JP2522400Y2 - 粘性流体ポンプの油圧回路 - Google Patents

粘性流体ポンプの油圧回路

Info

Publication number
JP2522400Y2
JP2522400Y2 JP5135791U JP5135791U JP2522400Y2 JP 2522400 Y2 JP2522400 Y2 JP 2522400Y2 JP 5135791 U JP5135791 U JP 5135791U JP 5135791 U JP5135791 U JP 5135791U JP 2522400 Y2 JP2522400 Y2 JP 2522400Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
main hydraulic
pressure
valve
switching valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP5135791U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04137276U (ja
Inventor
孝之 安間
Original Assignee
石川島建機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島建機株式会社 filed Critical 石川島建機株式会社
Priority to JP5135791U priority Critical patent/JP2522400Y2/ja
Publication of JPH04137276U publication Critical patent/JPH04137276U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2522400Y2 publication Critical patent/JP2522400Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は複列主油圧シリンダの作
動によりホッパー内の粘性流体を2本の流体圧送用シリ
ンダで交互に吸入して吐出させる粘性流体ポンプの油圧
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリートの如き粘性流体を輸送する
粘性流体ポンプのうち、粘性流体ホッパー内の粘性流体
を2本の流体圧送用シリンダで交互に吸入吐出させる型
式の粘性流体ポンプとしては、図2に示す如き構成のも
のが知られている。すなわち、前面下部に2つの吸入吐
出口1,2を並べて設けた粘性流体ホッパー3の外側
に、上記2つの吸入吐出口1,2に各々連通する2本の
流体圧送用シリンダ4と5を平行に設置し、該流体圧送
用シリンダ4と5に収納した流体圧送用ピストン6と7
を、上記流体圧送用シリンダ4と5に洗浄室8を介して
接続した主油圧シリンダ9と10内の主油圧ピストン1
1と12に各1本のロッド13と14を介して一体連結
し、且つ上記主油圧シリンダ9,10のロッド側圧力室
9a,10a同士を密封回路用配管15で連結して密封
回路を構成すると共に、上記主油圧シリンダ9,10の
ヘッド側圧力室9b,10bに圧油給排管19,20を
接続し、更に、該圧油給排管に電磁切換弁を介して吐出
側配管と戻り側配管を接続して、主油圧シリンダ9,1
0の主油圧ピストン11,12を交互に前進後退させる
ことによって流体圧送用ピストン6,7を交互に前進後
退させるようにしてある。一方、粘性流体ホッパー3内
には、S字状に屈曲させた揺動管16を位置させ、該揺
動管16の一端にはシールリングを取り付けて上記2つ
の吸入吐出口1,2に交互に一致できるようにすると共
に、上記揺動管16の他端を粘性流体ホッパー3の背面
を貫通させて輸送管17に接続させ、且つ上記揺動管1
6を、上記輸送管17への接続部に設定した揺動軸芯1
8を中心に図示しない揺動シリンダによって左右方向へ
揺動できるようにしてある。
【0003】上記の粘性流体ポンプで粘性流体ホッパー
3内の粘性流体を吸入し吐出させるときは、上記揺動管
