御回路
JPS6337501Y2 (ja)
KR910000574B1 (ko) 가압공기식 액체혼합 압송장치
JPH01169102A (ja) アクチュエータの駆動油圧回路
JPH0381579A (ja) 生コンクリート圧送用ポンプにおける油圧シリンダの同調方法及びその装置
JPH0240870B2 (ja) Yuatsukudogatapisutonhonpu
JPH1030555A (ja) 揺動弁形コンクリートポンプの揺動管跳上用圧抜き装置
JPH078633Y2 (ja) シールド掘進機自動方向制御装置の液圧回路

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080516

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090516

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100516

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees