JP3626872B2 - 流動体圧送ポンプ及びその油圧シリンダ - Google Patents

流動体圧送ポンプ及びその油圧シリンダ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生コンクリート,土砂,軟弱土等のスラリ流体のような流動体をピストンで圧送する流動体圧送ポンプの改良に関する。
【0002】
【従来技術】
従来の流動体圧送ポンプである、例えばピストン式コンクリートポンプは、トンネル,ケーソン,橋梁,建築の内部等の狭い個所にコンクリートを打ち込むために鉄管中を圧送するために用いられるものであって、機械力又は油圧によってプランジャを往復動させてコンクリートを上記鉄管中に圧送するようになっている。
【0003】
そして、上記ピストン式コンクリートポンプの油圧シリンダには、ピストンストローク長さが可変の可変方式と、固定方式の2方式が従来使用されている。
上記可変方式のものは2個のシリンダのヘッド側又はロッド側を連通して形成した密閉回路内の作動油量を増減させて上記ストローク長を調整できるものであり、又上記固定式のものは可変方式と同様に2個のシリンダの片側を連通して形成した密閉回路内の作動油量を強制的に調整し、必ず一定ストローク長さで作動する様に構成されている。
【0004】
従来例を、図8(A),(B)及び図10に示した、例えば対をなす油圧シリンダを有する油圧式コンクリートポンプについて説明すると、オイルポンプ1によって得られた高圧の作動油は、油圧切換弁ブロック2に入り、コンクリートを圧送するための油圧式コンクリートポンプの一対の第1,第2油圧シリンダ3a,3bと、揺動バルブ31を切換えるためのスイング切換用油圧シリンダSCに分配される。
【0005】
又、油圧切換弁ブロック2は、メインリリーフ弁5と、油圧式コンクリートポンプの一対の油圧シリンダ3の切換弁6及びスイング切換用油圧シリンダSCの切換弁7からなり、一方切換弁6は上記油圧式コンクリートポンプの上記一対の油圧シリンダのうちのいずれか一方の第1油圧シリンダ3aと他方の第2油圧シリンダ3bの作動油の流れを制御し、切換弁6の切換用パイロット圧は、スイング切換用油圧シリンダSCのピストンPSの位置検出スイッチ11a,11bからの電気信号によりパイロット圧用切換弁8によって制御され、他方の切換弁7はスイング切換用油圧シリンダSCの作動油の流れを制御し、切換弁7の切換用パイロット圧は、上記油圧式コンクリートポンプの第1油圧シリンダ3aの一端側と他端側に設置された第1ピストン4aの第1,第2位置検出スイッチS1,S2からの電気信号でパイロット圧用切換弁9によって制御されている。
【0006】
即ち、切換弁6により第1,第2油圧シリンダ3a,3bを駆動し、第1,第2油圧シリンダ3a,3bの切換えにより切換弁7を制御し、切換弁7の切換えによってスイング切換用油圧シリンダSCを駆動し、スイング切換用油圧シリンダSCの切換えによって切換弁6を制御するサイクルで作動するものである。
又、上記の第1油圧シリンダ3aの第1ピストン4aが、図8に示した矢印方向に作動している場合、パイロット圧用切換弁8のソレノイドバルブ12が閉の状態で、他のパイロット圧用切換弁9のソレノイドバルブ15が閉になっており、第1油圧シリンダ3aの第1ピストン4aが他端側のストロークエンドまで行くと、位置検出スイッチS2が検出した電気信号がパイロット圧用切換弁9のソレノイドバルブ14に通電され、切換弁7により作動油が流れて、スイング切換用油圧シリンダSCのピストンPSが、図8(A)に示した矢印の方向に、下方から上方に作動し、揺動パイプ31を、図1に二点鎖線で示したように左位置31Lに切換わる。
【0007】
又、スイング切換用油圧シンダSCのピストンPSがストロークエンドまで動くと、位置検出スイッチ11bより電気信号が出てパイロット圧用切換弁8の他方のソレノイドバルブ13に通電され、図8(A)における下方から上方に切換弁6が反対に切換わり、第1,第2油圧シリンダ3a,3bの第1,第2ピストン4a,4bを、図8(A)に示した矢印と反対の方向に作動する。
【0008】