16を揺動させて、2つの吸入吐出口1と2に交互に位
置させるようにし、揺動管16が位置させられた吸入吐
出口1側では流体圧送用シリンダ4のピストン6を主油
圧シリンダ9により前進させてこれまで流体圧送用シリ
ンダ4内に吸入した粘性流体を揺動管16内を通して吐
出させるようにすると同時に、他方の吸入吐出口2側で
は流体圧送用シリンダ5内のピストン7を後退させて粘
性流体ホッパー3内の粘性流体を吸入吐出口2を通して
吸入させるようにし、次に、揺動管16を他方の吸入吐
出口2側に位置するように揺動させると、流体圧送用シ
リンダ4,5を上記とは逆の作動をさせ、粘性流体を揺
動管16内を通して連続的に吐出させるようにする。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記粘性流
体ポンプの場合、2本の主油圧シリンダ9,10の主油
圧ピストン11,12を交互に確実に前進後退させるた
めに、各々のロッド側圧力室9a,10a同士を密封回
路用配管15により接続して密封回路を構成しているの
で、流体圧送用シリンダ4,5内の流体圧送用ピストン
6,7を同時に前進後退させることができない。このた
め、粘性流体の圧送が終了しても、片側の流体圧送用シ
リンダ4又は5内に残った粘性流体を排出することがで
きず、圧送作業終了後に大掛かりな洗浄作業が必要とな
る。又、流体圧送用ピストン6,7に摩耗が生じた場合
には交換する必要があるが、上記密封回路の存在によ
り、主油圧ピストン11,12を同時に後退させること
ができず、一方の流体圧送用ピストン6又は7を洗浄室
8の部分まで引き抜いても他方の流体圧送用ピストン7
又は6は引き抜くことはできず、したがって、流体圧送
用ピストン6,7を同時に交換することはできなかっ
た。更に、上記密封回路の油量が不足してしまったよう
な場合、従来では、圧油の補給を行うことができないの
で、主油圧ピストン11,12のストロークが小さくな
ることにより流体圧送用シリンダ4,5による粘性流体
の吸入吐出量が少なくなってしまう問題がある。
【0005】そこで、本考案は、2本の主油圧シリンダ
の各主油圧ピストンを個々に前進後退可能として、2本
の流体圧送用シリンダ内の流体圧送用ピストンの押し出
し、引き抜きを行えるようにし、粘性流体圧送終了後に
流体圧送用シリンダ内の粘性流体を容易に排出させられ
るようにすると共に、2本の流体圧送用ピストンの交換
作業を同時に行えるようにし、更に、密封回路の油量が
不足した場合でも補給したり、あるいは入れ替えること
ができるような粘性流体ポンプの油圧回路を提供しよう
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、2本の流体圧送用シリンダに収納した流
体圧送用ピストンを、上記2本の流体圧送用シリンダと
洗浄室を介して接続した2本の主油圧シリンダ内の主油
圧ピストンに各1本のロッドを介して一体連結し、且つ
上記主油圧シリンダのヘッド側圧力室にそれぞれ接続し
た圧油給排管を第1電磁切換弁を介して吐出側配管と戻
り側配管に接続すると共に、上記各主油圧シリンダのロ
ッド側圧力室同士を密封回路用配管にて連結し、上記主
油圧ピストンを交互に前進後退させることにより上記各
流体圧送用ピストンを交互に前進後退させるようにして
ある粘性流体ポンプの油圧回路において、上記吐出側配
管と戻り側配管の途中を、リリーフ弁を備えたバイパス
管でつなぐと共に、上記リリーフ弁の作動を規制するた
めの第1電磁開閉弁を具備させ、且つ上記密封回路用配
管に、第2電磁切換弁を配置し、更に、該第2電磁切換
弁に、給油管と排油管を接続し、上記給油管の途中に第
2電磁開閉弁を設けた構成とする。
【0007】
【作用】粘性流体圧送終了後、一方の主油圧シリンダの
主油圧ピストンが後退させられている状態において、密
封回路用配管に設けた第2電磁切換弁の操作により上記
一方の主油圧シリンダのロッド側圧力室を排油管側に連
通させ、次いで、圧油給排管側の第1電磁切換弁の操作
で上記一方の主油圧シリンダのヘッド側圧力室に圧油を
供給すると、既に前進させられている他方の主油圧シリ
ンダの主油圧ピストンに影響を与えることなく、上記一
