JPS6268495A - 洗濯機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、洗濯工程のうちの洗い、又は脱水槽でのすす
ぎ作業時のむ１だ水を回収するために単純な構成で揚水
ポンプを備えたものである。

〔発明の背景〕

従来、洗濯と脱水をＩ）ｐ列作業を行うことのｉＴ丁能
な二槽式洗濯機に於ては、脱水時の水を洗濯槽に再回収
する構成がなかった（実開昭５９−１７８！１８５）。

このため洗濯終了後衣類を脱水槽へ移す際、多数の洗濯
液が衣類に含まれたまま脱水槽へ移され、その後脱水さ
れて機外へ排出されてしまうため。

この排出される分の洗濯液が非常にむだとなっていた。

というのは、二槽式洗濯機では、洗濯槽と脱水槽が並設
されているため、洗い終了後洗濯液を排水しないで残し
ておけば同じ洗濯液を２度。

：１度と再利用することができるためであり、通常はこ
のように再利用している顧客がほとんどである。ちなみ
に脱水槽へ衣類を移す際に衣類と一緒に排出される洗濯
液の鼠は、衣類の種類、含水率によっても異なるが、実
験的に衣類の全体重数の約４倍以１−の重量、従って５
ｋｇの衣類を洗濯した場合は２０Ｑ以］−の洗濯液がむ
だになっていることになる。一般的に洗濯機使用時の必
要経費は水。

洗剤、電気代の３要素があるが、このうち水と洗削代で
全体の９０％以りを占めるため、洗濯液を１１回収する
ことにより、水、及び洗剤も同時に節約できろことにな
る。またこのむだを少しでもなくすため、主婦によって
は洗面器等に受ける物もあるが、洗濯液で床を濡らした
り、いちいち排水ホースを操作したりする点が煩わしい
ため、極一部に限られている。更に近年は節水２節手間
のためすすぎを脱水槽で行うことのできる方式の洗濯機
が発売されて来ており、この際の水はかなりきれいな水
がそのまま機外へ排水されてしまい、又水数も１００　
ｏ、　ｎ後となるのため更にこのすすぎ液の回収に対し
ても社会的な資源の有効活用の点で回収が強く切望され
ている。

〔発明の目的〕 本発明の目的は、以上述べて来たような従来技術での欠
点を解消し、脱水槽及び水受槽内ｔ′−放出された水を
洗濯槽へ、しかも安価なコストで再回収することにより
、洗濯に要するランニングコスｌ−を大幅に節約する洗
濯機を提供することにある。

〔発明の概要〕

本発明は、水受槽からの徘管路に２管路を有する湯水ポ
ンプを構成し、揚水ポンプを動作させた時のみ形成され
る管路を逆流防止弁により簡ｍに構成したものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明の一実施例を図面によって説明する。第１
図に於て、平面形状がほぼ方形の洗濯槽１の底部に大径
の攪拌翼２がその下方に従動プーリー３を軸支持した減
速機４に同じく軸支持されている。前記従動プーリー３
は、ベルト５により洗濯槽１の下位に設けられた本体ベ
ース６上に防振支持された洗濯モータ７の上端に軸支持
された駆動プーリー８に連結され、洗濯モータ７の回転
を攪拌翼２に伝達する構成となっている。一方洗濯槽１
と並設された水受槽９内には、脱水槽１０が、前記本体
ベース６上に防振支持された脱水モータ１１に軸支持さ
れ、水受槽９とのシールは。

ベローズ１２により水封された構成となっている。

洗濯槽１及び水受槽９の最底部には排水口１３が設けら
れ、排水継手１４により内部排水ホース１５に連結され
ている。排水ホース１５の中途には揚水ポンプ１６が接
続され、その反対側に外部排水ホース１７及び回収ホー
ス１８が接続され前とは排水管内へ、後者は洗濯槽１内
へ各々導かれている。以−」二の構成で、洗濯槽１及び
水受槽９を外包する形で外枠１９が各々を支持し、その
上方には前記各部の動作を制御する制御パネル２０が載
置されている。