そして、図8(A)に示した状態から、図9に示したように第2油圧シリンダ3bの第2ピストン4bが第2油圧シリンダ4bの他端側のストロークエンドに達し、第1ピストン4aが第1油圧シリンダ3aの一端側に設けられた位置検出スイッチS1に到達しない場合は、第1及び第2油圧シリンダ3a,3bのヘッド側が連通されて構成される密閉回路Mの作動油が多すぎる状態にあるためであり、密閉回路M内の余分な作動油量が第2油圧シリンダ3bの他端側に設けられた第2チェックバルブCV2を有するバイパス回路BPeを介してリザーバタンクTに排出せしめられる。
【0009】
そして、第1ピストン4aのストローク長さを自動的に補正している。
又、第1ピストン4aが位置検出スイッチS1に到達したことを検出した電気信号がパイロット圧用切換弁9のソレノイド15に通電され、図8に示したように切換弁7を切換えスイング切換用油圧シリンダSCを矢印のように作動せしめて揺動パイプ31を、図8(A)に実線で示した位置31Rに切換えると共に、位置検出スイッチ11aの検出した電気信号をパイロット圧切換弁8のソレノイドバルブ12に通電し、図8(A)に矢印に示したように作動せしめられる。
【0010】
又、図10に示したように第2ピストン4bが第2油圧シリンダ3bの一端側のストロークエンドに達し、第1ピストン4aが第1油圧シリンダ3aの他端側に設けられた位置検出スイッチS2に到達しない場合は密閉回路Mの作動油量が少な過ぎるためであり、第2油圧シリンダ3bのPポートより第1チェックバルブCV1を有するバイパス回路BP1を介して密閉回路Mへ作動油が補充され、第1ピストン4aを一端側のストロークエンドに到達せしめ第1ピストン4aのストローク長さを自動的に補正されるように構成されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、例えばコンクリートポンプにおいて、上記密閉回路M内の作動油量は常に一定になるようにして、第1,第2ピストン4a,4bのストローク長さを一定になるようにしているが、上記作動油の温度変化で上記作動油の体積が膨張したり収縮したりして上記ピストンの動くストローク長さが変動してしまうので、この変動を防止するため上記のようなストローク補正や、図示しないが可変型コンクリートポンプの場合にはマニアルで作動油量の補給又は排出を行っているが、開閉弁の開閉を行う必要があり手数がかかり面倒である。
【0012】
又、生コンクリート(以下、単に生コンと称す)の性状により、即ち固い生コンを圧送する場合には上記の第1,第2ピストン4a,4bのストロークが長すぎると押し出す時に力不足になってしまうので、上記ストロークを短くして、要するに圧送量を小さくして上記ピストンの作動を円滑にできるようにしなければならない。
【0013】
又、従来の上記可変式コンクリートポンプでは、密閉回路内の作動油量がパッキン部分でのリークや作動油の変化でストローク長さが変化するため、長時間の運転中には作動油量を再調整する必要が発生し、又コンクリートポンプのピストンの下死点で自動的にグリースの給脂を行なっている場合は、ストローク長さを度々再調整しないとグリースが的確に給脂されない等の不適合がある。
【0014】
又、固定式コンクリートポンプは圧送状態に応じてストローク長さを最適に調整することができない不適合がある。
本発明は、これらの課題に鑑み創案されたものであって、油圧シリンダの途中に複数個のポートを設けてバイパス回路を形成し、さらに上記バイパス回路に任意に開閉可能な仕切弁を設けて上記バイパス回路を選択可能とし、上記油圧シリンダのピストンは上記仕切弁のいずれかが開口しているポート位置を通過した時点で作動油圧がバイパス回路のいずれかを通じて反対側の油圧シリンダに流れその位置で停止するように設け、上記バイパスポートの設計仕様に応じて設定される設定位置に応じて、上記ピストンストローク長さが選択できるように構成されていた流動体圧送ポンプ及びその油圧シリンダを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の本発明の流動体圧送ポンプは、対をなす流動体圧送用シリンダにそれぞれ接続される対をなす油圧シリンダに油圧を供給する回路を切換える切換弁と、上記対をなす油圧シリンダのヘッド側を連通せしめて構成される密閉回路又は上記対をなす油圧シリンダのロッド側を連通せしめて構成される密閉回路と、上記対をなす油圧シリンダのいずれか一方の油圧シリンダに配設され設計仕様に応じて設定される上記一方の油圧シリンダのピストンの複数個のストロークエンドの位置を検出する位置検出手段と、上記対をなす油圧シリンダの他方の油圧シリンダに設けられた複数個のポートと上記密閉回路側とを連通せしめる開閉可能な仕切弁を有する複数個のバイパス回路と、上記密閉回路内の余分な作動油を排出するチェックバルブを有するバイパス回路と、上記位置検出手段が検出した切換信号により上記切換弁を切換え上記対をなす油圧シリンダを作動せしめる切換手段とを備えたことを特徴としている。