方の主油圧シリンダの主油圧ピストンを前進させること
ができる。したがって、両流体圧送用シリンダ内の粘性
流体を排出させることができるようになる。
【0008】又、第1電磁開閉弁の操作でリリーフ弁が
作動させられるようにすると共に、第1電磁切換弁の操
作で一方の主油圧シリンダの給排管と吐出側配管とを連
通させ、且つ第2電磁開閉弁と第2電磁切換弁の操作に
より、給油管を上記一方の主油圧シリンダのロッド側圧
力室に連通させると、上記一方の主油圧シリンダの主油
圧ピストンを他方の主油圧シリンダに影響を与えること
なくヘッド側ストロークエンドまで移動させることがで
きるようになる。したがって、各流体圧送用シリンダの
流体圧送用ピストンを別々に引き抜くことができるよう
になる。
【0009】更に、各主油圧シリンダのロッド側圧力室
と密封回路用配管によって構成される密封回路の油量が
不足した場合、上記流体圧送用ピストンの引き抜き操作
と同様な操作を行うことで、圧油を補給することができ
るようになる。
【0010】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。
【0011】図1は本考案の一実施例を示すもので、図
2に示すものと同様な構成としてある粘性流体ポンプに
おいて、主油圧シリンダ9,10のヘッド側圧力室9
b,10bに接続した圧油給排管19,20を、ソレノ
イドSOL1及びSOL2のON・OFFにより切り換
えられる第1電磁切換弁21を介して、主油圧源として
の油圧ポンプ22からの吐出側配管23とタンク25へ
の戻り側配管24に接続し、上記ソレノイドSOL1,
SOL2を交互にON・OFF操作して第1電磁切換弁
21の給排ポートを切り換えることにより主油圧シリン
ダ9,10の主油圧ピストン11,12を交互に前進後
退させられるようにし、且つ上記吐出側配管23と戻り
側配管24の中途部間にバイパス管26を設けて、該バ
イパス管26にリリーフ弁27を設置すると共に、該リ
リーフ弁27の圧力設定室側を、ソレノイドSOL5を
有する第1電磁開閉弁28を介して上記戻り側配管24
のタンク25側位置に接続し、上記ソレノイドSOL5
をOFFにして第1電磁開閉弁28のポートを閉塞した
ときに吐出側配管23内の圧油をバイパス管26及び戻
り側配管24を通してタンク25内に戻し得るようにす
る。又、上記主油圧シリンダ9,10のロッド側圧力室
9a,10a間を連結して密封回路を構成するための密
封回路用配管15の途中に、ソレノイドSOL3及びS
OL4のON・OFFで切り換えられる第2電磁切換弁
29を配置し、油圧源30に接続した給油管31とタン
ク25へ導設した排油管32を上記第2電磁切換弁29
を介して密封回路用配管15に接続し、且つ上記給油管
31の途中に、ソレノイドSOL6を有する第2電磁開
閉弁33を設け、上記ソレノイドSOL6をONにして
第2電磁開閉弁33の給油ポートを開放すると共に、上
記ソレノイドSOL3又はSOL4をONにして第2電
磁切換弁29の給排ポートを選択することにより、油圧
シリンダ9,10のいずれかのロッド側圧力室に圧油が
供給されるようにする。なお、上記油圧源30として
は、油圧ポンプあるいは蓄圧器等を採用する。
【0012】通常運転時は、ソレノイドSOL3,SO
L4をいずれもOFFにして第2電磁切換弁29を中立
状態にし、且つソレノイドSOL5をONにして第1電
磁開閉弁28のポートを開放しておき、更に、ソレノイ
ドSOL1,SOL2を交互にONにして第1電磁切換
弁21をの給排ポートを所要のタイミングで切り換える
ようにする。この場合、たとえば、第1電磁切換弁21
のソレノイドSOL1がONにされると、油圧ポンプ2
2からの圧油は吐出側配管23から第1電磁切換弁21
を介し圧油給排管19を通り主油圧シリンダ9のヘッド
側圧力室9bに送られることにより、主油圧ピストン1
1が前進させられ、このとき、主油圧シリンダ9のロッ
ド側圧力室9aから押し出された圧油が密封回路用配管
15を通り主油圧シリンダ10のロッド側圧力室10a
に入れられることにより主油圧ピストン12は後退させ
られ、主油圧シリンダ10のヘッド側圧力室10bから