第２図に揚水ポンプ１６の内部構成を示すが。

吸入［Ｊ２１及び吐出［１２２はほぼ直線的に形成され
、吐出［」２２の手前には、吐出口２２から吸入Ｉ」２
１の方向へ水が逆流しないよう逆流防止弁２３が設けら
れている。四に吸入口２１と吐出口２２の中途上方には
圧力室２４が構成され、ここにポンプモータ２５及びラ
ンナー２６が設けられ、ポンプモータ２５が通電された
時に吸込んだ水を吐出する吐出口２７が構成されている
。この湯水ポンプ１６は、吸入口２１にｉ’＋ｉｆ記内
部排水ホース１５が、吐出「１２２に前記外部排水ホー
ス１７が。

吐出口２７に前記回収ホース１８が接続されておす１通
常の排水操作時、つまりポンプモータ２５が通電されな
い場合は、水が吸入口２１から吐出「１２２へ流れ機外
に排水されるが、制御パネル２０の回収スイッチ２８を
ＯＮにし、ポンプモータ２５に通電すると、ランナー２
６の下部が負圧となり、逆流防１］二弁２３が閉じて、
水は圧力室２４を通り吐出口２７から回収ホース１８を
通り、洗濯槽１内へ回収される動作となる。従って通常
の排水と水の回収を切換えるための複雑な弁や配管が不
必要であり、安価に水受槽９内に放出された洗濯液や水
を回収することかで−きる。洗濯作業の工程を説明する
と通常洗濯を行う場合は、洗濯槽１内で洗濯を行い、次
のすすぎの効率を良くするため脱水槽１０内で脱水を行
う。この際洗濯槽１から脱水槽１０へ洗濯物を移動する
際、洗濯物の重数の４倍以上の洗濯液が洗濯物と一緒に
移され、従来の洗濯機では、単に水受槽９に放出され。

そのまま排水されていた。このため、洗濯作業を行う際
のランニングコストの中でも９０％前後を占める水及び
洗剤式のムダを無くす要望が社会的な省エネルギー化の
背景と共に強くなって来ており、本発明によればスイッ
チ操作一つでこのムダを解消することができる。又、近
年節手間２ｗＪ時間９節水等の観点から、脱水槽１０内
ですすぎが可能な脱水すすぎ機能付の洗濯機が増えて来
ている。この脱水すすぎ方式は、脱水槽１０で給水と脱
水を繰り返してすすぐ方式であり、この際のすすぎ水も
本発明によればムダ無く回収し、洗濯に再利用すること
ができる。更に本発明によれば、従来の洗濯機に追加す
る形でその効果を実現することができるため、洗濯機を
買換えずに揚水ポンプ１６のみの値段のみで安価にこれ
を達成することができる。

第３図に他の実施例を示す。この例では第２図の逆流防
止弁２３の代わりに電磁弁２８が設けてあり、この電磁
弁２８は、揚水ポンプ２５と電気的に同期しであるので
、揚水ポンプ２５が動作した時のみ、電磁弁２８が吐出
口２２を閉じるため第２図と同様な効果を有することが
できる。

〔発明の効果〕

以１−述へて来たように、本発明によれば、脱水槽及び
水受槽内に放出された洗Ｗｄ液や水を洗ｉ／ｉｆ槽へ、
しかも安価なコストで＋ＩＬ回収することができ、洗〆
ｌｌｄ作業に要するランニングコス１〜のムダを大幅に
解消することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す洗濯機の縦断面図、第
２図は同じく一実施例を示す揚水ポンプの縦断面図であ
る。オＪ　１８　＋よｌｅ’Ｑｆネ（修１の王シイＣ”
”）、５１頭Ｄ―）。 １　・洗濯槽、９・・水受槽、１６・揚水ポンプ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、洗濯作業を行う洗濯槽と脱水作業を行う脱水槽とを
   備え、脱水槽を外包して脱水時の水受けを行う水受槽の
   排水口、あるいは洗濯槽及び水受槽の排水口を合流させ
   た一排水管路部に於て、通常の排水管路Ａ及び揚水ポン
   プを動作させた場合のみ形成されるＢ管路を有し、双方
   の管路の切換えを、揚水ポンプ動作時の管路内に生ずる
   負圧を利用し、逆流防止弁により構成したことを特徴と
   する洗濯機。 ２、上記Ａ管路の一端（吐出口）は、揚水ポンプ動作時
   に閉口するように構成したことを特徴とする特許請求範
   囲第１項記載の洗濯機。