【0016】
請求項2記載の本発明の流動体圧送ポンプは、対をなす流動体圧送用シリンダにそれぞれ接続される対をなす油圧シリンダに油圧を供給する回路を切換える切換弁と、上記対をなす油圧シリンダのヘッド側を連通せしめて構成される密閉回路又は上記対をなす油圧シリンダのロッド側を連通せしめて構成される密閉回路と、上記対をなす油圧シリンダのいずれか一方の油圧シリンダに配設され設計仕様に応じて設定される上記一方の油圧シリンダのピストンの複数個のストロークエンドの位置を検出する位置検出手段と、上記対をなす油圧シリンダの他方の油圧シリンダに設けられた複数個のポートと上記密閉回路側とを連通せしめる開閉可能な仕切弁を有する複数個のバイパス回路と、上記密閉回路内の余分な作動油を排出するチェックバルブを有するバイパス回路と、上記対をなす油圧シリンダのいずれか一方に選択的に接続される揺動パイプのスイング切換用油圧シリンダに油圧を供給する回路を切換える切換弁と、上記一方のピストンのストロークエンドの信号を検出して上記スイング切換用油圧シリンダの切換弁を切換える切換手段と、上記スイング切換用油圧シリンダのピストンのストロークエンドの信号を検出して上記油圧シリンダの切換弁を切換える切換手段と、上記位置検出手段が検出した切換信号により上記切換弁を切換え上記対をなす油圧シリンダを作動せしめる切換手段とを備えたことを特徴としている。
【0017】
請求項3記載の本発明の流動体圧送ポンプの油圧シリンダは、流動体を交互に吸引して吐出する対をなす流動体圧送用往復動ピストンのそれぞれの流動体圧送用シリンダと、上記流動体圧送シリンダのそれぞれに連結される対をなす油圧シリンダとを有する流動体圧送ポンプの油圧シリンダにおいて、上記対をなす油圧シリンダのヘッド側を連通せしめて構成される密閉回路又は上記対をなす油圧シリンダのロッド側を連通せしめて構成される密閉回路と、上記対をなす油圧シリンダの少なくといずれか一方の油圧シリンダに設けられた複数個のポートと上記密閉回路側とを連通せしめる開閉可能な仕切弁を有する複数個のバイパス回路とを備えたことを特徴としている。
【0018】
請求項4記載の本発明の流動体圧送ポンプの油圧シリンダは、請求項3記載の構成において、上記密閉回路内の余分な作動油を排出するチェックバルブを有するバイパス回路を備えたことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面について本発明の実施形態を説明する。
図1は本発明の流動体圧送ポンプを油圧式コンクリートポンプに適用した場合の油圧回路を示す概略説明図、図2は図1の油圧シリンダ部分の拡大したもので密閉回路内の油量が多すぎた場合のピストンの第1設定ストローク長さの補正を示す説明図、図3は図2のヘッド側の密閉回路内の作動油量が少なすぎる場合のピストンのストローク長さの補正を示す説明図、図4は油圧シリンダの第2設定ストローク長さの補正を示すもので、図2と同様の状態を示す説明図、図5は図4の密閉回路の作動油量が減少した場合を示すもので、図3と同様の状態を示す説明図、図6は高圧回路で作動する油圧シリンダのロッド側の密閉回路内の作動油量が少なすぎる場合のストローク長さの補正を示す説明図、図7は図6のロッド側の密閉回路内の作動油量が多すぎる場合のストローク長さの補正を示す説明図である。
【0020】
図1に示したように内部に流動体である生コンが供給されるゲートハウジングGHが設けられ、ゲートハウジングGH内の上記生コンを交互に吸引して吐出するゲートハウジングGH内部と連通するように、ゲートハウジングGHの外側に設けられた対をなす第1,第2流動体圧送用シリンダCCa,CCbが設けられている。
【0021】
又、上記対をなす第1,第2流動体圧送シリンダCCa,CCbにそれぞれに連結されるように設けられ第1,第2流動体圧送用シリンダCCa,CCbの第1,第2往復動ピストンPa,Pbを作動せしめるコンクリートポンプの対をなす第1,第2油圧シリンダ3a,3bが設けられている。