押し出された圧油は圧油給排管20から第1電磁切換弁
21を介し戻り側配管24を通りタンク25に戻され
る。一方、第1電磁切換弁21のソレノイドSOL2が
ONにされると、油圧ポンプ22からの圧油は上記とは
逆に主油圧シリンダ10側に供給されることにより主油
圧ピストン12が前進させられると共に主油圧ピストン
11が後退させられる。
【0013】上記主油圧シリンダ9,10内の主油圧ピ
ストン11,12の前進後退動作に伴って流体圧送用シ
リンダ4,5内の流体圧送用ピストン6,7が交互に前
進後退させられることにより粘性流体の圧送が行われる
が、上記粘性流体の圧送作業が終了した場合、流体圧送
用シリンダ4,5内の流体圧送用ピストン6,7のいず
れか一方は後退させられた状態にあって粘性流体が吸入
された状態にあるので、それを排出すべく、次の操作を
行う。すなわち、たとえば、主油圧シリンダ10内の主
油圧ピストン12が前進させられていて主油圧シリンダ
9内の主油圧ピストン11が後退させられている場合に
は、第1電磁切換弁21のソレノイドSOL1をONに
すると共に、第1電磁開閉弁28のソレノイドSOL5
をONにしてポートを閉鎖し、更に、第2電磁切換弁2
9のソレノイドSOL3をONにすると共に、第2電磁
開閉弁33のソレノイドSOL6をOFFにしてポート
を閉鎖する。これにより、油圧ポンプ22からの圧油は
主油圧シリンダ9のヘッド側圧力室9bに供給されるた
め、主油圧ピストン11が前進させられて流体圧送用ピ
ストン6が押し出されることにより、流体圧送用シリン
ダ4に残っていた粘性流体は排出されることになる。こ
のとき、主油圧シリンダ9のロッド側圧力室9aから押
し出された圧油は主油圧シリンダ10側へは送られず、
密封回路用配管15の途中から第2電磁切換弁29を介
し排油管32を通ってタンク25へ入れられる。又、こ
の際、主油圧シリンダ10側では、第2電磁開閉弁33
のポートが閉鎖されているため、圧油が作用することは
なく、主油圧ピストン12を前進させた流体圧送用ピス
トン7の押し出し状態を保持している。主油圧シリンダ
10内の主油圧ピストン12が後退させられていて、主
油圧シリンダ9内の主油圧ピストン11が前進させられ
ている場合には、第1電磁切換弁21のソレノイドSO
L2をONにし、第2電磁切換弁29のソレノイドSO
L4をONにすることにより、上記とは逆の動作が得ら
れる。
【0014】次に、摩耗等により流体圧送用ピストン
6,7を交換する場合において、たとえば、主油圧シリ
ンダ9側の流体圧送用ピストン6を流体圧送用シリンダ
4から引き抜く場合には、第1電磁切換弁21のソレノ
イドSOL1をONにすると共に、第1電磁開閉弁28
のソレノイドSOL5をOFFにしてポートを開放し、
リリーフ弁27が作動できるような状態にし、更に、第
2電磁切換弁29のソレノイドSOL4をONにすると
共に、第2電磁開閉弁33をONにしてポートを開放さ
せるようにする。この場合、油圧ポンプ22の駆動を停
止すると、油圧源30からの圧油が給油管31から第2
電磁切換弁33、給油管31、第2電磁切換弁29、配
管15を順次通って主油圧シリンダ9のロッド側圧力室
9aに供給されるため、主油圧シリンダ9内の主油圧ピ
ストン11が後退させられることになり、この際、主油
圧ピストン9のヘッド側圧力室9bから押し出された圧
油は、圧油給排管19から第1電磁切換弁21、吐出側
配管23、バイパス管26、リリーフ弁27、バイパス
管26、戻り側配管24を順次通ってタンク25に戻さ
れる。したがって、上記主油圧ピストン11は主油圧シ
リンダ9内のヘッド側のストロークエンドまで後退させ
られるため、流体圧送用ピストン6を流体圧送用シリン
ダ4から洗浄室8内に引き抜くことができる。一方、主
油圧シリンダ10側の流体圧送用ピストン7を引き抜く
場合には、第1電磁開閉弁28はOFFのままに、又、
第2電磁開閉弁33はONのままにしておいて、上記第
1電磁切換弁21のソレノイドSOL2をONにし、第
2電磁切換弁21のソレノイドSOL3をONにすれば
よい。このようにして、主油圧ピストン11,12をヘ
ッド側のストロークエンドまで移動させることにより流
体圧送用ピストン6,7を別々に引き抜くことができる