又、一端側が少なくともゲートハウジングGHの内部に位置し他端側の軸心回りで回転できるように支持された揺動パイプ31が設けられ、揺動パイプ31の一端側の端部を上記対をなす第1,第2流動体圧送シリンダCCa,CCbのいずれか一方と選択的に連結せしめられるように揺動パイプ31の他端側の軸心回りで回転させるスイング切換用油圧シリンダSCを有している。
【0022】
又、第1,第2流動体圧送用往復動ピストンPa,Pbを作動せしめる対をなす油圧シンダのうちのいずれか一方の第1油圧シリンダ3a及び他方の第2油圧シリンダ3bに油圧を供給する回路を切換える切換弁6と、スイング切換用油圧シリンダSCのピストンPSを作動せしめるスイング切換用油圧シリンダSCに油圧を供給する回路を切換える切換弁7を有している。
【0023】
又、第1油圧シリンダ3aの他端側に設けられるストロークエンドの位置を検出する位置検出スイッチS2が設けられ、位置検出スイッチS2が検出した電気信号をパイロット圧切換用切換弁9に通電せしめてスイング切換用油圧シリンダSCの切換弁7を切換える切換手段T1を有している。
又、上記位置検出手段が検出した切替え信号により上記切替弁を切替え、上記対をなす油圧シリンダを作動させる切替手段T2を有している。
又、スイング切換用油圧シリンダSCのストロークエンドの位置を検出する位置検出スイッチ11a,11bが設けられ、位置検出スイッチ11a,11bが検出した電気信号をパイロット圧切換用切換弁8に通電せしめて第1,第2油圧シリンダ3a,3bの切換弁6を切換える切換手段T3を有している。
【0024】
又、上記の第1,第2油圧シリンダ3a,3bのヘッドの間を連通路30を介して連通せしめて構成される密閉回路M又は後述する、図6,図7に示す第1,第2油圧シリンダ3a,3bのロッド側の間を連通路30Nを介して連通せしめて構成される密閉回路Nを有している。
又、第1,第2油圧シリンダ3a,3bのいずれか一方の油圧シリンダに配設され設計仕様に応じて設定される複数個の、本実施形態では第1ピストン4aのストロークエンドの位置を検出する第1油圧シリンダ3aに設けられた4個の位置検出手段S1〜S4が設けられている。
【0025】
又、図2に示したように上記対をなす油圧シリンダの他方の第2油圧シリンダに設けられた複数個の、本実施形態では3個のポートP1〜P3と密閉回路側Mとを連通せしめる開閉可能な仕切弁V3,V4及び第1,第3,第4チェックバルブCV1,CV3,CV4を有する複数個の、本実施形態では3個のバイパス回路BP1〜BP3が設けられ、又密閉回路M内の余分な作動油を排出する第2チェックバルブを有するバイパス回路BPeが設けられている。
【0026】
次に、上記実施形態の構成による作用について説明する。
先ず、流動体である、例えば固めの生コンの性状により設計仕様に応じて設定される第1設定ストロークエンドを選定した場合には、仕切弁V3を開にして仕切弁V4を閉に予めセットする。
そして、図1に示したように油圧式コンクリートポンプにおいて、上記油圧式コンクリートポンプの第1,第2油圧シリンダ3a,3bの第1,第2ピストン4a,4bが矢印の方に作動している場合、パイロット圧用切換弁8の一つのソレノイドバルブ12が閉で、他のパイロット圧用切換弁9のソレノイドバルブ15が閉では切換弁7が、図1の状態にあって、油圧切換弁ブロック2にオイルポンプ1より供給された作動油により、第1油圧シリンダ3aの第1ピストン4aが第1油圧シリンダ3aの他端側のストロークエンドまで達すると、位置検出スイッチS2の電気信号により他のパイロット圧用切換弁9のソレノイドバルブ14が通電され、スイング切換用油圧シリンダSCの切換弁7が、図1における下方から上方へ切換わり揺動パイプ31が、図1に二点鎖線で示した位置31Lに切換わる。
【0027】
そして、揺動パイプ31のスイング切換用油圧シリンダSCが、図1において下方から上方に作動しストロークエンドに達すると位置検出スイッチ11bより検出された電気信号が一方のパイロット圧用切換弁8のソレノイドバルブ13に通電され、第1,第2油圧シリンダ3a,3bの切換弁6が上記と反対に、即ち、図1において下方から上方へ切換わり第2油圧シリンダ3bの第2ピストン4bとロッドLbを介して連結されている第1コンクリート圧送用往復動ピストンPbが第2コンクリート圧送用シリンダCCb内に吸引されている生コンを、図1に二点鎖線で示した左位置31Lの揺動パイプ31へ吐出せしめ、更に吐出パイプ33に供給せしめられる。
【0028】
そして、上記のように第1,第2油圧シリンダ3a,3bの第1,第2ピストン4a,4b及び第1,第2コンクリート圧送用往復動ピストンPa,Pbが、図1に示した矢印と反対方向に作動し、図2に示したように第2油圧シリンダ3bの第2ピストン4bが第2油圧シリンダ3bの他端側のストロークエンドに達し、第1ピストン4aの設計仕様に応じて設定される第1設定ストロークエンドが第1油圧シリンダ3aの中間に設けられた第1設定ストロークエンドを検出する位置検出スイッチS3に到達していない場合は密閉回路M内の作動油量が多すぎる時であり、密閉回路M内の余分な作動油量が第2チェックバルブCV2を有するバイパス回路BPeを介してリザーバタンクTへ排出せしめられる。
【0029】
そして、密閉回路Mの作動油量が上記のようにリザーバタンクTに排出されて減ると第1ピストン4aが、図2に示したように第1設定ストロークエンドの位置を検出する位置検出スイッチS3に達し、位置検出スイッチS3が検出した電気信号がパイロット圧用切換弁9のソレノイド15に通電され、切換弁7とスイング切換用油圧シリンダSCが上方から下方に作動して、図1に示した位置に切換わり揺動パイプ31を、図1に実線で示した右位置31Rに切換わる。
【0030】
そして、スイング切換用油圧シリンダSCが、図1に示した上方から下方に作動した時を位置検出スイッチ11aが検出した電気信号がパイロット圧用切換弁8のソレノイド12に通電されて切換弁6が、図1における上方から下方に切換わり第1ピストン4aが図1の矢印方向に作動するように反転する。
そして、図3に示したように第1ピストン4aが、図2に示した状態から図3に示した状態に反転すると第1ピストン4aが第1油圧シリンダ3aの他端側に設けられた位置検出スイッチS2に到達するまで作動し、第1油圧シリンダ3aの他端側のストロークエンドで反転する。
【0031】
又、図3に示した状態において上記の密閉回路Mの作動油量が減少すると、作動中第1,第2油圧シリンダ3a,3bの各ヘッド側を連通路30により接続される密閉回路Mと第2油圧シリンダ3bに設けられたポートP2が接続され、第3チェックバルブCV3,仕切弁V3を有するバイパス回路BP2を介して第2油圧シリンダ3bのPポートから作動油が密閉回路Mへ補充されるため、第1ピストン4aのストローク長さが自動的に補正される。
【0032】
次に、流動体である固めの生コンの性状により設計仕様に応じて設定される第2設定ストロークエンドを選定した場合には、仕切弁V4を開にして仕切弁V3を閉に予めセットする。
そして、図4に示したように、第1ピストン4aの設計仕様に応じて設定される他の第2設定ストロークエンドのストローク長さの位置を検出する位置検出スイッチS4及び上記のように配設される第4チェックバルブCV4,仕切弁V4を有するバイパス回路BP3の作用について説明する。
【0033】
又、図4に示したように、第2ピストン4bが第2油圧シリンダ3bの他端側のストロークエンドに達し、第1ピストン4aが上記第2設定ストロークエンドを検出する位置検出スイッチS4に到達していない場合は密閉回路M内の作動油量が多すぎる状態にあるため、密閉回路M内の余分な作動油量が第2油圧シリンダ3bの他端側に設けられた第2チェックバルブCV2を有するバイパス回路BPeを介してリザーバタンクTに排出せしめられる。
【0034】
そして、上記のバイパス回路BPeから排出せしめられ密閉回路M内の作動油量が減ると第1ピストン4aが位置検出スイッチS4に達し、第4検出スイッチS4が検出した電気信号がパイロット圧用切換弁9のソレノイド15に通電され切換弁7を介してスイング切換用油圧シリンダSCを、図1において上方から下方へ切換え動揺パイプ31を、図1に実線で示した右位置31Rに切換えられる。
【0035】
そして、上記のスイング切換用油圧シリンダSCが下方に切換えられたことを位置検出スイッチ11aが検出した電気信号がパイロット圧用切換弁8のソレノイド12に通電されると、図1に示した矢印方向に切換弁6が下方から上方に切換わり第1ピストン4aを反転させ、第1油圧シリンダ3a内の生コンを動揺パイプ31を介して吐出パイプ33に吐出せしめる。
【0036】