ので、これらピストン6,7の交換作業をワンタッチで
行うことができる。
【0015】上記において、密封回路内の油量に不足が
生じてしまったような場合には、上記流体圧送用ピスト
ン6,7の引き抜き作業と同様な手順で、油圧源30か
らの圧油を配管15から主油圧シリンダ9又は10のロ
ッド側圧力室に補給するようにすればよい。又、密封回
路内の圧油を入れ替える必要が生じた場合には、前記し
た押し出し作業を各主油圧シリンダ9,10側について
実行した後、上記の補給作業を行うことにより達成され
る。
【0016】なお、本考案は上記実施例のみに限定され
るものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内にお
いて種々変更を加え得ることは勿論である。
【0017】
【考案の効果】以上述べた如く、本考案の粘性流体ポン
プの油圧回路によれば、各主油圧シリンダのヘッド側へ
の圧油給排管に、第1電磁切換弁を介して吐出側配管と
戻り側配管を接続すると共に、吐出圧制御用のリリーフ
弁の作動を規制するための第1電磁開閉弁を備え、且つ
各主油圧シリンダのロッド側の密封回路用配管の途中
に、第2電磁切換弁を介して給油管と排油管を接続し、
更に、上記給油管の途中に第2電磁開閉弁を設けた構成
としたので、上記第1、第2電磁切換弁と第1、第2電
磁開閉弁の操作によって各主油圧シリンダの主油圧ピス
トンを個々に任意の方向に移動させることができ、した
がって、各流体圧送用ピストンを共に押し出すことがで
きるようになることから、粘性流体圧送終了後に各流体
圧送用シリンダ内に粘性流体を残留させることがなくな
り、洗浄を容易に行うことができ、又、主油圧ピストン
をヘッド側ストロークエンドまで移動させることができ
るようになることから、流体圧送用ピストンを別々に流
体圧送シリンダから引き抜くことができて、流体圧送用
ピストンの交換をワンタッチで行うことができ、更に、
各主油圧シリンダのロッド側圧力室と密封回路用配管と
によって構成される密封回路内の油量に不足が生じたよ
うな場合でも、容易に補給することができたり、全部入
れ替えたりすることもできる、等の優れた効果を発揮す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の粘性流体ポンプの油圧回路の一実施例
を示す概要図である。
【図2】粘性流体ポンプの一例を示す概要図である。
【符号の説明】
4,5 流体圧送用シリンダ 6,7 流体圧送用ピストン 8 洗浄室 9,10 主油圧シリンダ 9a,10a ロッド側圧力室 9b,10b ヘッド側圧力室 11,12 主油圧ピストン 13,14 ロッド 15 密封回路用配管 19,20 圧油給排管 21 第1電磁切換弁 23 吐出側配管 24 戻り側配管 26 バイパス管 27 リリーフ弁 28 第1電磁開閉弁 29 第2電磁切換弁 31 給油管 32 排油管 33 第2電磁開閉弁

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2本の流体圧送用シリンダに収納した流
    体圧送用ピストンを、上記2本の流体圧送用シリンダと
    洗浄室を介して接続した2本の主油圧シリンダ内の主油
    圧ピストンに各1本のロッドを介して一体連結し、且つ
    上記主油圧シリンダのヘッド側圧力室にそれぞれ接続し
    た圧油給排管を第1電磁切換弁を介して吐出側配管と戻
    り側配管に接続すると共に、上記各主油圧シリンダのロ
    ッド側圧力室同士を密封回路用配管にて連結し、上記主
    油圧ピストンを交互に前進後退させることにより上記各
    流体圧送用ピストンを交互に前進後退させるようにして
    ある粘性流体ポンプの油圧回路において、上記吐出側配
    管と戻り側配管の途中を、リリーフ弁を備えたバイパス
    管でつなぐと共に、上記リリーフ弁の作動を規制するた
    めの第1電磁開閉弁を具備させ、且つ上記密封回路用配
    管に、第2電磁切換弁を配置し、更に、該第2電磁切換
    弁に、給油管と排油管を接続し、上記給油管の途中に第