そして、第1ピストン4aが反転して、図4に示した状態から、図5に示した第1ピストン4aの他端側に設けられたストロークエンドを検出する位置検出スイッチS2に到達するまで作動する。
そして、図5において密閉回路Mの作動油量が減少している場合には上記のように、作動中上記バイパス回路BP3の第4チェックバルブCV4,仕切弁V4を通って第2油圧シリンダ3bのP3ポートから密閉回路M内へ作動油が補充されるため、ピストンのストローク長さが自動的に補正され設計仕様に応じて設定される安定した生コンの供給ができるものである。
【0037】
又、図1〜図5に示した上記実施形態の標準使用の油圧回路のもので上記の第1、第2油圧シリンダ3a,3b間に連通路30を介して接続してヘッド側に密閉回路Mを設けたものであったが、図6,図7に示した上記油圧が高圧回路のものでは、第1,第2油圧シリンダ3a,3bのロッド側を連通路30Nで接続して密閉回路Nを構成している。
【0038】
即ち、図6,図7に示す上記高圧回路の場合も、上記図1〜図5に示した標準油圧回路の場合の上記ピストンのストロークの補正の作動と、原理的には同様の作動をするが、先ず仕切弁V3を閉にして仕切弁V4を開にセットする。
そして、上記のように設定された第1設定ストロークエンドを使用する場合の作動の一例を、図6,図7について簡単に説明する。
【0039】
図6において、第2油圧シリンダ3bの第2ピストン4bが第2油圧シリンダ3bがポートP2(上記第2設定ストロークエンドに対応する位置)を通過する位置に達し、第1油圧シリンダ3aの第1ピストン4aが第1設定ストロークエンドの位置を検出せしめる位置検出スイッチS3に到達していない場合は密閉回路Nの作動油量が少なすぎるためであり、第2油圧シリンダ3bのヘッド側のポートPからポートP2、第3チェックバルブCV3,ポート3,仕切弁V3,ポートP1,連通路30Nを通って密閉回路Nへ作動油が補充されることにより第1ピストン3aのストローク長さを自動的に補正されるものである。
【0040】
又、図7に示した場合には、第2ピストン4bが第2油圧シリンダ3bの一端側のストロークエンドに達し、第1ピストン3aが第1油圧シリンダ3aの他端側に設けられた第1ピストン3aの位置を検出する位置検出スイッチS2に到達していない場合は密閉回路Nの作動油量が多すぎるためであり、密閉回路N内の余分な作動油量が第1チェックバルブCV1を有するバイパス回路BPeを通って第2油圧シリンダ3bのヘッド側の排出ポートからリザーバタンクTへ排出せしめて第2ピストン4aのストローク長さを自動的に補正されるものである。
【0041】
又、上記以外の作用は、図1〜図5に示した上記標準油圧回路と実質的に同様なので省略する。
又、図1〜図7に示した上記実施形態では、いずれも上記のバイパス回路BP1からBP3を第2油圧シリンダ3bのみに設けた場合を説明したが、図示しないが、上記のように構成されたバイパス回路BP1からBP3を第1油圧シリンダ3aと第2油圧シリンダ3bの両方に設けて、上記第1及び第2ピストン4a,4bの上記設定ストローク長さに応じて上記の仕切弁V3,V4及び位置検出スイッチ等を適宜設けて作動せしめるようにすればより精度のよい上記ストロークエンドの調整を行なうことができる。
【0042】
又、上記実施形態では位置検出スイッチS1,S2が第1油圧シリンダ3aの一端側と他端側のストロークエンドを検出するようになっているが、これは第1コンクリート圧送用シリンダCCaの一端側と他端側のストロークエンドを検出するようにしても、又位置検出スイッチS3,S4を第1油圧シリンダ3a中間ではなくコンクリート圧送用シリンダCCaの中間に設けてもよく、上記と略同様の作用効果を奏することができる。
【0043】
又、上記バイパス回路BP1〜BP3に設けられている仕切弁V3,V4の開閉は、いずれか一方が開の時は他方が閉になるように連動するように無線,電気的、機械的等の連動手段を設けておけば、作業効率及び信頼性を向上することができる。
(1).上記例では、切換弁により、2種類の油圧シリンダを切換える回路であるが、アクチュエータの数及び種類に限定されず、又切換弁もその数及び種類に限定されるものではない。
【0044】
(2).上記位置検出スイッチは上記実施形態に限られるものではなく、例えば近接センサ,リードスイッチ等の上記シリンダのストロークエンド位置を検出することができる位置検出手段であればよい。
(3).上記の信号の取り出し個所は、ソレノイドの通電個所に限るものではなく、ピストン位置検出信号や、検出信号からソレノイド迄の間のどこからでも良い。
【0045】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1又は2記載の本発明の流動体圧送ポンプによれば、対をなす油圧シリンダに油圧を供給する回路を切換える切換弁と、上記対をなす油圧シリンダのヘッド側を連通せしめて構成される密閉回路又は上記対をなす油圧シリンダのロッド側を連通せしめて構成される密閉回路と、上記対をなす油圧シリンダのいずれか一方の油圧シリンダに配設され設計仕様に応じて設定される上記一方の油圧シリンダの複数個のピストンのストロークエンドの位置を検出する位置検出手段と、上記対をなす油圧シリンダの他方の油圧シリンダに設けられた複数個のポートと上記密閉回路側とを連通せしめる開閉可能な仕切弁を有する複数個のバイパス回路と、上記密閉回路内の余分な作動油を排出するチェックバルブを有するバイパス回路と、上記対をなす油圧シリンダのいずれか一方に選択的に接続される揺動パイプのスイング切換用油圧シリンダに油圧を供給する回路を切換える切換弁と、上記スイング切換用油圧シリンダのピストンのストロークエンドの信号を検出して上記流動体圧送用油圧シリンダの切換弁を切換える切換手段と、上記位置検出手段が検出した切換信号により上記切換弁を切換え上記対をなす油圧シリンダを作動せしめる切換手段とを備えているので、上記バイパスのポートを複数個設けて選択可能とすることにより、上記流動体圧送ポンプのピストンのストローク長さを選択することが可能となり、流動体の圧送状態に応じて最適な上記ストローク長さを選択できるようになり、圧送可能な上記流動体の範囲を拡大し、作業効率を向上することができる。
【0046】
又、上記の選択されたストローク長さは、上記油圧シリンダの上記密閉回路内の作動油量が変化しても上記ピストンは必ず上記設定されたストローク長さまで作動するので、運転中の作動油量の調整の必要がなく、メンテナンスフリで運転することができ、オペレータにかかる負担が効果的に減少し、作業効率を向上することができる。
【0047】
請求項3又は4記載の本発明の流動体圧送ポンプの油圧シリンダによれば、流動体を交互に吸引して吐出する対をなす流動体圧送用往復動ピストンのそれぞれの流動体圧送用シリンダと、上記流動体圧送シリンダにそれぞれに連結される対をなす油圧シリンダとを有する流動体圧送ポンプの油圧シリンダにおいて、上記対をなす油圧シリンダのヘッド側を連通せしめて構成される密閉回路又は上記対をなす油圧シリンダのロッド側を連通せしめて構成される密閉回路と、上記対をなす油圧シリンダの少なくといずれか一方の油圧シリンダの途中に設けられた複数個のポートと上記密閉回路側とを連通せしめる開閉可能な仕切弁を有する複数個のバイパス回路とを有するので、上記パイパス回路に設けた仕切弁を開口すると、上記の油圧シリンダのピストンは上記仕切弁が開口している上記ポート位置を通過した時点で作動油圧が上記バイパス回路を通じて反対側の上記油圧シリンダに流れるため、その位置で停止せしめて、上記バイパスポートの設置位置に応じて上記ピストンストローク長さを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流動体圧送ポンプを油圧式コンクリートポンプに適用した場合の油圧回路を示す概略説明図である。
【図2】図1の油圧シリンダ部分の拡大したもので密閉回路内の油量が多すぎた場合のピストンの第1設定ストローク長さの補正を示す説明図である。
【図3】図2のヘッド側の密閉回路内の作動油量が少なすぎる場合のピストンのストローク長さの補正を示す説明図である。
【図4】油圧シリンダの第2設定ストローク長さの補正を示すもので、図2と同様の状態を示す説明図でる。
【図5】図4の密閉回路の作動油量が減少した場合を示すもので、図3と同様の状態を示す説明図である。
【図6】上記実施形態の高圧回路で作動する油圧シリンダのロッド側の密閉回路内の作動油量が少なすぎる場合のストローク長さの補正を示す説明図である。
【図7】図6のロッド側の密閉回路内の作動油量が多すぎる場合のストローク長さの補正を示す説明図である。
【図8】従来の油圧式コンクリートポンプを示すもので、(A)は従来の油圧式コンクリートポンプの油圧回路を示す概略説明図、(B)は図8(A)の上記油圧式コンクリートポンプの要部のみを示す概略電気回路図である。
【図9】図8(A)の油圧シリンダ部分の拡大したもので密閉回路内の油量が多すぎた場合のストローク長さの補正を示す説明図である。
【図10】図9のヘッド側の密閉回路内の作動油量が少なすぎる場合のストローク長さを補正を示す説明図である。
【符号の説明】
1 オイルポンプ
2 油圧切換弁ブロック
3 油圧シリンダ
3a,3b 第1,第2油圧シリンダ
4a,4b 第1,第2ピストン
5 メインリリーフ弁
6,7 切換弁
8,9 パイロット圧用切換弁
11a,11b 位置検出スイッチ
12〜15 ソレノイドバルブ
31 揺動パイプ
CV1〜CV4 チェックバルブ
CCa,CCb コンクリート圧送用シリンダ
P1〜P3 ポート
Pa,Pb コンクリート圧送用往復動ピストン
PS スイング切換用油圧シリンダのピストン
SC スイング切換用油圧シリンダ
S1〜S4 位置検出スイッチ(位置検出手段)
M,N 密閉回路
V3,V4 仕切弁

Claims (4)

  1. 対をなす流動体圧送用シリンダにそれぞれ接続される対をなす油圧シリンダに油圧を供給する回路を切換える切換弁と、上記対をなす油圧シリンダのヘッド側を連通せしめて構成される密閉回路又は上記対をなす油圧シリンダのロッド側を連通せしめて構成される密閉回路と、上記対をなす油圧シリンダのいずれか一方の油圧シリンダに配設され設計仕様に応じて設定される上記一方の油圧シリンダのピストンの複数個のストロークエンドの位置を検出する位置検出手段と、上記対をなす油圧シリンダの他方の油圧シリンダに設けられた複数個のポートと上記密閉回路側とを連通せしめる開閉可能な仕切弁を有する複数個のバイパス回路と、上記密閉回路内の余分な作動油を排出するチェックバルブを有するバイパス回路と、上記位置検出手段が検出した切換信号により上記切換弁を切換え上記対をなす油圧シリンダを作動せしめる切換手段とを備えたことを特徴とする、流動体圧送ポンプ。
  2. 対をなす流動体圧送用シリンダにそれぞれ接続される対をなす油圧シリンダに油圧を供給する回路を切換える切換弁と、上記対をなす油圧シリンダのヘッド側を連通せしめて構成される密閉回路又は上記対をなす油圧シリンダのロッド側を連通せしめて構成される密閉回路と、上記対をなす油圧シリンダのいずれか一方の油圧シリンダに配設され設計仕様に応じて設定される上記一方の油圧シリンダのピストンの複数個のストロークエンドの位置を検出する位置検出手段と、上記対をなす油圧シリンダの他方の油圧シリンダに設けられた複数個のポートと上記密閉回路側とを連通せしめる開閉可能な仕切弁を有する複数個のバイパス回路と、上記密閉回路内の余分な作動油を排出するチェックバルブを有するバイパス回路と、上記対をなす油圧シリンダのいずれか一方に選択的に接続される揺動パイプのスイング切換用油圧シリンダに油圧を供給する回路を切換える切換弁と、上記一方のピストンのストロークエンドの信号を検出して上記スイング切換用油圧シリンダの切換弁を切換える切換手段と、上記スイング切換用油圧シリンダのピストンのストロークエンドの信号を検出して上記油圧シリンダの切換弁を切換える切換手段と、上記位置検出手段が検出した切換信号により上記切換弁を切換え上記対をなす油圧シリンダを作動せしめる切換手段とを備えたことを特徴とする、流動体圧送ポンプ。
  3. 流動体を交互に吸引して吐出する対をなす流動体圧送用往復動ピストンのそれぞれの流動体圧送用シリンダと、上記流動体圧送シリンダのそれぞれに連結される対をなす油圧シリンダとを有する流動体圧送ポンプの油圧シリンダにおいて、上記対をなす油圧シリンダのヘッド側を連通せしめて構成される密閉回路又は上記対をなす油圧シリンダのロッド側を連通せしめて構成される密閉回路と、上記対をなす油圧シリンダの少なくといずれか一方の油圧シリンダに設けられた複数個のポートと上記密閉回路側とを連通せしめる開閉可能な仕切弁を有する複数個のバイパス回路とを備えたことを特徴とする、流動体圧送ポンプの油圧シリンダ。
  4. 上記密閉回路内の余分な作動油を排出するチェックバルブを有するバイパス回路を備えたことを特徴とする、請求項3記載の流動体圧送ポンプの油圧シリンダ。
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