    2電磁開閉弁を設けた構成を有することを特徴とする粘
    性流体ポンプの油圧回路。
JP5135791U 1991-06-10 1991-06-10 粘性流体ポンプの油圧回路 Expired - Fee Related JP2522400Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135791U JP2522400Y2 (ja) 1991-06-10 1991-06-10 粘性流体ポンプの油圧回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135791U JP2522400Y2 (ja) 1991-06-10 1991-06-10 粘性流体ポンプの油圧回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04137276U JPH04137276U (ja) 1992-12-21
JP2522400Y2 true JP2522400Y2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=31928260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5135791U Expired - Fee Related JP2522400Y2 (ja) 1991-06-10 1991-06-10 粘性流体ポンプの油圧回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2522400Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04137276U (ja) 1992-12-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015078249A1 (zh) 集成液压阀组、液压驱动系统及混凝土泵
WO2011113356A1 (zh) 混凝土泵送结构和混凝土泵送结构的控制方法
JP2005098230A (ja) ダブルピストンポンプのストローク補正装置
CN110651145B (zh) 缸驱动用歧管装置及缸驱动装置
JP2522400Y2 (ja) 粘性流体ポンプの油圧回路
WO2007117099A1 (en) Hydraulic pressure transformers
JP3143772B2 (ja) コンクリートポンプの制御装置
CN108755809A (zh) 一种双缸液压伸缩式挖掘机铲头
JPH0893636A (ja) 揺動弁形コンクリートポンプの油圧回路
JP3626872B2 (ja) 流動体圧送ポンプ及びその油圧シリンダ
CN213136321U (zh) 一种可双向往复运动管材内壁抛光装置
US7713033B2 (en) Double-acting, duplex pump controlled by two, two position spool valves
CN117307567B (zh) 一种回转机构液压系统、方法及集成阀块
JPH10281058A (ja) 粘性流体ポンプの油圧駆動回路
JPS6214387Y2 (ja)
CN216895102U (zh) 一种高低压切换装置及具有其的混凝土泵送设备
JPH0299783A (ja) 油圧式二連プランジャポンプ
JP2510203Y2 (ja) コンクリ―トポンプのダブル油圧シリンダ閉回路
CN208935058U (zh) 一种用于液压缸的行程换向阀
CN208734616U (zh) 一种设置内循环缸组的多缸超高压自动往复增压器
JPS5815771A (ja) コンクリ−トポンプの圧送圧切換装置
JPH094608A (ja) 油圧シリンダ
JPH0519569U (ja) コンクリートポンプの洗浄用油圧回路
JPS59226287A (ja) 流動体圧送用ピストンポンプの油圧作動装置
KR200439418Y1 (ko) 콘크리트 펌프카용 유체의 환수 제어장치

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees